JP5637554B2 - 建設機械におけるエンジン始動装置 - Google Patents
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Description
また、これとは逆に建設機械の周辺にいた作業者が、警報音を聞いてもすぐに退避できない場合があり、このような場合でも所定時間が経過すればエンジンが自動的に始動してしまうという問題もあり、これらに本発明が解決せんとする課題がある。
請求項2の発明は、エンジン始動の許容は、警報発生手段による警報発生が第一の設定時間以上継続した後、第二の設定時間以内に制限されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械におけるエンジン始動装置である。
請求項3の発明は、第二の設定時間は警報発生を停止してからカウントされることを特徴とする請求項2記載の建設機械におけるエンジン始動装置である。
請求項4の発明は、第二の設定時間は警報発生があったときからカウントされることを特徴とする請求項2記載の建設機械におけるエンジン始動装置である。
請求項5の発明は、エンジン始動の許容は、警報発生手段による警報発生があったときから予め設定される第三の設定時間以内に制限されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械におけるエンジン始動装置である。
請求項6の発明は、警報発生操作を促すための第一の報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載の建設機械におけるエンジン始動装置である。
請求項7の発明は、エンジン始動が許容される状態であることを報知する第二の報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1記載の建設機械におけるエンジン始動装置である。
請求項2の発明とすることにより、まず、予め設定された時間である第一の設定時間以上継続して警報を発生させなければエンジン始動ができないことになって、周囲の作業者の注意を確実に喚起することができる。また、このように構成することでオペレータが意図せずしてうっかり警報を発生させてしまったような場合は比較的短い警報となり、このような警報発生の場合はエンジンが始動しないため、警報の誤操作によるエンジン始動を防止できる。さらに、警報が発生したときから予め設定された時間である第二の設定時間以内でなければエンジン始動ができないことになって、これによって、警報発生後は周囲の作業者が注意喚起されているあいだにエンジンが始動することになる。
請求項3の発明とすることにより、エンジン始動を許容する時間である第二の設定時間は、警報発生が停止してからカウントされることになって、警報発生時間の長短に拘らず一定のエンジン始動許容時間が確保される。従って、エンジン始動の前におこなう警報発生を周囲の状況に応じておこなうことができる。
請求項4の発明とすることにより、エンジン始動を許容する時間である第二の設定時間は、警報発生があったときからカウントされることになって、警報発生開始後は第二の設定時間内にエンジン始動がおこなわれるため、警報によって注意喚起された状態でエンジン始動がおこなわれる。
請求項5の発明とすることにより、警報発生時間の長短に拘らず、警報発生した後は第三の設定時間内であればいつでもエンジン始動ができることになって警報発生が確保されるものでありながら、エンジン始動までの時間を短いものとすることができる。
請求項6の発明とすることにより、警報発生操作が必要な場合は、警報発生操作が促される一方で、警報発生操作が不要になった場合も報知が停止することによって警報発生操作を停止してもよいタイミングを知ることができて、警報発生を操作性良くすることができる。
請求項7の発明とすることにより、エンジン始動が許容された状態になった場合は、エンジン始動が許容されていることが報知されて、エンジン始動操作によるエンジン始動を確実なものとすることができる。しかも、エンジン始動が禁止された状態になると報知が停止するため、エンジン始動ができない状態であるにも拘らずエンジン始動操作をしてしまうことがない。
上部旋回体3には、左右方向一側方にブーム4、アーム5、バケット6等によって構成される作業装置7、オペレータが操縦をおこなうための空間であるキャブ8、カウンターウエイト9が搭載され、さらにエンジン10、オイルクーラ、ラジエータ11等を収容するエンジン室12が配されている。
さらにキャブ8内には、後述するように、ホーンスイッチ14を操作してホーン15を鳴らすようオペレータに促す第一の報知器16と、エンジン始動が許容される状態であることを報知する第二の報知器16aとが設けられている。以下に記載する実施の形態では、これら第一、第二の報知器16、16aは各別に設けられた燈体によって構成されるが、一つの燈体とし、ホーンを鳴らすように促す場合の報知を点滅点灯、エンジン始動許容状態である場合の報知を連続点灯のように変化させたもの、異なった二色の点灯ができる燈体とすることもでき、さらには「ホーンを鳴らしてください。」「エンジン始動ができます。」のような音声報知とすることもできる。そして各別の燈体でこれら第一、第二の報知器を形成する場合、第一報知器16をホーンスイッチ14の近傍に、第二報知器16aをキースイッチ13の近傍に配しておけば、オペレータが各対応するスイッチ操作を促すことになって操作性が向上する。
