JP5632363B2 - 安全閉塞器およびその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、輸液ラインによる溶液の経腸投与または非経口投与中のフリーフローを選択的に防止する装置および方法に関する。より詳細には、本発明は、輸液セット等のための閉塞器(occluder)/弁およびその使用方法に関し、閉塞器/弁は、輸液セットにおける溶液の望ましくないフリーフローを防止する一方で、患者への流体の迅速な送達を容易にするために、医療従事者が輸液セットをフリーフロー状態に配置することができるようにする。
医療技術において、輸液セットを用いて患者に溶液を投与することは周知である。輸液セットは、経腸投与および非経口投与の両方に用いられる。経腸栄養ポンプは、種々の理由により普通に物を食べることができない患者に対し、栄養および薬剤を提供するために用いられる。非経口(静注)液は、十分な水分補給を確実にし、かつ必要な栄養分、ミネラルおよび薬剤を提供するために、患者に提供される。多くの場合、輸液セットは、重力によって溶液が患者の体内に押し出される自立型の構造で配置される。溶液が患者の体内に入る速度を、目下市場で入手可能な、ローラクランプ等のさまざまなクランプによって大まかに制御することができる。
多くの用途において、患者の体内に入る溶液の量を正確に制御する必要がある。その場合、溶液が患者に供給される速度を制御するために、経腸栄養ポンプまたはIVポンプ等の調整装置が輸液セットに沿って配置される。ポンプ等が使用される用途では、流れを調製するために用いられるクランプは、通常、それがポンプの適切な機能を妨げないようにその最大限まで開放される。クランプは、経腸栄養ポンプが輸液セット内の流体の流れを制御することを見込んで開放される。しかしながら、緊急事態または他の混乱事態が、医療従事者が輸液セットを経腸栄養ポンプに適切に取り付けるのを妨害する場合がある。
輸液セットがポンプに適切に装着されずにクランプが開放されると、フリーフローとして知られる状況が起こることが多い。重力により、溶液が、ポンプまたは他の調整装置によって抑制されずに患者の体内に自由に流れる。フリーフロー状態では、所望の投与量の何倍もの量の溶液が、比較的短時間内に患者に供給される可能性がある。これは、溶液が強力な薬剤を含み、患者の体が大量の溶液の流入に適応するのに肉体的に十分強くない場合、特に危険である可能性がある。実際に、患者が、所与の時間の間の流体の大量注入によって死亡した多くの事例がある。したがって、望ましくないフリーフロー状態を防止することが非常に望ましい。
フリーフロー状態を防止するよう試みて多くの装置が開発された。しかしながら、こうした装置は、輸液セットの全体的なコストを増大させ、装置によっては、フリーフローに対しわずかな保護しか提供しないものもある。他の装置には、閉塞器の有用性を制限する他の限界を有する可能性のあるものもある。
1つの一般に用いられる閉塞器は、米国特許第5,704,584号(Winterer他)に記載されている。‘584特許は、流体の流れを選択的に防止する、輸液セットの外側の周囲に配置された閉塞器を教示している。この閉塞器は、輸液セット内の流れを停止させる閉鎖位置に偏倚される。閉塞器を手で開放したまま保持することにより、または閉塞器をポンプに取り付けた後、閉塞器を開放して保持するようにドアを閉鎖することにより、偏倚を無効にすることができる。
こうした閉塞器の代わりのものが、米国特許第6,595,950号(Miles他)に示されている。‘950特許は、流体の流れが輸液セットを通過するのを選択的に防止するように、輸液セットの内側に配置された閉塞器を教示している。輸液セットの壁と閉塞器との間の通路を開放するように、輸液セットに力を加えることにより、または輸液セットが径方向に膨張し閉塞器を越えて流路を開放するように、栄養液または輸液に十分な圧力を加えることにより、‘950特許に開示されている閉塞器を無効にすることができる。
意図されないフリーフロー状態を防止することが重要であるが、フリーフロー状態が望ましい時もある。これは、特に、患者の心臓が停止した場合かまたは他の緊急事態である。薬剤は、溶液および薬剤が可能な限り迅速に患者の体内に入ることが望まれて、患者に投与されているIV液内に注入されることが多い。輸液セットが、上述した閉塞器のうちの1つを用いる場合、医療スタッフは、フリーフロー状態が可能になっていることを確実にしなければならない。これは、輸液セットを、収容されているポンプから取り外し、閉塞器を手で開放したまま保持することを意味する場合がある。緊急事態の間は、医療スタッフの各々が重要な責務を有しているため、人が閉塞器を開放したまま保持しなければならないことは、通常望ましくない。したがって、医療スタッフが、緊急事態、またはフリーフロー状態が特に望ましい他の状況において、閉塞器を開放したまま係止することができることが望ましい。
開放位置で係止することができるいくつかの閉塞器がある。たとえば、米国特許第4,634,092号(Daniell他)は、閉鎖するように偏倚される閉塞器を教示している。一対の開口部にピンを挿入することにより、閉塞器を開放位置で保持することができる。しかしながら、こうした閉塞器は、緊急事態が関わる混乱の間にピンを紛失する可能性があり、閉塞器が偏倚された閉鎖位置のままになる可能性があるため、不都合である。
さらに別の閉塞システムが、米国特許第5,257,978号(Haber他)に示されている。‘978特許は、輸液セットの管を閉鎖した状態で締め付けるようにばねが偏倚される、安全モジュールを示している。ばねを、係止トリガを押し下げることにより、輸液セット内の流れを可能にする開放位置まで押すことができる。係止トリガを、ばねが開放位置で保持される係止位置まで移動させることも可能である。‘978特許に示す閉塞システムは、比較的かさばるため不都合である。さらに、トリガが係止開放位置に配置される場合、ポンプドアが閉鎖しないため、モジュールをポンプに適切に装着することができない。
したがって、通常の使用中に、輸液セット内の制御された流れを可能にする一方で、ポンプ等に適切に取り付けられていない時にフリーフロー状態を防止するデフォルト位置があり、また、医療従事者が望む時はフリーフロー状態を可能にもする、装置が必要である。また、比較的安価でありかつ使用が容易なこうした装置を提供することも望ましい。
本発明の目的は、偶発的なフリーフロー状態を防止するように輸液セットを選択的に閉塞し、かつフリーフロー状態に係止することができる、装置および方法を提供することである。
本発明の別の目的は、使用するのが比較的簡単な閉塞器を提供することである。
本発明の上記および他の目的は、輸液セットにおけるフリーフローを防止する装置および方法において具現化される。本発明の一態様によれば、輸液セットに沿って閉塞器が配置される。閉塞器は、デフォルト位置で、閉塞器を通過する輸液セット内の流体のフリーフローを防止するように構成される。しかしながら、閉塞器はまた、閉塞器がポンプ内に配置され、ポンプが閉塞器を開放位置で保持することにより、または医療従事者が閉塞器をフリーフロー可能な位置に配置することにより、経腸栄養ポンプ等によって圧送される溶液が閉塞器を通過するのを選択的に可能にするようにも構成される。
本発明の一実施形態によれば、閉塞器は、輸液セットの管に沿って配置された本体によって形成される。本体はプランジャを有し、プランジャは、輸液セットの管と選択的に係合することにより、選択的に輸液セットを閉鎖して押しつぶし、それにより輸液セット内の流れを停止させる。プランジャはまた、使用者が調整可能であるように本体と係合し、それにより、プランジャが、第1の向きにある時に、第1の閉鎖した閉塞位置に偏倚されることが可能である。
プランジャを、押し下げることによって第2の向きに移動させることができる。第2の向きでは、プランジャは第2の開放した非閉塞位置にあり、そこでは、プランジャは輸液セット内の流れを中断させない。プランジャを、手で押し下げることにより、またはポンプに閉塞器を取り付けてポンプドアまたは他の構造を用いてプランジャを非閉塞位置で保持することにより、第2の向きに配置することができる。
