JP5640897B2 - 情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラムに関する。
従来、利用者が参照した情報に基づいて、利用者が興味を有すると推定される情報を提供する情報提供装置が知られている。このような技術の一例として、通信販売を行うWebサイトにおいて、利用者の購入履歴や、閲覧履歴に基づいて、利用者が興味を有すると推定される商品の情報を提供する情報提供装置が知られている。
例えば、情報提供装置は、クラシック音楽のCD(Compact Disc)を購入した履歴が存在する利用者に対しては、クラシック音楽に興味を有すると推定し、他のクラシック音楽のCDの情報を提供する。また、情報提供装置は、カフェの本を購入した履歴が存在する利用者に対しては、カフェめぐりに興味を有すると推定し、他のカフェの本の情報を提供する。
特開2007−264718号公報 特開2002−082641号公報
しかし、上述した利用者が参照した情報に基づいて利用者が興味を有すると推定される商品の情報を提供する技術では、利用者本人の購入履歴や閲覧履歴に基づいて商品の情報を提供する。このため、利用者が無自覚に興味を有する分野の情報を提供することができないという問題があった。
つまり、利用者は、興味を有すると自覚していない分野については、商品の検索や閲覧を行うことができない。このため、情報提供装置は、利用者の購入履歴や閲覧情報から利用者が興味を有すると自覚していない分野を推定することができず、利用者が興味を有すると自覚していない商品の情報を提供することができない。
また、情報処理装置は、利用者が興味を有すると自覚していない分野の商品をたまたま購入した場合にも、利用者が購入した商品と類似する商品の情報を提供するのみで、利用者が興味を有すると自覚していない分野を利用者に自覚させることができない。例えば、情報提供装置は、カフェめぐりに興味があることを自覚していない利用者がカフェの本を購入した際に、利用者が購入したカフェの本と類似する本を提示する。しかし、利用者は、情報提供装置が新たに提示した本を購入することはあっても、自らカフェめぐりに興味があることを自覚していないので、カフェめぐりに関する商品や情報を自ら検索し、購入することがない。
本願に開示の技術は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、利用者が無自覚に興味を持つと推定される分野を利用者に気づかせる。
1つの側面では、利用者の属性を示す属性情報を提供する情報提供装置は、利用者から対象情報の参照要求を受け付ける。また、情報提供装置は、利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、参照要求を行った利用者の属性情報を取得する。そして、情報提供装置は、取得した属性情報と参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納する。また、情報提供装置は、第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、取得した属性情報と所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納する。また、情報提供装置は、第1のテーブルと第3のテーブルとを参照する。そして、情報提供装置は、所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、利用者の識別情報に対応付けて第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出する。その後、情報提供装置は、抽出した属性情報を参照要求を行った利用者に提供する。
本願に開示の技術は、一つの態様によれば、利用者が無自覚に興味を持つと推定される分野を利用者に気づかせることができる。
図1は、実施例1に係るシステムを説明するための図である。 図2は、実施例1に係るサービス提供システムが利用者端末に表示させる情報の一例を説明するための図である。 図3は、実施例1に係る情報提供システムの一例を説明するための図である。 図4aは、属性情報テーブルのテーブルレイアウト例を説明するための図である。 図4bは、属性情報テーブルの一例を説明するための図である。 図5aは、関連度テーブルのテーブルレイアウト例を説明するための図である。 図5bは、関連度テーブルの一例を説明するための図である。 図6aは、評価値テーブルのテーブルレイアウト例を説明するための図である。 図6bは、評価値テーブルの一例を説明するための図である。 図7は、利用者端末に表示される提供情報の一例を説明するための図である。 図8は、利用者端末に利用者が興味を有すると自覚していない分野を表示する処理の一例を説明するための図である。 図9は、利用者端末の表示例を説明するための図である。 図10は、実施例1に係る情報提供システムが、各テーブルを更新する処理を説明するための図である。 図11は、実施例1に係る情報提供システムが、無自覚に興味を有する分野を利用者に気付かせる処理を説明するための図である。 図12は、情報提供システムが実行する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 図13は、関連度テーブルを更新する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 図14は、評価値テーブルを更新する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 図15は、利用者の無自覚の興味を抽出する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 図16は、スケジュールアプリとの連携例を説明するための図である。 図17は、情報提供プログラムを実行するコンピュータの一例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して本願に係る情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラムについて説明する。
以下の実施例1では、図1を用いて、情報提供システムを有するAR(Augmented Reality)システムの一例を説明する。図1は、実施例1に係るARシステムの一例を説明するための図である。図1に示す例では、ARシステム1は、複数の利用者端末2〜2b、サービス提供システム4、情報提供システム10をネットワーク3で相互に接続したシステムである。なお、情報提供システム10は、少なくとも、利用者が使用する利用者端末から受け付けた情報に基づいて、利用者が無自覚に興味を有する分野の情報を利用者に提供するサーバであり、図1に示すARシステムのみに適用されるものではない。
利用者端末2は、ネットワーク3を介して、サービス提供システム4および情報提供システム10と情報の送受信を行うことができる端末である。また、利用者端末2は、カメラと画像表示機能を有するタッチパネルとを有する端末である。なお、利用者端末2a、2bは、利用者端末2と同様の処理を実行するものとして、以下の説明を省略する。
サービス提供システム4は、ネットワーク3を介して、各利用者端末2〜2bに情報を提供するシステムである。例えば、サービス提供システム4は、利用者端末2の位置、利用者端末2の向き、および利用者端末2に備え付けられたカメラによって取得された画像に基づいて、利用者端末2に情報を表示させる。
図2は、実施例1に係るサービス提供システムが利用者端末に表示させる情報の一例を説明するための図である。なお、図2は、利用者端末2に表示される画像の一例を示したものである。図2に示す例では、利用者端末2のタッチパネルは、利用者端末2が備えるカメラが取得した画像に、複数のエアタグ5〜5bが重ね合わせて表示されている。なお、エアタグとは、サービス提供システム4が提供する情報を示すタグであり、利用者端末2の位置、向き、利用者端末2のカメラが取得した画像等に基づいて、現実世界の位置と対応づけられている。また、各エアタグ5〜5bには、各エアタグ5〜5bが示す情報の表題が表示されている。以下の説明においては、各エアタグ5〜5bに表示されている表題を「提供情報」と記載する。
例えば、利用者端末2は、タッチパネルに表示されたエアタグ5を利用者がタッチした場合には、エアタグ5が示す情報の送信要求をサービス提供システム4に送信する。また、サービス提供システム4は、利用者端末2からエアタグ5が示す情報の送信要求を受信した場合には、エアタグ5が示す情報を利用者端末2に送信する。また、利用者端末2は、エアタグ5が示す情報をサービス提供システム4から受信した場合には、受信した情報をタッチパネルに表示する。
ここで、利用者端末2は、利用者がエアタグ5をタッチした場合には、エアタグ5の提供情報と、利用者端末2の利用者を示す利用者コードとを情報提供システム10に送信する。情報提供システム10は、ネットワーク3を介してエアタグ5の提供情報と、利用者端末2の利用者を示す識別コードとを受信した場合には、利用者端末2の利用者が無自覚に興味を有する分野の情報を提示する。
以下、図面を用いて、情報提供システム10について説明する。図3は、実施例1に係る情報提供システムの一例を説明するための図である。図3に示す例では、情報提供システム10は、属性情報テーブル記憶部11、関連度テーブル記憶部12、評価値テーブル記憶部13を有する。
