JP6052030B2 - 医療チューブ用クランプ - Google Patents

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Description

本発明は、医療分野で用いられる可撓性を有する医療チューブを閉止するための医療チューブ用クランプに関する。
血管、皮下埋め込み式ポート、又は直接皮下に薬液を注入する薬液注入装置は、可撓性を有する医療チューブを介して薬液バッグ又はポンプ等と繋がっており、薬液は、薬液セット又はポンプから医療チューブを介して薬液注入装置に供給されるようになっている。医療チューブには、クランプが装着されており、このクランプによって医療チューブを締付けて薬液の供給を止めることができるようになっている。クランプの一例として、例えば特許文献1の導管クランプが知られている。
特許文献1の導管クランプは、2つの開口を有しており、一方の開口から入れられて他方の開口から出ていくように導管が導管クランプに挿通されている。導管クランプは、クランプ部材が夫々形成されている基部及びロッキングタブを有しており、ロッキングタブを基部に近接させると2つのクランプ部材によって導管が締付けられて閉じられるようになっている。また、基部は、ロッキングタングを有しており、ロッキングタングにロッキングタブを係合させると、導管を締付けて閉じている状態を維持できるようになっている。このように構成されている導管クランプには、情報リングが取り付けられており、この情報リングに様々な情報が印字されている。
特許第4896372号明細書
特許文献1の導管クランプでは、ロッキングタング又はロッキングタブに触れる等してロッキングタブがロッキングタングに意図せずに近接して導管が閉じてしまうことがある。このような事態を避けるべく、本件発明者は、ロッキングタブの近接を規制するべく、情報リングを利用することを考えた(公知ではない)。具体的には、情報リングをクランプ部材よりもロッキングタングに近い位置に配置し、情報リングを幅広に形成してロッキングタブがロッキングタングに近接できないようにさせるという従来にない規制方法を考えた。
しかし、特許文献1の導管クランプでは、情報リングにより様々な情報を表示させるため、敢えて情報リングが動かないように情報リングを半円形状に形成してその平坦な面をクランプ部材側に向けている。そのため、移動させようとしても平坦な面がクランプ部材に引っ掛かるので、実質的にはそのように移動させることができない。
そこで本発明は、医療チューブの締付け動作を確実に且つ容易に規制することができる医療チューブ用クランプを提供することを目的としている。
本発明の医療チューブ用クランプは、可撓性を有する医療用チューブを閉止するための医療チューブ用クランプであって、医療チューブを締付けて閉止する締付け動作を行うクランプ本体と、前記クランプ本体の前記締付け動作を規制する規制部材とを備え、前記クランプ本体は、互いに対向するように配置されている一対の板状部と、前記一対の板状部の一端側を連結し、前記一対の板状部が近接及び離隔できるように弾性変形する連結部と、互いに対向する前記一対の板状部の対向面に前記一対の板状部の間を狭めるように突出させて設けられ、前記一対の板状部を近接させたときに前記医療用チューブを締付ける前記締付け動作を行う一対のクランプ部と、を有し、前記規制部材は、前記締付け動作を規制する規制位置と前記締付け動作を可能にする規制解除位置との間を前記一対のクランプ部の間を通って移動させることができ、前記規制解除位置から前記規制位置へ移動させる際に前記規制部材の一端部分から前記一対のクランプ部の間に挿通され、前記規制部材の一端部分は先細りに形成されているものである。
本発明に従えば、一対のクランプ部の間にまず挿通される規制部材の一端部分が先細りに形成されているので、容易に規制部材を規制解除位置から規制位置に移動することができる。
本発明によれば、医療チューブの締付け動作を確実に且つ容易に規制することができる医療チューブ用クランプの提供を実現することができる。
