JP5640431B2 - 振動搬送装置 - Google Patents

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本発明は、排出口を蓋で閉じるときの衝撃を抑制できる振動搬送装置に関する。
従来より、例えばパーツや粉体などを搬送するために振動搬送装置(例えば、電磁フィーダ、振動コンベアなど)が用いられている(例えば特許文献1)。この振動搬送装置では、本体上部の搬送路(具体的には例えば長尺のトラフや、らせん状の可動部)に搬送物を載せる。そして、この本体が振動することで搬送物が搬送路を移動する。また、この振動搬送装置には、本体の排出口から搬送物を取り出すものがある。また、この排出口の、例えば下側に蓋を設け、この蓋を駆動装置で動作させることで、排出口を開閉するものがある。
特開2002―347913号公報
このような、蓋が排出口を開閉する振動搬送装置には、次のような問題がある。
蓋を閉めたとき、本体と蓋とが衝突する。この衝突により振動や騒音が発生する問題がある。特に、本体や蓋が金属の場合、大きな騒音が発生する。また、この衝突により、蓋が反発して開いてしまう(バタつく)問題がある。また、この衝突により、本体および蓋が損傷してしまう問題がある。この損傷により本体や蓋から破片、粒や粉などが生じ、この破片などが搬送物に混入してしまう問題もある。後述するように、この異物の混入は、搬送物が食品の場合は特に重大な問題となる。また、この衝突により、本体と蓋との間に挟まれた搬送物が損傷してしまう問題もある。
この衝突を緩衝するため、本体と蓋との間に緩衝材(例えばゴムなど)を挟むことも考えられる。しかしながら、衝突により緩衝材が損傷し、損傷により生じた破片、粒や粉などが搬送物に混入してしまう問題がある。特に搬送物が食品(例えば砂糖など)の場合、このような異物(例えばゴムなど)の混入は重大な問題となる。例えば、細かいゴムの粒であっても、食品への混入は許されるものではない。また、緩衝材から破片などが生じないとしても、緩衝材と食品とが接触することは衛生上好ましくない場合もある。
本発明の目的は、本体と蓋との間に緩衝材を挟むことなく、排出口を開閉する蓋が閉まるときの本体と蓋との衝突による衝撃を抑制できる、振動搬送装置を提供することである。
第1の発明に係る振動搬送装置は、排出口を有する本体と、前記排出口を開閉する蓋と、当該蓋を駆動する駆動装置と、前記本体に配置したダンパーと、を備え、前記蓋が前記本体の排出口を閉じる直前に、前記駆動装置が前記ダンパーに接触する。
この振動搬送装置では、蓋が本体の排出口を閉じる直前に、蓋に取り付けられた駆動装置がダンパーに接触する。よって、本体と蓋との間に緩衝材を挟むことなく、蓋が本体の排出口を閉じるときの蓋と本体との衝突による衝撃を抑制できる。また、この衝撃により生じる振動および騒音を抑制できる。また、この衝撃により蓋が本体に対して反発する(すなわち蓋が開いた状態になる)のを抑制できる。また、この衝撃による本体および蓋の損傷を抑制できる。また、この本体および蓋の損傷により生じる破片、粒や粉などが搬送物に混入するのを抑制できる。また、この衝撃により本体と蓋との間に挟まれた搬送物が損傷するのを抑制できる。
第2の発明に係る振動搬送装置は、第1の発明に係る振動搬送装置において、前記駆動装置は、前記蓋に固定した軸部と、前記軸部の軸方向における端部から、当該軸部の径方向外側にそれぞれ延びる第1および第2の延在部と、前記第1の延在部に接続されたエアシリンダと、前記第2の延在部に、前記ダンパーと接触可能に配置された接触部と、を備える。
この振動搬送装置は、次のように動作する。エアシリンダが第1の延在部を駆動する。この第1の延在部の動作に伴って、蓋および第2の延在部が、軸部の軸を中心として回転する。そして、蓋が本体の排出口を閉じる直前に、第2の延在部に配置された接触部が、ダンパーに接触する。よって第1の発明と同様に、本体と蓋との間に緩衝材を挟むことなく、蓋と本体との衝突による衝撃を抑制できる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、排出口を開閉する蓋が閉まるとき、本体と蓋との間に緩衝材を挟むことなく、本体と蓋との衝突による衝撃を抑制できる。
