JP5646253B2 - 弁開閉状態検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、手動弁の弁開閉状態を検知する弁開閉状態検知装置に関する。
一般に、原子力プラントや化学プラントに設置される手動弁は、装置、機器、特定区域などの点検や修理のために流路の隔離を目的とした開閉操作を行っている。このような手動弁では、本来のあるべき開閉状態であることを常時監視し、予め計画した状態を維持していることを監視し安全を確保する必要があり、また本来あるべき開閉状態と異なる状態へ変化したことを検出し、早期に対策を施すことで事故を最小限にとどめることが重要となる。
そこで、ハンドル軸の周囲を同心状に取り囲むリング部材を、このハンドル軸に一体に固定し、このリング部材に、手動弁の開閉動作に連動する永久磁石などの複数の被検出対象物を、周方向に等間隔に配設するとともに、配管側に、被検出対象物の動きを検出するセンサを、リング部材の回転方向に位置を違えて併設して、弁の開閉状態を検知できるようにした手動開閉弁が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−285130号公報
しかしながら、上記した先行技術には、ハンドルまたは弁本体を分解して、弁開閉状態を検知するための検知装置を取り付けるため、手動弁に係る専門知識が必要であり、ユーザが、容易に検知装置を取り付けたり、取り外したりすることができないという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、手動弁を分解することなく容易に取り付け、取り外しできる弁開閉状態検知装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の弁開閉状態検知装置は、手動弁の弁棒と、前記弁棒が貫通され、回転されることにより前記弁棒の自己の上面から貫通する部分を昇降させるハンドルと、前記弁棒の前記ハンドルの上面に貫通した部分に設けられ、前記弁棒とともに昇降される変移部と、前記変移部の前記ハンドル上における位置変化を検出する検出部と、前記検出された変移部の位置変化に応じて、前記手動弁の弁体の開状態又は閉状態の少なくとも一方の状態を判別する判別部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、手動弁を分解することなく容易に取り付け、取り外しできる。
本発明の一実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。 第3実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。 第4実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。 第5実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。 第6実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。 第7実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る弁開閉状態検知装置20の構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態における手動弁10は、例えば手動玉形弁からなり、流体が流通する配管(図示せず)と直交する弁棒11を備える。この弁棒11は、ヨーク12に螺合して昇降可能に支持されている。この弁棒11の上端には、リング状のハンドル13が固定されており、弁棒11は、このハンドル13を回転させることにより、先端に固設された弁体(図示せず)を配管内で開閉させる。なお、この実施形態では、ハンドル13は弁棒11と一体に形成されており、ハンドル13を弁棒11が上昇する方向に回転させると弁体が開状態になり、弁棒11が下降する方向に回転させると弁体が閉状態になる。
弁開閉状態検知装置20は、折り曲げられ、一端21aが水平をなして、他端21bが垂直をなすように折り曲げられ、弁棒11と連動して昇降するアーム部21と、このアーム部21の一端21aをハンドルの下面に押圧して接触させるコイルバネ22と、昇降するアーム部21の他端21bの位置変化を検出する検出スイッチ23,24と、検出スイッチ23,24が配設される保持部材25と、保持部材25が一体的に固設される固定治具26とを備える。さらに、弁開閉状態検知装置20は、これら基本構成に加えて、検出スイッチ23,24が検出した位置変化を示す状態信号を無線伝送する無線通信部27と、状態信号を受信し、弁体の開閉状態を管理する管理装置30とを備える。
