JP5645170B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、特に遊技機背面に装着されている電気部材(基板)を収納する収納部材(制御基板ケース)の不用意な脱離を防ぐことができる遊技機に関する。
パチンコ遊技機等の遊技機においては、遊技盤の背面側に遊技球の排出通路、各種の電気部材(基板)が備えられている。遊技機では排出通路の保守、点検、電気部材の交換が必要となる。このことから、保守、点検、電気部材交換の作業の簡素化が求められる。そこで、排出通路の背面に設けられた電気部材を内部に収納する収納部材を排出通路の内部が露呈できる位置まで開閉自在に移動できる遊技機が提案されている。
前記の遊技機において、収納部材自体あるいは遊技盤には、開閉自在な構造を有した収納部材がさらに備えられることがある。当該収納部材が閉じた位置に移動した際に、遊技盤等に収納部材を固定するための可動部材(スライドレバー)が備えられ、簡易に収納部材を、収納部材あるいは遊技盤に固定可能とする遊技機も提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
しかしながら、従前の遊技機によると、遊技機本体を設置のために移動する場合や、保守、点検の際に倒してしまう場合があり、遊技機に予期せぬ衝撃が加わることがある。そのため、収納部材と、収納部材あるいは遊技盤との固定に用いるスライドレバー等の部材が解除され、不意に収納部材が本来の取り付け位置から脱離してしまうおそれがある。
そこで、遊技機に衝撃が加わることによって、前記のスライドレバー等の収納部材を遊技機側に固定する部材がずれ、不意に収納部材が遊技機から外れてしまうことへの対策を講じた遊技機が望まれるに至った。
特開2008−188100号公報
本発明は、上記状況に鑑み提案されたものであり、遊技機の背面側に装着される収納部材が、遊技機に生じた衝撃により安易に脱離することを防止する構造を備えた遊技機を提供する。
すなわち、請求項1の発明は、本体枠と、遊技に関する制御を行う電気部材と電気的に接続可能な接続部材を設けた第1電気部材と、前記第1電気部材の前記接続部材と電気的に接続される第2電気部材と、前記第1電気部材を収納する収納部材と、前記収納部材を前記本体枠に取り付けるために前記本体枠に設けられたベース部材と、前記ベース部材に取り付けられた前記収納部材に収納された前記第1電気部材の少なくとも一部を覆うカバー部材とを備えた遊技機において、前記収納部材は係合部を形成すると共に前記ベース部材は前記係合部と係合する被係合部を形成し、前記収納部材が、前記収納部材の前記係合部と前記ベース部材の前記被係合部が係合していない第1状態から前記収納部材の前記係合部と前記ベース部材の前記被係合部が係合する第2状態に変位することによって、前記収納部材が前記ベース部材に係合し、前記本体枠は、前記収納部材が第2状態のときに前記収納部材の第1状態への変位を規制するため、前記収納部材の一端を固定する可動部材が設けられ、前記可動部材は、前記収納部材を第2状態で固定する固定位置と前記収納部材を第2状態あるいは第1状態へ変位可能とする非固定位置に移動可能であり、前記カバー部材は、前記収納部材あるいは前記本体枠の少なくとも一方に取り付け可能に構成され、前記カバー部材を取り付けた際に前記可動部材が固定位置から非固定位置へ移動することを規制する規制部を備え、前記可動部材は切り欠き部を有し、前記カバー部材を前記収納部材に係止するとき前記規制部は前記可動部材の前記切り欠き部に位置することによって、前記可動部材の固定位置から非固定位置への移動を規制することを特徴とする遊技機に係る。
請求項の発明は、前記可動部材は、前記収納部材を第2状態で固定するために前記収納部材の端部に設けられた固定片を挟持する挟持部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機に係る。
請求項の発明は、前記挟持部は、前記カバー部材を取り付けた際に可動部材固定位置から非固定位置に移動しようとするときに前記規制部と当接する当接部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機に係る。
請求項の発明は、前記カバー部材は、前記可動部材が固定位置にある状態の際に取り付け可能に構成され、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記規制部が前記挟持部に接触することで取り付けが困難になる構成であることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技機に係る。
請求項の発明は、前記収納部材は、端部に第1の固定片及び第2の固定片を設けており、前記可動部材は、前記第1の固定片及び前記第2の固定片を挟持するための第1の挟持部及び第2の挟持部をそれぞれ備えると共に、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部の間に前記第1の固定片が移動可能な切り欠き部を備え、前記収納部材が第1状態の際、前記可動部材が前記固定位置にある状態では前記第1の固定片が前記第1の挟持部に当接することにより第2状態への変位を困難にする一方、前記可動部材が前記非固定位置にある状態では前記固定片が前記切り欠き部に位置することによって前記収納部材を第2状態へ変位可能になるように構成したことを特徴とする請求項に記載の遊技機に係る。
