JP5636817B2 - 乾燥装置及び該乾燥装置を備える記録装置 - Google Patents

乾燥装置及び該乾燥装置を備える記録装置 Download PDF

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本発明は、乾燥装置及び該乾燥装置を備える記録装置に関する。
一般に、記録媒体に対して液体を付着させることで記録を行う記録装置として、インクジェット式記録装置が広く知られている。そして、こうした記録装置には、インク(液体)が付着した記録媒体を搬送途中に乾燥させるための乾燥装置が記録媒体の搬送経路上に設けられている(例えば、特許文献1)。
この乾燥装置は、外部から空気を取り入れるための吸引ファンと、取り入れられた空気を温めるための加熱ヒーターと、温められた空気(温風)を搬送途中の記録媒体に向けて吹き出す吹出口と、吹出口から吹き出された温風を吸気ファンに再び導く流通空間とを備えている。そして、温風を循環させて記録媒体に吹き付けることにより、記録媒体に付着したインクを乾燥させるようになっている。
特開2009−45861号公報
ところで、特許文献1の記録装置では、乾燥装置が記録媒体の搬送経路の上方位置に設けられるとともに、その乾燥装置よりも記録媒体の搬送方向の下流側位置に乾燥室が記録媒体を上下両側から挟んで対向する上側区画壁と下側区画壁とで区画形成されている。すなわち、乾燥装置よりも搬送方向の下流側で乾燥装置の吹出口から吹き出された乾燥風を記録媒体の上面側に滞留可能とする乾燥室(乾燥領域)の天井面は、乾燥装置の外部カバーと、その外部カバーとは別の板金部材からなる上側区画壁とが、搬送途中の記録媒体の上面と各々対向するように搬送方向に並列配置態様となることで形成される。そのため、乾燥装置の吹出口から吹き出された温風の乾燥風が乾燥装置の外部カバーと該カバーとは別の板金部材からなる上側区画壁との間に存在する隙間等から乾燥室外に漏れ出てしまうことにより、乾燥室における乾燥効率が低下する虞があった。
そこで、乾燥室の天井面に隙間を存在させないように、天井面全体を例えば乾燥装置の外部カバーの一部など単一の部材で平面状に構成することが考えられる。しかし、乾燥室の天井面を平面状に形成すると乾燥装置の吹出口から吹き出された温風が乾燥室の天井面に沿って流れてしまうことにより、温風が有効に記録媒体に到達せずに記録媒体の乾燥効率が低下するという虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、乾燥領域における乾燥効率の低下を抑制することができる乾燥装置及び該乾燥装置を備える記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の乾燥装置は、液体の付着により記録が施される記録媒体を搬送方向の上流側から下流側へと搬送する搬送手段と、当該搬送手段により搬送される前記記録媒体の搬送経路の途中において前記記録媒体の前記液体が付着した表面と対向する位置に形成された吹出口から前記表面に向けて加熱した空気を吹き出すことにより前記記録媒体に付着している前記液体を乾燥させる乾燥手段と、を備え、当該乾燥手段の前記吹出口から吹出された前記空気を前記記録媒体の表面側において滞留可能とする乾燥領域の天井面を、前記乾燥手段の外殻を構成する外面のうち前記吹出口が形成され且つ前記搬送経路を上方から覆うように配置された底面部により形成するとともに、当該底面部には、前記吹出口よりも前記搬送方向の下流側の位置に、前記底面部を貫通して同底面部の上側に区画された独立空間部に前記乾燥領域を連通させ、前記乾燥領域内を流れる前記空気の流路抵抗となることで前記空気のよどみ空間を形成するよどみ空間形成部を設けた。
この構成によれば、乾燥領域の天井面に設けられたよどみ空間形成部が流路抵抗となることにより、天井面に沿って空気が流れることが抑制されるため、乾燥領域の天井面付近に空気が動きを遅くして滞留するよどみ空間が形成される。そして、そのような状態において乾燥手段の吹出口から新たに空気が吹き出されると、その新たな空気は天井面付近のよどみ空間を迂回するように乾燥領域の天井面と対向する記録媒体に向かって流れるようになる。そのため、吹出口から吹き出された空気を有効に記録媒体に到達させることができる。したがって、乾燥領域における乾燥効率の低下を抑制することができる。
本発明の乾燥装置において、前記よどみ空間形成部は、該よどみ空間形成部を前記搬送方向に沿って切断した場合の断面形状が前記記録媒体の搬送方向と交差する幅方向において同じ形状をしている。
この構成によれば、乾燥領域の天井面付近において空気のよどみ空間を記録媒体の幅方向において均一に形成することができる。そのため、記録媒体に対してその幅方向においては均一に加熱された空気を到達させることができる。したがって、記録媒体を均一に乾燥させることができる。
本発明の乾燥装置において、前記記録媒体の前記搬送方向と交差する幅方向における前記よどみ空間形成部の大きさは、前記記録媒体の幅方向の大きさよりも大きく且つ前記吹出口の前記幅方向における大きさよりも小さい。
この構成によれば、空気のよどみ空間は記録媒体の幅方向全体に亘って形成されるので、記録媒体の表面全体を乾燥させることができる。その一方、空気のよどみ空間は加熱された空気を吹き出す吹出口よりも記録媒体の幅方向における大きさが小さいので、記録媒体以外の領域に対して加熱した空気が不必要に拡散して到達することを抑制することができる。したがって、乾燥装置における加熱が不必要な部分の温度上昇を抑制することができる。
本発明の乾燥装置において、前記乾燥手段の前記吹出口は、前記底面部における前記搬送方向の上流側寄りの位置に配置されている。
この構成によれば、乾燥領域における記録媒体の搬送方向上流側寄りとなる位置に吹出口が設けられているため、吹出口から吹き出された空気が乾燥領域内に滞留する時間を長く確保することができる。したがって、乾燥領域における乾燥効率を高めることができる。
本発明の乾燥装置において、前記乾燥手段の前記吹出口は前記搬送方向の下流側に向かって開口しているとともに、前記乾燥手段の外部から内部に取り入れた空気を温めて前記吹出口に温めた空気を送る空気流路部における前記吹出口に連なる流路部分の内壁は、前記乾燥手段における前記吹出口が形成されて前記記録媒体と対向する面に対して前記記録媒体における搬送方向の上流側が上方となるように傾斜している。
この構成によれば、乾燥手段は搬送方向の下流側に向かって搬送される記録用紙に対して広範囲にわたって順風となるように加熱した空気を吹き付けることができる。したがって、乾燥領域における乾燥効率をより高めることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、搬送される記録媒体に搬送経路の途中で記録を施す記録ヘッドと、当該記録ヘッドよりも前記搬送経路における下流側の位置に設けられる上記構成の乾燥装置と、を備えた。
この構成によれば、記録装置において上記乾燥装置の場合と同様の作用効果を得ることができる。
実施形態における記録装置の概略側面図。 ヒーターユニットの概略断面図。 乾燥装置から吹き出された温風の平均流速の分布を示す流速分布図であり、(a)はヒーターユニットの下面部に溝部が形成されていない場合における温風の流速分布図、(b)はヒーターユニットの下面部に搬送方向における大きさが2mmの溝部が形成された場合における温風の流速分布図、(c)はヒーターユニットの下面部に搬送方向における大きさが5mmの溝部が形成された場合における温風の流速分布図。
以下、本発明を記録装置の一種であるインクジェット式記録装置(以下、「記録装置」ともいう。)及び該記録装置が備える乾燥装置に具体化した実施形態を図1〜図3に従って説明する。なお、以下の説明において、「左右方向」、「前後方向」及び「上下方向」をいう場合は、特に説明がない限り、各図において矢印で示す「左右方向」、「前後方向」及び「上下方向」をいうものとする。また、この場合における「左右方向」は記録媒体の搬送方向と交差する幅方向に相当すると共に、「上下方向」は鉛直方向に相当し、「前後方向」はその後側から前側に向かう方向が記録媒体の搬送方向に相当する。
図1に示すように、本実施形態における記録装置の一例であるインクジェット式記録装置11には、長尺状の記録媒体の一例である連続紙Sを繰り出す繰り出し部12と、繰り出された連続紙Sにインクを噴射して記録を施す記録部13と、この記録部13にて記録が施された連続紙Sを巻き取る巻き取り部14とが設けられている。
すなわち、記録装置11において、連続紙Sの搬送経路における上流側となる後側寄りの位置には繰り出し部12が配設されているとともに、下流側となる前側寄りの位置には巻き取り部14が配設されている。そして、繰り出し部12と巻き取り部14の間となる位置には記録部13が配設されている。また、記録部13における上流側となる後側寄りの位置には、連続紙Sを支持可能な支持板15が設けられている。
