JP5645374B2 - 干渉計、復調器及び光通信モジュール - Google Patents

干渉計、復調器及び光通信モジュール Download PDF

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Description

本発明は、光学干渉計、光通信システムにおける差動位相偏移変調信号を復調する復調器、及びそれを用いた光通信装置(モジュール)に関する。
光通信の分野では、信号変調として強度変調を行い、復調として光検出器を用いて光強度を直接電気信号に変換する、という最も単純な方式が長らく用いられてきた。しかし近年、40Gb/sを上回る高ビットレートに対応するために、信号変調として位相変調を行う方式が注目されている。位相変調信号の復調方法には、信号変調されて送信された光を受信器側に備えた局部発振光からの光と干渉させて復調させる方法(コヒーレント方式)、信号変調された光を2分岐して信号変調1ビット分だけタイミングをずらして合波して干渉させ、位相の偏移を光強度信号に変換して復調する方法(差動位相偏移変調方式)の2通りがある。このうち差動位相偏移変調方式は、コヒーレント方式とは異なり信号光と局部発信光の周波数を同期させる必要がないなど、比較的実装が容易なことから、実用化に近い方式として注目されている。本方式は、変調される位相の数によって差動2値位相偏移変調(Differential Binary Phase Shift Keying、DBPSKもしくはDPSK)、差動4値位相偏移変調(Differential Quadrature Phase Shift Keying、DQPSK)などと呼ばれる。
DPSKにおける復調方法を、図1を用いて説明する。差動位相偏移変調された被変調光101は遅延干渉計102に入射し、まずハーフビームスプリッタ103のような分岐素子で2分割される。2分割された一方の分岐光はミラーで構成される遅延部104によって他方の分岐光に対して1ビット分(例えば信号変調周波数が40GHzの場合、約7.5mm)の光路長が加えられ、かつ分岐光の光路長差が光の波長の整数倍(すなわち位相差が0)となるように設定される。その後、2つの分岐光はハーフビームスプリッタ105で再び合波され、2つの干渉光106,107が生成される。このとき、干渉光106に注目すると、隣接ビット間の位相偏移量が0の時は建設的干渉、πの時は破壊的干渉となっているため、結果として隣接ビット間の位相偏移量に対応して干渉光の強度に変換される。干渉光107は干渉光106と位相がπ異なる状態での干渉光となっているため、干渉光106が建設的干渉のときは破壊的干渉、干渉光107が破壊的干渉のときは建設的干渉となり、光強度の強弱が反転したものが出力される。これらの干渉光の強度差を、平衡型光検出器108とトランスインピーダンスアンプ109からなる差動検出器110によって検出することによって復調された信号を得る。
DQPSKにおける復調方法は、図2のように、DPSKの復調に用いるものと同様の遅延干渉計を2つ用いることによって行う。より正確には、差動位相偏移変調された被変調光200をハーフビームスプリッタ201で2分岐し、それぞれの分岐光を別々の遅延干渉計202、203に導き、それぞれの遅延干渉計で発生した干渉光を差動検出器204、205で検出する。但し、遅延干渉計202は、2つの分岐光の光路長差が波長の整数倍になるように遅延部206を設定するのに対し、遅延干渉計203は、2つの分岐光の光路長差が(n+1/4)λ(nは整数、λは光の波長)だけ異なるように遅延部207を設定する。このとき、隣接ビット間の位相偏移量が0,πのときは遅延干渉計202で建設的干渉または破壊的干渉が生じ、π/2、3π/2のときは遅延干渉計203で建設的干渉または破壊的干渉が生じる。従って差動検出器204、205の出力から4値の差動位相偏移変調信号を復調することが可能になる。更に、同じ構成で任意のM値の差動位相偏移変調信号を復調することが可能である。
