JP5630149B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置の製造方法に関し、例えば、光近接効果補正を用い補正したマスクを用いる半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の製造工程においては、例えば縮小露光装置を用いマスクパターンを半導体基板上に転写する。これにより、半導体基板上に所望のパターンを形成する。マスクパターンの粗密により半導体基板上に形成したパターンの寸法が異なることが知られている。これは、光リソグラフィの光近接効果やエッチングのマイクロローディング効果のためである。これらの影響を低減するため、光近接効果補正(OPC:Optical Proximity Correction)が行なわれている。OPCを行なったパターンの各辺は、マスクを作製する際の描画を行なうグリッド上に配置される。例えば、異なるグリッドサイズを用いOPCを行なう技術が知られている(例えば、特許文献1および2)。
特開2008−287129号公報 特開2002−341514号公報
描画データを作成する際は、パターンの両辺をグリッド上に配置する。このため、パターンの両辺がパターン幅(パターン寸法)が小さくなる方向に配置された場合、または大きくなる方向に配置された場合、描画データのパターン寸法が所望の寸法と大きく異なることが生じる。この結果、半導体基板上に形成したパターン寸法が、所望の寸法と異なってしまう。
本半導体装置の製造方法は、半導体基板上に形成するパターン寸法の精度を向上させることを目的とする。
例えば、設計された設計パターンに対し、第1OPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッドに配置された第1パターンを生成する工程と、前記第1パターンの幅を構成する両辺のうち片辺のみを前記第1パターンの幅方向に前記第1グリッド1個移動させることにより中間パターンを生成する工程と、前記中間パターンを用い作製されたマスクを用い、半導体基板上に実体パターンを形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法を用いる。
本半導体装置の製造方法によれば、半導体基板上に形成するパターン寸法の精度を向上させることができる。
図1(a)および図1(b)はOPCを説明する図である。 図2は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。 図3(a)から図3(d)は、実施例1に係る各パターンを示す平面図(その1)である。 図4(a)および図4(b)は、実施例1に係る各パターンを示す平面図(その2)である。 図5は、実施例2に係る半導体装置の製造方法における中間パターンの生成方法を示すフローチャートである。 図6(a)から図6(d)は、実施例2に係る各パターンを示す平面図である。 図7(a)から図7(c)は、ステップS30を説明する平面図である。 図8は、片側のOPC補正量に対する中間パターン寸法を示す図である。 図9は、実施例3に係る半導体装置の製造方法における中間パターンの生成方法を示すフローチャートである。 図10(a)から図10(d)は、実施例3に係る処理を示す平面図である。 図11(a)および図11(b)は、パターンの辺の分割例を示す図である。 図12は、実施例4に係る半導体装置の製造方法における中間パターンの生成方法を示すフローチャートである。 図13は、実施例5に係る半導体装置の製造方法における中間パターンの生成方法を示すフローチャートである。 図14(a)から図14(d)は、実施例5に係る処理を示す平面図(その1)である。 図15(a)から図15(d)は、実施例5に係る処理を示す平面図(その2)である。
以下、図面を参照に実施例について説明する。
まず、光近接効果補正(OPC)について簡単に説明する。図1(a)および図1(b)はOPCを説明する図である。図1(a)は、設計パターンとOPC後のパターンを示した平面図である。なお、縮小露光装置を用いパターンを形成する場合、ウエハ等の半導体基板上のパターン寸法とマスク上のパターン寸法とが異なるが、以下では、特に言及されていない場合、半導体基板上の寸法に統一して説明する。
図1(a)のように、設計データにおけるパターンである設計パターン10は、半導体基板上に形成させたい実体パターンと同じ寸法および形状で作成する。マスク上のパターンは、光リソグラフィの光近接効果およびエッチングのマイクロローディング効果等のプロセスに起因した寸法シフトを考慮し作成される。OPCは狭義には、光リソグラフィの光近接効果の補正であるが、ここでは、広義にプロセスに起因したパターンのシフトの補正も含める。マスク上のパターンは、EB(Electron Beam)露光法を用い形成される。マスクを作製するため、EB描画に用いるパターンが描画パターンである。設計パターン10に対し、OPCを行なうことによりグリッド40に配置された第1パターン12が生成される。