請求項の発明は、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記第2の挟持部が前記第1の固定片を摺動させる摺接面を構成することを特徴とする請求項項に記載の遊技機に係る。
請求項の発明は、前記第2の挟持部は、カバー部材を取り付けた際に可動部材固定位置から非固定位置に移動しようとすると前記規制部と当接する当接部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機に係る。
請求項の発明は、前記カバー部材は、前記可動部材が固定位置にある状態の際に前記規制部が前記可動部材の切り欠き部に位置することで取り付け可能に構成され、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記規制部が前記第2の挟持部に接触することで取り付けが困難になる構成であることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項の発明は、前記本体枠は前記可動部材をスライド移動可能に保持するレール部を備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項10の発明は、前記可動部材は固定位置と非固定位置との移動を容易にする指掛け部を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項11の発明は、前記本体枠は前記可動部材が固定位置と非固定位置を移動する際の抵抗となる乗り越え段部を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項12の発明は、前記本体枠は前記カバー部材を固着可能とする固着部を備え、前記カバー部材は、前記収納部材が前記第2状態のときに前記収納部材に係止可能な係止部を備えると共に前記本体枠の固着部に固着可能な被固着部を備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項1の発明に係る遊技機によると、本体枠と、遊技に関する制御を行う電気部材と電気的に接続可能な接続部材を設けた第1電気部材と、前記第1電気部材の前記接続部材と電気的に接続される第2電気部材と、前記第1電気部材を収納する収納部材と、前記収納部材を前記本体枠に取り付けるために前記本体枠に設けられたベース部材と、前記ベース部材に取り付けられた前記収納部材に収納された前記第1電気部材の少なくとも一部を覆うカバー部材とを備えた遊技機において、前記収納部材は係合部を形成すると共に前記ベース部材は前記係合部と係合する被係合部を形成し、前記収納部材が、前記収納部材の前記係合部と前記ベース部材の前記被係合部が係合していない第1状態から前記収納部材の前記係合部と前記ベース部材の前記被係合部が係合する第2状態に変位することによって、前記収納部材が前記ベース部材に係合し、前記本体枠は、前記収納部材が第2状態のときに前記収納部材の第1状態への変位を規制するため、前記収納部材の一端を固定する可動部材が設けられ、前記可動部材は、前記収納部材を第2状態で固定する固定位置と前記収納部材を第2状態あるいは第1状態へ変位可能とする非固定位置に移動可能であり、前記カバー部材は、前記収納部材あるいは前記本体枠の少なくとも一方に取り付け可能に構成され、前記カバー部材を取り付けた際に前記可動部材が固定位置から非固定位置へ移動することを規制する規制部を備え、前記可動部材は切り欠き部を有し、前記カバー部材を前記収納部材に係止するとき前記規制部は前記可動部材の前記切り欠き部に位置することによって、前記可動部材の固定位置から非固定位置への移動を規制するため、遊技機の背面側に装着される収納部材(制御基板ケース)が、ベース部材側から脱離するおそれが大幅に改善され、遊技機に生じた衝撃により安易に脱離することの防止が可能となる。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項の発明において、前記可動部材は、前記収納部材を第2状態で固定するために前記収納部材の端部に設けられた固定片を挟持する挟持部を備えたため、挟持の構造を採用して極めて簡便に収納部材の端部側を保持し、固定することができる。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項の発明において、前記挟持部は、前記カバー部材を取り付けた際に可動部材固定位置から非固定位置に移動しようとするときに前記規制部と当接する当接部を備えたため、当接部に当接させる構成とすることで可動部材の非固定位置への移動をより確実に規制することができる。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項2または3の発明において、前記カバー部材は、前記可動部材が固定位置にある状態の際に取り付け可能に構成され、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記規制部が前記挟持部に接触することで取り付けが困難になる構成であるため、カバー部材の取付状態に応じて可動部材が収納部材を固定しているか否かを容易に把握することができ、固定し忘れを抑制することができる。