JP5639575B2 - 映像監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、監視対象に設けられた被監視サイトを遠隔的に監視する監視サイトを備えた映像監視システムに係り、特に広域災害が発生したときの監視対象の映像を監視する映像監視システムに関する。
従来より、駅舎やビル等を監視する監視業務において、駅舎やビル等の監視対象を遠隔的に監視する映像監視システムが用いられている。この映像監視システムでは、監視される側のサイト(被監視サイト)は、監視対象を撮影する監視カメラと、この監視カメラで撮影された映像を記録する記録装置とを備えることにより、人件費を削減するために常駐警備員を配置しないようにしている。
一方、駅舎の監視拠点やビルオーナーの事務所等のように監視する側のサイト(監視サイト)は、被監視サイトの記録装置に記録された映像を表示する監視端末装置を備え、監視サイトに駐在する監視者が監視端末装置を用いて画面に映し出された監視対象の映像を確認している。
ここで、被監視サイトは、広域災害が発生したときにその旨を知らせる信号を監視サイトへ送信する広域災害信号手段を備え、この広域災害信号手段は、例えば広域災害として地震が発生したときにその揺れを検知する地震計センサから成っている。この場合、被監視サイトの記録装置は、地震計センサから検知された地震による揺れの信号をトリガとして広域災害が発生したときの静止画を保存し、監視者が記録装置から静止画を取り出して任意に確認するようにしている。
従って、監視者は、監視端末装置の画面から広域災害を受けた監視対象の映像を確認した場合には、警備会社の警備員や巡回担当者を当該被監視サイトに派遣して対応させるようにしている。このように、広域災害が発生した場合には、監視者は警備員や巡回担当者に対して的確な指示を行う必要があり、特に監視対象が複数ある場合には監視対象の映像の確認作業に多くの時間がかかることが問題になっていた。
そこで、監視カメラの映像を含む予め定められた複数の情報を収集する手段と、これらの情報を例えば監視サイトの監視端末装置の同一画面上に複数の表示部により同時に表示する表示制御手段とを備え、監視者はこの表示制御手段によって表示された複数の情報を同時に目視することにより、監視対象が複数あってもその様子を容易に確認することができる管理システムが従来技術の1つとして提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−251178号公報
上述した特許文献1に開示された従来技術の管理システムでは、台風や地震等の広域災害が発生した場合には、その影響が広い範囲に及ぶので、各場所に設置された地震計センサ等の広域災害信号手段による信号が多く出力され、表示制御手段によって監視端末装置の同一画面上に同時に複数の情報が表示されることになる。これにより、監視者は監視端末装置の画面から多くの監視対象の様子を1度に確認することができるが、画面に映し出された複数の情報のうちどの情報が重要であるのかまで目視で見分けるのは困難である。そのため、被害を受けた監視対象のうち迅速な対応が求められる監視対象があるにも拘らず、この監視対象が後回しにされることが懸念されている。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、被監視サイトの監視対象に対して適切な対応を行うことができる映像監視システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の映像監視システムは、複数の監視対象にそれぞれ設けられた複数の被監視サイトと、前記各監視対象を遠隔的に監視する監視サイトを備え、前記各被監視サイトは、前記各監視対象を撮影する監視カメラと、前記監視カメラで撮影された映像を記録する記録装置と、広域災害が発生したときにその旨を知らせる信号を前記監視サイトへ送信する広域災害信号手段とを有し、前記監視サイトは、前記各被監視サイトの前記記録装置に通信回線を介して接続され、これらの記録装置に記録された映像を表示する監視端末装置を有する映像監視システムにおいて、前記監視サイトは、前記広域災害信号手段から前記信号を受信した場合、前記監視端末装置の画面を広域災害用の表示画面として設定された広域災害画面に変更する画面変更手段を有し、前記広域災害画面は、広域災害が発生したときに前記各被監視サイトの前記監視カメラによって撮影された複数の静止画を、予め設定された優先順位に基づいて配列して表示する静止画表示部と、この静止画表示部によって表示された前記複数の静止画