アーム部21は、第1および第2の折曲点21c,21dの2箇所で折れ曲がり、一端21a、他端21bを含む3つの直線部からなる。第1の折曲点21cで折れ曲がったアーム部21の他端21b側の軸は、保持部材25に摺動可能に支持されている。このアーム部21の一端21aは、第2の折曲点21dより先端側が、弁棒11を挟むことができるように二股に形成され、かつコイルバネ22に押圧されてハンドル13のアーム部21と対向する面13aに当接している。
このアーム部21の他端21bは、アーム部材21の直径より大径の円板形状に形成され、昇降する弁棒11に伴って、弁体の全開位置と全閉位置に対応する検出スイッチ23と24との間を移動する。このアーム部21は、ハンドル13の回転により昇降し、手動弁10の弁棒11に外部から当接し、前記弁棒11の移動に伴って位置を変化する変移部として機能する。
コイルバネ22は、保持部材25の上面と第1の折曲点21c間に介挿され、アーム部21をハンドル13側に押圧している。これにより、アーム部21の一端21aは、ハンドル13が固定された弁棒11の上端に常時当接することができる。また、ハンドル13が下降すると、このコイルバネ22は、これに連動するアーム部21によって保持部材25側に押し下げられる。このコイルバネ22は、前記変移部を前記保持部から離間させ、前記ハンドル13に当接するように、前記変移部を押圧する弾性体として機能する。
検出スイッチ23は、弁体の開状態、この実施形態では全開位置に対応したアーム部21の他端21bの円板形状の位置を検出し、検出スイッチ24は、弁体の閉状態、この実施形態では全閉位置に対応したアーム部21の他端21bの円板形状の位置を検出する。検出スイッチ23は、この保持部材25の所定位置、すなわち弁体の全開位置に対応した保持部材25の側板25aの側面の位置に配設され、上昇するアーム部21の他端21bが当接する。検出スイッチ24は、この保持部材25の所定位置、すなわち弁体の全閉位置に対応した保持部材25の側板25aの側面の位置に配設され、下降するアーム部21の他端21bが当接する。この検出スイッチ23,24は、例えばマイクロスイッチから構成され、アーム部21の他端21bが当接すると、電気的に導通するオン状態になってオン状態を示す状態信号を出力し、当接が解除されるとオフ状態になる。検出スイッチ23,24は、変移部の位置変化を検出する検出部として機能する。
保持部材25は、側板25aと、側板25aの上部に略逆L字形状をなすよう上板25bを一体的に固設して構成される。側板25aの一側面には、検出スイッチ23,24が垂直方向に所定間隔で配設される。アーム部21の他端21bは、上板25bに垂直方向に設けた貫通孔に貫通される。この構成により、アーム部21の他端21bは、検出スイッチ23,24を結ぶ線に沿って昇降可能となる。上板25bの上面には、第1の折曲点21cとの間に介挿されたコイルバネ22の一端が係合している。
固定治具26は、ヨーク12に横方向から嵌合可能な略C字形状をなしており、この略C字形状の一外側面に保持部材25を、アーム部21の他端21bが垂直となるよう固定する。この固定治具26は、ヨークに横方向から着脱可能に嵌合され、例えばネジなどでヨーク12の所定位置に位置決め固定される。また、この固定治具26の外面には、無線通信部27が取り付けられている。なお、この固定治具26は、常時ヨーク12にネジ止めされていてもよいし、弁体の開閉状態の検出が必要な時にだけ、ユーザがヨーク12にネジ止めしてもよい。この保持部材25および固定治具26は、手動弁10の前記弁棒11を支持する支持部材に着脱可能に配設され、前記検出部を保持する保持部として機能する。
無線通信部27は、検出スイッチ23,24と有線接続されるとともに、管理装置30と無線接続されている。無線通信部27は、検出スイッチ23,24からのオン状態を示す状態信号を、管理装置30に無線送信する。この無線通信部27は、検出部で検出された変移部の位置変化を、判別部に無線通信する。
管理装置30は、無線通信部27からの状態信号を受信し、この状態信号に応じて手動弁10の弁体の開状態又は閉状態を判別する。この管理装置30は、手動弁10とは別に設けられており、同一プラントに設置される複数の手動弁10の開状態又は閉状態を示す状態信号を複数受信し、各手動弁10の開閉状態を判別及び管理する。この管理装置30は、検出された変移部の位置変化に応じて、前記手動弁10の弁体の開状態及び閉状態の状態を判別する判別部として機能する。
以下、図1を参照してこの弁開閉状態検知装置20の動作を説明する。
この弁開閉状態検知装置20を、例えば閉状態の手動弁10に取り付ける場合は、コイルバネ22を圧縮してアーム部21の一端21aの二股部分で弁棒11を挟みつつ、その上面をハンドル13の下部に当接させる。次に、ヨーク12の所定位置に設けておいたネジ孔に固定治具26をネジ止めして固定する。
このとき、アーム部21の他端21bの円板形状が、検出スイッチ24を押圧させる位置になるように、固定治具26の固定位置を調整する。