プランジャはまた、第3の向きに移動することも可能であり、そこでは、プランジャは、第3の開放した非閉塞位置で保持される。プランジャは、第3の向きにある時、本体がポンプ内に配置されるか否かとは無関係に、かつプランジャに外部力が加わることとは無関係に、輸液セット内のフリーフローを可能にするように、第3の開放した非閉塞位置で保持される。
本発明の一態様によれば、プランジャは第1の移動の経路を有し、そこでは、プランジャは、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置と第2の開放したすなわち非閉塞位置との間で双方向に移動する。第1の移動の経路では、プランジャに力を加えることにより、プランジャは第2の位置に移動し、輸液セット内の流れが可能になる。力を解放することにより、プランジャは第1の位置に戻ることができ、それにより、輸液セット内の流体の流れが閉塞される。
プランジャはまた、第2の開放したすなわち非閉塞位置と第3の開放したすなわち非閉塞位置との間の第2の移動の経路も有する。プランジャは、第3の位置まで移動すると、第2の移動の経路に沿ってわずかに移動することができるが、輸液セットの管を閉塞してその中の流れを阻止しないように保持される。
本発明の別の態様によれば、プランジャおよび本体は互いに係合し、プランジャが第1の移動の経路に沿って移動するように偏倚される。したがって、プランジャを第2の移動の経路に積極的に移動させない限り、プランジャは、第1の移動の経路に沿って移動し、デフォルトで輸液セット内の流れを閉塞する。
プランジャを第1の移動の経路に偏倚することは、本体とプランジャとの間の偏倚係合によって達成することができる。したがって、たとえば、本体の一部を、プランジャの第3の位置への移動によって偏向させることができる。プランジャが第3の位置にある時、本体の一部は偏向状態のままである。プランジャが第2の位置に向かって移動すると、本体の一部をその通常の位置に戻す偏倚により、プランジャが押され、第1の移動の経路に沿って移動するように仕向けられる。したがって、プランジャを第2の移動の経路に沿って移動し続けるように特に力が加えられない限り、プランジャは第1の移動の経路に戻り、外部力がプランジャに加わらなくなるとすぐに第1の閉塞位置まで移動する。
従来技術の閉塞器と同様に、プランジャを、経腸栄養ポンプ、IVポンプ等のポンプのドアまたは他の構造を閉鎖することにより、第2の位置に移動させることができる。さらに、プランジャを、ドア等を閉鎖することによって、第3の位置から第2の位置まで移動するように構成することも可能である。プランジャを第1の移動の経路まで偏倚するため、ドア等を開放することにより、プランジャは第1の位置に戻るように移動することができ、それにより、輸液セット内の流れが閉塞される。したがって、医療従事者が、閉塞器が第3の位置(すなわち開放して係止される)にある時に不注意に閉塞器をポンプ内に取り付けた場合に、ドアを閉鎖することによって、閉塞器は第3の位置から移動し、ポンプドアが開放されるかまたは閉塞器がポンプから取り除かれる場合に、閉塞器がフリーフロー状態のまま維持されることが防止される。
本発明の別の態様によれば、望ましい場合は保持ピンを挿入することにより、閉塞器を開放して係止することも可能である。たとえば輸液セットの出荷中に、閉塞器が長時間にわたり偏倚された閉鎖位置のままであって輸液セットの管に折り目を付けることがないように、保持ピンを使用することができる。
本発明の別の態様によれば、閉塞器は本体およびプランジャを有する。プランジャは、プランジャを第1の閉鎖した閉塞位置に付勢する偏倚部材と一体的に形成される。プランジャを、第1の経路に沿って第2の開放した非閉塞位置まで移動させることができる。プランジャを、第2の経路に沿って第3の開放した非閉塞位置まで移動させることも可能であり、そこでは外部力によりプランジャが第2の位置まで戻るように移動するまで、閉塞器は開放して係止され、第2の位置では、プランジャは第1の経路に沿って移動する。
本発明のさらに別の態様によれば、閉塞器に係止機構を設けることができ、それは、解放されるまで、プランジャが第1の閉鎖したすなわち閉塞位置から移動しないようにし、閉塞器の偶発的な開放を防止する。したがって、たとえば、患者が閉塞器の上で転がった場合に、閉塞器は偶発的に開放する可能性はない。しかしながら、医療従事者が、閉塞器を通過する流れを可能にするように係止機構を容易に無効にすることができる。同様に、ポンプを、閉塞器がポンプに取り付けられた時に係止機構の係合を解除するように構成することができる。
本発明のこれらおよび他の態様は、以下の図面および関連する説明において示しかつ説明する安全閉塞器およびその使用方法において具現化される。
本発明のさまざまな実施形態を、番号付けした図面を参照して示しかつ説明する。
第1の閉鎖した閉塞位置にありかつ輸液セットの管の上に配置された、本発明の原理に従って作製された安全閉塞器を示す斜視図である。 閉塞器が第2の開放した非閉塞位置にある、図1に示す安全閉塞器および管部分の別の斜視図である。 閉塞器が第3の開放した非閉塞位置にある、図1に示す安全閉塞器および管部分の別の斜視図である。 図1に示す安全閉塞器および輸液セットの組立分解図である。 閉塞器が第1の閉鎖した閉塞位置にある時の、線5A−5Aに沿って取り出された図1の閉塞器の断面図である。 閉塞器が第2の開放した非閉塞位置にある時の、線5A−5Aに沿って取り出された図1の閉塞器の断面図である。 閉塞器が第3の開放した非閉塞位置にある時の、線5A−5Aに沿って取り出された図1の閉塞器の断面図である。 プランジャが第1の閉鎖した閉塞位置にある時の、閉塞器のプランジャおよび本体からの突起および溝を示す図である。 プランジャが第1の閉鎖した閉塞位置にある時の、閉塞器のプランジャおよび本体からの突起および溝を示す図である。 プランジャが第1の閉鎖した閉塞位置にある時の、閉塞器のプランジャおよび本体からの突起および溝を示す図である。 第3の開放したすなわち非閉塞位置で係止された閉塞器と係合するポンプドアの断面図である。 本発明の原理による安全閉塞器および輸液セットの管の代替構成の斜視図である。 図6の構成の組立分解図である。 プランジャが第1の閉鎖した閉塞位置にある時の図6の安全閉塞器の内部斜視図である。 プランジャが第2の開放した非閉塞位置にある時の図6の安全閉塞器の内部斜視図である。 プランジャが第3の開放した閉塞位置にある時の図6の安全閉塞器の内部斜視図である。 閉塞器を第1の閉鎖したすなわち閉塞器位置で維持する係止機構を有する安全閉塞器の代替構成の正面図である。 図9の安全閉塞器の斜視図である。 図9および図9Aの安全閉塞器の側面図である。 図9Bの線A−Aに沿って取り出された、図9〜図9Bの閉塞器の断面図である。 第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にある安全閉塞器のさらに別の代替構成の斜視図である。 輸液セットの管に沿って配置された閉塞位置での図10Aの安全閉塞器の側面図である。 閉塞器が開放して係止されるように、第3の開放したすなわち非閉塞位置にある、図10の管および安全閉塞器の側面図である。 図10Cの管および安全閉塞器の端面図である。 安全閉塞器が開放して係止されている、図10Dの線A−Aに沿って取り出された断面図である。 本発明の安全閉塞器の別の実施形態を示す図である。 本発明の安全閉塞器の別の実施形態を示す図である。 本発明の安全閉塞器の別の実施形態を示す図である。 本発明の安全閉塞器の別の実施形態を示す図である。 本発明の輸液ポンプとともに図11A〜図11Dの閉塞器を示す図である。 本発明の輸液ポンプとともに図11A〜図11Dの閉塞器を示す図である。
図面は、例示的なものであって、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を限定するものではないことが理解されよう。本発明のさまざまな要素は、本発明のさまざまな態様および目的を達成する。本発明のすべての要素を単一の図面に明確に示すことはできず、したがって、すべての図面が本発明の各要素を示すものではないことが理解される。
ここで、当業者が本発明を実施することができるように、図面について、そこに記載されている数字を参照して説明する。図面および説明は、本発明のさまざまな態様を例示するものであり、添付の特許請求の範囲を限定するようには意図されていない。