また、情報提供システム10は、提供情報受付部14、利用者属性取得部15、関連度格納部16、属性取得部17、評価値格納部18、無自覚情報抽出部19、無自覚情報提供部20を有する。また、属性情報テーブル記憶部11は、属性情報テーブル11aを記憶し、関連度テーブル記憶部12は、関連度テーブル12aを記憶し、評価値テーブル記憶部13は、評価値テーブル13aを記憶する。
属性情報テーブル11aは、利用者の識別情報である利用者コードと利用者の属性を示すプロフィール情報とを対応付けて記憶するテーブルである。ここで、利用者の属性とは、利用者が興味を有する分野であり、例えば、「カフェ巡り」、「音楽」、「ゲーム」、「スポーツ観戦」といった、ある程度広い分野を示す。また、属性情報テーブル11aは、予め、ARシステム1の各利用者について作成されている。つまり、属性情報テーブル11aは、興味があると自覚している分野を示すプロフィール情報を、利用者ごとに予め記憶したテーブルである。
図4aは、属性情報テーブルのテーブルレイアウト例を説明するための図である。図4aに示すように、属性情報テーブル11aは、「利用者コード」、「利用者名」、「プロフィール情報」を文字データで格納するフィールドを有する。
また、図4bは、属性情報テーブルの一例を説明するための図である。図4bに示す例では、属性情報テーブル11aは、利用者コード「0001」と利用者名「山田 太郎」とプロフィール情報「カフェ巡り」とを対応付けて記憶する。また、属性情報テーブル11aは、利用者コード「0001」と利用者名「山田 太郎」とプロフィール情報「音楽」とを対応付けて記憶する。
また、属性情報テーブル11aは、利用者コード「0002」と利用者名「田中 花子」とプロフィール情報「カフェ巡り」とを対応付けて記憶する。また、属性情報テーブル11aは、利用者コード「0002」と利用者名「田中 花子」とプロフィール情報「ゲーム」とを対応付けて記憶する。また、属性情報テーブル11aは、利用者コード「0003」と利用者名「佐藤 一郎」とプロフィール情報「スポーツ観戦」とを対応付けて記憶する。
図3に戻って、関連度テーブル12aは、プロフィール情報と提供情報とを対応付けて記憶するテーブルである。また、関連度テーブル12aは、プロフィール情報と提供情報との組ごとに、属性情報と提供情報との関連性を示す関連度を対応付けて記憶する。
ここで、後述するように、関連度テーブル12aは、利用者が選択したエアタグの提供情報と、エアタグを選択した利用者と対応付けて属性情報テーブル11aに記憶されたプロフィール情報とが対応付けて格納される。つまり、関連テーブル12aは、提供情報と、この提供情報を選択した利用者が興味を有する分野を示すプロフィール情報とが、対応付けて記憶されている。
図5aは、関連度テーブルのテーブルレイアウト例を説明するための図である。図5aに示すように、属性情報テーブル12aは、「プロフィール情報」と「提供情報」とを文字データで格納するフィールドと、「関連度」を数字データで格納するフィールドとを有する。
また、図5bは、関連度テーブルの一例を説明するための図である。図5bに示す例では、関連度テーブル12aは、プロフィール情報「カフェ巡り」と提供情報「○○コーヒー」と関連度「1.90」とを対応付けて記憶する。同様に、関連度テーブル12aは、プロフィール情報「音楽」と関連度「1.20」、プロフィール情報「ゲーム」と関連度「1.15」、プロフィール情報「スポーツ観戦」と関連度「1.10」を提供情報「○○コーヒー」と対応付けて記憶する。
また、関連度テーブル12aは、プロフィール情報「読書」と関連度「1.25」を提供情報「○○コーヒー」と対応付けて記憶する。また、関連度テーブル12aは、プロフィール情報「カフェ巡り」と関連度「1.71」、プロフィール情報「音楽」と関連度「1.04」、プロフィール情報「映画鑑賞」と関連度「1.05」を提供情報「××コーヒー」と対応付けて記憶する。
図3に戻って、評価値テーブル13aは、利用者コードとプロフィール情報とを対応付けて記憶する。ここで、評価値テーブル13aは、属性情報テーブル11aとは異なり、各利用者について予め登録されたプロフィール情報ではなく、利用者が選択した提供情報と同じ提供情報を選択した各利用者のプロフィール情報も記憶する。
つまり、評価値テーブル13aは、利用者が自覚している興味を示すプロフィール情報だけではなく、利用者が選択した提供情報と同一の提供情報を選択した他の利用者のプロフィール情報も記憶する。また、評価値テーブル13aは、利用者コードとプロフィール情報との組ごとに評価値を対応付けて記憶する。
図6aは、評価値テーブルのテーブルレイアウト例を説明するための図である。図6aに示すように、評価値テーブル13aは、「利用者コード」と「プロフィール情報」とを文字データで格納するフィールドと、「評価値」を数字データで格納するフィールドとを有する。
図6bは、評価値テーブルの一例を説明するための図である。図6bに示す例では、評価値テーブル13aは、利用者コード「0001」、プロフィール情報「カフェ巡り」、評価値「195.7」を対応付けて記憶する。同様に、評価値テーブル13aは、利用者コード「0001」と対応付けて、プロフィール情報「音楽」と評価値「224.5」、プロフィール情報「読書」と評価値「31.3」を記憶する。
また、評価値テーブル13aは、利用者コード「0002」と対応付けて、プロフィール情報「カフェ巡り」と評価値「285.2」、プロフィール情報「ゲーム」と評価値「391.5」、プロフィール情報「映画鑑賞」と評価値「40.3」を記憶する。また、評価値テーブル13aは、利用者コード「0003」と対応付けて、プロフィール情報「スポーツ観戦」と評価値「422.6」、プロフィール情報「カフェ巡り」と評価値「297.0」、プロフィール情報「ゲーム」と評価値「72.3」を記憶する。
図3に戻って、提供情報受付部14は、エアタグの提供情報と、利用者端末の利用者を示す利用者コードとを受け付ける。そして、提供情報受付部14は、取得した提供情報と識別コードとを、利用者属性取得部15へ送信する。例えば、提供情報受付部14は、利用者「山田 太郎」が選択したエアタグの提供情報として、「××コーヒー」と、「山田 太郎」の利用者コード「0001」を受信する。このような場合には、提供情報受付部14は、提供情報「××コーヒー」と利用者コード「0001」とを利用者属性取得部15に送信する。
利用者属性取得部15は、属性情報テーブル11aから、提供情報と利用者コードとを受信した場合には、属性情報テーブル11aから、受信した利用者コードと対応付けて記憶されたプロフィール情報を取得する。そして、利用者属性取得部15は、受信した提供情報と、属性情報テーブル11aから取得したプロフィール情報を関連度格納部16に送信する。また、利用者属性取得部15は、受信した利用者コードを評価値格納部18へ送信し、取得したプロフィール情報を無自覚情報抽出部19へ送信する。
例えば、利用者属性取得部15は、提供情報「××コーヒー」と利用者コード「0001」とを受信した場合には、属性情報テーブル11aを参照し、利用者コード「0001」と対応付けて記憶されたプロフィール情報「カフェ巡り」および「音楽」を取得する。そして、利用者属性取得部15は、提供情報「××コーヒー」と取得したプロフィール情報「カフェ巡り」および「音楽」とを関連度格納部16へ送信する。また、利用者属性取得部15は、受信した利用者コード「0001」を評価値格納部18へ送信し、取得したプロフィール情報「カフェ巡り」および「音楽」を無自覚情報抽出部19へ送信する。
関連度格納部16は、利用者属性取得部15から、提供情報とプロフィール情報とを受信する。このような場合には、関連度格納部16は、受信した提供情報とプロフィール情報とを対応付けて関連度テーブル12aに格納する。ここで、関連度格納部16は、受信した提供情報とプロフィール情報とが対応付けて関連度テーブル12aに記憶されていない場合には、以下の処理を行う。すなわち、関連度格納部16は、関連度テーブル12aに、受信した提供情報とプロフィール情報と関連度の初期値とを関連付けて関連度テーブル12aに格納する。
一方、関連度格納部16は、受信した提供情報とプロフィール情報とが対応付けて関連度テーブル12aに記憶されていた場合には、以下の処理を行う。すなわち、関連度格納部16は、受信した提供情報とプロフィール情報との組に対応付けて関連度テーブル12aに記憶されていた関連値の値と、1よりも大きい所定の値との積算値を算出し、算出した積算値を新たな関連値として格納する。つまり、関連度格納部16は、受信した提供情報とプロフィール情報とが対応付けて関連度テーブル12aに記憶されていた場合には、受信した提供情報とプロフィール情報との組の関連値を情報させる。
また、関連度格納部16は、受信した提供情報とプロフィール情報とを関連度テーブル12aに格納した場合、または、新たな関連値を関連度テーブル12aに格納した場合には、受信した提供情報を属性取得部17に送信する。
例えば、関連度格納部16は、利用者属性取得部15からプロフィール情報「カフェ巡り」、提供情報「××コーヒー」を受信する。このような場合には、関連度格納部16は、提供情報「××コーヒー」とプロフィール情報「カフェ巡り」との組が関連度テーブル12aに記憶されているか否かを判別する。そして、関連度格納部16は、提供情報「××コーヒー」とプロフィール情報「カフェ巡り」との組が、関連度テーブル12aに記憶されている場合には、以下の処理を実行する。すなわち、関連度格納部16は、提供情報「××コーヒー」とプロフィール情報「カフェ巡り」との組に対応付けられた関連度の価に「1.05」を積算した価を新たな関連価とする。
一方、関連度格納部16は、提供情報「××コーヒー」とプロフィール情報「カフェ巡り」との組が関連度テーブル12aに記憶されていなかった場合には、以下の処理を実行する。すなわち、関連度格納部16は、提供情報「××コーヒー」とプロフィール情報「カフェ巡り」との組に、関連値の初期値「1.00」を対応付けて格納する。その後、関連度格納部16は、利用者属性取得部15から通知された提供情報「××コーヒー」を属性取得部17に送信する。
属性取得部17は、関連度テーブル12aから、提供情報と対応付けられたプロフィール情報を取得する。つまり、属性取得部17は、関連度テーブル12aを参照し、利用者が選択した提供情報と同一の提供情報を選択した他の利用者のプロフィール情報を取得する。具体的には、属性取得部17は、関連度格納部16から、利用者が選択した提供情報を受信する。そして、属性取得部17は、受信した提供情報をキーとして関連度テーブル12aを検索し、受信した提供情報と対応付けられたプロフィール情報および関連値を取得する。その後、属性取得部17は、取得したプロフィール情報および関連値を評価値格納部18に送信する。
例えば、属性取得部17は、関連度テーブル12aから、提供情報「××コーヒー」を受信する。このような場合には、属性取得部17は、関連度テーブル12aから提供情報「××コーヒー」と対応付けられたプロフィール情報および関連値を取得する。図5bに示す例では、属性取得部17は、「××コーヒー」と対応付けられたプロフィール情報「カフェめぐり」と関連度「1.71」、プロフィール情報「音楽」と関連度「1.04」、プロフィール情報「映画鑑賞」と関連度「1.05」を取得する。その後、属性取得部17は、取得したプロフィール情報「カフェめぐり」と関連度「1.71」、プロフィール情報「音楽」と関連度「1.04」、プロフィール情報「映画鑑賞」と関連度「1.05」を評価値格納部18へ送信する。
評価値格納部18は、属性情報取得部17が取得したプロフィール情報と、利用者の識別情報とを対応付けて評価値テーブル13aに格納する。具体的には、評価値格納部18は、属性情報取得部17からプロフィール情報と関連度とを受信し、利用者属性取得部15から利用者コードを受信する。そして、評価値格納部18は、受信したプロフィール情報と利用者コードとの組が評価値テーブル13aに記憶されているか否かを判別する。
そして、評価値格納部18は、受信したプロフィール情報と利用者コードとの組が評価値テーブル13aに記憶されていると判別した場合には、以下の処理を実行する。すなわち、評価値格納部18は、受信したプロフィール情報と利用者コードとの組と対応付けて記憶された評価値と受信した関連度との積算値を算出し、算出した積算値を受信したプロフィール情報と利用者コードとの新たな評価値とする。
また、評価値格納部18は、受信したプロフィール情報と利用者コードとの組が評価値テーブル13aに記憶されていない場合には、以下の処理を実行する。すなわち、評価値格納部18は、受信したプロフィール情報と利用者コードとの組に、評価値の初期値を対応付けて評価値テーブル13aに格納する。その後、評価値格納部18は、無自覚情報抽出部19に、評価値テーブル13aの更新が終了した旨を通知する。なお、実施例1では、関連度は、1よりも大きい価となるよう設定されているため、評価値納部18は、受信した利用者コードとプロフィール情報との組みが評価値テーブル13aに記憶されている場合には、評価値を上昇させることとなる。
例えば、評価値格納部18は、取得したプロフィール情報「カフェめぐり」と関連度「1.71」、プロフィール情報「映画鑑賞」と関連度「1.05」とを属性取得部17から受信し、利用者属性取得部15から利用者コード「0001」を受信する。このような場合には、評価値格納部18は、プロフィール情報「カフェめぐり」と利用者コード「0001」との組、および、プロフィール情報「映画鑑賞」と利用者コード「0001」との組を、図6bに示す評価値テーブル13aから検索する。
ここで、図6bに示す例では、評価値テーブル13aは、利用者コード「0001」とプロフィール情報「カフェめぐり」との組を記憶しているが、利用者コード「0001」とプロフィール情報「映画鑑賞」との組を記憶していない。このため、評価値テーブル13aは、利用者コード「0001」とプロフィール情報「カフェめぐり」との組の評価値「195.7」と、受信したプロフィール情報「カフェめぐり」の関連度「1.71」との積算値「334.6」を算出する。
そして、評価値テーブル13aは、算出した積算値「334.6」を利用者コード「0001」とプロフィール情報「カフェめぐり」との組の新たな評価値とする。また、評価値テーブル13aは、利用者コード「0001」とプロフィール情報「映画鑑賞」との組に評価値の初期値「10.0」を対応付けて評価値テーブル13aに格納する。
無自覚情報抽出部19は、所定の利用者と対応付けて評価値テーブル13aに記憶されたプロフィール情報のうち、所定の利用者と対応付けて属性情報テーブル11aに記憶されたプロフィール情報と共通しないプロフィール情報を抽出する。具体的には、無自覚情報抽出部19は、利用者属性取得部15から、提供情報を選択した利用者の利用者コードとプロフィール情報とを受信する。そして、無自覚情報抽出部19は、評価値格納部18から、評価値テーブル13aを更新した旨の通知を受け付けた場合には、以下の処理を実行する。
すなわち、無自覚情報抽出部19は、評価値テーブル13aを参照し、利用者属性取得部15から受信した利用者コードと対応付けて記憶されたプロフィール情報であって、所定の閾値よりも高い評価値と対応付けて記憶されたプロフィール情報を検索する。換言すると、無自覚情報抽出部19は、受信した利用者コードと所定の閾値よりも高い評価値と対応付けて記憶されたプロフィール情報を検索する。
そして、無自覚情報抽出部19は、検索したプロフィール情報と、利用者属性取得部15から受信したプロフィール情報とを比較し、共通しないプロフィール情報を抽出する。その後、無自覚情報抽出部19は、抽出したプロフィール情報を無自覚情報提供部20に送信する。
つまり、無自覚情報抽出部19は、ある利用者(以下、利用者Aとする)のプロフィール情報と、利用者Aが選択した提供情報と同じ提供情報を選択した他の利用者(例えば、利用者B、C)のプロフィール情報とを比較し、共通しないプロフィール情報を抽出する。ここで、同じ分野に興味をもつ人物は、同じ対象に興味を持つ可能性が高いと考えられる。
つまり、利用者Aが選択した提供情報を利用者B、Cが選択したことがある場合には、利用者Aは、利用者B、Cと同じ分野に興味があるにもかかわらず、自覚していない可能性が高い。このため、無自覚情報抽出部19は、利用者Aが選択した提供情報を選択した各利用者A〜Cのプロフィール情報と、あらかじめ登録された利用者Aのプロフィール情報とを比較し、共通しないプロフィール情報を抽出する。つまり、無自覚情報抽出部19は、上述した処理によってプロフィール情報を利用者Aが興味を有すると自覚していない分野のプロフィール情報であると判別する。
例えば、無自覚情報抽出部19は、利用者属性取得部15から、利用者コード「0003」とプロフィール情報「スポーツ観戦」とを受信し、評価値格納部18から、評価値テーブル13aを更新した旨の通知を受け付ける。このような場合には、無自覚情報抽出部19は、利用者コード「0003」と対応付けて記憶されたプロフィール情報であって、対応付けられた評価値が「250.0」よりも大きいプロフィール情報を検索する。
この結果、無自覚情報抽出部19は、プロフィール情報「スポーツ観戦」と「カフェ巡り」とを取得する。ここで、無自覚情報抽出部19は、プロフィール情報「スポーツ観戦」を利用者属性取得部15から受信しているので、プロフィール情報「カフェ巡り」を抽出する。その後、無自覚情報抽出部19は、抽出したプロフィール情報「カフェ巡り」を無自覚情報提供部20に送信する。
無自覚情報提供部20は、無自覚情報抽出部19が抽出したプロフィール情報を利用者端末2に表示させる。例えば、無自覚情報提供部20は、無自覚情報抽出部19が「カフェ巡り」を抽出した場合には、利用者端末2に「あなたは、「カフェ巡り」に興味がありませんか?」といったメッセージを表示させる。
ここで、図7、図8を用いて、利用者が興味を有すると自覚していない分野を利用者端末に表示させる処理の一例について説明する。図7は、利用者端末に表示される提供情報の一例を説明するための図である。以下の説明においては、利用者端末2を利用者「佐藤 一郎」が利用しているものとする。図7に示すように、利用者端末2には、利用者端末2が撮影した町の画像と重ね合わせるように、複数のエアタグ5〜5cが表示されている。例えば、利用者「佐藤 一郎」は、利用者端末2に表示されたエアタグ5bを選択する。
すると、利用者端末2は、エアタグ5bの提供情報「××コーヒー」を情報提供システム10に送信する。すると、情報提供システム10は、利用者「佐藤 一郎」、利用者コード「0003」、提供情報「××コーヒー」を用いて、上述した処理を実行し、利用者「佐藤 一郎」が無自覚に興味を有すると推定される分野のプロフィール情報「カフェ巡り」を抽出する。その後、情報提供システム10は、利用者「佐藤 一郎」の利用者端末2にプロフィール情報「カフェ巡り」を送信する。
