JP5645719B2 - ガスセンサ - Google Patents

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本発明は、ジュール熱による熱とガスとの作用により電気信号を発生する検出素子と、温度補償素子とを同一のケースに収容したガス検出器の構造に関する。
ジュール熱によりガスとの接触に基づいて電気信号を出力するガス検出素子、例えば接触燃焼式ガス検出素子や半導体ガス検出素子は、特許文献1に見られるようにガス流入口を有するケース内に、温度補償のための補償素子とを、ケースに設けられたリード部を兼ねるステーに固定して構成されている。
補償素子は、基本的にはガス検出素子と同一構造、例えば接触燃焼式ガス検出素子用のものに例を採ると、触媒作用が抑制されているだけであるから発熱用の電力が必要となる。
また、ガス検出素子のステーへの固定は、信頼性を確保するためスポット溶接が使用されている。しかしサイズが小さいため、ステーの端面に2つの電極を接触させて電流を流すことができないため、ステーの上端(素子を固定する面)とステーの下端とにスポット溶接装置の電極を接触させる必要があり、通電距離が長くなり、余分な発熱を招くという問題が生じる。
特許第4024210号公報
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは安価で、電力消費を抑えることができるガスセンサを提供することである。
本発明の他の目的は、製造工程の簡素化と信頼性の向上を図ることができるジュール熱を利用するガスセンサを提供することである。
このような課題を達成するために本発明は、ガス導入口を供えたケースにガス検知素子と温度検出素子とを収容したガスセンサにおいて、前記ガス検知素子がその両端を第一と第二のステーの上端にスポット溶接で固定され、また前記温度検出素子が、チップ型素子で前記ケースの底部の蓋を構成する基板に実装され、前記ガス検知素子を収容する空間と前記温度検出素子を収容する空間とが有底筒状体の底板により分割され、前記底板が前記2つの空間を前記ガス検知素子と前記温度検出素子とを非見通し状態で連通させる連通孔と、前記第一と第二のステーとを挿通可能とする窓を有し、また前記2本のステーはそれぞれその上端と、前記上端から所定の距離を隔てた位置とにそれぞれ第一、及び第二のフランジを有し、前記第一と第二のフランジを露出させるように高分子材料の基台に固定されている
発明によれば、温度検出素子により温度補償機能を持たせることができるため、補償素子のように発熱させることが不要であるため、電力消費を抑えることができる。
また、第一のフランジによりガス検知素子のリードを確実にスポット溶接することが可能となるばかりでなく、リード近傍にフランジが存在するため衝撃による振動の振幅を抑制でき信頼性の向上と、さらには補償素子をステーに固着作業が不要なため製造工程の簡素化とを図ることができる。
本発明のガスセンサの一実施例を示す組み立て分解図ものである。 同上センサの要部を示す図である。 ステー本体の一実施例を示す図である。 図(a)、(b)は、それぞれステーと素子とのスポット溶接の状態を示す図と要部拡大図である。
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例を示すものであって、ジュール熱により所定温度まで発熱してガスとの作用により電気信号を発生するガス検出素子1は、例えば接触燃焼式ガス検出素子や半導体ガス検出素子で、その両端のリード部1a,1aが、高分子製の基台2にモールドされた第一、第二のステー3,3の上端に導通状態を維持するようにスポット溶接により固定されている。
スペーサ4は、図2に示したように一端が開口した有底の筒状体として構成されており、基台2に固定されたガスセンサ1をこの空間の一半側に収容できるように対応する領域にステー3,3が貫通する窓4aが形成され、また他半側には後述する温度検出素子5の収容空間と連通するように貫通孔4bが設けられ、さらにこれらの境界に仕切り4cが設けられている。