図1を参照すると、輸液セット14の管14に沿って配置された、全体として10で示す閉塞器の斜視図が示されている。図面では、明確にするために、短い管の一部を示す。しかしながら、管14は、通常、一方の端部は溶液貯蔵器に、反対側の端部は輸液アダプタに接続されることが理解されよう。輸液アダプタは、経腸栄養の場合はストーマチューブに、または非経口液の場合はIV針に接続するためのアダプタであり得る。
図1に示す閉塞器10は、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にある。閉塞器10は、本体18およびプランジャ22を有する。本体18は、プランジャ18が摺動可能に配置される空隙を有する。本体18は、両側に、輸液セットの管14を受け入れる開口部26を有する。プランジャ22にもまた、管の一部を受け入れる、対応する開口部が貫通している。
プランジャ22の開口部が、本体の開口部26と整列していない時、プランジャの開口部を画定する側壁と、本体の開口部を画定する対向する側壁とは、管14を閉鎖するように締め付け、流体がその中を流れないようにする。図1に示す構成では、プランジャ22の開口部を画定する側壁と、本体の開口部26を画定する上部側壁とは、対向する側部と係合し、それにより、管を閉鎖するように締め付ける。
図1に示すように、プランジャ22の頂部には、操作部30が配置されている。操作部30は、複数の溝、突起または他の触知できる特徴34を有し、それにより、使用者に対し、プランジャの把持部を提供する。後にさらに詳細に説明するように、操作部30を用いて、プランジャ22が、図1に示す第1の閉鎖したすなわち閉塞位置と第2の開放したすなわち非閉塞位置との間の移動のその通常の経路から引き出される。
プランジャ22はまた、本体14においてプランジャを中心に配置するのに役立つ一対のガイド38も有する。ガイド38は、開口部42を有することができ、それは、本体18の開口部46と協働して、保持ピン50を受け入れ、プランジャを第2の開放したすなわち非閉塞位置に保持する。ピン50を、たとえば、輸液セットの出荷中に用いることにより、プランジャ22および本体18が管14に折り目を付けないようにすることができる。
本体18はまた、プランジャ22を中心位置に仕向けるための一対のガイド54も有する。ガイド54は、本体18の側壁58の一部によって形成される。側壁58に一対の溝62が形成されることにより、ガイド54が形成される。操作部30に横方向に圧力が加わると、ガイド54を外側に枢動させることができる。しかしながら、ガイド54は、その元の位置に戻るように偏倚される。したがって、プランジャ22をいずれかの側に(後述する保持機構によるか、または使用者が操作部30に力を加えることにより)積極的に保持しない限り、ガイド54は、プランジャ22のガイド38と係合し、プランジャを本体18の中心に配置する。
ここで図2を参照すると、図1の閉塞器10の斜視図が示されている。プランジャ22が第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にあるのではなく、操作部30が押し下げられ、それによりプランジャの開口部66が本体18の開口部26と整列する。これにより、プランジャ22が第2の開放したすなわち非閉塞位置に配置される。こうした向きでは、プランジャ22および本体18は、すでに管14を閉鎖するように締め付けていない。したがって、管14における流れが可能になる。
通常の使用時、閉塞器のプランジャ22は、2つの状況のうちの一方において第2の開放したすなわち非閉塞位置に移動する。医療従事者は、輸液管に対しプライミングを行うか、または他の理由で溶液を管14内に流したい場合、操作部30の上に指を配置し、プランジャ22を図2に示す位置まで移動するように押し下げることができる。
閉塞器10が輸液ポンプ内に配置されている場合、ポンプは、通常、閉塞器がポンプ内に取り付けられている間は第2位置にあるようにプランジャ22を押して保持する、ドアまたは他の作動機構を有する。これにより、流体の流れを、閉塞器によって中断されずにポンプにより制御することができる。ドアが開放し、または閉塞器10がポンプから取り除かれる場合、プランジャ22に係合している偏倚部材が、プランジャを、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に戻るように移動させる。したがって、閉塞器10は、輸液セットがポンプから取り除かれる場合、フリーフロー状態を偶発的に発生させない。
図3は、図1の閉塞器10の斜視図を示し、そこでは、プランジャ22は第3の開放したすなわち非閉塞位置に移動している。これは、プランジャが第2の開放した非閉塞位置(図2)にある間に、本体18のいずれかの側に横方向にプランジャ22を枢動させるかまたは移動させ、プランジャをわずかに上昇させることによって達成される。後述するように、これにより、プランジャ22および本体18の突起および溝の間の相互作用が可能になり、プランジャが第1の閉鎖したすなわち閉塞位置(図1)に戻るのが防止される。したがって、プランジャ22が第3の開放したすなわち非閉塞位置にある間、閉塞器10は本質的に開放して係止される。
閉塞器もしくはクランプによりまたはポンプにより抑制されずに、フリーフローが発生することは望ましくないことが多いが、フリーフロー状態が必要な時もある。こうした時には、複数の薬剤が可能な限り迅速に患者に送達されている緊急事態があり得る。閉塞器が閉鎖するように偏倚される場合、医療スタッフの各々は、流体の流れを確保するために閉塞器を開放して保持しなければならない。これは、気を散らし、その他の医療緊急事態への対処を行う医療従事者が低減することになる。操作部30をいずれかの側に摺動させ、その後プランジャ22を解放することにより、プランジャは開放位置で係止され、輸液管14におけるフリーフローが確実になる。
したがって、プランジャ22は、第2の開放したすなわち非閉塞位置から、第2の移動の経路に沿って、第3の係止された、開放した非閉塞位置まで、横方向に移動することが分かる。したがって、閉塞器は、第1の移動の経路に沿って、第1の閉鎖した閉塞位置と第2の開放した非閉塞位置との間で移動し、第2の移動の経路に沿って、第2の開放した非閉塞位置と第3の係止された、開放した非閉塞位置との間で移動する。第2の移動の経路は、第1の移動の経路に対しておよそ垂直である。
図3はまた、本体18の側壁58の一部によって形成されたガイド54も示す。ガイド54は、プランジャ22のガイド38によって外側に偏向する。プランジャが第3の係止された、開放した非閉塞位置にある間に、操作部30が押下された場合、ガイド54は、プランジャ22を、第2の開放した非閉塞位置に戻すように偏倚する。その後、プランジャに加えられる圧縮力を解放することにより、プランジャは第1の閉鎖した閉塞位置(図1)に戻る。したがって、プランジャ22を、使用者により、第1の閉鎖した閉塞位置から、第2の開放した非閉塞位置まで、それにより、第3の係止された、開放した非閉塞位置まで移動させることができる。そして、輸液管に対してプライミングを行い、閉塞器を受け入れかつプランジャ22を第2の開放した非閉塞位置に保持するように構成されたポンプに、輸液管を装着することができる。閉塞器10がポンプ内に装着されると、ポンプドアとプランジャ22との間の接触により、プランジャが本体18に対して下方に移動し、プランジャ22を第3の位置で保持する内部留め具が解放され、ガイド54がプランジャを、第2の開放位置まで横方向に移動させることができる。その後、閉塞器10がポンプから取り除かれると、プランジャ22は、第1の閉鎖した閉塞位置まで移動する。
ここで図4を参照すると、図1の閉塞器10および輸液管14の組立分解図が示されている。閉塞器10は、3つの部品から構成される。本体18、プランジャ22、およびばね等の偏倚要素70である。偏倚要素70を、プランジャ22または本体18と一体的に形成することができることが理解されよう。