図1に示すように、繰り出し部12には、連続紙Sの搬送方向と直交する幅方向(左右方向)に延びる巻き軸16が回転可能に設けられている。そして、その巻き軸16には、連続紙Sがあらかじめロール状に巻かれた状態で巻き軸16と一体回転可能に支持されている。すなわち、連続紙Sは、巻き軸16が回転することにより巻き軸16から繰り出されて搬送方向の下流側に搬送されるようになっている。また、繰り出し部12における斜め前側の位置には、巻き軸16から繰り出された連続紙Sを巻きかけて記録部13に向けて導くための第1中継ローラー17が左右方向に延びた状態で回転可能に設けられている。そして、第1中継ローラー17には、巻き軸16から繰り出された連続紙Sが後側下方から巻き掛けられることにより、連続紙Sは記録部13側となる搬送方向下流側(前側)に向けて水平に搬送されるようになっている。
記録部13には、支持板15よりも搬送方向下流側(前側)の位置に、左右方向に延びる駆動ローラーと従動ローラーとからなる2組の搬送ローラー対18a,18bが間隔をあけて配置されている。搬送ローラー対18a,18bは、駆動ローラーと従動ローラーとにより連続紙Sを挟持した状態で、駆動ローラーの駆動回転に従動ローラーが従動回転することで連続紙Sの搬送方向下流側への搬送を行うようになっている。
巻き取り部14には、搬送ローラー対18a,18bよりも搬送方向下流側(前側)となる位置に、上流側(後側)の第1中継ローラー17と水平方向で対向するように第2中継ローラー19が回転可能に設けられている。そして、この第2中継ローラー19には、上流側の第1中継ローラー17から記録部13を水平前方向に搬送される連続紙Sが前側上方から巻き掛けられることにより、連続紙Sの搬送方向が水平後方向から前斜め下方に転換されるようになっている。
そして、巻き取り部14における第2中継ローラー19の前斜め下方の位置には、巻き取り軸20が回転可能に設けられていると共に、この巻き取り軸20に対して連続紙Sの搬送方向下流端となる先端が巻きつけられるようになっている。そして、連続紙Sは、巻き取り軸20によって順次巻き取られるようになっている。上記のように、本実施形態では、繰り出し部12、記録部13及び巻き取り部14により、連続紙S(記録媒体)を搬送経路に沿って搬送する搬送手段が構成されている。
また、図1に示すように、記録部13の上方であって支持板15と対向する位置には、ラインヘッドタイプの記録ヘッド21が配設されている。この記録ヘッド21の下面はインクを噴射する複数のノズル(図示略)が開口する水平なノズル形成面になっている。また、記録ヘッド21は水平方向において連続紙Sの搬送方向と直交する幅方向に延びるとともに、長手方向の長さが連続紙Sの最大紙幅に対応する長さを有している。そして、記録ヘッド21は、支持板15の上面に摺接しつつ下流側(前側)に搬送される連続紙Sの記録領域に対してインクを噴射することにより記録を施すようになっている。
さらに、記録部13における記録ヘッド21よりも搬送経路の下流側(前側)であって搬送ローラー対18a,18bの間の位置には、記録ヘッド21から噴射されたインクが付着した連続紙Sに乾燥処理を施す乾燥手段の一例であるヒーターユニット22が設けられている。ヒーターユニット22には、制御部23が電気的に接続されているとともに、この制御部23によってヒーターユニット22の温度などが制御されるようになっている。
次に、ヒーターユニット22について図2に従って詳細に説明する。
ヒーターユニット22は、水平方向において連続紙Sの搬送方向と直交する幅方向に延びるとともに、長手方向の長さが連続紙Sの最大紙幅に対応する長さとなっている。そして、図2に示すように、ヒーターユニット22は変性ポリフェニレンエーテルなどの樹脂により形成された略直方体状をなすカバー31を有している。カバー31の前側(下流側)となる前面部31aには、複数(図2では5つ図示)の吸気口32が鉛直方向に所定間隔をおいて規則的に開口形成されている。さらに、カバー31の鉛直方向下側となる下面部31bの後側(上流側)の位置には、カバー31の長手方向に沿う略矩形状の吹出口33が開口形成されている。
