JP6576119B2 - 出力装置、映像監視システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

出力装置、映像監視システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、出力装置、映像監視システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、複数台のネットワークカメラの映像を表示する映像監視システムにおいては、モニタ画面を分割して複数のネットワークカメラからの映像を同時に表示する方法が行われていた。更に、モバイル端末や移動情報端末装置等の端末装置を用いて監視を行う場合、映像監視システムの出力装置は、移動中の端末装置に映像を表示する制御を行っている。
例えば、特許文献1には、複数台のカメラからの映像をモニタ上に分割表示する表示装置が開示されている。特許文献2には、現在地から目的地までの経路を設定することで、遠隔カメラからのライブ映像を有効に切り替えて表示し、カメラ制御や制御権予約ができる移動情報端末装置が開示されている。
また、特許文献3では、端末の位置が特定されて、その位置に応じた地域に予め登録された情報を表示させるような広告システムも開示されている。
特開平10−234032号公報 特開2004−194012号公報 特表2008−538250号公報
モバイル端末で監視を行う際は、モバイル端末は、固定のモニタ画面と比較して小さい画面で表示をするので、複数のネットワークカメラからの映像を選択的に切り換えて表示する必要があるため、映像は選択的に表示されている。
しかしながら、例えば監視業務における巡回中にモバイル端末を用いるような際に、監視員は複数のネットワークカメラが撮影した複数の映像のうちから、モバイル端末上で表示させる映像を選択しなければならないという煩雑な手間があった。
そこで、本発明は、煩雑な手間をかけることなく、端末装置が監視の対象である映像を表示できるようにすることを目的とする。
そこで、本発明の出力装置は、端末装置から前記端末装置の位置情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮影範囲に前記端末装置を含む撮像装置を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置から、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、を有する。
本発明によれば、煩雑な手間をかけることなく、端末装置が監視の対象である映像を表示できるようにすることができる。
映像監視システムのシステム構成の一例を示す図である。 監視カメラ及びビューワークライアントのハードウェア構成等の一例を示す図である。 録画サーバー及びモバイルビューワーのハードウェア構成等の一例を示す図である。 映像監視システムの各構成要素の機能構成等の一例を示す図である。 ビューワークライアントの表示領域の表示態様の一例を示す図である。 モバイルビューワーの表示領域の表示態様の一例を示す図である。 判定部の処理の一例を示すフローチャートである。 監視カメラの設置状況等の一例を示す図である。 監視カメラの設置位置データ等の一例を示す図である。 通報部の処理の一例を示すフローチャートである。 通報データ内のイベント情報の一例を示す図である。 モバイル操作部の処理の一例を示すフローチャートである。 登録部の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、映像監視システムのシステム構成の一例を示す図である。本実施形態では、映像監視システムは、映像をネットワーク195に配信する少なくとも1つ以上の監視カメラ100、監視カメラ100からの映像を蓄積する録画サーバー300、を含む。また、映像監視システムは、監視カメラ100又は録画サーバー300からの映像を表示するビューワークライアント200を含む。更に、映像監視システムは、少なくとも1つ以上のモバイルビューワー400(400−1、400−2等)、システム構成要素である装置を相互につなぐネットワーク195等を含む。本実施形態において、監視カメラ100は、監視カメラ100−1、100−2、100−3等を含む。
また、監視カメラ100に含まれる監視カメラは、電子データを時系列データとして生成する装置である。時系列データとは、時間的な変化を、連続的に(又は一定間隔おいて)観測して得られたデータである。監視カメラ100に含まれる監視カメラは、更に、映像以外の音声データや温度計・接点I/O等のセンサーの出力結果を時系列データとして生成することとしてもよい。
本実施形態の映像監視システムの主たる用途は、監視業務であり、ビューワークライアント200は、数十台から数千台の監視カメラからの映像やイベントを受信し同時に表示することができる。
また、モバイルビューワー400も複数台の監視カメラからの映像やイベントを受信し同時に表示することができるものとする。しかし、表示画面が小さいため、同時に表示するとユーザによる詳細な監視が難しくなる。
図2は、監視カメラ及びビューワークライアントのハードウェア構成の一例を示す図である。
監視カメラ100に含まれる監視カメラは、CPU110、一次記憶装置120、二次記憶装置130、ビデオキャプチャI/F140、制御I/F150、機器I/F160、ネットワークI/F190等を含む。前記監視カメラの各ハードウェア構成要素は、内部バス180を介して相互に接続されている。
CPU110は、前記監視カメラ全体の動作を制御する中央演算装置である。
一次記憶装置120は、例えばRAM等の書き込み可能な記憶装置である。監視カメラ100は、一次記憶装置120にOS、各種プログラム、各種データ等をロードする。また、一次記憶装置120は、OSや各種プログラムの作業領域としても使用される。
二次記憶装置130は、磁気ディスクドライブ、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、CD−ROMドライブ等に代表される不揮発性を持った記憶装置である。二次記憶装置130は、OSや各種プログラム及び各種データの記憶領域として使用される他に、各種データ、各種の設定された閾値等のデータの記憶領域としても使用される。
ビデオキャプチャI/F140には、撮像装置145が接続され、撮像装置145が撮影した画像データを取得する。また、ビデオキャプチャI/F140は、設定されたフォーマットに変換・圧縮して一次記憶装置120に転送する。
制御I/F150には、雲台155が接続され、雲台155のパン機構、チルト機構、ローテーション機構、ズーム機構等の状態を取得したり、雲台155を制御したりする。
機器I/F160は、I/O機器165と接続可能であり、外部からの信号、割り込み等を受け付けたり、外部へ信号を出力したりする。
ネットワークI/F190は、DVR等の録画装置との接続、Ethernet(登録商標)等の通信媒体を介して各種クライアントとの通信、等に利用されるI/Fである。
CPU110が、一次記憶装置120又は二次記憶装置130に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する前記監視カメラの機能及び処理が実現される。
ビューワークライアント200は、CPU210、一次記憶装置220、二次記憶装置230、キーボード240、マウス250、ディスプレイ260、ネットワークI/F290等を含む。ビューワークライアント200の各ハードウェア構成要素は、内部バス280を介して相互に接続されている。
CPU210は、ビューワークライアント200全体の動作を制御する中央演算装置である。
一次記憶装置220は、一次記憶装置120と同様のものである。
二次記憶装置230は、二次記憶装置130と同様のものである。
キーボード240、マウス250は、接続された装置に対して入力を行うために利用される入力装置である。
ディスプレイ260は、表示を行う出力装置である。
ネットワークI/F290は、ネットワーク195との接続に利用されるI/Fであり、ネットワークI/F190と同様のものである。ビューワークライアント200は、ネットワークI/F290を介して、ネットワーク195に接続された他の装置と接続される。
CPU210が、一次記憶装置220又は二次記憶装置230に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、後述するビューワークライアント200の機能及び処理が実現される。
図3は、録画サーバー及びモバイルビューワーのハードウェア構成の一例を示す図である。
録画サーバー300は、CPU310、一次記憶装置320、二次記憶装置330、キーボード340、マウス350、ディスプレイ360、ネットワークI/F390等を含む。録画サーバー300の各ハードウェア構成要素は、内部バス380を介して相互に接続されている。録画サーバー300は、出力装置の一例である。
CPU310は、録画サーバー300全体の動作を制御する中央演算装置である。
一次記憶装置320は、一次記憶装置120と同様のものである。
二次記憶装置330は、二次記憶装置130と同様のものである。
キーボード340、マウス350は、接続された装置に対して入力を行うために利用される入力装置である。
ディスプレイ360は、表示を行う出力装置である。
ネットワークI/F390は、ネットワーク195との接続に利用されるI/Fであり、ネットワークI/F190と同様のものである。録画サーバー300は、ネットワークI/F390を介して、ネットワーク195に接続された他の装置と接続される。
CPU310が、一次記憶装置320又は二次記憶装置330に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する録画サーバー300の機能及び後述するフローチャートの処理が実現される。
モバイルビューワー400は、CPU410、一次記憶装置420、二次記憶装置430、入力デバイス440、撮像デバイス450、表示デバイス460、ネットワークI/F490等を含む。モバイルビューワー400の各ハードウェア構成要素は、内部バス480を介して相互に接続されている。モバイルビューワー400では、二次記憶装置430や撮像デバイス450を含まない構成であってもよい。モバイルビューワー400は、端末装置の一例である。
CPU410は、モバイルビューワー400全体の動作を制御する中央演算装置である。一次記憶装置420は、一次記憶装置120と同様のものである。二次記憶装置430は、二次記憶装置130と同様のものである。
入力デバイス440は、モバイルビューワー400への入力に利用される入力装置である。
撮像デバイス450は、モバイルビューワー400で撮像に利用されるカメラ等の撮像装置である。
表示デバイス460は、モバイルビューワー400で表示に利用される表示装置であり、例えば、コンパクトなディスプレイ等で構成される。また、入力を受け付けるためのミニキーボードやタッチパネル等のデバイスを含んでいてもよい。モバイルビューワー400は、表示デバイス460に対して、映像表示を行う。
ネットワークI/F490は、ネットワーク195との接続に利用されるI/Fであり、ネットワークI/F190と同様のものである。モバイルビューワー400は、ネットワークI/F490を介して、ネットワーク195に接続された他の装置と接続される。
CPU410が、一次記憶装置420又は二次記憶装置430に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、後述するモバイルビューワー400の機能及び後述するフローチャートの処理が実現される。