なお、アーム部21の他端21bと検出スイッチ23,24との相対位置の微調整が必要な場合に備えて、検出スイッチ23,24を垂直方向に移動可能に取り付けたり、固定治具26の側面の垂直方向に複数のネジ孔を形成しておき、ネジ孔の選択によりネジ止めの位置を調整することで、アーム部21の他端21bと検出スイッチ23,24との相対位置を微調整することができる。
次に、ハンドル13を、例えば右回転させることにより、弁棒11が上昇すると、弁体は開状態となり、これに伴ってアーム部21がコイルバネ22に押圧されて上昇する。この上昇により、アーム部21の他端21bは、検出スイッチ23の位置に到達し、検出スイッチ23を押圧する。これにより、検出スイッチ23は、オン状態を示す状態信号を無線通信部27に出力する。
無線通信部27は、検出スイッチ23から状態信号が入力すると、この状態信号を管理装置30へ無線送信する。
管理装置30は、無線通信部27から状態信号を受信すると、この状態信号に応じて手動弁10の弁体の開状態又は閉状態を判別する。ここでは、検出スイッチ23で検出された状態信号なので、管理装置30は、手動弁10の弁体が開状態であると判別し、これを記録して管理する。
また、ハンドル13を、例えば左回転させることにより、弁棒11が下降すると、アーム部21がコイルバネ22の押圧力に抗して下降する。この下降により、アーム部21の他端21bは、検出スイッチ24に到達し、検出スイッチ24を押圧する。これにより、検出スイッチ24は、オン状態を示す状態信号を無線通信部27に出力する。無線通信部27は、この状態信号を管理装置30へ無線送信する。
管理装置30は、受信した状態信号が検出スイッチ24で検出された状態信号の場合は、手動弁10の弁体が閉状態であると判別し、これを記録して管理する。管理装置30は、プラントに設置される複数の手動弁10の開閉状態の情報を、各手動弁10に取り付けた弁開閉状態検知装置20と無線通信することで、取得して管理することができる。
なお、この実施形態では、管理装置30に手動弁の弁開閉状態を判別する判別部の機能を持たせたが、これに限らず、例えば無線通信部にこの判別部の機能を持たせ、判別した弁開閉状態の信号を管理装置30に無線送信するように構成してもよい。この場合、管理装置30は、受信した各手動弁の開閉状態の情報を管理する機能のみを有する。
また、検出スイッチ23,24の固定位置を微調整する他の構成としては、例えば保持部材25の側面に、アーム部21の他端21bの昇降方向への検出スイッチ23,24の配設位置を調整可能な取付機構を設けることも可能である。これにより、検出スイッチ23,24の固定位置を、弁体の開位置及び閉位置に合わせて微調整することができる。
このように、この実施形態の弁開閉状態検知装置20は、ヨーク12に着脱可能に取り付けられて固定され、弁棒11に連動するアーム部21の位置変化を検出して、手動弁10の弁開閉状態を判別することができる。この結果、手動弁を分解することなく容易に弁開閉状態検知装置20の取り付け、取り外しを実現することができる。これにより、弁開閉状態検知装置20の取り付け、取り外しの作業時間が低減し、例えば放射線管理区間に設置された手動弁10に、この弁開閉状態検知装置20を取り付けたり、取り外したりする場合、被爆量を低減することができる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態に係る弁開閉状態検知装置20の構成を示す図である。
図2に示すように、この実施形態に係る弁開閉状態検知装置20は、検出スイッチのうち、検出スイッチ24のみを備えた点が第1実施形態と異なり、他の構成は第1実施形態と同様である。
すなわち、手動弁10の本来のあるべき弁体の状態が閉状態の場合、弁体が閉状態か否かを判別するだけでよい場合があるので、検出スイッチ23を省き、検出スイッチ24のみを弁体の閉位置に合わせて保持部材25に配設する。
ここで、ハンドル13を、例えば左回転させることにより、弁棒11が下降すると、アーム部21がハンドル13の押圧によって下降する。この下降により、アーム部21の他端21bは、検出スイッチ24に当接、すなわち検出スイッチ24を押圧するので、検出スイッチ24は、オン状態を示す状態信号を無線通信部27に出力する。
無線通信部27は、検出スイッチ24からのオン状態を示す状態信号を、管理装置30に無線送信し、管理装置30は、受信したこの状態信号に応じて手動弁10の弁体が閉状態であると判別する。
このように、この実施形態の弁開閉状態検知装置20によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、単一の検出スイッチのみを備えるので、部品点数を削減することができる。
なお、手動弁10の本来のあるべき弁体の状態が開状態の場合、弁体が開状態か否かを判別するだけでよい場合があるので、検出スイッチ24を省き、検出スイッチ23のみを保持部材25に配設することも可能である。この場合も、第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。