上に述べた遅延干渉計の実装形態として、主に光導波路を用いる形態と、バルク光学素子を用いた空間光学系を用いる形態が考えられる。前者は大量生産が容易である反面、温度制御が必要で消費電力が高いこと、サイズが大型になることなどのデメリットを有する。これに対し後者は低消費電力化が可能で、比較的小型に構成できることから、有力な実装形態として注目されている。
ところで、光通信における被変調光は一般に、復調器に到達した時点において、通過した光ファイバの材料の非等方性により偏光が乱され、ランダムな偏光状態となっている。このため復調器の特性は被変調光の偏光に依存しないことが求められる。PDFS(Polarization Dependent Frequency Shift)は被変調光が偏光状態によって異なった周波数(波長)であるかのように復調されてしまう現象であり、信号品質の劣化を招く。従って復調器の実装においてはこのPDFSの低減が課題となっている。
PDFSは、復調器内の遅延干渉計における、2つの分岐光の光路長差(もしくは位相差)が偏光依存性を持つことによって生じる。とりわけ空間光学系においては、分岐や合波に用いるハーフビームスプリッタの不完全性が上記偏光依存性の主たる要因である。より正確には、ハーフビームスプリッタの光分離面に対するp偏光とs偏光の光が、それぞれ透過、反射時に異なる位相変化を受けることが本質的な要因である。
これに対し特許文献1では、上記位相シフトを相殺するための位相補償素子を分岐光の光路中に挿入することでPDFSの解消を図っている。この場合、p偏光とs偏光は上記位相補償素子によって相対的位相が変化し、これがハーフビームスプリッタで発生する相対的位相差を打ち消すことで、偏光依存性を解消している。
また、特許文献2では、同一のハーフビームスプリッタで分岐、合波し、二つのハーフビームスプリッタ面の位置関係が分岐光に対して逆転するように配置することでPDFSの解消を図っている。この場合、分岐時と合波時とで逆向きの相対的位相を発生させ、両者を打ち消すことで偏光依存性を解消している。
特開2008−224313(対応US2008/0218836号公報) 特開2008−241950(対応US2009/0027683号公報)
上記特許文献1の方法において、位相補償素子で発生すべきp偏光、s偏光の間の相対的位相差は、基本的にハーフビームスプリッタで発生する相対的位相差の大きさによって決まる。従って、正確にPDFSを抑圧するためには、遅延干渉計の組立時に干渉光をモニタしながら位相補償素子での相対的位相差を調整するか、あるいはハーフビームスプリッタで発生する相対的位相差を既知として、相対的位相差がある一定量となるように位相補償素子を作製する必要がある。しかし、前者の方法では、遅延干渉計の組立調整が複雑化してしまう。また後者の方法はハーフビームスプリッタで発生する相対的位相差を元に位相補償素子を設計する必要があり、設計が複雑化する。更にハーフビームスプリッタの特性のばらつきなどにより相対的位相差が異なる場合に対応できないという欠点がある。また、上記特許文献2の方法では、分岐と合波に対してビームスプリッタを別々に準備するか、あるいは特殊な構造のビームスプリッタを準備することが必要になるため、光学系が複雑化する。
上記問題に鑑み、本発明の目的は、偏光依存性が無く、構成が簡素で、調整が容易な干渉計、また、当該遅延干渉計を備えた、差動位相偏移変調信号の復調器、更には、それを用いた光通信モジュールを提供することにある。
本発明の目的を達成するために以下の手段を用いた。
被測定光をハーフビームスプリッタなどの分割手段によって第一の分岐光と第二の分岐光とに分岐し、第一の分岐光と第二の分岐光のそれぞれに対しミラーなどの反射手段で反射させ、λ/4板などの偏光回転手段によってp偏光成分とs偏光成分を逆転させ、前記ハーフビームスプリッタなどの分割手段に再び入射して合波し、第1の干渉光と第2の干渉光を生成させる構成とした。
