JP5641065B2 - 車両用パーキングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に備えられるパーキングロック装置に係り、特にパーキングロック装置を構成するパーキングポールの姿勢を安定させる技術に関するものである。
駆動輪に連結されている回転部材に形成されているパーキングギヤを回転停止させることで、駆動輪を回転停止させる車両用パーキングロック装置がよく知られている。例えば特許文献1に記載のパーキングロック装置がその一例である。特許文献1では、係止片7に形成されている爪9がロックギヤ6と噛み合うことで、出力軸4が回転不能に固定される。
特開2001−328514号公報
ところで、図10に示すような車両用パーキングロック装置200も実現されている。図10において、車両用パーキングロック装置200は、軸心O1まわりに回転させられるパーキングギヤ202と、パーキングギヤ202と噛み合うための爪部204を有し、軸心O2まわりに回動可能に支持されることで爪部204がパーキングギヤ202と噛合および離間可能なパーキングポール206と、前記パーキングギヤ202の軸方向と並行に押し出されることによりパーキングポール206をその移動量に応じて回動させるカム208と、パーキングポール206に接触することでパーキングポール206の軸方向への移動を規制するストッパプレート210と、パーキングポール206と接触することでパーキングポール206の爪部204とパーキングギヤ204との噛合が解除される側にパーキングポール206を回動させる付勢力を付与するスプリング212とを備えている。
図10は、パーキングポール206の爪部204がパーキングギヤ202と噛み合う状態を示している。具体的には、パーキングギヤ202の軸方向に移動可能なカム208が図10において手前側に移動すると、カム208の先端に形成されている図示しないテーパ部とパーキングポール206との接触点が変化し、スプリング212の付勢力に抗って、パーキングポール206が軸心O2まわりに反時計まわりに回動させられる。このとき、パーキングポール206の爪部204がパーキングギヤ202と噛み合わされることにより、パーキングギヤ202が回転停止させられる。
一方、図示はしないが、カム208が図10において奥側に移動すると、スプリング212の付勢力によってパーキングポール206が軸心O2まわりに時計方向に回動させられる。このとき、爪部204とパーキングギヤ202との噛合が解除される。
図11は、図10のパーキングポール206、スプリング212、およびカム208を切断線Aで切断した状態を簡略的に示すA−A断面図である。図11においてカム208が移動すると、カム208の先端に形成されているテーパ部214とパーキングポール206との接触点が変化し、パーキングポール206が軸心O2回りに回動させられる。具体的には、カム208が図11において左側に移動すると、パーキングポール206がカム208のテーパ部214後端部側と接触し、パーキングポール206が反時計まわり(図11において上側)に回動させられる。なお、図11はパーキングポール206が反時計まわりに回動させられた状態を示している。一方、カム208が図において右側に移動すると、パーキングポール206がテーパ部214先端部と接触し、パーキングポール206が時計まわり(図11において下側)に回動させられる。
ここで、図11に示すように、カム208が図11において左側に移動した状態すなわち図10に示すパーキングポール206の爪部204とパーキングギヤ202とが噛み合った状態では、パーキングポール206には、接触点X2で作用するカム反力F2によるモーメントM2と、接触点X1で作用するスプリング212の付勢力F1によるモーメントM1とが作用する。なお、カム反力F2は、図10においてパーキングポール206とストッパプレート210とが接触する点(図10の210aに対応)で発生し、カム208がパーキングポール206を押圧する方向とは反対方向に作用する。図11に示すように、パーキングポール206とカム208との接触点X0を基準とすると、モーメントM1は時計まわりに作用し、さらに、モーメントM2も同様に時計まわりに作用している。
