JP5639699B1 - 商品排出装置 - Google Patents

商品排出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5639699B1
JP5639699B1 JP2013180697A JP2013180697A JP5639699B1 JP 5639699 B1 JP5639699 B1 JP 5639699B1 JP 2013180697 A JP2013180697 A JP 2013180697A JP 2013180697 A JP2013180697 A JP 2013180697A JP 5639699 B1 JP5639699 B1 JP 5639699B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
storage
wall
product
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013180697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015049696A (ja
Inventor
睦 市川
睦 市川
勝則 池田
勝則 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T-ARTS COMPANY, LTD.
Original Assignee
T-ARTS COMPANY, LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T-ARTS COMPANY, LTD. filed Critical T-ARTS COMPANY, LTD.
Priority to JP2013180697A priority Critical patent/JP5639699B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5639699B1 publication Critical patent/JP5639699B1/ja
Publication of JP2015049696A publication Critical patent/JP2015049696A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

【課題】回転式のハンドルと商品のシャッフル機能とを具備しつつ、ハンドルの操作荷重の増加を防止するとともに、簡易な構成で耐久性を向上することができる商品排出装置を提供する。【解決手段】操作部31が、ケース本体の前面側に軸線方向の前端部34が露出するハンドル本体32と、ハンドル本体32の軸線方向の後端部83に設けられるとともに、少なくとも一部が収納庫内に露出し、ハンドル本体32と共に回動することで収納庫に収納された複数の商品を撹拌可能な回転羽根33と、を備えることを特徴とする。【選択図】図5

Description

この発明は、商品排出装置に関するものである。
玩具が収納された球状のカプセル等を商品として排出する商品排出装置において、コイン投入口から規定の硬貨が投入されハンドルが回動操作されると取出口に一つの商品を排出するものが知られている。
一方で、硬貨の投入を不要とする前提で、ケースや内部機構を全てダンボールや硬質樹脂製としてコストを下げることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の装置は、引き出し操作可能な引き出し部を前面パネルの略中央に備えている。この引き出し部を利用者が一回引き出し操作することで、一個の景品が取出し口に供給されるようになっている。
このような商品排出装置は、商品代金を収受しなくてもよい景品の取出し装置として主に用いられている。また、上記商品代金を収受しない商品排出装置の利用方法としては、例えば、店舗のレジ付近に設置し、商品代金をレジにて収受する場合も考えられる。
実用新案登録第3113856号公報
元来、玩具の入ったカプセルを商品とする商品排出装置は、硬貨を投入した後にハンドルの回動操作を行うことで取出口に商品を排出する形態となっている。そのため、上記特許文献1に記載の装置のように、簡易な構成としながら、ハンドルを回動式とした商品排出装置が望まれている。
また、玩具の入ったカプセルを商品とする商品排出装置においては、何が出てくるか分からないという状態を演出するべく、装置内部に収納された商品をハンドルの回動操作に伴ってシャッフルする機能を設けることが望まれている。
簡易型のシャッフル機能としては、例えば、ハンドルの回動によって収納庫の底壁を上下動させる方式が考えられる。この方式は、収納される商品が少数の場合にシャッフルと、カプセルの詰まりを防止できる点で有利である。しかし、この方式の場合、ハンドル操作によって全てのカプセルを一旦持ち上げる必要があり、商品の個数が多数の場合には、ハンドルの操作荷重が大きくなり過ぎてしまう。そのため、子供による操作が困難になる場合があり、さらには、シャッフル機構の耐久性が低下してしまう場合があるという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、回転式のハンドルと商品のシャッフル機能とを具備しつつ、ハンドルの操作荷重の増加を防止するとともに、簡易な構成で耐久性を向上することができる商品排出装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、この発明は以下の構成を備える。
この発明に係る商品排出装置は、球状の商品を排出する商品排出装置であって、ケース本体と、該ケース本体の内部に設けられ商品を複数収納可能な収納庫と、該収納庫に隣接して配されるとともに、前記収納庫に収納された前記商品を一つずつ通過可能な取入口を備え、該取入口を通過した前記商品を一列で導く導入部と、前記導入部に回動可能に支持され、予め設定された回動量で回動操作がなされる度に、前記導入部によって導かれた前記商品を取出口へと一つずつ送り込む操作部と、を備え、前記操作部は、前記ケース本体の前面側に軸線方向の前端部が露出するハンドル本体と、前記ハンドル本体の軸線方向の後端部に設けられるとともに、少なくとも一部が前記収納庫内に露出し、前記ハンドル本体と共に回動することで前記収納庫に収納された複数の商品を撹拌可能な回転羽根と、を備え、前記回転羽根は、回動中心から放射方向に延びる複数の羽根本体を備え、該羽根本体は、前記取入口の一部を遮る回動軌跡を有し、前記回動中心回りに回動することで、前記取入口を遮る状態と前記取入口を遮らない状態とを繰り返すと同時に、前記収納庫の内部に収納されている前記商品を撹拌する