このような構成とすることで、ハーフビームスプリッタにおいて発生するPDFSを、第一の分岐光と第二の分岐光それぞれに対して光路中に挿入されたλ/4板によってp偏光とs偏光を逆転させることで解消することができる。本構成はハーフビームスプリッタで発生するp偏光、s偏光の間の相対的位相差によらずにPDFSを解消することができるため、光学系の設計や組立調整が容易である。また、使用するハーフビームスプリッタの特性のばらつきによることなく、安定してPDFSを解消することができる。
上記のλ/4板としては、ゼロオーダλ/4板を用いた。これにより、広帯域な波長に対して同様の効果を得ることができ、波長多重(Wavelength Division Multiplexing、WDM)方式に対応することができる。
前記第一の干渉光と第二の干渉光に作用するλ/4板は、それぞれ実質的に等しい厚さのものを用いた。差動位相変移変調の復調に本構成を適用する場合、第一の分岐光と第二の分岐光の光路長差を変調周波数に対応した一定値に固定する必要があるが、本構成により、上記光路長差を変化させることなくこれらのλ/4板を使用することができ、光学系の設計や組立調整が簡易になる。なお、実質的に厚さが等しいとは、λ/4板の製造誤差等、多少の誤差を含むことを意味する。
別の構成として、前記第一の分岐光と前記第二の分岐光のそれぞれについて、前記光分割手段において分岐される時点と合波される時点における光軸方向が実質的に反平行となるようにした。これにより、被測定光を分岐する時と合波する時に同一の入射角で光を入射することができ、ハーフビームスプリッタで発生する位相変化が入射角依存性を持つ場合にも安定してPDFSを解消することができる。なお、実質的に反平行とは、反平行にさせるための素子(例えばミラー)の製造誤差等に基づき、完全に反平行にはならない場合を含むものとする。
別の構成として、λ/4板を用いずに、前記反射手段として3枚のミラーからなるミラー群を用いた。これにより、分岐光の反射時に同時にs偏光とp偏光を逆転することができるため、光学系の構成を簡素にすることができる。また、波長依存性が極めて低いため、広帯域な波長に対して同様の効果を得ることができ、WDM方式に対応することができる。
また、復調器に関しては、差動位相偏移変調された被変調光をハーフビームスプリッタなどの分割手段によって1つまたは複数の光束に分岐し、それぞれの光束をハーフビームスプリッタなどの分岐手段によって第一の分岐光と第二の分岐光とに分岐し、第一の分岐光と第二の分岐光のそれぞれに対しミラーなどの反射手段で反射させ、λ/4板などの偏光回転手段によってp偏光成分とs偏光成分を逆転させ、信号変調1ビット分の遅延を伴って前記ハーフビームスプリッタなどの分割手段に再び入射して合波し、第1の干渉光と第2の干渉光を生成させ、これらを差動検出器で受光し、第1の干渉光と第2の干渉光の強度差に相当する電気信号を出力する構成とした。
このような構成とすることで、効果的にPDFSを解消することができ、被測定光の偏光状態によらずに安定した復調信号を得ることができる。本構成はハーフビームスプリッタで発生するp偏光、s偏光の間の相対的位相差によらずにPDFSを解消することができるため、復調器内の光学系の組立調整が容易である。また、使用するハーフビームスプリッタの特性のばらつきによることなく、安定してPDFSを解消することができる。
本発明によれば、従来に比べて設計や調整が容易で、構成が簡素であり、偏光依存性の個体間ばらつきが低減された、差動位相偏移変調信号の復調器や光通信モジュールを提供することができる。
DPSKの復調器の概略図。 DQPSKの復調器の概略図。 本発明の干渉計を実現する光学系の例を示す図。 λ/2板によってp偏光とs偏光を逆転する場合の干渉計の概略図。 分岐光の光軸方向が分岐時と合波時とで反平行となる場合の干渉計の概略図。 ミラー群によって分岐光を反射する場合の干渉計の概略図。 ミラー群の詳細を説明する図。 本発明の差動位相偏移変調信号の復調器の例を示す図。 本発明のDQPSKの復調器の例を示す図。 本発明の差動位相偏移変調信号の送受信器の構成を示す図。
以下、図3を用いて本発明の実施形態を説明する。