図3に示すように、この実施形態では、弁棒11の位置を検出する検出部として、保持部材25の側面に配設させたポテンショメータ29と、図示しない電源を備え、電気回路を構成する。さらに、アーム部21の他端21bが電気的接点となって、ポテンショメータ29に当接した状態で、この電気回路に電流が流れる。そして、このアーム部21の他端21bが、弁棒11の昇降に対応してスライドすることで、電気回路の電圧値が変化するので、この電圧値を測定し、この電流値に対応した弁体の開度、例えば0〜100%の開度状態の検出を可能とする。
ここで、ハンドル13を、例えば右回転させることにより、弁棒11が上昇すると、アーム部21がコイルバネ22の押圧によって上昇する。この上昇により、アーム部21の他端21bは、ポテンショメータ29に当接、すなわちポテンショメータ29に押圧された状態で上昇してスライドする。また、ハンドルを、例えば左回転させることにより、弁棒11が下降すると、アーム部21が下降する。この下降により、アーム部21の他端21bは、ポテンショメータ29に押圧された状態で下降してスライドする。このスライドによって変化する電圧信号を無線通信部27に出力する。
無線通信部27は、ポテンショメータ29からの電圧信号を、管理装置30に無線送信し、管理装置30は、受信したこの電圧信号に応じて、手動弁10の弁体の開度状態を判断する。
このように、この実施形態の弁開閉状態検知装置20によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、ポテンショメータ29によって変化する電圧信号に応じて、手動弁10の弁体の開度状態を判断できるので、この開度状態から手動弁10の開閉状態を容易に判別することができる。
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態に係る弁開閉状態検知装置60の構成を示す図である。
図4に示すように、手動弁50は、流体が流通する配管(図示せず)と直交する弁棒51を備える。この弁棒51は、ヨーク52に螺合して昇降可能に支持されている。ハンドル53は、押さえナット54によってヨーク52上の所定位置に回転可能に配設される。弁棒51は、このハンドル53を回転させることにより、先端に固設された弁体(図示せず)を配管内で開閉させる。なお、この実施形態では、弁棒51とハンドル53は別体で形成され、ハンドル53を弁棒51が上昇する方向に回転させると、弁棒51のみが上昇して弁体が開状態になる。また、ハンドル53を弁棒11が下降する方向に回転させると、弁棒51のみが下降して弁体が閉状態になる。
弁開閉状態検知装置60は、弁棒51に設けられる変移部61と、ハンドル53に載置される保持部62と、弁棒51に連動して昇降する変移部61の位置変化を検出する検出スイッチ63,64、変移部61および保持部62を覆う保護カバー部65とを備える。さらに、弁開閉状態検知装置60は、第1実施形態と同様に、無線通信部66および管理装置68を備える。
変移部61は、円板形状に形成され、弁棒51の例えば上端に同心上に嵌合して設けられる。この変移部61は、弁棒11に連動して昇降することで位置を変化し、保持部62に配設された検出スイッチ63,64との当接を可能にする。
保持部62は、台座62aと保持体62bを備え、ハンドル53上に着脱可能に載置される。
台座62aは、中空の円板形状に形成され、押さえナット54の外周面に嵌合してハンドル53上に着脱可能に載置される。この台座62aは、例えば押さえナット54にネジなどで位置決め固定される。
保持体62bは、台座62aに固定される2本の橋脚部62b1,62b2と、この橋脚部62b1,62b2に橋渡された橋架部62b3と、を有し、一方の橋脚部62b1で、弁棒11と対向する側面には、検出スイッチ63,64が保持されている。なお、橋脚部62b1,62b2は、弁棒51が最大に上昇した場合でも、橋架部62b3に変移部61が当接しない長さに形成されている。
検出スイッチ63は、弁体の開状態、この実施形態では全開位置に対応した変移部61の位置を検出し、検出スイッチ24は、弁体の閉状態、この実施形態では全閉位置に対応した変移部61の位置を検出する。検出スイッチ63は、一方の橋脚部62b1の所定位置、すなわち弁体の全開位置に対応した橋脚部62a1の側面の位置に配設され、上昇する変移部61が当接する。検出スイッチ64は、この橋脚部62b1の所定位置、すなわち弁体の全閉位置に対応した橋脚部62a1の側面の位置(検出スイッチ63に比べてハンドル53に近い側)に配設され、下降する変移部61が当接する。この検出スイッチ63,64は、例えば第1実施形態の検出スイッチ23,24と同様に、マイクロスイッチから構成され、変移部61が当接すると、電気的に導通するオン状態になり、当接が解除されるとオフ状態になる。検出スイッチ63,64は、変移部の位置変化を検出する検出部として機能する。