組立分解図は、本発明のいくつかの特徴をより詳細に示す。たとえば、プランジャ22は、管14が貫通する開口部66を有する。プランジャ22が上方に移動すると、開口部を画定する壁68の底部が、管14の底部と係合し、一方で、本体18の開口部26を画定する上壁が、管の上部と係合し、管を閉鎖するように締め付ける。開口部26および66が整列すると、管は、閉鎖した状態で締め付けられることなく貫通することができる。開口部26を、矩形であるように示し、開口部66を円形であるように示すが、多数の異なる形状の開口部を用いることができることが理解されよう。
プランジャ22はまた、そこから外側に延在する1つまたは複数の突起80も有する。突起(複数可)80は、本体18の溝84と係合することにより、プランジャ22の移動を選択的に制御する。突起80が中央溝84aに配置される場合、プランジャ22は、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置と第2の開放したすなわち非閉塞位置との間で略垂直に移動する。操作部30を下方に押すことにより、プランジャ22を本体18内に移動させることによって閉塞器10が開放し、同様に操作部を解放することにより、偏倚部材70によって閉塞器が閉鎖する。したがって、プランジャ22は、突起80が溝84a内を垂直に移動する際に、第1の移動の経路に沿って垂直に移動する。
中央溝84aのいずれかの側に、第2の移動の経路に対応する側方溝すなわち係止溝84bがある。溝84aの両側に2つの側方溝84bがあることにより、プランジャ22を本体18のいずれかの側に移動させることによって、閉塞器を第3の開放位置で係止することができる。側方溝84bが、横向きにある間隔で延在し、その後上方に延在する部分がある状態が分かる。偏倚要素70は、一旦この位置に配置されると、突起80を、側方溝84bの上方に延在する部分に係止された状態で維持する。プランジャ22が、いずれかの側面に向かって枢動するかまたは移動し、上方に移動することが可能になった場合、突起80は、側方溝すなわち係止溝84bに保持される。これにより、プランジャは、第3の係止された、開放したすなわち非閉塞位置で保持され、プランジャ22の操作部30に力が加わるまで閉塞器はそこに保持される。プランジャ22が下方に十分な距離押されると、突起80が移動して、側方溝84bの上方に延在する部分から出て、ガイド54が、プランジャ22を第2の開放したすなわち非閉塞位置に押し戻す。操作部30に対する圧力が維持されない場合、プランジャ22はその後、偏倚要素70によって強制的に第1の閉鎖したすなわち閉塞位置になる。
ここで図5A、図5Bおよび図5Cを参照すると、プランジャ22および本体18を含む、図1の閉塞器10の断面図が示されている。図1〜図4に示す輸液セットの管14は、明確にするために省略している。しかしながら、管14が、本体18の開口部26およびプランジャ22の開口部66にそれぞれ配置されることが理解されよう。
図5Aにおいて、プランジャ22は、図1に斜視図で示す第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にあるように示されている。プランジャ22の開口部66は、本体18の開口部26と整列していない。開口部66の一部が開口部26の一部と整列する、部分的に重なる領域があることが理解されよう。しかしながら、これら領域は、それらが管14によって完全にまたは略完全に埋められ、管が閉鎖するように締め付けられるのに十分小さい。したがって、本明細書で開口部が整列しないと述べる場合、それは、開口部が、締め付けそれにより輸液セット内の流れを閉塞するのに十分位置がずれていることを意味する。同様に、開口部26および66は、完全に整列している必要はなく、すなわち、一方の開口部が、輸液管14内の流れを阻止するかまたは実質的に阻止していなければ、他方より一方向においてさらに延在していてもよい。したがって、開口部が整列するという言及は、管14が、輸液管内の流れに実質的に影響する程度まで締め付けられないような整列を意味する。
図5Eは、プランジャ22が第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にある時の、中央溝84aにおける突起80の位置を示す。突起80には傾斜した上部が設けられ、溝84aには傾斜した側壁が設けられることが留意されよう。突起80および溝84aの傾斜した壁は、相互作用して、プランジャ22が第2の開放したすなわち非閉塞位置(図5Bおよび図5E)から解放された場合に、偏倚要素70がプランジャを第1の閉鎖したすなわち閉塞位置まで強制的に戻すことを確実にする。プランジャ22(および突起80)は、矢印86aによって示すように、溝84a内で垂直に移動することにより、第1の移動の経路を移動することができる。
図5Bは、第2の開放したすなわち非閉塞位置にある時のプランジャ22の位置を示す。プランジャ22は、その開口部66が本体の開口部26と整列するように、本体18内を下方に摺動しており、それにより、管14を閉鎖するように締め付けていない。(開口部26および66の相対位置は、それらの相対的なサイズおよび配置によって決まる。)これは、閉塞器が輸液ポンプ内に配置される時にプランジャ22が通常ある位置である。ドアまたは他の同様の構造が、管内の流れが可能になるように、プランジャ22および本体18を互いに対して保持する。
図5Fは、突起80と溝84aおよび84bとの相対的な位置を示す。突起80がプランジャ22から延在し、溝84が本体18内に形成されるように示すが、突起を本体に形成し、溝をプランジャに形成することが可能であることが理解されよう。
プランジャ22に対する圧力が解放されると、偏倚要素70はプランジャを上方に移動させ、突起80が溝84aを辿ることにより、矢印86aに示すようにプランジャを第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に戻す。したがって、通常の使用では、プランジャ22は、力を加えることにより、または偏倚要素70による反対方向の力により移動する時、第1の移動の経路を辿る。
プランジャ22を、第2の移動の経路に沿って移動させることも可能である。プランジャを、垂直に移動させる代わりに、枢動させるかまたは水平に移動させることができ、それによりプランジャは、偏倚要素70の力により上昇する前にいずれかかの側に移動する。矢印86bによって示す、この第2の移動の経路により、突起80は2つの側方溝84bのうちの一方の中に移動する。側方溝84bは、上方に、中央溝84aほど延在しておらず、したがって、突起80をその中に閉じ込めて保持することができるが、閉塞器10が管内の流れを阻止しないように、プランジャ22が移動することができる距離を制限する。したがって、プランジャ22の開口部66は、本体18の開口部26と略整列する(すなわち、管14は閉鎖するように締め付けられないが、開口部間の整列は幾分か変化し得る)。言い換えれば、プランジャ22を解放することができ、プランジャ22は、図5Cおよび図5Gに示すように第3の開放したすなわち非閉塞位置にとどまる。これは、通常、使用者がプランジャ22を第2の開放したすなわち非閉塞位置に押し込み、その後、操作部30に力を加えてプランジャの上部を本体のいずれかの側に向かって摺動させ、下方の圧力をわずかに弱めることによって達成される。突起80が側方溝84bのうちの一方に入ると、プランジャおよびガイド54に下方の力が加えられるか、または使用者がプランジャおよび突起を再度中心に配置するまで、プランジャ22は第3の開放したすなわち非閉塞位置で係止される。
プランジャ22が第3の開放したすなわち非閉塞位置で係止されると、輸液セット管はフリーフローモードになり、それをその位置で維持するために、医療従事者により追加の労力は不要である。したがって、医療従事者の閉塞器10の機能に対して行うことができる制御が改善される。
緊急事態またはフリーフローに対する他の必要が終わると、医療従事者は、単に、操作部30を押下するだけでよく、プランジャ22は第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に戻るように移動することが理解されよう。医療従事者がプランジャを第3の位置から移動させるのを忘れた場合、図5Dに示すように、ポンプに閉塞器10を再装着させることにより、自動的にそれを行うことができる。ポンプドア98は、閉鎖する時、プランジャ22を下方に押し、ガイド54が、プランジャを第2の位置に戻るように移動させる。ポンプドアが再度開放するか、または閉塞器10がポンプから引き出される場合、プランジャ22は、自動的に第1の位置に戻り、管14内のフリーフローを防止する。