図1(b)は、OPCにおけるパターンの配置を示す平面図である。グリッドサイズG間隔でグリッド40が設けられている。OPCを行なうと設計パターン10が補正され補正パターン22が算出される。補正パターン22の辺はグリッド40上に来るとは限らない。そこで、最も近いグリッド40上に補正パターン22の辺を配置する。これにより第1パターン12が作成される。グリッドサイズGを用いたOPCにおいては、第1パターン12がOPC後のパターンとなる。このように、OPC処理した場合、計算の丸めによるグリッド落ちが発生する。理想的には、グリッドサイズGは小さい方が補正パターン22と中間パターン16との差は小さくなる。しかしながら、グリッドサイズGを小さくすると、マスクを作製する際の描画時間が長くなってしまう。そこで、グリッドサイズGはマスクを作製する際の描画時間が長くならない程度に設定する。
次に、OPCの種類について説明する。OPCには、ルールベースOPCとモデルベースOPCがある。ルールベースOPCは、例えばパターン寸法、近接するパターンとの距離等に基づく補正ルールを用い図形演算を行ない補正パターンを生成する方法である。モデルベースOPCは、マスクパターンに対し露光シミュレーションを用い、半導体基板上に形成した実体パターンが所望のパターンとなるように、補正パターンを生成する方法である。モデルベースOPCにおいては、マスクパターンの生成、マスクパターンを用いたシミュレーション、シミュレーション結果に基づきマスクパターンの変形、を繰り返す。シミュレーション結果が所望のパターンに最も近い場合のマスクパターンを補正パターンとする。
ルールベースOPCは、例えば主にマイクロローディング効果等プロセスに起因したパターンシフトの補正に用いられる。モデルベースOPCは、例えば主に光リソグラフィの光近接効果の補正に用いられる。
例えば、グリッドサイズが0.5nmのデータグリッドを用いた場合、パターンの各辺で最大0.25nmのグリッド落ちが発生する。パターン寸法(幅)としては、両辺のグリッド落ちが影響するため最大0.5nmのグリッド落ち量となる。ルールベースOPCとモデルベースOPCとのそれぞれでグリッド落ちが発生するため、パターン寸法のグリッド落ちの最大量は1nmとなる。
グリッド落ちがウエハ上の実体パターンの寸法に及ぼす影響を検討する。グリッド落ちが±1.0nmとすると、グリッド落ちに起因するマスク上のパターンの寸法の変化は以下となる。
マスク上寸法変化=最大グリッド落ち/縮小投影倍率=±1.0/0.25=±4.0nm
ここで、縮小投影倍率は縮小投影露光装置の縮小投影倍率である。
ウエハ上の実体パターンのグリッド落ちに起因するパターン寸法変化は以下となる。
ウエハ上寸法変化=MEEF×縮小投影倍率×マスク上寸法変化=2.0×0.25×±4.0=±2.0nm
ここで、MEEF(Mask Error Enhancement Factor)は、露光条件が解像限界近くを用いているため、マスク上の寸法とウエハ上の寸法とが1:1とはならないことに起因する因子である。上式のようにMEEFは例えば2である。
このように、グリッド落ちに起因し、ウエハ上のパターン寸法が±2nm変化する可能性がある。例えば45nmルールのゲートパターンの要求精度は±1.2nmであり、グリッド落ちにより上記要求精度を満たさない可能性がある。以下に説明する実施例においては、グリッド落ちの影響を小さくし、半導体基板上に形成したパターン寸法を所望の寸法に近づけることを目的とする。
図2は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。図3(a)から図3(d)は、実施例1に係る各パターンを示す平面図である。図2および図3(a)のように、パターン設計を行ない、設計パターン10を生成する(ステップS10)。この設計パターン10が半導体基板上に形成すべき所望のパターンである。図2および図3(b)のように、設計パターン10に対しOPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッド40に配置された第1パターン12を生成する(ステップS12)。第1パターン12は各辺が第1グリットを通るように配置されている。図2および図3(c)のように、第1パターン12の幅を構成する両辺のうち片辺のみを第1パターン12の幅方向に第1グリッド1個移動させることにより中間パターン16を生成する(ステップS14)。図2のように、中間パターン16を用いマスクを作製する(ステップS16)。例えば、中間パターン16を描画パターンとして、EB描画を行ないマスクを作製する。例えば、中間パターン16を用いさらにOPCを行なうことにより描画パターンを生成し、生成された描画パターンを用いEB描画を行なってマスクを作製してもよい。図2および図3(d)のように、作製されたマスクを用い、半導体基板上に実体パターン18を形成する(ステップS18)。
図4(a)および図4(b)は、実施例1に係る各パターンを示す平面図である。図4(a)のように、OPCにより生成された補正パターン22に対し、最も近いグリッド40上にパターンの辺を配置し第1パターン12を生成する。図4(a)のように、補正パターン22の両辺をパターン幅が小さくなるようにパターンが配置された場合、第1パターン12の幅W1は補正パターン22の幅W0より小さくなる。幅W1は幅W0より最大でグリッドサイズG小さくなる。