図8は、利用者端末に利用者が興味を有すると自覚していない分野を表示する処理の一例を説明するための図である。例えば、利用者端末2は、情報処理システム10から、プロフィール情報「カフェ巡り」を受信した場合には、「あなたは「カフェ巡り」に興味がありませんか?」と分野を提案するメッセージボックス5dを表示する。このように、情報提供システム10は、利用者が興味を有すると推定される分野を提案するように表示することによって、無自覚に興味を有する分野を利用者に気付かせることができる。
なお、情報提供システム10は、図8に示すように、抽出されたプロフィール情報が示す分野を提示するだけではなく、他の表示方法を用いて、無自覚に興味を有する分野を利用者に気付かせることとしてもよい。例えば、図9は、利用者端末の表示例を説明するための図である。情報提供システム10は、図9に例示するように、利用者端末2の利用者が無自覚に「カフェ巡り」に興味を有すると判別した場合には、「カフェ巡り」と関係が深いエアタグ5a、5bを通常の表示とし、他のエアタグ5、5cを半透明の表示としてもよい。すなわち、情報提供システム10は、抽出したプロフィール情報に応じて、利用者端末2に表示させるエアタグのフィルタリングを行うこととしてもよい。
例えば、提供情報取得部14、利用者属性取得部15、関連度格納部16、属性取得部17、評価値格納部18、無自覚情報抽出部19、無自覚情報提供部20とは、電子回路である。ここで、電子回路の例として、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路、またはCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などを適用する。
また、属性情報テーブル記憶部11、関連度テーブル記憶部12、評価値テーブル記憶部13とは、記憶部である。ここで、記憶部の例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置などを適用する。
次に、図10、図11を用いて、情報提供システム10が実行する処理の流れの具体例について説明する。まず、図10を用いて、情報処理システム10が、関連度および評価値を更新する処理について説明する。図10は、実施例1に係る情報提供システムが、各テーブルを更新する処理を説明するための図である。
図10に示す例では、利用者端末は、利用者コード「0001」を有する利用者「山田 太郎」が、「××コーヒー」のエアタグを選択することによって、提供情報「××コーヒー」を情報提供システム10へ送信する。このような場合には、図10中(A)に示すように、情報提供システム10は、「××コーヒー」と「山田 太郎」のプロフィール情報との関連度を関連度テーブル12aから検索する。すなわち、情報提供システム10は、図10中(a)に示すように、「山田 太郎」のプロフィール情報「カフェ巡り」および「音楽」と提供情報「××コーヒー」とをキーとして関連度テーブル12aから関連度を検索する。
そして、情報提供システム10は、図10中(B)に示すように、検索された関連度を更新する。すなわち、情報提供システム10は、図10中(b)に示すように、関連度テーブル12aのプロフィール情報「カフェ巡り」と提供情報「××コーヒー」の関連度「1.71」を所定の価「1.05」を積算した「1.80」に更新する。また、情報提供システム10は、図10中(b)に示すように、関連度テーブル12aのプロフィール情報「音楽」と提供情報「××コーヒー」の関連度「1.04」を所定の価「1.05」を積算した「1.10」に更新する。
次に、情報提供システム10は、図10中(C)に示すように、関連度に基づいて、評価値テーブル13aの評価値を更新する。すなわち、情報提供システム10は、図10中(c)に示すように、利用者「山田 太郎」の利用者コード「0001」と対応付けて評価テーブル13aに格納された評価値を、関連度テーブル12aに格納された関連度に基づいて更新する。詳細には、情報提供システム10は、利用者コード「0001」とプロフィール情報「カフェ巡り」との組と対応付けられた評価値「195.7」と、プロフィール情報「カフェ巡り」と提供情報「××コーヒー」と対応付けられた関連度「1.80」とを積算する。そして、情報提供システム10は、積算した価「352.3」を新たな評価値として、評価値テーブル13aに格納する。
同様に、情報提供システム10は、利用者コード「0001」とプロフィール情報「音楽」との組の評価値「367.3」に、プロフィール情報「音楽」と提供情報「××コーヒー」との組の関連値「1.10」を積算した価「404.1」を算出する。そして、情報提供システム10は、算出した価「404.1」を利用者コード「0001」とプロフィール情報「音楽」との組の新たな評価値とする。
また、情報提供システム10は、利用者コード「0001」とプロフィール情報「映画鑑賞」との組が図6bに示す評価値テーブル13aに記憶されていないと判別する。このため、情報提供システム10は、利用者コード「0001」とプロフィール情報「映画鑑賞」との組に評価値の初期値「10.0」を対応付けて、評価値テーブル13aに格納する。
このように、情報提供システム10は、利用者が提供情報を選択するたびに、予め登録された利用者のプロフィール情報、つまり、利用者が興味があると自覚している分野と選択した提供情報との関連度を更新する。つまり、情報提供システム10は、このような更新を何度も行うことによって、プロフィール情報と提供情報との結びつきの強さを更新する。また、情報提供システム10は、更新した関連度テーブル12aを用いて、評価値テーブル13aを更新する。つまり、情報提供システム10は、プロフィール情報と提供情報との結びつきの強さに基づいて、利用者と利用者が選択した提供情報と同一の提供情報を選択した他の利用者のプロフィール情報との結びつきの強さを更新する。
次に、図11を用いて、情報処理システム10が、無自覚に興味を有する分野を利用者に気付かせる処理の具体例について説明する。図11は、実施例1に係る情報提供システムが、無自覚に興味を有する分野を利用者に気付かせる処理を説明するための図である。
例えば、図11に示す例では、利用者コード「0003」を有する利用者「佐藤 一郎」が、提供情報「××コーヒー」を選択する。このような場合には、情報提供システム10は、図11中(D)に示すように、利用者「佐藤 一郎」の利用者コード「0003」と対応付けられたプロフィール情報を評価値テーブル13aから検索する。詳細には、情報提供システム10は、図11中(d)に示すように、プロフィール情報「スポーツ観戦」、「カフェ巡り」、「ゲーム」を取得する。なお、これらのプロフィール情報は、「佐藤 一郎」が選択した提供情報と同じ提供情報を選択した他の利用者のプロフィール情報である。
次に、情報提供システム10は、図11中(E)に示すように、検索されたプロフィール情報のうち、評価値が所定の閾値(例えば、「250.0」)よりも高く、かつ、利用者テーブルに登録されていないプロフィール情報を抽出する。詳細には、情報提供システム10は、評価値テーブル13aから評価値が「250.0」以上のプロフィール情報「スポーツ観戦」、「カフェ巡り」を取得する。そして、情報提供システム10は、図11中(e)に示すように、取得したプロフィール情報のうち、属性情報テーブル11aに記憶されていないプロフィール情報「カフェ巡り」を抽出する。
その後、情報提供システム10は、図11中(F)に示すように、抽出したプロフィール情報を利用者端末に表示させる。詳細には、情報提供システム10は、図11中(f)に示すように、プロフィール情報「カフェ巡り」を利用者端末に送信し、表示させる。
[情報提供システムの処理の流れ]
次に、図12〜図15を用いて、情報提供システム10が実行する処理の流れを説明する。なお、以下の説明においては、利用者Aの利用コードを「A」、利用者Aが選択した提供情報を「X」、プロフィール情報「P」とする。図12は、情報提供システムが実行する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。図12に示す例では、情報提供システム10は、利用者端末2から提供情報を受信したことをトリガとして処理を開始する。
まず、情報提供システム10は利用者Aが選択した提供情報Xを取得する(ステップS101)。このような場合には、情報提供システム10は、利用者Aのプロフィール情報Pや提供情報Xを用いて、関連度テーブル12aを更新する(ステップS102)。次に、情報提供システム10は、評価値テーブル13aを更新する(ステップS103)。その後、情報提供システム10は、利用者Aが無自覚に興味を有する分野のプロフィール情報を抽出し、抽出したプロフィール情報を利用者Aに提示し(ステップS104)、処理を終了する。
次に、図13を用いて、情報提供システム10が関連度テーブル12aを更新する処理(図12中ステップS102)について詳しく説明する。図13は、関連度テーブルを更新する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。まず、情報提供システム10は、属性情報テーブル11aから利用者Aの利用者コードをキーとして検索し、該当するレコードを取得する(ステップS201)。次に、情報提供システム10は、取得したレコードのプロフィール情報Pと提供情報Xをキーとして関連度テーブル12aを検索し、該当するレコードを取得する(ステップS202)。