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項の発明において、前記収納部材は、端部に第1の固定片及び第2の固定片を設けており、前記可動部材は、前記第1の固定片及び前記第2の固定片を挟持するための第1の挟持部及び第2の挟持部をそれぞれ備えると共に、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部の間に前記第1の固定片が移動可能な切り欠き部を備え、前記収納部材が第1状態の際、前記可動部材が前記固定位置にある状態では前記第1の固定片が前記第1の挟持部に当接することにより第2状態への変位を困難にする一方、前記可動部材が前記非固定位置にある状態では前記固定片が前記切り欠き部に位置することによって前記収納部材を第2状態へ変位可能になるように構成したため、収納部材は、可動部材による挟持と規制部による可動部材の移動規制の両方の作用を受けるため、ベース部材側から脱離するおそれが大幅に改善される。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項の発明において、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記第2の挟持部が前記第1の固定片を摺動させる摺接面を構成するため、収納部材のベース部材側への装着作業が容易にできる。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項の発明において、前記第2の挟持部は、カバー部材を取り付けた際に可動部材固定位置から非固定位置に移動しようとすると前記規制部と当接する当接部を備えたため、当接面に当接させる構成とすることで可動部材の非固定位置への移動をより確実に規制することができる。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項5ないし7のいずれかの発明において、前記カバー部材は、前記可動部材が固定位置にある状態の際に前記規制部が前記可動部材の切り欠き部に位置することで取り付け可能に構成され、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記規制部が前記第2の挟持部に接触することで取り付けが困難になる構成であるため、カバー部材の取付状態に応じて可動部材が収納部材を固定しているか否かを容易に把握することができ、固定し忘れを抑制することができる。
請求項の発明に係る遊技機によると、請求項1ないし8のいずれかの発明において、前記本体枠は前記可動部材をスライド移動可能に保持するレール部を備えるため、部品数を減らしても可動部材のスライド移動を実現することができる。
請求項10の発明に係る遊技機によると、請求項1ないし9のいずれかの発明において、前記可動部材は固定位置と非固定位置との移動を容易にする指掛け部を備えるため、上下方向の移動を容易にすることができる。
請求項11の発明に係る遊技機によると、請求項1ないし10のいずれかの発明において、前記本体枠は前記可動部材が固定位置と非固定位置を移動する際の抵抗となる乗り越え段部を備えるため、簡単に可動部材が降下せず、遊技機の保守、点検の際、常時、可動部材を非固定位置に保持しておく必要がなく、作業に支障を来さない。
請求項12の発明に係る遊技機によると、請求項1ないし11のいずれかの発明において、前記本体枠は前記カバー部材を固着可能とする固着部を備え、前記カバー部材は、前記収納部材が前記第2状態のときに前記収納部材に係止可能な係止部を備えると共に前記本体枠の固着部に固着可能な被固着部を備えたため、規制部自体に生じる不用意な位置の変化を抑制することができる。
本発明の一実施例に係る遊技機の正面図である。 図1の遊技機の背面図である。 基板保護カバーを外した背面斜視図である。 図3のカバー部材を外した背面斜視図である。 図4から接続部を外した背面斜視図である。 カバー部材の正面及び斜視図である。 図5から制御基板ケースを外した背面斜視図である。 ベース部材の拡大斜視図である。 制御基板ケースの背面斜視図である。 制御基板ケースの上面図である。 制御基板ケースとベース部材の係合の様子を示す概略図である。 可動部材の全体斜視図である。 可動部材とその周囲の第1部分拡大図である。 可動部材とその周囲の第1部分断面図である。 可動部材とその周囲の第2部分拡大図である。 可動部材とその周囲の第2部分断面図である。 可動部材とその周囲の第3部分拡大図である。 可動部材とその周囲の第3部分断面図である。
図1に示す遊技機1はこの発明の一実施例に係るパチンコ遊技機(弾球遊技機)である。以下、当該弾球遊技機を遊技機1の例として説明する。遊技機1の本体枠2内に遊技盤3が着脱交換可能に収納される。遊技盤3に向けて弾発発射された遊技球を遊技領域6へ誘導する外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設される。内側ガイドレール5に囲まれた遊技領域6の上部から下部に向けて順に実施例における遊技装置である表示装置20、第1始動入賞口11、第2始動入賞口12、大入賞口(アタッカー)16、図示しないアウト口が配設される。第2始動入賞口12には可動片10が備えられ、第1大入賞口16には開閉板17が備えられる。表示装置20の左側に普通図柄変動開始用ゲート25、風車26が設けられ、その下方に左袖入賞口23、左落とし入賞口24が配設される。