このように構成することで、操作部のハンドル本体が、予め設定された回動量で回動操作されると、導入部の取入口から一列で導かれた先頭の一つの商品が取出し口に排出される。この際、ハンドル本体の後端部に設けられて収納庫の内部に露出する回転羽根が、ハンドル本体と共に回動するので、取入口よりも収納庫側の商品全体を持ち上げることなく、取入口を通過していない商品のシャッフルを行うことができる。その結果、回転式の操作部と商品のシャッフル機能とを具備しつつ、操作部の操作荷重の増加を防止するとともに、簡易な構成で耐久性を向上することが可能となる。
また、回動中心から放射方向に延びる複数の羽根により、ハンドル本体が軸方向の例えば前方へ変位することを規制できる。また、羽根本体の回動軌跡が、取入口の一部を遮るため、取入口に入ろうとした複数の商品の押圧力が均衡して互いに移動できなくなる均衡状態になったとしても、回転羽根によって取入口における商品の均衡状態を崩すことができる。その結果、商品をシャッフルしつつ、取入口に対して商品を円滑に通過させることができる。
さらに、この発明に係る商品排出装置は、上記商品排出装置における前記収納庫が、前記取入口に向かって下り傾斜となる底壁を有していてもよい。
このように構成することで、商品の自重により、収納庫に収納されている商品を、取入口側に移動させることができる。その結果、簡単な構成で商品を導入部内に取り入れることができる。
さらに、この発明に係る商品排出装置は、上記商品排出装置の前記導入部が、前記ハンドル本体を、その軸線方向に離間した少なくとも2カ所で回動可能に支持する円形の孔によって形成された支持部を有し、前記ハンドル本体は、前記支持部によって支持される被支持部の断面輪郭が六角形状であっても良い。
このように構成することで、ハンドル本体が少なくとも2カ所で支持されるため、1カ所で支持する場合よりも、支持部に掛かる荷重を分散することができる。その結果、耐久性の向上を図ることができる。
さらに、被支持部の断面輪郭を六角形状とすることで、被支持部を円形にする場合よりも、容易に形成することができる。また、上記六角形状により、被支持部と支持部との接触面積を低減しつつ、ハンドル本体の荷重を分散させることができる。その結果、ハンドル本体を円滑に回転させることができるため、より小さな力で容易に操作部を回動操作することができる。
さらに、この発明に係る商品排出装置は、上記商品排出装置の前記ハンドル本体が、前記導入部によって導かれた一つの前記商品を収納可能な凹部を備えていてもよい。
このように構成することで、導入部により導かれた一つの商品が凹部に収納された状態で、ハンドル本体が回動されると、凹部の向きが変化して、例えば、下方に取出口がある場合には凹部が下向きになった時に商品の自重により落下して、凹部内の商品を取出口に向けて移動させることができる。その結果、より確実に商品を取出口へと送り込むことができるため、操作部の信頼性を向上できる。
さらに、この発明に係る商品排出装置は、上記商品排出装置において、前記商品が積み上がることを防止する防止板を前記取入口の上方に備えていてもよい。
このように構成することで、取入口の周辺において上方に商品が積みあがることを防止できる。その結果、収納庫の商品を取入口から導入部内へより円滑に導入することができる。また、取入口の一部を遮るように回転羽根が設けられている場合、回転羽根により動かす商品数を少なくできるため、操作部の操作荷重をより小さくできる。
この発明に係る商品排出装置によれば、回転式のハンドルと商品のシャッフル機能とを具備しつつ、ハンドルの操作荷重の増加を防止するとともに、簡易な構成で耐久性を向上することが可能となる。
この発明の実施形態における商品排出装置を左前面側から見た斜視図である。 上記商品排出装置を右背面側から見た斜視図である。 上記商品排出装置の左背面側から見た透過斜視図である。 上記商品排出装置の導入部の分解斜視図である。 上記商品排出装置の操作部の斜視図である。 上記操作部が装着された導入部を背面側から見た斜視図である。 上記操作部が装着された導入部を前面側から見た斜視図である。 上記導入部を上方から見た斜視図である。 上記操作部が装着された導入部の背面図である。 小カプセルを用いる場合の図4に相当する分解斜視図である。 小カプセルを用いる場合の図7に相当する斜視図である。 小カプセル用の操作部における図5に相当する斜視図である。 小カプセルを用いる場合の図8に相当する斜視図である。 小カプセルを用いる場合の図9に相当する背面図である。
次に、この発明の一実施形態における商品排出装置を図面に基づき説明する。
この実施形態における商品排出装置1は、複数の商品を収納して、これら商品を順次排出する装置である。この実施形態における商品は、玩具の入った球状のカプセルである。カプセルの内部には、予め複数種用意された玩具のうち、一つの玩具がランダムに収納されている。
一般に、玩具の入った球状のカプセルは、様々な大きさのものが存在している。しかし、一つの商品排出装置1に同時に収納される各カプセルの大きさは、それぞれ同一となるように運用される。
図1は、この実施形態における商品排出装置1を前面側から見た斜視図、図2は、同じ商品排出装置1を背面側から見た斜視図である。
図1,図2に示すように、この実施形態における商品排出装置1は、ケース本体2を備えている。ケース本体2は、上下方向に長い中空の直方体状に形成されている。このケース本体2は、前面パネル3、背面パネル4、左側面パネル5、右側面パネル6、天面パネル7、および、底面パネル(図示せず)を備えている。
図1に示すように、前面パネル3には、高さ方向の中央よりも下側に、ハンドルを支持する前部支持部8が形成されている。前部支持部8は、後述するハンドル本体32の外径よりも僅かに大きい円形の孔であり、すべり軸受けとして機能する。この前部支持部8には、ハンドル本体32の前端部34が内側から挿通されて外部に露出している。前面パネル3には、前部支持部8の下方に取出口9が形成されている。この取出口9は、カプセルC(図3参照)をケース本体2の外部に排出するために、利用が想定される最も大型のカプセルCよりも僅かに大きく形成されている。取出口9の前方には、カプセルC用の受け皿10が配されている。受け皿10は、その前面パネル3側の端部が前面パネル3に形成された切り込みに差し込まれて係止されることで前面パネル3に固定されている。また、前面パネル3には、カプセルCに収納された玩具のパンフレットを配置可能な配置スペース11(図1中、破線の四角形で示す)が設けられている。
