JP2013218369A - 情報処理装置、プログラム、情報処理方法及び商品紹介支援システム - Google Patents

情報処理装置、プログラム、情報処理方法及び商品紹介支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】タイムライン上に紹介者のコンテンツが表示される形態であっても、閲覧者が興味を示すタイミングでアフィリエイト広告を伴った商品・サービス等の紹介コンテンツを閲覧者のタイムライン上に表示する技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、商品に関する広告が含まれた商品紹介者の商品に関する紹介記事を取得する手段と、閲覧者が発信した発信記事の履歴を取得する手段と、取得した発信記事の履歴に基づいて閲覧者の興味情報を抽出する手段と、抽出した閲覧者の興味情報に商品紹介者の商品に関する情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する商品紹介者の紹介記事を、閲覧者のコンテンツを構成する文字列を時系列順に配列するタイムライン上に出力する手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品紹介支援サービスを提供する情報処理装置、情報処理装置に搭載されるプログラム、情報処理方法及び商品紹介支援システムに関する。
個人や法人が運営するウェブサイトの表示領域に商品・サービス等を紹介する広告(企業や商店が運営するEC(Electronic Commerce)サイトのURL(Uniform Resource Locator)に移動するためのリンクとして機能する広告)を掲載し、該ウェブサイトの閲覧
者が、掲載された広告のクリックやリンク先のECサイトで紹介された商品・サービス等の購入といった成果条件を達成した際に、広告を掲載して商品・サービス等を紹介した紹介者に報酬を支払う、所謂、アフィリエイトと称される成功報酬型広告が知られている。
アフィリエイト広告による宣伝形態は、成果実績に応じた広告費用のため、広告主(企業側)にとって商品販売に関する費用対効果が高く、一方、ウェブサイトの運営者にとっては、所定の成果条件を達成した際に支払われる報酬は、例えば、ウェブサイトの表示領域の空きスペースを利用して閲覧者に対する常時の掲載を行うといった簡便な表示態様で得られるため、魅力的な収入として定着している。
また、近年のインターネット等の普及により、個人開設のホームページのみならず、mixi(登録商標)等のSNS(Social Network Service)を利用してブログページを開設し、趣味や嗜好等に沿った商品・サービス等のアフィリエイト広告をブログページの表示領域に掲載するブログ利用者も増えてきている。
SNSを介し、インターネット上に趣味や嗜好等を共有して形成されたコミュニティでは、例えば、ブログページで紹介される商品・サービス等は、ブログページの閲覧者にとっても興味の対象となり得るため、アフィリエイト広告のクリックやリンク先のECサイトで紹介された商品・サービス等を購入するといった成果実績が期待できるからである。
特表2003−526163号公報 特開2011−138518号公報
しかしながら、趣味や嗜好等に係る第3者のコンテンツ(商品・サービス等に係る投稿記事等を含む)を閲覧可能に登録し、閲覧時には、登録した複数の第3者のコンテンツのなかで最新のコンテンツを常に表示領域の最上位に位置するように配列される、Facebook(登録商標)やTwitter(登録商標)といったSNSでは、アフィリエイト広告による宣伝形態は、未だ定着をみていない。
例えば、閲覧可能に登録された複数のコンテンツが時系列順に上下に並んで表示される、所謂、タイムライン上では、アフィリエイト広告を伴った商品紹介者の商品・サービス等に係る紹介記事は、閲覧者が閲覧可能なときに表示されているとは限らない。このため、商品紹介者にとっては、タイムライン上から閲覧者が興味を示すであろう商品・サービス等の広告を伴うコンテンツが流れてしまい(表示領域から消えてしまい)、閲覧者が商品紹介者のアフィリエイト広告に気づかない場合が生じ得るので、アフィリエイト広告に
よる成果実績を期待できないためである。
また、タイムライン上で、アフィリエイト広告を伴った商品紹介者の紹介記事が、閲覧者の閲覧可能なときに表示されていたとしても、紹介記事の商品・サービス等が閲覧者の興味の対象であるとは限らないケースも生じ得る。この場合も、商品紹介者にとっては、アフィリエイト広告による成果実績を期待できないこととなる。
開示の技術の課題は、タイムライン上に紹介者のコンテンツが表示される形態であっても、閲覧者が興味を示すタイミングでアフィリエイト広告を伴った商品・サービス等の紹介コンテンツを閲覧者のタイムライン上に表示する技術を提供することにある。
開示の技術の一側面は、次の情報処理装置の構成によって例示される。すなわち、本情報処理装置は、商品に関する広告が含まれた商品紹介者の商品に関する紹介記事を取得する手段と、閲覧者が発信した発信記事の履歴を取得する手段と、取得した発信記事の履歴に基づいて閲覧者の興味情報を抽出する手段と、抽出した閲覧者の興味情報に商品紹介者の商品に関する情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、判定手段により、閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する商品紹介者の紹介記事を、閲覧者のコンテンツを構成する文字列を時系列順に配列するタイムライン上に出力する手段と、を備える。
その結果、タイムライン上に紹介者のコンテンツが表示される形態であっても、閲覧者が興味を示すタイミングでアフィリエイト広告を伴った商品・サービス等の紹介コンテンツを閲覧者のタイムライン上に表示できる。
本情報処理装置によれば、タイムライン上に紹介者のコンテンツが表示される形態であっても、閲覧者が興味を示すタイミングでアフィリエイト広告を伴った商品・サービス等の紹介コンテンツを閲覧者のタイムライン上に表示する技術を提供できる。
本実施形態の商品紹介支援システムの一例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を例示する図である。 発言内容DBを例示する図である。 閲覧者情報DBを例示する図である。 本実施形態の、処理シーケンスの例示である。 本実施形態の、処理シーケンスの例示である。 本実施形態の、処理シーケンスの例示である。 本実施形態の、処理シーケンスの例示である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。
以下、図1から図8の図面に基づいて、一実施の形態に係る商品紹介支援システム10を説明する。
〔システム構成〕
図1は、本実施形態の商品紹介支援システム10の一例を示す図である。図1に例示する商品紹介支援システム10では、商品紹介支援サーバ100は、アフィリエイト広告を
含む商品紹介者(以下、単に“紹介者”とも称す)のコンテンツおよび閲覧者の興味情報に基づいて、商品紹介に係るコンテンツの配信処理を支援する。ここで、アフィリエイト広告には、広告主である企業や商店が運営するEC(Electronic Commerce)サイトのU
RL(Uniform Resource Locator)に移動するためのリンクが含まれており、閲覧者等は、例えば、表示されたアフィリエイト広告にマウス等のポインティングデバイスを重ね合わせてクリック操作を行うことにより、広告主である企業や商店が運営するEC(Electronic Commerce)サイトに移動することができる。このようなアフィリエイト広告の表示
形態は、広告主である企業や商店が運営するECサイトのURLに移動するためのリンク機能を有するものであれば、任意である。アフィリエイト広告の表示形態は、例えば、ECサイトへ移動するリンク情報が埋め込まれたテキスト形式の表示形態であってもよく、静止画像や動画像形式の表示形態であってもよい。また、音声等によるアナウンス情報が組み込まれたストリーミング形式の表示形態であってもよい。
このようなアフィリエイト広告を含む紹介者のコンテンツは、例えば、商品・サービス等に係る紹介記事やつぶやきといった形態で、Facebook(登録商標)やTwitter(登録商標)といったSNS(Social Network Service)の運営するユーザページ(紹介者のホームページ)に投稿される。図1の例では、ユーザ端末6の利用者が紹介者であり、SNSサイトサーバ8が、インターネットといったネットワークN上のコミュニティを提供する。ユーザ端末(紹介者)6、ユーザ端末(閲覧者)7、SNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9、商品紹介支援サーバ10は、インターネットといったネットワークNに接続される。なお、ネットワークNには、複数のユーザ端末(紹介者)6、ユーザ端末(閲覧者)7が接続され得る。
