JP5634314B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動二輪車等の鞍乗り型車両に設けられ、衝突時等に搭乗者の前方で展開膨張するバッグ部を有するエアバッグ装置に関するものである。
運転者等の乗員が車体に跨って搭乗する自動二輪車等の鞍乗り型車両において、衝突時等に乗員の前方で展開膨張し、乗員を拘束するバッグ部を有するエアバッグ装置を設けることが提案されている。
例えば、特許文献1には、乗員シート前方に設けられた保持箱内にバッグを収容し、車両の衝突時等に、保持箱から上方にバッグを展開膨張させて乗員の上体を拘束するエアバッグ装置が記載されている。
特許文献1においては、保持箱上部には、車両後方側にヒンジを有する前開きのリッドが設けられ、バッグ部はこのリッドを押し開きつつ膨張するようになっている。
ところで、一般に、エアバッグ装置は、インフレータと称されるガス発生装置が発生する展開用ガスによってバッグ部の展開膨張を行なう。インフレータは、ガス発生剤と、このガス発生剤のガス発生反応を開始させるイニシエータ等を備えている。
また、イニシエータは、反応薬剤と、この反応薬剤の反応を開始させるための点火装置及び通電用ハーネス等を備えている。
しかし、上述したような鞍乗り型車両のエアバッグ装置の場合、保持箱の上部にリッドが設けられるが、さらにイニシエータと通電用ハーネスとの接続箇所の防水性を向上することが求められる。
こうしたイニシエータと通電用ハーネスとの接続箇所の防水に関する従来技術として、例えば特許文献2には、乗用車等の自動車の車室外に設けられる歩行者保護用エアバッグ装置において、イニシエータが挿入された筒状のカラーの外径側に、さらにイニシエータ取付用の部材を設けて、この部材の外径側から通電用ハーネス側に筒状のキャップ部材を延長し、このキャップ部材の内径側にポッティング剤を充填することによって、コネクタをポッティング剤の内部に埋没させてコネクタ周辺部を防水することが記載されている。
特開2011− 962号公報 特開2007−309546号公報
しかし、特許文献2に記載された技術においては、キャップ部材とイニシエータ取付用部材との間に、部品の寸法や組み付けのばらつき等によって隙間が形成された場合、ポッティング剤の充填時にリークが生じる可能性がある。
本発明の課題は、ポッティングによりイニシエータと通電用ハーネスとの接続部の防水性を確保するとともに、ポッティング剤充填時のリークを防止したインフレータを有するエアバッグ装置を提供することである。
上記した課題を解決するため、本発明のエアバッグ装置は、基布パネルによって袋状に形成されるとともに、展開用ガスを供給されることによって展開膨張するバッグ部と、前記展開用ガスを発生するインフレータとを備えるエアバッグ装置であって、前記インフレータは、ガス発生剤と、前記ガス発生剤にガス発生反応を開始させるイニシエータと、前記ガス発生剤及び前記イニシエータを収容するハウジングと、前記ハウジングに形成された開口を介して外部から前記イニシエータに電力を供給する通電用ハーネスと、前記開口の周辺における前記ハウジングの表面と対向して配置されるキャップ部材と、前記開口を取り囲みかつ前記ハウジングの表面と前記キャップ部材の対向する面部との間に挟まれて配置される環状の弾性部材と、前記弾性部材の内周側における前記ハウジングと前記キャップ部材との間の空間部に充填されたポッティング剤とを備え、前記弾性部材は、弾性を有する材料によって形成された基材の前記ハウジング側の面部及び前記キャップ部材側の面部にそれぞれ接着剤又は粘着剤を設けた両面テープであることを特徴とする。
これによれば、ポッティング剤が充填される領域がハウジングの表面、キャップ部材及び弾性部材によって規制されるとともに、弾性部材がハウジング及びキャップとの接触部を確実にシールすることによって、ポッティング剤の充填時におけるリークを防止し、適切なポッティングにより製品の防水性を確保できる。
また、組立時に両面テープの粘着力によってハウジングとキャップとを仮固定することが可能となり、組立作業性が向上する。
以上説明したように、本発明によれば、ポッティングによりイニシエータと通電用ハーネスとの接続部の防水性を確保するとともに、ポッティング剤充填時のリークを防止したインフレータを有するエアバッグ装置を提供することができる。
本発明を適用したエアバッグ装置の実施形態を備えた自動二輪車の模式的側面視図である。 図1の自動二輪車に設けられるエアバッグモジュールの模式的断面図であって、リッドが閉じた状態(バッグ部の展開膨張前の状態)を示している。 図2のエアバッグモジュールに設けられるインフレータの部分断面斜視図である。 図3のインフレータの分解部分断面斜視図である。 図3のインフレータにおけるポッティング剤充填後のコネクタ周辺部の断面図である。