図1、図2に示すように、左側面パネル5、および、右側面パネル6は、前面パネル3から垂直に背面側に延びている。これら左側面パネル5、および、右側面パネル6は、それぞれケース本体2の内部に収容されたカプセルCを視認可能とするのぞき孔12,13を有している。左側面パネル5ののぞき孔12と、右側面パネル6ののぞき孔13とは、左右対称な形状で形成されている。より具体的には、各のぞき孔12,13は、四隅が丸められた概略四角形状とされ、上側辺14は水平方向に延び、前側辺15および後側辺16は鉛直方向に延び、下側辺17は前側下方に向かって傾斜している。つまり、のぞき孔12,13は、前方に向かって徐々に上下寸法が広がるように形成されている。
図2に示すように、背面パネル4は、左側面パネル5と右側面パネル6との後側縁5a,6a同士を繋いでいる。この背面パネル4は、上述した前面パネル3と平行に配されており、その上部に、のぞき孔18が形成されている。背面パネル4ののぞき孔18は、上述した左側面パネル5と右側面パネル6とに形成された各のぞき孔12,13と同様に四隅が丸められた概略四角形状とされている。背面パネル4ののぞき孔18は、その上側辺19が水平方向に延び、右側辺20および左側辺21が鉛直方向に延びている。背面パネル4のぞき孔18の下側辺22は、左側下方に向かって傾斜している。つまり、背面パネル4ののぞき孔18は、左側(図2における右側)に向かって徐々に上下寸法が広がるように形成されている。また、のぞき孔12,13,18の各下側辺は、後述するストック部28の上壁79(収納庫30の底壁)の傾斜に沿うように形成されている。そして、これらのぞき孔12,13,18はそれぞれ、透明な板や透明なシートにより閉塞されている。透明な板や透明なシートの材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)を用いることが好ましい。この実施形態においては、のぞき孔12,13,18を閉塞する部材以外は、全てダンボールにより形成されている。
天面パネル7は、前面パネル3、背面パネル4、左側面パネル5、および、右側面パネル6によって構成される筒状体の上部開口部23を閉塞可能に取り付けられている。この天面パネル7は、四角形の板状に形成されている。天面パネル7は、その前縁部24が前面パネル3の上端縁25(図1参照)に接続され、前面パネル3に揺動可能に支持されている。また、天面パネル7は、背面パネル4側の後縁部26に、背面パネル4の上部に回り込むように配置可能なロックタブ27を有している。ロックタブ27は、面ファスナー(図示せず)を介して背面パネル4に着脱可能となっている。このロックタブ27および面ファスナーにより、天面パネル7の意図しない開放が防止されている。
図3に示すように、商品排出装置1は、ケース本体2の内部に、ストック部28と、導入部29とを備えている。これらストック部28と導入部29とは、ケース本体2の上部開口部23から上下方向に挿抜可能となっている。ストック部28は背面パネル4の内側面に当接して配置され、導入部29は前面パネル3の内側面に当接して配置されている。また、これら導入部29とストック部28とが互いに当接して配置される。ケース本体2の内部には、ストック部28の上方に、複数のカプセルCを収納する収納庫30が配されている。収納庫30は、背面パネル、左側面パネル5、右側面パネル6、ストック部28、および、導入部29によって画成されている。
導入部29は、収納庫30に収納されたカプセルCを一つずつ前面パネル3側に形成された取出口9に排出する通路を形成する。
図4に示すように、導入部29には、背面側から操作部31が取り付けられている。操作部31は、ハンドル本体32と回転羽根33とを備えている。ハンドル本体32のハンドル本体32は、ケース本体2の前面パネル3側にその軸線方向の前端部34が露出するように、導入部29に取り付けられている(図1参照)。
図5に示すように、この実施形態におけるハンドル本体32は、その軸線方向の前部35および後部36の断面輪郭が六角形状とされており、その間に、カプセルCを収容する凹部37が形成されている。この凹部37には、凹部37が上方に向いて開口した状態のときに導入部29の通路内にあるカプセルCが自重により一つだけ収容されるようになっている。更にその状態から、ハンドル本体32が上下180度回転して凹部37が下方を向くことで、凹部37内のカプセルCが下方に落下して取出口9から外部に排出される。なお、ハンドル本体32は、一つのカプセルCを排出させる際には、360度回動させるようになっている。
図4、図6、図7に示すように、導入部29は、導入部本体38と、ガイドユニット39とを備えている。
導入部本体38は、導入部29の躯体であり、柱状部40と、通路形成部41(図7参照)と、を備えている。これら柱状部40と、通路形成部41とは、一つの後壁42(図4参照)により接続されている。
後壁42は、ケース本体2の前面パネル3および背面パネル4と平行に配され、ケース本体2の左側面パネル5と右側面パネル6との間、および、天面パネル7と底面パネルとの間にそれぞれ渡るように配されている。すなわち、後壁42は、ケース本体2内部の空間を前後に区切っている。この後壁42には、取入口43と、後部支持部44とが形成されている。
取入口43は、収納庫30に収納されたカプセルCを一つずつ通過させる孔である。この取入口43は、導入部本体38の後壁42において、導入部29の高さ方向の中央位置で、かつ、左側の縁部45に隣接する位置に形成されている。
図4に示すように、後部支持部44は、操作部31のハンドル本体32を回動可能に支持するすべり軸受けとして機能する円形の孔である。この後部支持部44は、取入口43よりも下方の左右中央位置に配されている。後部支持部44の直径は、ハンドル本体32の外形よりも僅かに大きな径で形成されている。この後部支持部44と、上述した前面パネル3の前部支持部8とによって、この実施形態における支持部46が形成されている。つまり、ハンドル本体32の前部35を前部支持部8が回動自在に支持し、前部35から軸線方向に離間したハンドル本体32の後部36を後部支持部44が回動自在に支持している。
