JP5638410B2 - 容器方向規制装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、前記特許文献1の技術では、容器がネック部を保持されたまま前記円板状の方向規制ガイドにより押し付けられるため、容器の方向規制が確実性に欠け、薄肉容器の場合には、容器が傷付き、また、変形回復出来ない程に潰れてしまう恐れがある。
(1)第1の手段の容器方向規制装置は、搬送体に設けられた容器グリッパによって容器のネック部を保持して容器を搬送する容器搬送装置において、該容器搬送装置の所定の搬送領域(以下容器方向規制領域と称する)で、容器が前記容器グリッパから落下しないで回転自在な状態になるように前記容器グリッパの容器保持に緩みを持たせるグリップ保持緩み手段と、容器を搬送中に前記グリップ保持緩み手段によって前記回転自在にした状態で方向が一定の向きになるよう方向規制する容器方向規制手段とを設けて、容器を搬送中に方向規制するように構成したことを特徴とする。
また、前記グリップ保持緩み手段を、前記容器方向規制領域で前記容器グリッパのグリッパ開閉機構部がカムではなくて往復動式プッシャーと係合するようにして、該往復動式プッシャーを前記容器方向規制領域では前記容器グリッパが容器回転自在の状態となるように作用し、前記容器方向規制領域以外では前記容器グリッパが容器保持の状態となるように作用する作動制御で構成したことにより、所謂カム軌跡を変更しなければならない場合において、カムを変更するのではなく、往復動式プッシャーを作動制御する制御装置のプログラム変更のみで容易に変更することができ、また、装置をコンパクトにできるという効果を有する。
本発明の参考例を図1から図6に基づいて説明する。
図1は、本発明の参考例に係わる容器方向規制装置を取り入れた充填ラインを摸式的に示した平面図である。
図2は、本発明の参考例に係わる容器方向規制装置の平面図で、部分切断図としてある。
図3は、図2のA−A断面図である。
図4は、図2に示す容器グリッパの詳細平面図で、容器保持の状態を示す図である。
図5は、容器グリッパの図4に相当する図で、グリップ保持緩みを説明する図である。
図6は、容器がスターホイールのポケットに受け渡された状態を説明する図で、(a)は正規方向の容器がスターホイールのポケットに正常に収納された状態を示し、(b)は正規方向でない容器がスターホイールのポケットに押し込まれて潰れた状態を示す図である。
また、前記容器搬送装置1のS点からT点に向けての搬送中間部の容器方向規制領域V1に、容器Pの方向規制をする容器方向規制装置15が設けられている。
なお、前記容器方向規制ガイド15aと容器方向規制ガイド15bは、図2に示すように、容器方向規制領域V1の入口部では間隔が拡げられる等容器の方向修正に適した形状となっており、それぞれ図示しない固定のブラケットに取付けられている。
また、前記カム10は、容器グリッパ20が前記グリッパ保持緩み状態、容器保持状態になるようなカム軌跡となっており、固定の支持台11に取付けられている。
なお、図5において、グリップアーム21aおよびグリップアーム21bが実線で示されているのは、容器グリッパ20から容器Pが落下しないで回転自在な状態になるように前記容器グリッパ20の前記グリップ保持に緩みを持たせた状態を示し、二点鎖線で示したグリップアームwaおよびグリップアームwbは、S点およびT点で容器Pの受け渡しをする際にグリッパ開とした状態を示している。
ここでは、容器Pの断面の長手方向が、容器搬送装置1の搬送経路円1pに対して接線方向である状態を正規方向としているが、正規方向から外れて図示P1の二点鎖線のような状態である場合には、容器Pの方向修正、即ち方向規制が必要となる。
ここで、図示のように方向が正規方向から外れた容器P1は、搬送体1bの搬送により矢印1f方向に進むと、容器P1の胴部が1対の容器方向規制ガイド15aおよび容器方向規制ガイド15bに接触して、図示P2のように容器の方向が搬送円1pの接線方向に修正され、容器方向規制がなされる。
なお、容器Pが正規方向である場合には、容器Pは前記容器方向規制ガイド15aおよび容器方向規制ガイド15bに接触することなく搬送される。
なお、容器Pがキャッパ4から容器転送装置5に受け渡される際は、容器Pが正規方向でない状態の場合は、図6(b)のPdで示すように、容器Pがスターホイール5sのポケット5pに押し込まれて潰れてしまう恐れがあるが、容器Pが正規方向の場合は、図6(a)に示すように、容器Pが前記ポケット5pに正常に収納されて、潰れ或いは傷付きが生じることはない。
なお、容器方向規制装置を容器転送装置3に設けてもよいが、この場合には容器Pが充填後の中味入り容器で、重量が大きいため、容器方向規制を確実に行うには搬送速度を下げる必要が生じる恐れがある。
次に、本発明の実施の形態について図7に基づいて説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係わる容器方向規制装置の平面図で、部分切断図としてあり、図2に相当する図である。
