JP5639210B2 - 配信装置、プログラム - Google Patents
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Description
この明細書に記載の実施形態は、プログラムを対象機器に配信し、その対象機器でプログラムを更新する技術に関する。
例えばパーソナルコンピュータなどの機器から、対象機器にプログラムを送信して当該対象機器内のプログラムを更新する技術がある。この技術を画像形成装置に適用させ、必要に際し画像形成装置のシステムソフトウェア(ファームウェアとも称される)を更新する技術もある。
また、以下の技術が開示されている。
画像形成装置のシステムソフトウェアを更新する場合、実行中又は実行待ちのジョブが無いことを確認した後、システムソフトウェアを更新する。この更新処理の場合、ユーザが放置したジョブが画像形成装置に残存しているときは更新できない。
実施形態は上述した問題点を解決するためになされたものであり、プログラム更新の成功率を向上させる技術を提供することを目的とする。
実施形態の配信装置は、インターフェイス部と、制御部とを有する。インターフェイス部は、情報を送信する。制御部は、機器の動作として登録されている実行待ちのジョブを削除する指示情報を、インターフェイス部を制御して送信し、機器の実行待ちのジョブが無くなった後に、プログラムの更新処理を機器に行わせる指示情報を、インターフェイス部を制御して送信する。
本実施形態では、リモートで画像形成装置のシステムソフトウェアを更新する態様について説明する。画像形成装置のシステムソフトウェアは、印刷動作を行う上での制御ソフトウェアや、画像処理ソフトウェア、データ管理ソフトウェア、および各種フォントデータなどを含んでいる。また配信するシステムソフトウェア内には、当該システムソフトウェアを更新するためのプログラムも含む場合がある。
本実施形態のシステムは、システムソフトウェアの更新を実行する前に、画像形成装置内に存在する実行待ちのジョブを確認し、削除可能なジョブについては削除する。これにより、ジョブ実行に起因する更新処理の妨げを抑制することができ、システムソフトウェアの更新成功率を上げることができる。
以下、図面を参照しつつ、本実施形態の態様について説明する。図1は、本実施形態のシステム構成を示す概要図であり、図2は、各装置のハードウェア構成例を示す図である。ソフトウェア更新システム500は、ソフトウェアの更新対象機器である画像形成装置1と、更新用のシステムソフトウェアを配信する配信装置2とを有する。配信装置2は、画像形成装置1とは遠隔となる位置に配置されており、更新用のシステムソフトウェアをネットワーク3経由でリモート送信する。画像形成装置1を複数有するシステムでもよく、配信装置2を複数有するシステムでもよい。
図2(A)は、画像形成装置1内部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置1は、プロセッサ101、DRAM(Dynamic Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、タッチパネルディスプレイ105、プリンタユニット106、ネットワークI/F(Interface)107を有する。これらは通信バス108により互いに制御信号、データの送受信を行う。
プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置であり、ROM103やHDD104などに格納されているプログラムをDRAM102にロードし、演算実行することで、プログラムに従い様々な処理を行う。
タッチパネルディスプレイ105は、静電容量方式のタッチパネルの入力部、およびフラット型パネルの表示部により構成されている。タッチパネルは、接触位置に応じた座標値(X値、Y値)を得ることができる。またフラット型パネルは、表示用の発光素子がパネル全面に備えられており、プロセッサ101の指示に従い、ジョブの実行状態などユーザに通知すべき事項を表示する。
プリンタユニット106は、画像データを印刷するユニットである。プリンタユニット106は、トナーを収容するトナーカートリッジ、シートを収容するカセット、プロセスユニット(感光体ドラム、帯電部、露光部、中間転写ベルトなど)、加熱定着器、排出トレイを有し、カセットに収容されているシートを、プロセスユニット、加熱定着器、排出トレイの順に搬送する搬送部を有する。