このように、スプリング212の付勢力F1によるモーメントM1が時計回りに作用するのは、スプリング212がパーキングポール206の縁(エッジ)に接触するためである。具体的には、パーキングポール206の爪部204とパーキングギヤ202との噛合が解除された状態では、図12に示すように、スプリング212とパーキングポール206とが面当たりする。一方、爪部204とパーキングギヤ202とが噛み合った状態では、図13に示すように、スプリング212がパーキングポール206の縁216(エッジ)と接触する。これにより、パーキングポール206とカム208との接触点X0を支点として、時計まわりにモーメントM1が作用する。上記より、パーキングポール206には、カム反力F2によるモーメントM2とスプリング212の付勢力F1によるモーメントM1とが同一方向に作用し、パーキングポール206が傾けられる。このようにパーキングポール206が傾けられると、パーキングポール206の爪部204がパーキングギヤ202に対して片当たりするので、爪部204とパーキングギヤ202との噛合部の面圧や応力が局部的に大きくなり、結果として爪部204やパーキングギヤ202の摩耗が大きくなる可能性があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、車両用パーキングロック装置を構成するパーキングポールの傾きを抑制することができる車両用パーキングロック装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するための、請求項1にかかる発明の要旨とするところは、(a)駆動輪に連結されている回転部材に形成されているパーキングギヤを回転停止させることで、その駆動輪を回転停止させる車両用パーキングロック装置であって、前記パーキングギヤと噛み合うための爪部を有し、そのパーキングギヤの軸方向に移動可能なカムが押し出されることにより該軸方向に平行な支持軸を中心に回動可能なパーキングポールと、そのパーキングポールと接触することでそのパーキングポールの前記軸方向への移動を規制するストッパプレートと、前記パーキングポールと接触することで前記パーキングポールの前記爪部と前記パーキングギヤとの噛合が解除される方向にそのパーキングポールを付勢するスプリングとを、備える車両用パーキングロック装置において、(b)前記スプリングと前記パーキングポールとが接触する接触点が、そのパーキングポールと前記カムとの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側に設けられていることを特徴とする。
このようにすれば、パーキングポールとスプリングとの接触点が、そのパーキングポールと前記カムとの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側に変更されるため、スプリングの付勢力によって発生するモーメントが、カム反力によって発生するモーメントと反対方向に作用することとなる。したがって、カム反力によって発生するモーメントとスプリングの付勢力によって発生するモーメントとが相殺されるので、パーキングポールの傾きが抑制される。
また、好適には、前記パーキングポールの前記軸方向において前記ストッパプレート側と反対側には、前記パーキングポールと前記スプリングとの接触を防止するための切欠が形成されている。このようにすれば、前記接触点を前記パーキングポールの前記軸方向において前記ストッパプレート側に移動させることができ、前記接触点をパーキングポールと前記カムとの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側に変更することも可能となる。
また、好適には、(a)前記パーキングポールには、前記スプリングを挿入するためのスプリング挿入穴が形成され、そのスプリングはそのパーキングポールと接触するようにそのスプリング挿入穴に挿入されており、(b)前記スプリング挿入穴の前記軸方向において前記ストッパプレート側と反対側は、前記パーキングポールが前記スプリングと接触しないように、穴の径が前記軸方向において前記ストッパプレート側の径よりも大きく形成されている。このようにすれば、前記スプリングを前記パーキングポールの前記軸方向において前記ストッパプレート側で接触させることができるので、前記接触点をパーキングポールと前記カムとの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側に変更することも可能となる。
また、好適には、前記スプリングと前記パーキングポールとの接触点が、そのパーキングポールと前記カムの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側となるように、前記スプリングが形成されている。このようにすれば、前記接触点をパーキングポールと前記カムとの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側に変更することができる。