ここで図6を参照すると、本発明の代替構成が示されている。全体として110で示す閉塞器は、輸液セットの管部分14を受け入れることにより、その中の流れを選択的に閉塞する。閉塞器110は、本体118およびプランジャ122を有する。先の構成と同様に、プランジャ122は、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に偏倚され、そこでプランジャは、輸液セットの管14を閉鎖するように締め付ける。
図6には、プランジャ122から延在するアームまたは突起128も示されている。プランジャ122の操作部130が第2の開放したすなわち非閉塞位置まで押下されると、プランジャは前方に摺動することができ、それにより突起128は本体118の保持壁134と係合し、したがって、プランジャが第3の開放したすなわち非閉塞位置で保持される。突起128が保持壁134と係合すると、プランジャ122は第3の位置で保持され、第1の位置に戻ることはできない。こうした向きでは、管14内のフリーフローが可能になる。フリーフローが望まれなくなると、操作部130が押下され、プランジャ122は第2の位置に戻るように移動することができる。操作部130が解放されると、プランジャは自動的に第1の位置に戻り、そこで、後にさらに詳細に説明する偏倚要素によって、管14内の流体の流れを防止する。
図7は、図6の閉塞器110の組立分解図を示す。本体118は、管14が貫通する大きい溝126を有する。本体118はまた、プランジャ122の一部を保持し、プランジャ122には、その一部として偏倚要素136が一体的に形成されている。プランジャ122はまた、管14を受け入れる溝138も有する。管の閉塞を、プランジャ122および本体118の溝126の向きに応じていくつかの方法で行うことができる。たとえば、プランジャ122は、溝138を画定する頭部122aを有することができる。頭部122aが、本体118の孔144を通って上方に延在する場合、管14は、本体の上壁148(またはそこから延在する構造)と開口部138を画定する頭部の部分の底壁との間で、閉鎖するように締め付けられる。同様に、管14を、開口部の底部を画定する頭部122aの部分と保持壁134との間で閉鎖するように締め付けることができる。
別法として、プランジャ122は、締付部材150を有することができ、それは、プランジャ頭部122aが孔144を通って上方に延在している時、本体118の上壁148に対して管14を閉鎖するように締め付けるが、プランジャ頭部が第2の位置または第3の位置に移動した場合は締め付けないように、プランジャに沿って配置される。いずれの場合も、プランジャ122は、第1の閉塞位置と、解放されると第1の閉塞位置に戻る第2の非閉塞位置と、フリーフローを可能にする構成に一時的に係止される第3の非閉塞位置とを有する。
閉塞器122が第3の非閉塞位置にあり、ドアまたは他の作動機構を有するポンプ内に配置される場合、ドアが開放されるか、または輸液セットがポンプから取り除かれる場合、閉塞器を押圧することにより、閉塞器が第2の非閉塞位置に戻り、最終的に第1の閉塞位置に戻るように移動することができる。
ここで図8Aを参照すると、閉塞器110の内部斜視図が示されており、本体118の壁は、内部動作を示すように透明である。プランジャ122は、第1の閉塞位置にある。管14は、プランジャの偏倚要素136に沿って配置された締付部材150によって閉鎖するように締め付けられている。締付部材150は、管14を本体の上壁148に対して付勢し、閉鎖するように締め付けることによって管内の流れを防止する。
図8Bは、第2の非閉塞位置まで押圧されているプランジャ122を示す。操作部130に対して下方に力を加えることにより、プランジャ頭部122aが下方に移動し、締付部材150を、管14がそれ以上閉塞されないように十分に上壁148から離れるように移動させる。操作部130に対する力が除去されると、偏倚要素136は、プランジャ頭部122aを強制的に上方に移動させ、締付部材150に対し、再び管14を上壁148に対して付勢して、閉鎖するように締め付けさせる。
図8Cは、押圧され前方に押されているプランジャ頭部122aを示し、それにより、突起138が保持壁134を越えて延在し、保持壁は、突起と保持部130との間の溝160(図8および図8Aに最もよく示す)に嵌まる。これにより、操作部130から圧力が除去された場合であっても、プランジャ頭部122aが図8Cに示す位置に保持される。これにより、締付部材および上壁がそれ以上管を閉塞しないように十分に、締付部材150が上壁148から離れて保持される。したがって、閉塞器110は、輸液セット内のフリーフローを可能にする開放位置で係止される。閉塞器110をフリーフロー構成から取り除くために、行わなければならないことは、プランジャ頭部122aに下方の力を加えることだけである。これを、医療従事者により直接、または輸液ポンプ等に閉塞器122を挿入し、ドア、または閉塞器を開放して保持するために用いられる他の構造を作動させることにより、達成することができる。ドア等が開放すると、閉塞器110は第1の閉塞位置に戻り、フリーフロー状態の発生を防止する。
ここで図9を参照すると、全体として210で示す、安全閉塞器のさらに別の構成の正面図が示されている。閉塞器210は、本体218と、他の構成に関して上述した方法と同様に、本体内を摺動して輸液セットの管を閉鎖するように選択的に締め付けるプランジャ222とを有する。
図9に示す閉塞器210は、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にあり、そこでは、プランジャ222および本体218が協働して、閉塞器210を貫通する輸液セットの管を閉鎖するように締め付ける。したがって、本体218は、輸液セット管が貫通する1つまたは複数の開口部226を有する。プランジャ222もまた、管の一部を受け入れる開口部266を有する。本体218の開口部226およびプランジャの開口部266が整列すると、管は締め付けられず、管内を流体が流れることができる。図9に示すように2つの開口部226および266が整列していない時、開口部内を延在する管は閉鎖するように締め付けられる。
先の構成と同様に、プランジャ222は、その上部に操作部230が配置されている。操作部230は、複数の溝、突起または他の触知できる特徴234を有することにより、使用者に対し、プランジャの把持面を提供する。後にさらに詳細に説明するように、操作部230を用いて、プランジャ222は、図1に示す第1の閉鎖したすなわち閉塞位置と第2の開放したすなわち非閉塞位置との間のその通常の移動経路から引き出される。
プランジャ222はまた、プランジャを本体218において中心に配置するのに役立つ一対のガイド238も有する。ガイド238は、細長い湾曲アームとして形成され、本体218の壁240と係合する。ガイド238は、図1等の本体18のガイド54と幾分か同様に作用し、それらの通常の位置から偏向し、その後、必要な場合はその元の位置に戻ることによりプランジャを中心に配置することができる。
ガイド238はまた、別の重要な目的に応じることができる。ガイド238は、本体の壁240と相互作用してプランジャ222の移動を制限する。より詳細には、ガイド238の各々は留め具244を有する。留め具244は、壁240に沿った棚部248と係合し、プランジャ222が第1の閉鎖したすなわち閉塞位置から移動しないようにする。プランジャ222を移動させるためには、留め具244が、プランジャの開口部226に向かう移動を停止させるために十分に壁の棚部248と係合しなくなるように、ガイド238を内側に移動させなければならない。このプランジャ222の移動を容易にするために、本体218に、ガイド238の一部を露出させる一対の開口部250が形成される。使用者がガイド238を内側に押すと、留め具244が内側に移動し、プランジャ222を、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置から第2の開放したすなわち非閉塞位置まで移動させることができる。