図3は本発明の基本的な実施形態である。差動位相偏移変調された被変調光301はハーフビームスプリッタ302に入射し、第一の分岐光303と第二の分岐光304に強度比1対1で分離される。第一の分岐光303はミラー305に90度に近い角度で入射し、ミラー305からの反射光は再びビームスプリッタ302に入射する。ここで第一の分岐光の往復の光路中にλ/4板306が挿入されており、その進相軸方向はハーフビームスプリッタ302の分離面によって定義されるp偏光に対して45度の方向を向いている。その結果第一の分岐光303の偏光成分のうちp偏光成分は再びハーフビームスプリッタ302に入射する時点でs偏光に変換され、同様にs偏光成分はp偏光成分に変換される。同様にして第二の分岐光304はミラー307に90度に近い角度で入射し、ミラー307からの反射光が再びビームスプリッタ302に入射し、往復の光路中にλ/4板308(進相軸方向はp偏光に対して45度)が挿入されているためにp偏光成分とs偏光成分が逆転する。第一の分岐光303と第二の分岐光304は、ハーフビームスプリッタ302に再び入射する際に合波され、第一の干渉光309と第二の干渉光310が生成される。ここで第一の分岐光303と第二の分岐光304の光路長の差が、被変調光の信号変調の1ビット分に相当するようにミラー305、307が配置される。例えば変調周波数が40Gb/sの場合、光路長の差は約7.5mmとなる。このため、第一の干渉光309と第二の干渉光310は、被測定光の隣接ビット間の位相偏移量が0かπかによって、建設的干渉もしくは破壊的干渉の状態になり、結果的に差動位相偏移変調信号が光強度信号に変換される。
ここで、第一の分岐光303と第二の分岐光304は、ハーフビームスプリッタ302で分岐、合波される時点でそれぞれのp偏光成分とs偏光成分の間に相対的な位相差が生じる。これはそれぞれの分岐光が、偏光成分によって異なる光路長となることを意味する。しかし、本実施例では二つの分岐光がλ/4板を往復してp偏光、s偏光成分を逆転させることにより、被測定光が分岐される時点で発生する相対的位相差と、分岐光が合波される時点で発生する相対的位相差とが互いに相殺し合い、結果的に偏光状態によらない干渉状態を得ることができる。
ここで、λ/4板306,308の機能について詳細に説明する。一般に、ビームスプリッタの2つの入力ポートから入射する光の電場をE1、E2とし、
Figure 0005645374
のようにベクトルで表すと、ビームスプリッタ通過後に生成される2つの光電場は下記のベクトルで表される。
Figure 0005645374
本式における2x2の行列がビームスプリッタの作用を表し、R、Tはそれぞれビームスプリッタの強度反射率と強度透過率の絶対値、φは透過光と反射光の間に発生する位相差に対応する。このφがp偏光とs偏光とで異なることがPDFSの発生要因である。このためp偏光とs偏光に対するφの値をそれぞれφp、φsと書く。また、被測定光がp偏光であると仮定する。
Figure 0005645374
において、被測定光がハーフビームスプリッタ302で分岐される状況においては、E2=0であり、またハーフビームスプリッタでの損失が無く1対1に分岐すると仮定するとT=R=1/2となるので、分岐後の光の電場は
Figure 0005645374
のように表される。このベクトルの第一成分は反射光(すなわち実施例中の第一の分岐光303)を、第二成分は透過光(すなわち実施例中の第二の分岐光304)をそれぞれ表している。ここで反射光と透過光が再び同一のハーフビームスプリッタで合波されるまでの光路長をそれぞれl1、l2とおくと、分岐から合波までの過程は下記の行列で表される。
Figure 0005645374
また、2つの分岐光は進相軸方向がp偏光に対して45度に設定されたλ/4板を往復で通過するため、p偏光がs偏光に変換される。このため分岐光が合波される過程は
Figure 0005645374
中の2x2行列においてT=R=1/2、φ=φsとした行列で表現される。以上より、得られる干渉光の電場は
Figure 0005645374
と表される。これを整理すると、第一の干渉光309、第二の干渉光310の電場はそれぞれ上記ベクトルの第一成分、第二成分となるので