図4(b)のように、幅W1が幅W0に対しグリッドサイズG程度小さくなる場合、例えばG/2以上小さくなる場合、第1パターン12の両辺のうち片辺のみをパターン幅が大きくなるように1グリッドサイズ移動させる。また、幅W1が幅W0に対しグリッドサイズG程度大きくなる場合、例えばG/2以上大きくなる場合、第1パターン12の両辺のうち片辺のみをパターン幅が小さくなるように1グリッドサイズ移動させる。これにより、中間パターン16においては幅W3となる。
実施例1によれば、図3(c)のように、第1パターン12に基づき、第1パターン12の幅を構成する両辺のうち片辺のみを第1パターン12の幅方向に第1グリッドサイズ移動させ中間パターン16を生成する。これにより、図4(a)および図4(b)のように、第1パターン12の幅W1の補正パターン22の幅W0からのずれを小さくすることができる。よって、半導体基板上に形成した実体パターン幅の寸法精度を向上できる。
また、実施例1によれば、実体パターン18の幅が設計パターン10の幅より小さくなると予想される場合、第1パターン12の片辺を第1パターン12の幅が大きくなるように移動させることにより中間パターン16を生成する。また、実体パターン18の幅が設計パターン10の幅より大きくなると予想される場合、片辺を第1パターン12の幅が小さくなるように移動させることにより中間パターン16を生成する。これにより、半導体基板上に形成した実体パターン18の幅の寸法精度をより向上できる。
実施例1のOPCは、ルールベースOPCであっても、モデルベースOPCであってもよい。また、ルールベースOPCとモデルベースOPCを組み合わせて描画パターンを生成する場合、ルールベースOPCとモデルベースOPCの少なくとも一方に実施例1を用いることができる。
実施例2は、実施例1をゲートパターンに適用した具体例である。図5は、実施例2に係る半導体装置の製造方法における中間パターンの生成方法を示すフローチャートである。図5は、図2のステップS12およびS14に対応する。図6(a)から図6(d)は、実施例2に係る各パターンを示す平面図である。図5のように、設計された設計パターン10に対し、第1OPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッド40に配置された第1パターン12を生成する(ステップS20)。設計パターンに対し、第2OPCを行なうことにより、第1グリッドよりサイズの小さい第2グリッドに配置された第2パターンを生成する(ステップS22)。ここで、第1OPCおよび第2OPCはルールベースOPCである。図6(a)および図6(c)のように、第1パターン12および第2パターン14を生成する。第1パターン12は全ての設計パターン10に対し生成する。一方、第2パターン14は活性領域30において生成し、活性領域30以外では生成しない。図5、図6(a)および図6(c)のように、活性領域30における第1パターン12の幅W1を測定する(ステップS24)。活性領域30における第2パターン14の幅W2を測定する(ステップS26)。図6(a)は、幅W2>幅W1の例であり、図6(c)は、幅W2<幅W1の例である。
図5に戻り、幅W2−幅W1>G1/2か判断する(ステップS28)。Yesの場合、図5および図6(b)のように、第1パターン12の両辺のうち片方の辺をパターンの幅が大きくなるように第1グリッドサイズ移動させることにより幅W3の中間パターン16を生成する(ステップS30)。Noの場合、幅W2−幅W1<−G1/2か判断する(ステップS32)。Yesの場合、図5および図6(d)のように、第1パターン12の両辺のうち片方の辺をパターン幅が小さくなるように第1グリッドサイズ移動させることにより幅W3の中間パターン16を生成する(ステップS34)。Noの場合、第1パターン12を変更せず中間パターン16とする(ステップS36)。
図7(a)から図7(c)は、ステップS30を説明する平面図である。図7(a)のように、第1OPCにおいては、補正パターン22の各辺を第1グリッドサイズG1(例えば0.5nm)の第1グリッド40上に配置し第1パターン12とする。図7(a)の場合、第1パターンW1の幅W1は、補正パターン22の幅W0に比べ第1グリッドサイズG1程度小さくなっている。図7(b)のように、第2OPCにおいては、補正パターン22の各辺を第2グリッドサイズG2(例えば0.25nm)の第2グリッド42上に配置し第2パターン14とする。図7(b)の場合、第2パターン14の幅W2は、補正パターン22の幅W0に比べ若干大きくなる程度である。このため、ステップS28において、W2−W1>G1/2となる。よって、スッテプS30において、図7(c)のように、第1パターン12の片辺を第1パターン12の幅が大きくなるように第1グリッドサイズG1移動させ中間パターン16とする。これにより、中間パターン16と設計パターン10の寸法の差を小さくできる。