のうち選択された静止画に対応する動画を表示する動画表示部と、発生した広域災害に対する対応状況の一覧を表示する一覧表示部と、発生した広域災害に対する対応を保留する保留状態として処理する保留ボタンと、発生した広域災害に対する対応が完了した完了状態として処理する完了ボタンとを含み、前記監視端末装置は、前記完了ボタンが操作されたとき、前記複数の静止画のうち選択された静止画を削除した後、前記一覧表示部に表示された広域災害に対する対応状況の一覧において同時期に発生した広域災害の全件に対して前記保留ボタンによる処理あるいは前記完了ボタンによる処理が行われたかどうかを判断し、前記一覧表示部に表示された広域災害に対する対応状況の一覧において同時期に発生した広域災害の全件に対して前記保留ボタンによる処理あるいは前記完了ボタンによる処理が行われていないと判断した場合に、前記静止画表示部に表示された各静止画を優先順位に基づいて再度配列することを特徴としている。
このように構成した本発明は、各被監視サイトの監視カメラによって撮影された映像は記録装置に記録されており、これらの映像は監視サイトの監視端末装置によって静止画及び動画として表示されるので、監視者は表示された映像を確認することができる。ここで、広域災害が発生した場合には、広域災害信号手段によって信号が出力されるので、監視端末装置の画面は画面変更手段によって広域災害画面に切り替わる。
このとき、監視端末装置の画面上に映し出された広域災害画面の静止画表示部に、各静止画が予め設定された優先順位で配列されるので、監視者は早急に確認すべき監視対象の映像を容易に見分けることができる。従って、監視者は、監視端末装置の画面上に映し出された広域災害画面において静止画表示部の各静止画の中から優先順位の高い静止画を選択することにより、選択された静止画に対応する動画が動画表示部に表示されるので、監視者はこの動画から広域災害を受けた監視対象の様子を詳細に知ることができる。これにより、被監視サイトの監視対象に対して適切な対応を行うことができる。
また、本発明に係る映像監視システムは、前記発明において、前記広域災害画面は、日時を指定する日時指定部を含み、前記動画表示部は、この日時指定部によって指定された日時以降の動画を表示することを特徴としている。このように構成すると、監視者は、確認したい動画の日時を日時指定部で指定することにより、動画の不要な部分を省くことができるので、被監視サイトにおける監視対象の映像の確認作業にかかる時間を削減することができる。
本発明の映像監視システムによれば、広域災害が発生した場合、画面変更手段によって監視端末装置の画面上に広域災害画面が映し出され、この広域災害画面の静止画表示部に複数の監視対象の静止画が予め設定された優先順位で配列される。そのため、監視者はこの優先順位に応じて静止画を選択することにより、選択された静止画に対応する動画が動画表示部で表示されるので、監視者はこの動画から広域災害を受けた監視対象の様子を詳細に知ることができる。これにより、被監視サイトの監視対象に対して適切な対応を行うことができ、従来よりも監視業務の確実性を向上させることができる。
本発明に係る映像監視システムの一実施形態の構成を示す図である。 図1に示すパソコンに映し出された広域災害画面を説明する図である。 図1に示すパソコンに映し出された通常発報画面を説明する図である。 本実施形態におけるパソコンの画面上の処理動作を説明するフローチャートである。 本実施形態における各駅舎サイトのカメラサーバの動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係る映像監視システムを実施するための形態を図に基づいて説明する。
本発明に係る映像監視システムの一実施形態は、図1に示すように複数の監視対象にそれぞれ設けられた複数の被監視サイトと、各監視対象を遠隔的に監視する監視サイトを備えている。各被監視サイトは、例えば各地域の駅舎に設けられた駅舎サイト1から構成されている。
各駅舎サイト1は、各駅舎の監視対象を撮影する複数の監視カメラ2と、これらの監視カメラ2で撮影された映像を記録する記録装置3と、監視サイト7との通信を可能にするインターネット網14に接続されたルータ5と、記録装置3及びルータ5にそれぞれ接続され、記録装置3を介して監視カメラ2によって撮影された監視対象の映像を取り込んでインターネット網14に送信するカメラサーバ4とを有している。なお、記録装置3に記録される映像は映像データとして格納される。