本件発明の第1実施形態に係るクランプを示す斜視図である。 図1のクランプをその左右方向中心面で切断してみた断面図である。 図2のクランプにおいて、規制リングを規制位置へと移動させた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る医療チューブ用クランプ(以下、「クランプ」という)1について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明するクランプ1は、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
血管、皮下埋め込み式ポート、又は直接皮下に薬液を注入する薬液注入装置は、図1に示すような医療チューブ(以下、「チューブ」という)2に繋がっており、更にこのチューブ2を介して薬液バック又はポンプに繋がっている。薬液バック及びポンプは、チューブ2を介して薬液注入装置に薬液を供給するようになっており、供給される薬液を薬液注入装置によって患者に注入するようになっている。また、チューブ2には、薬液の供給を止めるべくクランプ1が装着されており、クランプ1は、チューブ2を締付けて閉止できるようになっている。
図1に示すようにクランプ1は、クランプ本体11と、規制リング12とを備えている。クランプ本体11は、図1の右手前側から見る側面視で大略涙形の枠体であり、左右両側が開放されている。クランプ本体11は、一対の板状部21,22と、連結部23と、屈曲部24と、係止部25とを有しており、各部21〜25を一体成型することによって構成されている。一対の板状部21,22は、上から見た平面視で大略矩形の薄板であり、上下に間隔をあけ且つ互いに対向させて配置されている。一対の板状部21,22は、それらの長手方向一端を連結部23によって連結されている。
連結部23は、図2に示すように側面視で大略円弧形になっており、連結部23の両端部分23a,23bに各板状部21,22が繋がっている。一対の板状部21,22は、両端部分23a,23bからそれらの接線方向に夫々延在しており、他端側に進むにつれて互いに離れるように延在している。連結部23は、薄板で形成されており、弾性変形可能に構成されている。これにより、第1板状部21を第2板状部22に向かって押し付けて連結部23を撓ませることで、第1板状部21の長手方向他端を第2板状部22の長手方向他端の方へと近づけることができるようになっている。第1板状部21の長手方向他端は、屈曲部24に繋がっている。
屈曲部24は、大略円弧状になっており、約90度屈曲している。屈曲部24の一端は、第1板状部21に繋がっており、他端は、係止部25に繋がっている。係止部25は、屈曲部24の他端から第2板状部22の他端に向かって延在している。係止部25と第2板状部22とは、係止部25の先端部分と第2板状部22の他端部分22aとの間に隙間26をあけて配置されており、第2板状部22を第1板状部21に近づけて他端部分22aを係止部25の先端部分に近接させることで隙間26を塞ぐことができるようになっている。また、係止部25の先端部分には、係止爪25aが形成されており、係止爪25aは、クランプ本体1の内方に向かって突出している。係止爪25aは、係止部25の先端部分に近接させた他端部分22aと係合し、第1板状部21に近接した(近づけた)第2板状部22を離さないように係止するようになっている。また、第1板状部21には、第2板状部22と対向する第1対向面21bに第1クランプ部27が一体的に設けられ、第2板状部22には、第1板状部21と対向する第2対向面22bに第2クランプ部28が一体的に設けられている。
第1クランプ部27及び第2クランプ部28は、側面視で大略三角形の枠体状になっている。第1クランプ部27は、第1板状部21の第1対向面21bから第2板状部22に向かって突出するように形成され、第2クランプ部28は、第2板状部22の第2対向面22bから第1板状部21に向かって突出するように形成されている。2つのクランプ部27,28は、各々の頂部27a,28aが間隔をあけて対向しており、第2板状部22を第1板状部21に近接させると頂部27a,28aの間が狭まるようになっている。
このように構成されているクランプ本体1では、その中にチューブ2を通すための2つの開口31,32が形成されている。第1開口31は、連結部23に形成されており、連結部23の一端23a付近から他端23b付近までその周方向に延在している。第2開口32は、屈曲部24に形成されており、屈曲部24の一端から他端まで延在している。チューブ2は、これら2つの開口に挿通され、更に2つのクランプ部27,28の頂部27a,28aの間の狭窄路29を通すように配置されている。これにより、第2板状部22を第1板状部21に近接させると頂部27a,28aによってチューブ2が締付けられて閉止される、即ち締付け動作が行われる。また、第2板状部22の他端部分22aを係止爪25aに係合させることでチューブ2が閉止されているままの状態にすることができるようになっている。このようにチューブ2を閉止する2つのクランプ部27,28は、クランプ本体1内の空間を第1領域33と第2領域34とに分けている。
第1領域33は、屈曲部24、係止部25及び2つのクランプ部27,28によって囲まれている領域であり、隙間26を介して外方に繋がっている。また、第1領域33は、頂部27a,28aの間の狭窄路29を介して第2領域34に繋がっている。第2領域34は、連結部23と2つのクランプ部27,28とによって囲まれている領域であり、第2領域34には、隙間26から第1領域33を介して入れられた規制リング12が嵌っている。
規制部材である規制リング12は、第2領域34にある規制解除位置(図2参照)から狭窄路29を通って第1領域33にある規制位置(図3参照)に移動できるようになっている。また、規制リング12は、規制位置に位置することで締付け動作を規制するようになっており、更に第2板状部22の他端部分22aが係止爪25aに係合することを阻止するようになっている。また、規制リング12は、規制位置から狭窄路29を通って規制解除位置にも移動できるようになっている。第2板状部22は、規制リング12が規制解除位置に位置することで締付け動作ができるようになり、他端部分22aを係止爪25aに係合させることができるようになる。以下では、規制リング12の具体的な構成について説明する。
規制リング12は、図2に示すようにリング本体41と、一対の側板42,43とを有している。規制部材本体であるリング本体41は、側面視においてその中心軸L1に対して上下方向に略対称な大略涙形になっており、リング本体41の長手方向一端側部分41aが大略半円状になっており、リング本体41の長手方向他端側部分41bがテーパ形状になっている。つまり、リング本体41の一端側部分41a及び他端側部分41bは、一端及び他端に夫々向かって先細りの形状になっている。またリング本体41の中間部分の幅wは、狭窄路29の幅wより大きく、且つ連結部23の両端部分23a,23bの間隔wより小さくなっている。
また、リング本体41は、リング本体41を長手方向に貫通するチューブ嵌合溝44が形成されおり、チューブ嵌合溝44は、挿入部44aと嵌合部44bとを有している。挿入部44aは、リング本体41の下側半周面から中心軸L1に向かって上方に延在しており、嵌合部44bに繋がっている。嵌合部44bは、中心軸周りに形成され、リング本体41の一端から他端まで貫通している。リング本体41は、このチューブ嵌合溝44の嵌合部44bにチューブ2を挿通させてチューブ2を保持するようになっている。チューブ2は、チューブ嵌合溝44の挿入部44aから入れて嵌合部44bに嵌合させるようになっており、嵌合部44bの内径は、挿入部44aの幅より大径になっている。そのため、チューブ2は、リング本体41から外れにくくなっている。
このように構成されているリング本体41は、その他端側部分41bを第1開口31に挿通させ、他端側部分41bの先端をクランプ本体11の外側に突出させている。また、リング本体41は、一端側部分41aを狭窄路29に対向させている。このようにして、リング本体41は、第2領域34に配置されている、即ち一対のクランプ部27,28より連結部23側の規制解除位置に配置されている。このように配置されているリング本体41は、その中間部分の幅wが狭窄路29の幅wより大きいので基本的に狭窄路29を通れないようになっている。しかし、一対のクランプ部27,28を挿通する際に一対のクランプ部27,28を押し広げるようにリング本体41の一端部分41aが一端に向かって先細りの形状(本実施形態では、半円状)になっているので、一端部分41aを一対のクランプ部27,28に当接させて第1領域33側に押すと、一対のクランプ部27,28が一端部分41aの外形に沿って押し広げられる。押し広げることで狭窄路29の幅wが広がり、狭窄路29の幅wがリング本体41の中間部の幅wと略同じになる。そうすると、リング本体41が狭窄路29を通れるようになり、図3に示すように第1領域33に移動させることができる、即ち規制解除位置に移動させることができる。それ故、リング本体41を規制解除位置から規制位置に移動させる際に利用者が別途一対のクランプ部27,28の間隔を広げる必要がない。即ち、リング本体41を動かすだけで規制解除位置から規制位置に移動させることができ、容易に規制リング12を規制解除位置から規制位置に移動させることができる。
また、リング本体41の中間部分の幅wは、第1板状部21と係止爪25aとの上下方向の間隔wから他方の板状部22の他端部分22aの幅wを引いた長さw−wより大きくなっている。そのため、リング本体41が規制位置に位置すると、リング本体41は、一対の板状部21,22の間に介在してそれらが近接することを規制し、第2板状部22の他端部分22aと係止爪25aと係合することを阻止する。これにより、一対のクランプ部27,28の間を狭めることができなくして、一対のクランプ部27,28によってチューブ2が意図せずに締付けられることを防ぐことができる。このように、リング本体41を規制位置に移動させると、クランプ本体11の状態をチューブ2の締付け動作ができない規制状態にすることができる。
また、リング本体41は、図2に示すように規制位置から規制解除位置に戻すことができるようになっており、規制位置から規制解除位置に戻す際には、他端側部分41bを一対のクランプ部27,28に当接させてリング本体41を第2領域34側に引き戻される。一対のクランプ部27,28を挿通する際に一対のクランプ部27,28を押し広げるようにリング本体41の他端側部分41bが他端に向かって先細りの形状(本実施形態では、テーパ状)になっているので、リング本体41を第2領域34に引くと一対のクランプ部27,28が他端部分41bの外形に沿って押し広げられる。押し広げることで狭窄路29の幅が広がり、狭窄路29の幅がリング本体41の中間部の幅と略同じになる。そうすると、リング本体41が狭窄路29を通れるようになって規制解除位置に戻すことができる。それ故、リング本体41を規制位置から規制解除位置に移動させる際に利用者が別途一対のクランプ部27,28の間隔を広げる必要がない。即ち、リング本体41を動かすだけで規制位置から規制解除位置に移動させることができ、リング本体41の規制解除位置への移動のさせやすさを向上させることができる。リング本体41が規制解除位置に戻されると規制状態が解除され、クランプ本体11の状態がチューブ2を締付けることができる解除状態に戻る。このように移動するリング本体41には、一対の側板42,43が設けられている。
一対の側板42,43は、図1に示すようにリング本体41の左右両側面に夫々一体的に設けられており、クランプ本体11の外側に配置されている。一対の側板42,43は、側面視で大略小判状に形成されており、それらの外形寸法がリング本体41の外形寸法より大きくなっている。これにより、リング本体41がクランプ本体11の左右両側の開口から外れないようになっている。このような形状を有する一対の側板42,43は、リング本体41を移動する際に用いられ、指で摘まむようにして把持される。具体的には、一対の側板42,43を挟持して押したり引いたりすることでリング本体41を移動させることができ、一対の側板42,43によってリング本体41の移動させやすさを更に向上させることができる。また、一対の側板42,43の外側面には、上下方向に延在する複数のリブ45が形成されている。滑り止め部である複数のリブ45は、前後方向に間隔をあけて配置されている。これら複数のリブ45を一対の側板42,43に形成することで、押したり引いたりする際に指がすべることを防ぐことができる。
このように構成されているクランプ1では、連結部23に第1開口31を形成してリング本体41の他端側部分41bを第1開口31に挿通することで、リング本体41の他端部分41bを中心軸に沿って長尺な形状にすることができる。これにより、他端側部分41bのテーパ形状の先端角を小さくすることができ、規制位置から規制解除位置への移動のしやすさを更に向上させることができる。また、リング本体41の他端部分41bを長尺な形状にすることによってリング本体41全体の長さも長くすることができるので、チューブ2を保持している面積を大きくすることができ、チューブ2の保持力も向上させることができる。これにより、チューブ2がリング本体41から外れてしまうことを防ぐことができる。他方、リング本体41の一端側部分41aを大略半円形にすることで、(傾斜が急な)山状にする場合に比べて第1領域33及び第2領域34の前後方向の長さを短くすることができ、クランプ本体11の外形寸法を小さくすることができる。更に、リング本体41の一端側部分41aを大略半円形にすることで、各領域33,34における一端側部分41aの姿勢を山状に形成する場合に比べて安定させることができ、また隙間26から出てしまうことを防ぐことができる。
本実施形態のクランプ1では、リング本体41が大略涙形になっているが、規制位置で一対の板状部21,22の近接を阻止し且つ規制解除位置で一対の板状部21,22の近接を可能にするような形状であればよい。その一例として、例えば、大略円形であってもよく大略楕円であってもよい。また、リング本体41は、必ずしもその中間部分の幅が第1板状部21と係止爪25aとの上下方向の間隔より大きくなっている必要ない。この場合、例えばリング本体41が規制位置に位置した際にリング本体41の他端側部分41bが一対のクランプ部27,28の間に介在し、一対のクランプ部27,28がチューブ2をクランプできないようになっていればよい。また、本実施形態において、先細りに形成されている部分は、その全体がテーパー状に形成されているが、一部分だけをテーパー状に形成されている態様であっても良い。また、本実施形態において、規制リング12はチューブ嵌合溝44を有するが、単なる挿通孔であっても良い。また、チューブ挿入部44aは、リング本体41の上側半周面から中心軸L1に向かって下方に延在し、嵌合部44bに繋がっているようであっても良い。
1 クランプ
2 医療チューブ
11 クランプ本体
12 規制リング
21 第1板状部
21b 第1対向面
22 第2板状部
22b 第2対向面
23 連結部
27 第1クランプ部
28 第2クランプ部
29 狭窄路
31 第1開口
41 リング本体
41a 一端側部分
41b 他端側部分
42,43 一対の側板
45 リブ

Claims (5)

  1. 可撓性を有する医療用チューブを閉止するための医療チューブ用クランプであって、
    医療チューブを締付けて閉止する締付け動作を行うクランプ本体と、
    前記クランプ本体の前記締付け動作を規制する規制部材とを備え、
    前記クランプ本体は、
    互いに対向するように配置されている一対の板状部と、
    前記一対の板状部の一端側を連結し、前記一対の板状部が近接及び離隔できるように弾性変形する連結部と、
    互いに対向する前記一対の板状部の対向面に前記一対の板状部の間を狭めるように突出させて設けられ、前記一対の板状部を近接させたときに前記医療用チューブを締付ける前記締付け動作を行う一対のクランプ部と、を有し、
    前記規制部材は、前記締付け動作を規制する規制位置と前記締付け動作を可能にする規制解除位置との間を前記一対のクランプ部の間を通って移動させることができ、前記規制解除位置から前記規制位置へ移動させる際に前記規制部材の一端部分から前記一対のクランプ部の間に挿通され、
    前記規制部材の一端部分は先細りに形成されている、医療チューブ用クランプ。
  2. 前記規制部材は、先細りに形成されている他端部分を有する、請求項1に記載の医療チューブ用クランプ。
  3. 前記医療チューブは、前記規制部材に着脱可能に嵌合され、
    前記規制部材は、嵌合した前記医療用チューブを前記規制部材の一端から他端まで挿通させて保持している、請求項1又は2に記載の医療チューブ用クランプ。
  4. 前記規制解除位置は、前記一対のクランプ部より前記連結部側の位置であり、
    前記クランプ本体は、前記連結部に開口溝を有し、
    前記規制部材の他端部分は、前記規制部材が前記規制解除位置にあるときに前記開口溝に挿通されている、請求項2に記載の医療チューブ用クランプ。
  5. 前記規制部材は、前記規制位置から前記規制解除に移動する規制部材本体と、前記規制部材本体を移動操作するための側板を有しており、
    前記側板の外側側面には、滑り止め部が形成されている、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の医療チューブ用クランプ。
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