また、カバー31の内部であって吸気口32と対向する位置には、吸気口32を介してカバー31の外部の空気を内部に取り込むための複数のファン34が設けられている。さらに、カバー31の内部には、吸気口32から取り込んだ空気を吹出口33にまで導くための空気流路部35が設けられている。すなわち、カバー31の内部には、断面略J字状に形成された内壁35a,35bが設けられている。この内壁35a,35bにおける前側の端部(一端部)はそれぞれファン34の上面及び下面と連結する一方、後側の端部(他端部)はそれぞれ吹出口33における後側縁の後辺部及び前側縁の前辺部と連結している。そして、カバー31の両側面(図示略)と内壁35a,35bとにより、カバー31内で空気が流動する空気流路部35が区画形成されている。
空気流路部35の内部においてファン34の送風方向下流側であって吹出口33の後側(上流側)上方の位置には、加熱手段の一例であるヒーター36が設けられている。ヒーター36は、電力が供給されることにより発熱する発熱体(図示略)を備えている。また、ヒーター36には、このヒーター36への電力の供給状態(発熱する状態)及び非供給状態(発熱しない状態)をそれぞれ切り替えるヒータードライバー(図示略)を介して制御部23が電気的に接続されている。そして、ヒーターユニット22は、ヒーター36を発熱させた状態でファン34を回転させることにより、吸気口32から取り込んだ空気をヒーター36により加熱した後、温めた空気(温風)を連続紙Sに対して吹き付けるようになっている。
ヒーター36よりも下方の空気流路部35を形成する部分の内壁35a,35bは、搬送方向上流側(後側)から下流側(前側)に向かって上流側(後側)が上方となるように傾斜している。したがって、ヒーターユニット22は、ヒーター36により温めた空気(温風)を連続紙Sに対して搬送方向の上流側から下流側に向かって斜めに吹き付けるようになっている。
また、カバー31内における下面部31bの鉛直方向上方であって且つ空気流路部35の搬送方向下流側(前側)の位置には、平面視略矩形板状の仕切り壁37が下面部31bに対して鉛直方向に平行な態様で配置されている。仕切り壁37は、搬送方向上流側(後側)の端部(一端部)が内壁35bの下部に固定されている一方、搬送方向下流側(前側)の端部(他端側)が前面部31aの下部に固定されている。そして、この仕切り壁37、カバー31の前面部31a、カバー31の下面部31b、カバー31の左右両側面部(図示略)及び空気流路部35の内壁35bによって区画される独立した下部空間部38が空気流路部35の下流側(前側)の位置に形成されている。
また、図2に示すように、ヒーターユニット22は、このヒーターユニット22におけるカバー31の下面部31bにより搬送ローラー対18a,18b間における連続紙Sの記録領域の上部を上方から覆うように配置されている。そして、連続紙Sの表面、カバー31の下面部31b及び搬送ローラー対18a,18bにより、ヒーターユニット22の吹出口33から連続紙Sに向けて吹き出された温風を滞留させて連続紙Sのインクを乾燥させる乾燥領域Dが形成されている。すなわち、乾燥領域Dの天井面がカバー31の下面部31bで形成されている。この点で、下面部31bは、ヒーターユニット22(乾燥手段)の外殻を構成する外面のうち吹出口33が形成されると共に該吹出口33から連続紙S(記録媒体)の搬送方向の下流側に向けて搬送経路を上方から覆うように配置された底面部として機能する。そして、本実施形態では、繰り出し部12、記録部13及び巻き取り部14からなる搬送手段とヒーターユニット22とにより、搬送される連続紙Sに対して乾燥を施すための乾燥領域Dを形成する乾燥装置が構成されている。
また、下面部31bには、吹出口33の搬送方向下流側(前側)の位置に、連続紙Sの搬送方向と交差する幅方向に沿って延びるとともに、その延設方向において搬送方向の大きさL1が一定の平面視矩形状の溝部39が形成されている。溝部39は、下面部31bを上下方向に貫通するように開口しているとともに、搬送方向(前後方向)に沿って切断した場合の断面形状が幅方向(すなわち、延設方向となる左右方向)において同じ形状になっている。また、溝部39は、その幅方向(左右方向)の大きさW1が連続紙Sにおける幅方向の大きさW2よりも大きく、且つ吹出口33における幅方向の大きさW3よりも小さく(すなわち、W3>W1>W2)なっている(図示略)。なお、この溝部39は、乾燥領域Dと下部空間部38を連通するように開口しているが、下部空間部38は独立した空間部となっているため、吹出口33から吹き出された温風が溝部39を通過して乾燥領域D外に漏れ出ることが抑制されている。