本実施形態の映像監視システムにおいて、監視カメラ100とビューワークライアント200とは、有線ネットワークを介して接続されており、録画サーバー300とモバイルビューワー400とは、無線ネットワークを介して接続されているものとする。しかし、監視カメラ100とビューワークライアント200とは、無線ネットワークを介して接続されていてもよいし、録画サーバー300とモバイルビューワー400とは、有線ネットワークを介して接続されていてもよいものとする。
図4は、映像監視システムの各構成要素の機能構成等の一例を示す図である。
監視カメラ100に含まれる監視カメラは、それぞれ、撮像部1000、雲台制御部1010、検知部1020、配送部1030等を含む。監視カメラ100に含まれる各監視カメラは、それぞれ一次記憶装置120上に、撮像部1000、雲台制御部1010、検知部1020、配送部1030、等の処理を実行するためのプログラムをロードする。そして、監視カメラ100に含まれる各監視カメラのCPU110がロードされたプログラムを実行することで、各機能の処理が実現される。
また、監視カメラ100の二次記憶装置130は、機器データ1070、撮像データ1080、設定データ1090、等を保存する。
撮像部1000は、ビデオキャプチャI/F140を介して、撮像装置145からの映像を取得し、二次記憶装置130に撮像データ1080を保存するものである。撮像データ1080の保存先は、二次記憶装置130だけでなく一次記憶装置120のような記憶装置やバッファ等でもよい。撮像部1000の処理は、ビデオ映像処理である。
雲台制御部1010は、制御I/F150を介して、雲台155を制御したり、雲台155から情報を受け付けたり、二次記憶装置130に機器データ1070を保存したりする。機器データ1070の保存先は、二次記憶装置130だけでなく一次記憶装置120のような記憶装置やバッファ等でもよい。雲台制御部1010の処理は、雲台駆動型のカメラの制御処理である。
検知部1020は、機器I/F160を介して、I/O機器165を制御したり、I/O機器165からの情報を受け付けたり、一次記憶装置120や二次記憶装置130に機器データ1070を保持したりする。また、検知部1020は、配送部1030に対して、ビューワークライアント200や録画サーバー300への機器データ1070の通知を指示する。検知部1020の処理は、接点制御処理や音声入出力処理等で実現される。
配送部1030は、設定データ1090を読み込み初期化した後、ネットワークI/F190及びネットワーク195を介して、通信部2000、3000、4000に更新された撮像データ1080や通知される機器データ1070を配送する。また、配送部1030は、更新された撮像データ1080や通知される機器データ1070を一次記憶装置120、二次記憶装置130のようなメモリやバッファに保存することができる。配送部1030の処理は、ネットワークカメラが撮影した画像のクライアント装置への配送処理である。
ビューワークライアント200は、通信部2000、表示部2010、操作部2020、通知部2030、等を有するPC等の端末装置である。ビューワークライアント200は、一次記憶装置220上に、通信部2000、表示部2010、操作部2020、通知部2030等の処理を実行するためのプログラムをロードする。そして、CPU210がロードされたプログラムを実行することで、各機能の処理が実現される。
また、ビューワークライアント200は、二次記憶装置230上に、通知データ2060、ビューワーデータ2070、表示レイアウトデータ2080、配送データ2090、等を保存する。
通信部2000は、ネットワーク195及びネットワークI/F290を介して、監視カメラ100や録画サーバー300から配送された撮像データ1080や録画データ3080を受け取り、例えば二次記憶装置230へ配送データ2090として保存する。そして、通信部2000は、表示部2010に対して、保存した配送データ2090の表示を指示する。通信部2000の処理は、通信処理、特に映像受信処理である。
表示部2010は、二次記憶装置230に保存されている配送データ2090が更新されると、ディスプレイ260上に表示しているビューワーアプリケーション(以下では、ビューワー)上の対応する画像を更新するものである。また、表示部2010は、表示レイアウトデータ2080が更新されると、レイアウトを変更する。表示部2010は、通信部2000が取得した複数の映像をディスプレイ260に表示させる表示制御を行う。表示部2010がディスプレイ260上に表示する画面の表示例を図5に示す。
図5は、ビューワークライアント200の表示領域における表示態様の一例を示す図である。ビューワー50は、表示部2010がディスプレイ260上に画面を表示する為に利用するビューワーアプリケーションである。表示レイアウトデータ2080は、表示領域51〜56のレイアウト情報を含む。表示領域51〜56のレイアウト情報は、それぞれ、表示領域51〜56の映像ウィンドウID、対応する監視カメラ100のID、ビューワー50上での表示領域の配置座標を含む。また、表示領域51〜56のレイアウト情報は、表示領域の縦横のサイズ、アクティブ・非アクティブの属性、注目すべきイベントの有無の属性等を含む。ビューワークライアント200による前記レイアウト情報に基づいた監視カメラにより撮影された映像の表示処理は、表示制御処理の一例である。
図5の例は、表示領域51が他と比べてサイズが大きく注目されている状況を示している。表示領域51への映像の表示は、映像の強調表示の一例である。しかし、映像の強調表示の手法は、映像を表示領域51へ表示する手法に限定されず、例えば、映像を全画面に表示する手法、他の映像よりも明るさを上げて表示する手法、注目すべきことを示す文字や記号等を映像に重複して表示する手法、等であってもよい。
注目すべきイベントには、ウィンドウの選択、表示領域51への表示指示、監視カメラ100−1の機器データ1070が通知されたことによるイベント検知、マウス250による通過やMouseOverのようなイベント等がある。
操作部2020は、ディスプレイ260上に表示されているビューワー50からのイベントや監視カメラ100から通知される機器データ1070等を受け付けて、受け付けたイベントやデータに応じた制御を行う。例えば、操作部2020は、マウス等を介したユーザの操作に応じてカメラ映像を配置したり、表示したり、検知された情報に応じた表示・再生等を行ったりするものである。また、操作部2020は、表示レイアウトデータ2080を作成して表示部2010に通知する。操作部2020の処理は、入力部から入力された操作やイベントに応じた処理である。
通知部2030は、操作部2020からの指示に基づいて、ユーザが注目している状況を通知データ2060として一次記憶装置320や二次記憶装置330に保存したり、ネットワーク195を介して録画サーバー300に通知したりする。
図5の例では、表示領域51が注目されているものであり、表示領域51に監視カメラ100−1が対応付けられていれば、通知部2030は、監視カメラ100−1のIDである「ID100−1」を通知データ2060として保存する。そして、通知部2030は、通知データ2060を録画サーバー300に通知する。
録画サーバー300は、通信部3000、蓄積部3010、通報部3020、配送部3030、判定部3040等を含む装置である。録画サーバー300は、一次記憶装置320上に、通信部3000、蓄積部3010、通報部3020、配送部3030、判定部3040等の処理を実行するためのプログラムをロードする。そして、CPU310がロードされたプログラムを実行することで、各機能の処理が実現される。
また、録画サーバー300の二次記憶装置230は、通報データ3060、設置レイアウトデータ3070、録画データ3080、設定データ3090、等を保存する。
通信部3000は、監視カメラ100やビューワークライアント200、ネットワークI/F390及びネットワーク195を介して、モバイルビューワー400から配送された情報を受け取り、例えば録画データ3080として二次記憶装置330に保存する。また、通信部3000は、受け取った情報を、他の機能構成要素に対して通知したりする。通信部3000は、通信処理、特に映像録画処理を行う。
蓄積部3010は、二次記憶装置330の録画データ3080が更新されたり、通信部3000から通知を受けたりすると、録画データ3080に対して属性情報の追加処理等を行う。例えば、蓄積部3010は、録画データ3080に対して、監視カメラ100のIDや日時等の属性を埋め込んだり、イベントの情報と対応付けたりする。蓄積部3010の処理は映像蓄積処理である。
通報部3020は、監視カメラ100から機器データ1070を取得した場合や、ビューワークライアント200から通知データ2060を受けた場合に通報データ3060を更新する。また、通報部3020は、モバイルビューワー400におけるビューワー70の起動の際やイベントにより通報の要求を受けた場合に通報データ3060をモバイルビューワー400に対して通報する。
本実施形態では、通報データ3060は、通知データ2060で上書きされるものとし、通知データ2060は、注目される監視カメラのカメラIDとする。監視カメラのカメラIDは、監視カメラの識別情報の一例である。そのため、通報データ3060は、通知データ2060を取得するたびに、注目される監視カメラのカメラIDで更新されることとなる。通報データ3060は、時刻ごとに追記されていくログデータであってもよい。
また、通報部3020は、通報データ3060がログデータである場合、通報データ3060をリングバッファで実装することで、一定期間又は一定量のデータとすることもできる。また、通報データとして記録されるデータは、カメラIDに限らず機器データ1070、通知データ2060として取得する映像データ、音声データ、イベントデータ等でもよい。通報データ3060は、監視状態情報の一例である。通報データ3060に記録される通知データ2060の内容は、監視カメラの監視情報の一例である。
配送部3030は、設定データ3090を読み込み、初期化したのち、ネットワーク195及びネットワークI/F190を介して、通信部2000、4000等へ、蓄積された録画データ3080を配送するものである。配送部3030の処理は通信処理、特に映像配信処理である。
判定部3040は、設定データ3090や設置レイアウトデータ3070を読み込み初期化した後、監視カメラ100の設置状況等の情報を設置レイアウトデータ3070として登録・更新する。また、判定部3040は、設置レイアウトデータ3070とモバイルビューワー400との状況に基づいて、監視カメラ100に含まれる監視カメラから映像を表示する対象の監視カメラを選択する。判定部3040は、マップ等での位置関係を処理するものである。判定部3040の処理の詳細は、図7で後述する。
モバイルビューワー400は、通信部4000、モバイル表示部4010、モバイル操作部4020、登録部4030、等を有する端末装置である。モバイルビューワー400は、一次記憶装置420上に、通信部4000、モバイル表示部4010、モバイル操作部4020、登録部4030、等の処理を実行するためのプログラムをロードする。そして、CPU410がロードされたプログラムを実行することで、各機能の処理が実現される。
また、モバイルビューワー400の二次記憶装置430は、受領データ4070、モバイル機器データ4080、モバイル配送データ4090、等を保存する。
通信部4000は、ネットワークI/F490及びネットワーク195を介して、監視カメラ100や録画サーバー300から撮像データ1080や録画データ3080を受け取り、例えば二次記憶装置430へモバイル配送データ4090として保存する。また、通信部4000は、モバイル表示部4010に対して、保存したモバイル配送データ4090の表示を指示するものである。通信部4000の処理は、通信処理、特に映像受信処理である。
モバイルビューワー400のビューワーアプリケーションをビューワー70とする。モバイル表示部4010は、二次記憶装置430のモバイル配送データ4090が更新されたことで、表示デバイス460上に表示されているビューワー70上の対応する画像、例えば図6で後述する表示領域71を更新するものである。モバイル表示部4010の処理は、表示処理である。モバイル表示部4010による表示例の詳細は、図8で後述する。
図6は、ビューワー70の表示領域における表示態様の一例を示す図である。ビューワー70は、表示領域内に表示領域71、その他領域72等を含む。
モバイル表示部4010は、モバイル配送データ4090が更新されると表示領域71に更新されたモバイル配送データを表示する。また、モバイル表示部4010は、モバイル機器データ4080や通報データ3060等に含まれる情報をその他領域72に表示する。モバイル機器データ4080や通報データ3060等は、例えば、監視カメラ上のイベントの発生を示す情報だったり、カメラの制御状況を示す情報であったり、音声のレベルを示す情報等である。また、モバイル表示部4010は、その他領域72に、2つ目の表示領域を置く等してもよい。
モバイル操作部4020は、ビューワー70からのイベントや監視カメラ100から通知される機器データ1070や、録画サーバー300から通知される通報データ3060を受け付け、受け付けたデータに応じた制御を行うものである。モバイル操作部4020は、例えばビューワー70のメニューを介したユーザによる操作に応じてカメラIDを選択したり、選択したカメラIDに対応する監視カメラにより撮影された映像を表示したり、受け付けた情報に応じた表示・再生等を行う。
登録部4030は、モバイルビューワー400と録画サーバー300及びビューワークライアント200と対応付けて、録画サーバー300の設定データ3090及びモバイルビューワー400のモバイル機器データ4080に記録する。
図7は、判定部3040の処理の一例を示すフローチャートである。図7の処理は、録画サーバー300による情報処理の一例である。図7に示す処理は、図3の録画サーバー300のCPU310が二次記憶装置330から一次記憶装置320に読みだされたプログラムを実行することによって行われる。
S601において、判定部3040は、起動し、録画サーバー300の設定データ3090や設置レイアウトデータ等を読み込む。
S610において、判定部3040は、イベントが発生したか否かを判定する。判定部3040は、イベントが発生したと判定した場合、S620の処理へ進む。一方、判定部3040は、イベントが発生しなかったと判定した場合、S610の処理を繰り返す。本実施形態において、イベントには、モバイルビューワー400における設定された操作の開始を示す操作開始イベント等が含まれるものとする。録画サーバー300、モバイルビューワー400は、設定された操作を設定ファイル等の形式で、二次記憶装置330、二次記憶装置430等に記憶するものとする。
S620で、判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが設置レイアウトデータ3070の変更イベントであるか否かを判定する。判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが設置レイアウトデータ3070の変更イベントであると判定した場合、S621の処理に進む。判定部3040は、判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが設置レイアウトデータ3070の変更イベントではないと判定した場合、S630の処理に進む。
S621において、判定部3040は、設置レイアウトデータ3070を読み込み、録画サーバー300のディスプレイ360に、監視カメラ100の配置状況、撮影範囲等を示す画面を表示する。表示する画面は、例えば図8に示すような画面である。図8は、監視カメラの設置状況等の一例を示す図である。監視カメラ100の配置状況は、予め設置レイアウトデータ3070として記録されているものとする。設置レイアウトデータ3070は、監視カメラ100の位置を示す設置情報の一例である。
録画サーバー300は、監視カメラ100の位置情報を設置レイアウトデータ3070内に記録している。録画サーバー300は、録画サーバー300の入力装置を介したユーザの操作やビューワークライアントからの指示等に基づいて、設置レイアウトデータ3070内の監視カメラ100の位置情報を変更したり、追加したりできる。また、録画サーバー300は、録画サーバー300の入力装置を介したユーザの操作やビューワークライアントからの指示等に基づいて、監視カメラ100が設置されている領域を表示したり、領域を変更したり、マップを変更したりすることもできる。
図9は、設置レイアウトデータ3070の一例を示す図である。設置レイアウトデータ3070は、図9(A)、図9(B)に示されるようなデータを含む。図9(A)のデータは、例えば監視カメラ100に含まれる監視カメラそれぞれについての位置を、緯度・経度・高度や、監視空間の座標上のX軸Y軸Z軸によって示すもので、位置を一意に決めるためのデータである。本実施形態では、監視空間の座標は、図8におけるレイアウトの左上端を原点として左から右の軸をX軸、上から下の軸をY軸、垂直方向奥から手前の軸をZ軸とした座標系で表される。
本実施形態では、監視カメラ100には、監視カメラ100−1〜100−10が含まれるものとする。図9(A)の「ID」の項目は、監視カメラ100に含まれる各監視カメラを示すIDである。図9(A)の「X」、「Y」、「Z」は、監視空間の座標上の監視カメラの位置を示している。図9(A)の「XX」、「YY」、「ZZ」は、監視空間の座標上の監視カメラの被写体の位置を示している。
また、図9(B)のデータは、領域を一意に決めるためのデータである。図9(B)の「ID」の項目は、各領域のIDである。図9(B)の「X1」、「Y1」、「Z1」は、監視空間の座標上における領域の左端のX座標、上端のY座標、奥の端のZ座標を表している。図9(B)の「X2」、「Y2」、「Z2」は、監視空間の座標上における領域の右端のX座標、下端のY座標、手前の端のZ座標を表している。図9(B)の「IDs」の項目は、対応する領域内に存在する監視カメラのIDを表している。
例えば、監視カメラ100−1は、X=20、Y=30、Z=10で規定される位置に存在し、領域Aが、(0、0、10)〜(160、220、20)の空間、領域Bが、(20、30、10)〜(100、110、10)の空間として示されている。領域Aと領域Bとは、それぞれ監視カメラ100−1を含む。また、設置レイアウトデータ3070は、図8のようなマップのデータを、例えばビットマップとして記録することもできる。
S622において、判定部3040は、S621でディスプレイ360に表示した設置レイアウトデータ3070を示す画面を介したユーザの操作に基づいて、設置レイアウトデータ3070に対して、データの追加やデータの更新を行う。また、判定部3040は、二次記憶装置330等に記憶されているマップデータの更新や、新たなマップデータの追加を行う。
S630において、判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが、通報部3020を介したモバイル操作部4020によるモバイルビューワー400の状況を示す情報の通知イベントであるか否かを判定する。判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが、通報部3020を介したモバイル操作部4020によるモバイルビューワー400の状況を示す情報の通知イベントであると判定した場合、S631の処理に進む。判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが、通報部3020を介したモバイル操作部4020によるモバイルビューワー400の状況を示す情報の通知イベントではないと判定された場合、S690の処理に進む。
S631において、判定部3040は、モバイル操作部4020から通知された状況を示す情報に基づいて、監視カメラ100に含まれる監視カメラの中から、予め設定データ3090内に設定された条件を満たす監視カメラを選択する。また、判定部3040は、選択した監視カメラに応じて、通報データ3060を更新する。例えば、判定部3040は、通報データ3060内の監視対象の監視カメラのIDを、選択した監視カメラのIDで上書きする。
S632において、判定部3040は、モバイルビューワー400に、更新した通報データ3060を通知する。そして、判定部3040は、S610の処理に進む。
また、判定部3040は、通報部3020を介することなく、直接、モバイルビューワー400からモバイルビューワー400の状況を示す情報を受け取ることとしてもよい。
S690において、判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが、終了イベントであるか否かを判定する。判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが、終了イベントであると判定した場合、図7の処理を終了し、判定部3040は、S610で発生したと判定されたイベントが、終了イベントではないと判定した場合、S610の処理に進む。
図10は、通報部3020の処理の一例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、図3の録画サーバー300のCPU310が二次記憶装置330から一次記憶装置320に読みだされたプログラムを実行することによって行われる。
S901において、通報部3020は、起動し、録画サーバー300の設定データ3090を読み込む。
S910において、通報部3020は、イベントが発生したか否かを判定する。通報部3020は、イベントが発生したと判定した場合、S920の処理へ進む。一方、通報部3020は、イベントが発生しなかったと判定した場合、S910の処理を繰り返す。
S920において、通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントがビューワークライアント200による通知部2030を介した通知データ2060の通知イベントであるか否かを判定する。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントがビューワークライアント200による通知部2030を介した通知データ2060の通知イベントであると判定した場合、S921の処理に進む。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントがビューワークライアント200による通知部2030を介した通知データ2060の通知イベントではないと判定した場合、S930の処理に進む。
S921において、通報部3020は、ビューワークライアント200から通知された通知データ2060に基づいて、通報データ3060を更新する。
