JP5641672B2 - 建物 - Google Patents

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本発明は、大型外壁を備えた建物に関する。
一般的に住宅等の建物においては、南側や東側に面する外壁に大きな窓を設けたり、窓を多数設けたりして、建物内へ十分に採光できるようにしている。
特開2004−332200号公報
ところが、建物の南側や東側の外壁に集中して、大きな窓を設けたり、窓を多数設けたりすると、南側や東側の外壁の強度が低下する(壁量が少なくなる)ため、その分、それ以外に面する外壁の窓を小さくしたり、窓の数を少なくするなどの対策を講じている。
一方、建物内において、南側や東側に面する居室は家族団欒の場としての居間として使用される場合が多いが、この場合日中は、居間に設置された大型テレビや大型モニタに、光が差し込んで映像が見難くなるという不満がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、南側や東側などに面する外壁に大きな窓を設けたり、窓を多数設けたりしても、外壁として所定の強度を保持でき、かつ、その外壁に面する居室に設置された大型テレビや大型モニタの映像が見易い建物を提供することを課題としている。
本願発明は、建物本体の正面、背面、両側面のうちの少なくとも一面を構成する外壁の左右略中央部の居室10,18部分に、開口部のない前面外壁2を有し、当該前面外壁2は内側に内壁2aを備えた二重壁構造になっており、この前面外壁2の両側部に設けられた両側面外壁3,4とからなる大型外壁1が、建物本体の上下に延在して設けられており、前記大型外壁1の左右における前記前面外壁2より奥まった位置に、前記両側面外壁3,4に接続され、各々壁面に窓を有する外壁5.6が前記前面外壁2と平行に設けられており、前記大型外壁1の少なくとも一方の側面外壁3には、地窓13又は窓16が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、建物本体の正面、背面、両側面のうちの少なくとも一面を構成する外壁の左右略中央部に大型外壁1が設けられており、この大型外壁1はその前面外壁2には開口がなく、かつ前面外壁2の両側部に両側面外壁3,4を備えたものであるので、外壁に大きな窓を設けたり、窓を多数設けたりしても、外壁として所定の強度を保持できる。また、大型外壁1の前面外壁2によって日光の差込みを防止できるので、該前面外壁2に面する居室10に大型テレビや大型モニタを設置した場合に、この大型テレビや大型モニタに光が差し込むことがなく、よって映像が見易くなる。
請求項2に記載の発明は、例えば図3および図6に示すように、請求項1に記載の建物において、
前記大型外壁1の前面外壁2の内壁面には、大型ディスプレイ11が取り付けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前面外壁2の内壁面に、大型ディスプレイ11が取り付けられているので、この大型ディスプレイ11には、前面外壁2側から光が直接差し込むことがなく、映像が非常に見易くなる。また、前面外壁2には窓等の開口部がないので、前面外壁2の内壁面の所望の位置に大型ディスプレイ11を取り付けることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の建物において、
前記大型外壁1の少なくとも一方の側面外壁3には、地窓13が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、少なくとも一方の側面外壁3に地窓13が設けられているので、比較的暗くなりがちな、前面外壁2の内側を、大型ディスプレイ11の光による見難さを解消しつつ地窓13からの日光によってある程度明るくすることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図4および図5に示すように、請求項1に記載の建物において、
前記大型外壁1の前面外壁2の内壁面には、所定の階(例えば2階)において棚15がほぼ前記内壁面の全体に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前面外壁2の内壁面に所定の階において棚15がほぼ前記内壁面の全体に設けられているので、開口部のない前面外壁2を有効に利用できるとともに、この棚15には前面外壁2側から日光が直接差し込まないので、物品の保存に適している。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の建物において、
前記大型外壁1の少なくとも一方の側面外壁3には、窓16,17が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、一方の側面外壁3に窓16,17が設けられているので、棚15の付近を窓からの日光によって明るくすることができる。
本発明によれば、建物本体の正面、背面、両側面のうちの少なくとも一面を構成する外壁の左右略中央部に、開口部のない前面外壁と、この前面外壁の両側部に設けられた両側面外壁とからなる大型外壁が、建物本体の上下に延在して設けられているので、外壁に大きな窓を設けたり、窓を多数設けたりしても、外壁として所定の強度を保持できる。また、大型外壁の前面壁によって日光の差込みを防止できるので、該大型外壁に面する居室に大型テレビや大型モニタを設置した場合に、この大型テレビや大型モニタに光が差し込むことがなく、よって映像が見易くなる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る建物の正面図、図2は斜視図である。本実施の形態の建物は、2.5階建ての住宅であり、2階の上に、2階床より半階高いスキップ床が設けられてなるものである。
図1および図2に示すうように、建物の正面の左右略中央部には、大型外壁1が建物本体の上下に延在して設けられている。この大型外壁1は、開口部のない前面外壁2と、この前面外壁2の右側部に設けられた側面外壁3と、前面外壁2の左側部に設けられた側面外壁4とを備えてなるもので、側面外壁3は側面外壁4に比べて、平断面視において、長くなっている。側面外壁3は1階においては、玄関ポーチ14の奥側端部まで延在しており、2階においては建物の奥行き方向略中央部まで延在している。