以下、本発明を適用したエアバッグ装置の実施形態について説明する。
実施形態のエアバッグ装置は、例えば、鞍乗り型車両である自動二輪車に設けられ、衝突時等に搭乗者の前方側で展開膨張するバッグ部を備えている。
図1は、実施形態のエアバッグ装置を備えた自動二輪車の模式的側面図である。
自動二輪車1は、前輪FW、後輪RW、フレーム10、フロントフォーク20、スイングアーム30、シート40、ハンドル50等を備えて構成されている。
フレーム10は、車体中央部に設けられる構造部材であって、その下部には図示しないエンジン、トランスミッション及び冷却装置、燃料供給装置などの補機類が搭載されている。
フロントフォーク20は、フレーム10の前端部に回動可能に取り付けられ、前輪FW及びフロントブレーキ等を支持する部材である。
フロントフォーク20は、内部にスプリング及びダンパが収容され伸縮するテレスコピック式のフロントサスペンションである。
フロントフォーク20における前輪FWの上部には、フロントフェンダ21が設けられている。
スイングアーム30は、フレーム10の下部から後方に突き出して設けられ、フレーム10に対して揺動可能に取り付けられるとともに、後輪RWを支持する部材である。
スイングアーム30とフレーム10との間には、リアサスペンションの図示しないスプリングダンパユニットが設けられている。
シート40は、乗員が鞍乗りによって着座する部分であって、フレーム10の上部に設けられている。
ハンドル50は、フロントフォーク20の上部から車両後方側かつ車幅方向外側に突き出して形成され、乗員の手指により把持される操作部材である。
ハンドル50には、フロントブレーキレバー、クラッチレバー、各種灯火類のスイッチ等が設けられ、また、右側のグリップはスロットル操作部を兼ねている。
ハンドル50の中央部には、ヘッドライト60が取り付けられている。
図1に示すように、エアバッグモジュール100は、シート40の前方における車体上部に設けられている。エアバッグモジュール100は、自動二輪車1の衝突時等に、運転者の前方でバッグを展開膨張させ、運転者の上体を受け止めて拘束するものである。
図2は、エアバッグモジュール100の模式的断面図であって、リッドが閉じた状態を示す図である。
エアバッグモジュール100は、バッグ110、リテーナ120、リッド130、インフレータ200等を備えて構成されている。
バッグ110は、基布パネルを縫合又は接着等することによって袋状に形成したものである。
バッグ110は、未使用時には例えばロール状、蛇腹状等に折り畳まれた状態でリテーナ120内に収容されている。
また、図示しないエアバッグ制御装置が、例えばフロントフォーク20等に設けたセンサによって衝突を検出した場合には、バッグ110は、インフレータ200から展開用ガスを吹き込まれることによって、リッド130を押し開き、車体の上方かつ乗員の前方で展開膨張して乗員の上体を拘束する。
リテーナ120は、例えば鋼板をプレス加工した板金部材を組み合わせることによって上部が開口したボックス状に形成されている。
バッグ110は、吹込み口がリテーナ120の下面と対向した状態で、後述するインフレータ200のバッグリング220によってリテーナ120に固定される。
リテーナ120は、下面部121、前面部122、後面部123、図示しない側面部等を備えて構成されている。
下面部121は、リテーナ120の底部を構成するほぼ平板状の部分である。
下面部121には、図2に示すように、インフレータ200が取り付けられる開口121aが形成されている。
前面部122は、下面部121の前端部から上方へ延びて形成されたほぼ平板状の部分である。
後面部123は、下面部121の後端部から上方へ延びて形成されたほぼ平板状の部分である。
側面部は、下面部121の左右両端部から上方へ延びて形成されたほぼ平板状の部分であって、その前端部及び後端部は、それぞれ前面部122、後面部123の左右両端部と接合されている。
リッド130は、未使用時においてはリテーナ120の上部を閉塞する蓋状の部材であって、バッグ110の展開膨張時には、例えば車両後方側に配置されたヒンジ回りに回動して開き、バッグ110の展開膨張を可能とするものである。
リッド130は、例えば樹脂系材料によって一体に形成された上面部131、前面部132、後面部133等を有して構成されている。
上面部131は、未使用時にリテーナ120の上部開口を実質的に閉塞する面部である。
上面部131は、車両の外部に露出する意匠面として機能する。
前面部132は、上面部131の前端部から下方へ突き出したほぼ平板状の面部である。
前面部132は、リテーナ120の前面部122に、例えば図示しないリベット等を用いて固定される。