プランジャ222の底部は、ばね258または他の偏倚部材と係合する取付具254を有する。ばね258または他の偏倚部材は、プランジャ222を第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に戻るように偏倚するように構成される。したがって、使用者が、ガイド238を内側に押し、操作部230を下方に押すと、プランジャ222は第2の開放したすなわち非閉塞位置まで移動し、そこで流体が管内を流れることができる。しかしながら、操作部230から圧力が除去されるとすぐに、ばね258はプランジャ222を第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に押し戻す。したがって、閉塞器210は、たとえば人がその上で転がることにより、偶発的に開放する可能性はなく、偶発的に開放したままになる可能性もない。
しかしながら、医療従事者がフリーフロー状態を望む状況では、閉塞器210を意図的に開放したままにすることができる。上に示しかつ説明した構成と同様に、突起260および溝264を用いて、プランジャ222を選択的に開放した状態で係止することができる。これは、図9に示す構成において、係止機構を無効にするようにガイド238を内側に押しながら、プランジャ222を押し下げることによって達成される。プランジャ222が第2の開放したすなわち非閉塞位置まで下方に移動すると、使用者は、操作部230をいずれかの側に押し、突起260が溝264bのうちの1つに入るようにする。溝264bは、突起、したがってプランジャ222の上方の移動を制限するように構成される。溝264bはまた、突起のその端部近くの横方向移動を阻止するようにも構成され、それにより、ガイド238は、プランジャ222を再び押下することなく中心位置に戻すことはできない。
プランジャ222が、溝264bが突起260の横方向移動を阻止しなくなるほど十分に押下されると、ガイド238はプランジャを中心に配置し、ばね258はプランジャを第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に強制的に戻す。したがって、閉塞器210は、プランジャ222の第1の閉鎖したすなわち閉塞位置から出る移動を阻止する係止機構と、閉塞器が第3の開放したすなわち非閉塞位置から出る移動を阻止する別の阻止機構とを提供し、それにより閉鎖して係止する構成と開放して係止する構成とを提供する。
図9A、図9Bおよび図9Cは、安全閉塞器210の斜視図、側面図および断面図を示す。図9Cの断面図は、図9において影で示す内部要素を示し、ばね258の底部を保持する取付構造270もまた示す。
閉塞器210を、非常に小さくかつ小型であるように作製することができ、同時に、閉塞器210は、従来技術による閉塞器の多くに比較して改善された機能を提供することができることが理解されよう。患者が閉塞器210の上を転がった場合、または閉塞器が、病院の機器の間でまたは患者のベッドと壁との間で引っ掛った場合に発生する可能性がある、弁の偶発的な開放を防止するため、両手操作(または非常に器用な片手操作)が有利である。ガイド238および壁240によって形成される初期係止機構が無効になると、使用者の指により操作部230を単に操作することにより、プランジャ222を、第2の開放したすなわち非閉塞位置に、または第3の開放したすなわち閉塞位置に移動させることができる。同様に、使用者の指でプランジャを単に押下することにより、プランジャ222を第3の開放したすなわち非閉塞位置で保持する係止機構を無効にすることができる。同様に、閉塞器210をポンプ内に配置し、ドアを閉鎖することにより、プランジャ222が第2の開放したすなわち非閉塞位置に押し戻され、そこで、ドアが開放されるかまたはポンプから閉塞が除去された場合、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に戻ることができる。
図10Aを参照すると、輸液セットの管14に沿って配置された、全体として310で示す閉塞器の斜視図が示されている。明確にするために、図面には管のわずかな部分のみを示す。しかしながら、管14は、通常、一端が溶液貯蔵器に、他端が輸液アダプタに接続されることが理解されよう。輸液アダプタは、経腸栄養の場合はストーマチューブに、非経口液の場合はIV針に接続するためのアダプタであり得る。
図10Aに示す閉塞器310は、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に配置されている。閉塞器310は、本体318およびプランジャ322を有する。本体318は、プランジャ318が摺動可能に配置される空隙を有する。本体318は、両側に、輸液セットの管14を受け入れる開口部326を有する。プランジャ322もまた、管の一部を受け入れる開口部を有する。
プランジャ322の開口部が本体の開口部326と整列していない時、プランジャの開口部を画定する側壁と本体の開口部を画定する対向する側壁とは、上述した方法と同様に、管14を閉鎖するように締め付け、そこに流体が流れないようにする。開口部は依然として「整列していない」が存在し得る開口部間の部分的重なりの量は、管の直径および閉鎖するように締め付けられた時の管の厚さによって決まる。
図10Aに示すように、プランジャ322は、その上部に操作部330が配置されている。操作部330は、複数の溝、突起または他の触知できる特徴334を有することにより、使用者にプランジャの把持部を提供する。後にさらに詳細に説明するように、操作部330を用いてプランジャ322を回転させ、それにより、介入する構造によって、プランジャが、図10Aに示す第1の閉鎖したすなわち閉塞位置と第2の開放したすなわち非閉塞位置との間のその通常の移動の経路に沿って移動することが阻止される。
図10Aにはまた、本体318の上部またはその近くから延在する溝364も示されている。溝364は、本体のより下方に配置された溝364bと交差する。プランジャ322が、図10Aに示す第1の閉鎖したすなわち閉塞位置から第2の開放したすなわち非閉塞位置まで移動する場合、突起(図10Aには示さず)が、溝364内で摺動する。後にさらに詳細に説明するように、突起が溝364b内に移動する際に、プランジャを回転させることも可能である。溝364および364bは、略J字型溝を形成する。突起は、J字型溝の垂直部分にある限り、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に戻る。しかしながら、プランジャ322が第2の開放したすなわち非閉塞位置まで押下され、回転すると、突起は、J字型溝の尾部内に移動し、そこで保持される。したがって、プランジャ322は、第3の開放したすなわち非閉塞位置で保持され続け、管14内のフリーフローが可能になる。
図10Bは、第1の閉鎖したすなわち閉塞位置にある安全閉塞器310の側面図を示し、そこでは、プランジャ322および本体318は、相互作用して、管14を閉鎖するように締め付ける。図に、溝364b(溝364は影で示している)とばね等の偏倚要素370も示す。
図10Cは、閉塞器310の側面図を示し、そこでは、プランジャ322は、第3の開放したすなわち非閉塞位置に移動している。操作部330を用いて、プランジャ322が偏倚要素370に対して下方に押されており、閉塞には、突起380を溝364b内に移動させるようにわずかに回転が加えられ、そこで突起が、プランジャ322が第1の閉鎖したすなわち閉塞位置に戻らないようにする。したがって、閉塞器310は、開放構成で保持され、それにより、輸液セットの管14内のフリーフローが可能になる。
図10Dおよび図10Eは、それぞれ、第3の開放したすなわち非閉塞位置で係止された閉塞器310の端面図および側断面図を示す。この位置では、突起380および溝364bが相互作用することにより、プランジャ326の開口部366を、管内の流れを可能にするように本体318の開口部326と十分整列して維持する。プランジャ326を押下することにより、突起380が溝364b内で移動し、プランジャ322が第2の開放したすなわち非閉塞位置に戻る。プランジャ322から圧力が解放されるとすぐに、偏倚要素370がプランジャを第1の閉鎖した閉塞位置に戻す。