警報発生回路17は、ホーンスイッチ(警報スイッチ)14、ホーン15、第一電磁リレー19等からなる。ホーンスイッチ14が始動操作されることによって第一電源20から第一電磁リレースイッチ19への電源供給がなされ、これによって第一電磁リレースイッチ19がON動作し、第一電源20からホーン15へ電流が流れて警報が発せられるようになっている。
これに対し、前記第一カウント時間t1が第一設定時間T1に至らない(T1>t1)と判断された場合にはホーンスイッチ14がON操作されているか否かの判断(S13)がされるようにリターンする。そして前述した第一報知器16に対しての報知指令が出力された後にホーンスイッチ14のON操作がなされたか否かの判断がなされ(S13)、ホーンスイッチ14のON操作はあったが第一カウント時間t1が第一設定時間T1に至らない状態でホーンスイッチ14がOFF操作された場合には第一、第二カウント時間t1、t2をリセットした後(S18)、ホーンスイッチ14のON操作がなされたか否かの判断がなされるように設定されている。
これに対し、キースイッチ13をON位置に操作した状態からホーン15を鳴らすことなくエンジン始動位置E/Sに操作した場合にはエンジン始動が禁止された状態になってエンジン始動がなされないように制御される。
これに対し、前記第一カウント時間t1が第一設定時間T1に至らない(T1>t1)と判断された場合にはホーンスイッチ14がON操作されているか否かの判断(S33)がされるようにリターンする。そして前述した第一報知器16に対しての報知指令が出力された後にホーンスイッチ14のON操作がなされたか否かの判断がなされ(S33)、ホーンスイッチ14のON操作はあったが第一カウント時間t1が第一設定時間T1に至らない状態でホーンスイッチ14がOFF操作された場合には第一カウント時間t1をリセットした後(S37)、ホーンスイッチ14のON操作がなされたか否かの判断がなされるように設定されている。
この場合に、エンジン始動が許容される時間は、ホーンスイッチ14をOFF操作してから第二の設定時間T2までとなるが、この許容時間は、ホーン15を鳴らした時間に関係なく一定であるため、第一の実施の形態のようにエンジン始動許容時間がホーン15を鳴らした時間によって変化してしまうことがないという利点がある。
10 エンジン
13 スタータスイッチ
14 ホーンスイッチ
17 警報発生回路
18 エンジン始動回路
24 切換えスイッチ
25 エンジン始動制御装置
Claims (7)
- オペレータの警報発生操作を受けて建設機械の周囲にいる者に注意を喚起させるための警報を発する警報発生手段と、オペレータのエンジン始動操作を受けてエンジン始動をするエンジン始動手段とを備えて構成される建設機械において、前記エンジン始動手段には、前記オペレータの警報発生操作を受けた警報発生手段による警報発生がない状態でエンジン始動操作があった場合にはエンジン始動を禁止し、警報発生手段による警報発生があった場合にエンジン始動操作によるエンジン始動を許容するよう制御するエンジン始動制御手段が設けられていることを特徴とする建設機械におけるエンジン始動装置。
- エンジン始動の許容は、警報発生手段による警報発生が第一の設定時間以上継続した後、第二の設定時間以内に制限されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械におけるエンジン始動装置。
- 第二の設定時間は警報発生を停止してからカウントされることを特徴とする請求項2記載の建設機械におけるエンジン始動装置。
- 第二の設定時間は警報発生があったときからカウントされることを特徴とする請求項2記載の建設機械におけるエンジン始動装置。
- エンジン始動の許容は、警報発生手段による警報発生があったときから予め設定される第三の設定時間以内に制限されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械におけるエンジン始動装置。
- 警報発生操作を促すための第一の報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載の建設機械におけるエンジン始動装置。
- エンジン始動が許容される状態であることを報知する第二の報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1記載の建設機械におけるエンジン始動装置。
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