Figure 0005645374
Figure 0005645374
と表され、それぞれの干渉光の強度はこれらの絶対値の二乗なので
Figure 0005645374
Figure 0005645374
となる。例えば
Figure 0005645374
においてコサインの内部がゼロの場合が建設的干渉、πの場合が破壊的干渉にそれぞれ対応する。従って、二つの分岐光の光路長差l1-l2の値として、およそ変調信号の1ビット分に相当する値とした上で、上記コサインの内部がゼロとなるように設定することで、信号の復調が可能となる。
ここで、入力偏光がs偏光の場合を考える。この場合、ハーフビームスプリッタ302での発生位相φは、被測定光の分岐時にはφ=φs、分岐光の合波時にはφ=φpとなる。ここで
Figure 0005645374
Figure 0005645374
においてφsとφpを交換しても不変であることから、被測定光がs偏光の場合も、干渉光強度はp偏光の場合と同じく
Figure 0005645374
Figure 0005645374
で表される。更に、一般の偏光状態はp偏光とs偏光の重ね合わせで表されることから、被測定光が任意の偏光状態の場合にも、干渉光の強度は
Figure 0005645374
Figure 0005645374
で表される。すなわち、干渉状態が偏光依存性を持たないために、PDFSが発生しない。
ここで比較のためにλ/4板が挿入されない場合を考えると、入力偏光がp偏光の場合の干渉光強度は、
Figure 0005645374
においてφsをφpに置き換え、
Figure 0005645374
Figure 0005645374
となる。同様に、被測定光がs偏光の場合は、
Figure 0005645374
Figure 0005645374
となる。従って、ハーフビームスプリッタ302において発生する位相φが偏光によって異なる、すなわちφp≠φsのとき、偏光によって干渉光の干渉状態が異なるため、PDFSが発生する。
差動位相偏移変調の復調に用いる遅延干渉計においては、2つの分岐光の遅延が信号変調の1ビット分に相当する値となるよう設定されなければいけない。このため、分岐光の光路中にλ/4板などの光学素子が挿入される場合は、光学素子の通過によって余分な光路長が発生することを考慮し、光学系を設計もしくは調整しなければならない。しかし本実施例では、λ/4板306、308は同じ厚さとしたため、両者を挿入する前後で分岐光の光路長差は変化しない。従って本実施例における分岐光の光路長の設定に当たっては、λ/4板306、308の厚さを考慮する必要がなく、光学系の組立調整を簡易に行うことができる。
本実施例におけるλ/4板306、308として、ゼロオーダλ/4板を用いた。一般に、ゼロオーダ波長板とは、所望の発生位相差x(λ/4板ならx=π/2)に対し、進相軸と遅相軸との間に実際に発生する位相差が、2πn+x(但しnは0でない整数)ではなく、厳密にxとなっている波長板のことを指す。(逆に、ゼロオーダでない波長板はマルチオーダ波長板と呼ばれる。)ゼロオーダλ/4板は、マルチオーダλ/4に比べて、使用波長が変化した場合の発生位相差の変化が小さいという性質がある。多くの場合、DPSKやDQPSKなどの方式は、波長多重(Wavelength Division Multiplexing、WDM)と組み合わせて使用される。このため復調器やこれに含まれる遅延干渉計は、広帯域な波長(例えばC帯とL帯;1530nm−1625nm)で動作することが望ましい。ゼロオーダλ/4板を用いることで、このような広帯域な波長で効果的にp偏光成分とs偏光成分を逆転させることができる。