次に、情報提供システム10は、関連度テーブル12aからレコードが取得できたか否かを判別し(ステップS203)、レコードが取得できた場合には(ステップS203肯定)、以下の処理を実行する。すなわち、情報提供システム10は、関連度テーブル12aから取得したレコードの関連度と、所定の定数「b」との積の価を算出し、算出した価を新たな関連度とする(ステップS204)。一方、情報提供システム10は、レコードが取得できなかった場合には(ステップS203否定)、プロフィール情報を「P」、提供情報を「X」、関連度を定数「a」とする新たなレコードを関連度テーブル12aに追加する(ステップS205)。
その後、情報提供システム10は、属性情報テーブル11aから取得した全てのレコードと提供情報Xとについて、関連度テーブル12aを更新したか否かを判別し(ステップS206)、更新したと判別した場合には(ステップS206肯定)、処理を終了する。一方、情報提供システム10は、更新していないと判別した場合には(ステップS206否定)、属性情報テーブル11aから取得した他のレコードのプロフィール情報について、ステップS202〜S205の処理を実行する。
次に、図14を用いて、情報提供システム10が評価値テーブルを更新する処理(図12中ステップS103)について詳しく説明する。図14は、評価値テーブルを更新する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。まず、情報提供システム10は、提供情報Xをキーとして、関連度テーブルから該当するレコードを取得する(ステップS301)。次に、情報提供システム10は、関連度テーブルから取得したレコードのプロフィール情報と利用者コードとをキーとして、評価値テーブル13aから該当するレコードを検索する(ステップS302)。
次に、情報提供システム10は、レコードが取得できたか否かを判別し(ステップS303)、取得できたと判別した場合には(ステップS303肯定)、取得したレコードの評価値と関連度テーブルから取得したレコードの関連度との積算値を新たな評価値とする(ステップS304)。また、情報提供システム10は、レコードが取得できなかった場合には(ステップS303否定)、利用者コードを「A」、プロフィール情報を「P」評価値を定数「c」とする新たなレコードを評価値テーブル13aに追加する(ステップS305)。
その後、情報提供システム10は、関連度テーブル12aから取得した全てのレコードのプロフィール情報について評価値テーブル13aを更新したか否かを判別し(ステップS306)、更新したと判別した場合には(ステップS306肯定)、処理を終了する。一方、情報提供システム10は、関連度テーブル12aから取得した全てのレコードのプロフィール情報について評価値テーブル13aを更新していないと判別した場合には(ステップS306否定)、以下の処理を実行する。すなわち、情報提供システム10は、関連度テーブル12aから取得した他のレコードのプロフィール情報についてステップS302〜305の処理を実行する。
次に、図15を用いて、利用者が興味があると自覚していない分野を抽出する処理の流れについて説明する。図15は、利用者の無自覚の興味を抽出する処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。まず、情報提供システム10は、利用者Aの利用者コード「A」をキーとして、評価値テーブル13aから該当するレコードを取得する(ステップS401)。
次に、情報提供システム10は、取得したレコードのうち、評価値が定数「f」以上であり、かつ、属性情報テーブル11aから取得したレコードのプロフィール情報と共通しないレコードを抽出する(ステップS402)。そして、情報提供システム10は、レコードを抽出できたか否かを判別し(ステップS403)、抽出できたと判別した場合には(ステップS403肯定)、抽出したレコードのプロフィール情報を利用者Aに提示する(ステップS404)。
また、情報提供システム10は、抽出したレコードのうち、プロフィール情報を利用者Aに提示していないレコードがまだあるか否かを判別し(ステップS405)、無いと判別した場合には(ステップS405否定)、処理を終了する。一方、情報提供システム10は、抽出したレコードのうち、プロフィール情報を利用者Aに提示していないレコードがまだあると判別した場合には(ステップS405肯定)、他のレコードのプロフィール情報を利用者Aに提示する(ステップS404)。また、情報提供システム10は、評価値テーブル13aからレコードが抽出できなかった場合には(ステップS403否定)、そのまま処理を終了する。
[実施例1の効果]
このように、情報提供システム10は、利用者Aから提供情報を受信した場合には、属性情報テーブル11aから利用者Aの利用者コードAと対応付けられたプロフィール情報を取得する。そして、情報提供システム10は、取得したプロフィール情報と受信した提供情報とを対応付けて関連度テーブル12aに格納する。また、情報提供システム10は、受信した提供情報と対応付けられたプロフィール情報を関連度テーブル12aから取得し、取得したプロフィール情報と利用者コードAとを対応付けて評価値テーブル13aに格納する。そして、情報提供システム10は、利用者コードAと対応付けて評価値テーブル13aに格納されたプロフィール情報のうち、利用者コードAと対応付けて属性情報テーブル11aに格納されたプロフィール情報と共通しないプロフィール情報を抽出する。その後、情報提供システム10は、抽出したプロフィール情報を利用者に提示する。
このため、情報提供システム10は、利用者が興味があると自覚していない分野を気付かせることができる。また、情報提供システム10は、利用者が興味があると自覚していない分野に関連する商品やサービスの売り上げを拡大させることができる。すなわち、情報提供システム10は、利用者が購入した商品と類似する商品を提示するのではなく、利用者が興味があると自覚していない分野を気付かせるので、商品検索等を利用者が自ら行えるきっかけをあたえることができる。この結果、情報提供システム10は、利用者に対して長期的に関連商品を購入させることができる。
また、情報提供システム10は、利用者コードとプロフィール情報の組ごとに評価値を記憶する評価値テーブル13aを有する。そして、情報提供システム10は、提案情報を選択した利用者と、提案情報との組み合わせに基づいて、評価値の更新を行う。そして、情報提供システム10は、評価値テーブル13aに格納されたプロフィール情報のうち、評価値の値が所定の閾値よりも高いプロフィール情報であって、属性情報テーブル11aに格納されたプロフィール情報と共通しないプロフィール情報を抽出する。このため、情報提供システム10は、利用者が興味があると自覚していない可能性が高い分野を気付かせることができる。
また、情報提供システム10は、プロフィール情報と提供情報との組ごとに関係度を記憶する関係度テーブル12aを有し、利用者が選択した提供情報と、利用者のプロフィール情報との組み合わせに基づいて、関連度の更新を行う。そして、情報提供システム10は、関連度を用いて、評価値テーブル13aの評価値を更新する。このため情報提供システム10は、利用者のプロフィール情報と選択した提供情報の組合せが、他の利用者と共通することにより、関連性が高いと考えられる場合には、評価値テーブル13aの評価値を上昇させることができる。
この結果、情報提供システム10は、適切に、利用者が興味があると自覚していない分野を判別できるので、利用者が興味があると自覚していない可能性が高い分野を適切に気付かせることができる。
また、情報提供システム10は、利用者のプロフィール情報と選択した提供情報との組み合わせが関連度テーブル12aに記憶されていない場合には、関連度テーブル12aに、利用者のプロフィール情報と選択した提供情報とを対応付けたテーブルを追加する。また、情報提供システム10は、利用者コードとプロフィール情報との組み合わせが評価値テーブル13aに記憶されていない場合には、利用者コードとプロフィール情報とを対応付けたテーブルを評価値テーブル13aに追加する。
このため、情報提供システム10は、プロフィール情報と提供情報との組み合わせや、利用者コードとプロフィール情報との組み合わせに情報提供システム10の作成者が想定していないような組み合わせを追加することができる。この結果、情報提供システム10は、作成者が想定していないような分野に対して利用者が無自覚に興味を有している場合にも、その分野を利用者に提示し、気付かせることができる。
これまで本発明の実施例について説明したが実施例は、上述した実施例以外にも様々な異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)各数値について
上述した実施例1においては、属性情報テーブル11a、関連度テーブル12a、評価値テーブル13aの一例を示した。また、関連度を更新する際の定数として「1.05」を、関連度の初期値として「1.00」を、評価値の初期値として「10.0」を示した。また、評価値の閾値として、「250.0」を示した。しかし、実施例はこれに限定されるものではなく、これら各種の数値は、あくまで一例であり、情報提供システム10の運用に応じて、任意の価を設定することができる。