また、各駅舎サイト1は、広域災害が発生したときにその旨を知らせる信号を監視サイト7へ送信する広域災害信号手段を有している。この広域災害信号手段は、例えば広域災害として地震が発生したときにその揺れの信号を検出するセンサ6から成っており、このセンサ6はカメラサーバ4に接続されている。
一方、監視サイト7は、各駅舎サイト1の記録装置3にインターネット網14を介して接続され、これらの記録装置3に記録された映像を表示する監視端末装置、例えばパソコン8を有している。具体的には、監視サイト1は、駅舎サイト1と同様にインターネット網14に接続されたルータ9を有し、パソコン8がこのルータ9に接続されている。
従って、各駅舎サイト1の記録装置3に記録された映像がカメラサーバ4によってインターネット網14を通じてパソコン8へ送信される。そして、パソコン8は、受信した映像を画面に表示するようにしている。なお、監視サイト7でパソコン8の画面から各駅舎サイト1の映像を監視する監視者は、パソコン8を操作することによって各駅舎サイト1の記録装置3の制御も行えるようになっている。
本実施形態は、各駅舎サイト1の記録装置3に記録された映像を収集するデータセンタ10を備えている。このデータセンタ10は、インターネット網14に接続されたルータ13と、このルータ13に接続され、各駅舎サイト1のカメラサーバ4がセンサ6から地震の揺れの信号を取り込んだ時の日時の情報、及び関連する監視カメラ2の番号等の情報を記憶するCPU11と、このCPU11に接続され、インターネット網14に送信された各種の情報を蓄えるDB(データベース)12とを有している。このDB12は、例えば各駅舎サイト1の記録装置3に記録された映像がカメラサーバ4に取り込まれた際に、この映像をインターネット網14を通じて格納するようにしている。
本実施形態では、図2に示すように監視サイト7は、各駅舎サイト1のセンサ6から信号を受信した場合、パソコン8の画面を広域災害用の表示画面として設定された広域災害画面8Aに変更する画面変更手段(図示せず)を有している。また、広域災害画面8Aは、地震が発生したときに各駅舎サイト1の監視カメラ2によって撮影された複数の静止画を表示する静止画表示部8Aaと、この静止画表示部8Aaによって表示された複数の静止画のうち選択された静止画に対応する動画を表示する動画表示部8Abとを含んでいる。上述した静止画表示部8Aaは、各静止画を予め設定された優先順位に基づいて配列するようになっている。
広域災害画面8Aは、静止画表示部8Aa及び動画表示部8Abの他に、例えば各駅舎サイト1の記録装置3に対して遠隔的な操作を開始する操作開始ボタン8Acと、この操作開始ボタン8Acによって開始された遠隔的な操作から復帰させる復帰ボタン8Aeと、動画表示部8Abに表示された動画の再生を開始又は静止させる開始/静止ボタン8Adと、動画表示部8Abに表示された動画を逆再生させる逆再生ボタン8Afとを有している。
本実施形態では、広域災害画面8Aは日時を指定する日時指定部8Agを含み、この日時指定部8Agによる日時の指定は、例えば監視者がパソコン8に付属されたキーボード等の操作ボタン(図示せず)を操作することによって行われる。そして、広域災害画面8Aは、日時指定部8Agによって指定された日時に対して、記録装置3に記録された映像の中から該当する日時以降の映像を検索する検索ボタン8Ahを有し、動画表示部8Abは、監視者がこの検索ボタン8Ahを操作することにより、日時指定部Agで指定された日時以降の動画を表示するようになっている。
また、広域災害画面8Aは、発生した広域災害に対する対応状況の一覧を表示する一覧表示部8Aiと、発生した広域災害の緊急性が低い場合に保留状態として処理する保留ボタン8Ajと、発生した広域災害の対応が完了した場合に完了状態として処理する完了ボタン8Akとを有している。
ここで、静止画表示部8Aaに表示される各静止画の優先順位は、例えば各駅舎サイト1の常駐者の有無や駅舎サイト1へ担当者を派遣するのにかかる時間等を数値化することによって各駅舎サイト1における監視対象の重要度を算出し、算出された重要度に基づいて決定される。そして、静止画表示部8Aaは、決定された優先順位が高い順に各静止画を画面の上部から下部に向かって並べるようにしている。なお、広域災害画面8Aは、動画表示部8Abに表示されている動画の1つ前に表示された動画に戻る前ボタン8Alと、動画表示部8Abに表示されている動画の1つ後に表示された動画に進む次ボタン8Amとを有している。