本実施例ではλ/4板306,307を往復で通過させることによって分岐光のp偏光成分とs偏光成分を逆転させたが、偏光回転の形態はこれに限らない。例えば図4のように光軸方向がp偏光に対して45度に設定されたλ/2板401、402を1回だけ通過させることでも同様の効果を得ることができる。図4ではそれぞれの分岐光の往路にλ/2板401,402が挿入されているが、いずれの分岐光に対しても代わりに復路にλ/2板を挿入しても構わない。また、ゼロオーダλ/2板を適用することで、上記のゼロオーダλ/4板を適用した場合とまったく同様の効果を得ることができる。また、フレネルロムなど、波長板以外の光学素子を用いても構わない。このような場合でも、2つの分岐光路中に同一サイズの素子を挿入することで、分岐光の光路長差を変化させずに用いることができる。
図5は別の実施形態として、分岐光の光軸方向が分岐時と合波時とで反平行となる場合である。この場合、実施例1のミラー305、307の代わりにそれぞれミラー対501、502を仕様し、分岐光の位置をずらして正確に反対方向に出射させる。すなわち、ミラー対への入射光と戻り光の光軸方向が反平行になるようにする。ミラー対501,502からの戻り光の光軸方向が入射光の光軸方向と正確に反平行になるよう、これらのミラー対を構成する2つのミラー面は互いに90度の関係になっている。ハーフビームスプリッタ302で発生する位相φが入射角依存性を持つ場合は、このような構成とすることで、分岐時と合波時に同じ角度でハーフビームスプリッタ302に光が入射されるようにできるため、適切に偏光依存性を解消することができる。
図6は別の実施形態として、ミラー群601,602によって分岐光のp偏光成分とs偏光成分を逆転させる場合である。このミラー群601,602は図7のように3枚のミラー701,702,703より構成されており、これらによって、入射光704は先ず垂直方向に反射し、次に水平方向(但し入射光と直交する方向)に反射し、最後に入射光方向と反対方向に反射されて戻り光705として出射される。ここで入射光がp偏光(水平偏光)の場合、図7の偏光方向706,707,708,709に示されるようにミラー群の内部の反射の過程において幾何学的に偏光が回転し、戻り光として出射される時点でs偏光(垂直偏光)に変換される。まったく同様にして、入射光がp偏光の場合は、出射光はs偏光になる。従ってミラー群601,602によって、分岐光の反射とp偏光成分、s偏光成分の逆転を同時に行うことができ、光学系を小型に構成することが可能になる。また、このような幾何学な偏光回転は、原理的に使用する光の波長に依存しないため、広帯域な波長で効果的にp偏光成分とs偏光成分を逆転させることができ、WDM方式に適合させることができる。なお、図6では示されていないが、図7からわかるように、ミラー群からの戻り光は水平方向だけでなく、垂直方向にも位置ずれを生じている。しかし、ハーフビームスプリッタ302の高さを位置ずれより大きくすることで、上記実施例と同様に分岐光303,304をハーフビームスプリッタ302で合波することが可能である。また、本実施例におけるミラー群における反射の順序として、垂直方向、水平方向、入射光と反対方向、の順に反射したが、このうち垂直方向と水平方向の反射の順序を入れ替えても同様の効果が得られる。また、水平方向の反射が左右どちらの方向であるか、垂直方向の反射が上下どちらの方向であるか、については任意に選択することができる。
図8は、本発明の差動位相偏移変調信号の復調器の構成を示すものである。光ファイバ801から送られてきた差動位相偏移変調された被変調光はコリメータ802によって平行光となり、ハーフビームスプリッタ302に入射し、第一の分岐光303と第二の分岐光304に強度比1対1で分離される。第一の分岐光303はミラー305に90度に近い角度で入射し、ミラー305からの反射光は再びビームスプリッタ302に入射する。ここで第一の分岐光303の往復の光路中にλ/4板306が挿入されており、その進相軸方向はハーフビームスプリッタ302の分離面によって定義されるp偏光に対して45度の方向を向いている。その結果、第一の分岐光303の偏光成分のうちp偏光成分は再びハーフビームスプリッタ302に入射する時点でs偏光に変換され、同様にp偏光成分はs偏光成分に変換される。