図8は、片側のOPC補正量に対する中間パターン幅を示す図である。図8を参照し、片側OPC補正量は、OPC処理を行った際の設計パターン10から補正パターン22の片側の辺の補正量である。設計パターンの幅は100nmと仮定している。点線は、理想的な片側のOPC補正量に対する中間パターン幅の関係を示している。理想的には、補正パターンと中間パターンは等しいことが好ましい。破線は、第1グリッドサイズが0.5nmとし第1OPC処理を行った場合の片側のOPC補正量に対する中間パターン幅の関係を示している。中間パターン幅は、理想的な中間パターン幅から最大0.5nmシフトしている。実線は実施例2を用いた場合の片側のOPC補正量に対する中間パターン幅の関係を示している。中間パターン幅は、理想的な中間パターン幅から最大0.25nmのシフトに留まっている。このように、実施例2によれば、中間パターン幅を理想的な幅に近づけることができる。
実施例2によれば、図5のステップS28およびS30のように、(第1パターンの幅W1−第2パターンの幅W2)>(第1グリッドのサイズG1×1/2)の場合、ステップS30のように第1パターン12の片辺を第1パターン12の幅が小さくなるように移動させることにより中間パターン16を生成する。ステップS32およびS34のように、(第1パターンの幅W1−第2パターンの幅W2)<−(第1グリッドのサイズG1×1/2)の場合、片辺を第1パターン12の幅が大きくなるように移動させることにより中間パターン16を生成する。これにより、図8のように、中間パターン16の幅を所望の幅に近づけることができる。よって、半導体基板上に形成したパターン幅の寸法精度をより向上できる。
また、第2グリッドのサイズG2は第1グリッドのサイズG1の1/2であることが好ましい。これにより、より簡単に中間パターン16を形成することができる。図5のフロー後、中間パターン16に対しモデルベースOPCを行ない、モデルベースOPCにより生成したパターンを描画パターンとすることもできる。
実施例3は、実施例1をゲートパターンに適用した別の具体例である。図9は、実施例3に係る半導体装置の製造方法における中間パターンの生成方法を示すフローチャートである。図9は、図2のステップS12およびS14に対応する。図10(a)から図10(d)は、実施例3に係る処理を示す平面図である。図9を参照し、OPCを行なう(ステップS40)。ここで、OPCはルールベースOPCである。図10(a)および図10(c)のように、OPCにおいては、設計パターンを補正することにより補正パターン22を生成する。補正パターン22を最も近い第1グリッド40に配置することにより第1パターン12を生成する。図9のように、第1パターン12における片側の辺のグリッド落ち量GV1を測定する(ステップS42)。反対の辺のグリッド落ち量GV2を測定する(ステップS44)。図10(a)および図10(c)において、補正パターン22から第1パターン12を生成する際に、各辺を移動した量をグリッド落ち量GV1、GV2とする。図10(a)の例においては、左側の辺のグリッド落ち量はGV1であり、右側のグリッド落ち量はGV2である。グリッド落ち量はパターンが小さくなる方向を正とする。
GV1+GV2>G1/2かを判断する(ステップS46)。Yesの場合、図10(a)において、(第1パターン12の幅W1−補正パターン22の幅W4)<−(第1グリッド40のサイズG1/2)に対応する。この場合、図10(b)のように、第1パターン12の両辺のうち片辺を第1パターン12の幅が太くなるように1グリッドサイズG1移動させることにより中間パターン16とする。ステップS46においてNoの場合、GV1+GV2<−G1/2かを判断する(ステップS50)。Yesの場合、図10(c)において、(第1パターン12の幅W1−補正パターン22の幅W4)>(第1グリッド40のサイズG1/2)に対応する。この場合、図10(d)のように、第1パターン12の両辺のうち片辺を第1パターン12の幅が細くなるように1グリッドサイズG1移動させることにより中間パターン16とする(ステップS52)。ステップS54においてNoの場合、第1パターン12は変更せず中間パターン16とする(ステップS54)。その後終了する。
実施例3によれば、図9のステップS50のように、(第1パターンの幅W1−補正パターンの幅W4)>(第1グリッドサイズG1×1/2)の場合、ステップS52のように、片辺を第1パターンの幅が小さくなるように移動させる。一方、ステップS46のように、(第1パターンの幅W1−補正パターンの幅W4)<−(第1グリッドサイズG1×1/2)の場合、ステップS48のように片辺を第1パターン12の幅が大きくなるように移動させる。これにより、実施例2と同様に、中間パターン16の幅を所望の幅に近づけることができる。よって、半導体基板上に形成した実体パターン幅の寸法精度をより向上できる。図9のフロー後、中間パターン16に対しモデルベースOPCを行ない、モデルベースOPCにより生成したパターンを描画パターンとすることもできる。
実施例4は、パターンの辺を分割して処理する例である。図11(a)および図11(b)は、パターンの辺の分割例を示す図である。図11(a)および図11(b)を参照し、ルールベースOPCにおいて、補正パターンを自パターン11だけでなく、周辺のパターン11aおよび11bとの距離Lおよび幅Wを考慮し生成する場合がある。図11(a)は、比較例であり、自パターン11の両辺のうち片辺側のパターン11aまたは11bのみを考慮し辺を分割する例である。図11(a)においては、パターン11の右側の辺は、右側のパターン11aに対応し、辺をL1、L2に分割している。パターン11の左側の辺では、左側のパターン11bに対応し、辺をL4、L5に分割している。