保護カバー部65は、変移部61および保持部62を覆う中空の円筒形状に形成され、ハンドル53上に着脱可能に載置される。この保護カバー部65の下端は、台座62aの外周面に嵌合し、例えばこの台座62aにネジなどで固定される。
無線通信部66は、保護カバー部65の外径と同径の円板形状に形成され、この保護カバー部65の上端に配置、固定される。この無線通信部66は、第1実施形態の無線通信部27と同様、検出スイッチ63,64と有線接続されるとともに、管理装置68と無線接続される。無線通信部66は、検出スイッチ63,64からのオン状態を示す状態信号を、管理装置68に無線送信する。この無線通信部66は、検出部で検出された変移部の位置変化を、判別部に無線通信する機能を有する。
管理装置68は、第1実施形態の管理装置30と同様、無線通信部66からの状態信号を受信し、この状態信号に応じて手動弁50の弁体の開状態又は閉状態を判別する。この管理装置68は、手動弁50とは別に設けられており、同一プラントに設置される複数の手動弁50の開状態又は閉状態を示す状態信号が複数受信し、各手動弁50の開閉状態を判別及び管理している。この管理装置68は、検出された変移部61の位置変化に応じて、前記弁体の開状態及び閉状態の状態を判別する判別部として機能する。
以下、図4を参照してこの弁開閉状態検知装置60の動作を説明する。
この弁開閉状態検知装置60では、例えば閉状態の手動弁50に取り付ける場合は、変移部61を弁棒51の上端に嵌合し、保持部62をハンドル53上に配置させる。次に、押さえナット54の所定位置に設けておいたネジ孔に固定治具26をネジ止めして固定する。
このとき、変移部61の円板形状が、検出スイッチ64を押圧させる位置になるように、検出スイッチ24の固定位置を調整する。
なお、この実施形態では、検出スイッチ23,24を垂直方向に移動可能に取り付けることで、変移部61と検出スイッチ63,64との相対位置を微調整することができる。
次に、ハンドル53を、例えば右回転させることにより、弁棒51が上昇すると、弁体は開状態になる。この上昇により、変移部61は、検出スイッチ63の位置に到達し、検出スイッチ63を押圧する。これにより、検出スイッチ63は、オン状態を示す状態信号を無線通信部66に出力する。無線通信部66は、この状態信号を管理装置68へ無線送信する。
管理装置68は、受信した状態信号が検出スイッチ63で検出された状態信号の場合は、手動弁50の弁体が閉状態であると判別し、これを記録して管理する。
また、ハンドル53を、例えば左回転させることにより、弁棒51が下降すると、弁体は閉状態となる。この下降により、変移部61は、検出スイッチ64の位置に到達し、検出スイッチ64を押圧する。これにより、検出スイッチ64は、オン状態を示す状態信号を無線通信部66に出力する。無線通信部66は、この状態信号を管理装置68へ無線送信する。
管理装置68は、受信した状態信号が検出スイッチ64で検出された状態信号の場合は、手動弁50の弁体が閉状態であると判別し、これを記録して管理する。管理装置68は、プラントに設置される複数の手動弁50の開閉状態を、各手動弁50に取り付けた弁開閉状態検知装置60と無線通信することで、取得して管理することができる。
このように、この実施形態の弁開閉状態検知装置60は、ハンドル53上に着脱可能に取り付けられて固定され、弁棒51に連動する変移部61の位置変化を検出して、手動弁50の弁開閉状態を判別することができる。この結果、手動弁を分解することなく容易に弁開閉状態検知装置60の取り付け、取り外しを実現することができる。これにより、弁開閉状態検知装置60の取り付け、取り外しの作業時間が低減し、例えば放射線管理区間に設置された手動弁50に、この弁開閉状態検知装置60を取り付けたり、取り外したりする場合、被爆量を低減することができる。
(第5実施形態)
図5は、第5実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。
図5に示すように、この実施形態に係る弁開閉状態検知装置60は、検出スイッチのうち、検出スイッチ64のみを備えた点が第4実施形態と異なり、他の構成は第4実施形態と同様である。この実施形態では、手動弁50の本来のあるべき弁体の状態が閉状態の場合、弁体が閉状態か否かを判別する。
ここで、ハンドル53の回転、例えば左回転により、弁棒51が下降すると、変移部61が連動して下降する。この下降により、変移部61は、検出スイッチ64に当接、すなわち検出スイッチ64を押圧するので、検出スイッチ64は、オン状態を示す状態信号を無線通信部66に出力する。
無線通信部66は、検出スイッチ64からのオン状態を示す状態信号を、管理装置68に無線送信し、管理装置68は、受信したこの状態信号に応じて手動弁50の弁体が閉状態であると判別する。