前面部132の上端部近傍には、車幅方向にほぼ沿って伸びるとともに、他の部分よりも溝状に肉厚を小さく形成された図示しないテアラインが形成されている。
このテアラインは、バッグ110の展開膨張時に、バッグ110から上面部131が受ける押圧力によって破断する脆弱部である。
リッド130の開放時には、前面部132におけるテアラインよりも下方の部分は、リテーナ120側に残り、テアラインよりも上方の部分のみが上面部131とともに回動し上昇する。
後面部133は、上面部131の後端部から下方へ突き出したほぼ平板状の面部である。
後面部133は、リテーナ120の後面部123に、例えばリベット等を用いて固定される。
後面部133の上部には、肉厚を溝状に小さくすることによって、リッド130の開放時に屈曲する図示しないヒンジ部が形成されている。
インフレータ200は、図示しないエアバッグ制御ユニットが、車両の衝突を検出した場合に、バッグ部100を展開膨張させる展開用ガスを発生するものである。
エアバッグ制御ユニットは、例えば、フロントフォーク20に設けられた加速度センサが、予め設定された閾値以上の減速度を検出した場合に、車両の衝突を判定する。
図3は、インフレータ200の部分断面斜視図である。
図4は、インフレータ200の分解部分断面斜視図である。
なお、図3、図4及び後述する図5は、エアバッグモジュール100への取付時に対して、上下方向を逆に図示している。
インフレータ200は、本体部210、バッグリング220、通電用ハーネス230、コネクタ240、キャップ250、両面テープ260等を有して構成されている。
本体部210は、実質的に円筒状に形成されたハウジングの内部に、ガス発生剤及びこのガス発生剤にガス発生を開始させるイニシエータを内蔵して構成されている。
イニシエータは、反応薬剤及び反応薬剤に反応を開始させる点火装置を備えている。
本体部210の外周面には、つば状に外径側に張り出したフランジ211が設けられている。
バッグリング220は、バッグ110が取り付けられる基部となるリング状の部材である。
バッグリング220は、本体部210のフランジ211の上面部側(図3、図4では下方側)に取り付けられる。本体部210のフランジ211よりも上方の領域は、バッグリング220の内径側に挿入される。
また、バッグリング220は、下方(図3、図4では上方)に突き出したボルト221を備えている。
このボルト221は、本体部210のフランジ211及びキャップ250を、リテーナ120の下面部121とともに、ナットNによって共締めするものである。
通電用ハーネス230は、本体部210内のイニシエータの点火装置に点火用の電力を供給するものであって、図示しないエアバッグ制御ユニットに接続されている。
コネクタ240は、通電用ハーネス230とイニシエータとを接続するものである。
コネクタ240は、本体部210の下面部(図3、図4では上方)の中央部に設けられた開口210a内に設けられたイニシエータ側の図示しないコネクタと結合される。
キャップ250は、本体部210の下部に被せられ、これをカバーするとともに、コネクタ240を防水するポッティング剤Pの充填時に、ポッティング剤を保持するものである。
キャップ250は、平面部251、突出部252、スカート部253、フランジ部254を、例えば鋼板のプレス加工により一体的に形成したものである。
また、キャップ250には、耐熱性、絶縁性、耐蝕性などを高めるため、塗装が施されている。
平面部251は、本体部210の下面部と所定の間隔を隔てて対向する平板状の面部である。平面部251の外形は、本体部210の外径よりわずかに大きい円形に形成されている。
突出部252は、平面部251の中央部から下方側(図3、図4では上方側)へ突き出した筒状の部分であって、コネクタ240を収容するものである。
突出部252は、本体部210の筒軸方向から見た平面形が例えば長円状に形成されている。突出部252の突端部は開口しており、通電用ハーネス230はこの開口を通してキャップ250の内側へ引き込まれる。
スカート部253は、平面部251の外周縁部から上方側(図3、図4では上方側)に突き出した円筒状の部分である。
フランジ部254は、スカート部253の突端部から外径側へつば状に張り出して形成され、ボルト221が通されるボルト孔が形成されている。
両面テープ260は、平面部251と本体部210の対向する端面との間に挟まれて配置され、これらの間でポッティング剤をシールするものである。
両面テープ260は、弾性を有する材料からなる基材の両面に、接着剤、粘着剤などを塗布して構成され、横断面形状はほぼ矩形となっている。
