JP5636695B2 - フォールトトレラントシステム及び仮想マシン構築方法 - Google Patents
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Description
第1のシステム20は、第1の処理実行部30及び第1の同期制御部32を有する。
第2のシステム21は、第2の処理実行部31を有する。
第1の処理実行部30は、第2のシステム21と同期してプログラム40を実行する。
第2の処理実行部31は、第1のシステム20と同期してプログラム41を実行する。
第1の同期制御部32は、第1のシステム20と第2のシステム21との同期を制御する。
第1の同期制御部32は、第2のシステム21との同期を解除する。
第1の処理実行部30は、第2のシステム21との同期が解除された場合、第1のシステム20にプログラム40を実行する仮想マシンを構築する。
第2の処理実行部31は、第1のシステム20との同期が解除された場合、第1のシステム20と独立してプログラム41の実行を継続する。
#0側のシステム10は、CPUサブシステム100、FT(Fault Tolerant)コントローラ110及びIO(Input/Output)サブシステム120を有する。IOサブシステム120は、HDD(hard disk drive)130を含む。
#1側のシステム11は、CPUサブシステム101、FTコントローラ111及びIOサブシステム121を有する。IOサブシステム121は、HDD131を含む。
CPUサブシステム101は、OS201及びAP211を含むプログラムを実行する。CPUサブシステム101は、それぞれ1つ又は複数のCPUを含む。CPUサブシステム101は、第1の処理実行部30として機能する。OS201及びAP211は、プログラム40に相当する。
IOサブシステム121は、#1側のシステム11と、HDD131との間のデータの入出力を制御する。また、IOサブシステム121は、#1側のシステム11と、外部の通信網9を介した外部装置との間でデータの送受信を行う。
FTコントローラ110は、FTコントローラ111からのソフト更新通知を受信すると(S401)、CPUサブシステム100がCPUサブシステム101と正常に同期しているか否かを判定する。
正常に同期できていない場合、CPUサブシステム100及びCPUサブシステム101のいずれかが正常に動作していない可能性がある。このまま#1側のシステムの仮想マシンへの移行を開始すると、#0側のシステム10で正常に業務を継続できない、又は、#1側のシステム11で仮想マシンへの移行が正常に行えないといった可能性がある。そのため、この場合、FTコントローラ110は、同期解除命令をFTコントローラ111に送信しない。
そして、CPUサブシステム101は、仮想化ソフトウェア301のインストールを行う(S504)。ここでの仮想化ソフトウェア301のインストールは、通信網9を介して仮想化ソフトウェア301のデータを受信することでインストールを行う。また、この際に、#1側のシステムは、仮想化環境構築用のIPアドレスを一時的に設定して、このIPアドレスによって通信することで、仮想化ソフトウェア301のデータを受信する。仮想化ソフトウェア301は、インストールによって、HDD131に格納される。
#0側のシステム10は、#1側のシステム11へ物理マシンから仮想マシンへの環境移行作業(P2V)を行う(S404、S505)。この移行作業は、予め#0側のシステム10のHDD130にインストールされているコンバータソフト(図示せず)によって行われる。
移行作業の実行結果が成功を示している場合(S405:No)、CPUサブシステム100は、AP210の実行を停止して、業務の実行を停止する。そして、CPUサブシステム100は、通信網9を介して、業務の引き継ぎに必要なデータを#1側のシステム11に送信する。CPUサブシステム101は、#0側のシステム10から受信したデータを、仮想HDD321に格納する。これによって、#1側のシステム11は、#0側のシステム10が実行していた業務を引き継いで実行可能となる。
そして、CPUサブシステム101は、FT制御ソフトウェアを実行して、HDD131の内容をHDD130にコピーする。
上述した実施の形態では、移行元の物理マシンの稼働中にP2Vを行う方法(ホットクローニング)について例示したが、移行元の物理マシンを停止させてからP2Vを行う方法(コールドクローニング)も可能である。
この場合、#0側のシステム10から#1側のシステム11へのP2Vを行う(S404、S505)の前に、#0側のシステム10を停止させる。その後、#0側のシステム10において、CPUサブシステム100がコンバータソフトをブートディスクから起動して、仮想マシン311のイメージデータを作成する。なお、ブートディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)又はBD(Blu-ray Disc)(登録商標)等の光ディスクや、フロッピー(登録商標)ディスク等である。
例えば、本実施の形態では、#0側のシステム10で業務を継続し、#1側のシステム11で仮想化環境を作成して、#0側のシステム10から#1側のシステム11の環境に移行する場合について例示したが、#1側のシステム11で業務を継続し、#0側のシステム10で仮想化環境を作成して、#1側のシステム11から#0側のシステム10の環境に移行するようにしてもよい。
2 フォールトトレラントシステム
10 #0側システム
11 #1側システム
20 第1のシステム
21 第2のシステム
30 第1の処理実行部
31 第2の処理実行部
32 第1の同期制御部
40、41 プログラム
100、101 CPUサブシステム