このように、この実施形態の弁開閉状態検知装置60によれば、第4実施形態と同様の効果を奏するとともに、単一の検出スイッチのみを備えるので、部品点数を削減することができる。
なお、手動弁50の本来のあるべき弁体の状態が開状態の場合、弁体が開状態か否かを判別するだけでよい場合があるので、検出スイッチ64を省き、検出スイッチ63のみを保持部62に配設することも可能である。この場合も、第4実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第6実施形態)
図6は、第6実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。
図6に示すように、この実施形態では、弁棒51の位置を検出する検出部として、保持部62の側面に配設されたポテンショメータ67と、図示しない電源を備え、電気回路を構成する。さらに、変移部61が電気的接点となって、ポテンショメータ67に当接した状態で、この電気回路に電流が流れる。そして、この変移部61が、弁棒51の昇降に対応してスライドすることで、電気回路の電圧値が変化するので、この電圧値を測定し、この電流値に対応した弁体の開度、例えば0〜100%の開度状態の検出を可能とする。
ここで、ハンドル53を、例えば右回転させることにより、弁棒51が上昇すると、変移部61は、ポテンショメータ67に当接、すなわちポテンショメータ67に押圧された状態で上方にスライドする。このスライドによって変化する電圧信号を無線通信部66に出力する。
無線通信部66は、ポテンショメータ67からの電圧信号を、管理装置68に無線送信し、管理装置68は、受信したこの電圧信号に応じて、手動弁50の弁体の開度状態を判断する。
このように、この実施形態の弁開閉状態検知装置60によれば、第4実施形態と同様の効果を奏するとともに、ポテンショメータ67によって変化する電圧信号に応じて、手動弁50の弁体の開度状態を判断できるので、この開度状態から手動弁50の開閉状態を容易に判別することができる。
(第7実施形態)
図7は、第7実施形態に係る弁開閉状態検知装置の構成を示す図である。なお、手動弁50は、第4実施形態の手動弁と同一構成なので、ここでは説明を省略する。
図7に示すように、弁開閉状態検知装置70は、押さえナット54上に配設されるスイッチ受け板71と、弁棒51に設けられる保持治具72と、保持治具72を摺動可能に貫通する支持棒73と、昇降する保持治具72の位置変化を検出する検出スイッチ74,75と、支持棒73を押圧するまきバネ76とを備える。さらに、弁開閉状態検知装置70は、検出スイッチ74,75が検出した位置変化を示す状態信号を無線伝送する無線通信部77と、状態信号を受信し、弁体の開閉状態を管理する管理装置80とを備える。
スイッチ受け板71は、円板形状に形成される。スイッチ受け板71の中心部は、弁棒51に挿入されており、押さえナット54上に着脱可能に配置される。このスイッチ受け板71は、例えばハンドル53押さえ用の押さえナット54の上面にネジ止めなどで固定される。
保持治具72は、円板形状に形成され、弁棒51の上端に同心上に嵌合して設けられる。この保持治具72は、弁棒51に連動して昇降することで位置を変化し、検出スイッチ74との当接およびスイッチ受け板71と検出スイッチ75との当接を可能にする。また、保持治具72は、上面72bと下面72cを貫通する孔72aを有する。すなわち、この保持治具72は、孔72aを有し、前記弁棒51に配設され、この弁棒51の移動に伴って移動する変移部の機能を有する。
支持棒73は、保持治具72の孔72aに挿入されて、摺動可能に支持されている。この支持棒73には、上端に検出スイッチ74が取り付けられる。この支持棒73は、たとえば、弁体の全開状態に対応する保持治具72の上昇位置では、支持棒73は、自重とまきバネ76の押圧によって下降し、保持治具72と検出スイッチ74の当接を可能にする。そして、弁棒51が下降すると、支持棒73の下端がスイッチ受け板71と当接し、支持棒73は下降を抑止される。これに対して弁棒51は、弁体の全閉状態に対応する下降位置まで下降を続行するので、保持治具72と検出スイッチ74は離間することとなる。また、弁棒51の上昇時には、支持棒73は、下端とスイッチ受け板71との当接状態を維持して、保持治具72との支持位置が上方に変化し、保持治具72と検出スイッチ74の当接を可能にする。すなわち、この支持棒73は、孔72aを貫通し、かつこの孔72aに摺動可能に支持されるとともに、一端が前記ハンドル受け板71に当接する機能を有する。
検出スイッチ74は、弁体の開状態、この実施形態では全開状態に対応した弁棒51の位置を検出するものである。この検出スイッチ74は、上述したごとく、支持棒73の上端、すなわち弁体の全開位置に対応した支持棒73の上端位置に配設され、保持治具72の上面に離間可能に当接している。この検出スイッチ74は、前記変移部と前記支持棒51の相対的な位置変化を検出する第1検出部として機能する。