図11(b)は、実施例4であり、自パターン11の両側のパターン11aおよび11bを考慮し辺を分割する例である。図11(b)においては、パターン11の右側の辺は、右側のパターン11aおよび左側のパターン11bに対応し、辺をL1〜L3に分割している。パターン11の左側の辺では、両側のパターン11aおよび11bに対応し、辺をL3〜L5に分割している。例えば、パターン11の両側でパターンの分割を同じ位置で行なっている。
図12は、実施例4に係る半導体装置の製造方法における中間パターンの生成方法を示すフローチャートである。図12は、図2のステップS12およびS14に対応する。図12を参照し、図11(b)のように辺の分割を行なう(ステップS90)。設計パターンに対し第1OPC処理を行なうことにより第1パターンを生成する(ステップS92)。ステップS90はステップS92の後に行なってもよい。分割された辺に対し中間パターンを生成する(ステップS94)。例えば、実施例2の図5のステップS24からS36の処理または実施例3の図9のステップS42からS54の処理を行う。最後の分割された辺かを判定する(ステップS96)Yesの場合、中間パターンの生成を終了する。Noの場合、次の分割された辺に進む(ステップS98)。ステップS94に戻る。このように、実施例2または実施例3において、補正パターン22を自パターン11だけでなく、周辺のパターン11aおよび11bとの距離Lおよび幅Wを考慮し生成する場合、実施例4を適用することができる。
実施例4によれば、図11(b)および図12のステップS90のように、第1パターン12の両辺を、両辺のうち1辺の外側に配置されたパターンと他辺の外側に配置されたパターンとに基づき分割する。図12のステップS94からS98のように、中間パターンを生成する工程(ステップS94)は、分割された辺毎に行なう。これにより、実施例2および3を補正パターンを自パターン11だけでなく、周辺のパターン11aおよび11bとの距離Lおよび幅Wを考慮し生成する場合にも適用できる。なお、この場合のOPCはルールベースOPCであることが好ましい。
実施例5は、モデルベースOPCを用いる例である。図13は、実施例5に係る半導体装置の製造方法における描画パターンの生成方法を示すフローチャートである。図13は、図2のステップS12およびS14に対応する。図14(a)から図15(d)は、実施例5に係る処理を示す平面図である。図13、図14(a)および図15(a)を参照し、設計パターンに対し、ルールベースOPCを行なうことにより第1パターン12を生成する(ステップS60)。第1パターン12の幅Wtを測定する(ステップS62)。第1パターン12に対しモデルベースOPCを行なうことにより第2パターン32を生成する(ステップS64)。第2パターン32に対し、シミュレーションを行なうことにより第1予想パターン34を生成する(ステップS65)。シミュレーションは、半導体基板上に形成される実体パターンを予想するシミュレーションであり、第1予想パターン34は、実体パターンを予想したパターンである。第1予想パターン34の幅Ws1を測定する(ステップS66)。
図13のように、(第1パターンの幅Wt)>(第1予想パターンの幅Ws1)か、を判定する(ステップS68)。Yesの場合、図13および図14(b)のように、第2パターン32の片辺を第2パターン32の幅が大きくなるように1グリッドサイズ移動させることにより第3パターン36を生成する(ステップS70)。Noの場合、図13および図15(b)のように、第2パターン32の片辺を第2パターン32の幅が小さくなるように1グリッドサイズ移動させることにより第3パターン36を生成する(ステップS72)。
図13、図14(c)および図15(c)のように、生成された第3パターン36を用いシミュレーションを行ない第2予想パターン38の生成を行なう(ステップS74)。シミュレーションは、半導体基板上に形成される実体パターンを予想するシミュレーションであり、第2予想パターン38は、実体パターンを予想したパターンである。第2予想パターン38の幅Ws2を測定する(ステップS76)。図13のように、|第1予想パターンの幅Ws1−第1パターンの幅Wt|>|第2予想パターンの幅Ws2−第1パターンの幅Wt|か、を判定する(ステップS78)。Yesの場合、そのまま中間パターン16とする。すなわち、第3パターン36を中間パターン16とする(ステップS82)。Noの場合、図13、図14(d)および図15(d)のように、元に戻す(ステップS80)。すなわち、第2パターン32を中間パターン16とする(ステップS80)。