ネットワークI/F107は、外部機器と通信を担うユニットであり、LAN(Local Area Network)ボードやFAXボードを含む。またネットワークI/F107は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタも有し、USB規格に準拠した外部ストレージ装置と接続し、データ送受信を行うこともできる。ネットワークI/F107は、近距離無線通信を行う機構を含んでもよい。ネットワークI/F107での通信は、有線、無線を問わない。
図2(B)は、配信装置2内部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。配信装置2は、従前のコンピュータと同様の構成である。すなわち配信装置2は、CPUなどの演算処理装置であるプロセッサ201、主記憶装置であるDRAM202、BIOS(Basic Input Output System)などが記憶されたROM203を有する。また配信装置2は、ユーザが使用するプログラム、データを記憶するHDD204、出力デバイス205(例えばモニター)、入力デバイス206(例えばキーボード、マウス)、LANボードであるネットワークI/F207等を有する。これらは通信バス208により互いに制御信号、データの送受信を行う。
ネットワークI/F207は、情報を送信し、また情報を受信するユニットである。プロセッサ201は、インターフェイスI/F207を制御することで、インターフェイスI/F207を用いて情報を送信し、また受信する。尚、ネットワークI/F207は、USB規格に準拠したコネクタや近距離無線通信を行う機構を含んでもよい。
画像形成装置1のネットワークI/F107と配信装置2のネットワークI/F207は、ネットワーク3と接続しており、この構成によりデータの送受信の制御が行われる。
HDD104、HDD204は、不揮発性に記憶可能なストレージ装置であれば、HDDでなくてもよい。
図3は、プログラム更新システム500の構成例を示すブロック図である。まずは配信装置2の内部構成について説明する。システムソフトウェア更新部21は、プロセッサ201がROM203やHDD204内に事前に導入されたプログラムをDRAM202に展開し、演算実行する。
ネットワークI/F207は更新用のシステムプログラムを画像形成装置1に送信する。システムソフトウェア更新部21は、画像形成装置1での実行中ジョブ、待機中ジョブについての情報を問い合わせる電文を、ネットワークI/F207を介して画像形成装置1に送信する。これにより、画像形成装置1から、実行中ジョブ、待機中ジョブの識別情報、および識別情報に対応付けられたジョブ情報を1つまたは複数取得する。尚、実行中ジョブや待機中ジョブが無い場合、システムソフトウェア更新部21は、無いことを示す電文を受信する。
ここで、上記のジョブ情報について説明する。ジョブ情報には、ジョブの状態情報、ジョブ種別の情報が少なくとも含まれる。
ジョブの状態情報は、ジョブの現在の状態を値で示したものである。ジョブの状態情報には、実行中、待機中の状態情報以外にも、エラーにより停止している状態、ユーザ割り込みにより中断している状態などの状態情報が少なくとも含まれている。また各状態を示す値が事前に定義されており、システムソフトウェア更新部21は、この値によりジョブの状態を判断する。
ジョブ種別情報は、ジョブの種別を値で示したものである。ジョブ種別情報には、コピージョブ、プリントジョブ、スキャンジョブの種別情報以外にも、FAX受信、FAX送信、Eメール送信、Eメール受信など、公衆回線を介して外部との送受信を要するジョブ種別の情報も少なくとも含まれる。ジョブ種別情報も、各種別を示す値が事前に定義されており、システムソフトウェア更新部21は、この値によりジョブの種別を判断する。
システムソフトウェア更新部21は、取得される1つまたは複数のジョブ情報から、削除可能なジョブを選定し、そのジョブの識別情報とともに削除要求の電文をネットワークI/F207を介して画像形成装置1に送信する。
またシステムソフトウェア更新部21は、先に送信したシステムソフトウェアの更新要求の電文を画像形成装置1に送信する。
次に画像形成装置1の内部構成について説明する。システムソフト更新制御部11、ジョブ制御部12、ジョブキュー13は、プロセッサ101がROM103やHDD104内に事前に導入されたプログラムをDRAM102に展開し、演算実行する。システムソフト更新制御部11は、ネットワークI/F107を介して得られた更新用のシステムプログラムをDRAM102もしくはHDD104に一時的に記憶する。
