JP5644408B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/021—Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
- F16H2057/0213—Support of worm gear shafts
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Description
上記構成によれば、捩りコイルバネにより剛性部材の回転方向に沿った付勢力が作用するため、効率的に剛性部材をネジ孔に螺入させることができる。
また、剛性部材は、ラチェット爪がラチェット歯に係合することで、ウォームホイールから離間する方向の力が作用しても、同ウォームホイールから離間することが規制される。そして、剛性部材は、付勢部材によってウォームホイールに近接する方向に直接的に付勢されるため、安定してウォーム軸をウォームホイール側に押し付けることができるようになる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。これにより、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、即ち車両の進行方向が変更される。
図2に示すように、EPSアクチュエータ22は、減速機構24を収容するハウジング31を備えている。このハウジング31は、ウォーム軸26が収容されるウォーム軸収容部32、及び同ウォーム軸収容部32に連続して形成されるとともにウォームホイール25が収容されるウォームホイール収容部33を有している。ウォーム軸収容部32は、ウォーム軸26の軸方向(図2における左右方向)に延びる円柱状の空間であり、その一端側(図2における右側)は、モータ21が固定されるモータ固定孔34に連通している。なお、ウォーム軸収容部32の他端側(図2における左側)は外部に開口しており、この開口端はエンドカバー35により閉塞されている。
次に、本実施形態のEPSにおけるウォーム軸をウォームホイール側に付勢するための付勢構造について詳細に説明する。
(1)付勢機構51は、ハウジング31に形成されたネジ孔52に螺合するネジ部56を有する円柱状の剛性部材53と、剛性部材53をネジ孔52に螺入する方向に付勢する捩りコイルバネ54とを備えた。
(3)剛性部材53に、捩りコイルバネ54のコイル部54aが装着される円柱状の支持部57を形成したため、捩りコイルバネ54が傾倒することを防ぎ、安定して剛性部材53をネジ孔52に螺入させる方向に付勢することができるようになる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は付勢機構の構成である。このため、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
(4)付勢機構61は、ハウジング31に形成された挿入孔62に挿入される剛性部材63と、剛性部材63を近接方向に付勢する圧縮コイルバネ64とを備えた。そして、挿入孔62にラチェット歯68を形成するとともに、剛性部材63にラチェット歯68に係脱可能な板バネ69を固定した。
・上記第1実施形態では、ネジ部56を右ネジによって構成するとともに、捩りコイルバネ54を右ネジと同じ螺旋方向に素線を捩ることにより構成したが、これに限らず、ネジ部56を左ネジによって構成するとともに、捩りコイルバネ54を左ネジと同じ螺旋方向に素線を捩ることにより構成してもよい。
Claims (4)
- ウォーム軸及びウォームホイールを噛合してなる減速機構と、前記減速機構を介してステアリングシャフトに駆動連結されるモータと、前記モータの出力軸に対して前記ウォーム軸の一端部を傾動可能に連結する軸継手と、前記ウォーム軸の他端部を前記ウォームホイールに近接する方向に付勢する付勢手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、
前記付勢手段は、
前記ウォーム軸を前記ウォームホイール側に押し付ける剛性部材と、
前記剛性部材が前記ウォームホイールに近接するように該剛性部材を付勢する付勢部材と、
前記剛性部材が前記ウォームホイールから離間することを規制する離間規制機構とを有し、
前記離間規制機構は、前記減速機構を収容するハウジングに形成されたネジ孔と、前記剛性部材に形成されるとともに前記ネジ孔に螺合するネジ部とを有するネジ機構であり、
前記付勢部材は、前記剛性部材を前記ネジ孔に螺入させる方向に付勢することを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記付勢部材は、捩りコイルバネであることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項2に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記剛性部材には、前記捩りコイルバネのコイル部が装着される支持部が形成されたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - ウォーム軸及びウォームホイールを噛合してなる減速機構と、前記減速機構を介してステアリングシャフトに駆動連結されるモータと、前記モータの出力軸に対して前記ウォーム軸の一端部を傾動可能に連結する軸継手と、前記ウォーム軸の他端部を前記ウォームホイールに近接する方向に付勢する付勢手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、
前記付勢手段は、
前記ウォーム軸を前記ウォームホイール側に押し付ける剛性部材と、
前記剛性部材が前記ウォームホイールに近接するように該剛性部材を付勢する付勢部材と、
前記剛性部材が前記ウォームホイールから離間することを規制する離間規制機構とを有し、
前記離間規制機構は、前記減速機構を収容するハウジング及び前記剛性部材のいずれか一方に設けられたラチェット歯と、いずれか他方に設けられるとともに前記ラチェット歯に係脱可能なラチェット爪とを有するラチェット機構であり、
前記付勢部材は、前記剛性部材を前記ウォームホイールに近接する方向に付勢することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2010257810A JP5644408B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 電動パワーステアリング装置 |
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