次に、上記のように構成された記録装置11の作用について、特に乾燥領域Dにおける連続紙Sの乾燥処理に着目して説明する。
さて、例えば記録装置11において記録処理が開始されると、ヒーターユニット22のヒーター36が発熱しつつファン34が駆動して温風が吹き出され始めると共に、連続紙Sが繰り出し部12から繰り出されて搬送方向の上流側から下流側へと搬送される。続いて、連続紙Sが記録部13に搬送されると、記録部13では支持板15上を摺動する連続紙Sの表面に対して記録ヘッド21から連続紙Sの表面にインクが噴射される。そして、インクが付着した連続紙Sはさらに搬送されて乾燥領域D内を通過する。乾燥領域D内では、搬送される連続紙Sの表面に対して上流側に位置するヒーターユニット22の吹出口33から下流側に向かって温風が吹き付けられる。
図3は、ヒーターユニット22の吹出口33から乾燥領域Dに吹き出された温風の平均流速を測定した結果を示した図であり、乾燥領域Dにおける連続紙Sの搬送方向に沿う切断面上の温風の流速分布を示している。図3(b)はヒーターユニット22の下面部31bに搬送方向の大きさL1(図2参照)が2mmの溝部39が形成されている場合における温風の流速分布図である。また、図3(c)は、下面部31bに搬送方向の大きさL1(図2参照)が5mmの溝部39が形成されている場合における温風の流速分布図である。図3(a)は、比較例として、下面部31bに溝部39が形成されていない場合における温風の流速分布図である。
なお、図3(a)〜(c)では、空気流路部35の上流側から下流側の吹出口33に向けて平均流速が5m/sの温風が流された場合を示している。そして、各図においては、温風の平均流速が0〜1m/sの領域をR0、1〜2m/sの領域をR1、2〜3m/sの領域をR2、3〜4m/sの領域をR3、4〜4.5m/sの領域をR4、4.5m/s以上の領域をR5と示している。また、図3(a)〜(c)において実線で示した矢印は温風の流れる方向を示している。さらに、本実施形態では、吹出口33における前側縁の前辺部から溝部39における後側縁の後辺部までの距離L2(図2参照)は4.7mmとなっているとともに、乾燥領域D内を搬送される連続紙Sの表面から下面部31bまでの距離H(図2参照)は14mmとなっている。
図3(a)に示すように、ヒーターユニット22の下面部31bに溝部39が形成されていない場合、乾燥領域Dの大部分においてR3の領域が存在しているとともに、乾燥領域Dの天井面である下面部31b付近では、吹出口33から搬送方向下流側にかけてR4及びR5の領域が存在している。また、吹出口33から吹き出された温風は、そのほとんどが下流側に向かって下面部31bと平行に流れている。これらのことから、下面部31bに溝部39が形成されていない場合には、吹出口33から吹き出された温風は乾燥領域D内に滞留することなく下面部31bに沿って速い流速で下流側に流れることになり、連続紙Sに向かっては流れていないことがわかる。
図3(b)に示すように、ヒーターユニット22の下面部31bに搬送方向の大きさL1が2mmの溝部39が形成されている場合、乾燥領域Dの大部分においてR2の領域が存在しているとともに、乾燥領域Dの天井面付近にはR3〜R5の領域がほとんど存在しなくなっている。また、吹出口33から吹き出された温風は、その一部分が下面部31bに対して平行ではなく、前側(下流側)下方に向かって流れている。これらのことから、下面部31bに搬送方向の大きさL1が2mmの溝部39が形成されている場合には、吹出口33から吹き出された温風は、下面部31bに沿って速い流速で下流側に流れることがなく、乾燥領域D内に滞留するとともに、その一部分が連続紙Sに向かって流れるということがわかる。
図3(c)に示すように、ヒーターユニット22の下面部31bに搬送方向の大きさL1が5mmの溝部39が形成されている場合、乾燥領域Dにおける搬送方向下流側にはR2の領域が存在しているとともに、搬送方向上流側及び天井面付近にはR1の領域が存在している。また、吹出口33から吹き出された温風は、その大部分が前側(下流側)下方に向かって流れている。これらのことから、下面部31bに搬送方向の大きさL1が5mmの溝部39が形成されている場合には、吹出口33から吹き出された温風は、下面部31bに沿って速い流速で下流側に流れることがなく、乾燥領域D内に滞留するとともに、その大部分が連続紙Sに向かって流れていることがわかる。
