JP5634188B2 - ペースト塗布装置 - Google Patents
ペースト塗布装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5634188B2 JP5634188B2 JP2010214263A JP2010214263A JP5634188B2 JP 5634188 B2 JP5634188 B2 JP 5634188B2 JP 2010214263 A JP2010214263 A JP 2010214263A JP 2010214263 A JP2010214263 A JP 2010214263A JP 5634188 B2 JP5634188 B2 JP 5634188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- head support
- head
- moving mechanism
- paste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
ステージと、
前記ステージに載置された塗布対象物の表面にペーストをノズルから吐出して塗布する塗布ヘッドと、
前記ステージの上方において一方向に延伸して配置され、前記塗布ヘッドを前記ステージの上方に支持するヘッド支持部と、
前記ヘッド支持部を支持する脚部と、
前記脚部を支持し、前記塗布ヘッドの前記ノズルが前記塗布対象物の表面に沿って移動するように前記ヘッド支持部と共に前記脚部を前記一方向と交差する方向へ移動させる移動機構と、
を備え、
前記脚部は、その移動方向に並び前記ヘッド支持部と前記移動機構とをつなぐ第1のリンク部及び第2のリンク部を有しており、
前記第1のリンク部及び前記第2のリンク部は、互いの間隔が前記ヘッド支持部側から前記移動機構側に向かって広くなるように配置されてなり、前記ヘッド支持部が移動するときの加速又は減速により倒れることを抑止する台形リンク機構を構成し、かつ、前記第1のリンク部の延長線と前記第2のリンク部の延長線とが交差する交点の高さが前記ヘッド支持部の重心の高さより高くなるように形成されていることである。
a×M=K1×δ1
の関係式(式1)が成り立つ。この関係式は、(ヘッド支持部5の重心Bに加わる荷重/ノズル3bの先端の変位量)が剛性である(a×M/δ1=K1)として求められている。
a×M×(h1−h0)=(KA×δA+KB×δB)×h2
の関係式(式2)が成り立つ。ここで、h2はヘッド支持部5の底面から交点Aまでの垂直距離である。
a×M×(h1−h0)=(KA+KB)×δA×h2
となり、最終的に
δA=a×M×(h1−h0)/(KA+KB)×h2
の関係式(式3)が求められる。なお、第1のリンク部11に生じる変位δAと第2のリンク部12に生じる変位δBとは、厳密には異なるが、計算上無視できる程度の差異のため等しいものとして用いられている。
θC=δA/h2
であり、先端の上下方向の補正量δCは、
δC=L2×θC=L2×δA/h2
であるため、この式に前述の(式3)を代入すると、
δC=L2×a×M×(h1−h0)/(KA+KB)×h22
の関係式(式4)が求められる。ここで、L2はノズル3bの先端から交点Aまでの水平距離である。
a×M/K1=L2×a×M×(h1−h0)/(KA+KB)×h22
となり、
(KA+KB)/K1=L2×(h1−h0)/h22
の関係式(式5)が求められる。これにより、(KA+KB)/K1=L2×(h1−h0)/h22の関係式が成り立つときに、δ1=δCであり、ノズル3bの先端の変位を0にすることができる。
x=δc/δ1
とし、
この式に前述の(式1)及び(式4)を代入すると、
x=L2×K1×(h1−h0)/(KA+KB)×h22
となり、特定条件をKA=KB、K1=1.5KA、L2=h0、h2=h1−h0/2とすると、
x=1.5×h0×(h1−h0)/2×(h1−h0/2)2
の関係式(式6)が求められる。ここで、h1=3×h0とすると、前述の式3からx=0.24となり、X=24%となる。また、h1=4×h0とすると、x=0.18となり、X=18%となる。
x=1.5×h0×(α−1)×h0/2×(α−1/2)2×h02
=1.5×(α−1)/2×(α−1/2)2=0.2
となる。
(α−1/2)2=5×1.5×(α−1)/2
となり、最終的に
α2+(19/4)α+4=0
となり、その結果、
α=[19/4±{(19/4)2−16}1/2]/2
が求められ、α=3.655,1.095が得られる。これにより、上記の特定条件で、補正比率xが0.2、すなわち20%以上になる条件は、1.095<α<3.655の範囲である。
2 ステージ
3A 塗布ヘッド(第1の塗布ヘッド)
3B 塗布ヘッド(第2の塗布ヘッド)
5 ヘッド支持部
6A 脚部(第1の脚部)
6B 脚部(第2の脚部)
7A 移動機構(第1のY軸移動機構)
7B 移動機構(第2のY軸移動機構)
11 第1のリンク部
12 第2のリンク部
A 交点
B 重心
Claims (3)
- ステージと、
前記ステージに載置された塗布対象物の表面にペーストをノズルから吐出して塗布する塗布ヘッドと、
前記ステージの上方において一方向に延伸して配置され、前記塗布ヘッドを前記ステージの上方に支持するヘッド支持部と、
前記ヘッド支持部を支持する脚部と、
前記脚部を支持し、前記塗布ヘッドの前記ノズルが前記塗布対象物の表面に沿って移動するように前記ヘッド支持部と共に前記脚部を前記一方向と交差する方向へ移動させる移動機構と、
を備え、
前記脚部は、その移動方向に並び前記ヘッド支持部と前記移動機構とをつなぐ第1のリンク部及び第2のリンク部を有しており、
前記第1のリンク部及び前記第2のリンク部は、互いの間隔が前記ヘッド支持部側から前記移動機構側に向かって広くなるように配置されてなり、前記ヘッド支持部が移動するときの加速又は減速により倒れることを抑止する台形リンク機構を構成し、かつ、前記第1のリンク部の延長線と前記第2のリンク部の延長線とが交差する交点の高さが前記ヘッド支持部の重心の高さより高くなるように形成されていることを特徴とするペースト塗布装置。 - 前記第1のリンク部及び前記第2のリンク部は、前記ヘッド支持部が移動するときの加速又は減速により前記移動機構側の端部を回転中心としてそれぞれ回転し、その回転方向と逆方向に前記ヘッド支持部を回転させることを特徴とする請求項1記載のペースト塗布装置。