図1の遊技機1の前面側には、遊技状態を報知するランプ表示器35,36、払い出された遊技球を貯留するための上側貯留皿32、上側貯留皿32を取り付けるための取付板33、上側貯留皿32の飽和時の遊技球等を受けるための下側貯留皿34、遊技領域上側に設置され音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ37、遊技者による操作ハンドル8(操作手段)等がそれぞれ組み付けられている。遊技機1の最前面側には装飾枠7が装着され、装飾枠7にガラス板等の透明板Cbが収納される。遊技領域6は遊技盤3と透明板Cbとの間に形成される。前記の入賞口に遊技球が入ったことに起因して所定数の賞球が払い出される。
表示装置20は、液晶、ドットマトリックスもしくはLED表示装置等の表示装置からなり、実施例ではカラー表示可能な液晶表示器(TFT−LCDモジュール)等の画像表示装置21を備える。画像表示装置21は、数字、アルファベット、記号あるいは絵(キャラクタ)等の普通図柄または特別図柄を変動表示及び停止表示可能としている。実施例の弾球遊技機の普通図柄は0〜49の数字、特別図柄は0〜9の数字が3桁で表示される(図示省略)。表示装置20の周囲には前飾り部材22が配置される。前飾り部材22(区画部材)の左側に装飾可動片15が備えられ、遊技球が前飾り部材22内部へ誘導されるか否か振り分けられる。
遊技球は、操作ハンドル8の回動操作による弾発力制御を受けて駆動する発射モータ(図示せず)と、この発射モータの駆動により間欠的に揺動して遊技球を弾発発射する打球杆(図示せず)により、外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5に囲まれた領域に発射される。遊技者により操作ハンドル8が握持されると、遊技者の生体電流はタッチスイッチ等により検知され、発射装置制御基板の制御を受け発射モータは駆動される。発射された遊技球は、外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5を経由して遊技領域6へ誘導され、遊技領域6を転動しつつ下方へ落下し、各入賞口に入賞するか、あるいは何処にも入賞しなければアウト口から遊技板3の裏側へ排出される。
図2は遊技機1の背面図である。本体枠2内に装着される遊技盤3の背面側の大半は、基板保護カバー体40により覆われて保護される。基板保護カバー体40により、メイン制御基板、サブ制御基板、画像制御基板、音声・発光制御基板等の各種の制御基板が保護される。これらの制御基板(本実施例では制御基板が電気部材に相当する)は基板自体を保護する樹脂製の制御基板ケース内(本実施例では制御基板ケースが収納部材に相当する)に収納され、本体枠2内の所定位置に装着される(図示省略)。
図2の上方から紙面右回りに遊技球を貯留する貯留タンク41、賞球等を供給する遊技球供給部42、遊技情報を出力する外部端子43、プリペイドカードユニットと接続するカードインターフェース接続部44、遊技機の主電源となるメインスイッチ45、初期化スイッチ48、各種エラー表示を解除するエラー解除スイッチ46、基板保護カバー体40の回動軸となるカバーヒンジ部47が備えられる。そして、基板保護カバー体40の下部にカバー部材50が備えられる。符号38はロック機構、39はロック機構により可動するロックレバー部、90は接続部材である。
図3は前記の基板保護カバー体40を本体枠2から取り外した状態である。本体枠2の中央に形成された基板装着部位Fiに前記の各制御基板が装着される。カバー部材50の前後方向には、遊技に関し遊技球の払い出しを制御する払出制御基板65(後出図9参照)、その前後方向に重ねて遊技機全体の電源供給を制御する電源制御基板(図示せず)が配置している。本体枠の上部に設けられたフック部2hは、前出の装飾枠7を係止すると共に、フック部を支点に回動自在に軸支する。装飾枠7の軸支されていない他端側は、ロック機構38の操作により上下動するロックレバー部39によって着脱自在に本体枠2に係着される。
接続部材90は制御基板同士を電気的に接続するハーネスであり、例えば、電源制御基板と払出制御基板、電源制御基板とメイン制御基板、メイン制御基板と画像制御基板等、制御基板の数に応じて随時接続部材90(ハーネス)を用いて接続される。接続部材90の末端には制御基板との接続を容易にするためのハーネスコネクタ部91が備えられる。接続部材90はリング状のハーネス止め部材95により適宜本数に束ねられる。
図4はカバー部材50を本体枠2から取り外した状態である。図示のとおり、カバー部材50直下には制御基板ケース60が設置される。実施例の制御基板ケース60内には、第1電気部材として払出制御基板65(後出図9参照)が収納されている。制御基板ケース60とその直下の制御基板(電源制御基板)は接続部材90(ハーネス)により互いに接続される。
図5は前出の図4より制御基板ケース60周辺の接続部材90を外した状態である。制御基板ケース60と本体枠2は、制御基板ケース60とベース部材70との係合と同制御基板ケース60の固定片66と本体枠2側の可動部材80との係止によって安定して固定される。
