JP5647422B2 - トリム - Google Patents

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本発明は、自動車のトリムに関する。
たとえば、バックドアを備える自動車の車体の後部は、左右に間隔を空けて対向配置されるデッキサイドパネル(クォータパネル)を一体的に備えている。左右のデッキサイドパネルに挟まれた空間が車室であり、デッキサイドパネルの車室側の面は、デッキサイドトリムにより覆われている。
デッキサイドトリムなどのトリムは、インジェクション成型(射出成型)により一体的に形成されるのが一般的である。
特開平10−35271号公報
たとえば、デッキサイドトリムは、比較的広い面積を有しているので、縁部以外の部分を薄くすることにより、軽量化を図ることができると考えられる。しかしながら、デッキサイドトリムの材料として、通常、PP(ポリプロピレン)が用いられているため、デッキサイドトリムの縁部以外の部分を薄くしても、デッキサイドトリムの軽量化の効果はそれほど大きくない。
また、軽量化のために、1つのトリムを複数の部分に分割して形成することが考えられる。たとえば、デッキサイドトリムを縁部と縁部以外の部分とに分割して、縁部以外の部分を薄く形成すれば、デッキサイドトリムの軽量化を達成することができる。
ところが、1つのトリムを複数の部分に分割して形成すると、それらの部分の継ぎ目に隙間が生じ、その隙間を通して、車室外から車室内に埃などが入るおそれがある。とくに、軽量化のために薄く形成された部分は、押圧により容易に撓み変形するので、その部分と他の部分との継ぎ目は、撓み変形による隙間が生じやすい。
本発明の目的は、軽量化を図ることができながら、車室内への埃などの進入を防止することができる、トリムを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、自動車のトリムにおいて、可撓性を有するシート状の第1部品と、樹脂からなり、一部が前記第1部品の縁部に車室内側から対向し、当該一部の端縁が前記第1部品に当接する第2部品とを備え、前記第2部品における車室外側の面に、当該縁部に沿って延びる壁部が一体的に形成されていることを特徴とする。
このトリムでは、可撓性を有するシート状の第1部品の縁部に樹脂からなる第2部品の一部が車室内側から対向し、その第1部品の縁部と対向する部分の端縁が第1部品に当接する。そして、第2部品における車室外側の面には、第1部品の縁部に沿って延びる壁部が一体的に形成されている。そのため、第1部品の縁部と第2部品における当該縁部に当接する部分との間に隙間が生じても、その隙間に壁部が対向する。よって、車室外と車室内とが隙間を通して直線的に連通することを防止でき、車室外から車室内に埃などが進入することを防止できる。また、車室内から隙間を通して車室外が見えることを防止でき、見栄えの向上を図ることができる。さらに、壁部が第2部品のリブとしても機能するので、第2部品の強度の向上を図ることができる。
そして、第1部品がシート状をなすので、第1部品を軽量に形成することができ、これにより、トリムの軽量化を図ることができる。
本発明によれば、可撓性を有するシート状の第1部品の縁部に樹脂からなる第2部品の一部が車室内側から対向し、その第1部品の縁部と対向する部分の端縁が第1部品に当接する。そして、第2部品における車室外側の面には、当該縁部に沿って延びる壁部が一体的に形成されている。よって、軽量化を図ることができながら、車室内への埃などの進入を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るデッキサイドトリムが装着される自動車の側面図である。 図2は、デッキサイドトリムの側面図である。 図3は、図2に示す切断線A−Aにおけるデッキサイドトリムの断面図である。 図4は、図2に示す切断線B−Bにおけるデッキサイドトリムの断面図である。 図5は、図2に示す切断線C−Cにおけるデッキサイドトリムの断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデッキサイドトリムが装着される自動車の側面図である。
自動車1は、最後部にバックドア2を備える、いわゆるハッチバック車である。自動車1の車体は、板金製であり、その後部に、車幅方向に間隔を空けて対向配置されるデッキサイドパネル3と、デッキサイドパネル3の各上端部間に架設されるルーフパネル4とを備えている。
各デッキサイドパネル3の後端縁の間には、バックドア開口が形成されており、バックドア2は、その上端部がヒンジ(図示せず)を介してルーフパネル4の後端部に連結されている。これにより、バックドア2は、ヒンジを中心に、バックドア開口を開放する開姿勢と、バックドア開口を閉塞する閉姿勢とに開閉可能である。
また、自動車1の車体には、各デッキサイドパネル3の前側に、サイドドア開口5が形成されている。サイドドア開口5には、サイドドア6が設けられている。サイドドア6は、その前端部がヒンジ(図示せず)を介して車体に連結されている。これにより、サイドドア6は、ヒンジを中心に、サイドドア開口5を開放する開姿勢と、サイドドア開口5を閉塞し、デッキサイドパネル3と面一をなすように延びる閉姿勢とに開閉可能である。
各デッキサイドパネル3の上部には、ウィンドウ開口7が形成されている。ウィンドウ開口7には、リアサイドウィンドウ8が嵌め込まれている。そして、各デッキサイドパネル3の下部の車室内側の面には、デッキサイドトリム9が取り付けられている。
図2は、デッキサイドトリムの側面図である。図3は、図2に示す切断線A−Aにおけるデッキサイドトリムの断面図である。図4は、図2に示す切断線B−Bにおけるデッキサイドトリムの断面図である。図5は、図2に示す切断線C−Cにおけるデッキサイドトリムの断面図である。