柱状部40は、導入部29において、左右方向で取入口43の位置とは反対側となる右側に配され上下方向に延びている。柱状部40は、右側壁47と、左側壁48と、前側壁49とを備えている。右側壁47は、後壁42の右側縁50から垂直に前方に延びている。左側壁48は、左右方向における後壁42の中央部から垂直に前方に延びている。また、前側壁49は、図7に示すように、右側壁47の前縁51と、左側壁48の前縁52とに渡るように配されている。柱状部40は、これら右側壁47、左側壁48、および、前側壁49と、上記後壁42の右側の一部とによって中空な四角筒状に形成されている。
左側壁48は、操作部31のハンドル本体32よりも所定距離だけ上方の位置で柱状部40の断面積が変化するように有段成形されている。より具体的には、上記操作部31のハンドル本体32から所定距離L1だけ上方の位置を境にして、下部53の断面積が、上部54の断面積よりも小さく形成されている。つまり、柱状部40の下部53は、操作部31のハンドル本体32を避けるように形成され、左側壁48の上記有段成形された部分が、カプセルCが通る通路のうち、ハンドル本体32上方の上壁の一部を形成している。この左側壁48によって、凹部37に収納されたカプセルCの上方に、次のカプセルCが積み重ならないようになっている。ここで、上記所定距離L1は、カプセルCがハンドル本体32の凹部37へ一個だけ移動可能とするために、例えば、上方を向いた凹部37の底部と左側壁48の有段形成された部分との距離がカプセルCの直径の2倍の距離よりも短くなり、かつ、ハンドル本体32に左側壁48が干渉しない距離とされる。
通路形成部41は、取入口43を通過したカプセルCを取出口9へと導く通路を形成する。通路形成部41は、柱状部40の左側に配されている。この通路形成部41は、左側壁55と、右傾斜壁56と、縦壁57と、前側壁58と、前傾斜壁59と、を備えている。
左側壁55は、後壁42の左側の縁部45から垂直前方に延びている。また、左側壁55は、後壁42の上端から下端に渡る全範囲に形成されている。
右傾斜壁56は、取入口43を通過したカプセルCを右側に移動させる傾斜壁である。右傾斜壁56は、取入口43から所定距離L2だけ下方に配され、右下方のハンドル本体32に向かって傾斜している。ここで、所定距離L2とは、利用が想定される最も小さいカプセルCの直径よりも短い距離である。
縦壁57は、上述した柱状部40の下部53の左側壁48との間に通路を形成するための壁である。縦壁57は、右傾斜壁56の右端部60から下方に向けて延び、左側壁55と所定の間隔L3をあけて平行に配されている。ここで、所定の間隔L3とは、利用が想定される最も大きなカプセルCの直径よりも僅かに大きい間隔であり、かつ、ハンドル本体32の外形よりも大きい間隔である。
前側壁58は、通路形成部41の下部における強度を確保するための壁である。前側壁58は、左側壁55の前側縁61と、縦壁57の前側縁62とに渡るように形成され、後壁42と平行に配されている。
前傾斜壁59は、上方から落下してきたカプセルCを前方に向かうようにするための壁である。前傾斜壁59は、背面側から前面側に向かって下るように傾斜しており、取出口9の背面側に配されている。
図4、図7に示すように、通路形成部41は、その上部に、ガイドユニット39を取り付けるためのガイドユニット取付部63が形成されている。ガイドユニット取付部63は、上述した柱状部40の左側壁48と、後壁42のうち左側の一部と、上記後壁42の左側の縁部45から延びる左側壁55とによって凹状に形成されている。ガイドユニット取付部63は、後壁42の右側と左側との対称位置にそれぞれ上下方向に延びるスリット64,65を備えている。
ガイドユニット39は、取入口43を通過したカプセルCが右傾斜壁56の上方で積みあがらないようにする上押え壁66を備えている。この上押え壁66は、上記右傾斜壁56の上方に配置され、右傾斜壁56と平行に配されている。上押え壁66は、右傾斜壁56との上下方向の距離L4が、カプセルCの直径の1.5倍よりも短い距離となっている。
さらにガイドユニット39は、上述した柱状部40の左側壁48、後壁42とそれぞれ対向する右側壁67、および、後側壁68を備えている。右側壁67は、後側壁68の右側の縁部69から前方に向かって垂直に延びている。これら右側壁67、および、後側壁68によって、ガイドユニット取付部63に対して左右方向の位置決めがなされるようになっている。また、ガイドユニット39の後側壁68には、上述したスリット64と重なる位置に、スリット64と同様のユニット側スリット70が形成されている。また、ガイドユニット39は、図4、図8に示すように、取入口43を通過したカプセルCをハンドル本体32側へ円滑に導くために、左前側の角部を面取りするように傾斜壁71を配している。更にガイドユニット39は、前面パネルに平行な前側壁72を備えている。なお、図7においては、図示都合上、傾斜壁71および前側壁72の図示を省略している。
図3、図4に示すように、ガイドユニット取付部63には、その背面側の上記取入口43の上方に、重なり防止プレート73が取り付けられている。この重なり防止プレート73は、左右両側に係止片74,75を有している。これら係止片74,75は、前方に向かって延びた後に下方に向かって垂直に曲がるように形成されている。これら係止片74,75は、上述したスリット64,65に貫通させて下方にスライドさせることで、後壁42に係止される。この構成により重なり防止プレート73が後壁42に取り付けられている。またこの際、上述した後壁42のスリット64と、ガイドユニット39のユニット側スリット70とを重ねた状態にすることで、係止片75を、2つのスリット64,70にそれぞれ貫通させて下方にスライドすることができ、これによりガイドユニット39が、ガイドユニット取付部63から剥離する方向へ変位することを防止できる。
図3に示すように重なり防止プレート73は、左側面パネル5と平行な側壁部76と、この側壁部76の後端から後壁42の右側のスリット64まで延びる傾斜壁77とを備えている。重なり防止プレート73の下端部78は、取入口43の直上に配され、収納庫30側における取入口43の近傍で、カプセルCの上方への積み重なりが生じることを防止している。また、傾斜壁77を備えていることで、カプセルCが重なり防止プレート73に引っ掛かることを防止し、これにより右から左へ向かってカプセルCが円滑に移動可能となっている。