本発明の一実施例の車両用動力伝達装置の構成を説明する骨子図である。 図1においてB-B断面で車両用動力伝達装置を切断した部分断面図であって、車両用パーキングロック装置の主要部を示す図である。 図2のパーキングロック装置において、パーキングポール、スプリング、およびカムを切断線Cで切断したC−C断面を簡略的に示す図である。 図2のパーキングポールの形状を説明するための斜視図である。 図2のパーキングロック装置において、パーキングポール、スプリング、およびカムを示す他の態様であって、図3に対応するものである。 ラチェッティング時のパーキングポールの傾き量(mm)を実験的に計測した実験結果を示す図である。 本発明の他の実施例である車両用パーキングロック装置を構成するパーキングポールの斜視図である。 図7のパーキングポールを切断線Eで切断したE−E断面図である。 本発明のさらに他の実施例である車両用パーキングロック装置を構成するパーキングポール、コイルスプリング、およびカムの構成を説明する図であり、前述の実施例の図3に対応するものである。 従来の車両用パーキングロック装置を説明するための図である。 図10の車両用パーキングロック装置において、パーキングポール、スプリング、およびカムを切断線Aで切断した状態を簡略的に示すA−A断面図である。 図11のパーキングポールとスプリングとの接触状態を示す図である。 図11のパーキングポールとスプリングとの接触状態を示す他の図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例の車両用動力伝達装置10(以下、動力伝達装置10)の構成を説明する骨子図である。図1において、動力伝達装置10は、FF(フロントエンジンフロントドライブ)形式のハイブリッド車両に好適に採用されるものである。この動力伝達装置10は、例えばアルミダイカスト製のケース12a、ケース12b、およびカバー12cが相互に組付けられて成るハウジング12内において、回転自在に支持された入力軸13と、電動モータとしても発電機としても機能する第1電動機MG1および第2電動機MG2と、シングルピニオン型の第1遊星歯車装置14および第2遊星歯車装置16と、減速歯車装置18と、差動歯車装置20とを備えて構成されている。
入力軸13は、走行用の主駆動力源としての図示しない例えばエンジンのクランク軸22と同心状に配置されている。そして、入力軸13は、急激なトルク変動による脈動を吸収して減衰させるためのダンパー装置24を介して、上記クランク軸22に動力伝達可能に連結されている。
第1遊星歯車装置14は、前記エンジンで発生したトルクを機械的に第1電動機MG1と減速歯車装置18とに分配するための動力分配機構として機能するものである。この第1遊星歯車装置14は、入力軸13に連結されたキャリヤCA1と、第1電動機MG1に連結されたサンギヤS1と、ドライブギヤ26の内周面に固設されたリングギヤR1とを備えている。なお、上記ドライブギヤ26(本発明の回転部材に対応)の第1電動機MG1側の端部の外周面には、本発明の一実施例の車両用パーキングロック装置28(以下、パーキングロック装置28)の一部を構成するパーキングギヤ30が固設されている。
第2遊星歯車装置16は、第2電動機MG2の減速機構として機能するものである。この第2遊星歯車装置16は、第2電動機MG2に連結されたサンギヤS2と、ケース12bに連結されたキャリヤCA2と、ドライブギヤ26の内周面に固設されたリングギヤR2とを備えている。
第1電動機MG1は、主として発電機として用いられ、前記エンジンにより遊星歯車機構14を介して回転駆動されることにより発生した電気エネルギーを、例えばバッテリ等の蓄電装置に充電するものである。なお、第1電動機MG1は、発電機として用いられるだけに限らず、例えばエンジン始動時や高速走行時等においては電動モータとしても用いられる。
第2電動機MG2は、主として電動モータとして用いられ、単独で、或いは前記エンジンと共にドライブギヤ26を回転駆動するものである。なお、第2電動機MG2は、電動モータとして用いられるだけに限らず、例えば車両の減速時等においては発電機としても用いられる。
減速歯車装置18は、ドライブギヤ26と差動歯車装置20との間に設けられて減速機構として機能するものである。この減速歯車装置18は、ドライブギヤ26と、入力軸13と平行に設けられたカウンタ軸32に固設されて上記ドライブギヤ26に噛み合うドリブンギヤ34と、カウンタ軸32に固設されたドライブギヤ36と、差動歯車装置20のデフケース38に固設されて上記ドライブギヤ36に噛み合うドリブンギヤ40とを備えている。