上述したように、ヒーターユニット22の下面部31bに溝部39が形成されている場合には、溝部39が形成されていない場合と比較して、下面部31b付近を流れる温風の流速が遅くなっている。すなわち、溝部39が下面部31bに沿って流れる温風の流路抵抗となり、下面部31b付近に温風が流れずに滞留するよどみ空間が形成される。また、下面部31b付近における温風の流速が遅いほど、吹出口33から吹き出された温風が前側下方に向かって流れる。すなわち、吹出口33から吹き出された温風は、下面部31b付近に形成されたよどみ空間を迂回するように乾燥領域D内を搬送される連続紙Sに向かって流れる。そのため、吹出口33から吹き出された温風は、連続紙Sにおけるインクが付着した表面に確実に到達する。これらの点で、溝部39は、乾燥領域D内を流れる空気(温風)の流路抵抗となることで空気(温風)のよどみ空間を形成するよどみ空間形成部として機能する。
また、図示は省略しているが、溝部39の代わりに下面部31bにおける吹出口33の後側縁の後辺部及び前側縁の前辺部に温風の吹き出す方向を規制する略矩形板状のルーパー(ガイド板)を設けた場合、温風の流速分布及び温風の流れる方向は、下面部31bに搬送方向の大きさL1が5mmの溝部39が形成されている場合とほぼ同じとなる。このことから、下面部31bに形成された溝部39は、吹出口33にルーパーを設ける場合と比較してほぼ同等の効果をもたらすことがわかる。そのため、ヒーターユニット22における部品点数を増やすことなく乾燥領域Dにおける乾燥効率の低下を抑制することができる。
また、溝部39は、搬送方向(前後方向)に沿って切断した場合の断面形状が幅方向において同じ形状になっているため、乾燥領域D内には下面部31bの幅方向において均一によどみ空間が形成される。また、溝部39の幅方向の大きさW1は、連続紙Sにおける幅方向の大きさW2よりも大きく且つ吹出口33の幅方向の大きさW3よりも小さくなっている。そのため、連続紙Sの幅方向全体に亘って空気のよどみ空間が形成されることになり、連続紙Sの表面全体に温風を行き渡らせて万遍なく乾燥させることが可能となる。また、乾燥領域Dにおける連続紙Sと対応しない幅方向の左右両端側の領域では、幅方向へ不必要によどみ空間が拡大形成されないため、連続紙S以外の領域に温風が不要に拡散して流れない。
また、乾燥領域D内では温風が相対的に上流側の位置に設けられた吹出口33から下流側に向かって吹き出されることにより、下流側に搬送される連続紙Sに対して広範囲且つ長時間にわたって温風が吹き付けられる。そして、連続紙Sは、表面のインクが乾燥した状態で巻き取り部14に搬送されるとともに巻き取り軸20によって巻き取られる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)乾燥領域Dの天井面を形成する下面部31bに設けられた溝部39が流路抵抗となることにより、天井面に沿って空気が流れることが抑制されるため、乾燥領域Dにおける天井面付近に空気が動きを遅くして滞留するよどみ空間が形成される。そして、そのような状態においてヒーターユニット22の吹出口33から新たに温風が吹き出されると、その新たな温風は天井面付近のよどみ空間を迂回するように乾燥領域Dの天井面と対向する連続紙Sの表面に向かって流れるようになる。そのため、吹出口33から吹き出された温風を有効に連続紙Sの表面に到達させることができる。したがって、乾燥領域Dにおける乾燥効率の低下を抑制することができる。
(2)搬送方向に沿って切断した場合の断面形状が幅方向において同じ形状になるように形成された溝部39によって、乾燥領域Dの天井面付近において吹出口33から吹き出された温風のよどみ空間を連続紙Sの幅方向において均一に形成することができる。そのため、連続紙Sに対してその幅方向においては均一に加熱された空気を到達させることができる。したがって、連続紙Sを幅方向において均一に乾燥させることができる。
(3)乾燥領域Dにおいて温風のよどみ空間は連続紙Sの幅方向全体に亘って形成されるので、連続紙Sの表面全体を万遍なく乾燥させることができる。その一方、温風のよどみ空間は温風を吹き出す吹出口33よりも連続紙Sの幅方向における大きさが小さいので、連続紙S以外の領域に対して温風が不必要に拡散して到達することを抑制することができる。したがって、記録装置11における加熱が不必要な部分の温度上昇を抑制することができる。