図6(a)はカバー部材50自体の正面図であり図2と対応し、図6(b)はカバー部材の背面側からの斜視図である。カバー部材50の下部にはねじ止め穴51が備えられる。この例のカバー部材50は、ねじにより本体枠2に安易に脱離しないように固定される。カバー部材の上部に、実施例では係止部として係止爪部52が備えられ本体枠2側に係合した制御基板ケースの上部に係止可能になっている。係止爪部52が備えられることにより、本体枠2側との上方との安定した係止が可能となる。カバー部材の大半はカバー面部53により構成され、当該カバー部材直下の制御基板ケース60(払出制御基板65)の正面部分が被覆により保護される。さらに、カバー面部53の下部にカバー底面部54も設けられ、制御基板ケース60の下部位置が被覆により保護される。また、カバー部材50の内部には規制部55が設けられる。この規制部55はカバー部材50を係止した際に前記の可動部材80と関連(当接)することから、可動部材の動きは規制される(図18参照)。また、実施例ではカバー部材は制御基板ケースと共に制御基板ケースに収納される払出制御基板に接続される配線部材を覆い、配線部材を保護する役割もある。
図7は前出の図5から制御基板ケース60を取り外した状態であり、図8はその拡大図となる。制御基板ケース60(払出制御基板の制御基板ケース)は表ケース部61及び裏ケース部62から形成され、同制御基板ケースの端部60eに固定片66として第1の固定片66aと第2の固定片66bが備えられる(図9参照)。本体枠2側において、制御基板ケース60が取り付けられる部位はベース部材70である。実施例の遊技機1では、ベース部材70自体も、第2制御基板となる電源制御基板(図示せず)を収納する制御基板ケースであり、本体枠2に直接取り付けられ当該本体枠の一部を構成している。ベース部材70側で制御基板ケース60と接する部位は設置面部72である。
図8を用いてさらに詳しく説明する。設置面部72には被係合部73が複数箇所(実施例では3箇所)設けられ、後出する制御基板ケース60の基板ケース係合部63との係合に用いられる。ベース部材70を電源制御基板の制御基板ケースとしていることから、放熱のための排気口を有するベース側面部74により囲まれる。可動部材80はベース部材70の紙面左側の可動部材収容部75に上下のスライド移動可能に収納される。可動部材80はその左右が本体枠2側に備えられたレール部76により摺動自在に挟持されるため、上下のスライド移動が可能となる。なお、可動部材収容部75の大きさにより可動部材80のスライド移動量は規制される。図8において符号71は固着部となるねじ受け穴であり、前出のカバー部材50のねじ止め穴51と重ねられた後にねじが挿入され、カバー部材50は本体枠2に固定される。むろん、ねじ以外の固定手段を用いてもよい。
図9は制御基板ケース60の背面側からの斜視図であり図10は同ケースの下面図である。裏ケース部62に鉤状の基板ケース係合部63が複数個備えられる。基板ケース係合部63の先端には、差し込み固定のための係止片部64が設けられる。制御基板ケース60、この例では表ケース部61の端部60eに可動部材80との係合に用いられる第1の固定片66aと第2の固定片66bが設けられる。第1及び第2の固定片66a,66bには可動部材80との係合を容易にするため、板状の第1の舌片部67a、第2の舌片部67bが配される。
図10からわかるように、実施例の制御基板ケース60は第1電気部材となる払出制御基板65(図10参照)を収納するケースである。払出制御基板65等は裏ケース部62の所定位置に載置された後、表ケース部61が組み合わされる。こうして払出制御基板65は制御基板ケース60の中に収納される。払出制御基板65はCPU、ROM、RAM、その他IC、コンデンサ等の電子部品(いずれも図示省略)がはんだ付けされた回路基板である。そこで、これらの電子部品への電力や他の制御基板からのコマンドの入力、及び当該払出制御基板からのコマンドの出力は前記の接続部材90(ハーネス)を介して行われる。払出制御基板65の制御基板ケース60において、接続部材90のハーネスコネクタ部91は基板側コネクタ部92に接続される。複数の接続部材の着脱は一括して行われる。
図11の模式図は、実施例における制御基板ケース60とベース部材70との係合状態の概略である。図11(a)では、制御基板ケース60が本体枠2側のベース部材70に固定されていない状態である。続く図11(b)では、ベース部材70の設置面部72に制御基板ケース60の裏ケース部62が重ねられ、基板ケース係合部63と被係合部73の位置合わせが行われる。図11(a)及び(b)では、制御基板ケース60の基板ケース係合部63(係止片部64)とベース部材70の被係合部73が互いに離れており、双方が係合していない「第1状態」である。
最終的な図11(c)では、被係合部73の開口部73oに向けて基板ケース係合部63(係止片部64)が滑り込み(スライド移動)により差し込まれる。つまり、制御基板ケース60の基板ケース係合部63(係止片部64)と、ベース部材70の被係合部73が係合している「第2状態」である。図示のとおり、制御基板ケース60が第1状態から第2状態へ変位することにより、制御基板ケース60のベース部材70への係合固定が完了する。図中の符号EBは電源制御基板である。
図8のベース部材70における被係合部73の開口方向と、図9,10の制御基板ケース60の基板ケース係合部63(係止片部64)の突出方向から把握されるとおり、当該実施例では、制御基板ケース60の第1状態と第2状態との間の変位の方向は、遊技機の左右方向である。