差動歯車装置20は、良く知られた傘歯車式のものであって、回転差を許容しつつ左右一対の駆動軸42をそれぞれ回転駆動させるものである。
このように構成されたトランスアクスル10においては、前記エンジン、第1電動機MG1、および第2電動機MG2の少なくとも1つにおいて発生させられたトルクが、ドライブギヤ26、減速歯車装置18、および差動歯車装置20を介して左右一対の駆動輪42に伝達されるようになっている。
以下、上記動力伝達装置10の回転をロックするために、ドライブギヤ26と共に回転するパーキングロックギヤ30を回転不能に固定するパーキングロック装置28の構造ついて詳しく説明する。
図2は、図1において切断線Bで切断した動力伝達装置10の部分断面図(B−B断面図)であって、ケース12bの開口側からそのケース12b内のパーキングロック装置28の主要部を示す図である。図2において、パーキングロック装置28は、パーキングギヤ30を回転停止させることで、パーキングギヤ30に機械的に連結されている駆動輪42を回転停止させるために設けられている。パーキングロック装置28は、軸心O1まわりに回転させられるパーキングギヤ30と、パーキングギヤ30と噛み合うための爪部46を有し、基端部44aが支持軸45の軸心O2まわりに回動可能に支持されることで爪部46がパーキングギヤ30と噛合および離間可能に構成されるパーキングポール44と、端部がテーパ状に形成され、その端部がパーキングポール44に形成されている他端部44bと接触した状態でパーキングギヤ30の回転軸と平行な軸方向に移動可能なカム48と、カム48を支持するカムスリーブ49と、パーキングポール44と接触する突起50が形成されることで、パーキングポール44のパーキングギヤ30の回転軸と平行な軸方向への移動を規制する板状のストッパプレート52と、パーキングポール44と接触することで、パーキングポール44の爪部46とパーキングギヤ30との噛合が解除される方向にパーキングポール44を付勢するコイルスプリング54(本発明のスプリング)とを備えている。なお、以下において特に言及しない場合には、軸方向はパーキングギヤ30の回転軸と平行な方向と定義する。
図2は、パーキングロックポール44の爪部46がパーキングロックギヤ30と噛み合う状態を示している。パーキングロックポール44は、図2に示すように略三角形状に形成され、支持軸45によって回動可能に支持されている基端部44aと、カム48と接触する他端部44bと、パーキングギヤ30と噛み合うための爪部46とを備えて構成されている。また、パーキングポール44の爪部46がパーキングロックギヤ30に接近する側(図2において反時計まわり側)へ回動させられて爪部46がパーキングロックギヤ30に噛み合うことによりパーキングロックギヤ30を回転不能に固定する噛合位置と、爪部46がパーキングロックギヤ30から離間する側(図2において時計回り側)へ回動させられて爪部46がパーキングロックギヤ30に噛み合わないことによりパーキングロックギヤ30の回転を許容する非噛合位置との間で回動させられる。なお、パーキングロックポール44は、コイルスプリング54により常時上記非噛合位置側に向けて付勢されており、その付勢力の他に外力が作用しない状態には上記非噛合位置に位置させられるようになっている。
ストッパプレート52は、パーキングポール44が組み付けられた状態で、そのパーキングポール44を挟むように2個のボルト58でハウジング12に固定されている。そして、パーキングポール44は、ストッパプレート52の突起50と接触することで、軸方向に対して移動不能に規制されている。なお、突起50は、例えばプレス成形によって形成される。図2においては、プレス成形によって軸方向においてパーキングポール44側に突き出す突起50が形成されることで形成される窪みが示されている。このように、パーキングポール44は、ストッパプレート52の全面に接触するのではなく、突起50のみ接触している。
コイルスプリング54は、図2においてパーキングポール44の奥側に組み付けられており、その両端には軸方向においてパーキングポール44側に伸びる第1部材54aおよび第2部材54bが形成されている。第1部材54aはパーキングポール44の側面と接触しており、パーキングポール44を時計回りに回動させる方向に付勢している。一方、第2部材54bは、ストッパプレート52と接触しており、その第1部材54aからの反力を受ける部材ととして機能している。