図7において、図2と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略するが、容器搬送装置1tの容器方向規制装置15tは、容器方向規制領域V2部で容器グリッパ20のグリッパ開閉機構部のローラ24と往復動式プッシャー装置30との係合によって、前記容器グリッパ20から容器Pが落下しないで容器回転自在の状態にするグリップ保持緩み手段と、グリップ保持緩み状態の容器Pを方向規制する容器方向規制ガイド15aと容器方向規制ガイド15bから成る容器方向規制手段により構成されている。
なお、前記サーボシリンダ33は、図示しない制御装置からの指令により往復動の移動量および移動速度が作動制御されるようになっており、図示しない固定の支持台に設けられている。
さらに、前記説明と同様の往復動式プッシャー装置が、容器Pを充填装置2に受け渡すT点近辺にも設けられているが、重複する内容であり、図示および詳細な説明は省略する。
容器Pがネック搬送装置C1から容器搬送装置1tにS点で受け渡される際、容器グリッパ20はS点の手前のR点で前記プッシャー装置の作動制御によりグリップアーム21aおよびグリップアーム21bが開の状態となり、S点で受け渡された後、容器グリッパ20はネック部Pnを保持するように閉の状態となる。
該グリップ保持緩み状態になった容器P1が搬送体1bの搬送により矢印1f方向に進むと、容器P1の胴部が1対の容器方向規制ガイド15aおよび容器方向規制ガイド15bに接触して、図示P2のように容器の方向が搬送円1pの接線方向に修正され、容器方向規制がなされる。
なお、容器Pが正規方向である場合には、容器Pは前記容器方向規制ガイド15aおよび容器方向規制ガイド15bに接触することなく搬送される。
2 充填装置
3 容器転送装置
4 キャッパ
5 容器転送装置
10 カム
15、15t 容器方向規制装置
15a、15b 容器方向規制ガイド
20 容器グリッパ
21a、21b グリップアーム
22a、22b 軸
23a、23b ギヤ
24 ローラ
26 レバー
30 往復動式プッシャー装置
31 プッシャー
33 サーボシリンダ
P 容器
Pn (容器Pの)ネック部
Claims (3)
- 搬送体に設けられた容器グリッパによって容器のネック部を保持して容器を搬送する容器搬送装置において、該容器搬送装置の所定の搬送領域(以下容器方向規制領域と称する)で、容器が前記容器グリッパから落下しないで回転自在な状態になるように前記容器グリッパの容器保持に緩みを持たせるグリップ保持緩み手段と、容器を搬送中に前記グリップ保持緩み手段によって前記回転自在にした状態で方向が一定の向きになるよう方向規制する容器方向規制手段とを設けて、容器を搬送中に方向規制するように構成し、
前記グリップ保持緩み手段を、前記容器方向規制領域で前記容器グリッパのグリッパ開閉機構部が往復動式プッシャーと係合するようにして、該往復動式プッシャーを前記容器方向規制領域では前記容器グリッパが容器回転自在の状態となるように作用し、前記容器方向規制領域以外では前記容器グリッパが容器保持の状態となるように作用する作動制御で構成したことを特徴とする容器方向規制装置。 - 請求項1に記載する容器方向規制装置において、該容器方向規制装置を、容器の中味が空の状態で容器の方向規制をするようにしたことを特徴とする容器方向規制装置。
- 請求項1又は2に記載する容器方向規制装置において、前記容器方向規制手段を、前記容器方向規制領域で容器が搬送される際に、該容器が所定の方向となっていない場合には、容器が接触して方向修正(方向規制)されるようなガイド形状の容器方向規制ガイドで構成したことを特徴とする容器方向規制装置。
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JP2011020640A JP5638410B2 (ja) | 2011-02-02 | 2011-02-02 | 容器方向規制装置 |
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JP2011020640A JP5638410B2 (ja) | 2011-02-02 | 2011-02-02 | 容器方向規制装置 |
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Family Applications (1)
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JP2011020640A Active JP5638410B2 (ja) | 2011-02-02 | 2011-02-02 | 容器方向規制装置 |
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