本実施形態では、図3に示すように監視サイト7は、各駅舎サイト1のセンサ6から信号を受信するまで、パソコン8の画面を通常用の表示画面として設定された通常発報画面8Bを表示するようにしている。また、通常発報画面8Bは、地震が発生していないときに各駅舎サイト1のうち発報された駅舎サイトの監視カメラ2で撮影された静止画を表示する静止画表示部8Baと、この静止画表示部8Baによって表示された静止画に対応する動画を表示する動画表示部8Bbとを含んでいる。
通常発報画面8Bは、静止画表示部8Ba及び動画表示部8Bbの他に、例えば各駅舎サイト1の記録装置3に対して遠隔的な操作を開始する操作開始ボタン8Bgと、この操作開始ボタン8Bgによって開始された遠隔的な操作から復帰させる復帰ボタン8Bhと、動画表示部8Bbに表示された動画の再生を開始又は静止させる開始/静止ボタン8Biと、動画表示部8Bbに表示された動画を逆再生させる逆再生ボタン8Bjとを有している。
本実施形態では、通常発報画面8Bは日時を指定する日時指定部8Bkを含み、この日時指定部8Bkによる日時の指定は、例えば監視者がパソコン8に付属されたキーボード等の操作ボタン(図示せず)を操作することによって行われる。そして、通常発報画面8Bは、日時指定部8Bkによって指定された日時に対して、記録装置3に記録された映像の中から該当する日時以降の映像を検索する検索ボタン8Blを有し、動画表示部8Bbは、監視者がこの検索ボタン8Blを操作することにより、日時指定部8Bkで指定された日時以降の動画を表示するようになっている。
また、通常発報画面8Bは、通常発報に対する対応状況の一覧を表示する一覧表示部8Bmと、通常発報の緊急性が低い場合に保留状態として処理する保留ボタン8Bfと、通常発報の対応が完了した場合に完了状態として処理する完了ボタン8Beと、動画表示部8Bbに表示されている動画の1つ前に表示された動画に戻る前ボタン8Bcと、動画表示部8Bbに表示されている動画の1つ後に表示された動画に進む次ボタン8Bdと、通常発報の全件の対応が完了した場合に完了状態として処理する全件完了ボタン8Bnとを有している。
次に、本実施形態におけるパソコンの画面上の処理動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。
本実施形態は、図4に示すように広域災害として地震が発生した場合に、各駅舎サイト1のセンサ6が地震の揺れを検出すると、その信号をカメラサーバ4へ送信する。各カメラサーバ4はセンサ6から信号を受信すると、当該信号をインターネット網14を介してデータセンタ10と監視サイト7のパソコン8へ送信する(ステップ(以下、Sと記す)1)。
ここで、パソコン8は、手順S1において信号を受信するまで通常発報画面8Bを表示しており、センサ6からの信号の受信の有無を確認することにより、地震が発生したかどうかを判断する(S2)。このとき、パソコン8は、地震が発生していないと判断すると、通常発報画面8Bの表示を継続させる(S3)。そして、監視サイト7の監視者が通常発報画面8Bの完了ボタン8Beを操作して通常発報に関する処理を完了することにより(S4)、対応を完了して本実施形態におけるパソコンの画面上の処理動作を終了する。一方、監視者が通常発報に関する処理を完了しなければ(S4)、手順S3の動作に戻る。
手順S2においてパソコン8は、地震が発生したと判断すると、画面変更手段によって画面に表示された通常発報画面8Bを広域災害画面8Aへ変更すると共に、一覧表示部8Aiの地震に対する対応状況の一覧に発生した地震を追加して表示する(S5)。次に、パソコン8は、静止画表示部8Aaに各静止画を予め設定された優先順位に基づいて優先順位が高い順に各静止画を画面の上部から下部に向かって配列し、これらの静止画のうち監視者によって選択されるまで優先順位が最も高い静止画、すなわち画面の最上部の静止画に対応する動画を動画表示部8Abに表示する(S6)。そして、パソコン8は監視者によって静止画表示部8Aaの静止画が選択されたかどうかを判断する(S7)。
このとき、パソコン8は静止画表示部8Aaの静止画が選択されたと判断した場合には、選択された静止画に対応する動画を動画表示部8Abに表示する(S8)。従って、動画表示部8Abには、選択された静止画を撮影した監視カメラ2の現在の映像が映し出されることになるが、監視者が日時指定部8Agによって日時を指定した場合には、その日時以降の動画を記録装置3に記録された映像から取り出して表示することになる。
次に、監視者は、パソコン8に表示された動画表示部8Abの動画を確認し、担当者を地震を受けた現地へ派遣する必要があるかどうかを判断する(S9)。このとき、監視者は担当者を現地へ派遣する必要がないと判断した場合には、担当者を現地へ派遣せず、担当者を現地へ派遣する必要があると判断した場合には、担当者に連絡して現地へ派遣するように指示し(S10)、状況に応じて保留ボタン8Ajあるいは完了ボタン8Akを操作する。