図12は可動部材80の全体斜視図である。可動部材80には、台板部81から板状の小片が突出するように第1の挟持部83aと第2の挟持部83bが備えられる。台板部81に設けられた2箇所の挟持部(フック部)83に挟まれた部分がちょうど窪んだ部分となる。当該部分が可動部材80における切り欠き部82となる。2箇所の挟持部83(83a,83b)と台板部81に挟まれた部分は挟持領域85であり、前記の制御基板ケース60の2箇所の固定片66(66a,66b)に設けられた板状の舌片部67,67は第1及び第2の挟持部83a,83bにより挟まれ挟持領域85内に保持される。そして固定片66(66a,66b)を制御基板ケースの制御基板ケース60とベース部材70との係合解除方向側(取り付け方向側)に設け、固定片66の舌片部67を挟む構造とすることにより、極めて簡便に制御基板ケースの端部側を保持し、固定することができる。また、第2の挟持部83bは切り欠き部82の直下であり、カバー部材50の規制部55と当接可能な当接部(当接面)88を備えている。なお、当接部88は後記する摺接面89を兼ねる。
可動部材80の台板部81の長手方向の左右は摺動部86である。そこで可動部材80は摺動部86を介してレール部76に挟持されることにより、本体枠2側にスライド移動可能に取り付けられる(図8参照)。従って、部品数を減らしても可動部材のスライド移動を実現することができる。
図8及び後出の図示から把握されるように、本実施例では可動部材80の移動方向は制御基板ケースの移動方向(遊技機1の左右方向)とは異なる方向(遊技機1の上下方向)であるため、制御基板ケースの移動方向に同調して可動部材が移動することが抑制され、制御基板ケースのベース部材への固定をより強固にすることができる。また、可動部材80では上下方向の移動を容易にするため、第1の挟持部83aに指掛け部84が備えられる。遊技機の背面側は各種のカバー等が設けられていることから自由に手を入れることができない。そこで、保守、点検時に指掛け部84を操作すれば簡単に可動部材80を動かすことができる。また、可動部材80では、台板部81を貫通する窓部87も形成されている。窓部87は後出の乗り越え段部78との当接するためである(図14等参照)。
これより図13ないし図18を用い、制御基板ケース60をベース部材70に固定した際における可動部材80の移動の様子を説明する。図13、15、17は可動部材80及びその周囲を含む部分拡大図である。図14、16、18は可動部材80及びその周囲を含む部分断面図である。断面図において可動部材80を識別しやすくするため、太実線で表した。
図13及び図14は、制御基板ケース60がベース部材70に装着されて制御基板ケース60が第2状態となった直後の状態である。つまり、可動部材80の挟持部83と制御基板ケース60に設けられた固定片66(図13の鎖線の塗りつぶし)の位置関係では、第1の挟持部83aは第1の固定片66aの上方に位置し、第2の挟持部83bは第2の固定片66bの上方に位置している。図14からわかるように、舌片部67は挟持部83の挟持領域85内に挟持されていない。この位置の可動部材80は「非固定位置」である。また可動部材80が「非固定位置」にある状態では、制御基板ケース60の端部側は固定片66を介して可動部材80に固定されておらず、図示時点での制御基板ケース60は第1状態と第2状態との間で変位可能である。
可動部材80に備えられた第2の挟持部83bの当接部(当接面)88は第1の固定片66aを支持すると共に摺接面89を構成している。このため、制御基板ケース60をベース部材70側に装着しようとする場合、第2の挟持部83bの当接部(当接面)88(摺接面89)を目標に制御基板ケース60の第1の固定片66aを位置合わせすることができる。そこで、制御基板ケース60をベース部材70側に押し当て、制御基板ケース60をベース部材70上でスライド移動させることができる(図11参照)。つまり、非固定位置にある可動部材80の摺接面89を目安に第1の固定片66aをすべり込ませることを可能としている。よって、制御基板ケース60のベース部材70側への装着作業は容易となる。
図15及び図16は、制御基板ケース60がベース部材70に装着されて制御基板ケース60が第2状態となった後、可動部材80が降下して鉤部83の挟持部85内に制御基板ケース60に設けられた固定片66(舌片部67)が挟持された状態である(特に図16参照)。この位置の可動部材80が「固定位置」である。可動部材80の挟持部85と固定片66の舌片部67の間による固定によって、制御基板ケース60の端部側も可動部材80により固定される。そこで、制御基板ケース60がベース部材70と係合している状態(第2状態)のときに制御基板ケース60とベース部材70との係合解除状態(第1状態)への変位は規制される。
実施例に開示の制御基板ケース60の第1状態と第2状態との間の変位の方向は遊技機の左右方向である(図8、9等参照)。これに対し可動部材80の固定位置と非固定位置の移動方向は遊技機の上下方向である(図13ないし16等参照)。すなわち、制御基板ケース60の変位の方向(左右)と、可動部材80の移動の方向(上下)は自明ながら異なる方向である。制御基板ケース60の変位方向に沿って衝撃が生じたとしても、可動部材80の移動方向が異なるため制御基板ケースの変位方向に同調して位置ずれを起こすことはない。従って、制御基板ケース60のベース部材70への固定をより強固にすることができる。