同様にして第二の分岐光304はミラー307に90度に近い角度で入射し、ミラー307からの反射光が再びビームスプリッタ302に入射し、往復の光路中にλ/4板308(進相軸方向はp偏光に対して45度)が挿入されているためにp偏光成分とs偏光成分が逆転する。第一の分岐光303と第二の分岐光304は、ハーフビームスプリッタ302に再び入射する際に合波され、第一の干渉光309と第二の干渉光310が生成される。ここで第一の分岐光303と第二の分岐光304の光路長の差が、被変調光の1ビット分に相当するようにミラー305,307が配置される。例えば変調周波数が40Gb/sの場合、光路長の差は約7.5mmとなる。このため、第一の干渉光309と第二の干渉光310は、被測定光の隣接ビット間の位相偏移量が0かπかによって、建設的干渉もしくは破壊的干渉の状態になり、結果的に位相変調信号が光強度信号に変換される。これらの干渉光は集光レンズ803,804によって平衡型光検出器805の二つの受光部にそれぞれ集光される。並行型光検出器805はこれらの干渉光の強度差に相当する電流信号を出力し、この出力はトランスインピーダンス805によって電圧信号に変換され。最終的な出力807を得る。
本実施例はDPSK信号の復調器であるが、DQPSKもしくは一般のDMPSKの復調器に容易に拡張することができる。本復調器の構成を図9に示す。本構成では光ファイバ801から送られてきた位相変調された被測定光はコリメータ802によって平行光となった後、ハーフビームスプリッタ901によって2分岐され、それぞれの分岐光がDPSKの復調器と同様に処理され、2つの出力信号807,915を出力する。但し、2つの遅延干渉計の位相差は90度に設定されている。
図10は、本発明の差動位相偏移変調信号の送受信器(光通信モジュール)の構成を示すものである。本時実施例はDQPSKの場合である。図10に示すように、本送受信器1001は送信部1002と受信部1003からなる。送信部1002は複数のデータ信号1004とクロック信号1005とマルチプレクサ1006より第一のデータ変調信号1007と第二のデータ変調信号1008と、クロック信号1009を生成する。第一のデータ変調信号1007と第二のデータ変調信号1008は、それぞれ第一のドライバ1010と第二のドライバ1011によって第一の位相変調器1012と第二の位相変調器1013を変調し、レーザ光源1014から出射された光に対して差動位相偏移変調を行う。クロック信号1009は第三のドライバ1015に送られ、差動位相偏移変調された光に対してパルス状の変調が加えられる。このようにして変調された光1016が送信される。
受信部は差動位相偏移変調された光1017が入力され、実施例4に示したものと同様の復調器1018によって同相成分と直行成分に相当する2つの出力信号1019,1020が生成され、これらはデマルチプレクサ1021(信号処理部)において複数のデータ信号1022とクロック信号1023に分離される。
なお、本実施例はRZ(Return to Zero)光信号を扱っているために第三のドライバ1015によってパルス状の変調が加えられたが、本発明はこの変調を行わないNRZ(Non Return to Zero)光信号にも適用することができる。
本発明により、大容量光通信システムの受信機を簡易で小型に構成することができ、通信容量の大容量化に貢献することができる。
101:被変調光、102:遅延干渉計、103:ハーフビームスプリッタ、104:遅延部、105:ハーフビームスプリッタ、106,107:干渉光、108:平衡型光検出器、109:トランスインピーダンスアンプ、110:差動検出器、200:被変調光、201:ハーフビームスプリッタ、202,203:遅延干渉計、204,205:差動検出器、206,207:遅延部、301:被変調光、302:ハーフビームスプリッタ、303:第一の分岐光、304:第二の分岐光、305、307:ミラー、306,308:λ/4板、309第一の干渉光、310:第二の干渉光、401,402:λ/2板、501,502:ミラー対、601,602:ミラー群、701,702,703:ミラー、704:入射光、705:反射光、706,707,708,709:偏光方向