(4)乾燥領域Dにおける連続紙Sの搬送方向上流側寄りとなる位置に吹出口33が設けられているため、吹出口33から吹き出された温風が乾燥領域D内に滞留する時間を長く確保することができる。したがって、乾燥領域Dにおける乾燥効率を高めることができる。
(5)ヒーターユニット22は、搬送方向の下流側に向かって搬送される連続紙Sに対して広範囲にわたって順風となるように温風を吹き付けることができる。したがって、乾燥領域Dにおける乾燥効率をより高めることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・記録媒体は連続紙Sに限らず、例えば連続フィルムや長尺状の布などであってもよい。また、連続紙Sは搬送途中で所定の長さに切断されてもよい。さらに、記録媒体は長尺状の連続紙Sに限らず、例えば所定の大きさの単票状態に形成されているものであってもよい。
・記録ヘッド21はラインヘッドタイプに限らず、例えば短尺状の記録ヘッドを連続紙Sの搬送方向と交差する幅方向に千鳥配置となるように複数並べてもよい。また、短尺の記録ヘッドが連続紙Sの幅方向を主走査方向として往復移動しながら連続紙Sの表面に記録を行うようにしてもよい。
・記録装置は、記録ヘッド(液体噴射ヘッド)21からインク(液体)を噴射することにより記録を施すインクジェット式記録装置に限らず、孔版印刷など液体噴射以外の他の記録方式で記録を施す記録装置であってもよい。
・搬送ローラー対18a,18bは長尺状のものに限らず、幅方向に複数に分割されたものを用いてもよい。また、搬送ローラー対18a,18bは駆動ローラーと従動ローラーとにより対になっているものに限らず、例えば連続紙Sの表面に当接する駆動ローラーのみであってもよい。また、乾燥領域Dに搬送ローラー対18a,18bを設けなくてもよい。だたし、その場合は、ヒーターユニット22の搬送方向の上流側や下流側の位置に、ヒーターユニット22が設けられている側の空間領域とヒーターユニット22が設けられていない側の空間領域とを仕切る仕切り部材を設けるなど、吹出口33から吹き出された温風を滞留することができるようになっていることが望ましい。
・ヒーターユニット22のカバー31内に下部空間部38を設けなくてもよい。ただし、その場合は、例えば溝部39は下面部31bを貫通しておらずカバー31内と乾燥領域Dとが連通していないなど、乾燥領域Dの天井面から温風が漏れないようになっていることが望ましい。
・温風の吹き出し方向は、連続紙Sにおける搬送方向の下流側に向かう斜め方向とは限らず、例えば連続紙Sに対して鉛直方向下向きの方向などであってもよい。
・吹出口33は下面部31bにおける搬送方向の上流側寄りに配置されているものに限らず、例えば下面部31bの略中央など異なる位置に配置されていてもよい。
・溝部39は、搬送方向に沿って複数設けられてもよい。また、搬送方向と交差する幅方向に沿って複数設けられていてもよい。
・溝部39は、その幅方向の大きさW1が連続紙Sの幅方向の大きさW2よりも大きく且つ吹出口33の幅方向の大きさW3よりも小さくなっているものに限らず、例えば連続紙Sの幅方向の大きさW2よりも小さいものや吹出口33の幅方向の大きさW3よりも大きいものなどであってもよい。
・溝部39は、搬送方向に沿って切断した場合の断面形状が幅方向において同じ形状をしていなくてもよい。ただし、その場合は、幅方向の大きさW1が短い複数の溝部39が連続紙Sの幅方向に千鳥配置となるように設けられているなど、よどみ空間が幅方向において同じように形成されるようになっていることが望ましい。
・乾燥領域Dによどみ空間を形成するために下面部31bに設けられるよどみ空間形成部は溝部39に限らず、例えば凸部や凹部など異なる形状であってもよい。要するに、吹出口33から乾燥領域内に吹き出されて流れる空気に対して流路抵抗として機能する形状のものであればよい。