S930において、通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントがモバイルビューワー400によるモバイル操作部4020を介したモバイルビューワー400の状況を示す情報の通知イベントであるか否かを判定する。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントがモバイルビューワー400によるモバイル操作部4020を介したモバイルビューワー400の状況を示す情報の通知イベントであると判定された場合、S931の処理に進む。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントがモバイルビューワー400によるモバイル操作部4020を介したモバイルビューワー400の状況を示す情報の通知イベントではないと判定された場合、S940の処理に進む。
S931において、通報部3020は、判定部3040に対して、モバイルビューワー400からの通知イベントを通知する。S931の処理により判定部3040にモバイルビューワー400からの通知イベントが通知されることで、判定部3040は、S631の処理に進むことになる。
S940において、通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントが監視カメラ100による配送部1030を介した機器データ1070の通知イベントであるか否かを判定する。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントが監視カメラ100による配送部1030を介した機器データ1070の通知イベントであると判定した場合、S941の処理に進む。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントが監視カメラ100による配送部1030を介した機器データ1070の通知イベントではないと判定した場合、S990の処理に進む。
S941において、通報部3020は、機器データ1070に基づいて、通報データ3060を更新する。
S990において、通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントが、終了イベントであるか否かを判定する。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントが、終了イベントであると判定した場合、図10の処理を終了する。通報部3020は、S910で発生したと判定されたイベントが、終了イベントではないと判定した場合、S910の処理に進む。
図11は、通報データ3060内のイベント情報の一例を示す図である。
通報データ3060内のイベント情報のデータは、イベントごとに記録されている。通報データ3060の「日時」の項目は、イベントが発生した日時を示している。通報データ3060の「イベント」の項目は、発生したイベントの種類を示している。通報データ3060の「内容」の項目は、発生したイベントの内容を示している。
通報データ3060の「ID」の項目は、イベントが発生した機器のIDを示している。例えば「ID」がID100−4である場合、イベントは、監視カメラ100−4で起こったことを示している。通報データ3060の「データリンク」の項目は、対応する「ID」の機器の監視対象である監視カメラ等の情報を記録するファイル等のオブジェクトへのリンクを示す。例えば、IDが「CV50」であるビューワークライアントの監視対象の監視カメラの情報は、fileV1xxx内に記録されている。fileV1xxx等には、例えば、監視対象としている監視カメラのID情報や、監視対象としている監視カメラが映像を配信している外部装置の数の情報等が含まれる。監視カメラが映像を配信している外部装置の数の情報は、監視カメラの配信状況情報の一例である。
通報データ3060に記録されるイベントには、例えば、IDがID100−1、100−2、100−3等の監視カメラ100における外部入力1のON又はOFFのイベントがある。通報データ3060に記録されるイベントには、画像処理による動き検知のようなインテリジェント機能A又はBのONのイベントもある。
また、通報データ3060には、モバイルビューワー400により通知された状況通知イベント等が、記録される。本実施形態では、通報データ3060には、IDがMV70で識別されるモバイルビューワー400の操作開始イベントと位置を表すオブジェクトpositionXYZが登録されているものとする。判定部3040は、選択した監視カメラ100−6に対応する監視情報をモバイルビューワー400に通知する。
図12は、モバイル操作部4020の処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す処理は、図3のモバイルビューワー400のCPU410が二次記憶装置430から一次記憶装置420に読みだされたプログラムを実行することによって行われる。
S1201において、モバイル操作部4020は、モバイル機器データ4080を読み込む。
S1202において、モバイル操作部4020は、登録部4030により予め登録された録画サーバー300へ、状況通知イベントを通知する。
S1210において、モバイル操作部4020は、イベントが発生したか否かを判定する。モバイル操作部4020は、イベントが発生したと判定した場合、S1220の処理へ進む。一方、モバイル操作部4020は、イベントが発生しなかったと判定した場合、S1210の処理を繰り返す。
本実施形態では、モバイルビューワー400は、操作の開始に伴い操作開始を示す情報とモバイルビューワー400の位置を示す情報とを含む状況通知イベントを録画サーバー300の判定部3040に通知する。
S1220で、モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが録画サーバー300からの通報データ3060の通知イベントであるか否かを判定する。モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが録画サーバー300からの通報データ3060の通知イベントであると判定した場合、S1221の処理に進む。モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが録画サーバー300からの通報データ3060の通知イベントではないと判定した場合、S1230の処理に進む。
S1221において、モバイル操作部4020は、録画サーバー300からの通報データ3060に基づいて受領データ4070を更新し、更新した受領データ4070に応じた操作・処理を行う。受領データ4070の情報が監視カメラ100−1の映像を表示対象とする旨の情報を含む場合、モバイルビューワー400は、監視カメラ100−1の映像を表示するように処理を行う。
監視カメラ100−1の映像を表示する処理としては、以下のような処理がある。例えば、通報データ3060として表示対象である監視カメラ100−1の識別情報が通知された場合、モバイルビューワー400は、受領データ4070に監視カメラ100−1の識別情報を記録する。そして、モバイルビューワー400は、受領データ4070内の監視カメラ100−1の識別情報に基づいて、監視カメラ100−1に接続し、監視カメラ100−1から映像を取得する。
また、例えば、通報データ3060として表示対象である監視カメラ100−1の撮影映像のデータが通知された場合、モバイルビューワー400は、受領データ4070に監視カメラ100−1の撮影映像のデータを記録する。モバイルビューワー400は、受領データ4070に含まれる監視カメラ100−1の撮影映像のデータに基づいて、監視カメラ100−1の撮影映像を表示デバイス460に表示しているビューワー70の画面内の表示領域に表示する。
S1230において、モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが監視カメラ100からの機器データ1070の通知イベントであるか否かを判定する。モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが監視カメラ100からの機器データ1070の通知イベントであると判定した場合、S1231の処理に進む。モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが監視カメラ100からの機器データ1070の通知イベントではないと判定した場合、S1240の処理に進む。
S1231において、モバイルビューワー400は、監視カメラ100からの機器データ1070に基づいて、表示デバイス460に表示しているビューワー70の画面内のその他領域72の表示を更新する。
モバイルビューワー400は、表示領域71に監視カメラ100−1の撮影映像を表示しているとすると、監視カメラ100−1から機器データ1070を通知されることになる。そして、モバイルビューワー400は、S1231でその他領域72に機器データ1070に基づいて、監視カメラ100−1の機器情報を表示する。また、モバイルビューワー400は、その他領域72には機器データ1070に含まれる機器情報だけでなく、受領データ4070に含まれる情報を表示するようにしてもよい。
S1240において、モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが表示デバイス460からの入力イベントであるか否かを判定する。モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが表示デバイス460からの入力イベントであると判定した場合、S1241の処理に進む。モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが表示デバイス460からの入力イベントではないと判定した場合、S1290の処理に進む。
S1241において、モバイル操作部4020は、通常のモバイルビューワーの処理として、表示デバイス460を介した入力に応じた処理を行う。モバイル操作部4020は、例えば、表示対象の監視カメラを選択したり、監視カメラに対して何らかの指示を行ったり、その他の処理を行ったりする。
S1290において、モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが終了イベントであるか否かを判定する。モバイル操作部4020は、S1210で発生したと判定されたイベントが終了イベントであると判定した場合、図12の処理を終了し、S1210で発生したと判定されたイベントが終了イベントではないと判定した場合、S1210の処理に進む。
図13は、登録部4030の処理の一例を示すフローチャートである。図13に示す処理は、図3のモバイルビューワー400のCPU410が二次記憶装置430から一次記憶装置420に読みだされたプログラムを実行することによって行われる。
S1301において、登録部4030は、モバイルビューワーのモバイル機器データ4080を読み込む。モバイル機器データ4080には、モバイルビューワー400と予め対応付けられた録画サーバーの情報が含まれている。
S1302において、登録部4030は、モバイル機器データ4080に基づいて、モバイルビューワー400と対応付けられた録画サーバー300に接続する。モバイル機器データ4080に対応付けられた録画サーバーの情報が含まれていなかった場合、登録部4030は、接続する録画サーバーの探索に利用されるブロードキャストメッセージを送信する。送信されたブロードキャストメッセージを受信した録画サーバーは、モバイルビューワー400との接続を許可する場合、モバイルビューワー400に、ブロードキャストメッセージに対する返答を送信する。