(2)関連度の更新について
上述した実施例1においては、情報提供システム10は、提供情報および提供情報を選択した利用者のプロフィール情報に基づいて、関連度テーブル12aの関連度を上昇させた。しかし、実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、利用者がある提供情報について不要である旨を情報提供システム10に通知した場合には、提供情報と利用者のプロフィール情報との関係度を下げてもよい。
また、情報提供システム10は、利用者が提供情報を選択した際のタッチパネルに対する接触強度に応じて、関連度の上昇率を変化させたり、関連度を補正することとしてもよい。また、情報提供システム10は、エアタグを利用者が選択した際の指の動作に基づいて、関連度を修正することとしてもよい。
つまり、情報提供システム10は、接触強度だけではなく、例えば、エアタグを広げるような指の動作(ピンチアウト)によって提供情報が選択された場合には、対応するテーブル12aの関連度を上昇させるように補正してもよい。また、情報提供システム10は、エアタグをはじくような動作が行われた場合には、対応するテーブル12aの関連度を下降させるように補正してもよい。
例えば、利用者端末2は、接触強度を測定できるタッチパネルを有する。そして、利用者端末2は、利用者が選択した提供情報ととともに、この提供情報を利用者が選択した際の接触強度を示す情報を情報提供システム10に送信する。情報提供システム10は、提供情報と、接触強度を示す情報とを受信した場合には、上述した処理を実行することによって、関連度テーブル12aの関連度を更新するとともに、接触強度が所定の閾値よりも強いか否かを判別する。そして、情報提供システム10は、接触強度が所定の閾値よりも強いと判別した場合には、関連度テーブル12aの関連度をさらに上昇させるように補正することとしてもよい。
また、利用者端末2は、利用者が接触したエアタグの提供情報と、利用者の指がエアタグに接触した際の指の動作を示す情報とを情報提供システム10に送信する。このような場合には、情報提供システム10は、上述した処理を実行することによって、関連度テーブル12aの関連度を更新するとともに、利用者の指の動作を示す情報から、利用者がピンチアウトを行っていた場合には、関連度を上昇させるように補正する。情報提供システム10は、このような処理を行うことによって、利用者がより強い興味を有する分野を適切に気付かせることができる。
(3)分野の提示について
実施例1に係る情報提供システム10は、評価値テーブル13aから抽出したプロフィール情報を利用者端末2に表示させることで、利用者が無自覚に興味を有する分野を気付かせた。しかし、実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、情報提供システム10は、抽出したプロフィール情報を用いて、利用者端末2が利用する他のアプリケーションと連動するようにしてもよい。
例えば、ARシステム1は、サービス提供システム4、情報提供システム10に加えて、利用者端末2〜2bの利用者のスケジュールを管理するスケジュールシステム6をさらに備える。そして、情報提供システム10は、上述した処理により、利用者が無自覚に興味がある分野を示すプロフィール情報を抽出した場合には、以下の処理を実行する。
すなわち、情報提供システム10は、スケジュールシステム6に対して、利用者コードと抽出したプロフィール情報とを送信することにより、抽出したプロフィール情報と関連性を有するイベントのスケジュールと利用者のスケジュールとを受信する。そして、情報提供システム10は、受信したイベントのスケジュールと利用者のスケジュールとを比較し、利用者のスケジュールと共通した日時および場所において行われるイベントを抽出する。その後、情報提供システム10は、利用者端末2に抽出したイベントを提示する。
図16は、スケジュールアプリとの連携例を説明するための図である。例えば、「カフェ巡り」に対して無自覚に興味を有すると判別される利用者は、「1月30日」の「10時」から「□□市の図書館」に行くスケジュールをスケジュールシステム6に登録したものとする。このような場合には、情報提供システム10は、「1月30日」の「10時」から「□□市の図書館」において行われるイベントのうち、「カフェ巡り」と関連性を有するイベントを抽出する。図16に示す例では、情報提供システム10は、「1月30日」の「10時」から「□□市の図書館」において「コーヒーショップの移動販売車が来る」イベントの情報を抽出し、抽出したイベントの情報を利用者端末2に提示させる。
情報提供システム10は、図16に示すような具体的な提示を行うことによって、利用者が無自覚に興味を有する分野を、より効率的に気付かせることができる。なお、情報提供システム10は、図16に示すように、利用者への提示に興味の有無を入力する機能を付与し、利用者が入力した興味の有無に応じて、関連度あるいは評価値を補正することとしてもよい。
(4)プログラム
ところで、実施例1に係る情報提供システム10は、ハードウェアを利用して各種の処理を実現する場合を説明した。しかし、実施例はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図17を用いて、実施例1に示した情報提供システムと同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図17は、情報提供プログラムを実行するコンピュータの一例を説明するための図である。
図14に例示されたコンピュータ100は、RAM(Random Access Memory)110、HDD(Hard Disk Drive)120、I/O(Input Output)130、ROM(Read Only Memory)140、CPU(Central Processing Unit)150がバス170で接続される。ここで、I/O130は、利用者端末2〜2bから利用者コードや選択した提供情報を受信するための入出力装置である。
HDD120には、属性情報テーブル121、関連度テーブル122、評価値テーブル123があらかじめ保存される。属性情報テーブル121、関連度テーブル122、評価値テーブル123は、実施例1に係る各テーブル11a、12a、13aと同様の情報である。ROM140には、情報提供プログラム141が記憶されており、CPU150が情報提供プログラム141を読み出すことによって、情報提供プロセス151として機能するようになる。なお、情報提供プロセス151は、情報提供システム10と同様の機能を発揮する。
なお、本実施例で説明した情報提供プログラムは、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto Optical Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読取可能な記録媒体に記録される。また、このプログラムは、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)利用者から対象情報の参照要求を受け付ける受付部と、
利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納する第1の格納部と、
前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納する第2の格納部と、
前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する提供部と
を有することを特徴とする情報提供装置。
(付記2)前記第3のテーブルは、前記属性情報と前記識別情報との組み合わせごとに当該属性情報と当該利用者との関連性を示す関連値を記憶し、
前記第2の格納部は、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
前記抽出部は、前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、関連値が所定の閾値よりも高い属性情報であって、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出することを特徴とする付記1に記載の情報提供装置。
(付記3)前記第2のテーブルは、前記対象情報と前記属性情報との組み合わせごとに当該対象情報と当該属性情報との関連性を示す関連値を記憶し、
前記第1の格納部は、前記参照要求に係る対象情報と、当該参照要求に係る属性情報との関連値が前記第2のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
前記第2の格納部は、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該第2のテーブルから取得した関連値と前記第3のテーブルの関連値とを積算した値を、新たな関連値とすることを特徴とする付記2に記載の情報提供装置。
(付記4)前記第1の格納部は、前記参照要求に係る対象情報に前記参照情報に係る属性情報が対応付けて前記第2のテーブルに記憶されていない場合には、当該対象情報と当該属性情報とを対応付けて前記第2のテーブルに格納し、