ここで図11A〜図11Fを参照すると、本発明の別の閉塞器が示されている。閉塞器は、ポンプと使用するために最適化される。図11Aおよび図11Bは、閉塞器410および管14の一部の組立分解図を示す。閉塞器410は、本体418、プランジャ422およびばね470を有する。閉塞器410は、図1〜図5の閉塞器10および図9の閉塞器210と同様に機能し、その説明は閉塞器410に同様に当てはまる。管14は、本体418の正面および背面の開口部426とプランジャ422の開口部466とを貫通する。プランジャは、溝434が形成された操作部430を有することにより、閉塞器410が手動でまたはポンプドアにより作動されるようにする。本体418は継手部420を有し、それを用いて、柔軟な圧送管が、輸液管の大部分を形成するより安価な管に接合される。継手420を省略し、閉塞器を連続した管と使用してもよいことが理解されよう。プランジャは、本体418に形成された凹部512とともにばね470を位置付ける柱508を有する。閉塞器410はまた、本体418に孔524を有し、それにより、出荷用ピンを孔524とガイドアーム454によって形成された開口部528とに挿入することにより、閉塞器を開放した非閉塞位置で係止することができる。閉塞器410の通常動作中には概して使用されないが、孔524および開口部528により、閉塞器410を、出荷のために開放して係止することができ、それにより、柔軟な圧送管14に対する破損が防止される。出荷用ピンを解放することにより、閉塞器410は、第1の閉鎖した閉塞位置に自動的に移動する。
プランジャ422は、プランジャを本体内の適所に位置した状態で維持するように本体418の溝484と相互作用するピン480を有する。溝484は、図1〜図5および図9に示すような横溝484bがあるようには形成されないが、閉塞器410を、上述したように第3の位置において開放して係止することができるように、そのように形成してもよい。プランジャ422の側部からは、ガイド454が延在する。ガイドアーム454からは、解放突起500および留めアーム504が延在する。解放突起500は、本体418の側部の開口部516を通って延在する。留めアーム504は、本体の開口部516および肩部520と相互作用する。留めアーム504は、解放突起500が内側に押され、ガイド454を撓曲させ、留めアーム504を、それらが本体の肩部520と係合しない位置まで移動させ、それによりプランジャ422が本体418内に押し込まれ、管14内の流れが可能になるまで、閉塞器410を第1の閉鎖した閉塞状態で係止する。
図11Cおよび図11Dは、閉塞器410の切取図を示す。図11Cは、第1の閉鎖した閉塞位置にある閉塞器を示し、図11Dは、第2の開放した非閉塞位置にある閉塞器を示す。明確にするために、すべての構造を示してはおらず、かつ符号を付してはいないが、それらは閉塞器410には存在する。図11Cは、第1の閉鎖した閉塞位置にある閉塞器が、留めアーム504および肩部または棚部520によって適所にいかに係止されるかを示す。解放突起500が内側に押され、同時にプランジャ422が本体418に対して下方に押されるまで、閉塞器410を第2の開放した非閉塞位置まで移動させることはできない。これにより、閉塞器410が偶発的に開放する危険が最小限になる。プランジャ422に力が加えられない場合、ばね470(明確にするために図11Dには示さず)がプランジャを上方に押す。留めアーム504の傾斜した上面と肩部520の傾斜した下面とにより、閉塞器は、第1の閉鎖した閉塞位置に自動的に戻るように移動する。
図11Eは、輸液ポンプまたは栄養ポンプ等のポンプの壁600に隣接して配置された閉塞器410を示す。ポンプの壁600は、閉塞器410が配置される溝を形成し、管14がそこを通って配置される。壁600は、管をポンプ機構の周囲に案内する。ポンプを装着する際、管は、ポンプ機構の周囲に配置され、閉塞器410および管14は壁600の間に配置される。ポンプ壁600は、閉塞器本体418の幅におよそ等しい距離まで間隔が空けられる。その結果、閉塞器410が壁600間に配置されると、壁は、解放突起500を内側に押し、プランジャ422が押圧されるようにし、閉塞器内の流れを可能にする。
図11Fは、ポンプ604を示す。ポンプの内部部品を示すことができるように、ポンプ604の前壁600を取り除いている。後壁600は、他のポンプ部品によって大幅に閉鎖される。管14は、ポンプ機構608(通常、リニア蠕動ポンプと同様の作動フィンガおよびカム型ローブを含む)の周囲に巻き付けられ、閉塞器410は、ポンプ604の凹部612に配置される。凹部612の幅とポンプ壁600間の間隔は、閉塞器本体418の幅よりわずかに大きいのみであるため、閉塞器410が凹部612に押し込まれると、解放突起500が内側に押され、プランジャ422の作動が可能になる。
ピボット620のポンプ604にポンプドア616が取り付けられ、それは、ポンプの側部および上部の周囲に延在して、管14および閉塞器410をポンプに取り付けられた状態で保持する。ポンプドア616はプランジャ422と接触しない。ポンプドアラッチ624が、ピボット628の周囲で枢動し、ラッチ632と係合して、ポンプドア616を閉鎖して保持する。ポンプドアラッチ624は、それがポンプドアを閉鎖して固定するように移動した時にプランジャ422と係合する、突起636を有する。ポンプドア616が完全に閉鎖するまで、ポンプドアラッチ624を閉鎖することはできない。したがって、ポンプドア616が完全に閉鎖され、ポンプドアラッチ624により閉鎖して固定された後にのみ、閉塞器は第2の開放した非閉塞位置に移動する。ポンプドアラッチ624が開放するとすぐに、プランジャ422はばね470によって移動し、閉塞器410は第1の閉鎖した閉塞位置まで移動して、管14内の望ましくない流れを防止する。したがって、ポンプドア616が適切に閉鎖され適所に掛止されることが必要であり、閉塞器410は、ドアのみでなくポンプドアラッチ624を適切に閉鎖することによって作動されるため、閉塞器は、従来のポンプに取り付けられた閉塞器に比較してさらなる安全性を提供する。ポンプドア616の閉鎖により、閉塞器410が第2の非閉塞位置に移動する前に、回転蠕動ポンプの圧送フィンガが管14と係合し管内のフリーフローを防止することが確実になり、管内の望ましくないフリーフローに対してさらなる安全性が提供される。
いずれの構成を使用するかに関わらず、比較的単純でありかつ使用が容易な安全閉塞器が提供される。偶発的なフリーフロー状態の危険性が大幅に低減すると同時に、必要な場合は医療従事者がフリーフロー状態を発生させることができる。さらに、閉塞器は、第3の係止された、開放した非閉塞位置から第2の開放した非閉塞位置に自動的に移動するため、ポンプから不注意に取り除かれた場合、または開放して係止された状態でポンプに取り付けられた場合に、係止された開放状態にあり続ける危険性のように、閉塞器が第3の係止された開放位置にある時にポンプが適切に閉鎖することができない危険性をなくすことができる。
上記説明は、主に、患者への流体の投与を制御するために用いることができる閉塞器に関するが、閉塞器を、種々の非医療の用途で使用することができることが理解されよう。たとえば、閉塞器を、選択的に流れを可能にする弾性ラインの弁として使用することができる。これは、通常はわずかな量の液体が分配されるが、時により大量の液体が必要となる状況に特に有利であり得る。閉塞器は、プランジャを単に押下することによりわずかな量を分配する。これにより、従来の蛇口より正確な分配が可能になる。しかしながら、より多い容量が必要となると、閉塞器を開放位置に係止して、使用者の、長時間閉塞器を開放して保持しなければならない必要をなくすことができる。
したがって、改善された安全閉塞器およびその使用方法を開示した。特許請求の範囲から逸脱することなく、本発明に対し多くの変更を行うことができることが理解されよう。添付の特許請求の範囲は、こうした変更を包含するように意図されている。

Claims (23)

  1. 輸液セットの管を通る流体の流れを選択的に防止する閉塞器であって、