振動搬送装置の全体図である。 図1に示す振動搬送装置の排出口周辺を示す側面図である。 図2に示す振動搬送装置の排出口周辺の平面図である(駆動装置を省略)。
以下、本発明に係る振動搬送装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は振動搬送装置の全体図である。図2は図1に示す振動搬送装置の排出口周辺を示す側面図である。図3は図1に示す振動搬送装置の排出口周辺の平面図である。なお図3では、図2に示す駆動装置を省略している。
以下、図1〜図3を参照して振動搬送装置1の構成について詳細に説明する。
振動搬送装置1は、図1に示すように、振動により搬送物(粉体、特に食品。図示なし)を搬送する装置である。この振動搬送装置1の動作の概要は次のようなものである。
まず、本体10の上部に設けたトラフ11の上に粉体(図示なし)を載せる。そしてRV(ロータリ・バーブレータ)モータ(図示なし)でベース13をトラフ11の長手方向(図1における左右方向)に振動させると、ほぼバネ14の軸方向に沿う方向(図1における右上および左下方向)にトラフ11が振動する。すると、トラフ11に載せた粉体(図示なし)が、トラフ11の上を長手方向に沿って移動する(以下、図1における左側を「上流側」、同右側を「下流側」という)。トラフ11には所定の間隔を開けて複数の排出口12があり、図2および図3に示す蓋30がこの排出口12を開閉する(以下、蓋30が開いた状態を「開状態」、蓋30が閉じた状態を「閉状態」という)。この蓋30を駆動装置40で動作させて排出口12を開け、粉体(図示なし)をトラフ11から下方向に取り出す。
また、図2および図3に示すように、蓋30の開閉動作の概要は次のようなものである。まず、図2に示す、エアシリンダ41のピストン43を伸縮駆動させる。するとピストン43を取り付けた第1の延在部45が、軸部44の軸を中心に回転する。これに伴って軸部44および第2の延在部46も、軸部44の軸を中心に回転する。そして軸部44に固定した蓋30が回転し、排出口12を開閉する。図2では、閉状態の蓋30を実線および破線で示し、開状態の蓋30を二点鎖線で示す。蓋30が開く動作はストッパー22により制限される。すなわち蓋30が閉状態から約90度回転したとき(開状態になったとき)、第1の延在部45に取り付けたストッパー接触部45cと、本体10に取り付けたストッパー22とが接触する。また、蓋30が閉まる動作はダンパー50により制限される。すなわち、蓋30が排出口12を閉める直前に、駆動装置40の第2の延在部46に配置した接触部46bが、ダンパー50に接触する。これにより、蓋30と本体10のトラフ底板11aとの衝突による衝撃が抑制される。
この動作を踏まえて、以下この振動搬送装置1を構成する各部材について説明する。この振動搬送装置1は、本体10、それぞれ本体10に取り付けた、蓋30、駆動装置40、および、ダンパー50を有する。
本体10は、図1に示すように、それぞれ上述した、粉体(図示なし)を載せるトラフ11、トラフ11が振動可能となるようにトラフ11の下に取り付けた複数のバネ14、および、バネ14の下端やRVモータ(図示なし)を取り付けるベース13を有する。また、地面16(具体的には工場のフロアなど)に対してベース13を振動可能に取り付けるための取り付け部材15を有する。
トラフ11は、粉体(図示なし)を上に載せて移動させるために、次のように設ける。金属製で、長尺の桶状である。図2に示すように、トラフ底板11aおよび2枚のトラフ側板11bを有し、これらにより桶状を形成する。バネ14を介してベース13の上に配置する。そして、ベース13の振動に応じて、バネ14の軸方向にほぼ沿う方向に振動する。これにより、上に載せた粉体(図示なし)が移動する。トラフ底板11aは、長手方向に所定の間隔を開けて複数の排出口12を有する(図1参照)。また、この排出口12の下流側かつ排出口12より下側にエアシリンダ取付部21を取り付け、排出口12の上流側かつ排出口12より下側にストッパー22および軸受部24を取り付け、排出口12の上流側かつ排出口12より上側にダンパー取付部23を取り付ける。