また、車両用パーキングロック装置28は、動力伝達装置10のシフトポジションの切換操作に応じて回転するシフトコントロールシャフト60に固設されて、予め設定された複数の回動位置のいずれか1に回動させられる板状のディテントプレート62を備えている。このディテントプレート62は、その外周端縁のカム面形状に従って、予め設定されたパーキング位置、リバース位置、ニュートラル位置、ドライブ位置、およびマニュアル位置のいずれかのシフト位置に位置決めされるようになっており、パーキングレバー又は節度板などとも称されるものである。そして、選択されたシフトポジションに応じたシフト位置と板状のバネ64の先端に取り付けられている係合ローラ66とが係合されると、そのシフト位置に応じた動力伝達状態に切り換えられる。
ここで、パーキング位置が選択されると、ディテントプレート62に連結されている図示しないパーキングロッドが、前記軸方向に対してストッパプレート52側(図2において手前側)に移動させられる。このパーキングロッドの端部にカム48が取り着けられている。したがって、パーキング位置が選択されると、カム48が軸方向に対してストッパプレート52側(図2において手前側)に押し出される。また、カム48に形成されているテーパは、先端側に向かうに従って直径が小径となっており、カム48が軸方向のストッパプレート52側に押し出されるに従って、パーキングポール44の他端部44bが上方に押し上げられる。したがって、パーキングポール44が軸心O2まわりに反時計まわりに回動させられることにより、パーキングポール44の爪部46とパーキングギヤ30とが噛み合わされ、パーキングギヤ30が回転停止させられる。
図3は、図2のパーキングロック装置28において、パーキングポール44、コイルスプリング54(第1部材54a)、およびカム48を切断線Cで切断した断面(C−C断面)を簡略的に示す図である。なお、図3は、パーキングポール44の爪部46とパーキングギヤ30とが噛み合わされた状態を示している。図3に示すように、カム48がストッパプレート52側(図3において左側)に移動した状態では、パーキングポール44が反時計まわり(図3において上方)に回動させられる。このときパーキングポール44とコイルスプリング54との接触点X1において、コイルスプリング54によってカム48側に向かう方向(図3において下方)の付勢力F1が作用する。
ここで、本実施例のパーキングポール44のコイルスプリング54との当たり面67には面取り加工による切欠68が形成されている。図4は、パーキングポール44の斜視図である。図4に示すように、パーキングポール44の軸方向においてストッパプレート52の突起50と接触する側とは反対側には、切欠68が形成されている。この切欠68が形成される部位では、コイルスプリング54がパーキングポール44と接触することが防止される。これより、パーキングポール44とコイルスプリング54との接触点X1が、パーキングポール44とカム48のテーパ部48aとの接触点X0よりも軸方向においてストッパプレート52に設定されている。従って、接触点X0と接触点X1との間の軸方向(パーキングポール44の板厚方向)の距離をL1とすると、パーキングポール44には、接触点X0を基準として付勢力F1と距離L1との積で算出される、反時計方向のモーメントM1(=F1×L1)が作用する。
また、ストッパプレート52の突起50とパーキングポール44との接触点X2では、カム48による押圧に対するカム反力F2が作用する。ここで、接触点X2と接触点X0との間のパーキングポール44の板厚に対して垂直な方向の距離をL2とすると、パーキングポール44には、接触点X0を基準として、カム反力F2と距離L2との積で算出される、時計方向のモーメントM2(=F2×L2)が作用する。
このように、パーキングポール44には、反時計方向のモーメントM1および時計方向のモーメントM2が作用するが、モーメントM1とモーメントM2とは互いに反対方向に作用する。したがって、互いのモーメントが相殺するように作用するため、パーキングポール44に作用するモーメントM(=M2−M1)が抑制される。一般にカム反力F2がコイルスプリング54の付勢力F1よりも大きいため、モーメントM2がモーメントM1よりも大きくなる。これより、図3においてパーキングポール44に作用するモーメントMは反時計方向に作用するが、モーメントM1によって相殺されることでその値が小さくなり、パーキングポール44の軸方向への傾きが小さくなる。