110、111 FTコントローラ
120、121 IOサブシステム
130、131 HDD
200、201 OS
210、211 AP
300、301 仮想化ソフトウェア
310、311 仮想マシン
320、321 仮想HDD
Claims (7)
- プログラムを実行する第1のシステムと、前記第1のシステムと同期して前記プログラムを実行することで業務を実行する第2のシステムと、を備えたフォールトトレラントシステムであって、
前記第1のシステムは、
前記第2のシステムとの同期を解除する第1の同期制御部と、
前記第2のシステムとの同期が解除された場合に、当該第1のシステムに前記プログラムを実行する仮想マシンを構築する第1の処理実行部と、を有し、
前記第2のシステムは、
前記第1のシステムとの同期が解除された場合に、前記第1のシステムと独立して前記プログラムを実行しての前記業務の実行を継続する第2の処理実行部を有し、
前記第1の処理実行部は、前記仮想マシンの構築後に、前記第1の処理実行部による仮想マシンの構築が成功したか失敗したかを示す構築結果情報を前記第2のシステムに出力し、
前記第2の処理実行部は、前記第1の処理実行部から出力された構築結果情報が失敗を示している場合には前記第1のシステムに前記業務の引き継ぎに必要なデータを送信せず前記業務の実行を継続し、前記第1の処理実行部から出力された構築結果情報が成功を示している場合には前記第1のシステムに前記業務の引き継ぎに必要なデータを送信し、
前記第1の処理実行部は、前記第2の処理実行部から前記業務の引き継ぎに必要なデータが送信された場合に、当該仮想マシンを動作させることによって、前記第2のシステムから引き継いで前記プログラムを実行しての前記業務の実行をする、
フォールトトレラントシステム。 - 前記第2の処理実行部は、前記第1の処理実行部が前記プログラムを実行しての前記業務の実行を引き継いだ場合に、前記第2のシステムに前記プログラムを実行する仮想マシンを構築して動作させ、
前記第2のシステムは、前記第1のシステムと同期して前記プログラムの実行を開始する第2の同期制御部をさらに有する請求項1に記載のフォールトトレラントシステム。 - 前記第1のシステムは、前記仮想マシンの構築によって、前記仮想マシンの動作に必要な情報が格納される第1の記憶部をさらに有し、
前記第2のシステムは、第2の記憶部をさらに有し、
前記第1の処理実行部は、前記仮想マシンの構築によって、前記仮想マシンの動作に必要な情報を前記第1の記憶部に格納して、当該第1の記憶部の内容を前記第2のシステムに出力し、
前記第2の処理実行部は、前記第1の処理実行部から出力された前記第1の記憶部の内容を前記第2の記憶部に格納することによって、前記仮想マシンを構築する請求項2に記載のフォールトトレラントシステム。 - 前記第2の処理実行部は、前記第2のシステムの構成に基づいて、前記仮想マシンを構築するための仮想マシン構築情報を生成して、生成した仮想マシン構築情報を前記第1のシステムに出力し、
前記第1の処理実行部は、前記第2の処理実行部から出力された仮想マシン構築情報に基づいて、前記仮想マシンを構築する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のフォールトトレラントシステム。 - 前記第1のシステム及び前記第2のシステムは、前記プログラムの実行中に、同一のIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられており、当該IPアドレスによって外部との通信を行い、
前記第1の処理実行部は、前記仮想マシンを構築する場合に、前記第1のシステムに前記IPアドレスと異なるIPアドレスを設定し、当該IPアドレスによる前記第2のシステムとの通信によって、前記第2の処理実行部から仮想マシン構築情報の出力を受ける請求項4に記載のフォールトトレラントシステム。 - 前記第1の処理実行部及び前記第2の処理実行部は、CPU(Central Processing Unit)サブシステムを含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載のフォールトトレラントシステム。
- プログラムを実行する第1のシステムと、前記第1のシステムと同期して前記プログラムを実行することで業務を実行する第2のシステムと、を備えたフォールトトレラントシステムにおける仮想マシン構築方法であって、
前記第1のシステムと前記第2のシステムとの前記プログラムの実行の同期を解除するステップと、
前記第1のシステムに前記プログラムを実行する仮想マシンを構築するステップと、
前記第2のシステムにおいて前記第1のシステムと独立して前記プログラムを実行しての前記業務の実行を継続するステップと、
前記第1のシステムでの仮想マシンの構築後に、前記仮想マシンの構築が成功したか失敗したかを示す構築結果情報を前記第1のシステムから前記第2のシステムに出力するステップと、
前記出力された構築結果情報が失敗を示している場合には前記第2のシステムから前記第1のシステムに前記業務の引き継ぎに必要なデータを送信せず前記第1のシステムにおいて前記業務の実行を継続し、前記出力された構築結果情報が成功を示している場合には前記第2のシステムから前記第1のシステムに前記業務の引き継ぎに必要なデータを送信するステップと、
前記第2のシステムから前記第1のシステムに前記業務の引き継ぎに必要なデータが送信された場合に、当該仮想マシンを動作させることによって、前記第1のシステムにおいて前記第2のシステムから引き継いで前記プログラムを実行しての前記業務の実行をするステップと、
を備えた仮想マシン構築方法。
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