実施例5によれば、図13のステップS60およびS64のように、ルールベースOPCを用い作成した第1パターン12に対しモデルベースOPCである第2OPCを行なうことにより第2パターン32を生成する。ステップS65のように、第2パターン32に対し、シミュレーションを行なうことにより半導体基板上に形成される実体パターンを予想する第1予想パターン34を生成する。ステップS68のように、(第1パターンの幅)>(第1予想パターンの幅)の場合、ステップS70のように第2パターン32の片辺を第2パターンの幅が大きくなるように移動させることにより第3パターン36を生成する。一方、ステップS72のように(第1パターンの幅)<(第1予想パターンの幅)の場合、第2パターン32の片辺を第2パターン32の幅が小さくなるように移動させることにより第3パターン36を生成する。これにより、ルールベースOPCにより生成された第1パターン12を用いると半導体基板上に形成される実体パターンの幅が小さくなりそうな場合、第3パターン36の幅を大きくできる。また、ルールベースOPCにより生成された第1パターン12を用いると半導体基板上に形成される実体パターンの幅が大きくなりそうな場合、第3パターン36の幅を小さくできる。
さらに、ステップS74のように、第3パターン36に対しシミュレーションを行なうことにより、半導体基板上に形成される実体パターンを予想する第2予想パターン38を生成する。ステップS82のように、|第1予想パターンの幅−第1パターンの幅|>|第2予想パターンの幅−第1パターンの幅|の場合、第3パターン36を中間パターンとする。ステップS80のように、|第1予想パターンの幅−第1パターンの幅|<|第2予想パターンの幅−第1パターンの幅|の場合、第2パターン32を中間パターンとする。これにより、第3パターン36を用いると第2パターン32を用いた場合より半導体基板上に形成される実体パターンの幅が、理想に近そうな場合、第2パターン32を中間パターン16とすることができる。一方、第3パターン36を用いると第2パターン32を用いた場合より半導体基板上に形成される実体パターンの幅が、理想より異なりそうな場合、第3パターン36を中間パターン16とすることができる。これにより、半導体基板上に形成したパターン幅の寸法精度をより向上できる。
さらに、第2パターン32を生成する際は、第1パターン12に対し、第2OPCを行なうことにより、第1グリッドに配置された第2パターン32を生成する。このように、第1OPCと第2OPCは同じ第1グリッドを用い行なうことが好ましい。
実施例1から5において、設計パターンは寸法精度の要求されるパターンであることが好ましい。例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)のゲートパターンであることが好ましい。MOSFETのゲートパターンでは、パターンが偏って形成されても特性への影響は少ない。一方、ゲートパターンのパターン寸法は特性に大きく影響するためである。また、ゲートパターンは活性領域(素子分離絶縁膜間の半導体基板)内の寸法精度が要求される。一方、素子分離領域における寸法精度は要求されない。さらに、素子分離領域におけるゲートパターンは複雑なパターンがあり得る。このため、実施例1から5の処理が複雑になってしまう。一方、活性領域内のゲートパターンは単純に矩形である。このため、実施例1から5の処理が簡単である。これらにより、実体パターンがゲートパターンの場合、中間パターンを生成する工程は、活性領域上の第1パターンに実行し、活性領域以外の前記第1パターンには実行しないことが好ましい。
以上、発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施例1〜5を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
付記1:設計された設計パターンに対し、第1OPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッドに配置された第1パターンを生成する工程と、前記第1パターンの幅を構成する両辺のうち片辺のみを前記第1パターンの幅方向に前記第1グリッド1個移動させることにより中間パターンを生成する工程と、前記中間パターンを用い作製されたマスクを用い、半導体基板上に実体パターンを形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記2:前記中間パターンを生成する工程は、前記実体パターンの幅が前記設計パターンの幅より小さくなると予想される場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成し、前記実体パターンの幅が前記設計パターンの幅より大きくなると予想される場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成することを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
付記3:前記実体パターンはゲートパターンであり、前記中間パターンを生成する工程は活性領域内の前記第1パターンに実行し、前記活性領域以外の前記第1パターンには実行しないことを特徴とする付記1または2記載の半導体装置の製造方法。