また、図5に示すように、距離L1が距離L2以上となるように構成すれば、モーメントM(=M2−M1)がさらに小さくなり、パーキングポール44の傾きが抑制される。さらに好適には、モーメントM2とモーメントM1とが等しくなる、すなわちモーメントMが零となる程度まで距離L1を距離L2よりも長くなるように構成すればパーキングポール44の傾きは略零となる。
図6は、パーキングポール44の傾き量(mm)を実験的に計測した結果を示している。ここで、(a)が切欠68が形成されていない場合の傾き量t1を示し、(b)が本実施例の切欠68が形成されている場合の傾き量t2を示している。なお、傾き量t1、t2は、パーキングポール44の爪部46とパーキングギヤ30との噛合が解除された状態を基準位置として、爪部46をパーキングギヤ30に徐々に噛み合わせた際に発生する爪部46とパーキングギヤ30との衝突時、所謂ラチェッティング時の計測値である。また、傾き量t1、t2は、例えば変位センサを用いてパーキングポール44の任意の3点の変位を検出し、その3点の変位から外積によって算出される法線ベクトルに基づいて傾き量t1、t2を逐次算出した。
図6(a),(b)に示すように、ラチェッティング時には、傾き量t1、t2が周期的に局所的な極大値をとる。この極大値は、爪部46がパーキングギヤ30と衝突したときの値であり、爪部46がパーキングギヤ30と衝突した瞬間は、その衝突による反力によって傾き量が最も大きくなる。図6(a)および(b)を比較すると、切欠68が形成されている(b)では切欠68が形成されていない(a)と比較して、傾き量が約26%も低減されているのが今回確認された。すなわち、切欠68が形成されることで、コイルスプリング54とパーキングポール44との接触点X1が従来のパーキングポール44の縁(エッジ)からパーキングポール44とカム48との接触点X0よりもストッパプレート52側に変更されたことで、パーキングポール44を傾けるように作用するモーメントM(=M2−M1)が抑制されてパーキングポール44の傾きが抑制されたことが確認された。
上述のように、本実施例によれば、パーキングポール44とコイルスプリング54との接触点X1が、そのパーキングポール44とカム48との接触点X0よりも軸方向においてストッパプレート52側に変更されるため、コイルスプリング54の付勢力F1によって発生するモーメントM1が、カム反力F2によって発生するモーメントM2と反対方向に作用することとなる。したがって、カム反力F2によって発生するモーメントM2とコイルスプリング54の付勢力F1によって発生するモーメントM2とが相殺されるので、パーキングポール44の傾きが抑制される。これにより、爪部46とパーキングギヤ30との噛合部の面圧や応力が局所的に高くなることが抑制され、結果として、爪部46やパーキングギヤ30の摩耗を抑制することができる。
また、本実施例によれば、パーキングポール44の軸方向においてストッパプレート52側と反対側には、パーキングポール44とコイルスプリング54との接触を防止するための切欠68が形成されている。このようにすれば、接触点X1をパーキングポール44の軸方向においてストッパプレート52側に移動させることができ、接触点X1をパーキングポール44とカム48との接触点X2よりも軸方向においてストッパプレート52側に変更することも可能となる。
つぎに、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の他の実施例である車両用パーキングロック装置100を構成するパーキングポール102およびコイルスプリング108の斜視図である。なお、パーキングロック装置100を構成する他の部材については、前述の実施例のパーキングロック装置28と略変わらないため、その説明を省略する。パーキングポール102には、前述の実施例と同様に、パーキングギヤ30と噛み合うための爪部104が形成されている。そして、図示しないカムがパーキングポール102の接触点X0と接触することで、パーキングポール102が軸心O2まわりに回動させられる。また、本実施例では、パーキングポール102を軸心O2まわりに回動可能に支持する支持軸106にコイルスプリング108が支持されている。コイルスプリング108の両端部には、支持軸106の軸方向と並行に伸びる第1部材108aおよび第2部材108bが形成されており、第1部材108aがパーキングポール102に形成されているスプリング挿入穴110に挿入されている。また、第2部材108bは、図示しない停止部材(ケース)に接触した状態で支持されている。そして、その第2部材108bが第1部材108aからの反力を受ける部材として機能する。
このようにコイルスプリング108の第1部材108aがスプリング挿入穴110に接触するように挿入され、その第1部材108aとスプリング挿入穴110との接触点X1において、コイルスプリング108がパーキングポール102の爪部104とパーキングギヤ30との噛合が解除される方向にパーキングポール102を付勢している。すなわち、コイルスプリング108がパーキングポール102に爪部104とパーキングギヤ30との噛合が解除される方向に作用する付勢力F1を付与している。
図8は、図7のパーキングポール102を切断線Eで切断したE−E断面図である。なお、図8では、パーキングポール102に作用するモーメントの状態を示すため、カム48が記載されている。図8に示すように、スプリング挿入穴110は、二段加工が施されており、パーキングポール102の板厚方向(パーキングギヤ30の軸方向に対応)において突起50側(ストッパプレート52側)と反対側の穴の径d1が、突起50側の穴の径d2に比べて大きく形成されている。これより、パーキングポール102の板厚方向において突起50側(ストッパプレート52側)と反対側では、コイルスプリング108との接触が防止される。従って、コイルスプリング108(第1部材108a)とパーキングポール102との接触点X1が、パーキングポール102の板厚方向においてパーキングポール102とカム48との接触点X0よりも突起50(ストッパプレート52)側に設定されている。したがって、パーキングポール102では、接触点X1で作用するスプリング108の付勢力F1によって発生するモーメントM1(=F1×L1)が、接触点X0を基準として反時計まわり方向に作用する。また、突起50(ストッパプレート52)とパーキングポール102との接触点X2で作用するカム反力F2によって発生するモーメントM2(=F2×L2)が、接触点X0を基準として時計まわり方向に作用する。これより、パーキングポール102に作用するモーメントMがモーメントM1およびモーメントM2によって相殺されるので、パーキングポール102の傾きが抑制される。すなわち、パーキングポール102が上記のように構成された場合であっても、前述の実施例と同様の効果が得られる。
上述のように、本実施例によれば、パーキングポール102には、コイルスプリング108を挿入するためのスプリング挿入穴110が形成され、そのコイルスプリング108はそのパーキングポール102と接触するようにそのスプリング挿入穴110に挿入されており、(b)スプリング挿入穴110の軸方向においてストッパプレート52側と反対側は、パーキングポール102がコイルスプリング108と接触しないように、穴の径が軸方向においてストッパプレート52側の径よりも大きく形成されている。このようにすれば、コイルスプリング108をパーキングポール102の軸方向においてストッパプレート52側で接触させることができるので、接触点X1をパーキングポール102とカム48との接触点X0よりも軸方向においてストッパプレート側に52変更することも可能となる。従って、上述した構造であっても、前述の実施例と同様にパーキングポール102の傾きを抑制することができるという効果を得ることができる。
図9は、本発明のさらに他の実施例である車両用パーキングロック装置150を構成するパーキングポール152およびコイルスプリング154を説明する図であり、前述の実施例の図3に対応するものである。なお、他のパーキングロック装置150を構成する部材については、前述のパーキングロック装置28と略同様であるため、その説明を省略する。
図9に示すように、パーキングポール152には、前述したパーキングポール44に形成されている切欠68は形成されていない。一方、コイルスプリング154とパーキングポール152との接触点X1が、パーキングポール152の板厚方向(パーキングギヤ30の軸方向に対応)においてパーキングポール152とカム48との接触点X0よりも突起50(ストッパプレート52)に位置されるように、コイルスプリング154が形成されている。具体的には、コイルスプリング154は、接触点X1からパーキングポール152の板厚方向(パーキングギヤ30の軸方向に対応)においてストッパプレート50から離れる側に向かうに従って、カム48から離れる(図9において上側)ように形成されている。このように、接触点X1を接触点X0よりも突起50側に設定する機構を、パーキングポール152でなくコイルスプリング154側に設けることでも前述の実施例と同様にパーキングポール152の傾きを抑制することができる。なお、パーキングポール152に作用するモーメントMが抑制される原理については、前述した実施例と略同様であるため、その説明を省略する。