システムソフト更新制御部11は、配信装置2から送信されるシステム更新要求の電文を受信した場合、一時的に記憶された更新用のシステムプログラムを、ROM203の事前に定義された所定アドレスに書き込む。これにより、システムプログラムの更新が行われる。
ジョブ制御部12は、ジョブ情報の問合せ電文を受信すると、ジョブキュー13内に登録されているジョブを取得し、各ジョブから識別情報およびジョブ情報を抽出する。ジョブ制御部12は、ジョブの識別情報とジョブ情報とを対応付けて、配信装置2に送信する。またジョブ制御部12は、ジョブ削除要求の電文とともに削除対象となるジョブの識別情報をネットワークI/F107を介して受信すると、当該ジョブ識別情報に対応したジョブを、ジョブキュー13から削除する。尚、ジョブの識別情報やジョブ情報は、本実施形態ではジョブキュー13内に登録されるジョブの中に含まれるものとしたが、ジョブ制御部12が別データとして管理し、ジョブキュー13内に登録されるジョブに応じたジョブ情報や識別情報を取り出して送信する構成であってもよい。
ジョブキュー13は、先入れ先出しの構造でジョブをDRAM102もしくはHDD104に保持する。すなわち、キューの先頭にあるジョブから順に処理され、処理が完了したジョブは、ジョブキュー13から随時削除される。また画像形成装置1でジョブが受け付けられると、そのジョブはキューの最後尾に登録され、先頭ジョブの処理が完了次第、キューの先頭に向かって進行する。尚、割り込みジョブなどは、優先的にキューの先頭に登録される。ジョブキュー13に対するこのような制御は、ジョブ制御部12により行われる。またジョブ制御部12で削除要求が受け付けられたジョブは、ジョブキュー13から削除される。
次に、配信装置2の動作例を図4に示す。システムソフトウェア更新部21は、更新実行指示を入力デバイス206経由でユーザより受付ける(ACT001)。ACT001は、日時が指定されたバッチ処理による実行指示であってもよい。システムソフトウェア更新部21は、更新用のシステムソフトウェアを、画像形成装置1に送信する(ACT002)。本実施形態では、この更新用のシステムソフトウェアは、HDD204、もしくはネットワークI/F207と接続可能なストレージ装置に事前に記憶されている。
システムソフトウェア更新部21は、ジョブ情報の問合せ電文を送信することで、ジョブキュー13内にあるジョブの識別情報、ジョブ情報を取得する(ACT003)。システムソフトウェア更新部21は、ジョブキュー13内にジョブが無い場合はその旨の電文を受信する。
システムソフトウェア更新部21は、ジョブキュー13内にジョブがあるか否かを判定する(ACT004)。ジョブキュー13内にジョブが無い場合(ACT004、No)、システムソフトウェア更新部21は、画像形成装置1にシステムソフトウェアの更新要求電文を送信する(ACT007)。その後、画像形成装置1から更新処理の結果電文を受信するなどして終了となる。一方、ジョブキュー13内にジョブが有る場合(ACT004、Yes)、システムソフトウェア更新部21は、ACT003で得られたジョブ情報に基づき、削除可能なジョブか否かを、実行待ちのジョブごとに判定する(ACT005)。
システムソフトウェア更新部21は、ジョブを削除するか否かの判定を、以下の特性により決定する。
1.物理的に今現在実行中のジョブは、削除すると不具合等が生ずるおそれがあるため、削除しない。このジョブに当てはまるものとしては、実行中のコピージョブやネットワーク経由で得た印刷ジョブも含まれる。
2.ジョブを削除することによりユーザの利益を著しく阻害するおそれのあるジョブは、削除しない。FAX受信ジョブ、Eメール受信ジョブは、公衆回線を経由してデータを受信し、受信データを印刷や永続的に保持する処理を実行するジョブであるが、このようなジョブを削除すると、連絡事項が伝わらない可能性が生じ、ユーザの利益を著しく阻害するおそれがある。よって本実施形態では、公衆回線を経由してデータを受信する処理を含んだジョブを削除しない。FAX送信ジョブ、Eメール送信ジョブなど、公衆回線を経由してデータを送信する処理を含むジョブについても、削除しないという実装でもよい。
3.ユーザの操作又はハードウェアエラーに起因して、実行を途中で中断しているジョブは削除しない。例えば紙無しやジャムによりエラーで停止しているジョブや、ユーザによる割り込みコピーのために処理を中断しているジョブがこれに該当する。