排出口12は、トラフ11から粉体(図示なし)を排出する(取り出す)ために、トラフ11のトラフ底板11aに設ける孔であり、次のように設ける。図3に示すように、長方形の孔である。トラフ11の長手方向において所定の間隔を開けて複数設ける(図1参照)。トラフ11の短手方向(図3における上下方向)に、この排出口12の長方形の長手方向が沿う。トラフ11の短手方向において、トラフ11のほぼ端から端まで設ける。
エアシリンダ取付部21は、図2に示すように、エアシリンダ41を取り付けるために、次のように設ける。エアシリンダ41を挟む2枚の板である。トラフ11の下、排出口12の下流側に設ける。トラフ11の短手方向においてトラフ11の外側に設ける。下端部にエアシリンダ41を取り付けるエアシリンダ取付孔21aを設ける。
ストッパー22は、蓋30が開く動作を制限するために設ける。このストッパー22は、円柱状の、例えばダンパーであり、また例えばゴム(例えば天然ゴムなど塩素を含まないもの)である。また、このストッパー22は次のように設ける。トラフ11の下、排出口12の上流側にトラフ11に対して固定する。トラフ11の短手方向においてトラフ11の外側に配置する。上流側から下流側に向かう方向(図2における左から右に向かう方向)を0度としたとき、この円柱の軸方向が−45度の方向に沿うよう設ける。蓋30が開状態(すなわち図2において、第1の延在部45は二点鎖線で示す状態)のとき、このストッパー22がストッパー接触部45cと接触して、蓋30の動作を制限する。
ダンパー取付部23は、ダンパー固定部51を通して固定するための孔を有する板であり、次のように設ける。排出口12より上流側、かつ、やや上側に設ける。図3に示すように、トラフ11のトラフ側板11bから、トラフ11の短手方向外側に延びるように設ける。すなわち厚さ方向は上流および下流に沿う方向(図2および図3における左右方向)に沿う方向である。
軸受部24は、図2に示すように、駆動装置40の軸部44を差し込む軸受であり、次のように設ける。トラフ11の下、排出口12の上流側に、トラフ11に対して固定する。トラフ11の短手方向において、トラフ11の端部に設ける。同方向に沿う軸部44を差し込むことができるように、孔(軸受)の軸方向が同方向に沿う。
蓋30は、排出口12を開閉するために設ける。図2において閉状態を実線および破線で、閉状態を二点鎖線で示す。この蓋30は、上流側の端部に駆動装置40の軸部44を固定する。これにより蓋30は駆動装置40の動作に伴って、軸部44を中心とした回転運動を行う。すなわち排出口12を開閉する運動を行う。この蓋30は、主板31および側板32を有する。主板31は、閉状態(排出口12を蓋30で閉じた状態)において、トラフ底板11aに接して対向配置される板である。この主板31は、閉状態において排出口12を塞ぐ。すなわち、トラフ11の長手方向および短手方向における主板31の幅は、排出口12の同方向における幅よりも大きい。側板32は、閉状態において、トラフ11の短手方向における主板31の両端部から下方向に延びる2枚の板である。
駆動装置40は、蓋30を開閉動作させるために設ける。すなわち蓋30に取り付けられ、この蓋30を駆動するものである。この駆動装置40は、蓋30を取り付ける軸部44、軸部44から径方向外側に延びる第1の延在部45、第2の延在部46、および、第1の延在部45に取り付けたエアシリンダ41を有する。
エアシリンダ41は、第1の延在部45、第2の延在部46、および軸部44を回転させ、それに伴って蓋30を回転運動させる(すなわち蓋30を開閉動作させる)ために設ける。トラフ11の下、排出口12の下流側、トラフ11の短手方向の外側に配置する。また、このエアシリンダ41は第1の延在部45に接続されたピストン43および、ピストン43を伸縮駆動可能なシリンダ42を有する。
シリンダ42はピストン43を空気圧により伸縮駆動させる有底筒状の部材である。エアシリンダ取付部21のエアシリンダ取付孔21aに回転可能に取り付ける。
ピストン43は棒状であり、一端はシリンダ42の筒内に配置し、この筒内において軸方向に移動可能である。他端は第1の延在部45のピストン接続部45bに回転可能に接続する。