S1320において、登録部4030は、S1310で発生したと判定されたイベントがS1302で送信したブロードキャストメッセージを受信した録画サーバーからの返答の通知イベントであるか否かを判定する。登録部4030は、S1310で発生したと判定されたイベントがS1302で送信したブロードキャストメッセージを受信した録画サーバーからの返答の通知イベントであると判定した場合、S1321の処理に進む。登録部4030は、S1310で発生したと判定されたイベントがS1302で送信したブロードキャストメッセージを受信した録画サーバーからの返答の通知イベントではないと判定した場合、S1340の処理に進む。
S1321において、登録部4030は、返答を通知してきた録画サーバーの接続情報をモバイル機器データ4080に記録する。そして、登録部4030は、起動の際の通報の要求を、接続情報をモバイル機器データ4080に記録された録画サーバーの通報部へ送る。
その際、S1341で既にモバイル機器データ4080に録画サーバーへの接続情報が記録されていた場合、登録部4030は、S1321でブロードキャストメッセージの返答を無視するようにしてもよい。そうすることで、登録部4030は、S1341での手動の設定を優先することができる。
S1340で、登録部4030は、S1310で発生したと判定されたイベントが入力デバイス440等を介した録画サーバーの登録イベントであるか否かを判定する。登録部4030は、S1310で発生したと判定されたイベントが入力デバイス440等を介した録画サーバーの登録イベントであると判定された場合、S1341の処理に進む。登録部4030は、S1310で発生したと判定されたイベントが入力デバイス440等を介した録画サーバーの登録イベントではないと判定した場合、S1390の処理に進む。
S1341において、登録部4030は、入力デバイス440等を介して入力された録画サーバーの接続情報に対して編集(追加・削除・修正等の処理)を行い、編集した接続情報をモバイル機器データ4080に記録する。
S1390において、モバイル操作部4020は、S1310で発生したと判定されたイベントが終了イベントであるか否かを判定する。モバイル操作部4020は、S1310で発生したと判定されたイベントが終了イベントであると判定した場合、図13の処理を終了し、S1310で発生したと判定されたイベントが終了イベントではないと判定した場合、S1310の処理に進む。
モバイルビューワー400−2でビューワー70が起動してから表示対象として監視カメラ100−6を選択して、表示部に監視カメラ100−6の撮影映像を表示する処理を例に、本実施形態の処理を説明する。
本実施形態における監視カメラの位置及びモバイルビューワーの位置は、図8に示される通りであるとする。モバイルビューワー400−2の通報データ3060内でのIDは、MV70であるとする。モバイルビューワー400−2でビューワー70が起動すると、モバイルビューワー400−2のモバイル操作部4020は、S1202で状況通知イベントを録画サーバー300に通知する。判定部3040は、S630で通知されたイベントを受け取り、S631でイベントと設定データ3090とに応じた条件に基づいて、モバイルビューワー400−2に撮影映像が表示される監視カメラを選択する。
本実施形態では、判定部3040は、S631でモバイルビューワー400−2の位置を撮像範囲に含む監視カメラ100を特定する。そして、特定した結果に基づいて、例えば、特定された監視カメラ以外の監視カメラのID等の識別情報をモバイルビューワー400−2に出力する。また、判定部3040は、特定した監視カメラ100以外の監視カメラ100が撮像した映像をモバイルビューワー400−2に出力することとしてもよい。
本実施形態では、判定部3040は、モバイルビューワー400−2の位置が監視カメラ100の撮像範囲に含まれるか否かを、モバイルビューワー400−2の位置と監視カメラ100の設置位置との距離に基づいて判定する。
図8の座標において、モバイルビューワー400−2の位置は、X=140、Y=120、Z=0で示される。監視カメラ100に含まれる監視カメラ(100−1〜100−10)のそれぞれの位置は、図9(A)の通りであるとする。判定部3040は、モバイルビューワー400−2と監視カメラ100に含まれる監視カメラ(100−1〜100−10)のそれぞれとの距離を比較する。
判定部3040は、モバイルビューワー400−2に最も近い監視カメラを、X=110、Y=110、Z=10の位置に存在する監視カメラ100−6であると特定する。S632で、判定部3040は、ID100−6以外の監視カメラのIDを含む通報データ3060をモバイルビューワー400−2に通知する。
判定部3040は、例えば、監視カメラ100−6以外の監視カメラのうち、最もモバイルビューワー400−2に近い監視カメラのID情報を含む通報データ3060をモバイルビューワー400−2に通知する。判定部3040は、監視カメラ100−6以外の監視カメラのうち、設定されたイベントが発生している映像を撮影している監視カメラのID情報を含む通報データ3060をモバイルビューワー400−2に通知することとしてもよい。
また、判定部3040は、モバイルビューワー400−2に最も近いカメラ100−6のID情報をモバイルビューワーに通知してもよい。この場合、判定部3040は、カメラ100−6が現在時刻より所定時間前(例えば5分前)に撮影したときの映像をモバイルビューワー400−2側で再生させるための情報をモバイルビューワー400−2側に送信する。モバイルビューワー400−2はこの再生させるための情報に基づいて録画サーバー300と接続を行い、映像データを取得する。現在時刻より所定時間前とした理由は、モバイルビューワーが存在する現在の場所で過去に発生した事象が知りたいという要望に応じるためである。もちろん比較のために現在時刻の映像を再生させるための情報をモバイルビューワー400−2に送信してもよい。
また、判定部3040は、監視カメラ100−6以外の監視カメラのうち、モバイルビューワー400−2から指定された監視カメラのID情報を含む通報データ3060をモバイルビューワー400−2に通知することとしてもよい。
S632で、判定部3040は、監視カメラのIDを含む通報データ3060をモバイルビューワー400−2に通知する。そして、モバイルビューワー400−2のモバイル操作部4020は、通知された通報データ3060に基づいて、S1221で受領データ4070を更新して保存する。モバイルビューワー400−2のモバイル操作部4020は、通報された通報データ3060に含まれるIDに対応する監視カメラに接続する。それにより、モバイルビューワー400−2は、表示対象である監視カメラの映像を表示部等に表示されたビューワー70の画面上に表示することができるようになる。
以上、本実施形態の処理では、モバイルビューワー400−2でビューワー70が起動されると、判定部3040は、録画サーバー300の設置レイアウトデータ3070とモバイルビューワー400−2の状況とに応じた監視カメラが選択する。そして、モバイルビューワー400−2は、選択された監視カメラの映像表示をビューワー70の画面上で行う。それによって、モバイルビューワーは、操作開始時に操作なしで、モバイルビューワーを操作する監視員が目視できないエリアの映像を撮影している監視カメラ100の映像を表示することができる。即ち、本実施形態の処理により、煩雑な手間をかけることなく、端末装置が監視の対象である映像を表示できるようにすることができる。
また、モバイルビューワーに表示されている映像を撮影する第1の撮像装置の撮影範囲の外から第1の撮像装置の撮影範囲内へ表示装置の位置が移動した場合、モバイルビューワーは、以下の処理が可能となる。即ち、モバイルビューワーは、表示する映像を第1の撮像装置と異なる第2の撮像装置が撮像した映像に切り替えることができる。
なお、録画サーバーは、通報データ3060をモバイルビューワーに通知する際、通報データに含まれるIDに対応する監視カメラ100とモバイルビューワーとの位置関係を示すマップ情報をモバイルビューワーに通知することとしてもよい。それにより、モバイルビューワーを操作する監視員は、通知されたマップ情報により、監視員の現在位置からモバイルビューワーに表示されている映像に対応した位置まで移動するための経路を確認することができる。監視カメラとモバイルビューワーとの位置関係を示すマップ情報は、監視カメラとモバイルビューワーとの位置関係情報の一例である。
<実施形態2>
本実施形態では、判定部3040は、設定された被写体との距離が最も小さい監視カメラ100から出力された映像をモバイルビューワー400に提供する。
本実施形態の映像監視システムのシステム構成、各システム構成要素のハードウェア構成及び機能構成等の詳細は、実施形態1と同様である。
また、本実施形態における通報データ3060及び設定データ3090は、実施形態1の場合と異なる。
S601で判定部3040が読み込む設定データ3090が実施形態1と異なるため、判定部3040は、S631で実施形態1と異なる設定データに基づいて、監視カメラの選択を行う。
本実施形態においても、図9(A)に示される設置レイアウトデータ3070は、監視カメラ100の位置を示す。また、監視カメラ100−3、100−4、100−10は、固定カメラである。その他の監視カメラは、可動式のカメラである。設置レイアウトデータ3070は、100−3、100−4、100−10のような固定カメラについて、被写体の位置情報も記録しているものとする。モバイルビューワー400−2の位置は、X=140、Y=120、Z=0とする。
本実施形態では、監視カメラ100−5は、X=120、Y=130、Z=0の位置に存在している出入り口を被写体としており、同じ被写体を監視カメラ100−10も撮影しているものとする。
モバイルビューワー400−2でビューワー70が起動してから監視カメラ100−5が選択され、監視カメラ100−5の映像を表示する処理を例に、本実施形態の処理を説明する。
モバイルビューワー400−2と監視カメラ100に含まれる各監視カメラの位置は、図8に示されるものであるとする。実施形態1と同様に、モバイルビューワー400−2は、ビューワー70が起動した後、状況通知イベントを録画サーバー300に送信し、判定部3040からの状況通知イベントを受け取る処理を行う。
以下では、実施形態1と異なる処理について説明する。
S601において、判定部3040は、実施形態1と異なる設定データ3090を読み込む。
S631において、判定部3040は、モバイルビューワー400−2の位置情報と、設置レイアウトデータ3070で示された各カメラの位置情報と、設定された被写体の位置情報と、に基づいて監視カメラを選択する。まず、判定部3040は、モバイルビューワー400−2の位置情報と、設置レイアウトデータ3070で示された各カメラの位置情報と、に基づいて、撮影範囲にモバイルビューワー400−2の位置を含まない監視カメラを特定する。特定する方法は、実施形態1と同様であるとする。そして、判定部3040は、特定した監視カメラのうちから設定された被写体との距離が設定された閾値以下である監視カメラのうち、最も被写体との距離が小さい監視カメラを選択する。
また、判定部3040は、設定された被写体を撮影する監視カメラのうちモバイルビューワー400−2の操作開始のイベントが通知された時点において最も新しいイベントが発生した監視カメラを選択することとしてもよい。
その場合、図9(A)の例では、位置XX=120、YY=130、ZZ=0に存在する被写体を撮影している監視カメラ100は、監視カメラ100−5と監視カメラ100−10との2台である。判定部3040は、通報データ3060に基づいて、監視カメラ100−5、監視カメラ100−10のうち、モバイルビューワーの操作開始イベントの時点で最も新しいイベントが発生した監視カメラを監視カメラ100−5であると特定する。S632で判定部3040は、図11の最下行の映像選択データのIDがID100−6からID100−5に変更したデータを通報データ3060として、モバイルビューワー400−2に送信する。