付記4:前記設計パターンに対し、第2OPCを行なうことにより、前記第1グリッドよりサイズの小さい第2グリッドに配置された第2パターンを生成する工程を含み、前記中間パターンを生成する工程は、(前記第1パターンの幅−前記第2パターンの幅)>(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成し、(前記第1パターンの幅−前記第2パターンの幅)<−(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成することを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
付記5:前記第2グリッドのサイズは前記第1グリッドのサイズの1/2であることを特徴とする付記4記載の半導体装置の製造方法。
付記6:前記第1パターンを生成する工程は、前記設計パターンを補正することにより補正パターンを生成する工程と、前記補正パターンを最も近い前記第1グリッドに配置することにより前記第1パターンを生成する工程と、を含み、前記中間パターンを生成する工程は、(前記第1パターンの幅−前記補正パターンの幅)>(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成し、(前記第1パターンの幅−前記補正パターンの幅)<−(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成することを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
付記7:前記第1パターンの両辺を、前記両辺のうち1辺の外側に配置されたパターンと他辺の外側に配置されたパターンとに基づき分割する工程を含み、前記中間パターンを生成する工程は、前記分割された辺毎に行なうことを特徴とする付記4から6のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
付記8:前記第1OPCはルールベースOPCであり、前記中間パターンを生成する工程は、前記第1パターンに対し、モデルベースOPCである第2OPCを行なうことにより第2パターンを生成する工程と、前記第2パターンに対し、シミュレーションを行なうことにより前記半導体基板上に形成される実体パターンを予想する第1予想パターンを生成する工程と、(前記第1パターンの幅)>(前記第1予想パターンの幅)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させ、(前記第1パターンの幅)<(前記第1予想パターンの幅)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより第3パターンを生成する工程と、前記第3パターンに対し、シミュレーションを行なうことにより前記半導体基板上に形成される実体パターンを予想する第2予想パターンを生成する工程と、|前記第1予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|>|前記第2予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|の場合、前記第3パターンを前記中間パターンとし、|前記第1予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|<|前記第2予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|の場合、前記第2パターンを前記中間パターンとする工程と、を含むことを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
付記9:前記第2パターンを生成する工程は、前記第1パターンに対し、前記第2OPCを行なうことにより、前記第1グリッドに配置された前記第2パターンを生成する工程であることを特徴とする付記8記載の半導体装置の製造方法。
10 設計パターン
12 第1パターン
14 第2パターン
16 中間パターン
18 実体パターン
22 補正パターン
32 第2パターン
34 第1予想パターン
36 第3パターン
38 第2予想パターン
40 第1グリッド
42 第2グリッド

Claims (5)

  1. 設計された設計パターンに対し、第1OPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッドに配置された第1パターンを生成する工程と、
    前記第1パターンの幅を構成する両辺のうち片辺のみを前記第1パターンの幅方向に前記第1グリッド1個移動させることにより中間パターンを生成する工程と、
    前記中間パターンを用い作製されたマスクを用い、半導体基板上に実体パターンを形成する工程と、
    を含み、
    前記中間パターンを生成する工程は、前記実体パターンの幅が前記設計パターンの幅より小さくなると予想される場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成し、前記実体パターンの幅が前記設計パターンの幅より大きくなると予想される場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 設計された設計パターンに対し、第1OPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッドに配置された第1パターンを生成する工程と、