紹介者は、例えば、ユーザ端末6が備えるブラウザ機能により、ネットワークNを経由してSNSサイトサーバ8に接続し、ユーザ端末6が備える表示器の表示画面上にSNSに開設された紹介者のユーザページを表示する。紹介者は、ユーザ端末6が備える入力ボタンやキーボードといった入力デバイスを操作し、ユーザ端末6に表示されたユーザページの所定の入力領域にアフィリエイト広告を含むコンテンツを入力する。ユーザ端末6から入力された紹介者のコンテンツは、例えば、SNSサイトサーバ8を介し、ブラウザに表示可能なHTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)といった記述言語で、SNSに開設された紹介者のユーザページに掲載される。
SNSに投稿された商品・サービス等に係る紹介記事は、該紹介記事を閲覧可能に登録した、例えば、フォロワーといった閲覧者が閲覧することができる。図1の例では、ユーザ端末7の利用者が閲覧者であり、ユーザ端末7のブラウザ機能により、ユーザ端末6からSNSに投稿された商品・サービス等に係る紹介記事をユーザ端末7の表示画面上に表示し、閲覧する。なお、ユーザ端末7の利用者もSNSサイトサーバ8が提供するコミュニティのメンバーであり、SNS上にユーザページ(閲覧者のホームページ)を有している。閲覧者は、ユーザ端末7のブラウザ機能により、ネットワークNを経由してSNSサイトサーバ8に接続し、ユーザ端末7が備える表示器の表示画面上に、SNSに開設された閲覧者のユーザページを表示する。
ユーザ端末7の閲覧者は、例えば、SNSサイトサーバ8からユーザ端末7に割当てられた識別情報を、紹介者が提供するコンテンツが閲覧可能なように、SNSサイトサーバ8に登録する。例えば、紹介者の合意の基、紹介者によって提供されたコンテンツは、コンテンツ表示領域といった閲覧者のユーザページに割当てられた所定の領域に表示される。ここで、コンテンツ表示領域は、例えば、閲覧者がSNSサイトサーバ8に閲覧可能なように登録した、趣味や嗜好等に係る第3者のコンテンツが表示される領域であり、各コンテンツを構成する文字列が更新された時系列順に上下に配列されて表示される。コンテンツ表示領域に表示された複数のコンテンツは、所謂、タイムラインを形成する。タイム
ライン上に表示された複数のコンテンツは、更新時刻が最新であるコンテンツをコンテンツ表示領域の最上位に配置される。そして、更新時刻が経過したコンテンツは、更新されたコンテンツが表示される度毎に、表示位置が最上位から下方領域に移動する。
ユーザ端末7の閲覧者は、タイムライン上の、閲覧可能に登録した趣味や嗜好等に係る第3者のコンテンツを、ブラウザ機能により、ユーザ端末7の表示画面に表示させて閲覧することができる。例えば、アフィリエイト広告を含む紹介者のコンテンツがユーザ端末7の表示画面に表示されたタイムライン上に掲載されている場合には、紹介者は、紹介者のコンテンツに関する閲覧者の興味を期待できる。紹介者のコンテンツに興味を示した閲覧者は、例えば、ユーザ端末7のポインティングデバイスといった入力デバイスを操作し、表示画面に表示されたアフィリエイト広告にポインタを重ね合わせてクリックを行う。閲覧者のユーザ端末7は、閲覧者のクリック操作により、アフィリエイト広告にリンク付けされた広告主のECサイトサーバ9に移動する。そして、ユーザ端末7の表示画面には、ECサイトの商品・サービス等に関連する所定のページが表示される。
しかしながら、タイムラインに表示されるコンテンツは、更新された他のコンテンツが表示される度毎に、更新時刻が最新であるコンテンツをコンテンツ表示領域の最上位に配置されてしまう。このため、更新時刻が経過したコンテンツの表示位置は最上位から下方領域に移動してしまう。閲覧者の、コンテンツの閲覧表示のタイミングによっては、アフィリエイト広告を含む紹介者のコンテンツは、更新時刻が経過してしまい、ユーザ端末7の表示画面に表示されるタイムライン上から逸脱しまうこととなる。タイムライン上から逸脱した紹介者のコンテンツは、ユーザ端末7の表示画面上に表示されないため、閲覧者は、興味を示すであろう紹介者のコンテンツには気付かず、紹介者のコンテンツに含まれるアフィリエイト広告もクリックされることもない。
上述のケースでは、紹介者のコンテンツに含まれる商品・サービス等のアフィリエイト広告は閲覧者の興味対象として説明したが、そうでないケースも考えられる。つまり、紹介者のコンテンツに含まれる商品・サービス等は、閲覧者の興味対象外の商品・サービス等の場合である。このケースでは、紹介者のコンテンツがユーザ端末7の表示画面に表示されたタイムライン上で閲覧者に確認されたとしても、閲覧者は、アフィリエイト広告のクリック操作を行うこともないと推測できる。このため、アフィリエイト広告による成果実績は期待できないこととなる。
図1に例示する、本実施形態の商品紹介支援システム10の商品紹介支援サーバ100は、アフィリエイト広告を含む商品・サービス等の紹介者に、アフィリエイト広告を含む商品紹介者のコンテンツおよび閲覧者の興味情報に基づいて、商品紹介に係るコンテンツの配信処理の支援を行う。商品紹介支援サーバ100によって配信支援を受けた商品紹介に係るコンテンツは、閲覧者が興味を示すタイミングで、ユーザ端末7の表示画面に表示されたタイムライン上に表示できる。
図1の商品紹介支援サーバ100は、紹介者の合意の基、SNSサイトサーバ8にアクセスし、紹介者のコンテンツに含まれるアフィリエイト広告のリンク情報(ECサイトサーバ9のURL情報等)、商品・サービス等に係る商材情報などを取得する。商品紹介支援サーバ100のコンテンツに含まれるリンク情報、商品・サービス等の取得のタイミングは、例えば、SNSに開設された紹介者のユーザページの、紹介者による更新のタイミングが例示できる。紹介者の合意の基、例えば、SNSサイトサーバ8はAPI(Application Program Interface)を機能させ、該更新のタイミングに合わせ、各種情報を商品
紹介支援サーバ100に通知するとしてもよい。
商品紹介支援サーバ100は、アフィリエイト広告のリンク情報から、ECサイトサー
バ9のURL情報等を特定し、商品・サービス等に係る商材情報が掲載されたECサイトページなどから商材に係るデータ、カテゴリ等の情報を取得する。例えば、紹介者の合意の基、商品紹介支援サーバ100はAPIを機能させ、商品・サービス等に係る商材のデータ、カテゴリの通知要求をECサイトサーバ9に対して行うことで商材に係るデータ、カテゴリ等の情報を取得できる。商品紹介支援サーバ100は、SNSサイトサーバ8から取得したリンク情報、商材情報といったコンテンツ情報と共に、ECサイトサーバ9から取得した商材のデータやカテゴリ等の情報を記憶装置200のデータベース(DB:database)に蓄積する。
商品紹介支援サーバ100は、紹介者の合意の基、APIを機能させ、紹介者のコンテンツを閲覧可能に登録する閲覧者が発信したコンテンツの履歴情報といった閲覧者情報を取得する。閲覧者情報は、後述するように、SNSが提供するコミュニティの運用環境に応じたタイミングで取得される。取得した閲覧者情報は、所定の処理が施され、紹介者のコンテンツに含まれる商品・サービス等に係る商材との対応付けが行われ、記憶装置200のデータベースに蓄積される。そして、商品紹介支援サーバ100は、所定の判定条件を満たした場合に、アフィリエイト広告を含む紹介者のコンテンツを、SNSサイトサーバ8に出力する。SNSサイトサーバ8に出力された紹介者のコンテンツは、閲覧可能に登録した閲覧者のユーザ端末7を介して表示画面上に表示される。
図1に例示の商品紹介支援システム10では、ユーザ端末6、ユーザ端末7、SNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9、商品紹介支援サーバ100、記憶装置200を含む。ユーザ端末6はネットワークNを介してSNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9、商品紹介支援サーバ100に接続する。商品紹介支援サーバ100は記憶装置200と接続する。なお、商品紹介支援サーバ100には、ネットワークNを介して複数の紹介者のユーザ端末6、および複数の閲覧者のユーザ端末7が接続され得る。また、商品紹介支援サーバ100は、ネットワークNを介してユーザ端末6、SNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9に接続する。商品紹介支援サーバ100には、ネットワークNを介して図示しない複数の情報処理装置が接続される。複数の情報処理装置としては、例えば、ショッピングサイト、旅行代理店といった企業または商材を販売する商店が運営するECサイトを構成する情報処理装置やメールサーバ等を構成する情報処理装置が提示できる。
SNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9は、図示しない記憶装置を含んでもよい。商品紹介支援サーバ100は、記憶装置200を含んでもよい。なお、SNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9、商品紹介支援サーバ100、記憶装置200は、例えば、ネットワーク上のコンピュータ群であるクラウドの一部を構成するものであってもよい。ネットワークNは、インターネット等の公衆ネットワーク、携帯電話網等の無線ネットワーク、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の内部ネットワー
クを含む。
ユーザ端末6は、ネットワークNを介してSNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9、商品紹介支援サーバ100と通信可能な装置であればよい。同様に、ユーザ端末7は、ネットワークNを介してSNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9と通信可能な装置であればよい。
例えば、ユーザ端末6および7は、パーソナルコンピュータ(PC、Personal Computer)、タブレットPC、PDA(Personal Digital Assistant)のようなコンピュータ、
あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。また、ユーザ端末6および7は、スマートフォン、携帯電話、カーナビゲーション装置のようなコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
SNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9、商品紹介支援サーバ100は、PC、サーバ等のコンピュータを使用して実現可能である。記憶装置200は、各種プログラムおよび各種データを格納する記憶媒体を備えた記憶装置である。記憶装置200は、外部記憶装置とも呼ばれる。記憶装置200としては、例えば、ソリッドステートドライブ装置、ハードディスクドライブ装置等がある。また、記憶装置200は、CD(Compact Disc)ドライブ装置、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ装置、BD(Blu-ray Disk)ドライブ装置等の可搬記録媒体を含むことができる。
図2に、情報処理装置のハードウェア構成を例示する。図2に例示する情報処理装置300は、いわゆる一般的なコンピュータの構成を有している。図1に例示の、ユーザ端末6および7、SNSサイトサーバ8、ECサイトサーバ9、商品紹介支援サーバ100は、例えば、図2に例示する情報処理装置300によって実現される。
情報処理装置300は、接続バスによって相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)301、主記憶部302、補助記憶部303、入力部304、出力部305、
通信部306を有する。情報処理装置300は、CPU301が補助記憶部303に記憶されたプログラムを主記憶部302の作業領域に実行可能に展開し、プログラムの実行を通じて周辺機器の制御を行う。これにより、情報処理装置300は、所定の目的に合致した機能を実現することができる。主記憶部302および補助記憶部303は、コンピュータである情報処理装置300が読み取り可能な記録媒体である。
CPU301は、情報処理装置300全体の制御を行う中央処理演算装置である。CPU301は、補助記憶部303に格納されたプログラムに従って処理を行う。主記憶部302は、CPU301がプログラムやデータをキャッシュしたり、作業領域を展開したりする記憶媒体である。主記憶部302は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。
補助記憶部303は、各種のプログラム及び各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部303には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部306を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。外部装置等には、例えば、ネットワークNを介して接続されたネットワーク上の、他の情報処理装置、記憶装置が含まれる。
補助記憶部303は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ソリッド
ステートドライブ装置、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)装置等で
ある。また、補助記憶部303としては、例えば、CDドライブ装置、DVDドライブ装置、BDドライブ装置等が提示できる。記録媒体としては、例えば、不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリ)を含むシリコンディスク、ハードディスク、CD、DVD、BD、USB(Universal Serial Bus)メモリ等がある。
入力部304は、ユーザ等からの操作指示等を受け付ける。入力部304は、入力ボタン、キーボード、ポインティングデバイス、ワイヤレスリモコン、マイクロフォン、カメラ等の入力デバイスである。入力部304から入力された情報は、接続バスを介してCPU301に通知される。
出力部305は、CPU301で処理されるデータや主記憶部302に記憶されるデータを出力する。出力部305は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)パネル、プリンタ、スピーカ等の出力デバイスである。通信部306は、ネットワー
クNとのインターフェースである。
SNSサイトサーバ8としての情報処理装置300は、CPU301が補助記憶部303に記憶されているOS、各種プログラムや各種データを主記憶部302に読み出して実行することにより、SNSサイトサーバ8としてのネットワークN上に構築されたコミュニティの利用者に対し、コンテンツを掲載できるユーザページの提供や登録された第3者のコンテンツの閲覧といった各種SNS機能を実現する。
ECサイトサーバ9としての情報処理装置300は、CPU301が補助記憶部303に記憶されているOS、各種プログラムや各種データを主記憶部302に読み出して実行することにより、例えば、ショッピングサイトといったサーバ機能を実現する。その結果、ネットワークNを介して接続された情報処理装置に対し、商品購買といった種々のサービスが提供される。
ユーザ端末6および7としての情報処理装置300は、CPU301が補助記憶部303に記憶されているOS、各種プログラムや各種データを主記憶部302に読み出して実行することにより、ブラウザ機能を実現する。その結果、紹介者や閲覧者といったユーザは、ユーザ端末6および7を介してネットワークN上の情報処理装置が提供する、例えば、SNSコミュニティでのコミュニケーションやメール配信、登録されたコンテンツの更新・閲覧、ネットショッピング、ホテル・旅客機の予約、オンラインゲーム、ブログの公開といった種々のサービスが利用可能となる。
商品紹介支援サーバ100としての情報処理装置300は、CPU301が補助記憶部303に記憶されている各種プログラムや各種データを主記憶部302に読み出して実行することにより、図1に例示するコンテンツ情報取得部110、商材情報取得部120、閲覧者情報取得部130、閲覧者情報処理部140、出力判定部150、コンテンツ情報出力部160としての機能を実現する。
なお、各機能部のうち、いずれかが、他の情報処理装置に含まれてもよい。例えば、コンテンツ情報取得部110を含む情報処理装置と、商材情報取得部120を含む情報処理装置と、閲覧者情報取得部130を含む情報処理装置と、閲覧者情報処理部140を含む情報処理装置と、出力判定部150を含む情報処理装置と、コンテンツ情報出力部160を含む情報処理装置とが、ネットワーク等を介して接続されることにより、商品紹介支援サーバ100として機能してもよい。商品紹介支援サーバ100は、複数の情報処理装置に機能部を分散し、各機能部が実現されることで、負荷が軽減される。
記憶装置200は、発言内容DB210、閲覧者情報DB220を含む。発言内容DB210、閲覧者情報DB220は、それぞれ、別々の記憶装置に含まれるとしてもよい。
〔機能ブロック構成〕
図1に例示の商品紹介支援サーバ100は、コンテンツ情報取得部110、商材情報取得部120、閲覧者情報取得部130、閲覧者情報処理部140、出力判定部150、コンテンツ情報出力部160の各機能部を有する。以上の各機能部による処理は、商品紹介支援サーバ100としての情報処理装置300のCPU301が、主記憶部302上に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行することで提供される。
また、商品紹介支援サーバ100は、以上の機能部が参照し、あるいは、管理するデータの格納先として、記憶装置200に構築された、発言内容DB210、閲覧者情報DB220を有する。
コンテンツ情報取得部110は、紹介者の合意の基、SNSサイトサーバ8にアクセスし、紹介者のコンテンツに含まれるアフィリエイト広告のリンク情報(ECサイトサーバ9のURL情報等)、商品・サービス等に係る商材情報などを取得する。例えば、SNSサイトサーバ8が提供するコミュニティを利用するために紹介者に割当てられた登録アカウント情報を使用し、SNS上に開設された紹介者のユーザページにアクセスし、更新されたコンテンツ情報を取得することが例示できる。コンテンツ情報取得部110の各種情報の取得のタイミングは、例えば、紹介者が商品・サービス等に係るコンテンツを更新したタイミングが例示できる。
商材情報取得部120は、コンテンツ情報取得部110で取得された紹介者のコンテンツ情報に基づき、アフィリエイト広告にリンクされた広告主のECサイト上の商材が掲載されたページにアクセスし、商材のカテゴリ、商材データといった商材情報を取得する。商材情報取得部120は、コンテンツ情報取得部110で取得されたリンク情報、商材の紹介を行ったコンテンツ情報と共に、取得した商材情報を対応付けて記憶装置200の発言内容DB210に蓄積する。
閲覧者情報取得部130は、紹介者の合意の基、SNSサイトサーバ8にアクセスし、紹介者のコンテンツを閲覧可能に登録した閲覧者が発信したコンテンツの履歴情報といった閲覧者情報を取得する。例えば、SNSサイトサーバ8が提供するコミュニティを利用するために紹介者に割当てられた登録アカウント情報を使用し、SNS上に開設された閲覧者のユーザページにアクセスし、APIを機能させ、閲覧者が発信したコンテンツの履歴情報を取得することが例示できる。閲覧者情報取得部130で取得された閲覧者が発信したコンテンツの履歴情報は、閲覧者情報処理部140に引き渡される。
閲覧者情報処理部140は、取得した閲覧者の履歴情報に対し形態素解析等の処理を行うことにより、閲覧者の興味・趣味等に関する情報を抽出する。なお、取得した閲覧者の履歴情報には、第3者による複数のコンテンツについての閲覧者の評価記事等が含まれる。第3者による複数のコンテンツには、紹介者の過去の他の商材を紹介した時のコンテンツも含まれる。閲覧者情報処理部140は、例えば、抽出された閲覧者の興味・趣味等に関する情報を、商材情報取得部120でECサイト毎に取得した商材情報と対応付けて記憶装置200の閲覧者情報DB220に蓄積する。
出力判定部150は、紹介者により設定された支援条件に基づいて、アフィリエイト広告が含まれる商品・サービス等のコンテンツをSNSサイトサーバ8に出力するか否かの判定を行う。出力判定部150の処理については、後述する。
コンテンツ情報出力部160は、出力判定部150で、紹介者により設定された支援条件を満たした場合に、コンテンツ情報取得部110で取得したアフィリエイト広告が含まれる商品・サービス等のコンテンツをSNSサイトサーバ8に出力する。例えば、商品紹介支援サーバ100は、紹介者の合意の基、SNSサイトサーバ8が提供するコミュニティを利用するために紹介者に割当てられた登録アカウント情報を使用し、SNS上に開設された紹介者のユーザページにアクセスし、コンテンツ情報取得部110で取得したアフィリエイト広告が含まれる商品・サービス等のコンテンツを掲載する。コンテンツが掲載された紹介者のユーザページは、コンテンツが掲載されたタイミングで更新される。更新された紹介者のユーザページ上のコンテンツは、SNSサイトサーバ8を介し、閲覧可能に登録された閲覧者のタイムライン上の最上位に最新のコンテンツとして表示される。
〔データベース構成〕
図3に発言内容DB210を例示する。発言内容DB210は、商品紹介支援サーバ100により、商品紹介に係るコンテンツの配信処理の支援(商品紹介支援処理)を受ける
紹介者ごとのテーブルを有する。図3に例示する発言内容DB210は、発言者ID(Identifier):123455で一意に特定される紹介者のテーブル例である。このように、各テーブルには、商品紹介支援サーバ100により、紹介者ごとに一意に識別される発言者IDが付与される。
発言内容DB210を構成する発言内容テーブルには、コンテンツ情報取得部110で取得した各コンテンツ情報および商材情報取得部120で取得した商材のカテゴリ、商材データといった商材情報が格納される。なお、各情報は、商品紹介支援サーバ100によって付与された、商材毎に一意に識別される商品番号に対応付けられる。図3のテーブル例では、一行が商品番号で識別された商材のレコードを形成する。
各レコードは、「商品番号」、「アフィリエイト先URL」、「商品名」、「商品カテゴリ1」、「商品カテゴリ2」、「発言SNS」、「つぶやき内容」といったフィールドを有する。「商品番号」フィールドには、商品紹介支援サーバ100により付与された、商材を一意に識別する識別番号が格納される。「アフィリエイト先URL」フィールドには、広告主が運用するECサイト上の商品が掲載されたページのURLが格納される。「商品名」フィールドには、アフィリエイト広告に係る商材の商品名が格納される。「商品カテゴリ1」、「商品カテゴリ2」フィールドには、アフィリエイト広告に係る商材の2段階の属性情報がそれぞれ格納される。属性情報の範疇の広さは、「商品カテゴリ1」>「商品カテゴリ2」である。「発言SNS」フィールドには、紹介者が商品紹介を行ったコミュニティを提供するSNSの名称が格納される。「つぶやき内容」には、商品紹介を行った紹介者の記事情報が格納される。
図3の例では、商品番号フィールドに“1”が格納された商材は、「商品名」フィールドに“パン詰め”といったアフィリエイト広告の商品名が格納され、「アフィリエイト先URL」フィールドには“http://www.nok.cno/kml?~~kg;a”といった商材が掲載された
ECサイト上のページ情報を示すURLが格納されている。「商品カテゴリ1」フィールドには“パン詰め”が属する“食品”といった大カテゴリの属性情報が、「商品カテゴリ2」フィールドには“パン詰め”が属する“レトルト”といった中カテゴリの属性情報が格納されている。「発言SNS」フィールドには“Facebook”といった紹介者が商品紹介を行ったコミュニティを提供するSNSの名称が格納されている。「つぶやき内容」フィールドには“防災グッズとして最適。何かのときに役にたつかも。”といった商材を紹介したときの紹介者の記事情報が格納されている。
なお、図3のテーブル例では「商品カテゴリ」を2つに区分しているが、「商品カテゴリ」の区分数は商品紹介支援システム10が要求される処理容量、商品紹介支援システム10の規模等によって適正なものを設定できる。
図4に閲覧者情報DB220を例示する。閲覧者情報DB220は、紹介者のコンテンツを閲覧可能に登録している閲覧者ごとのテーブルを有する。図4に例示の閲覧者情報DB220は、閲覧者ID:AHD567で一意に特定される閲覧者のテーブル例である。閲覧者情報DB220を構成する各テーブルには、商品紹介支援サーバ100により、閲覧者ごとに一意に識別される閲覧者IDが付与される。
閲覧者情報DB220を構成する閲覧者情報テーブルには、閲覧者情報処理部140で処理された閲覧者の興味・趣味等に関する情報が、発言内容DB210の商品番号毎に対応付けられて格納される。図例のテーブルでは、一行が商品番号に対応するレコードを形成する。
各レコードは、「商品番号」、「いいね!」、「つぶやき内容」、「興味」、「商品カ
テゴリ1」、「商品カテゴリ2」、「商品名」、「発言SNS」、「閲覧時刻」、「発言時刻」、「広告アクション」といったフィールドを有する。「商品番号」フィールドには、商品紹介支援サーバ100により付与された、商材を一意に識別する識別番号が格納される。「いいね!」フィールドには、紹介された商材に対する閲覧者の評価指標が格納される。「つぶやき内容」フィールドには、閲覧者が発信した記事情報が格納される。「興味」フィールドには、「つぶやき内容」フィールドに格納された閲覧者の記事情報から解析された、閲覧者の興味対象となる商材に関連する情報が格納される。「商品カテゴリ1」、「商品カテゴリ2」フィールドには、「興味」フィールドに格納された閲覧者の興味対象となる商材に関連する情報が属する2段階の属性情報がそれぞれ格納される。属性情報の範疇の広さは、「商品カテゴリ1」>「商品カテゴリ2」である。「商品名」フィールドには、「商品カテゴリ1」、「商品カテゴリ2」フィールドに格納された属性情報に応じたアフィリエイト広告に係る商材の商品名が格納される。「発言SNS」フィールドには、閲覧者が記事情報を発信したコミュニティのSNSの名称が格納される。「閲覧時刻」フィールドには、閲覧者情報処理部140で処理された結果、特定できた閲覧者の閲覧時刻が格納される。「発言時刻」フィールドには、閲覧者が閲覧者のユーザページを介して記事情報を発信した発言時刻が格納される。「広告アクション」フィールドには、閲覧者が閲覧を行ったときの、紹介者のコンテンツに含まれるアフィリエイト広告への行為情報が格納される。
図4は、「商品番号」フィールドが“1”に対応する閲覧者情報DB220の例である。このため、図示のレコードは、全て「商品番号」フィールドが“1”に対応した閲覧者の情報を格納している。図例の「いいね!」フィールドには“1”若しくは“null”の2値で表される評価指標が格納されている。「いいね!」フィールドに格納される“1”は肯定評価であり、“null”は評価無しのステータスを示している。商品紹介支援サーバ100は、「いいね!」フィールドに格納された評価指標値から、紹介された商材への閲覧者の興味の度合いを推定することができる。
図例の「つぶやき内容」フィールドには、“また地震だ!パンは食いたい。”、“災害時はパン缶だな!”等といった閲覧者の記事情報の他に、“null”といった文字が格納されている。「つぶやき内容」フィールドに格納される“null”は、紹介された商材に対して、該当する閲覧者の記事情報が発見できなかった場合を表している。
図例の「興味」フィールドには、“パン、防災”といった、閲覧者の記事情報から解析された商材に関連する文言が格納されている。なお、「つぶやき内容」フィールドに“null”が格納される場合では、閲覧者の記事情報を解析することはできないため、紹介者のコンテンツに含まれる商材に関連する文言を格納する。閲覧者の閲覧時に、紹介者のコンテンツが閲覧者のタイムライン上に表示されていたかが不明の為である。
図例の「商品カテゴリ1」フィールドには“食品”、「商品カテゴリ2」フィールドには“レトルト”、「商品名」フィールドには“パン詰め”といった、情報が格納されている。なお、「商品カテゴリ」の区分数は商品紹介支援システム10が要求される処理容量、商品紹介支援システム10の規模等によって適正なものを設定できる。「発言SNS」フィールドには“Facebook”といったSNSの名称が格納されている。
図例の「閲覧時刻」フィールドには、“15:35”といった“hh:mm”で表される時刻情報が格納されている。ここで、「hh」は時刻2桁、「mm」は分刻2桁を表す。なお、閲覧者の閲覧時刻が特定できなかった場合には、“−”といった記号が格納される。同様に、「発言時刻」フィールドには、“10:59”といった“hh:mm”で表される時刻情報の他に、“−”といった閲覧者の発言時刻が特定できなかったことを表す記号が格納される。
図例の「広告アクション」フィールドには、“表示”、“null”、“クリック”といった閲覧者のアフィリエイト広告への行為を表す文言が格納されている。「広告アクション」フィールドに格納される“表示”は、紹介者のコンテンツに含まれるアフィリエイト広告が、閲覧者のタイムライン上に表示されていたことを表している。同様に、“null”は閲覧者のタイムライン上から流れてしまい、表示されなかったことを表している。そして“クリック”は、タイムライン上に表示されたアフィリエイト広告を閲覧者がクリックしたことを表している。
〔処理シーケンス〕
以下、図5から図8を参照し、本実施形態の商品紹介支援処理について説明する。図5、6は、商品紹介支援システム10による商品紹介支援処理のシーケンスの例示である。図例において、商品紹介支援サーバ100は、主記憶部302に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより、登録された紹介者に対して商品紹介に係るコンテンツの配信処理の支援(商品紹介支援処理)を実行する。なお、本実施形態の商品紹介支援処理は、紹介者の同意を得た上で実行される。
図5、6に例示のシーケンスは、例えば、タイムライン上に表示された商品・サービス等に係る紹介者のコンテンツに対し、「いいね」といった閲覧者の評価を反映できる評価機能を備えるコミュニティへの商品紹介支援処理である。このようなコミュニティを提供するSNSとして、例えば、FacebookといったSNSが例示できる。
図5のシーケンスにおいて、アフィリエイト広告による商品紹介者は、コンテンツに掲載する商材の選択を行い(S1)、該商材のアフィリエイト広告と共に該商材についての紹介記事を作成する。商品紹介者は、商材に係る紹介記事をコンテンツとして、例えば、つぶやきといった形態でSNSの運営する紹介者のユーザページに掲載する(S2)。具体的には、例えば、紹介者のユーザ端末6が備えるブラウザ機能により、ネットワークNを経由してSNSサイトサーバ8に接続し、ユーザ端末6の表示器の表示画面上にSNSに開設された紹介者のユーザページを表示する。紹介者は、ユーザ端末6の入力ボタンやキーボードといった入力デバイスを操作し、ユーザ端末6に表示されたユーザページの所定の入力領域を選択し、アフィリエイト広告を含むコンテンツを入力する。ユーザ端末6から入力されたコンテンツは、例えば、SNSサイトサーバ8を介し、ブラウザに表示可能なHTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)
といった記述言語で、SNSに開設された紹介者のユーザページに掲載される。紹介者のユーザページは、コンテンツが掲載されたタイミングで更新される。
商品紹介支援サーバ100は、例えば、APIを機能させ、紹介者のユーザページが更新されたタイミングで、SNSサイトサーバ8にアクセスし、紹介者のコンテンツに含まれるアフィリエイト広告のリンク情報(ECサイトサーバ9のURL情報)、商品・サービス等に係る商材情報などを取得する。例えば、紹介者の合意の基、SNSサイトサーバ8が提供するコミュニティを利用するために紹介者に割当てられた登録アカウント情報を使用し、SNS上に開設された紹介者のユーザページにアクセスし、更新されたコンテンツ情報を取得する。なお、SNSサイトサーバ8側に、更新のタイミングで、アフィリエイト広告を含むコンテンツ情報を商品紹介支援サーバ100に通知するAPI機能を持たせるとしてもよい。
商品紹介支援サーバ100は、アフィリエイト広告のリンク情報から、ECサイトサーバ9のURL情報を特定し、例えば、紹介者の合意の基、APIを機能させ、商品・サービス等に係る商材情報などから商材に係るデータ、カテゴリ等の情報を取得する(S3)。そして、商品紹介支援サーバ100は、紹介者のコンテンツ情報と共に、商材に係るデ
ータ、カテゴリ等の情報を発言内容DB210に登録する(S5)。なお、紹介者に付与される発言者IDは、商品紹介支援サービスへの登録と共に付与され、発言者IDに対応する個別テーブルは発言者IDの付与と共に発言内容DB210に作成される。また、商品紹介支援サーバ100は、発言内容DB210に登録した情報に、紹介者のコンテンツを取得した日時のタイムスタンプを付加し、主記憶部302の所定の作業領域に一時的に記憶する。
一方、SNSの運営するユーザページに掲載された紹介者のコンテンツは、SNSサイトサーバ8を介し、閲覧可能に登録された閲覧者のコンテンツ表示領域に表示される(S4)。コンテンツ表示領域は、例えば、閲覧者がSNSサイトサーバ8に閲覧可能なように登録した、趣味や嗜好等に係る第3者のコンテンツが表示される領域であり、複数の第3者のコンテンツが更新された時系列順に上下に並んで表示される。コンテンツ表示領域に表示された複数のコンテンツは、更新時刻が最新であるコンテンツをコンテンツ表示領域の最上位に配置し、更新されたコンテンツが表示される度毎に、更新時刻が経過したコンテンツは表示位置が最上位から下方領域に移動する、所謂、タイムラインを形成する。
閲覧者は、ユーザ端末7のブラウザ機能により、ユーザ端末7の表示画面上にタイムラインを表示させ、紹介者が掲載した商品・サービス等に係るコンテンツを閲覧する。
アフィリエイト広告を含む紹介者のコンテンツは、更新時刻が最新である場合にはタイムラインの最上位に表示される。しかし、時間経過に伴い、更新された他のコンテンツが表示される度毎に、表示位置は最上位から下方の表示領域に移動することとなる。図5に例示のシーケンスでは、閲覧者は紹介者のコンテンツに興味を示し、SNSが備える「いいね」といった評価ボタンをクリックする(S6)。例えば、閲覧者は、ユーザ端末7のポインティングデバイスといった入力デバイスを操作し、SNSが備える「いいね」といった評価ボタンにポインタを重ね合わせ、クリック操作を行う。クリックされた評価ボタンの情報は、例えば、SNSサイトサーバ8を介し、紹介者のコンテンツが掲載されたユーザページ上に「いいね」ボタンをクリックした閲覧者数として反映される。
図5の商品紹介支援サーバ100は、「いいね」ボタンが閲覧者によってクリックされたタイミングで紹介者のコンテンツを閲覧可能に登録した閲覧者の閲覧者情報を取得する。例えば、紹介者の合意の基、APIを機能させ、紹介者に割当てられた登録アカウント情報を使用し、SNSサイトサーバ8にアクセスし、閲覧者のFeedといった記事情報(コンテンツ)の履歴を取得する。そして、商品紹介支援サーバ100は、取得した閲覧者の履歴情報に対し形態素解析等の処理を行うことにより、閲覧者の興味・趣味等に関する情報を抽出する。商品紹介支援サーバ100は、抽出された閲覧者の興味・趣味等に関する情報を、SNS情報と共に閲覧者情報DB220に蓄積する(S7)。商品紹介支援サーバ100は、閲覧者IDを付与し、該閲覧者IDの閲覧者テーブルを作成し、対応するサブフィールドに所定の情報を格納する。
商品紹介支援サーバ100は、S7で取得した履歴情報に対し、直近の過去N時間以内に閲覧者の興味・趣味等に関する情報に近い内容のつぶやきといった記事情報(コンテンツ)があるか否かを判定する(S8)。ここで、N時間は、商品紹介支援システム10が要求される処理容量、商品紹介支援システム10の規模等によって適正なものを設定できる。例えば、1時間、2時間、3時間といった時間設定が提示できる。
商品紹介支援サーバ100は、直近の過去N時間以内に閲覧者の興味・趣味等に関する情報に近い内容の記事情報がない場合(S8、“No”)には、対象となる履歴の直近の時間枠を広げ(例えば、2N時間、3N時間と時間枠を広げる)、該記事情報が見つかるまで繰り返す(S9)。なお、閲覧者の履歴情報に、閲覧者の興味・趣味等に関する情報
に近い内容の記事情報が見つからない場合には、商品紹介支援処理を終了する。
一方、商品紹介支援サーバ100は、直近の過去N時間以内に閲覧者の興味・趣味等に関する情報に近い内容の記事情報を見つけた場合(S8、“Yes”)には、閲覧者の記事情報に最も近いカテゴリに属する商材を掲載した、紹介者のコンテンツを発言内容DB210から検索する(S10)。商品紹介支援サーバ100は、例えば、閲覧者の記事情報から、形態素解析等で抽出された単語等の属するカテゴリで紹介者の発言者IDを有する発言者テーブル内を検索する。商品紹介支援サーバ100は、検索された紹介者のコンテンツを商材に係るアフィリエイト広告と共に、例えば、主記憶部302の作業領域に格納する。なお、発言内容DB210に閲覧者の記事情報に最も近いカテゴリに属する商材を掲載した、紹介者のコンテンツが見つからない場合には、商品紹介支援処理を終了する。
商品紹介支援サーバ100は、閲覧者の記事情報が発信されてからの経過時間が一定時間以上経過しているか否かを判定する(S11)。例えば、商品紹介支援サーバ100は、補助記憶部303に格納された経過時間を判定する閾値を主記憶部302の作業領域に読み出し、読み出した閾値と、閲覧者の記事情報が発信されてからの経過時間との比較を行うことで判定できる。
商品紹介支援サーバ100は、閲覧者の記事情報が発信されてからの経過時間が一定時間以上経過している場合(S11,“No”)には、閲覧者の記事情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する発言を行わない(S12)。一方、閲覧者の記事情報が発信されてからの経過時間が一定時間以上経過していない場合(S11,“Yes”)には、例えば、主記憶部302に格納した、閲覧者の記事情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する紹介者のコンテンツをSNSサイトサーバ8に出力する。例えば、商品紹介支援サーバ100は、紹介者の合意の基、紹介者に割当てられた登録アカウント情報を使用し、閲覧者の記事情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する紹介者のコンテンツを紹介者のユーザページに掲載する。ユーザページに掲載された紹介者のコンテンツは、SNSサイトサーバ8を介し、閲覧者のタイムライン上に最新のコンテンツとして最上位に表示される(S13)。
図6に例示するシーケンスでは、商品紹介支援サーバ100は、閲覧者が、S13でタイムライン上に最新のコンテンツとして最上位に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告を、n時間以内にクリックしたかを判定する(S14)。例えば、商品紹介支援サーバ100は、APIを機能させ、ECサイトサーバ9にアクセスし、アフィリエイト広告のクリックによる閲覧者の遷移情報を取得することで、閲覧者のクリックを判定するとしてもよい。なお、n時間は、商品紹介支援システム10が要求される処理容量、商品紹介支援システム10の規模等によって適正なものを設定できる。例えば、1時間、1.5時間といった時間設定が提示できる。
商品紹介支援サーバ100は、閲覧者のタイムライン上に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告がn時間以内に閲覧者によってクリックされた場合(S14、“Yes”)には、商品紹介支援処理を終了する。一方、閲覧者のタイムライン上に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告がn時間以内に閲覧者によってクリックされない場合(S14、“No”)には、S15に移行する。
S15では、商品紹介支援サーバ100は、S7で取得した履歴情報から、閲覧者が記事情報を発信する時間帯を抽出する。例えば、商品紹介支援サーバ100は、履歴情報を1時間毎の時間帯に区分し、各時間帯の閲覧者の記事情報を発信する回数をカウントし、発信回数が相対的に高い時間帯を抽出する。抽出された時間帯は、例えば、主記憶部30
2の作業領域に格納される。
商品紹介支援サーバ100は、現在の時間帯が閲覧者の発信回数が相対的に高い時間帯に到達したかを判断する(S16)。例えば、商品紹介支援サーバ100は、主記憶部302の作業領域に格納した時間帯と現在の時刻が属する時間帯との比較を行うことで、閲覧者の発信回数が相対的に高い時間帯に到達したかを判断する。商品紹介支援サーバ100は、現在の時間帯が閲覧者の発信回数が相対的に高い時間帯に到達していない場合(S16、“No”)には、現在の時間帯が閲覧者の発信回数が相対的に高い時間帯に到達するまで待機する(S17)。一方、現在の時間帯が閲覧者の発信回数が相対的に高い時間帯に到達している場合(S16、“No”)には、主記憶部302に格納した、閲覧者の記事情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する紹介者のコンテンツを再び、SNSサイトサーバ8に出力する。SNSサイトサーバ8に出力された紹介者のコンテンツは、SNSサイトサーバ8を介し、閲覧者のタイムライン上に最新のコンテンツとして再び最上位に表示される(S18)。
S18の後、商品紹介支援サーバ100は、閲覧者が、S18でタイムライン上に最新のコンテンツとして最上位に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告を、n時間以内にクリックしたかを判定する(S19)。ここで、n時間の設定は、S14で説明した通りである。
商品紹介支援サーバ100は、閲覧者のタイムライン上に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告がn時間以内に閲覧者によってクリックされた場合(S19、“Yes”)には、商品紹介支援処理を終了する。一方、閲覧者のタイムライン上に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告がn時間以内に閲覧者によってクリックされない場合(S19、“No”)には、S20に移行する。
S20では、商品紹介支援サーバ100は、閲覧者が、S10で抽出した商材に合った記事情報を発信するまで待機する(S20)。商品紹介支援サーバ100は、閲覧者が発信した記事情報を取得し、記事情報がS10で抽出した商材に合うか否かを判断する(S21)。例えば、商品紹介支援サーバ100は、取得した記事情報を形態素解析等の処理を行い、S10で抽出した商材の属するカテゴリとの比較を行う。例えば、図4に例示するように、商品紹介支援サーバ100は、“また地震だ!パンは食いたい”といった記事情報から“パン、防災”といった単語等を抽出し、抽出した単語等に対応する“食品”といった商品カテゴリ1、“レトルト”といった商品カテゴリ2を特定する。商品紹介支援サーバ100は、閲覧者の記事情報から特定された各カテゴリ情報と、S10で抽出した商材の属するカテゴリ情報との合致度から、S10で抽出した商材に合うか否かを判断すればよい。
商品紹介支援サーバ100は、閲覧者が発信した記事情報がS10で抽出した商材に合わない場合(S21、“No”)には、次の記事情報が発信されるまで待機する(S22)。一方、閲覧者が発信した記事情報がS10で抽出した商材に合う場合(S22、“Yes”)には、主記憶部302に格納した、閲覧者の記事情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する紹介者のコンテンツを再び、SNSサイトサーバ8に出力する。SNSサイトサーバ8に出力された紹介者のコンテンツは、SNSサイトサーバ8を介し、閲覧者のタイムライン上に最新のコンテンツとして再び最上位に表示される(S23)。
なお、S21の判断において、商品紹介支援サーバ100は、Feedといった記事情報の発信回数をカウントするとしてもよい。例えば、商品紹介支援サーバ100は、S10で抽出した商材のカテゴリと合致する単語が含まれる記事情報のみを抽出し、該記事情報の発信回数をカウントする。そして、商品紹介支援サーバ100は、カウントした記事情報
の発信回数が所定の閾値(例えば、M回;Mは任意の自然数)を超えた場合(S21、“Yes”)に、主記憶部302に格納した、閲覧者の興味情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する紹介者のコンテンツを再び、SNSサイトサーバ8に出力するとしてもよい。例えば、閲覧者が特定の商材について情報を収集するといった場合に効果的である。閲覧者のFeedといった記事情報は、短期間に集中して発信されるからである。閲覧者の記事情報の発信回数をカウントすることにより、閲覧者の発信頻度に応じて、例えば、情報収集の頃合いを見計らって、特定の商材に関する記事情報(アフィリエイト広告を含んだ紹介者のコンテンツ)を閲覧者のタイムライン上に表示することができる。
そして、商品紹介支援サーバ100は、再び、閲覧者が、S23でタイムライン上に最新のコンテンツとして最上位に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告を、n時間以内にクリックしたかを判定する(S24)。ここで、n時間の設定は、S14で説明した通りである。
商品紹介支援サーバ100は、閲覧者のタイムライン上に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告がn時間以内に閲覧者によってクリックされた場合(S24、“Yes”)には、商品紹介支援処理を終了する。一方、閲覧者のタイムライン上に表示されたコンテンツのアフィリエイト広告がn時間以内に閲覧者によってクリックされない場合(S24、“No”)には、S8に移行し、S8−S24の処理を繰り返す。
このように、商品紹介支援サーバ100は、商材に係るアフィリエイト広告を含むコンテンツを紹介者が掲載してから、(1)閲覧者が記事情報を発信してからの経過時間、(2)記事情報の発信回数が相対的に高い時間帯、(3)紹介者が紹介した商材と近い(例えば、商品カテゴリが一致する)興味情報を含む記事情報の発信、の3つの判定条件で閲覧者のタイムライン上に、商材に係るアフィリエイト広告を含む紹介者のコンテンツを表示することができる。商品紹介支援サーバ100により、商品紹介支援を受けた紹介者のコンテンツは、タイムラインの最上位に表示される。また、商品紹介支援サーバ100により、商品紹介支援を受けたコンテンツは、閲覧者がユーザ端末7に表示されたタイムラインを閲覧していると推測されるタイミングで表示することができる。さらに、商品紹介支援サーバ100により、商品紹介支援を受けたコンテンツは、閲覧者が興味を示す商材に係る記事情報を発信したタイミングで表示することができる。
なお、S11、S16、S21の判定処理は、S10の後、並列して実行してもよい。この場合、商品紹介支援サーバ100は、最初に実行された処理から、残りの2つの並列した処理への待機状態に移行すればよい。判定処理を並列して行うことにより、閲覧者にとって最適なタイミングでアフィリエイト広告を含む紹介者の商材に係るコンテンツを表示することができる。
上述の説明では、例えば、タイムライン上に表示された商品・サービス等に係る紹介者のコンテンツに対し、「いいね」といった閲覧者の評価を反映できる評価機能を備えるとして、商品紹介支援処理を説明した。しかしながら、「いいね」といった閲覧者の評価を反映できる評価機能を持たないSNSであっても、同様である。このようなコミュニティを提供するSNSとして、例えば、twitterといったSNSが例示できる。
図7、8に、「いいね」といった閲覧者の評価を反映できる評価機能を持たないSNSでの商品紹介支援システム10による商品紹介支援処理のシーケンスを例示する。図7、8に例示のシーケンスにおいて、S6aで示される、閲覧者が“何かつぶやく”タイミングで紹介者のコンテンツを閲覧可能に登録した閲覧者の閲覧者情報を取得するステップが「いいね」といった閲覧者の評価を反映できる評価機能を備える商品紹介支援処理と相違する。
図7、8のS7a、S10a−S12a、S14a−S20a、S22a−S24aの処理は、それぞれ、図5、6のS7、S10−S12、S14−S20、S22−S24と同様の処理である。
商品紹介支援サーバ100は、紹介者の合意の基、例えば、紹介者に割当てられた登録アカウント情報を使用し、SNSサイトサーバ8にアクセスし、閲覧者が発信する記事情報(つぶやき)を検出する。そして、商品紹介支援サーバ100は、閲覧者が発信する記事情報(つぶやき)を検出したタイミングで、APIを機能させ、SNSサイトサーバ8から閲覧者のツイートといった記事情報の履歴を取得すればよい。そして、商品紹介支援サーバ100は、取得した閲覧者の履歴情報に対し形態素解析等の処理を行うことにより、閲覧者の興味・趣味等に関する情報を抽出し、抽出した閲覧者の興味・趣味等に関する情報を、SNS情報と共に閲覧者情報DB220に蓄積する(S7a)。
商品紹介支援サーバ100は、図5の例で説明した、S8−S9の処理をS8a−S9で実行し、直近の過去N時間以内に閲覧者の興味・趣味等に関する情報に近い内容の記事情報(図例では、つぶやき)を見つけた場合(S8a、“Yes”)には、記事情報の興味情報に最も近いカテゴリに属する商材を掲載した、紹介者のコンテンツを発言内容DB210から検索する(S10a)。そして、商品紹介支援サーバ100は、検索された紹介者のコンテンツを商材に係るアフィリエイト広告と共に、例えば、主記憶部302の作業領域に格納する。
商品紹介支援サーバ100は、図5の例で説明した、S11−S24の処理をS11a−S24aで実行する。商品紹介支援サーバ100は、S11a、S16a、S21aの判定処理により、主記憶部302の作業領域に格納された閲覧者の興味情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する紹介者のコンテンツを再び、SNSサイトサーバ8に出力する。この結果、SNSサイトサーバ8に出力された紹介者のコンテンツは、SNSサイトサーバ8を介し、閲覧者のタイムライン上に最新のコンテンツとして再び最上位に表示される(S13a、S18a、S23a)。