S632以降の処理は、実施形態1と同様である。モバイル操作部4020は、S1220で通報データ3060を受け取り、選択された監視カメラ100−5に接続する。
以上、本実施形態の処理により、判定部3040は、監視カメラで発生したイベントに基づいて監視カメラを選択しない場合、モバイルビューワー400−2でビューワー70が起動されると、以下の処理を行う。即ち、判定部3040は、録画サーバー300で設定データ3090と設置レイアウトデータ3070とモバイルビューワー400−2の状況を示す情報とに基づいて、監視カメラ100−5を選択する。そして、モバイルビューワー400−2は、選択された監視カメラ100−5の映像を表示する。それにより、モバイルビューワー400−2は、モバイルビューワー400の操作開始の際にユーザによる操作なしで、設定された被写体を撮影している監視カメラ100の映像を表示することができる。
また、設定データ3090は、固定されたカメラについてのみ被写体位置の情報を記録するものとしたが、可動式のカメラについても被写体位置の情報を記録することとしてもよい。その場合、判定部3040は、S631で、固定された監視カメラに可動式の監視カメラを含めた監視カメラのうち、設定された被写体との距離が最も小さい監視カメラを特定する。それにより、モバイルビューワー400−2は、設定された被写体に一番近い監視カメラ100の映像を表示することができる。
更に、判定部3040は、イベントを考慮する場合、モバイルビューワー400−2でビューワー70が起動されると、監視の状況を示した通報データ3060に基づいて、以下の処理を行う。即ち、判定部3040は、モバイルビューワー400−2を撮影範囲に含まない監視カメラを特定し、特定した監視カメラのうち最も新しいイベントが発生した監視カメラ100−5を選択し、映像表示を行う。そうすることで、モバイルビューワー400−2は、操作開始の際に煩雑な手間をかけることなく、イベントのあった監視カメラ100の映像を取得できる。
その際、判定部3040は、全てのイベントを考慮するのではなく、設定された一定期間内に発生したイベントのみを考慮することとしてもよい。判定部3040は、例えば、接続の5分前からの5分間に監視カメラのイベントが発生した場合にはイベントを考慮し、その間に監視カメラのイベントが発生していない場合、イベントを考慮しないこととしてもよい。
<実施形態3>
本実施形態では、判定部3040は、ビューワークライアント200から通知された監視状況を示す情報に基づいて、監視カメラ100を選択する。
本実施例の映像監視システムのシステム構成、各システム構成要素のハードウェア構成及び機能構成等の詳細は、実施形態1と同様である。本実施形態では、モバイルビューワー400−1が表示処理を行う処理を説明する。
また、本実施形態における通報データ3060と設定データ3090とは、実施形態1及び2の場合と異なる。
S601で判定部3040が読み込む設定データ3090が実施形態1及び2と異なるため、判定部3040は、S631で実施形態1及び2と異なる設定データに基づいて、監視カメラの選択を行う。
モバイルビューワー400−1でビューワー70が起動し、監視カメラ100−4が選択され、監視カメラ100−4の映像を表示する処理を例に、本実施形態の処理を説明する。
モバイルビューワー400−1と監視カメラ100に含まれる各監視カメラの位置は、図8に示されるものであるとする。実施形態1及び2と同様に、モバイルビューワー400−1は、ビューワー70が起動した後、状況通知イベントを録画サーバー300に送信し、判定部3040からの状況通知イベントを受け取る処理を行う。
以下では、実施形態1及び2と異なる処理について説明する。
S601において、判定部3040は、実施形態1及び2と異なる設定データ3090を読み込む。
S631において、判定部3040は、通報データ3060に含まれる監視の状況を示す情報に基づいて監視カメラを選択する。監視の状況を示す情報とは、例えば、ビューワークライアント200に表示される映像の表示領域の広さ等である。ビューワークライアント200は、図5に示すように、複数の監視カメラ100からの映像を表示する。ビューワークライアント200に表示された複数の表示領域のうち表示領域51は、他の表示領域よりも広い。判定部3040は、他の表示領域よりも広い表示領域に表示された映像を、ビューワークライアント200のユーザが注目している注目映像であると判定することができる。
まず、判定部3040は、モバイルビューワー400−1の位置情報と、設置レイアウトデータ3070で示された各カメラの位置情報と、に基づいて、撮影範囲にモバイルビューワー400−1の位置を含まない監視カメラを特定する。特定する方法は、実施形態1と同様であるとする。そして、判定部3040は、特定した監視カメラのうち、ビューワークライアントで最も大きな表示領域に映像が表示されている監視カメラを選択する。
また、監視の状況を示す情報には、例えば、同じ監視カメラからの映像を表示しているビューワークライアントの台数等もある。判定部3040は、撮影映像を表示しているビューワークライアントの台数が最も多い監視カメラを最も注目されている監視カメラであると判定できる。
その場合、判定部3040は、実施形態1と同様の方法で、撮影範囲にモバイルビューワー400−1の位置を含まない監視カメラを特定する。そして、判定部3040は、特定した監視カメラのうち、撮影映像を表示しているモバイルビューワーの数が最も多い監視カメラを選択することとなる。
図11の例では、オブジェクトfileV1xxxには、IDがCV50のビューワークライアント200−1の監視状態を示す情報が記録されている。オブジェクトfileV1xxxには、例えば、表示領域51のような注目されている表示領域に監視カメラ100−7の映像が表示されていることを示す情報が記録されている。注目されている表示領域に特定の監視カメラの映像が表示されていることを示す情報としては、表示領域のナンバーと監視カメラのIDとを対応付けてテーブル形式等で保存した対応情報等がある。ビューワークライアント200−1のハードウェア構成、機能構成は、ビューワークライアント200と同様である。
また、オブジェクトfileV2xxxには、IDがCV51であるビューワークライアント200−2の監視状態を示す情報が記録されている。オブジェクトfileV2xxxには、例えば、表示領域51のような注目されている表示領域に監視カメラ100−4からの映像が表示されていることを示す情報が記録されている。ビューワークライアント200−2のハードウェア構成、機能構成は、ビューワークライアント200と同様である。
オブジェクトfileV1xxx等のビューワークライアントの監視状態を示す情報を記録するオブジェクトには、例えば表示領域51のように他より大きい表示領域に映像が表示されている一つの監視カメラを注目されている監視カメラとして記録する。しかし、オブジェクトfileV1xxx等のオブジェクトは、複数の表示領域にそれぞれ映像が表示された複数の監視カメラのリストを記録することとしてもよい。
本実施形態においても、実施形態1と同様に、判定部3040は、撮映範囲にモバイルビューワー400−1の位置を含まない監視カメラのうちからモバイルビューワー400−1に映像を出力する監視カメラを選択する。本実施形態では、更に、判定部3040は、ビューワークライアント200における監視状況を考慮して監視カメラを選択し、モバイルビューワーに選択した監視カメラの映像を表示させる。
例えば、判定部3040は、ビューワークライアント200に表示された複数の映像のうちビューワークライアント200における表示領域が他より大きい映像を撮影する監視カメラを選択する。又は、判定部3040は、より多くの台数のビューワークライアントによって表示されている映像を撮影している監視カメラを選択する。
判定部3040は、ビューワークライアント200の監視状況に基づいて、S631の処理を行う。ビューワークライアント200は、ビューワークライアント200−1、ビューワークライアント200−2等の複数のビューワークライアントを含むものであるとする。判定部3040は、複数のビューワークライアントで注目されている監視カメラを選択候補としてリストアップすることができる。
本実施形態では、判定部3040は、実施形態2と同様に、リストアップされた監視カメラの中から最も新しいイベントが発生した監視カメラを選択することとしてもよい。判定部3040は、監視カメラ100−4を選択するものとし、図11のデータの最下行の映像選択データのIDをID100−6からID100−4に変更したデータを通報データ3060として、S632でモバイルビューワー400−1に送信する。
S632以降の処理は、実施形態1と同様である。モバイル操作部4020は、S1220で通報データ3060を受け取る。そして、モバイルビューワー400−1は、監視カメラ100−4に接続する。
判定部3040は、表示領域51、表示領域52に表示されている映像を撮影する監視カメラは、注目されている監視カメラであると判定する。ビューワークライアント200−2の監視状態を示す情報を記録するオブジェクトfileV2xxxには、注目されている監視カメラとして、例えば、監視カメラ100−4と監視カメラ100−5とがリストアップされているとする。
その場合、判定部3040は、S631で、モバイルビューワー400−1の位置と設置レイアウトデータ3070の領域の情報とに基づいて、モバイルビューワー400−1が領域Bに入っていると判断する。それにより、判定部3040は、監視カメラ100−2の撮影範囲が領域Bに含まれるため撮影範囲にモバイルビューワー400−1を含むため、監視カメラ100−2は撮影範囲にモバイルビューワー400−1を含むと判断する。そして、判定部3040は、監視カメラ100−2を選択候補から外し、領域Bの外の監視カメラを選択することとなる。
以上、本実施形態の処理により、モバイルビューワー400−1でビューワー70が起動されると、判定部3040は、設定データ3090と通報データ3060とモバイルビューワー400−1の状況を示す情報とに基づいて、監視カメラを選択する。そして、モバイルビューワー400−1は、選択された監視カメラの映像を表示する。それにより、モバイルビューワー400−1は、操作開始の際にユーザの操作なしで、撮影範囲にモバイルビューワー400−1を含まず、かつ、ビューワークライアント200で注目されている監視カメラの映像を表示できるようになる。
<実施形態4>
本実施形態では、モバイル操作部が状況通知イベントを録画サーバーに通知する際に、モバイルビューワーの通話状況を示す情報も通知することで、判定部3040は、モバイルビューワーの状況に応じて監視カメラを選択する。
本実施形態の映像監視システムのシステム構成、各システム構成要素のハードウェア構成及び機能構成等の詳細は、実施形態1と同様である。本実施形態では、モバイルビューワー400−1が表示処理を行う処理を説明する。
また、本実施形態における通報データ3060と設定データ3090とは、実施形態1、2及び3の場合と異なる。
S601で判定部3040が読み込む設定データ3090が実施形態1、2及び3と異なるため、判定部3040は、S631で実施形態1、2及び3と異なる設定データに基づいて、監視カメラの選択を行う。
モバイルビューワー400−1でビューワー70が起動し、監視カメラ100−1が選択され、監視カメラ100−1の映像を表示する処理を例に、本実施形態の処理を説明する。