次に、パソコン8は保留ボタン8Ajあるいは完了ボタン8Akが操作されたかどうかを判断する(S11)。また、パソコン8は、手順S7において静止画表示部8Aaの静止画が選択されていないと判断した場合にも、保留ボタン8Ajあるいは完了ボタン8Akが操作されたかどうかを判断する。
このとき、パソコン8は、保留ボタン8Ajが操作されたと判断した場合には、一覧表示部8Aiの地震に対する対応状況の一覧において手順S5で追加して表示された地震に対して保留状態が表示される。一方、パソコン8は、完了ボタン8Akが操作されたと判断した場合には、一覧表示部8Aiの地震に対する対応状況の一覧において手順S5で追加して表示された地震を削除すると共に、手順S7において選択された静止画を削除する。
次に、パソコン8は、一覧表示部8Aiに表示された地震に対する対応状況の一覧において同時期に発生した地震の全件に対して上述の保留あるいは完了の処理が行われたどうかを判断する(S12)。このとき、パソコン8は、一覧表示部8Aiに表示された地震に対する対応状況の一覧において同時期に発生した地震の全件に対して保留又は完了の処理が行われていないと判断した場合に、静止画表示部8Aaに表示された各静止画を優先順位に基づいて再度配列し(S13)、手順S8〜S12の動作を繰り返す。
そして、パソコン8は、一覧表示部8Aiに表示された地震に対する対応状況の一覧において同時期に発生した地震の全件に対して保留又は完了の処理が行われたと判断した場合には、画面変更手段によって画面に表示された広域災害画面8Aを通常発報画面8Bへ変更し、手順S3の動作に戻る。
次に、本実施形態における各駅舎サイトのカメラサーバの動作を図5のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
本実施形態では、図5に示すように広域災害として地震が発生した場合に、各駅舎サイト1のセンサ6が地震の揺れを検出すると(S101)、その信号をカメラサーバ4へ送信する。カメラサーバ4はセンサ6から信号を受信すると(S102)、記録装置3が監視カメラ2で撮影している映像を映像データとして格納し(S103)、当該信号をインターネット網14を介してデータセンタ10と監視サイト7のパソコン8へ送信する(S104)。
次に、各駅舎サイト1のカメラサーバ4は、映像データを送信する旨の要求の受信があったかどうかを判断する(S105)。このとき、各カメラサーバ4は、映像データを送信する旨の要求の受信があったと判断した場合には、記録装置3の映像データを要求元へ送信し(S106)、要求元から映像データを再生する旨の要求の受信があったかどうかを判断する。一方、手順S105において各カメラサーバ4は、映像データを送信する旨の要求の受信がないと判断した場合には、そのまま手順S106の動作に進む。
次に、手順S106において各カメラサーバ4は、記録装置3の映像データを再生する旨の要求の受信があったと判断した場合には、記録装置3に格納されている映像データを再生し(S108)、再生した映像をインターネット網14を介して監視サイト7のパソコン8へ送信する(S109)。一方、手順S106において各カメラサーバ4は、記録装置3の映像データを再生する旨の要求の受信がないと判断した場合には、各監視対象の監視動作を継続する。
次に、手順S109において映像がパソコン8へ送信された後、各カメラサーバ4は、映像データの再生を終了する旨の要求の受信があったかどうかを判断する(S110)。このとき、各カメラサーバ4は、映像データの再生を終了する旨の要求の受信があったと判断した場合には、映像データの再生を終了する(S111)。そして、監視カメラ2によって撮影されている現在の映像をパソコン8へ送信し(S112)、各監視対象の監視動作を継続する。
このように構成した本実施形態によれば、各駅舎サイト1の監視カメラ2によって撮影された映像は記録装置3に記録されており、これらの映像はインターネット網14を介して監視サイト7のパソコン8で静止画及び動画として表示されるので、監視者は表示された映像を確認することができる。そして、手順S1において各駅舎サイト1のセンサ6によって地震が発生したことを知らせる信号が出力された場合には、手順S5においてパソコン8の画面は画面変更手段によって通常発報画面8Bから広域災害画面8Aに切り替わる。