・上記実施形態では、記録方式としてインクジェット方式を採用した記録装置について記載したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする記録装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる記録ヘッド等を備える各種の記録装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記記録装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、記録装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。記録装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する記録装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する記録装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する記録装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する記録装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する記録装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する記録装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の記録装置に本発明を適用することができる。
D…乾燥領域、S…記録媒体の一例である連続紙、11…記録装置、21…記録ヘッド、22…乾燥手段の一例であるヒーターユニット、31…カバー、31b…底面部の一例である下面部、33…吹出口、35…空気流路部、35a,35b…内壁、39…よどみ空間形成部の一例である溝部。

Claims (6)

  1. 液体の付着により記録が施される記録媒体を搬送方向の上流側から下流側へと搬送する搬送手段と、
    当該搬送手段により搬送される前記記録媒体の搬送経路の途中において前記記録媒体の前記液体が付着した表面と対向する位置に形成された吹出口から前記表面に向けて加熱した空気を吹き出すことにより前記記録媒体に付着している前記液体を乾燥させる乾燥手段と、を備え、
    当該乾燥手段の前記吹出口から吹出された前記空気を前記記録媒体の表面側において滞留可能とする乾燥領域の天井面を、前記乾燥手段の外殻を構成する外面のうち前記吹出口が形成され且つ前記搬送経路を上方から覆うように配置された底面部により形成するとともに、
    当該底面部には、前記吹出口よりも前記搬送方向の下流側の位置に、前記底面部を貫通して同底面部の上側に区画された独立空間部に前記乾燥領域を連通させ、前記乾燥領域内を流れる前記空気の流路抵抗となることで前記空気のよどみ空間を形成するよどみ空間形成部を設けた
    ことを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記よどみ空間形成部は、該よどみ空間形成部を前記搬送方向に沿って切断した場合の断面形状が前記記録媒体の搬送方向と交差する幅方向において同じ形状をしている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記記録媒体の前記搬送方向と交差する幅方向における前記よどみ空間形成部の大きさは、前記記録媒体の幅方向の大きさよりも大きく且つ前記吹出口の前記幅方向における大きさよりも小さい
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記乾燥手段の前記吹出口は、前記底面部における前記搬送方向の上流側寄りの位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の乾燥装置。
  5. 前記乾燥手段の前記吹出口は前記搬送方向の下流側に向かって開口しているとともに、前記乾燥手段の外部から内部に取り入れた空気を温めて前記吹出口に温めた空気を送る空気流路部における前記吹出口に連なる流路部分の内壁は、前記乾燥手段における前記吹出口が形成されて前記記録媒体と対向する面に対して前記記録媒体における搬送方向の上流側が上方となるように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の乾燥装置。
  6. 搬送される記録媒体に搬送経路の途中で記録を施す記録ヘッドと、
    当該記録ヘッドよりも前記搬送経路における下流側の位置に設けられる請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の乾燥装置と、を備えた
    ことを特徴とする記録装置。
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