1.物理的に今現在実行中のジョブは、削除すると不具合等が生ずるおそれがあるため、削除しない。このジョブに当てはまるものとしては、実行中のコピージョブやネットワーク経由で得た印刷ジョブも含まれる。
2.ジョブを削除することによりユーザの利益を著しく阻害するおそれのあるジョブは、削除しない。FAX受信ジョブ、Eメール受信ジョブは、公衆回線を経由してデータを受信し、受信データを印刷や永続的に保持する処理を実行するジョブであるが、このようなジョブを削除すると、連絡事項が伝わらない可能性が生じ、ユーザの利益を著しく阻害するおそれがある。よって本実施形態では、公衆回線を経由してデータを受信する処理を含んだジョブを削除しない。FAX送信ジョブ、Eメール送信ジョブなど、公衆回線を経由してデータを送信する処理を含むジョブについても、削除しないという実装でもよい。
3.ユーザの操作又はハードウェアエラーに起因して、実行を途中で中断しているジョブは削除しない。例えば紙無しやジャムによりエラーで停止しているジョブや、ユーザによる割り込みコピーのために処理を中断しているジョブがこれに該当する。
システムソフトウェア更新部21は、上記1〜3に該当しないジョブを削除対象とする。システムソフトウェア更新部21は、ジョブ情報に含まれるジョブの状態情報の値、およびジョブ種別情報の値から、削除対象とするジョブであるか否かを判定する。
削除対象のジョブが1つでもある場合(ACT005、Yes)、システムソフトウェア更新部21は削除対象のジョブの識別情報を1つまたは複数画像形成装置1に送信し、ジョブ削除要求の電文を画像形成装置1に送信する(ACT006)。ACT006の後、もしくは削除対象のジョブが無い場合(ACT005、No)、システムソフトウェア更新部21は一定期間経過した後に、処理はACT003に戻る。ジョブキュー13内のジョブが削除もしくは実行完了により無くなるまで、システムソフトウェア更新部21はACT003〜ACT006を繰り返し実行する。
この様な形態をとることで、システムソフトアップデート時、実行待ちジョブが存在することに起因して、システムアップデートが実施できない事象を抑制することができ、自動的なシステムアップデートの成功率を向上させることが可能になる。
本実施形態では、対象となる機器を画像形成装置として説明したが、態様はこれに限らない。プログラム更新の対象機器を、POS(Point of Sale)ターミナルなど、POSシステムの構成要素と成り得る機器や、コンピュータ、ネットワーク機器などとしてもよい。この場合、待機待ちジョブは、実行予定としてスケジューリングされたバッチ処理に相当する。配信装置は、実行予定として登録されたバッチ処理を削除する指示情報を、対象機器に送信する。対象機器は、指示情報に従い、バッチ処理の実行登録を削除する。
上記例では、不都合の生じるジョブについては削除しない例を示したが、ジョブキュー内に登録されている全てのジョブを削除する実装であっても構わない。この場合、ACT005の判定は省略され、ACT004が肯定である場合はACT006に進む。画像形成装置1は、ジョブキュー13内に登録されているジョブを全てキューから削除する。
図4のフローチャートにおいて、ACT006の処理後、ACT003に戻るようにしたが、これに限定されない。ACT006の処理後、ACT004の処理に戻るようにしてもよい。この時にACT004は、「削除可/不可未確認の実行待ちのジョブ有?」になる。
また本実施形態では、更新用のプログラムをシステムソフトウェアやシステムデータとして説明したが、態様はこれに限定されない。文書編集アプリケーションや表計算アプリケーションなど、ユーザが使用する、ユーザサイドのソフトウェアやデータについての更新であってもよい。またOSであってもよい。
本実施形態では、ジョブの管理や制御を画像形成装置1内部で行うものとして説明したが、ジョブ管理サーバなどの装置をシステム500内に用意し、このジョブ管理サーバが、画像形成装置1のジョブを管理、制御する構成でもよい。この場合、配信装置2は、ジョブ情報の問合せやジョブ削除要求をジョブ管理サーバに送信する。ジョブ管理サーバは、これらの指示情報を受け付けて、ジョブ識別情報やジョブ情報、必要に応じて画像形成装置1の識別情報を返信し、ジョブの削除を行う。また、画像形成装置1の更新処理の実行を制御し、プログラムのバージョンを管理するサーバなどがシステム500にある場合、配信装置2は、そのサーバにシステム更新要求の電文を送信する。このように、指示情報の送信先は、システム構成によっては画像形成装置1に限定されない。