ストック部28は、中空の箱状に形成され、その上壁79が収納庫30の底壁を構成している。このストック部28の上壁79は、上述した取入口43の下縁80に向かって下るように傾斜している。つまり、上壁79は、背面パネル4側から前面パネル3側に向かって下るとともに、右側から左側に向かって下る傾斜となっている。さらに、ストック部28は、それぞれ背面パネル4に対して平行な後壁81と、左側面パネル5に平行な左壁82と、右側面パネル6に平行な右壁(図示せず)と、前面パネル3に平行な前壁(図示せず)と、を備えている。ストック部28は、上壁79の下方の空間が収納スペースを形成している。
図5に示すように、操作部31は、ハンドル本体32の軸線方向の後端部83に回転羽根33を備えている。この回転羽根33は、ハンドル本体32と共に回動され、この回動により収納庫30に収納されたカプセルCを撹拌可能となっている。回転羽根33は、ハンドル本体32の回動中心から放射方向に延びる複数、より具体的には4つの羽根本体84を備えている。
図6に示すように、これら羽根本体84は、導入部29およびストック部28の間に設けられた僅かな隙間Gから収納庫30内に露出するようになっている。ここで、上記導入部29およびストック部28の間に設けられる僅かな隙間Gは、図4に示すように導入部29の後壁42の下部に設けられたスペーサ85により形成されている。このスペーサ85は、回転羽根33との接触を避けるために、回転羽根33の最外周部の回転軌跡の直径よりも僅かに大径な半円形の凹部86を有している。また、スペーサ85は、回転羽根33よりも僅かに厚く形成されている。
回転羽根33は、収納庫30に収納されたカプセルCが、取入口43の周囲で、互いに接触するカプセルC同士の押す力が拮抗するなどして動かなくなった場合に、これらカプセルCに力を加えて拮抗状態を解除することが可能となっている。
図9に示すように、羽根本体84は、取入口43の一部を遮る回転軌跡を有している。これら羽根本体84は、軸方向から見て最外周に形成されて周方向に延びる外周辺87と、外周辺87の回転方向後側に形成されて取入口43よりも僅かに大径な円弧状の凹部88と、凹部88からその回転方向後側に配された羽根本体84の外周辺87に略直線状に接続される接続辺89とを備えている。凹部88は、外周辺87に近づくにつれて、径方向に向かって徐々に立ち上がる円弧上に形成されている。また、上記接続辺89は、ハンドル本体32が回動操作された場合に、上記取入口43を下方から横切るようになっている。接続辺89は、取入口43を横切る際に、取入口43の中心C1と回転羽根33の回転中心C2とを結んだ直線よりも回転方向後側に傾くように形成されている。
これにより、羽根本体84の接続辺89により押されたカプセルCの移動方向が、羽根本体84の回動方向と一致しない。その結果、カプセルCが取入口43の内周縁90と接続辺89との間に挟まれてハンドル本体32の回動が阻害されることを抑制できる。また、羽根本体84に円弧状の凹部88が形成されていることで、ハンドル本体32が回動されているときに、回転羽根33によって取入口43が遮られない状態を作り出すことができる。そのため、取入口43が遮られない状態の時に、収納庫30のカプセルCを取入口43から導入部29の内部へと円滑に取り入れることができる。この取入口43が遮られない状態は、ハンドル本体32の凹部37が上方を向いたときに作り出されることが好ましい。なお、この実施形態のハンドル本体32は、反時計回りへの回動操作が規制されていないが、ハンドル本体32を反時計回りに回動操作した場合、円弧状の凹部88と取入口43との間にカプセルCが挟まれやすくなるため、実質的に回動操作が規制されるような状態となる。
この実施形態における操作部31、ガイドユニット39、および、重なり防止プレート73は、それぞれ2種類の大きさのカプセルC(以下、大カプセルCと小カプセルCと称する)に対応するものがそれぞれ予め用意されている。そして、上述した操作部31、ガイドユニット39、および、重なり防止プレート73は、それぞれ大カプセルC用を一例に説明した。小カプセルC用のガイドユニット139、および、小カプセルC用の重なり防止プレート173は、カプセルCの積み重なりや、カプセルCを一列で導くことができないなどの不具合が生じないように形成されている。なお、大カプセルC用と小カプセルC用とのうち、使用されていない方の操作部31(131)、ガイドユニット39(139)、および、重なり防止プレート73(173)は、ストック部28の収納スペースに収納され、必要に応じて交換可能となっている。
以下、図10から図14を参照し、小カプセルC用の操作部131、小カプセルC用のガイドユニット139、および、小カプセルC用の重なり防止プレート173について説明する。なお、上述した大カプセルC用の操作部31、大カプセルC用のガイドユニット39、および、大カプセルC用の重なり防止プレート73と同一部分には同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図10、図12に示すように、小カプセルC用の操作部131は、ハンドル本体32の凹部137が、小カプセルCを一つだけ収納可能なように、大カプセルC用の凹部37よりも小さく形成されている。このようにすることで、凹部137には、2つの小カプセルCが同時に収納されることを防止している。この小カプセルC用の操作部131は、凹部137の構成が異なるだけで、その他の構成は上述した大カプセルC用の凹部37と同様である。
図10に示すように、小カプセルC用のガイドユニット139は、導入部本体38の取入口43の直径を実質的に小さくするための小カプセル孔部143を備えている。この小カプセル孔部143が取入口43と重ねて配置されることで、取入口43を通過できるカプセルが小カプセルに限定されるようになる。また、図13に示すように、小カプセルC用のガイドユニット139は、取入口43とハンドル本体32との間の通路の横幅を小カプセルCに合わせて小さくするために、一対の側壁部91,92を備えている。これら側壁部91,92は、ハンドル本体32側に向かって徐々にその間隔が小さくなるように配され、取付壁部93を介して右側壁67に固定されている。
図11に示すように、小カプセルC用のガイドユニット139は、小カプセルCの直径に対応した高さに配される小カプセルC用の上押え壁166を備えている。この小カプセルC用の上押え壁166は、小カプセル孔部143の直上からハンドル本体32側に向かって延びるとともに、右傾斜壁56と平行になるように傾斜して配されている。