検出スイッチ75は、弁体の閉状態、この実施形態では全閉状態に対応した保持治具72の位置変化を検出するものである。この検出スイッチ75は、保持治具72の下面72bに取り付けられ、弁棒51の昇降に連動して昇降する。この検出スイッチ75は、弁棒51に連動して下降し、この弁棒51が弁体の全閉位置に対応した位置に到ると、スイッチ受け板71と当接する。この検出スイッチ75は、ハンドル53と対向する面72cに配設され、前記弁棒51の移動に伴って移動し、前記変移部と前記ハンドル53の相対的な位置変化を検出する第2検出部として機能する。
この検出スイッチ74,75は、第1実施形態の検出スイッチ23,24と同様、例えばマイクロスイッチから構成され、保持治具72、スイッチ受け板71と当接すると、電気的に導通するオン状態になり、この当接が解除されると、オフ状態になる。
まきバネ76は、バネ端を有し、鋼線をコイルのように巻いて構成される。このまきバネ76は、支持棒73の上端に配設され、バネ端が保持治具72の上面に接続されている。このまきバネ76は、支持棒73をハンドル53側に押圧するとともに、保持治具72の孔72aからこの支持棒73が離脱するのを抑止している。このまきバネ76は、一端が前記変移部に接続され、他端が前記支持棒73の他端に接続され、前記支持棒73の一端を前記スイッチ受け板71に当接するように、前記支持棒73を押圧する弾性体として機能する。なお、まきバネ76の代わりに、コイルバネを用いて、一端を保持治具72の上面に接続させ、他端を支持棒73の上端に接続させて、支持棒73をハンドル53側に押圧することも可能である。
無線通信部77は、保持治具72の上面に配設され、検出スイッチ74,75と有線接続されるとともに、管理装置80と無線接続される。無線通信部77は、検出スイッチ74,75からのオン状態を示す状態信号を、管理装置80に無線送信する。この無線通信部77は、検出部で検出された変移部の位置変化を、判別部に無線通信する機能を有する。
管理装置80は、第1実施形態の管理装置30と同様、無線通信部77からの状態信号を受信し、この状態信号に応じて手動弁50の弁体の開状態又は閉状態を判別する。この管理装置80は、手動弁50とは別に設けられており、同一プラントに設置される複数の手動弁50の開状態又は閉状態を示す状態信号が複数受信し、各手動弁50の開閉状態を判別及び管理している。この管理装置80は、検出された変移部の位置変化に応じて、前記弁体の開状態及び閉状態の状態を判別する判別部として機能する。
以下、図7を参照してこの弁開閉状態検知装置70の動作を説明する。
この弁開閉状態検知装置70では、例えば開状態の手動弁50に取り付ける場合は、スイッチ受け板71を押さえナット54上に固定するとともに、支持棒73、検出スイッチ74,75および無線通信部77等が配設された保持治具72を、弁棒51の上端に嵌合して固定する。
このとき、検出スイッチ74が保持治具72に当接し、かつ支持棒73の下端がスイッチ受け板71に当接するように、弁棒51の上端における保持治具73の嵌合位置を調整する。
なお、この実施形態では、弁棒51に保持治具73を螺合させる構成とし、この螺合位置を調整することで、スイッチ受け板71と検出スイッチ74,75との相対位置を微調整することができる。
次に、ハンドル53を、例えば右回転させることにより、弁棒51が上昇すると、保持治具72はこれに連動して上昇する。この上昇に対して、支持棒73はハンドル53側に抑止されるので、保持治具72が検出スイッチ74に近づいて当接し、検出スイッチ74を押圧する。これにより、検出スイッチ74は、オン状態を示す状態信号を無線通信部77に出力する。無線通信部77は、この状態信号を管理装置80へ無線送信する。
管理装置80は、受信した状態信号が検出スイッチ74で検出された状態信号の場合は、手動弁50の弁体が閉状態であると判別し、これを記録して管理する。
また、ハンドル53を、例えば左回転させることにより、弁棒51および保持治具72が下降すると、保持治具72は、検出スイッチ74と離間し、スイッチ受け板71が検出スイッチ75に当接し、検出スイッチ75を押圧する。この押圧により、検出スイッチ75は、オン状態を示す状態信号を無線通信部77に出力する。無線通信部77は、この状態信号を管理装置80へ無線送信する。
管理装置80は、受信した状態信号が検出スイッチ75で検出された状態信号の場合は、手動弁50の弁体が開状態であると判別し、これを記録して管理する。管理装置80は、プラントに設置される複数の手動弁50の開閉状態を、各手動弁50に取り付けた弁開閉状態検知装置70と無線通信することで、取得して管理することができる。
このように、この実施形態の弁開閉状態検知装置70は、弁棒51の上端に着脱可能に嵌合された保持治具72の位置変化を検出して、手動弁50の弁開閉状態を判別することができる。この結果、手動弁を分解することなく容易に弁開閉状態検知装置70の取り付け、取り外しを実現することができる。これにより、弁開閉状態検知装置60の取り付け、取り外しの作業時間が低減し、例えば放射線管理区間に設置された手動弁50に、この弁開閉状態検知装置60を取り付けたり、取り外したりする場合、被爆量を低減することができる。
なお、この実施形態では、スイッチ受け板71を押さえナット54上に固定し、押さえナット54への支持棒73、検出スイッチ75の当接を可能としたが、本願発明はこれに限らない。例えば、スイッチ受け板71を排除し、支持棒73の長さや検出スイッチ75の高さを変更、調整して、支持棒73、検出スイッチ75がハンドル53に当接するように構成して、保持治具72の位置変化を検出することも可能である。この場合には、部品点数を削減することができるとともに、取り付け、取り外しの作業をさらに容易にすることができる。
また、第2実施形態と同様に、弁体の開状態または閉状態の必要性に応じて、検出スイッチ74又は75のいずれか一方の検出スイッチのみを備えることも可能である。この場合も、第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、これら実施形態では、接触型の検出スイッチを用いたが、本発明では、例えばレーザ光などを用いた非接触型の検出スイッチを用いることも可能である。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の発明を構成できる。例えば実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10,50…手動弁、11,51…弁棒、12,52…ヨーク、13,53…ハンドル、20,60,70…弁開閉状態検知装置、21…アーム部、22…コイルバネ、23,24,63,64,74,75…検出スイッチ、25…保持部材、26…固定治具、27,66,77…無線通信部、29…ポテンショメータ、30,68,80…管理装置、54…押さえナット、61…変移部、62…保持部、62a…台座、62b…保持体、62b1,62b2…橋脚部、62b3…橋架部、65…保護カバー部、67…ポテンショメータ、71…スイッチ受け板、72…保持治具、72a…孔、73…支持棒、76…まきバネ。

Claims (7)

  1. 手動弁の弁棒と、
    前記弁棒が貫通され、回転されることにより前記弁棒の自己の上面から貫通する部分を昇降させるハンドルと、
    前記弁棒の前記ハンドルの上面に貫通した部分に設けられ、前記弁棒とともに昇降される変移部と、
    前記変移部の前記ハンドル上における位置変化を検出する検出部と、
    前記検出された変移部の位置変化に応じて、前記手動弁の弁体の開状態又は閉状態の少なくとも一方の状態を判別する判別部と、
    を具備することを特徴とする弁開閉状態検知装置。
  2. 前記変移部は、円板形状に形成され、前記弁棒の上端に嵌合して設けられていることを特徴とする請求項1記載の弁開閉状態検知装置。
  3. 一対の橋脚部およびこの橋脚部に橋渡された橋架部を有し、前記弁棒および前記変移部を跨いで前記ハンドルに着脱可能に配設される保持部をさらに具備し、
    前記検出部は、前記橋脚部に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の弁開閉状態検知装置。
  4. 前記変移部は、貫通孔を有し、
    前記貫通孔を貫通し、かつこの貫通孔に摺動可能に支持されるとともに、一端が前記ハンドルに当接する支持棒と、
    一端が前記変移部に接続され、他端が前記支持棒の他端に接続され、前記支持棒の一端を前記ハンドルに当接するように、前記支持棒を押圧する弾性体と、をさらに具備し、
    前記検出部は、前記変移部と前記支持棒の相対的な位置変化を検出する第1検出部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の弁開閉状態検知装置。
  5. 前記検出部は、前記変移部の前記ハンドルに対向する面に配設され、前記弁棒の昇降に伴って昇降し、前記変移部と前記ハンドルの相対的な位置変化を検出する第2検出部を有することを特徴とする請求項1、2、4のいずれか1項に記載の弁開閉状態検知装置。
  6. 前記第1検出部は、前記検出された変移部の位置変化に応じて、前記手動弁の弁体の開状態又は閉状態の一方を検出し、
    前記第2検出部は、前記検出された変移部の位置変化に応じて、前記手動弁の弁体の開状態又は閉状態の他方を検出する
    ことを特徴とする請求項5記載の弁開閉状態検知装置。
  7. 前記検出部で検出された前記変移部の位置変化を、前記判別部に無線通信する無線通信部を、
    さらに具備することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の弁開閉状態検知装置。
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