    前記第1パターンの幅を構成する両辺のうち片辺のみを前記第1パターンの幅方向に前記第1グリッド1個移動させることにより中間パターンを生成する工程と、
    前記中間パターンを用い作製されたマスクを用い、半導体基板上に実体パターンを形成する工程と、
    前記設計パターンに対し、第2OPCを行なうことにより、前記第1グリッドよりサイズの小さい第2グリッドに配置された第2パターンを生成する工程を含み、
    前記中間パターンを生成する工程は、(前記第2パターンの幅−前記第1パターンの幅)>(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成し、(前記第2パターンの幅−前記第1パターンの幅)<−(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成することを特徴とする半導体装置の製造方法
  3. 設計された設計パターンに対し、第1OPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッドに配置された第1パターンを生成する工程と、
    前記第1パターンの幅を構成する両辺のうち片辺のみを前記第1パターンの幅方向に前記第1グリッド1個移動させることにより中間パターンを生成する工程と、
    前記中間パターンを用い作製されたマスクを用い、半導体基板上に実体パターンを形成する工程と、
    を含み、
    前記第1パターンを生成する工程は、前記設計パターンを補正することにより補正パターンを生成する工程と、前記補正パターンを最も近い前記第1グリッドに配置することにより前記第1パターンを生成する工程と、を含み、
    前記中間パターンを生成する工程は、(前記第1パターンの幅−前記補正パターンの幅)>(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成し、(前記第1パターンの幅−前記補正パターンの幅)<−(前記第1グリッドのサイズ×1/2)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させることにより前記中間パターンを生成することを特徴とする半導体装置の製造方法
  4. 前記第1パターンの両辺を、前記両辺のうち1辺の外側に配置されたパターンと他辺の外側に配置されたパターンとに基づき分割する工程を含み、
    前記中間パターンを生成する工程は、前記分割された辺毎に行なうことを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 設計された設計パターンに対し、第1OPCを行なうことにより、マスク描画に使用する第1グリッドに配置された第1パターンを生成する工程と、
    前記第1パターンの幅を構成する両辺のうち片辺のみを前記第1パターンの幅方向に前記第1グリッド1個移動させることにより中間パターンを生成する工程と、
    前記中間パターンを用い作製されたマスクを用い、半導体基板上に実体パターンを形成する工程と、
    を含み、
    前記第1OPCはルールベースOPCであり、
    前記中間パターンを生成する工程は、
    前記第1パターンに対し、モデルベースOPCである第2OPCを行なうことにより第2パターンを生成する工程と、
    前記第2パターンに対し、シミュレーションを行なうことにより前記半導体基板上に形成される実体パターンを予想する第1予想パターンを生成する工程と、
    (前記第1パターンの幅)>(前記第1予想パターンの幅)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が大きくなるように移動させ、(前記第1パターンの幅)<(前記第1予想パターンの幅)の場合、前記片辺を前記第1パターンの幅が小さくなるように移動させることにより第3パターンを生成する工程と、
    前記第3パターンに対し、シミュレーションを行なうことにより前記半導体基板上に形成される実体パターンを予想する第2予想パターンを生成する工程と、
    |前記第1予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|>|前記第2予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|の場合、前記第3パターンを前記中間パターンとし、|前記第1予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|<|前記第2予想パターンの幅−前記第1パターンの幅|の場合、前記第2パターンを前記中間パターンとする工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
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