モバイルビューワー400−1と監視カメラ100に含まれる各監視カメラの位置は、図8に示されるものであるとする。実施形態1、2及び3と同様に、モバイルビューワー400−1は、ビューワー70が起動した後、状況通知イベントを録画サーバー300に送信し、判定部3040からの状況通知イベントを受け取る処理を行う。
本実施形態では、モバイルビューワー400−1は、携帯電話やIP phone等で構成され、通話機能を有している。また、本実施形態における監視カメラ100に含まれる各監視カメラは、通話機能を有している。モバイルビューワー400−1は、ビューワー70を起動する前に、監視カメラに対して音声出力(通話)しているものとする。
本実施形態では、状況通知イベントで通話先を特定できる情報(例えば監視カメラの識別情報、IPアドレス、電話番号等)を録画サーバー300に通知する。本実施例において、モバイルビューワー400は通話機能を有する。また、本実施例において、監視カメラ100は外部から入力された音声を出力する機能を有する。本実施形態では、監視カメラは、モバイルビューワー400と通信して、モバイルビューワー400からの音声データを出力する。
例えば、モバイルビューワー400−1を操作する監視員は、モバイルビューワー400−1の表示デバイス460に表示された複数の監視カメラのリストから音声を出力する監視カメラを選択する。モバイルビューワー400−1は、複数の監視カメラのリストを予め二次記憶装置430等に記録していてもよいし、録画サーバー300から通報データ3060等と共に取得することとしてもよい。
モバイルビューワー400−1は、表示デバイス460に表示された複数の監視カメラのリストを介した監視員の操作に基づいて、監視カメラを選択し、選択した監視カメラと接続する。モバイルビューワー400−1は、例えば、選択した監視カメラのIPアドレスを用いて、選択した監視カメラ100と接続することができる。モバイルビューワー400−1は、監視カメラのIPアドレスを予め二次記憶装置430等に記録していてもよいし、録画サーバー300から通報データ3060等と共に取得することとしてもよい。
モバイルビューワー400−1は、監視カメラと直接接続することとしてもよい。また、モバイルビューワー400−1は、ビューワークライアント200、録画サーバー300、他のサーバー装置等を介して、選択した監視カメラ100と接続することとしてもよい。また、モバイルビューワー400−1は、ビューワークライアント200、録画サーバー300、他のサーバー装置等を介して、選択した監視カメラの撮影映像を取得することとしてもよい。
モバイルビューワー400−1が監視カメラと接続すると、監視カメラは、モバイルビューワー400から入力された音声を出力することができる。それにより、モバイルビューワー400−1のユーザは、例えば、モバイルビューワー400−1と接続中の監視カメラが撮影中の人物に対して、警告メッセージを音声で伝えることができる。
本実施形態では、モバイルビューワー400−1は、音声を出力するために接続した監視カメラの映像を表示デバイス460に表示する。
本実施形態では、判定部3040は、S631で実施形態1〜3と異なる設定データ3090を読み込む。
S631の処理では、判定部3040は、モバイルビューワー400−1から通知された状況通知としての通話先の情報と、特定のビューワークライアントと、を対応付ける。
録画サーバー300は、通知された通話先とビューワークライアントとを対応付ける対応データを設定データ3090に予め記録しているものとする。録画サーバー300は、モバイルビューワー400−1から通知された状況通知としての通話先の情報と、特定のビューワークライアントと、を対応データに基づいて対応付けることとする。
また、録画サーバー300は、接続しているビューワークライアントから監視状態が記録されたオブジェクトを取得し、取得したオブジェクトに記録されている監視カメラごとの通話の相手や時間等の通信記録に基づいて、以下の処理を実行してもよい。即ち、録画サーバー300は、モバイルビューワー400−1から通知された状況通知としての通話先の情報と、特定のビューワークライアントと、を取得したオブジェクト内の通信記録に基づいて対応付けることとしてもよい。
本実施形態では、モバイルビューワー400−1から通知された通話先と対応付けられたビューワークライアントは、IDがCV50であるビューワークライアント200−1であるとする。また、ビューワークライアント200−1は、監視状態をオブジェクトfileV1xxxに記録している。ビューワークライアント200−1は、監視カメラ100−1、100−2を注目しているとする。イベントの発生状況は、図11のとおりであるとすると、監視カメラ100−1、100−2のうち最も新しいイベントが発生した監視カメラは、監視カメラ100−1である。そのため、判定部3040は、S631で監視カメラ100−1を選択する。そして、判定部3040は、S632で図11の通報データ3060の最下行の映像選択データのIDを、ID100−6からID100−1にしたものを通報データ3060として、モバイルビューワー400−1に通知する。
S632の以降の処理は、実施形態1と同様である。モバイル操作部4020は、S1220で通報データ3060を受け取り、監視カメラ100−1に接続する。
判定部3040は、イベントの履歴を考慮せず、オブジェクトfileV1xxx内の先頭に記録されている、注目されている監視カメラを選択することとしてもよい。
判定部3040は、通話の情報でカメラが選択できない場合には実施形態1〜4までの方法に自動で切り替えてカメラを選択するようにしてもよい。
また、判定部3040は、実施形態1と同様にモバイルビューワーを撮影範囲に含む監視カメラを特定し、特定した監視カメラ以外のカメラのうち、モバイルビューワーが通話を行った通話対象の監視カメラを選択することとしてもよい。
以上、本実施形態の処理により、判定部3040は、モバイルビューワー400−1が通話した監視カメラと対応づけられたビューワークライアント200−1が注目している監視カメラのうち、最も新しいイベントが発生した監視カメラ100−1を選択する。即ち、判定部3040は、モバイルビューワー400−1の通話状況に基づいて、監視カメラを選択する。そして、モバイルビューワー400−1は、選択された監視カメラの映像を表示することで、煩雑な操作なしで注目対象の監視カメラの映像を表示できる。
<実施形態5>
実施形態1〜4では、監視カメラ100は、監視カメラ100−1〜100−10の10のカメラを含むものとした。しかし、監視カメラ100に含まれる監視カメラの数は、10未満でもよいし、11以上であってもよい。
実施形態1〜4では、モバイルビューワー400は、モバイルビューワー400−1、400−2の2つのモバイルビューワーを含むものとした。しかし、モバイルビューワー400に含まれる監視カメラの数は、1つでもよいし、3以上であってもよい。
実施形態1〜4では、ビューワークライアント200、及び録画サーバー300は、それぞれ1台ずつであるとした。しかし、ビューワークライアント200、及び録画サーバー300は、複数台あってもよい。
実施形態1〜4では、ビューワークライアント200と録画サーバー300とは、別々の装置であるとした。しかし、ビューワークライアント200と録画サーバー300とは、単一の出力装置として実装されてもよい。
実施形態1〜4における各処理は、情報処理装置に各処理を実行させるためのプログラムが実行されることにより実現されることとした。しかし、処理の一部又は全部を、ハードウェアを用いて実現することとしてもよい。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 監視カメラ、300 録画サーバー、3040 判定部

Claims (28)

  1. 端末装置から前記端末装置の位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮影範囲に前記端末装置を含む撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置から、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する出力装置。
  2. 端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた複数の撮像装置から、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する出力装置。
  3. 端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記位置情報と前記設置情報とに基づいて、前記撮像装置との距離が最も小さい撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する出力装置。
  4. 端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、設定された被写体の位置情報と前記設置情報とに基づいて、前記設定された被写体との距離が最も小さい撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する出力装置。
  5. 端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記複数の撮像装置のイベント情報に基づいて、設定されたイベントが発生した撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する出力装置。
  6. 端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記複数の撮像装置の配信状況情報に基づいて、最も多くの装置に映像を配信している撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する出力装置。
  7. 端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記端末装置により通話対象として指定された撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する出力装置。
  8. 前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段を更に有し、
    前記特定手段は、前記位置情報と、前記設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置のうち撮影範囲に前記端末装置を含む撮像装置を特定する請求項2乃至7何れか1項記載の出力装置。
  9. 前記選択手段は、前記特定手段によって特定された撮像装置を選択し、
    前記出力手段は、前記選択された撮像装置の所定時間前の監視情報を前記端末装置に出力する請求項1乃至8何れか1項記載の出力装置。
  10. 前記複数の撮像装置それぞれから撮影された複数の映像データを取得する取得手段を更に有し、
    前記出力手段は、前記取得手段により取得された前記複数の映像データのうち、前記選択手段により選択された前記撮像装置の映像データを前記監視情報として前記端末装置に出力する請求項1乃至9何れか1項記載の出力装置。
  11. 前記出力手段は、前記選択手段により選択された前記撮像装置の識別情報を前記監視情報として前記端末装置に出力する請求項1乃至9何れか1項記載の出力装置。