スペーサ4は、その底板4dと下端との間に外装ケースの蓋を兼ねる中継基板6に実装された温度検出素子5を収容できる程度の空間が生じるように底板4dがスペーサ4の下端4eからオフセットして設けられている。
中継基板6の、スペーサ4の底板4dの貫通孔4bと対向する箇所には前述の温度検出素子5、例えばチップ型サーミスタが固定され、また中継基板6には第三のステー7が固定されている。なお、符号6aは、ステー3が貫通する通孔を示す。
第三のステー7は、中継基板6に形成された図示しない導電パターンにより温度検出素子5の一端に導通している。なお、温度検出素子5の他端は第一、第二のステー3,3のアース側のものに導通している。
外装ケース8、この実施例ではフレームアレスタにより構成されており、一端に開口8aを、他端にガス取入れ口8bを備えた筒状体で、上述の各要素を収容した状態でこれの内径程度の外径の中継基板6を挿入して封をされ、接着剤により一体に固定されている。
ところでガス検出素子1を固定するステー3は、図3に見られるように検出素子1を固定する幅広面からなる第一のフランジ3aと、この第一のフランジ3aら所定の距離、基台2の厚みより若干短めの距離を置いた位置に第二のフランジ3bが形成されていて、第一のフランジ3aの上面と略同一か若干下側から第二のフランジ3bの上面まで基台2を形成する高分子材料でモールドされている。
このように第一、第二のフランジ3a、3bはモールド部2aで包み込まれているのでステー3は、基台2との位置ずれや脱落が確実に防止される。
このように基台2に固定されたステー3は、その第二のフランジ3bの径よりも細く、かつステー本体より大径の孔10aを有する電極10(図4)の孔10aにセットし、上部のフランジ3aの上面にガス検出素子1のリード1aをセットして上部電極11で押圧して通電すると、第二のフランジ3bが上面からの圧力を受けて下部電極10と確実に接触導通するため、スポット溶接が可能となる。
このような形態での溶接のための通電は、他方の電極をステー3の下端に電極を当接する従来の方法に比較して、通電経路を大幅に短くできるので、ステー3の発熱を抑えることができる。
このように構成されたガスセンサは、外装ケース8のガス導入口8aから可燃性ガスが流入すると、ガスとの相互作用により検知素子1の温度が変化し、電気抵抗が変化する。
一方、外装ケース8の空間の気体は貫通穴4bから温度検出素子5に流れ込んで温度が検出される。もとより温度検出素子5は、発熱を伴うガス検出素子1とは仕切り4c及び底板4dによりガス検出素子1からの輻射線が遮蔽されているため、ガス検出素子1が収容されている空間の空気の温度を正確に検出することになる。
ところで、ガス検出素子1のリード1aはステー3に比較して熱伝導率の低い高分子製の基板2に接触していてステー間の距離よりも短かくなっているから、ガスセンサ1に振動や衝撃が作用してもリード1aが基板2より詳細には第一、第二のフランジ3a、3bを包み込むように形成されたモールド部2aで支持されて、振動振幅が抑制され断線や感応部の破損を防止できる。
1 ガス検出素子
2 基台
3 ステー
4 スペーサ
5 温度検出素子
6 中継基板
7 ステー

Claims (1)

  1. ガス導入口を供えたケースにガス検知素子と温度検出素子とを収容したガスセンサにおいて、
    前記ガス検知素子がその両端を第一と第二のステーの上端にスポット溶接で固定され、また前記温度検出素子が、チップ型素子で前記ケースの底部の蓋を構成する基板に実装され、前記ガス検知素子を収容する空間と前記温度検出素子を収容する空間とが有底筒状体の底板により分割され、前記底板が前記2つの空間を前記ガス検知素子と前記温度検出素子とを非見通し状態で連通させる連通孔と、前記第一と第二のステーとを挿通可能とする窓を有し、また前記2本のステーはそれぞれその上端と、前記上端から所定の距離を隔てた位置とにそれぞれ第一、及び第二のフランジを有し、前記第一と第二のフランジを露出させるように高分子材料の基台に固定されているガスセンサ。
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