前記第2の格納部は、前記第2のテーブルから取得した属性情報に前記参照情報を行った利用者の識別情報が対応付けて前記第3のテーブルに記憶されていない場合には、当該属性情報と当該利用者の識別情報とを対応付けて前記第3のテーブルに格納することを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の情報提供装置。
(付記5)前記利用者は、対象情報を示すタグが表示されたタッチパネルを用いて参照要求の対象となる情報を選択し、
前記受付部は、前記参照要求とともに、前記利用者が前記タグを選択した際の指の動作を示す情報を受付し、
前記第1の格納部は、前記受付部が受け付けた前記指の動作を示す情報に基づいて、前記第2のテーブルの関連値を補正することを特徴とする付記3または4に記載の情報提供装置。
(付記6)前記提供部は、前記参照要求を行った利用者のスケジュールを参照し、当該スケジュールにおける時刻と場所において行われるイベントを検索し、検索したイベントのうち、前記抽出部によって抽出された属性情報と関連性を有するイベントを抽出し、当該抽出したイベントの情報を当該利用者に提供することを特徴とする付記1〜5のいずれか1つに記載の情報提供装置。
(付記7)利用者により操作される利用者端末と、利用者端末から情報の参照要求を受け付けた場合には、当該利用者端末に対して、当該参照要求の対象となる情報を送信する情報サーバと、当該利用者端末を利用する利用者の属性を示す属性情報を前記利用者端末に送信する情報提供装置とを有する情報提供システムであって、
前記対象情報提供装置は、
前記利用者端末から情報の参照要求を受け付ける受付部と、
利用者から対象情報の参照要求を受け付ける受付部と、
利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納する第1の格納部と、
前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納する第2の格納部と、
前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する提供部と
を有することを特徴とする情報提供システム。
(付記8)前記第3のテーブルは、前記属性情報と前記識別情報との組み合わせごとに当該属性情報と当該利用者との関連性を示す関連値を記憶し、
前記第2の格納部は、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
前記抽出部は、前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、関連値が所定の閾値よりも高い属性情報であって、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出することを特徴とする付記7に記載の情報提供システム。
(付記9)前記第2のテーブルは、前記対象情報と前記属性情報との組み合わせごとに当該情報と当該属性情報との関連性を示す関連値を記憶し、
前記第1の格納部は、前記参照要求に係る対象情報と、当該参照要求に係る属性情報との関連値が前記第2のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
前記第2の格納部は、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該第2のテーブルから取得した関連値と前記第3のテーブルの関連値とを積算した値を、新たな関連値とすることを特徴とする付記8に記載の情報提供システム。
(付記10)前記第1の格納部は、前記参照要求に係る対象情報に前記参照情報に係る属性情報が対応付けて前記第2のテーブルに記憶されていない場合には、当該対象情報と当該属性情報とを対応付けて前記第2のテーブルに格納し、
前記第2の格納部は、前記第2のテーブルから取得した属性情報に前記参照情報を行った利用者の識別情報が対応付けて前記第3のテーブルに記憶されていない場合には、当該属性情報と当該利用者の識別情報とを対応付けて前記第3のテーブルに格納することを特徴とする付記7〜9のいずれか1つに記載の情報提供システム。
(付記11)前記利用者は、対象情報を示すタグが表示されたタッチパネルを用いて参照要求の対象となる情報を選択し、
前記受付部は、前記参照要求とともに、前記利用者が前記タグを選択した際の指の動作を示す情報を受付し、
前記第1の格納部は、前記受付部が受け付けた前記指の動作を示す情報に基づいて、前記第2のテーブルの関連値を補正することを特徴とする付記9または10に記載の情報提供システム。
(付記12)前記提供部は、前記参照要求を行った利用者のスケジュールを参照し、当該スケジュールにおける時刻と場所において行われるイベントを検索し、検索したイベントのうち、前記抽出部によって抽出された属性情報と関連性を有するイベントを抽出し、当該抽出したイベントの情報を当該利用者に提供することを特徴とする付記7〜11のいずれか1つに記載の情報提供システム。
(付記13)利用者の属性を示す属性情報を提供する情報提供装置による情報提供方法であって、
利用者から対象情報の参照要求を受け付けし、
利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納し、
前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納し、
前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出し、
前記抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する
処理を実行することを特徴とする情報提供方法。
(付記14)前記第3のテーブルは、前記属性情報と前記識別情報との組み合わせごとに当該属性情報と当該利用者との関連性を示す関連値を記憶し、
前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、
前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、関連値が所定の閾値よりも高い属性情報であって、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出する処理を実行させることを特徴とする付記13に記載の情報提供方法。
(付記15)前記第2のテーブルは、前記対象情報と前記属性情報との組み合わせごとに当該情報と当該属性情報との関連性を示す関連値を記憶し、
前記参照要求に係る対象情報と、当該参照要求に係る属性情報との関連値が前記第2のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該第2のテーブルから取得した関連値と前記第3のテーブルの関連値とを積算した値を、新たな関連値とする処理を実行させることを特徴とする付記14に記載の情報提供方法。
(付記16)前記参照要求に係る対象情報に前記参照情報に係る属性情報が対応付けて前記第2のテーブルに記憶されていない場合には、当該対象情報と当該属性情報とを対応付けて前記第2のテーブルに格納し、
前記第2のテーブルから取得した属性情報に前記参照情報を行った利用者の識別情報が対応付けて前記第3のテーブルに記憶されていない場合には、当該属性情報と当該利用者の識別情報とを対応付けて前記第3のテーブルに格納する処理を実行させることを特徴とする付記13〜15のいずれか1つに記載の情報提供方法。
(付記17)前記参照要求とともに、前記利用者が前記対象情報を示すタグが表示されたタッチパネルを用いて前記タグを選択した際の指の動作を示す情報を受付し
前記受け付けた接触強度を示す情報に基づいて、前記第2のテーブルの関連値を補正する処理を実行させることを特徴とする付記15または16に記載の情報提供方法。
(付記18)前記参照要求を行った利用者のスケジュールを参照し、当該スケジュールにおける時刻と場所において行われるイベントを検索し、検索したイベントのうち、前記抽出した属性情報と関連性を有するイベントを抽出し、当該抽出したイベントの情報を当該利用者に提供する処理を実行させることを特徴とする付記13〜17のいずれか1つに記載の情報提供方法。
(付記19)利用者の属性を示す属性情報を提供するコンピュータに、
利用者から対象情報の参照要求を受け付けし、
利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納し、
前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納し、
前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出し、
前記抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する
処理を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
(付記20)前記第3のテーブルは、前記属性情報と前記識別情報との組み合わせごとに当該属性情報と当該利用者との関連性を示す関連値を記憶し、
前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、
前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、関連値が所定の閾値よりも高い属性情報であって、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出する処理を実行させることを特徴とする付記19に記載の情報提供プログラム。
(付記21)前記第2のテーブルは、前記対象情報と前記属性情報との組み合わせごとに当該情報と当該属性情報との関連性を示す関連値を記憶し、
前記参照要求に係る対象情報と、当該参照要求に係る属性情報との関連値が前記第2のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該第2のテーブルから取得した関連値と前記第3のテーブルの関連値とを積算した値を、新たな関連値とする処理を実行させることを特徴とする付記20に記載の情報提供プログラム。
(付記22)前記参照要求に係る対象情報に前記参照情報に係る属性情報が対応付けて前記第2のテーブルに記憶されていない場合には、当該対象情報と当該属性情報とを対応付けて前記第2のテーブルに格納し、
前記第2のテーブルから取得した属性情報に前記参照情報を行った利用者の識別情報が対応付けて前記第3のテーブルに記憶されていない場合には、当該属性情報と当該利用者の識別情報とを対応付けて前記第3のテーブルに格納する処理を実行させることを特徴とする付記19〜21のいずれか1つに記載の情報提供プログラム。
(付記23)前記参照要求とともに、前記利用者が前記対象情報を示すタグが表示されたタッチパネルを用いて前記タグを選択した際の指の動作を示す情報を受付し
前記受け付けた接触強度を示す情報に基づいて、前記第2のテーブルの関連値を補正する処理を実行させることを特徴とする付記21または22に記載の情報提供プログラム。
(付記24)前記参照要求を行った利用者のスケジュールを参照し、当該スケジュールにおける時刻と場所において行われるイベントを検索し、検索したイベントのうち、前記抽出した属性情報と関連性を有するイベントを抽出し、当該抽出したイベントの情報を当該利用者に提供する処理を実行させることを特徴とする付記19〜23のいずれか1つに記載の情報提供プログラム。
1 ARシステム
2〜2b 利用者端末
3 ネットワーク
4 サービス提供システム
5〜5d エアタグ
6 スケジュールシステム
10 情報提供システム
11 属性情報テーブル記憶部
11a 属性情報テーブル
12 関連度テーブル記憶部
12a 関連度テーブル
13 評価値テーブル記憶部
13a 評価値テーブル
14 提供情報受付部
15 利用者属性取得部
16 関連度格納部
17 属性取得部
18 評価値格納部
19 無自覚情報抽出部
20 無自覚情報提供部

Claims (9)

  1. 利用者から対象情報の参照要求を受け付ける受付部と、
    利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納する第1の格納部と、
    前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納する第2の格納部と、
    前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する提供部と
    を有することを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記第3のテーブルは、前記属性情報と前記識別情報との組み合わせごとに当該属性情報と当該利用者との関連性を示す関連値を記憶し、
    前記第2の格納部は、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
    前記抽出部は、前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、関連値が所定の閾値よりも高い属性情報であって、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記第2のテーブルは、前記対象情報と前記属性情報との組み合わせごとに当該情報と当該属性情報との関連性を示す関連値を記憶し、
    前記第1の格納部は、前記参照要求に係る対象情報と、当該参照要求に係る属性情報との関連値が前記第2のテーブルに記憶されていた場合には、当該関連値を上昇させ、
    前記第2の格納部は、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報と前記第2のテーブルから取得した属性情報との関連値が前記第3のテーブルに記憶されていた場合には、当該第2のテーブルから取得した関連値と前記第3のテーブルの関連値とを積算した値を、新たな関連値とすることを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記第1の格納部は、前記参照要求に係る対象情報に前記参照情報に係る属性情報が対応付けて前記第2のテーブルに記憶されていない場合には、当該対象情報と当該属性情報とを対応付けて前記第2のテーブルに格納し、
    前記第2の格納部は、前記第2のテーブルから取得した属性情報に前記参照情報を行った利用者の識別情報が対応付けて前記第3のテーブルに記憶されていない場合には、当該属性情報と当該利用者の識別情報とを対応付けて前記第3のテーブルに格納することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  5. 前記利用者は、対象情報を示すタグが表示されたタッチパネルを用いて参照要求の対象となる情報を選択し、
    前記受付部は、前記参照要求とともに、前記利用者が前記タグを選択した際の指の動作を示す情報を受付し、
    前記第1の格納部は、前記受付部が受け付けた前記指の動作を示す情報に基づいて、前記第2のテーブルの関連値を補正することを特徴とする請求項3または4に記載の情報提供装置。
  6. 前記提供部は、前記参照要求を行った利用者のスケジュールを参照し、当該スケジュールにおける時刻と場所において行われるイベントを検索し、検索したイベントのうち、前記抽出部によって抽出された属性情報と関連性を有するイベントを抽出し、当該抽出したイベントの情報を当該利用者に提供することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  7. 利用者により操作される利用者端末と、利用者端末から情報の参照要求を受け付けた場合には、当該利用者端末に対して、当該参照要求の対象となる情報を送信する情報サーバと、当該利用者端末を利用する利用者の属性を示す属性情報を前記利用者端末に送信する情報提供装置とを有する情報提供システムであって、
    前記対象情報提供装置は、
    前記利用者端末から情報の参照要求を受け付ける受付部と、
    利用者から対象情報の参照要求を受け付ける受付部と、
    利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納する第1の格納部と、
    前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納する第2の格納部と、
    前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する提供部と
    を有することを特徴とする情報提供システム。
  8. 利用者の属性を示す属性情報を提供する情報提供装置による情報提供方法であって、
    利用者から対象情報の参照要求を受け付けし、
    利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納し、
    前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納し、
    前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出し、
    前記抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する
    処理を実行することを特徴とする情報提供方法。
  9. 利用者の属性を示す属性情報を提供するコンピュータに、
    利用者から対象情報の参照要求を受け付けし、
    利用者の識別情報と当該利用者の属性を示す属性情報とを対応付けて記憶する第1のテーブルから、前記参照要求を行った利用者の属性情報を取得し、当該属性情報と前記参照要求に係る対象情報とを対応付けて第2のテーブルに格納し、
    前記第2のテーブルから、所定の参照要求に係る対象情報に対応付けられた属性情報を取得し、当該属性情報と前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報とを対応付けて第3のテーブルに格納し、
    前記第1のテーブルと前記第3のテーブルとを参照し、前記所定の参照要求を行った利用者の識別情報に対応付けて前記第3のテーブルに記憶された属性情報のうち、当該利用者の識別情報に対応付けて前記第1のテーブルに記憶された属性情報と共通しない属性情報を抽出し、
    前記抽出した属性情報を前記所定の参照要求を行った利用者に提供する
    処理を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
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