本実施形態の配信装置2の機能を、画像形成装置1に持たせる構成でもよい。この場合、画像形成装置1が、既に登録されている実行待ちのジョブを削除する指示情報を、自機に出力し、実行待ちのジョブが無くなった後に、プログラムの更新処理を行わせる指示情報を自機に出力する。また、配信装置2で実行される上記処理を、少なくともプロセッサおよび記憶部を有する装置に実行させるためのプログラムが提供されてもよい。このようなプログラムは、画像形成装置、コンピュータ、POSシステムを構成する機器などでも実行される。またこのようなプログラムは、配信プログラム、更新プログラム、出力プログラムなどと称されてもよい。
本実施形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
制御部は、実施形態のプロセッサ201、DRAM202、通信バス208を少なくとも有する構成に相当する。またプロセッサ201、DRAM202、通信バス208などの各ハードウェアと協働して動作するプログラムは、HDD204(ROM203でもよい)に事前に記憶されており、プロセッサ201によりDRAM202にロードされ、演算実行される。インターフェイス部は、実施形態のネットワークI/F207に相当する。
更新は、既存のデータを新しいものに置き換える処理、または新しいデータを新規に加える処理のいずれか一方もしくは両方の処理である。実行待ちのジョブは、少なくとも現在待機中のジョブを含む。公衆回線は、アナログ回線でもよく、デジタル回線でもよく、これらが混在する複合回線でもよい。
以上に詳説したように、本実施形態の態様により、プログラム更新の成功率を向上させることができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1 画像形成装置、2 配信装置、11 システムソフト更新制御部、12 ジョブ制御部、13 ジョブキュー、21 システムソフトウェア更新部、101、201 プロセッサ、102、202 DRAM、103、203 ROM、104、204 HDD、105 タッチパネルディスプレイ、106 プリンタユニット、107、207 ネットワークI/F、108、208 通信バス、205 出力デバイス、206 入力デバイス、500 ソフトウェア更新システム。
Claims (4)
- 情報を送信するインターフェイス部と、
機器の動作として登録されている実行待ちのジョブを削除する指示情報を、前記インターフェイス部を制御して送信し、前記機器の前記実行待ちのジョブが無くなった後に、プログラムの更新処理を前記機器に行わせる指示情報を、前記インターフェイス部を制御して送信する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記実行待ちのジョブが、公衆回線経由でのデータの受信を処理に含んだジョブである場合、該ジョブについての前記削除の指示情報を送信しない
配信装置。 - 請求項1に記載の配信装置において、
前記制御部は、前記実行待ちのジョブが、実行を中断して途中で待機しているジョブである場合、該ジョブについての前記削除の指示情報を送信しない
配信装置。 - 請求項1または2に記載の配信装置において、
前記インターフェイス部は、さらに、情報を受信し、
前記制御部は、実行待ちのジョブそれぞれのジョブ種別および状態に関する情報を、前記インターフェイス部を制御して受信し、該情報に基づき、前記削除の指示情報を送信するか否かを、ジョブごとに判定する
配信装置。 - プロセッサおよび記憶部を有する装置が実行するためのプログラムであって、
登録されている実行待ちのジョブを削除する指示情報を出力し、
前記実行待ちのジョブが無くなった後に、プログラムの更新処理を行わせる指示情報を出力する処理を、前記装置に実行させ、
前記実行待ちのジョブが、公衆回線経由でのデータの受信を処理に含んだジョブである場合、該ジョブについての前記削除の指示情報を出力しない
処理を、前記装置に実行させるためのプログラム。
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JP2013040690A JP5639210B2 (ja) | 2013-03-01 | 2013-03-01 | 配信装置、プログラム |
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