図14に示すように、小カプセルC用の重なり防止プレート173は、大カプセルC用の重なり防止プレート73よりも下方に長く形成されている。より具体的には、小カプセルC用の重なり防止プレート73の下端部78は、取入口43の上縁よりも下方で且つ、小カプセル孔部143の上縁のよりも上の位置であり、回転羽根33と干渉しない高さ位置に配置されている。小カプセル孔部143は、取入口43の左下側(図14の右下側)に位置するようになっている。そして、羽根本体84は、小カプセル孔部143の一部を遮る回転軌跡となっている。さらに、回転羽根33の接続辺89は、小カプセル孔部143を遮る際に、小カプセル孔部143の中心C3と回転羽根33の回転中心C2とを結ぶ直線よりも回転方向後側に傾くように形成されている。
この実施形態における商品排出装置1は、上述した構成を備えている。次に、この商品排出装置1の動作について説明する。
まず、ロックタブ27による係止状態を解除して天面パネル7を開放する。次いで、収納庫30の内部に収納するカプセルCの大きさに応じて、操作部31、ガイドユニット39、および、重なり防止プレート73の組み合わせ、または、操作部131、ガイドユニット139、および、重なり防止プレート173の組み合わせをセットする。大カプセルCを一例にした場合、導入部本体38に対してガイドユニット39を取り付けて、重なり防止プレート73を導入部本体38およびガイドユニット39に係止させる。これにより、ガイドユニット39が導入部本体38に取り付けられる。この状態で導入部29をケース本体2に挿入する。
さらに、ケース本体2に挿入された導入部29に対して操作部31を取り付ける。具体的には、ハンドル本体32を後部支持部44側から挿通させて、回転羽根33を導入部29の後壁42に密着させる。この回転羽根33が操作部31の前面パネル3側への抜け止めとなる。これにより、ハンドル本体32が、前面パネル3の前部支持部8と、後壁42の後部支持部44との2箇所で回動可能に支持されることとなる。なお、ガイドユニット39は、導入部本体38をケース本体2に挿入した後に、導入部本体38に取り付けるようにしても良い。
次に、ストック部28をケース本体2の内部に挿入する。これにより、ケース本体2の内部に収納庫30が形成される。そして、複数のカプセルCを収納庫30に収納して天面パネル7により収納庫30を閉塞する。収納庫30内のカプセルCは、ストック部28の上壁79の傾斜によって取入口43側へ移動しようとする。
ハンドル本体32を回動操作して、羽根本体84が取入口43を遮らない位置に配置されると、カプセルCが自重によって取入口43から導入部29の内部へと転がり込む。ハンドル本体32の凹部37がカプセルCを収納可能な向き(上方)を向いている場合には、先頭のカプセルCがハンドル本体32の凹部37に収納されて、それに続く複数のカプセルCが取入口43まで一列で並んだ状態となる。ハンドル本体32の凹部37がカプセルCを収納可能な上向き状態ではない場合、先頭のカプセルCは、ハンドル本体32の外周面に当接し、それに続く複数のカプセルCが取入口43まで一列で並んだ状態となる。
次いで、ハンドル本体32の前端部34を時計回りに回動させると、凹部37が軸線回りに回転して凹部37が下方を向く状態となる。凹部37が下方を向くと、凹部37に収納されているカプセルCが、下方に落下して前傾斜壁59に衝突する。前傾斜壁59に衝突したカプセルCは、移動方向を前方に変えて取出口9からケース本体2の外部に排出されることとなる。
また、ハンドル本体32を時計回りに回動させた際に、回転羽根33によって収納庫30の内部に収納されているカプセルCがシャッフルされる。そして、取入口43の手前にある一つのカプセルCが導入部29内に転がり込む。
そして、上述した動作がハンドル本体32の回動に伴い繰り返される。
したがって、上述した実施形態の商品排出装置1によれば、操作部31のハンドル本体32が、予め設定された回動量で回動操作されると、導入部29の取入口43から一列で導かれた先頭の一つのカプセルCが取出口9に排出される。この際、ハンドル本体32の後端部83に設けられて収納庫30の内部に露出する回転羽根33が、ハンドル本体32と共に回動するので、取入口43よりも収納庫30側のカプセルC全体を持ち上げることなく、取入口43を通過していない収納庫30のカプセルCのシャッフルを行うことができる。その結果、回転式の操作部31とカプセルCのシャッフル機能とを具備しつつ、操作部31の操作荷重の増加を防止するとともに、簡易な構成で耐久性を向上することが可能となる。
さらに、回転中心C2から放射方向に延びる複数の羽根本体84により、ハンドル本体32の軸方向への変位を規制することができる。また、羽根本体84の回動軌跡が、取入口43の一部を遮るため、取入口43に入ろうとした複数のカプセルCの力が均衡して移動できなくなったとしても、回転羽根33によって取入口43におけるカプセルCの均衡状態を崩すことができる。その結果、カプセルCをシャッフルしつつ、取入口43に対してカプセルCを円滑に通過させることができる。
さらに、重なり防止プレート73を備えていることで、取入口43の周辺において上方にカプセルCが積みあがることを防止できるため、収納庫30のカプセルCを取入口43から導入部29内へより円滑に導入することができる。また、取入口43の一部を遮るように回転羽根33が設けられている場合、回転羽根33により動かすカプセルC数を少なくできるため、操作部31の操作荷重をより小さくできる。
さらに、収納庫30が、取入口43に向かって下り傾斜となる上壁79を有していることで、カプセルCの自重により、収納庫30に収納されているカプセルCを、取入口43側に移動させることができる。その結果、簡単な構成でカプセルCを導入部29内に取り入れることができる。
支持部46によってハンドル本体32が少なくとも2カ所で支持されるため、1カ所で支持する場合よりも、支持部に掛かる荷重を分散することができる。その結果、耐久性の向上を図ることができる。
さらに、ハンドル本体32の被支持部である前部35と後部36の断面輪郭を六角形状とすることで、板状の材料を折り曲げてハンドル本体32を形成する場合、被支持部を円形にするよりも容易に形成することができる。また、上記六角形状により、七角形以上や五角形以下の場合と比較して、被支持部と支持部46との接触面積を適切に低減しつつ、ハンドル本体32の荷重を適切に分散させることができる。その結果、ハンドル本体32を円滑に回転させることができるため、より小さな力で容易に操作部31を回動操作することができる。