また、実施例のベース部材70にあっては、可動部材80の移動方向に沿って小突起からなる乗り越え段部78が複数形成されている。図14の可動部材80の非固定位置では、乗り越え段部78は、台板部81の下端と切り欠き部82の反対側に当接する。このことから、一時的に可動部材80は非固定位置で留め置かれる(仮置きとなる)。図16の可動部材80の固定位置では、乗り越え段部78は、切り欠き部82の反対側と台板部81の上端をわずかに上方に超えた位置にある。乗り越え段部78自体の突出量は、小さくレール部76と摺動部86とのスライド移動可能な隙間を考慮し、可動部材80の移動には支障を来さない程度に設定される。乗り越え段部78が備えられているため、簡単に可動部材が降下せず、遊技機の保守、点検の際、常時、可動部材を非固定位置に保持しておく必要がなく、作業に支障を来さない。
図17及び図18は、可動部材80が固定位置となった後に、前記のカバー部材50が制御基板ケース60上に被せられ係止している状態である。図15との比較から明らかなように制御基板ケース60の大半がカバー部材50により被覆される。前述の乗り越え段部78は主に可動部材80の移動の仮止めに用いられるのみであり、可動部材80の移動を規制するほど強力に作用しない。そこで、図18に示すように、カバー部材50の内部の規制部55(図6(b)参照)が、可動部材80の切り欠き部82に位置している。図示のとおり、規制部55は第1の挟持部83aと第2の挟持部83bの間に位置し、「非固定位置」に移動すると切り欠き部82の直下の第2の挟持部83bの当接面88に当接可能となる。結果として、第2の挟持部83bを有する可動部材80は規制部55の抵抗を受けて固定位置から非固定位置への移動が規制される。つまり制御基板ケースを固定する可動部材で取り外し困難にし、さらにカバー部材を使って可動部材の移動を規制することにより、制御基板ケースが移動しないようにしている。よって制御基板ケースを取り外し困難にするために複数の構成(二重以上の構成)を有している。そこで、制御基板ケースの移動の規制を強化することが可能となる。また、カバー部材は配線部材あるいは配線部材の接続部を保護すると共に規制部により可動部材の移動を規制するため、カバー部材を効率良く使用した構成とすることが可能となる。
さらに、カバー部材50はねじにより本体枠2に強固に固定される。そのため、規制部55の位置は不用意に変化しない。いったん可動部材80が固定位置となってカバー部材50が被せられた後は、遊技機1自体、もしくは本体枠2に振動や衝撃が生じたとしても、制御基板ケース60は、可動部材80による挟持と、カバー部材50の規制部55による可動部材80の移動規制の両方の作用を受ける。このため、単に可動部材80のみによる制御基板ケース60の固定と比較すると、制御基板ケース60は極めて安定してベース部材70に取り付けられ、安易にベース部材70側から脱離するおそれが大幅に改善される。よって、遊技機の保守、点検時に生じる振動や衝撃に対しても非常に有効である。その際規制部は第2の挟持部との接触面をリブ状に形成することで規制部が補強され、規制部の破損を抑制することが可能となる。また、可動部材80が「非固定位置」にある場合、カバー部材50の内部の規制部55は可動部材80の第2の挟持部83bと接触することで規制部が切り欠き部に位置するよりも浮いた状態(嵌っていない状態)となることから、カバー部材50の取付位置が中途半端となり係止が困難になる。このため、可動部材80の取付状態を容易に確認することができる。
本発明は実施例に図示した構成に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない限り他の遊技機にも適用することができる。例えば、収納部材を制御基板ケースとしたが、収納部材が収納するものは制御基板に限定する必要はなく、モータ等の電気的駆動源などを収納する部材にも適用される。そして収納部材の形状は問わず、電気部材全てを覆う必要はない。また、第1電気部材を払出制御基板とし、第2電気部材を電源制御基板としたが、これ以外に、例えば、メイン制御基板、サブ制御基板、または画像制御基板の間や、制御基板以外のモータをはじめとする電気的駆動源等の電気的に接続可能な電気部材の接続形態にも当然に適用できる。また、開示のパチンコ遊技機のみの適用に限られることはなく、アレンジボール遊技機、スロットマシン等の適宜の遊技機にも適用することができる。
1 遊技機
2 本体枠
3 遊技盤
40 基板保護カバー体
50 カバー部材
51 ねじ止め穴
55 規制部
60 制御基板ケース(収納部材)
63 基板ケース係合部(係合部)
64 係止片部
65 払出制御基板(第1電気部材)
66 固定片
66a 第1の固定片
66b 第2の固定片
67 舌片部
70 ベース部材
71 ねじ受け穴(固着部)
73 被係合部
76 レール部
78 乗り越え段部
80 可動部材
81 台板部
82 切り欠き部
83 挟持部
83a 第1の挟持部
83b 第2の挟持部
84 指掛け部
87 窓部
88 当接部(当接面)
89 摺接面
90 接続部材(ハーネス)
91 ハーネスコネクタ部

Claims (12)

  1. 本体枠と、
    遊技に関する制御を行う電気部材と電気的に接続可能な接続部材を設けた第1電気部材と、
    前記第1電気部材の前記接続部材と電気的に接続される第2電気部材と、
    前記第1電気部材を収納する収納部材と、
    前記収納部材を前記本体枠に取り付けるために前記本体枠に設けられたベース部材と、