  12. 前記出力手段は、前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報及び前記撮像装置と前記端末装置との位置関係情報を、前記端末装置に出力する請求項1乃至11何れか1項記載の出力装置。
  13. 前記設置情報を保持する保持手段を更に有し、
    前記特定手段は、前記位置情報と、前記保持手段に保持される前記設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置のうち撮影範囲に前記端末装置を含む撮像装置を特定する請求項1乃至12何れか1項記載の出力装置。
  14. 複数の撮像装置と端末装置と出力装置とを含む映像監視システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の位置情報を、前記出力装置に送信する送信手段と、
    前記出力装置から出力された監視情報に対応する撮像装置が撮影する映像を表示部に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記出力装置は、
    前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、前記複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮影範囲に前記端末装置を含む撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置から、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する映像監視システム。
  15. 複数の撮像装置と端末装置と出力装置とを含む映像監視システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の位置情報を、前記出力装置に送信する送信手段と、
    前記出力装置から出力された監視情報に対応する撮像装置が撮影する映像を表示部に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記出力装置は、
    前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、前記複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた複数の撮像装置から、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する映像監視システム。
  16. 数の撮像装置と端末装置と出力装置とを含む映像監視システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の位置情報を、前記出力装置に送信する送信手段と、
    前記出力装置から出力された監視情報に対応する撮像装置が撮影する映像を表示部に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記出力装置は、
    前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、前記複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記位置情報と前記設置情報とに基づいて、前記撮像装置との距離が最も小さい撮像装置を前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する映像監視システム。
  17. 複数の撮像装置と端末装置と出力装置とを含む映像監視システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の位置情報を、前記出力装置に送信する送信手段と、
    前記出力装置から出力された監視情報に対応する撮像装置が撮影する映像を表示部に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記出力装置は、
    前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、前記複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、設定された被写体の位置情報と前記設置情報とに基づいて、前記設定された被写体との距離が最も小さい撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    有する映像監視システム。
  18. 複数の撮像装置と端末装置と出力装置とを含む映像監視システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の位置情報を、前記出力装置に送信する送信手段と、
    前記出力装置から出力された監視情報に対応する撮像装置が撮影する映像を表示部に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記出力装置は、
    前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、前記複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記複数の撮像装置のイベント情報に基づいて、設定されたイベントが発生した撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する映像監視システム。
  19. 複数の撮像装置と端末装置と出力装置とを含む映像監視システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の位置情報を、前記出力装置に送信する送信手段と、
    前記出力装置から出力された監視情報に対応する撮像装置が撮影する映像を表示部に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記出力装置は、
    前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、前記複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた複数の撮像装置から、前記複数の撮像装置の配信状況情報に基づいて、最も多くの装置に映像を配信している撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する映像監視システム。
  20. 複数の撮像装置と端末装置と出力装置とを含む映像監視システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の位置情報を、前記出力装置に送信する送信手段と、
    前記出力装置から出力された監視情報に対応する撮像装置が撮影する映像を表示部に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記出力装置は、
    前記端末装置から前記位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記位置情報と、前記複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定手段により特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記端末装置により通話対象として指定された撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力手段と、
    を有する映像監視システム。
  21. 出力装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置から前記端末装置の位置情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮影範囲に前記端末装置を含む撮像装置を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置から、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法。
  22. 出力装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定ステップで特定された撮像装置を除いた複数の撮像装置から、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法
  23. 出力装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定ステップで特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記位置情報と前記設置情報とに基づいて、前記撮像装置との距離が最も小さい撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法
  24. 出力装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定ステップで特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、設定された被写体の位置情報と前記設置情報とに基づいて、前記設定された被写体との距離が最も小さい撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法
  25. 出力装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定ステップで特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記複数の撮像装置のイベント情報に基づいて、設定されたイベントが発生した撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法
  26. 出力装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定ステップで特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記複数の撮像装置の配信状況情報に基づいて、最も多くの装置に映像を配信している撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法
  27. 出力装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置の位置情報と、複数の撮像装置それぞれの位置を示す設置情報と、に基づいて、前記複数の撮像装置から撮像装置を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された結果に基づいて、前記複数の撮像装置のうち前記特定ステップで特定された撮像装置を除いた前記複数の撮像装置から、前記端末装置により通話対象として指定された撮像装置を、前記端末装置に撮影映像が表示される撮像装置として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記撮像装置の監視情報を、前記端末装置に出力する出力ステップと、
    を含む情報処理方法
  28. コンピュータを、請求項1乃至13何れか1項記載の出力装置の各手段として、機能させるためのプログラム。
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