さらに、通路形成部41により導かれた一つのカプセルCが凹部37,137に収納された状態で、ハンドル本体32が回動されると、凹部37,137の向きが変化して、凹部37,137が下向きになった時に自重によりカプセルCが落下して、凹部37,137内のカプセルCを取出口9に向けて移動させることができる。その結果、より確実にカプセルCを取出口9へと送り込むことができるため、操作部31の信頼性を向上できる。
さらに、外径が異なる大カプセルC、小カプセルCの種類毎に設けられたガイドユニット39,139、および、操作部31,131を、カプセルCの大きさに応じて交換するだけで、外径が異なるカプセルCをそれぞれ取り扱い可能にすることができるため、汎用性を向上できる。
さらに、導入部本体38にガイドユニット39(139)を取り付けて、その導入部29をケース本体2に挿入し、更にケース本体2に挿入された導入部29に対して操作部31(131)を挿入することで容易に組み立てを行うことができる。また、外径が異なるカプセルC毎にガイドユニット39(139)および操作部31(131)が設けられている場合には、導入部29をケース本体2から引き抜いて、さらに導入部29から操作部31(131)を引き抜くことで、他のガイドユニット139(39)および他の操作部131(31)に交換することができる。その結果、ガイドユニット39(139)、および、操作部31(131)を容易に交換することができる。
さらに、ストック部28の上壁79の下方のスペースを、使用していないガイドユニット39(139)および使用していない操作部31(131)を収納する予備収納庫として利用することができるため、使用していないガイドユニット39(139)および使用していない操作部31(131)を載置するスペースを別に設ける必要が無い。また使用していないガイドユニット39(139)および使用していない操作部31(131)の紛失を防止することができる。
さらに、のぞき孔12,13,18が透明なポリエチレンテレフタレートにより閉塞され、該のぞき孔12,13,18を除きダンボールで形成されていることで、資源ごみであるポリエチレンテレフタレートとダンボールとに分別して廃棄することができる。その結果、容易に廃棄することができる。
なお、この発明は上述した実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
上述した実施形態においては、玩具が入った球状のカプセルCを商品として取り扱う場合について説明した。しかし、商品は、球状であればカプセルCに限られるものではなく、例えば、ボールや球状の食品等を商品としてもよい。また、大カプセルと小カプセルとを一例に説明したが、商品の大きさの種類は、3種類以上であってもよい。
また、ケース本体2、導入部29、および、操作部31を形成する材料としてダンボールを用いる場合について説明したが、ダンボールに限られるものではなく、例えば、樹脂の板材から形成しても良い。
更に、透明なポリエチレンテレフタレートによりケース本体2ののぞき孔12,13,18を閉塞する場合について説明したが、ポリエチレンテレフタレート以外の透明な材料を用いても良い。
また、上述した実施形態においては、ハンドル本体32を、支持部46によって、その軸線方向に離間した2カ所で回動可能に支持する場合について説明した。しかし、ハンドル本体32を、軸線方向に離間した少なくとも2カ所で支持していればよく、例えば、ハンドル本体32を3か所以上で回動可能に支持するようにしても良い。
さらに、回転羽根33に形成される羽根本体84の個数は、4つに限られず、例えば、3つ以下や、5つ以上設けても良い。
1 商品排出装置
2 ケース本体
3 前面パネル
4 背面パネル
5 左側面パネル
6 右側面パネル
7 天面パネル
8 前部支持部
9 取出口
10 受け皿
11 配置スペース
12 のぞき孔(窓部)
13 のぞき孔(窓部)
14 上側辺
15 前側辺
16 後側辺
17 下側辺
18 のぞき孔(窓部)
19 上側辺
20 右側辺
21 左側辺
22 下側辺
23 上部開口部
24 前縁部
25 上端縁
26 後縁部
27 ロックタブ
28 ストック部
29 導入部
30 収納庫
31 操作部
32 ハンドル本体
33 回転羽根
34 前端部
35 前部
36 後部
37 凹部
38 導入部本体
39 ガイドユニット
40 柱状部
41 通路形成部
42 後壁
43 取入口
44 後部支持部
45 縁部
46 支持部
47 右側壁
48 左側壁
49 前側壁
50 右側縁
51 前縁
52 前縁
53 下部
54 上部
55 左側壁
56 右傾斜壁
57 縦壁
58 前側壁
59 前傾斜壁
60 右端部
61 前側縁
62 前側縁
63 ガイドユニット取付部
64 スリット
65 スリット
66 上押え壁
67 右側壁
68 後側壁
69 縁部
70 ユニット側スリット
71 傾斜壁
72 前側壁
73 重なり防止プレート(防止板)
74 係止片
75 係止片
76 側壁部
77 傾斜壁
78 下端部
79 上壁(底壁)
80 下縁
81 後壁
82 左壁
83 後端部
84 羽根本体
85 スペーサ
86 凹部
87 外周辺
88 凹部
89 接続辺
90 内周縁
91 側壁部
92 側壁部
93 取付壁部
131 小カプセル用の操作部
137 凹部
139 小カプセル用のガイドユニット
143 小カプセル孔部
166 上押え壁
173 小カプセル用の重なり防止プレート
C カプセル

Claims (5)

  1. 球状の商品を排出する商品排出装置であって、
    ケース本体と、
    該ケース本体の内部に設けられ商品を複数収納可能な収納庫と、
    該収納庫に隣接して配されるとともに、前記収納庫に収納された前記商品を一つずつ通過可能な取入口を備え、該取入口を通過した前記商品を一列で導く導入部と、
    前記導入部に回動可能に支持され、予め設定された回動量で回動操作がなされる度に、前記導入部によって導かれた前記商品を取出口へと一つずつ送り込む操作部と、を備え、
    前記操作部は、
    前記ケース本体の前面側に軸線方向の前端部が露出するハンドル本体と、
    前記ハンドル本体の軸線方向の後端部に設けられるとともに、少なくとも一部が前記収納庫内に露出し、前記ハンドル本体と共に回動することで前記収納庫に収納された複数の商品を撹拌可能な回転羽根と、を備え
    前記回転羽根は、
    回動中心から放射方向に延びる複数の羽根本体を備え、該羽根本体は、前記取入口の一部を遮る回動軌跡を有し、前記回動中心回りに回動することで、前記取入口を遮る状態と前記取入口を遮らない状態とを繰り返すと同時に、前記収納庫の内部に収納されている前記商品を撹拌する商品排出装置。
  2. 前記収納庫は、前記取入口に向かって下り傾斜となる底壁を有する請求項1に記載の商品排出装置。
  3. 前記導入部は、
    前記ハンドル本体を、その軸線方向に離間した少なくとも2カ所で回動可能に支持する円形の孔によって形成された支持部を有し、
    前記ハンドル本体は、前記支持部によって支持される被支持部の断面輪郭が六角形状である請求項1又は2に記載の商品排出装置。
  4. 前記ハンドル本体は、
    前記導入部によって導かれた一つの前記商品を収納可能な凹部を備える請求項1からの何れか一項に記載の商品排出装置。
  5. 前記商品が積み上がることを防止する防止板を前記取入口の上方に備える請求項1からの何れか一項に記載の商品排出装置。
JP2013180697A 2013-08-30 2013-08-30 商品排出装置 Active JP5639699B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013180697A JP5639699B1 (ja) 2013-08-30 2013-08-30 商品排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013180697A JP5639699B1 (ja) 2013-08-30 2013-08-30 商品排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5639699B1 true JP5639699B1 (ja) 2014-12-10
JP2015049696A JP2015049696A (ja) 2015-03-16

Family

ID=52145696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013180697A Active JP5639699B1 (ja) 2013-08-30 2013-08-30 商品排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5639699B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020109596A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 耕一 柳谷 物品払出装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11513260A (ja) * 1995-09-06 1999-11-16 ストリッド,エリク 砂糖菓子のための販売機
JP2003164657A (ja) * 2001-12-03 2003-06-10 Rezzu:Kk 景品排出装置の内部機構
JP2005309981A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Kokoro:Kk 自動販売機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11513260A (ja) * 1995-09-06 1999-11-16 ストリッド,エリク 砂糖菓子のための販売機
JP2003164657A (ja) * 2001-12-03 2003-06-10 Rezzu:Kk 景品排出装置の内部機構
JP2005309981A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Kokoro:Kk 自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015049696A (ja) 2015-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070108014A1 (en) Coin-operated item vending and game apparatus housing with foreign object removal-enabling means
TW201426645A (zh) 自動販賣機出貨機構
US20190114866A1 (en) Item dispensing device
JP3383631B2 (ja) 物品排出装置
JP5639699B1 (ja) 商品排出装置
CN100568301C (zh) 包装商品输出装置
JP5130873B2 (ja) 自動販売機の商品収納装置
TWI552114B (zh) Coinage device
TW201426649A (zh) 直積式貨道
JPH0916832A (ja) 球状商品販売機
JP7325482B2 (ja) 玩具
JP5684197B2 (ja) 収容物取出装置
CN106157435B (zh) 出币机的推币装置
JP2016195634A (ja) 遊技機
JP2009199555A (ja) 薄物商品販売機
KR20080012194A (ko) 자동 판매기
JP2022000269A (ja) 遊技機
JP2003070979A (ja) 遊技メダルの投入装置
WO2018047455A1 (ja) 投入物品選別装置、投入物品検出装置及び収容物取出装置
JP4181194B2 (ja) 硬貨収容装置、硬貨収容装置を備えた硬貨検出装置、硬貨検出装置を備えた物品取出装置
JP2019053468A (ja) 商品販売機
TW201503064A (zh) 自動販賣機
JP3191228U (ja) 抽選器
JP5565052B2 (ja) 自動販売機
JP2007219921A (ja) 回転式抽選器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5639699

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250