JP5636817B2 - 乾燥装置及び該乾燥装置を備える記録装置 - Google Patents
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この構成によれば、乾燥領域における記録媒体の搬送方向上流側寄りとなる位置に吹出口が設けられているため、吹出口から吹き出された空気が乾燥領域内に滞留する時間を長く確保することができる。したがって、乾燥領域における乾燥効率を高めることができる。
ヒーターユニット22は、水平方向において連続紙Sの搬送方向と直交する幅方向に延びるとともに、長手方向の長さが連続紙Sの最大紙幅に対応する長さとなっている。そして、図2に示すように、ヒーターユニット22は変性ポリフェニレンエーテルなどの樹脂により形成された略直方体状をなすカバー31を有している。カバー31の前側(下流側)となる前面部31aには、複数(図2では5つ図示)の吸気口32が鉛直方向に所定間隔をおいて規則的に開口形成されている。さらに、カバー31の鉛直方向下側となる下面部31bの後側(上流側)の位置には、カバー31の長手方向に沿う略矩形状の吹出口33が開口形成されている。
さて、例えば記録装置11において記録処理が開始されると、ヒーターユニット22のヒーター36が発熱しつつファン34が駆動して温風が吹き出され始めると共に、連続紙Sが繰り出し部12から繰り出されて搬送方向の上流側から下流側へと搬送される。続いて、連続紙Sが記録部13に搬送されると、記録部13では支持板15上を摺動する連続紙Sの表面に対して記録ヘッド21から連続紙Sの表面にインクが噴射される。そして、インクが付着した連続紙Sはさらに搬送されて乾燥領域D内を通過する。乾燥領域D内では、搬送される連続紙Sの表面に対して上流側に位置するヒーターユニット22の吹出口33から下流側に向かって温風が吹き付けられる。
(1)乾燥領域Dの天井面を形成する下面部31bに設けられた溝部39が流路抵抗となることにより、天井面に沿って空気が流れることが抑制されるため、乾燥領域Dにおける天井面付近に空気が動きを遅くして滞留するよどみ空間が形成される。そして、そのような状態においてヒーターユニット22の吹出口33から新たに温風が吹き出されると、その新たな温風は天井面付近のよどみ空間を迂回するように乾燥領域Dの天井面と対向する連続紙Sの表面に向かって流れるようになる。そのため、吹出口33から吹き出された温風を有効に連続紙Sの表面に到達させることができる。したがって、乾燥領域Dにおける乾燥効率の低下を抑制することができる。
・記録媒体は連続紙Sに限らず、例えば連続フィルムや長尺状の布などであってもよい。また、連続紙Sは搬送途中で所定の長さに切断されてもよい。さらに、記録媒体は長尺状の連続紙Sに限らず、例えば所定の大きさの単票状態に形成されているものであってもよい。
・吹出口33は下面部31bにおける搬送方向の上流側寄りに配置されているものに限らず、例えば下面部31bの略中央など異なる位置に配置されていてもよい。
・溝部39は、その幅方向の大きさW1が連続紙Sの幅方向の大きさW2よりも大きく且つ吹出口33の幅方向の大きさW3よりも小さくなっているものに限らず、例えば連続紙Sの幅方向の大きさW2よりも小さいものや吹出口33の幅方向の大きさW3よりも大きいものなどであってもよい。
Claims (6)
- 液体の付着により記録が施される記録媒体を搬送方向の上流側から下流側へと搬送する搬送手段と、
当該搬送手段により搬送される前記記録媒体の搬送経路の途中において前記記録媒体の前記液体が付着した表面と対向する位置に形成された吹出口から前記表面に向けて加熱した空気を吹き出すことにより前記記録媒体に付着している前記液体を乾燥させる乾燥手段と、を備え、
当該乾燥手段の前記吹出口から吹出された前記空気を前記記録媒体の表面側において滞留可能とする乾燥領域の天井面を、前記乾燥手段の外殻を構成する外面のうち前記吹出口が形成され且つ前記搬送経路を上方から覆うように配置された底面部により形成するとともに、
当該底面部には、前記吹出口よりも前記搬送方向の下流側の位置に、前記底面部を貫通して同底面部の上側に区画された独立空間部に前記乾燥領域を連通させ、前記乾燥領域内を流れる前記空気の流路抵抗となることで前記空気のよどみ空間を形成するよどみ空間形成部を設けた
ことを特徴とする乾燥装置。 - 前記よどみ空間形成部は、該よどみ空間形成部を前記搬送方向に沿って切断した場合の断面形状が前記記録媒体の搬送方向と交差する幅方向において同じ形状をしている
ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。 - 前記記録媒体の前記搬送方向と交差する幅方向における前記よどみ空間形成部の大きさは、前記記録媒体の幅方向の大きさよりも大きく且つ前記吹出口の前記幅方向における大きさよりも小さい
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。 - 前記乾燥手段の前記吹出口は、前記底面部における前記搬送方向の上流側寄りの位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の乾燥装置。 - 前記乾燥手段の前記吹出口は前記搬送方向の下流側に向かって開口しているとともに、前記乾燥手段の外部から内部に取り入れた空気を温めて前記吹出口に温めた空気を送る空気流路部における前記吹出口に連なる流路部分の内壁は、前記乾燥手段における前記吹出口が形成されて前記記録媒体と対向する面に対して前記記録媒体における搬送方向の上流側が上方となるように傾斜している
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の乾燥装置。 - 搬送される記録媒体に搬送経路の途中で記録を施す記録ヘッドと、
当該記録ヘッドよりも前記搬送経路における下流側の位置に設けられる請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の乾燥装置と、を備えた
ことを特徴とする記録装置。
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JP2010188280A JP5636817B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 乾燥装置及び該乾燥装置を備える記録装置 |
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JP2000211116A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Fuji Xerox Co Ltd | インク乾燥装置 |
JP2001071473A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-03-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 乾燥装置 |
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