また、両面テープ260を本体部210の筒軸方向から見た平面形は、突出部252よりも大きい長円状となっており、インフレータ200を組立後に下方から見たときに、突出部252及び本体部210の開口210aを包囲するように配置されている。
両面テープ260は、平面部251及び本体部210にそれぞれ接着又は粘着されるとともに、これらの間で基材が圧縮された状態で保持される。
インフレータ200は、上述した各部材を、組み立てた後に、突出部252の開口部から、例えばウレタン樹脂等のポッティング剤を充填し、硬化させることによって、コネクタ240の防水を図っている。
図5は、ポッティング剤を充填後の状態を示す断面図である。
ポッティング剤Pは、両面テープ260の内側におけるキャップ250の平面部251と本体部210との間から、突出部252の開口付近までのほぼ全域に充填される。
この充填時に、両面テープ260は、その外径側にポッティング剤が漏れ、流れることを防止するシールとして機能する。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ポッティング剤Pが充填される領域がインフレータ200の本体部210のハウジング表面、キャップ250及び両面テープ260によって規制されるとともに、両面テープ260がハウジング及びキャップとの接触部を確実にシールすることによって、ポッティング剤Pの充填時におけるリークを防止し、適切なポッティングにより製品の防水性を確保してエアバッグ装置の信頼性、耐久性を確保できる。
(2)本体部210のハウジング表面とキャップ250との間に両面テープ260を設けたことにより、組立時に両面テープ260の粘着力によって本体部210とキャップ250とを仮固定することが可能となり、組立作業性が向上する。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した各実施形態によって限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。このような変更の一例として例えば以下のようなものがあり、これらも本発明の技術的範囲内である。
(1)上述した実施形態のエアバッグ装置は、一例として自動二輪車に設けられるものであったが、本発明はこれに限らず、例えばATV等の他種の鞍乗り型車両にも適用することが可能である。
(2)エアバッグ装置を構成する各部分の形状、構造、材質、製法、配置等は、上述した実施形態に限定されず、適宜変更することが可能である。
(3)上述した実施形態においては、車両の衝突検出後にバッグを展開膨張させているが、これに限らず、車両の衝突の前兆(プリクラッシュ)の検出に応じてバッグを展開膨張させるようにしてもよい。
1 自動二輪車 FW 前輪
RW 後輪 10 フレーム
20 フロントフォーク 21 フロントフェンダ
30 スイングアーム 40 シート
50 ハンドル 60 ヘッドライト
100 エアバッグモジュール 110 バッグ
120 リテーナ 121 下面部
121a 開口 122 前面部
123 後面部 124 側面部
130 リッド 131 上面部
132 前面部 133 後面部
200 インフレータ
210 本体部 211 フランジ
220 バッグリング 221 ボルト
230 通電用ハーネス 240 コネクタ
250 キャップ 251 平面部
252 突出部 253 スカート部
254 フランジ部 260 両面テープ
P ポッティング剤

Claims (1)

  1. 基布パネルによって袋状に形成されるとともに、展開用ガスを供給されることによって展開膨張するバッグ部と、
    前記展開用ガスを発生するインフレータと
    を備えるエアバッグ装置であって、
    前記インフレータは、
    ガス発生剤と、
    前記ガス発生剤にガス発生反応を開始させるイニシエータと、
    前記ガス発生剤及び前記イニシエータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに形成された開口を介して外部から前記イニシエータに電力を供給する通電用ハーネスと、
    前記開口の周辺における前記ハウジングの表面と対向して配置されるキャップ部材と、
    前記開口を取り囲みかつ前記ハウジングの表面と前記キャップ部材の対向する面部との間に挟まれて配置される環状の弾性部材と、
    前記弾性部材の内周側における前記ハウジングと前記キャップ部材との間の空間部に充填されたポッティング剤とを備え
    前記弾性部材は、弾性を有する材料によって形成された基材の前記ハウジング側の面部及び前記キャップ部材側の面部にそれぞれ接着剤又は粘着剤を設けた両面テープであること
    を特徴とするエアバッグ装置
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