上述のように、本実施例によれば、コイルスプリング156とパーキングポール152との接触点X1が、そのパーキングポール152とカム48の接触点X0よりも軸方向においてストッパプレート52側となるように、コイルスプリング154が屈曲されている。このようにすれば、接触点X1をパーキングポール152とカム48との接触点X0よりも軸方向においてストッパプレート52側に変更することができる。従って、上述した構造であっても、前述の実施例と同様にパーキングポール152の傾きを抑制することができるという効果を得ることができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、スプリングは全てコイルスプリング54、108、154であったが、必ずしもコイルスプリングに限定されるものではなく、付勢力を発生させるものであれば、例えば板ばねが使用されても構わない。
また、例えばパーキングポール44とコイルスプリング54との接触点X1のパーキングポール44側に突起を設けるなどして、接触点X1をパーキングポール44とカム48との接触点X0よりも軸方向においてストッパプレート52側に変更するなどしても構わない。すなわち、接触点X1をパーキングポール44とカム48との接触点X0よりも軸方向においてストッパプレート52側に変更する機構であれば、矛盾のない範囲で適宜適用することができる。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
42:駆動輪
26:ドライブギヤ(回転部材)
28、100、150:車両用パーキングロック装置
30:パーキングギヤ
44、102、152:パーキングポール
45、106:支持軸
46:爪部
48:カム
50:突起
52:ストッパプレート
54、108、154:コイルスプリング(スプリング)
68:切欠
110:スプリング挿入穴
X0:パーキングポールとカムとの接触点
X1:スプリングとパーキングポールとが接触する接触点

Claims (4)

  1. 駆動輪に連結されている回転部材に形成されているパーキングギヤを回転停止させることで、該駆動輪を回転停止させる車両用パーキングロック装置であって、前記パーキングギヤと噛み合うための爪部を有し、該パーキングギヤの軸方向に移動可能なカムが押し出されることにより該軸方向に平行な支持軸を中心に回動可能なパーキングポールと、該パーキングポールと接触することで該パーキングポールの前記軸方向への移動を規制するストッパプレートと、前記パーキングポールと接触することで前記パーキングポールの前記爪部と前記パーキングギヤとの噛合が解除される方向に該パーキングポールを付勢するスプリングとを、備える車両用パーキングロック装置において、
    前記スプリングと前記パーキングポールとが接触する接触点が、該パーキングポールと前記カムとの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側に設けられていることを特徴とする車両用パーキングロック装置。
  2. 前記パーキングポールの前記軸方向において前記ストッパプレート側と反対側には、前記パーキングポールと前記スプリングとの接触を防止するための切欠が形成さていることを特徴とする請求項1の車両用パーキングロック装置。
  3. 前記パーキングポールには、前記スプリングを挿入するためのスプリング挿入穴が形成され、該スプリングは該パーキングポールと接触するように該スプリング挿入穴に挿入されており、
    前記スプリング挿入穴の前記軸方向において前記ストッパプレート側と反対側は、前記パーキングポールが前記スプリングと接触しないように、穴の径が前記軸方向において前記ストッパプレート側の径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1の車両用パーキングロック装置。
  4. 前記スプリングと前記パーキングポールとの接触点が、該パーキングポールと前記カムの接触点よりも前記軸方向において前記ストッパプレート側となるように、前記スプリングが形成されていることを特徴とする請求項1の車両用パーキングロック装置。
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