    前記ベース部材に取り付けられた前記収納部材に収納された前記第1電気部材の少なくとも一部を覆うカバー部材とを備えた遊技機において、
    前記収納部材は係合部を形成すると共に前記ベース部材は前記係合部と係合する被係合部を形成し、
    前記収納部材が、前記収納部材の前記係合部と前記ベース部材の前記被係合部が係合していない第1状態から前記収納部材の前記係合部と前記ベース部材の前記被係合部が係合する第2状態に変位することによって、前記収納部材が前記ベース部材に係合し、
    前記本体枠は、前記収納部材が第2状態のときに前記収納部材の第1状態への変位を規制するため、前記収納部材の一端を固定する可動部材が設けられ、
    前記可動部材は、前記収納部材を第2状態で固定する固定位置と前記収納部材を第2状態あるいは第1状態へ変位可能とする非固定位置に移動可能であり、
    前記カバー部材は、前記収納部材あるいは前記本体枠の少なくとも一方に取り付け可能に構成され、前記カバー部材を取り付けた際に前記可動部材が固定位置から非固定位置へ移動することを規制する規制部を備え
    前記可動部材は切り欠き部を有し、前記カバー部材を前記収納部材に係止するとき前記規制部は前記可動部材の前記切り欠き部に位置することによって、前記可動部材の固定位置から非固定位置への移動を規制することを特徴とする遊技機。
  2. 前記可動部材は、前記収納部材を第2状態で固定するために前記収納部材の端部に設けられた固定片を挟持する挟持部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  3. 前記挟持部は、前記カバー部材を取り付けた際に可動部材固定位置から非固定位置に移動しようとするときに前記規制部と当接する当接部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  4. 前記カバー部材は、前記可動部材が固定位置にある状態の際に取り付け可能に構成され、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記規制部が前記挟持部に接触することで取り付けが困難になる構成であることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技機。
  5. 前記収納部材は、端部に第1の固定片及び第2の固定片を設けており、
    前記可動部材は、前記第1の固定片及び前記第2の固定片を挟持するための第1の挟持部及び第2の挟持部をそれぞれ備えると共に、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部の間に前記第1の固定片が移動可能な切り欠き部を備え、
    前記収納部材が第1状態の際、前記可動部材が前記固定位置にある状態では前記第1の固定片が前記第1の挟持部に当接することにより第2状態への変位を困難にする一方、前記可動部材が前記非固定位置にある状態では前記固定片が前記切り欠き部に位置することによって前記収納部材を第2状態へ変位可能になるように構成したことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  6. 前記可動部材が非固定位置にある状態では前記第2の挟持部が前記第1の固定片を摺動させる摺接面を構成することを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  7. 前記第2の挟持部は、カバー部材を取り付けた際に可動部材固定位置から非固定位置に移動しようとすると前記規制部と当接する当接部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  8. 前記カバー部材は、前記可動部材が固定位置にある状態の際に前記規制部が前記可動部材の切り欠き部に位置することで取り付け可能に構成され、前記可動部材が非固定位置にある状態では前記規制部が前記第2の挟持部に接触することで取り付けが困難になる構成であることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の遊技機。
  9. 前記本体枠は前記可動部材をスライド移動可能に保持するレール部を備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊技機。
  10. 前記可動部材は固定位置と非固定位置との移動を容易にする指掛け部を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の遊技機。
  11. 前記本体枠は前記可動部材が固定位置と非固定位置を移動する際の抵抗となる乗り越え段部を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の遊技機。
  12. 前記本体枠は前記カバー部材を固着可能とする固着部を備え、
    前記カバー部材は、前記収納部材が前記第2状態のときに前記収納部材に係止可能な係止部を備えると共に前記本体枠の固着部に固着可能な被固着部を備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の遊技機。
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