、801:光ファイバ、802:コリメータ、803,804:レンズ、805:平衡型光検出器、806:トランスインピーダンスアンプ、807:出力信号、901,902:ハーフビームスプリッタ、903,904:分岐光、905,907:ミラー、906,908:λ/4板、909,910:干渉光、911,912:レンズ、913:平衡型光検出器、914:トランスインピーダンスアンプ、915:出力信号、1001:送受信機、1002:送信部、1003:受信部、1004:データ信号、1005:クロック信号、1006:マルチプレクサ、1007,1008:データ変調信号、1009:クロック信号、1010,1011、1015:ドライバ、1012,1013:位相変調器、1014:レーザ光源、1016:送信光、1017:受信光、1018:復調器、1019,1020:出力信号、1021:デマルチプレクサ、1022:データ信号、1023:クロック信号

Claims (3)

  1. 被測定光を第一の分岐光と第二の分岐光とに分岐する光分割手段と、前記第一の分岐光のp偏光成分とs偏光成分を逆転させる第一の偏光回転手段と、前記第一の分岐光を再び前記光分割手段に導く第一の反射手段と、前記第二の分岐光のp偏光成分とs偏光成分を逆転させる第二の偏光回転手段と、前記第二の分岐光を再び前記光分割手段に導く第二の反射手段とを有し、前記第一の反射手段によって反射された前記第1の分岐光と、前記第二の反射手段によって反射された前記第二の分岐光とを合波し、第一の干渉光と第二の干渉光を生成し、前記第一の反射手段と前記第一の偏光回転手段が、第一の個別の複数のミラーで形成されるミラー群であって、前記第二の反射手段と前記第二の偏光回転手段が、第二の個別の複数のミラーで形成されるミラー群であることを特徴とする干渉計と、
    前記第一の干渉光と前記第二の干渉光をそれぞれ検出し、前記第一の干渉光と前記第二の干渉光の強度差に相当する電気信号を出力する検出器とを有することを特徴とする差動位相偏移変調信号の復調器。
  2. 請求項記載の復調器において、前記光分割手段は、第一の光分割手段と第二の光分割手段を有し、前記第一の光分割手段及び前記第二の光分割手段とに分岐させる第三の光分割手段を有し、
    前記干渉計は、前記第一の光分割手段を含む第一の干渉計と、前記第二の光分割手段を含む第二の干渉計を有し、
    前記検出器は、第一の検出器と第二の検出器を有し、前記第一の検出器は、前記第一の干渉計によって生成された光を検出し、前記第二の検出器は、前記第二の干渉計によって生成された光を検出することを特徴とする復調器。
  3. 差動位相偏移変調された光を送信する送信部と、
    差動位相偏移変調された被測定光が入力され、複数のデータ信号とクロック信号とを生成する受信部とを有し、
    前記受信部は、
    被測定光を第一の分岐光と第二の分岐光とに分岐する光分割手段と、前記第一の分岐光のp偏光成分とs偏光成分を逆転させる第一の偏光回転手段と、前記第一の分岐光を再び前記光分割手段に導く第一の反射手段と、前記第二の分岐光のp偏光成分とs偏光成分を逆転させる第二の偏光回転手段と、前記第二の分岐光を再び前記光分割手段に導く第二の反射手段とを有し、前記第一の反射手段によって反射された前記第1の分岐光と、前記第二の反射手段によって反射された前記第二の分岐光とを合波し、第一の干渉光と第二の干渉光を生成し、前記第一の反射手段と前記第一の偏光回転手段が、第一の個別の複数のミラーで形成されるミラー群であって、前記第二の反射手段と前記第二の偏光回転手段が、第二の個別の複数のミラーで形成されるミラー群であることを特徴とする干渉計と、
    前記第一の干渉光と前記第二の干渉光をそれぞれ検出し、前記第一の干渉光と前記第二の干渉光の強度差に相当する電気信号を出力する検出器と、
    前記検出器にて出力された電気信号から、複数のデータ信号を生成する信号処理部とを有することを特徴とする光通信モジュール。
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