また、建物の正面には前記大型外壁1の左側に、大型外壁1の前面外壁2より、若干奥まった位置に外壁5が設けられており、この外壁5は前記側面外壁4に接続されている。
さらに、建物の正面には前記大型外壁1の右側に、前面外壁2より奥まった位置に外壁6が設けられており、この外壁6は前記側面外壁3に接続されている。
また、建物の正面には、前記大型外壁1と所定間隔を隔てて、外壁7が設けられている。この外壁7は、前記前面外壁2より若干前方に突出しており、その右側部にはルーバ8aが上下に延在して設けられている。このルーバ8aの内側に位置する外壁面には、窓が上下に所定間隔で設けられている。ルーバ8aは、幅の狭い横長の板を多数上下方向に一定の間隔で配置してなるものであり、上下に隣り合う横長の板間から通風や採光を確保できる一方で、外部からの視線を遮断できるようになっている。
また、外壁7の左側部には、前記側面外壁3と平行に配置された側面外壁9が接続されており、この側面外壁9は前記外壁6に接続されている。
なお、建物の正面左側部には、上下に延在するルーバ8bが設けられており、このルーバ8aの内側に位置する外壁面には、窓が上下に所定間隔で設けられている。また、前記前面外壁2の左側にはルーバ8cが設けられており、右側にはルーバ8dが設けられている。なお、図2においては、側面外壁3を見せるために、ルーバ8dを省略している。
図3〜図5に示すように、前記大型外壁1の前面外壁2は、内側に内壁2aを備えた二重壁構造になっており、この内壁2aに、図3および図6に示すように、建物の1階の居室10において、大型ディスプレイ11が取り付けられている。内壁2aの上部前方には、図6に示すように、下り壁2bが設けられている。この下り壁2bは内壁2aより居室10の内側に位置しており、天井から垂下して、その下端部は大型ディスプレイ11の上縁部より若干上方に位置している。
大型ディスプレイ11は液晶画面を備えた板状のものであり、テレビチューナを備えている。大型ディスプレイ11の下方には、左右に長尺な棚12が設けられており、この棚11は内壁2aまたは前面外壁2に支持固定されている。
また、前記側面外壁3の下端部には、1階において、地窓13が設けられている。この地窓13の下端部は1階の床面とほぼ等しい位置にあり、上端部は前記下り壁2bの下端部とほぼ等しい位置にある。地窓13が設けられた開口部には、矩形枠状の框材の内部に桟材を縦横に組みつけてなる面格子が設けられている。地窓13は1階の玄関ポーチ14に面している。
また、前記前面外壁2の内壁2aには、2階において、書棚(棚)15がほぼ内壁面の全体に設けられている。また、書棚15の左右側部はそれぞれ前記側面外壁3,4の内壁面に固定されている。
また、前記側面外壁3には、2階において、掃出し窓16が設けられており、この掃出し窓16の上方には高窓17が設けられている。
側面外壁3と外壁6と側面外壁9とで囲まれた部分は、ルーフバルコニー17となっており、このルーフバルコニー17には、居室18からは掃出し窓16を通して出入りできるようになっている。
本実施の形態によれば、建物本体の正面を構成する外壁の左右略中央部に大型外壁1が設けられており、この大型外壁1はその前面外壁2には開口がなく、かつ前面外壁2の両側部に両側面外壁3,4を備えたものであるので、外壁(建物正面の外壁全体)に大きな窓を設けたり、窓を多数設けたりしても、外壁として所定の強度を保持できる。また、大型外壁1によって日光の差込みを防止できるので、該大型外壁1に面する居室10に大型テレビや大型モニタを設置した場合に、この大型テレビや大型モニタに光が差し込むことがなく、よって映像が見易くなる。
また、大型外壁1の前面外壁2の内壁面に、大型ディスプレイ11が取り付けられているので、この大型ディスプレイ11には、前面外壁2側から光が直接差し込むことがなく、映像が非常に見易くなる。また、前面外壁1には窓等の開口部がないので、前面外壁1の内壁面の所望の位置に大型ディスプレイ11を取り付けることができる。
さらに、大型外壁の側面外壁3に、地窓13が設けられているので、比較的暗くなりがちな、前面外壁2の内側を、大型ディスプレイ11の光による見難さを解消しつつ地窓13からの日光によってある程度明るくすることができる。また、地窓13が設けられた開口部には面格子が設けられているので、地窓13からの光を和らげることができる。
また、大型外壁1の前面外壁2の内壁面には、2階において書棚15がほぼ内壁面の全体に設けられているので、開口部のない前面外壁1を有効に利用できるとともに、この書棚15には前面外壁2側から日光が直接差し込まないので、書籍等の物品の保存に適している。
また、側面外壁3には、2階において掃出し窓16が設けられているので、書棚15への日光の直接の差込みを防止しつつ、書棚の付近を掃出し窓16やその上の高窓17からの日光によって明るくすることができる。
本発明に係る建物の一例を示すもので、建物の正面図である。 同、建物の斜視図である。 同、建物の1階の平面図である。 同、建物の2階の平面図である。 同、建物の2.5階の平面図である。 同、前面外壁の内壁面を居室側から見た要部の斜視図である。
符号の説明
1 大型外壁
2 前面外壁
3,4 側面外壁
11 大型ディスプレイ
13 地窓
15 書棚(棚)
16 掃出し窓(窓)

Claims (1)

  1. 建物本体の正面、背面、両側面のうちの少なくとも一面を構成する外壁の左右略中央部の居室10,18部分に、開口部のない前面外壁2を有し、当該前面外壁2は内側に内壁2aを備えた二重壁構造になっており、この前面外壁2の両側部に設けられた両側面外壁3,4とからなる大型外壁1が、建物本体の上下に延在して設けられており、前記大型外壁1の左右における前記前面外壁2より奥まった位置に、前記両側面外壁3,4に接続され、各々壁面に窓を有する外壁5.6が前記前面外壁2と平行に設けられており、前記大型外壁1の少なくとも一方の側面外壁3には、地窓13又は窓16が設けられていることを特徴とする建物。
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