    プランジャを受け入れる空隙を有する本体と、
    前記プランジャを偏倚させる偏倚要素と、
    前記本体内で移動可能であり且つ前記本体と協働して該本体を貫通する管を選択的に締め付けるプランジャであって、該プランジャを偏倚させる第1の閉塞位置と、外部の力が加わらないときに該プランジャが前記第1の閉塞位置に戻るように偏倚されている第2の非閉塞位置と、該プランジャが非閉塞状態に係止される、前記第2の非閉塞位置と異なる第3の非閉塞位置と、に位置させることができる前記プランジャと、
    該プランジャを前記第3の非閉塞位置から前記第2の非閉塞位置に向けて横方向に偏倚させる第2の偏倚要素と、
    前記プランジャおよび前記本体のうちの一方に配設された少なくとも1つの突起と、
    前記プランジャおよび前記本体のうちの他方に配設され且つ相互接続された複数の溝であって、略垂直な溝とそれに接続された非垂直な溝とを備えている前記複数の溝と、を具備し、
    前記突起が、前記複数の溝内に配置され且つその中を移動することにより、前記プランジャの、前記第1の閉塞位置、前記第2の非閉塞位置、及び前記第3の非閉塞位置間でのプランジャの移動を制御するようになされている、ことを特徴とする閉塞器。
  2. 前記突起は、前記プランジャが前記第1の閉塞位置に配置されると前記略垂直な溝の上部内に配置され、前記プランジャが前記第2の非閉塞位置に配置されると前記略垂直な溝と前記非垂直な溝との交差部分内に配置され、前記プランジャが前記第3の非閉塞位置に配置されると前記非垂直な溝内に配置されるようになされている、請求項1に記載の閉塞器。
  3. 前記非垂直な溝が、前記略垂直な溝に対して略垂直である、請求項2に記載の閉塞器。
  4. 前記本体が、前記プランジャを前記本体内の中心に配置するための少なくとも1つの弾性ガイドを備えている、請求項1に記載の閉塞器。
  5. 前記本体が側壁を有し、前記少なくとも1つの弾性ガイドが該側壁の一部によって形成されている、請求項4に記載の閉塞器。
  6. 前記プランジャが前記本体内で横方向に移動可能とされており、該プランジャは、前記本体内で、前記第1の閉塞位置と前記第2の非閉塞位置との間では垂直に移動し、前記第2の非閉塞位置と前記第3の非閉塞位置との間では横方向に移動するようになされている、請求項1に記載の閉塞器。
  7. 前記プランジャが、該プランジャを前記本体内で横方向中心に配置するための少なくとも1つの弾性ガイドを備えている、請求項1に記載の閉塞器。
  8. 前記プランジャの前記第1の閉塞位置から前記第2の非閉塞位置までの移動を阻止する係止機構を更に具備している、請求項1に記載の閉塞器。
  9. 前記係止機構が、前記プランジャに沿って配置された留め具を備えている、請求項8に記載の閉塞器。
  10. 前記プランジャが少なくとも1つのガイドアームを備えており、該ガイドアームから留め具が延在しており、該留め具は、該留め具を前記本体から離れさせるように前記ガイドアームに力が加えられない限り、前記本体の棚部と係合している、請求項8に記載の閉塞器。
  11. 輸液セットの管を通る流体の流れを選択的に防止する閉塞器であって、
    輸液セットの管を受け入れる1つまたは複数の開口部が形成された本体と、
    輸液セットの管を受け入れる開口部を有するプランジャであって、前記本体内で移動可能であり、第1の閉塞位置、第2の非閉塞位置、および前記第2の非閉塞位置と異なる第3の係止された開放した非閉塞位置に位置させることができ、前記第1の閉塞位置と前記第2の非閉塞位置との間では第1の方向に移動し、前記第2の非閉塞位置と前記第3の非閉塞位置との間では前記第1の方向と異なる第2の方向に移動する、前記プランジャと、
    前記プランジャを前記第2の非閉塞位置から前記第1の閉塞位置に向けて偏倚させる第1の偏倚要素と、
    前記プランジャを前記第3の非閉塞位置から前記第2の非閉塞位置に向けて偏倚させる第2の偏倚要素と、を具備している、閉塞器。
  12. 前記プランジャが前記第3の非閉塞位置にあるときに、前記本体に向かう前記第1の方向の前記プランジャの移動により該プランジャが解放され、前記第2の偏倚要素が、前記プランジャを前記第3の非閉塞位置から前記第2の非閉塞位置に移動させる、請求項11に記載の閉塞器。
  13. 前記プランジャから突起が延在しており、前記本体に溝が形成されており、前記突起が前記溝と係合することにより、前記第1の閉塞位置、前記第2の非閉塞位置、及び前記第3の非閉塞位置の間での前記プランジャの移動が制限されるようになされている、請求項11に記載の閉塞器。
  14. 前記溝が、第1の箇所と第2の箇所との間に延在している垂直部分と、前記第2の箇所と第3の箇所との間に延在している横方向部分と、前記第3の箇所と第4の箇所との間に延在している垂直部分とを有している、請求項13に記載の閉塞器。
  15. 前記第2の偏倚要素が、前記プランジャを前記本体内で横方向中心に配置するための少なくとも1つの弾性ガイドアームからなる、請求項11に記載の閉塞器。
  16. 前記プランジャに配置され且つ該プランジャを前記第3の非閉塞位置から前記第2の非閉塞位置に向けて偏倚させるガイドアームを更に具備しており、該ガイドアームに留め具が配置されており、該留め具は、前記本体と係合し且つ前記ガイドアームが前記留め具を解放するように横方向に移動しない限り前記プランジャを前記第1の閉塞位置から前記第2の非閉塞位置まで移動させないようになされている、請求項11に記載の閉塞器。
  17. 前記ガイドに解放突起が形成されており、該解放突起は当該閉塞器の側面を越えて横方向に延在しており、該解放突起を内方へと押すことにより前記留め具が前記本体から離れる方向に移動するようになされている、請求項16に記載の閉塞器。
  18. 輸液セットの管内の流れを選択的に防止する閉塞器であって、
    管を受け入れるために形成された開口部と、プランジャを受け入れる空間と、を有する本体と、
    前記本体の前記空間内を移動可能なプランジャであって、前記管を受け入れる開口部を有し、内部を貫通する管に対して垂直な第1の方向において、当該閉塞器が前記管内の流れを防止する第1の閉塞位置と、当該閉塞器が前記管内の流れを可能にする第2の非閉塞位置と、当該閉塞器が前記管内の流れを可能にする位置であり且つ前記第2の非閉塞位置と異なる第3の非閉塞位置と、の間を移動可能である、前記プランジャと、
    当該閉塞器内を貫通する管と、
    前記プランジャから延在しているガイドアームであって、前記本体に形成された棚部と係合して前記プランジャの前記第1の閉塞位置からの移動を選択的に阻止する留め具が形成されている、前記ガイドアームと、
    を具備している閉塞器。
  19. 前記ガイドアームが、前記第1の方向に対して略平行に延在している、請求項18に記載の閉塞器。
  20. 前記ガイドアームに解放突起が配設されており、該解放突起を横方向内方へ移動させることにより、前記留め具が前記棚部から離れる方向に移動し且つ前記プランジャが前記第2の非閉塞位置に移動することが可能になる、請求項18に記載の閉塞器。
  21. 請求項20に記載の閉塞器を具備するシステムであって、輸液ポンプを更に具備し、前記閉塞器が前記輸液ポンプの溝内に配置されており、該溝の幅が、前記閉塞器が該溝内に配置されることにより、前記解放突起が前記閉塞器の前記本体に向かって内方へ移動せしめられ、それによって、前記プランジャが前記第1の閉塞位置から前記第2の非閉塞位置へ移動せしめられるような幅とされている、システム。
  22. 前記ポンプが、圧送機構、ポンプドア、及びポンプドアラッチを備えており、前記ポンプドアを閉鎖することにより、前記管が前記圧送機構に対して押し付けられ、前記ポンプドアラッチを閉鎖することにより前記ドアが閉鎖位置で固定され且つ前記プランジャが押圧され、それにより前記管内の流れが可能になる、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記プランジャの両側に一対のガイドアームが形成されている、請求項18に記載の閉塞器。
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