図8に例示のシーケンスのS21において、商品紹介支援サーバ100は、閲覧者の記事情報の発信回数をカウントするとしてもよい。例えば、商品紹介支援サーバ100は、S10で抽出した商材のカテゴリと合致する単語が含まれる記事情報のみを抽出し、該記事情報の発信回数をカウントする。そして、商品紹介支援サーバ100は、カウントした記事情報の発信回数が所定の閾値(例えば、M回;Mは任意の自然数)を超えた場合(S21、“Yes”)に、主記憶部302に格納した、閲覧者の興味情報に最も近いカテゴリに属する商材に関する紹介者のコンテンツを再び、SNSサイトサーバ8に出力するとしてもよい。twitterといったSNSでは、発信される記事情報の文字数を制限している
ため、利用者の簡便性が高く、タイムライン上の表示コンテンツは即時性が高い。このため、第3者の、特定の商材に関するつぶやきといった記事情報が短期間に集中する場合、タイムライン上に表示される紹介者のコンテンツは、集中して投稿された他の記事情報に埋もれてしまい、タイムライン上から流れてしまう虞がある。商品紹介支援サーバ100は、S21において、閲覧者のつぶやきといった記事情報の発信回数をカウントすることにより、記事情報が集中する期間であっても閲覧者の発信頻度に応じて、特定の商材に関する記事情報(アフィリエイト広告を含んだ紹介者のコンテンツ)を閲覧者のタイムライン上に表示することができる。
なお、S11a、S16a、S21の判定処理は、S10aの後、並列して実行してもよい。この場合、商品紹介支援サーバ100は、最初に実行された処理から、残りの2つの並列した処理への待機状態に移行すればよい。判定処理を並列して行うことにより、閲
覧者にとって最適なタイミングでアフィリエイト広告を含む紹介者の商材に係るコンテンツを表示することができる。
以上のように、「いいね」といった閲覧者の評価を反映できる評価機能を持たないSNSであっても、商品紹介支援サーバ100は、同様の商品紹介支援サービスを紹介者に提供できる。すなわち、商品紹介支援サーバ100は、商材に係るアフィリエイト広告を含むコンテンツを紹介者が掲載してから、(1)閲覧者が記事情報を発信してからの経過時間、(2)記事情報の発信回数が相対的に高い時間帯、(3)紹介者が紹介した商材と近い(例えば、商品カテゴリが一致する)興味情報を含む記事情報の発信、の3つの判定条件で、閲覧者のタイムライン上に、商材に係るアフィリエイト広告を含む紹介者のコンテンツを表示することができる。
〔変形例〕
上述の商品紹介支援処理は、例えば、SNSのコミュニティを利用する利用者の、記事情報の発信履歴が取得できれば、該利用者の興味・趣味等に関する情報が抽出できる。このため、利用者も興味を示すことに気付いていない商品を利用者に提示することができる。また、本実施形態の商品紹介支援処理は、音楽・動画等のストリーミング配信やゲームコンテンツといったデジタルアイテムの紹介にも利用できる。さらに、アフィリエイト広告の拡散したリンク数から、コンテンツで紹介した商品等の拡散性や広知度を調査することもできる。また、本実施形態の商品紹介支援処理は、ポイントプログラム会社における利用促進ツールや寄付金や募金といった集金支援にも利用できる。
〔効果〕
本実施形態の商品紹介支援システム10によれば、紹介者は、アフィリエイト広告による成果実績の向上等を期待することができる。企業や商店といった広告主は、自社製品への宣伝効果、販売機会の増加等を期待することができる。広告主と商品紹介者を仲介するアフィリエイト・サービス・プロバイダは、アフィリエイトによる収益性の向上を期待することができる。
《コンピュータが読み取り可能な記録媒体》
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
6 ユーザ端末(紹介者)
7 ユーザ端末(閲覧者)
8 SNSサイトサーバ
9 ECサイトサーバ
10 商品紹介支援システム
100 商品紹介支援サーバ
110 コンテンツ情報取得部
120 商材情報取得部
130 閲覧者情報取得部
140 閲覧者情報処理部
150 出力判定部
160 コンテンツ情報出力部
200 記憶装置
210 発言内容DB
220 閲覧者情報DB
300 情報処理装置
301 CPU
302 主記憶部
303 補助記憶部
304 入力部
305 出力部
306 通信部

Claims (8)

  1. 商品に関する広告が含まれた商品紹介者の前記商品に関する紹介記事を取得する手段と、
    閲覧者が発信した発信記事の履歴を取得する手段と、
    前記取得した発信記事の履歴に基づいて閲覧者の興味情報を抽出する手段と、
    前記抽出した閲覧者の興味情報に前記商品紹介者の商品に関する情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する前記商品紹介者の紹介記事を、前記閲覧者のコンテンツを構成する文字列を時系列順に配列するタイムライン上に出力する手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記タイムライン上に表示された前記商品紹介者の前記紹介記事に対する閲覧者の応答を検出する手段を、さらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段により、前記抽出した閲覧者の興味情報に前記商品紹介者の商品に関する情報が含まれていると判定された場合に、前記商品紹介者の商品に関する紹介記事が閲覧者のタイムライン上に表示された時から所定時間の経過後に、前記閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する前記商品紹介者の紹介記事を前記閲覧者のタイムライン上に出力する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する前記商品紹介者の紹介記事を、さらに、前記閲覧者の発信記事の発信頻度が所定値を超える時間帯に応じて前記閲覧者のタイムライン上に出力する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する前記商品紹介者の紹介記事を、さらに、前記閲覧者の発信記事の発信頻度が所定値を超えた時に前記閲覧者のタイムライン上に出力する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置に、
    商品に関する広告が含まれた商品紹介者の前記商品に関する紹介記事を取得するステップと、
    閲覧者が発信した発信記事の履歴を取得するステップと、
    前記取得した発信記事の履歴に基づいて閲覧者の興味情報を抽出するステップと、
    前記抽出した閲覧者の興味情報に前記商品紹介者の商品に関する情報が含まれるか否かを判定するステップと、
    前記閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する前記商品紹介者の紹介記事を、前記閲覧者のコンテンツを構成する文字列を時系列順に配列するタイムライン上に出力するステップと
    を実行させるプログラム。
  7. 情報処理装置が、
    商品に関する広告が含まれた商品紹介者の前記商品に関する紹介記事を取得するステップと、
    閲覧者が発信した発信記事の履歴を取得するステップと、
    前記取得した発信記事の履歴に基づいて閲覧者の興味情報を抽出するステップと、
    前記抽出した閲覧者の興味情報に前記商品紹介者の商品に関する情報が含まれるか否かを判定するステップと、
    前記閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する前記商品紹介者の紹介記事
    を、前記閲覧者のコンテンツを構成する文字列を時系列順に配列するタイムライン上に出力するステップと
    を実行する情報処理方法。
  8. 複数の通信端末と通信可能な情報処理装置を備える商品紹介支援システムであって、
    前記情報処理装置は、
    商品に関する広告が含まれた商品紹介者の前記商品に関する紹介記事を取得する手段と、
    閲覧者が発信した発信記事の履歴を取得する手段と、
    前記取得した発信記事の履歴に基づいて閲覧者の興味情報を抽出する手段と、
    前記抽出した閲覧者の興味情報に前記商品紹介者の商品に関する情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記閲覧者の興味情報に含まれると判定された商品に関する前記商品紹介者の紹介記事を、前記閲覧者のコンテンツを構成する文字列を時系列順に配列するタイムライン上に出力する手段と
    を備えることを特徴とする商品紹介支援システム。
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