このとき、手順S6においてパソコン8の画面上に映し出された広域災害画面8Aの静止画表示部8Aaに、各静止画が予め設定された優先順位に基づいて優先順位が高い順に画面の上部から下部に向かって配列されるので、監視者は早急に確認すべき監視対象の映像を容易に見分けることができる。従って、監視者は、手順S7においてパソコン8の画面上に映し出された広域災害画面8Aにおいて静止画表示部8Aaの各静止画の中から優先順位の高い静止画、すなわち静止画表示部8Aaの最上部の静止画を選択することにより、選択された静止画に対応する動画が動画表示部8Abに表示されるので、監視者はこの動画から地震を受けた監視対象の様子を詳細に知ることができる。これにより、各駅舎サイト1の監視対象に対して適切な対応を行うことができ、監視業務の確実性を向上させることができる。
また、本実施形態は、監視者は広域災害画面8Aの日時指定部8Agで日時を指定した後、検索ボタン8Ahを操作することにより、記録装置3に記録された映像の中から指定した日時以降の動画を動画表示部8Abに表示できるので、動画の不要な部分を省くことができる。これにより、監視対象の映像の確認作業を効率良く行うことができる。
なお、上述した本実施形態では、広域災害として地震が発生した場合について説明したが、この場合に限らず、本発明は地震以外の洪水等の災害が発生した場合にも適用可能である。
1 駅舎サイト(被監視サイト)
2 監視カメラ
3 記録装置
4 カメラサーバ
6 センサ(広域災害信号手段)
7 監視サイト
8 パソコン
8A 広域災害画面
8Aa,8Ba 静止画表示部
8Ab,8Bb 動画表示部
8Ac,8Bg 操作開始ボタン
8Ad,8Bi 開始/静止ボタン
8Ae,8Bh 復帰ボタン
8Af,8Bj 逆再生ボタン
8Ag,8Bk 日時指定部
8Ah,8Bl 検索ボタン
8Ai,8Bm 一覧表示部
8Aj,8Bf 保留ボタン
8Ak,8Be 完了ボタン
8Al,8Bc 前移動ボタン
8Am,8Bd 次移動ボタン
8B 通常発報画面
8Bn 全件完了ボタン
14 インターネット網

Claims (2)

  1. 複数の監視対象にそれぞれ設けられた複数の被監視サイトと、前記各監視対象を遠隔的に監視する監視サイトを備え、前記各被監視サイトは、前記各監視対象を撮影する監視カメラと、前記監視カメラで撮影された映像を記録する記録装置と、広域災害が発生したときにその旨を知らせる信号を前記監視サイトへ送信する広域災害信号手段とを有し、前記監視サイトは、前記各被監視サイトの前記記録装置に通信回線を介して接続され、これらの記録装置に記録された映像を表示する監視端末装置を有する映像監視システムにおいて、
    前記監視サイトは、
    前記広域災害信号手段から前記信号を受信した場合、前記監視端末装置の画面を広域災害用の表示画面として設定された広域災害画面に変更する画面変更手段を有し、
    前記広域災害画面は、
    広域災害が発生したときに前記各被監視サイトの前記監視カメラによって撮影された複数の静止画を、予め設定された優先順位に基づいて配列して表示する静止画表示部と、
    この静止画表示部によって表示された前記複数の静止画のうち選択された静止画に対応する動画を表示する動画表示部と
    発生した広域災害に対する対応状況の一覧を表示する一覧表示部と、
    発生した広域災害に対する対応を保留する保留状態として処理する保留ボタンと、
    発生した広域災害に対する対応が完了した完了状態として処理する完了ボタンとを含み、
    前記監視端末装置は、前記完了ボタンが操作されたとき、前記複数の静止画のうち選択された静止画を削除した後、前記一覧表示部に表示された広域災害に対する対応状況の一覧において同時期に発生した広域災害の全件に対して前記保留ボタンによる処理あるいは前記完了ボタンによる処理が行われたかどうかを判断し、前記一覧表示部に表示された広域災害に対する対応状況の一覧において同時期に発生した広域災害の全件に対して前記保留ボタンによる処理あるいは前記完了ボタンによる処理が行われていないと判断した場合に、前記静止画表示部に表示された各静止画を優先順位に基づいて再度配列することを特徴とする映像監視システム。
  2. 請求項1に記載の映像監視システムにおいて、
    前記広域災害画面は、日時を指定する日時指定部を含み、
    前記動画表示部は、この日時指定部によって指定された日時以降の動画を表示することを特徴とする映像監視システム。
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