デッキサイドトリム9は、デッキサイドパネル3におけるウィンドウ開口7の下方の部分を、サイドドア開口5の後端縁とバックドア開口の車幅方向の端縁との間にわたって覆うように、デッキサイドパネル3に取り付けられている。このデッキサイドトリム9は、シート状部品10、ドア側部品11およびウィンドウ側部品12を備えている。
シート状部品10は、可撓性を有する軽量シート材からなる。軽量シート材は、たとえば、不織布をプレス成型加工により凝固させて形成される。シート状部品10は、デッキサイドパネル3に沿って上下方向および前後方向に延びる側面視略矩形状をなしている。
ドア側部品11は、インジェクション成型により形成される樹脂成型品である。ドア側部品11は、図2に示すように、シート状部品10の前端縁部13に沿って上下方向に延びる側面視略矩形状をなしている。ドア側部品11の前端縁部は、図3,4に示すように、車室内からサイドドア開口5を介して車室外へと延び、デッキサイドパネル3の前端部に対して車室外側から対向するように後方へ折り返されている。ドア側部品11の後端縁部14は、シート状部品10の前端縁部13に対して車室内側から対向し、その後端縁がシート状部品10に当接している。
シート状部品10とドア側部品11とは、複数箇所がスポット溶接されることにより、互いに固定されている。スポット溶接される箇所において、シート状部品10には、図2に示すように、半円形状に突出した突出部15が形成されている。一方、スポット溶接される箇所において、ドア側部品11の後端縁部14は、図3に示すように、突出部15と対向する部分が肉厚に形成されており、突出部15に対して面接触している。
そして、図3,4に示すように、ドア側部品11の車室外側の面には、シート状部品10の前端縁部13に沿って延びる壁部16が形成されている。壁部16は、ドア側部品11の車室外側の面に対して略垂直に立ち上がり、その先端縁が車幅方向において後端縁部14の後端縁よりも外側まで延びている。
ウィンドウ側部品12は、インジェクション成型により形成される樹脂成型品である。ウィンドウ側部品12は、図2に示すように、シート状部品10の上端縁部17に沿って前後方向に延びている。ドア側部品11の下端縁部18は、図5に示すように、シート状部品10の上端縁部17に対して車室内側から対向し、シート状部品10側へ湾曲して、その下端縁がシート状部品10に当接している。
そして、ウィンドウ側部品12の車室外側の面には、シート状部品10の上端縁部17に沿って延びる壁部19が形成されている。壁部19は、ウィンドウ側部品12の車室外側の面に対して略垂直に立ち上がり、その先端縁が車幅方向において下端縁部18の下端縁よりも外側まで延びている。
このように、ドア側部品11およびウィンドウ側部品12には、それぞれ壁部16,19が形成されている。そのため、シート状部品10の前端縁部13とドア側部品11の後端縁部14の後端縁との間に隙間が生じても、その隙間に壁部16が対向する。また、シート状部品10の上端縁部17とウィンドウ側部品12の下端縁部18の下端縁との間に隙間が生じても、その隙間に壁部19が対向する。よって、それらの隙間を通して車室外と車室内とが直線的に連通することを防止でき、車室外から車室内に埃などが進入することを防止できる。また、車室内から隙間を通して車室外が見えることを防止でき、見栄えの向上を図ることができる。さらに、壁部16,19がそれぞれドア側部品11およびウィンドウ側部品12のリブとしても機能するので、ドア側部品11およびウィンドウ側部品12の強度の向上を図ることができる。
そして、デッキサイドトリム9において広い面積を占めるシート状部品10を軽量シート材で形成することにより、デッキサイドトリム9の軽量化を図ることができる。
なお、シート状部品10の材料である軽量シート材は、不織布をプレス成型加工により凝固させて形成されるとしたが、たとえば、ポリプロピレンとガラス繊維との混合物をプレス成型加工により凝固させて形成されてもよい。また、可撓性を有する軽量シート材であれば、それらの手法により形成されるものに限らず、種々のものをシート状部品10の材料として用いることができる。ここで、軽量シート材は、その単位面積当たりの重量が450〜2000g/mのものをいう。
また、デッキサイドトリム9がシート状部品10、ドア側部品11およびウィンドウ側部品12の3部品からなる構成を取り上げたが、たとえば、ドア側部品11およびウィンドウ側部品12が一体的に形成されることにより、デッキサイドトリム9がシート状部品10およびその縁部に設けられる部品(ドア側部品11およびウィンドウ側部品12を一体化した部品)の2部品で構成されてもよい。
さらにまた、本発明は、デッキサイドトリム9に限らず、ルーフパネル4の車室内側の面に取り付けられるルーフトリムなど、デッキサイドトリム9以外のトリムに広く適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 自動車
9 デッキサイドトリム(トリム)
10 シート状部品(第1部品)
11 ドア側部品(第2部品)
12 ウィンドウ側部品(第2部品)
13 前端縁部
14 後端縁部
16 壁部
17 上端縁部
18 下端縁部
19 壁部

Claims (1)

  1. 自動車のデッキサイドパネルの車室内側の面に取り付けられるトリムであって、
    可撓性を有するシート状の第1部品と、
    樹脂からなり、一部が前記第1部品の縁部に車室内側から対向し、当該一部の端縁が前記第1部品に当接する第2部品とを備え、
    前記第2部品における車室外側の面に、当該縁部に沿って延びる壁部が一体的に形成され
    前記第1部品の縁部および前記壁部は、前記デッキサイドパネルに取り付けられた状態において、前記デッキサイドパネルと間隔を隔てて配置され、
    前記第1部品と前記第2部品とは、車幅方向において当接しており、
    前記壁部の先端縁は、前記車幅方向において、前記第1部品の縁部の端縁よりも車室外側に配置される、トリム。
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