軸部44は、蓋30、第1の延在部45、および、第2の延在部46の回転軸となる部分であり、次のように設ける。棒状であり、トラフ11の下、排出口12の上流側に配置する。軸部44の軸方向はトラフ11の短手方向に沿う方向である。軸方向両端部は断面が円形であり、この部分を本体10の軸受部24に取り付ける。軸方向中央部(トラフ11の短手方向において軸受部24より内側に配置される部分)は断面が矩形である。この断面が矩形の部分に蓋30の上流側端部を固定する。
第1の延在部45は、軸部44の軸方向における端部から、軸部44の径方向外側に延びる部分である。この第1の延在部45は、板状の第1の板部45a、第1の板部45aの長手方向先端、下流側に配置したピストン接続部45b、および、長手方向先端、上流側に配置したストッパー接触部45cを有する。
第1の板部45aは、軸部44の径方向外側に延在する板の部分である。この延びる方向(長手方向)は、蓋30の閉状態において(図2において第1の延在部45を実線で示す)、上流側から下流側に向かう方向を0度としたとき、−45度の方向(図2における右下に向かう方向)である。この第1の板部45aの厚さ方向はトラフ11の短手方向に沿う方向である。
ピストン接続部45bは、エアシリンダ41のピストン43を接続する部分である。第1の板部45aの長手方向先端、下流側の角付近に設ける。このピストン接続部45bを構成する孔に、ピストン43の先端を回転可能に取り付ける。
ストッパー接触部45cは、蓋30が開状態のとき(図2において第1の延在部45を二点鎖線で示す)にストッパー22に接触する部分であり、次のように設ける。板状であり、第1の板部45aの長手方向先端、上流側の角付近に固定する。ストッパー接触部45cの板の厚さ方向は、軸部44を中心とする第1の延在部45の回転の周方向に沿う。すなわち、第1の板部45aの短手方向に沿う方向である。この配置により、蓋30が閉状態のとき、ストッパー22の円柱の軸と、ストッパー接触部45cの板の厚さ方向とが沿う。すなわちストッパー接触部45cの面とストッパー22の面が対向して接する。
第2の延在部46は、軸部44の軸方向における端部から、軸部44の径方向外側に延びる部分である。この第2の延在部46は、板状の第2の板部46a、および、第2の板部46aの長手方向先端に配置した接触部46bを有する。
第2の板部46aは、軸部44の径方向外側に延在する板の部分である。この延びる方向(長手方向)は、蓋30の閉状態において、上方向である。この第2の板部46aの厚さ方向はトラフ11の短手方向に沿う方向である。
接触部46bは、蓋30が閉まる直前にダンパー50と接触する板状の部分であり、次のように設ける。第2の板部46aの先端部、上流側の角付近に固定する。厚さ方向は、軸部44を中心とする第2の延在部46の回転の周方向に沿う。すなわち、第2の板部46aの短手方向に沿う方向である。
ダンパー50は、蓋30が閉まるときの、蓋30とトラフ底板11aとの衝突による衝撃を抑制するために設ける。このダンパー50は、ほぼ円柱形状であり、軸方向は第2の延在部46の回転の周方向に沿う。言い換えれば、軸方向は、蓋30の閉状態において、接触部46bの厚さ方向と沿う。すなわち、同状態において、接触部46bの上流側の面と、ダンパー50の円柱の下流側の底面とが対向して接する。また、このダンパー50は振動エネルギーを消散させて衝撃または振動の振幅を軽減する装置である。具体的には、調整式ショックアブソーバー(オリフィスの開閉度を調整することで、衝突速度に応じて加速度を調整できるもの)である。また、このダンパー50は、軸方向の一方側に、ダンパー固定部51を、同方向の他方側に、ダンパー可動部52を有する。
ダンパー固定部51は、本体10のトラフ側板11bに設けたダンパー取付部23の孔に通して固定された部分である。
ダンパー可動部52は、蓋30の閉状態において接触部46bに接触する部分である。蓋30が閉まるとき、ダンパー可動部52は次のように動作する。蓋30が閉まる直前に、第2の延在部46の接触部46bと接触する(接触する前のダンパー可動部52の配置を図2において二点鎖線で示す)。蓋30が閉まる直前から蓋30の閉状態になるまで間に、ダンパー固定部51の内部に挿入されていく。このときダンパー可動部52の速さは徐々に遅くなる。すなわち蓋30が徐々に遅くなる。そして、蓋30の閉状態になると、接触部46bと接触した状態で静止する(この状態におけるダンパー可動部52の配置を図2において実線で示す)。