- 前記第1のリンク部及び前記第2のリンク部は、前記第1のリンク部の延長線と前記第2のリンク部の延長線とが交差する交点の高さが前記ヘッド支持部の重心の高さの3.655倍より低くなるように形成されていることを特徴とする請求項2記載のペースト塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010214263A JP5634188B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | ペースト塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010214263A JP5634188B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | ペースト塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012066203A JP2012066203A (ja) | 2012-04-05 |
JP5634188B2 true JP5634188B2 (ja) | 2014-12-03 |
Family
ID=46164109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010214263A Active JP5634188B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | ペースト塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5634188B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6248892B2 (ja) * | 2014-10-22 | 2017-12-20 | 三菱電機株式会社 | 脚、据付器具および貯湯タンクユニット |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516958B2 (ja) * | 1973-12-25 | 1980-05-08 | ||
JPS57151587A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-18 | Jiyunichi Kawai | Portal crane |
US5348585A (en) * | 1993-01-07 | 1994-09-20 | Weston Colin K | Liquid dispensing apparatus |
JP4370270B2 (ja) * | 2005-02-15 | 2009-11-25 | 財團法人▲祐▼生研究基金會 | 移動可能な回転育苗棚と着脱可能な育苗バスケット及びこれらを用いた植物野菜の育苗栽培方法 |
JP5013569B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2012-08-29 | 株式会社ソディック | 形彫放電加工装置 |
-
2010
- 2010-09-24 JP JP2010214263A patent/JP5634188B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012066203A (ja) | 2012-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4315295B2 (ja) | ペースト塗布装置 | |
JPWO2019088237A1 (ja) | 液体材料塗布装置および塗布方法 | |
JP2009039661A (ja) | ペースト塗布装置及びペースト塗布方法 | |
CN101082742A (zh) | 中间基座、xy工作台、密封剂涂敷装置及液晶面板的制造方法 | |
KR101214698B1 (ko) | 페이스트 도포 장치 및 페이스트 도포 방법 | |
JP5634188B2 (ja) | ペースト塗布装置 | |
JP3938388B2 (ja) | 塗布装置 | |
CN109202941A (zh) | 工业用机器人的手及工业用机器人 | |
EP2789464A1 (en) | Carriage and inkjet device | |
JP6151053B2 (ja) | 塗布装置、塗布方法およびディスプレイ用部材の製造方法 | |
JP5739778B2 (ja) | ペースト塗布方法 | |
EP3188912B1 (en) | Liquid ejecting apparatus and assembling method of liquid ejecting apparatus | |
JP5525182B2 (ja) | ペースト塗布装置及び塗布方法 | |
JP2519358B2 (ja) | ペ−スト塗布機 | |
KR101115916B1 (ko) | 페이스트 디스펜서 및 그 제어방법 | |
JP2009208852A (ja) | ペースト塗布装置 | |
KR100649963B1 (ko) | 페이스트 디스펜서의 헤드 유닛 | |
US20140345120A1 (en) | Printed board working apparatus | |
KR102321818B1 (ko) | 슬릿 노즐 및 기판 처리 장치 | |
JP4930543B2 (ja) | 塗布装置 | |
KR20220132714A (ko) | 잉크젯 프린팅 장치 및 이를 이용한 잉크젯 프린팅 방법 | |
JP2011194358A (ja) | ペースト塗布装置及びペースト塗布方法 | |
JP2012086194A (ja) | 描画装置及び描画方法 | |
JP2005246113A (ja) | ガントリー移動型ステージおよび塗布装置 | |
CN109277254B (zh) | 涂布机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140715 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5634188 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |