JP5630916B2 - 電力合成・分配器 - Google Patents

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Description

本発明は、電力合成・分配器に関し、例えば、VHF帯、UHF帯、マイクロ波帯、ミリ波帯において、電力の合成或いは分配に用いられる電力合成・分配器に関する。
電力合成器として、ウィルキンソン型結合器、方向性結合器、ハイブリッド結合器等を多段接続したものや、或いは、ラジアル線路を用いたものや、コニカル線路を用いたものが知られている。なお、電力合成器は、入力端を出力端とし且つ出力端を入力端として用いれば、電力分配器として機能するものであるため、以下では、「電力合成器」及び「電力分配器」の両者を「電力合成・分配器」という。
例えば、特許文献1には、大電力用として使用される電力合成・分配器として、ラジアル線路を用いた電力合成・分配器が開示されている。ここで、特許文献1に開示されているラジアル線路を用いた電力合成・分配器について、図4を参照しながら説明する。なお、図4は、従来技術のラジアル線路を用いた電力合成・分配器の概略構成図である(特許文献1に記載された電力合成・分配器の概略構成図である)。
図示するように、電力合成・分配器100は、平面視円形の天板104aと、天板104aに相対向する底板104bと、天板104a及び底板104bの外周を被う側板104cとにより形成された円形箱状のケース104を備えている。また、天板104aは、その中央部に中央同軸接栓(中央同軸端子)101aが設けられ、その外周部に周辺同軸接栓(周辺同軸端子)101bが等間隔で複数設けられている。また、中央同軸接栓101aには、ケース104内部の底板104bまで延びる変換素子(同軸線路)102aが接続されている。また、各周辺同軸接栓101bには、ケース104内部の底板104bまで延びる変換素子(同軸線路)102bが接続されている。また、ケース104を構成する天板104a、底板104b及び側板104cにより形成される空隙部分が、ラジアル線路103となっている。
また、電力合成・分配器100は、中央同軸接栓101aを出力端子として、周辺同軸接栓101bを入力端子として用いれば電力合成器として機能し、中央同軸接栓101aを入力端子として、周辺同軸接栓101bを出力端子として用いれば電力分配器として機能するようになっている。そして、例えば、電力合成・分配器100が電力分配器として機能する場合、以下のような動作を行う。具体的には、中央同軸端子101aからの入射波は、同軸のTEMモードから中央の変換素子102aによってラジアルラインモードに変換される。ラジアルラインモードに変換された波は中心から外側に向かって同心円状に伝搬し、周辺の変換素子102bによって同様にラジアルラインモードから同軸のTEMモードに変換され、各周辺同軸接栓101bに同位相、等振幅で出力される。
なお、電力合成・分配器100のラジアル線路103のインピーダンスZは、下記の(数1)に示すように、ラジアル線路103の高さHに比例し、ラジアル線路103の中心部からの距離Rに反比例するようになっている。また、電力合成・分配器100において、合成数(或いは分配数)をN、同軸接栓101a、101bのインピーダンスをZとすると、ラジアル線路103のインピーダンスZは、下記に示す(数2)で表される。
Figure 0005630916
Figure 0005630916
また、例えば、非特許文献1には、大電力用として使用される電力合成・分配器として、コニカル線路を用いた電力合成・分配器が開示されている。
ここで、非特許文献1で開示されているコニカル線路を用いた電力合成・分配器の概略について、図5を参照しながら説明する。なお、図5は、従来技術のコニカル線路を用いた電力合成・分配器の概略構成図である(非特許文献1に開示されている電力合成・分配器の概略構成図である)。
図示するように、電力合成・分配器200は、平面視円形の本体部204を備え、本体部204の一方面の中心部に、中央同軸接栓201aが設けられている。また、本体部204の他方面の外周部に、複数の周辺同軸接栓201bが設けられている。また、中央同軸接栓201aには、本体部204の内部に延びる同軸線路202aが接続されている。また、周辺同軸接栓201bには、本体部204の内部に延びる同軸線路202bが接続されている。また、図中の符号203で示す空隙部がコニカル線路となっている。この電力合成・分配器200は、同軸線路202aが「1/4波長インピーダンス変換器」になっており、図中の「D1」が同軸線路外導体の内径を示し、「D2」が同軸線路内導体の外径を示している。
なお、同軸線路202aの特性インピーダンス(Z1)は、同軸線路外導体の内径(D1)及び同軸線路内導体の外径(D2)との間において、下記の(数3)に示す関係を満たすようになっている。そのため、同軸線路202aの特性インピーダンス(Z1)は、下記(数3)により、同軸線路外導体の内径(D1)及び同軸線路内導体の外径(D2)から求められるようになっている。
Figure 0005630916
特開平5−175712号公報の段落0002〜0003、図6 Dirk L L.de Villiers、他2名、「Design of a Ten-Way Conical Transmission Line Power Combiner」、IEEE TRANSACTIONS ON MICROWAVE THEORY AND TECHNIQUES VOL55, N0.2、(米国)、2007年2月、p.302−308 小口文一著、日本電信電話公社電気通信研究所編、「通研叢書1 マイクロ波およびミリ波回路」、丸善株式会社、1964年、p.318−325
ところで、上述した従来技術の電力合成・分配器において、必要とする周波数帯域幅等の性能が容易に実現できる設計や製造を可能とする構成のものがあれば、製品コストを低下させることができ、非常に有用である。しかしながら、上述した従来技術の電力合成・分配器は、前述のような設計や製造を可能とする構成になっていない。
具体的には、図4に示した電力合成・分配器100では、ラジアル線路103の入力端側のインピーダンスが入力端側より見て、上述した「Z((数1)、(数2)参照)」の値となるような構成のインピーダンス変換器を設ける必要がある。しかし、特許文献1には、周波数帯域幅等を考慮した構成のインピーダンス変換器の開示はなされていない。
また、図5に示した電力合成・分配器200は、同軸線路202aにだけインピーダンス変換器が設けられているが、合成数(或いは分配数)が多くなると、設計や製造が困難になるという技術的課題を有している。例えば、上記の電力合成・分配器200において、「1/4波長インピーダンス変換器」の出力端の特性インピーダンスを50Ωに整合する値とし、「合成数(N=100)」とすると、コニカル線路203のインピーダンスは、非特許文献2に記載されている論理により「0.5Ω」に整合され、「1/4波長インピーダンス変換器」の入力端の特性インピーダンスが決定される(同軸線路202aの入力端の特性インピーダンスが決まる)。
そして、電力合成・分配器200ではN型接栓が用いられており、「同軸線路外導体の内径(D1)=7mm」となっているので、上記(数3)により、「同軸線路内導体の外径(D2)」を求めると、「同軸線路内導体の外径(D2)=6.94mm」となる。この場合、同軸線路202aの内導体と外導体との間隔((D1−D2)/2)が「0.03mm」となり、実質的に製作不可能となる。すなわち、電力合成・分配器200は、合成数を多くすると(例えば、N=100にすると)、同軸線路202aの内導体と外導体との間隔((D1−D2)/2)が非常に小さくなり、実質的に製作不可能になる。
なお、電力合成・分配器200において、N型接栓に代わりに、N型接栓よりも寸法が大きい「20D接栓」や、「39D接栓」を利用することもできるが、この場合も製造の困難性は解消されない。例えば、両者(20D接栓、39D接栓)のうち、寸法が大きい39D接栓を用いたとしても、同軸線路202aの入力端の特性インピーダンスを「0.5Ω」とすると、「外導体の内径(D1)=38.79mm」に対して、「内導体の外径(D2)=38.47mm」となる。この場合も、外導体の内径(D1)と内導体の外径(D2)の間隔((D1−D2)/2)が「0.16mm」となり、製造が非常に困難である。
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたものであり、必要とする周波数帯域幅等の性能が容易に実現できる設計や製造を可能とする構成の電力合成・分配器を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するためになされた本発明は、内部に空隙が形成された本体部と、前記本体部の略中央に設けられた中央同軸接栓と、前記中央同軸接栓の外側に該中央同軸接栓と同心円上に並べられ且つ前記本体部の外周部側に設置される複数の周辺同軸接栓と、前記本体部の内部の空隙に形成されたラジアル線路と、一端が前記中央同軸接栓に接続され且つ他端が前記ラジアル線路の中央部に接続された中央同軸線路と、一端が前記周辺同軸接栓に接続され且つ他端が前記ラジアル線路の外周部に接続された周辺同軸線路と、を備えた電力合成・分配器であって、前記周辺同軸線路は、前記周辺同軸接栓毎に設けられており、前記中央同軸接栓を出力端子とし且つ前記周辺同軸接栓を入力端子とした場合に電力合成器として機能し、前記中央同軸接栓を入力端子とし且つ前記周辺同軸接栓を出力端子とした場合に電力分配器として機能するようになっており、前記ラジアル線路に1又は複数段のインピーダンス変換部が設けられ、当該インピーダンス変換部が前記入力端子及び前記出力端子のインピーダンス整合を行うようになっていることを特徴とする。また、前記ラジアル線路に設けられたインピーダンス変換部が、1/4波長型のインピーダンス変換部であることが望ましい。
このように、本発明は、電力合成・分配器において、ラジアル線路に1又は複数段のインピーダンス変換部を設けているため、上述した従来技術と比べて、必要とする性能が容易に実現できる設計や製造が可能となる。具体的には、ラジアル線路のインピーダンスは、ラジアル線路の高さ(H)と、ラジアル線路の中心からの距離(R)とに関係しており、この高さ(H)及び距離(R)を調整(適切な値に設計)することにより、ラジアル線路にインピーダンス変換部を構成することができる。そして、この高さ(H)及び距離(R)は、同軸線路の内導体と外導体との間隔と比べて、充分に大きい寸法であるため、本発明によれば、上述した非特許文献1に記載の電力合成・分配器200のように、設計や製造が困難になることがない。特に、インピーダンス変換部として、非特許文献2に開示されている「1/4波長多段型インピーダンス変換部」を構成することで、必要とする性能が容易に実現できる設計や製造が可能となる。
また、前記中央同軸線路には、1又は複数段のインピーダンス変換部が設けられていることが望ましい。
このように構成したのは以下の理由による。すなわち、電力合成・分配器において、広帯域特性を得るためには、ラジアル線路に設けるインピーダンス変換部の段数を多くする必要があるが、電力合成・分配器自体の大きさ寸法が制限される場合、インピーダンス変換部の段数を増加させることができない。これは、前記段数を増加させると、電力合成・分配器の大きさ寸法が大きくなってしまうためである。そのため、インピーダンス変換部をラジアル線路と、ラジアル線路に接続される中央同軸線路の両方に配置することで、電力合成・分配器の大きさ寸法が制限される場合にも、上記同様の効果を得られるようにしている。
また、前記周辺同軸線路の各々には、1又は複数段のインピーダンス変換部が設けられていることが望ましい。
このように構成したのは以下の理由による。すなわち、ラジアル線路の高さと、合成数(或いは分配数)とは反比例の関係になっており、合成数が大きくなると、ラジアル線路の高さが非常に小さくなり、製作(加工)誤差がラジアル線路の特性に影響を与えるようになる。一方、ラジアル線路の高さと、ラジアル線路のインピーダンスとは比例関係にある。そのため、周辺同軸線路に、インピーダンス変換部を設け、周辺同軸線路の出力端の特性インピーダンスを、周辺同軸線路の入力端の特性インピーダンスより高くし、ラジアル線路の入力端のインピーダンスを高め、ラジアル線路の入力端の高さをより高く設定できるようにした。これにより、電力合成・分配器の合成数が大きくなった場合にも、ラジアル線路の入力端の高さを高く設定することができるため、製作(加工)誤差の発生を防止することできる。
また、前記周辺同軸線路と前記ラジアル線路との接続部には、該周辺同軸線路と並列に高インピーダンス部が設けられていることが望ましい。
上記のように高インピーダンス部を設けることにより、不要なリアクタンスが生じることを防止することができ、その結果、製造誤差により生じる影響(性能のバラツキン等)を抑えることができる。
本発明によれば、必要とする周波数帯域幅等の性能が容易に実現できる設計や製造を可能とする構成の電力合成・分配器を提供することができる。
本発明の第1実施形態の電力合成・分配器の断面を示した模式図である。 本発明の第1実施形態の電力合成・分配器の大きさ寸法を説明するための模式図である。 本発明の第4実施形態の電力合成・分配器の断面を示した図である。 従来技術のラジアル線路を用いた電力合成・分配器の概略構成図である。 従来技術のコニカル線路を用いた電力合成・分配器の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態の電力合成・分配器を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、説明の便宜上、電力合成・分配器を電力合成器として用いた場合を例にする。また、本実施形態の説明において、上述した従来技術で説明した数式、高さ、距離等を示す符号は同じものを用いる。
《第1実施形態》
先ず、本発明の第1実施形態の電力合成・分配器について、図1及び図2に基づいて説明する。なお、第1実施形態の電力合成・分配器W1は、ラジアル線路13に設けられたインピーダンス変換部に特徴があり、電力の合成や分配の原理は従来のものと同じである。そのため、以下では、上記特徴を詳細に説明し、それ以外の構成は簡略化して説明する。
図示するように、第1実施形態の電力合成・分配機W1は、内部に空隙が形成された本体部10と、本体部10の一方面(上面)中央部に設けられた中央同軸接栓11と、本体部10の外周部に設置された複数の周辺同軸接栓14と、本体部10の内部の空隙により形成されたラジアル線路13と、本体部10の中心部に設けられた中央同軸線路12と、ラジアル線路13の外周部に設けられた複数の周辺同軸線路15とを備えている。なお、周辺同軸接栓14は、中央同軸接栓11の外側であって、当該中央同軸接栓11の中心部と同心円上に等間隔で並べられて配置されている。また、本体部10の内部の空隙は、本体部10の中心部から外周部にかけて平面視円状に形成されている。
また、中央同軸線路12は、一端が中央同軸接栓11に接続され且つ他端がラジアル線路13の中央部に接続されている。また、周辺同軸線路15は、一端が周辺同軸接栓14に接続され且つ他端がラジアル線路13の外周部に接続されている。なお、周辺同軸線路15は、周辺同軸接栓14毎に設けられており、その数が、周辺同軸接栓14の数(合成数N)と同数になっている。すなわち、電力合成・分配機W1では、周辺同軸接栓14が、N個並列に接続されている。
また、本体部10は、導体により形成された「蓋体部10a及び箱体部10b」により構成されている。また、蓋体部10aは、平面視円形状に形成され、その中心部に一方側(図1、2において上方側)に突出する円筒状の凸部10a1が形成されている。また、凸部10a1は、上端部が塞がれており、その上端部に中央同軸接栓11が設けられている。また、円筒状の凸部10a1の内筒側には、中央同軸接栓11に一端を接続した中央同軸線路12が挿通している。また、凸部10a1の内筒側を通った中央同軸線路12は、箱体部10bの上面側中心部まで延設されている。なお、本実施形態では、蓋体部10a及び箱体部10bにより本体部10が形成されているが、特にこれに限定されるものではない。例えば、本体部10が一体成形された部品で構成されていても良い。
また、箱体部10bは、平面視円形状になされており(蓋体部10aと同径の円形状になされており)、一方面(上面)が凹状に凹んで形成され、他方面(下面)が平坦に形成された底部となっている。この凹状の上面には、中心部から同心円状に段差部が形成されている。本実施形態では、前記上面の中心部に円状中心部が形成され、その円状中心部の外周に同心円状に3段の段差部が形成されている。
そして、箱体部10bの上面と、蓋体部10aの下面とを相対向させ、且つ箱体部10bの上面に蓋体10aを載置・固定することにより平面視円形箱状の本体部10が形成され、蓋体部10aの下面と、箱体部10bの上面(段差部が形成された上面)とにより、本体部10の内部に段差部を有する空隙が形成されるようになっている。この段差部を有する空隙がラジアル線路13になると共に、インピーダンス変換部が形成され、当該インピーダンス変換部が周辺同軸接栓(入力端)14及び中央同軸接栓(出力端)11のインピーダンス整合を行う。なお、図2の符号「L1」で示す範囲が、ラジアル線路13の径方向の範囲を示している。また、符号「L2」で示す範囲が、ラジアル線路13に設けられたインピーダンス変換部の径方向の範囲を示している。
また、本実施形態では、中央同軸接栓11、周辺同軸接栓14、中央同軸線路12及び周辺同軸線路15の特性インピーダンスが、いずれも「50Ω」である場合を例にする。そして、本実施形態では、特性インピーダンス「50Ω」の周辺同軸線路15が合成数Nと同数並列接続されているので、ラジアル線路13の入力端のインピーダンスが((50/N)Ω)となっている。
一方、ラジアル線路13の出力端のインピーダンスは、特性インピーダンス50Ωの中央同軸線路12と接続しているため「50Ω」にする必要がある。
このように、本実施形態では、ラジアル線路13に設けられたインピーダンス変換部は、「(50/N)Ω」から「50Ω」にインピーダンスを変換する設計になっている。
また、ラジアル線路13に設けるインピーダンス変換部の構成について特に限定しないが、「チェビシェフ1/4波長多段型」、「マキシマリー・フラット1/4波長多段型」等の構成のものを用いることが望ましい。これは、1/4波長多段型のインピーダンス変換部の構成を採用することにより、必要とする周波数帯域幅内における整合条件が得られるように設計することができるためである。なお、本実施形態では、1/4波長3段でインピーダンス変換部を構成している。この1/4波長多段型のインピーダンス変換部の原理は、上述した非特許文献2に開示されているため、詳細な説明を省略する。
なお、上述した(数1)に示すように、ラジアル線路13のインピーダンス(Z)は、ラジアル線路13の中心部より外周部に向かって、ラジアル線路13の中心部からの距離Rに反比例して小さくなる。そのため、ラジアル線路13に複数段のインピーダンス変換部を設ける場合、インピーダンス変換部の各段共にその「1/4波長」の範囲内においてインピーダンスが一定にならず、インピーダンス変換部の設計が複雑になるという課題が生じる。
そのため、本実施形態では、各段のインピーダンスが「1/4波長」の範囲内において一定になるように、「ラジアル線路13の高さ(H)」を「ラジアル線路13の中心部からの距離R」に比例して大きくなるようにして、インピーダンス変換部の設計及び製作の簡素化を図り、上記課題を解消している。
具体的には、図2に示すように、ラジアル線路13の中心部に隣接する一段目の段差部において、その高さ(H1)が、ラジアル線路13の中心部からの距離Rに比例して大きくなるようにしている。また、ラジアル線路13の中心部から2段目の段差部も、その高さ(H2)が、ラジアル線路13の中心部からの距離Rに比例して大きくなるように設計している。同様に、また、ラジアル線路13の中心部から3段目の段差部も、その高さ(H3)が、ラジアル線路13の中心部からの距離Rに比例して大きくなるように設計している。このように、本実施形態では、各段毎に、距離(R)に対応させて高さ(H)を設定することにより、上記課題を解消している。
なお、インピーダンス変換部の寸法は、周波数(波長)に依存し、例えば、マイクロ波帯(3GH、波長=100mm)の場合は「75mm」となり、ミリ波帯(9GH、波長=33.3mm)の場合は「25mm」となる。
また、電力合成・分配器W1の寸法が決まる要因として、周波数(波長)以外にも、入力端となる同軸接栓(周辺同軸接栓14)のフランジ寸法が挙げられる。電力合成・分配器W1の同軸接栓は、入力電力にもよるが、一般的に「N型」や「SMA型」のものが用いられる。なお、「N型」の同軸接栓のフランジ寸法は、「25mm」であり、「SMA型」の同軸接栓のフランジ寸法は、「13mm」である。
そして、例えば、合成数Nを「50(100)」とすると、「N型」の同軸接栓(周辺同軸接栓14)を連続して同一円周上に配置すると、電力合成・分配器W1の半径は、大凡「200mm(400mm)」となる。また、合成数Nを「50(100)」とすると、「SMA型」の同軸接栓(周辺同軸接栓14)を連続して同一円周上に配置すると、電力合成・分配器W1の半径は、大凡「105mm(210mm)」となる。これは、ラジアル線路13にインピーダンス変換部を設けるために充分な寸法であり、上述した従来技術の電力合成・分配器200(図5参照)のように、設計や製造が困難になる寸法ではない。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、ラジアル線路13にインピーダンス変換部を設けるようにしているため、上述した従来技術と比べて、必要とする性能が容易に実現できる設計や製造を可能とすることができる。具体的には、「ラジアル線路13の高さ(H)」及び「ラジアル線路13の中心部からの距離R」は、同軸線路の内導体と外導体との間隔と比べて、充分に大きい寸法であるため、上述した従来技術の電力合成・分配器200(図5参照)のように、設計や製造が困難になることがない。特に、第1実施形態では、インピーダンス変換部として、「1/4波長多段型インピーダンス変換部」を構成し、各段のインピーダンスが「1/4波長」の範囲内において一定になるように、「ラジアル線路13の高さ(H)」を「ラジアル線路13の中心部からの距離R」に比例して大きくなるようにしているため、インピーダンス変換部の設計や製造が容易となり、必要とする性能が実現できる。
《第2実施形態》
次に本発明の第2実施形態について説明する。尚、第2実施形態は、第1実施形態の構成を一部変更したものであるため、説明の便宜上、第1実施形態と同じ構成(及び相当する構成)には同じ符号を用いて説明する。また、第2実施形態の説明では、上述した第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の構成の説明を簡略化する。
上述した第1実施形態において、広帯域特性を得るためには、ラジアル線路13に設ける「1/4波長多段型のインピーダンス変換部」の段数を多くする必要がある。この場合、第1実施形態の電力合成・分配器W1の大きさ寸法が大きくなるが、電力合成・分配器W1の大きさ寸法が制限される場合に対応できないという課題が生じる。
そのため、第2実施形態では、電力合成・分配器W1において、「1/4波長多段型のインピーダンス変換部」をラジアル線路13と、ラジアル線路13に続く中央同軸線路12の両方に分けて配置することにより、上記課題を解消している。
具体的には、第2実施形態の電力合成・分配器W1は、第1実施形態の構成に加え、さらに、中央同軸線路12にも「1/4波長多段型のインピーダンス変換部」が設けられている。なお、ラジアル線路13及び中央同軸線路12の各々に設けられる段数は、電力合成・分配器W1に許容される大きさ寸法や、中央同軸線路12の入力端の特性インピーダンス(即ち、中央同軸線路12の内導体の外径寸法/外導体の内径寸法)等を勘案して決定される。
このように、第2実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。また、第2実施形態によれば、「1/4波長多段型のインピーダンス変換部」をラジアル線路13と、ラジアル線路13に続く中央同軸線路12の両方に分けて配置することにより、電力合成・分配器W1の大きさ寸法が制限される場合等にも対応することができる。
《第3実施形態》
次に本発明の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態は、第1実施形態或いは第2実施形態の構成を一部変更したものであるため、説明の便宜上、第1実施形態と同じ構成(及び相当する構成)には同じ符号を用いて説明する。また、第3実施形態の説明では、上述した第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の構成の説明を簡略化する。
ラジアル線路を用いた電力合成・分配器(例えば、第1実施形態の電力合成・分配器W1)では、当該ラジアル線路の高さ(H)と、合成数(N)とが反比例の関係になっている(H=(Z・2π・R)/(N・η))。したがって、合成数(N)が大きくなると、ラジアル線路13の高さが非常に小さくなり、製作(加工)誤差がラジアル線路13の特性に影響を与えるようになる。そのため、第1実施形態(及び第2実施形態)の電力合成・分配器W1は、合成数(N)が大きくなった場合に、極めて高い加工精度が求められるという課題を有している。
第3実施形態では、複数の周辺同軸線路15の各々に、インピーダンス変換部を設け、周辺同軸線路15の出力端の特性インピーダンスを、周辺同軸線路15の入力端の特性インピーダンスより高くすることで上記課題を解消している。なお、第3実施形態は、複数の周辺同軸線路15の各々に、インピーダンス変換部を設ける以外の構成については、第1実施形態(及び第2実施形態)と同じである。
具体的には、第1実施形態(及び第2実施形態)の電力合成・分配器W1では、ラジアル線路13の入力端に接続する周辺同軸線路15の特性インピーダンスが、周辺同軸線路15の入力端に接続する周辺同軸接栓14の特性インピーダンスと同じ値になっている。これに対して、第3実施形態では、周辺同軸線路15に、インピーダンス変換部(1/4波長多段型のインピーダンス変換部等)を設けて、周辺同軸線路15の出力端の特性インピーダンスを、周辺同軸線路15の入力端の特性インピーダンスより高くすることで、ラジアル線路13の入力端のインピーダンスを高く設定できるようにして、上記課題を解消している。
このように構成するのは、上述した(数1)に示すようにラジアル線路13の高さ(H)と、ラジアル線路のインピーダンス(Z)とが比例関係にあるためである。すなわち、第3実施形態の構成により、ラジアル線路13の入力端の高さをより高くすることができ、製作(加工)誤差がラジアル線路13の特性に影響しないようにすることができる。
このように、第3実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。また、第3実施形態によれば、電力合成・分配器W1の合成数(N)が大きくなった場合にも、ラジアル線路13の入力端の高さを高く設定することができるため、製作(加工)誤差の発生を防止することできる。
《第4実施形態》
次に本発明の第4実施形態について図3を参照しながら説明する。尚、図3は、本発明の第4実施形態の電力合成・分配器の断面を示した模式図である。また、第4実施形態は、第1実施形態の構成を一部変更したものであるため、説明の便宜上、第1実施形態と同じ構成(及び相当する構成)には同じ符号を用いて説明する。また、第4実施形態の説明では、上述した第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の構成の説明を簡略化する。
図示するように、第4実施形態の電力合成・分配器W2は、本体部10を構成する箱体部11上面の外周部近傍であって、周辺同軸線路15とラジアル線路13との接続部に、上面から底部に向けて延びる間隙部(高インピーダンス部)17が形成されている。なお、第4実施形態では、間隙部17以外の構成は、第1実施形態と同じである。
具体的には、第4実施形態の電力合成・分配器W2では、間隙部17の高さ寸法(h)が、マイクロ波又はミリ波の「1/4波長」の奇数倍になっている。また、間隙部17は、その開口部が電気的に開放状態になっている。このように間隙部17を構成することで、ラジアル線路13との接続部分において、接地部のインピーダンスが無視できるような高インピーダンス部が設けられ、その開口部が電気的に開放状態になっていることで、不要なリアクタンスが生じることを防止することができる。そのため、第4実施形態によれば、製造誤差により生じる影響(性能のバラツキ)を抑制することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態(第1実施形〜第4実施形態)に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、ラジアル線路13に、1/4波長3段でインピーダンス変換部を構成しているが特にこれに限定するものではない。例えば、ラジアル線路13に、1/4波長で4段以上のインピーダンス変換部が設けられていてもいいし、1/4波長1段のインピーダンス変換部が設けられていてもよい。また、本実施形態では、同軸線路(中央同軸線路12、周囲同軸線路15)に「1/4波長多段型のインピーダンス変換部」を設けているが、インピーダンス変換部の構成は一例に過ぎない。例えば、前記インピーダンス変換部が一段で構成されていてもよい。
また、例えば、第2実施形態の構成に、第4実施形態の間隙部17を付加するようにしても良いし、第3実施形態の構成に、第4実施形態の間隙部17を付加するようにしても良い。
W1、W2…電力合成・分配器
10…本体部
10a…蓋体部(本体部)
10a1…凸部(蓋体部(本外部))
10b…箱体部(本体部)
11…中央同軸接栓
12…中央同軸線路
13…ラジアル線路
14…周辺同軸接栓
15…周辺同軸線路
17…間隙部(高インピーダンス部)

Claims (5)

  1. 内部に空隙が形成された本体部と、
    前記本体部の略中央に設けられた中央同軸接栓と、
    前記中央同軸接栓の外側に該中央同軸接栓と同心円上に並べられ且つ前記本体部の外周部側に設置される複数の周辺同軸接栓と、
    前記本体部の内部の空隙に形成されたラジアル線路と、
    一端が前記中央同軸接栓に接続され且つ他端が前記ラジアル線路の中央部に接続された中央同軸線路と、
    一端が前記周辺同軸接栓に接続され且つ他端が前記ラジアル線路の外周部に接続された周辺同軸線路と、を備えた電力合成・分配器であって、
    前記周辺同軸線路は、前記周辺同軸接栓毎に設けられており、
    前記中央同軸接栓を出力端子とし且つ前記周辺同軸接栓を入力端子とした場合に電力合成器として機能し、前記中央同軸接栓を入力端子とし且つ前記周辺同軸接栓を出力端子とした場合に電力分配器として機能するようになっており、
    前記ラジアル線路に1又は複数段のインピーダンス変換部が設けられ、当該インピーダンス変換部が前記入力端子及び前記出力端子のインピーダンス整合を行うようになっていることを特徴とする電力合成・分配器。
  2. 前記ラジアル線路に設けられたインピーダンス変換部が、1/4波長型のインピーダンス変換部であることを特徴とする請求子1記載の電力合成・分配器。
  3. 前記中央同軸線路には、1又は複数段のインピーダンス変換部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力合成・分配器。
  4. 前記周辺同軸線路の各々には、1又は複数段のインピーダンス変換部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電力合成・分配器。
  5. 前記周辺同軸線路と前記ラジアル線路との接続部には、該周辺同軸線路と並列に高インピーダンス部が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電力合成・分配器。
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