(本実施形態の振動搬送装置の特徴)
本実施形態の振動搬送装置1には以下の特徴がある。
上述したように、蓋30が本体10の排出口12を閉じる直前に、蓋30に取り付けられた駆動装置40がダンパー50に接触する。すなわち、蓋30が本体10のトラフ底板11aの排出口12を閉じる直前に、蓋30に取り付けられた駆動装置40の第2の延在部46の接触部46bが、ダンパー50のダンパー固定部51に接触する。よって、本体10と蓋30との間に緩衝材を挟むことなく、蓋30が本体10の排出口12を閉じるときの蓋30と本体10のトラフ底板11aとの衝突による衝撃を抑制できる。また、この衝撃により生じる振動および騒音を抑制できる。また、この衝撃により蓋30が本体10のトラフ底板11aに対して反発する(すなわち蓋30が開いた状態になる)のを抑制できる。また、この衝撃による本体10のトラフ底板11aおよび蓋30の損傷を抑制できる。また、この本体10および蓋30の損傷により生じる破片、粒や粉などが搬送物(粉体。図示なし)に混入するのを抑制できる。また、この衝撃により本体10と蓋30との間に挟まれた搬送物が損傷するのを抑制できる。
また、この振動搬送装置1は、次のように動作する。エアシリンダ41が第1の延在部45を駆動する。すなわち、シリンダ42がピストン43を伸縮駆動することで、ピストン43を取り付けた第1の延在部45が軸部44の軸を中心として回転する。この第1の延在部45の動作に伴って、蓋30および第2の延在部46が、軸部44の軸を中心として回転する。そして、蓋30が本体10の排出口12を閉じる直前に、第2の延在部46に配置された接触部46bが、ダンパー50に接触する。よって本体10と蓋30との間に緩衝材を挟むことなく、蓋30と本体10のトラフ底板11aとの衝突による衝撃を抑制できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記実施形態では、ダンパー50は、ダンパー固定部51およびダンパー可動部52を有するショックアブソーバであった。しかしながら、ダンパー50は振動エネルギーを消散させて衝撃または振動の振幅を軽減するものであれば何でも本発明を適用できる。例えば、ゴム、スポンジ、振動を減衰しやすいバネなどでも本発明を適用できる。
また例えば、前記実施形態では、搬送物は粉体であったが、例えば電気・機械部品などでも本発明を適用できる。
また例えば、前記実施形態では、蓋30を排出口12より上流側に配置した軸部44を中心として回転運動することで、排出口12を開閉した。しかしながら、蓋30を排出口12より下流側に配置した軸部を中心として回転運動することで、排出口12を開閉するものでも本発明を適用できる。
1 振動搬送装置
10 本体
12 排出口
30 蓋
40 駆動装置
41 エアシリンダ
44 軸部
45 第1の延在部
46 第2の延在部
46b 接触部
50 ダンパー

Claims (2)

  1. 排出口を有する本体と、
    前記排出口を開閉する蓋と、
    当該蓋を駆動する駆動装置と、
    前記本体に配置したダンパーと、
    を備え、
    前記駆動装置は、
    前記蓋に固定した第1の延在部と、
    前記蓋に固定した第2の延在部と、
    前記第1の延在部に接続され、前記第1の延在部を駆動する駆動部と、
    前記ダンパーと接触可能に前記第2の延在部に配置した接触部と、
    を備え、
    前記蓋が前記本体の前記排出口を閉じる直前に、前記接触部が前記ダンパーに接触する振動搬送装置。
  2. 前記駆動装置は、前記蓋に固定した軸部を備え、
    前記第1の延在部および前記第2の延在部は、前記軸部の軸方向における端部から、当該軸部の径方向外側にそれぞれ延び、
    前記駆動部は、エアシリンダである、
    請求項1に記載の振動搬送装置。
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