JP5627292B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナーを貯蔵するトナー貯蔵部から現像装置にトナーを供給して、記録材にトナー画像を形成する画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置として、例えば、電子写真式、静電記録式などにより感光ドラムなどの像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置が収容した現像剤(トナー)にて可視像(トナー像)とする構成が知られている。このような構造の場合、静電潜像を現像することによって現像装置内の現像剤が規定量以下に減少した場合、補給用現像剤(トナー)をトナー供給装置から現像装置内に補給する。
トナー供給装置は、補給用のトナーを収容したトナー収容容器から供給されるトナーを受けるトナー貯蔵部と、トナー貯蔵部内のトナーを現像装置に供給するためのトナー搬送経路とトナー搬送手段から構成される。そして、例えば、トナー収容容器から供給されたトナーが、トナー貯蔵部に重力で落下して溜まり、更にトナー貯蔵部底面に対向して設けられたトナー搬送経路の搬入部に重力により搬送される。トナー搬送経路内のトナーは、トナー搬送手段によって現像装置に供給される。
高画質化及びランニングコストが廉価である、トナーとキャリアの2成分を有する現像剤を使用する構造では、現像装置内のキャリアの量とトナーの量との比を一定に保つ必要がある。この構造の場合、トナー搬送手段で現像装置へ供給するトナーの量を調整することで現像装置内のキャリア量とトナー量の比を一定に保つようにしている。このようなトナー搬送手段で安定したトナー供給を実現するためには、トナー貯蔵部及び、トナー搬送経路内のトナーかさ密度(単位体積あたりのトナー量)を安定させる必要がある。
また、工場出荷時の画像形成装置又はカートリッジは、トナー貯蔵部及びトナー搬送経路内はトナーが空の状態である。これは輸送によるトナー飛散を避けるためと、輸送振動によるトナー貯蔵部及びトナー搬送路内のトナーの劣化や凝集を防止するためである。このため、新品の画像形成装置を初めて使用する場合やカートリッジ交換時には、トナー供給装置にトナー収容容器を装着し、トナー貯蔵部及びトナー搬送経路内にトナーを充填するための所定の準備動作(充填動作)を行う。
トナー供給装置における充填動作は、本体設置動作又はカートリッジ交換動作終了後に画像形成する場合に、消費した現像剤分を適正に供給できるようにするために行う。例えば、トナー搬送経路が長く、トナー収容容器を装着し、トナー貯蔵部にトナーを満たしても、トナー搬送経路に未充填の部分が残る。未充填部分を残したまま画像形成を行うと、トナー搬送経路にトナーが満たされるまでは現像装置内のトナー消費に対してトナー搬送経路から搬送されるトナーが少なくなる。この結果、現像装置内のトナーが減り、濃度低下を招く可能性がある。
トナー供給装置のトナー充填は、例えば、予め実験等により未充填部分が確実になくなるまでのトナー搬送手段の動作時間を求め、その求めた時間分だけトナー搬送手段を駆動する。また、現像装置内にトナー濃度センサを設置し、濃度センサの出力が出るまでトナー充填作業を行い、濃度センサの出力が出ることにより、トナー供給装置内にトナーが満たされたと判断する構成がある(特許文献1参照)
特開平5−150654号公報
近年、画像形成装置には、更なる高画質化、ユーザビリティの向上が要求されている。高画質化を実現するために、特に2成分系の現像においては、現像装置内のキャリア量とトナー量の比を一定に保ち、画像濃度を安定させることが重要である。現像装置内のキャリア量とトナー量の比を一定に保つには、現像装置に供給されるトナー量を制御する必要がある。現像装置内でセンサを用いて供給されるトナー量を制御はするが、トナー搬送手段で定量的にトナーを現像装置内に供給することで、より高精度に現像装置内のキャリア量とトナー量の比を一定に保つことができる。
しかし、トナー搬送手段で定量的にトナーを供給するためには、トナー貯蔵部からトナーが送り込まれるトナー搬送経路の開口部付近(搬入部)のトナーかさ密度を安定させ、トナー貯蔵部からトナー搬送手段へとトナーを安定的に送り込まなければならない。トナー貯蔵部及びトナー搬送経路内がトナーで満たされていると、トナー搬送手段によって現像装置に運ばれたトナー分だけがトナー貯蔵部からトナー搬送経路に送り込まれ、トナー貯蔵部とトナー搬送手段の開口部付近のトナーかさ密度が安定する。
これに対して、トナー供給装置が初めて使用される場合においては、トナー搬送経路内にはトナーがなく(或は少なく)、トナー貯蔵部からトナーが存在しない(或は少ない)トナー搬送経路内の広い空間に送りこまれたトナーは、かさ密度が低い状態になる。この状態で、トナーがトナー搬送手段によりトナー搬送経路内を満たすように運ばれるが、この搬送速度がトナーがトナー搬送経路内に充填された状態と同じであると、トナー搬送経路の開口部付近のトナーかさ密度に変化が生じ易い。即ち、トナー搬送経路内にトナーが送り込まれる分、トナー搬送手段がトナーを運ぶので、トナー貯蔵部からトナー搬送手段に送り込まれるトナーが開口部付近を満たす前に、トナー搬送手段がトナーを運んでしまう場合がある。この結果、トナー搬送経路の開口部付近のトナーかさ密度変化が生じ易い。そして、トナー搬送経路内のトナーかさ密度がばらついてしまい、現像装置へ送るトナー量にばらつきが生じ易くなる。
本発明は、上述のような事情に鑑み、トナー搬送経路内にトナーを充填させる準備動作時において、トナー搬送経路内のトナーかさ密度を安定させることができる構造を実現すべく発明したものである。
本発明は、トナーを貯蔵するトナー貯蔵部と、該トナー貯蔵部から搬送されたトナーを搬送するトナー搬送経路と、該トナー搬送経路内のトナーを搬送するトナー搬送部材と、前記トナー搬送経路から搬送されたトナーを用いて現像する現像装置と、画像形成前の準備期間において、前記トナー搬送部材を間欠的に駆動させることで、前記トナー搬送経路内にトナーを充填させる充填モードを実行可能な制御部と、を備え、記録材にトナー画像を形成する画像形成装置において、前記制御部は、前記充填モードにおいて、前記トナー搬送部材を間欠的に駆動させたときの単位時間当たりの駆動量が、前記充填モードの前半よりも後半の方が多くなるように前記トナー搬送部材の間欠動作を制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、画像形成前の準備期間において、トナー搬送部材を間欠的に駆動させたときの単位時間当たりの駆動量が、充填モードの前半よりも後半の方が多くなるようにトナー搬送部材の間欠動作を制御する。このため、トナー搬送経路内にトナーが送り込まれる量に対して、トナー搬送部材がトナーを運ぶ量を抑えられ、準備期間にトナー搬送経路内にトナーの未充填部分があっても、トナー搬送経路の搬入部のトナーかさ密度を安定させられる。そして、搬入部のトナーかさ密度が安定すれば、トナー搬送経路内のトナーかさ密度も安定させられる。また、このような充填モードにかかる時間を短くできる。
本発明の対象となる画像形成装置の1例を示す概略構成図。 同じくカートリッジの1例を示す概略構成図。 第1の実施形態に係るトナー供給装置を示す部分切断斜視図。 第1の実施形態の制御に関するブロック図。 第1の実施形態のトナー充填モードの流れを示すフローチャート。 間欠動作における脈動を説明するための図。 第2の実施形態のトナー充填モードの流れを示すフローチャート。 第3の実施形態に係るトナー供給装置を示す部分切断斜視図。
[第1の実施形態]
<画像形成装置及びカートリッジ>
図1ないし図5を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1及び図2を用いて画像形成装置及びカートリッジの概略構成を説明する。本実施形態は、タンデム型のカラー画像形成装置に本発明を適用したものである。図1に示すように、画像形成装置本体(以下、装置本体)1内の上部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のカートリッジ2Y、2M、2C、2Kが配置されている。図2は、これら各カートリッジのうちの何れか1個のカートリッジ2部分を抜き出して示している。カートリッジ2は、それぞれ、像担持体である感光ドラム3の周囲に、帯電手段である帯電ローラ4、クリーニング装置5などを配置してなる。
なお、本実施の形態の場合、感光ドラム3、帯電ローラ4、クリーニング装置5などをカートリッジ2(ドラムカートリッジ)として一体化し、このようなドラムカートリッジと寿命が異なる現像装置7を別体のトナーカートリッジ7aとしている。但し、カートリッジ2は、現像装置7と分割・結合可能とするなどして一体化し、所謂プロセスカートリッジとすることもできる。
何れにしても、感光ドラム3の周囲に、印刷時の感光ドラムの回転方向(図2の矢印方向)に関し、帯電ローラ4、レーザ光などで露光する部分、現像装置7、転写部A、クリーニング装置5の順番で配置される。また、現像装置7には後述するトナー供給装置50を装着し、このトナー供給装置50を含めてトナーカートリッジ7a或はプロセスカートリッジを構成する。そして、装置本体1に着脱自在としている。
感光ドラム3は、円筒状に形成され、帯電ローラ4によって均一に帯電された後、表面に露光装置3a(図1)からレーザ光(図1、2の破線)を照射され、静電潜像が形成される。現像装置7は、後述するトナー収容容器54(図3参照)からトナー貯蔵部51内に補給されたトナーを、現像スリーブ8により静電潜像を形成した感光ドラム3上に供給してトナー像を形成する。トナー収容容器54は、トナー貯蔵部51内の各色のトナー量が規定量を下回らないように、トナー消費量に応じてトナーを補給する。
クリーニング装置5は、感光ドラム3上のトナー像を中間転写ベルト9に一次転写した後、感光ドラム3の表面に残留したトナーを除去するためのクリーニングブレード10を有する。また、クリーニング装置5は、クリーニングブレード10により回収されたトナーを装置本体1内の回収トナーボックスなどに搬送する回収トナー搬送手段である搬送スクリュー11も備える。
また、カートリッジ2及びトナーカートリッジ7a或はプロセスカートリッジは、装置本体1内の所定部に対して挿入装着され、また反対に装置本体1から抜き外しできるようになっている。このようにカートリッジ2などを装置本体1に着脱自在とすることにより、メンテナンスや消耗品の交換を行い易くして、製品の性能の維持を図っている。即ち、画像形成装置を長時間使用していると、各種部品が消耗して印字品質を低下させてしまうが、サービスマンやユーザーがカートリッジ2などを取り外してメンテナンスをしたり交換することで、規定の性能を維持できる。
また、装置本体1内の各カートリッジ2の図1、2の下側には、中間転写ベルト9を回転自在に張架している。即ち、中間転写ベルト9は、ベルトを無端状に形成したもので、図1に示すように、駆動ローラ12と、テンションローラ13と、二次転写内ローラ14とにより張架されている。駆動ローラ12は図示しないモータにより駆動され中間転写ベルト9を回転させる。テンションローラ13は、図示しない付勢手段により中間転写ベルト9に所定のテンションを付与して中間転写ベルト9の張力を調整し、負荷変動などによる中間転写ベルト9の撓みなどを防止する。二次転写内ローラ14は、二次転写外ローラ15と対向して配置され、中間転写ベルト9に形成されたトナー像を記録材に転写する。また、中間転写ベルト9内の各感光ドラム3と対向する位置には、それぞれ一次転写ローラ16を配置し、各感光ドラム3に形成されたトナー像を中間転写ベルト9にそれぞれ転写する転写部Aを構成する。
原稿を印刷する場合には、原稿読取装置17で読み取った画像データ或は外部端末から送られた画像データに基づいて、帯電された感光ドラム3上にレーザを発光し、感光ドラム3上に静電潜像を描く。次に、現像装置7により静電潜像を形成した感光ドラム3上にトナーを供給してトナー像を形成する。そして、このトナー像を、一次転写ローラ16により中間転写ベルト9に一次転写する。この際、所定の転写バイアスを一次転写部に印加することにより、感光ドラム3上のトナー像を中間転写ベルト9上に転写する。中間転写ベルト9に一次転写されたトナー像は、二次転写内、外ローラ14、15により構成される二次転写部で、次述するような記録材搬送手段により搬送された記録材Sに二次転写される。二次転写部で転写されずに残留したトナーは、転写ベルトクリーナ19によって回収される。
記録材搬送手段は、給紙カセット20から記録材Sを二次転写部まで搬送する。即ち、給紙カセット20からピックアップした記録材Sを、給紙部21から搬送パス22を通じて搬送方向下流に搬送し、レジストローラ対23により、最終的な記録材Sの斜行補正と、画像形成部での画像書き込みと記録材搬送のタイミング合わせを行う。そして、所定のタイミングで二次転写部に記録材Sを搬送する。記録材Sに転写されたトナー像は、定着器24により記録材Sに定着される。定着器24の通過後、記録材Sは、排紙トレイ(フェイスダウン)25に排出する排紙パス26と、排紙トレイ(フェイスアップ)27に排出する排紙パス28との何れかに搬送される。排紙パス26と28との分岐点では、切替手段29により2つの搬送路が切り換えられ、排紙トレイ25または27に印刷された記録材Sが排出される。
<トナー供給装置>
次に、上述のような現像装置7にトナーを供給するトナー供給装置50について、図3及び図4を用いて説明する。トナー供給装置50は、トナー貯蔵部51と、トナー搬送経路52と、トナー搬送部材であるスクリュー53とを備える。トナー貯蔵部51は、周囲を壁で囲まれた貯蔵空間51aを有し、この貯蔵空間51a内にトナーを貯蔵する。トナー貯蔵部51の上部側面に設けた搬入開口部51bには、トナー収容容器54の一端を接続している。
トナー貯蔵部51内の所定位置には、トナー量検知センサ55を配置し、トナー貯蔵部51内(貯蔵空間51a)に所定量のトナーが貯蔵されているか否かを検知する。トナー量検知センサ55は、例えば、圧電素子や、発光部と受光部とを有する光学センサなど、センサを設置した位置でトナーを検知できるものであれば良い。
トナー収容容器54は、例えば筒状に構成され、一端に開閉可能な蓋を設けており、トナー収容容器54をトナー供給装置50に装着した状態で蓋を開く。そして、この蓋が開いた状態でトナー貯蔵部51に設けた搬入開口部51bとトナー収容容器54の内部とが連通する。また、トナー収容容器54はモータMにより回転可能であり、トナー収容容器54自体が回転することにより、この回転に応じた量のトナーを搬入開口部51bから貯蔵空間51a内に送り込む(搬送する)。そして、トナーをトナー収容容器54から貯蔵空間51a内に補給し、貯蔵する。
また、トナー貯蔵部51の貯蔵空間51aは、上下方向中間部乃至下端部が下方に向かう程空間が狭くなるように構成されて、トナー貯蔵部51の下端部には排出開口部51cを設けている。したがって、貯蔵空間51a内に貯蔵されたトナーは重力及び貯蔵空間51aの内壁に沿って排出開口部51cに送られる。
また、トナー搬送経路52は、筒状の搬送容器52aにより構成される。この搬送容器52aは、トナー貯蔵部51の下方に配置され、排出開口部51cと対向する一端側上部にトナー搬入部である搬入開口部52bを有する。そして、トナー貯蔵部51の排出開口部51cとトナー搬送経路52の搬入開口部52bとを接続している。これにより、トナー貯蔵部51からトナーが重力により排出開口部51c及び搬入開口部52bを通じて、搬送容器52a内に送り込まれる(搬入される)。一方、搬送容器52の他端部には、トナー供給部である排出開口部52cを設けている。したがって、トナー搬送経路52は、搬送容器52a内の搬入開口部52bと排出開口部52cとの間を連通する。この排出開口部52cは、現像装置7に接続される。
また、スクリュー53は、軸53aの周囲に羽根53bを螺旋状に配置したもので、搬送容器52内に配置される。軸53aは、トナー収容容器54を回転させるモータMの回転軸に接続されており、スクリュー53は、このモータMにより回転する。即ち、モータMが所定方向に回転(正転)した場合にはトナー収容容器54が回転し、この所定方向と逆方向に回転(逆転)した場合にはスクリュー53が回転する。このために、それぞれの回転伝達経路の途中にワンウェイクラッチを設け一定の方向の回転のみが伝達されるようになっている。
このように、トナー収容容器54とスクリュー53とを駆動するモータMを1個とすれば、モータの設置空間を小さくでき、小型化及び低コスト化を図れる。更に、別々に駆動することにより、モータMとして出力の小さなものを使用でき、より小型化及び低コスト化を図れる。なお、トナー収容容器54とスクリュー53とのそれぞれに(1個ずつ)駆動モータを設けても良い。
何れにしても、モータMによりスクリュー53が回転すると、トナー搬送経路内のトナーを、搬入開口部52bから排出開口部52cまで搬送する。そして、排出開口部52cから現像装置7にトナーを供給する。
通常動作時(画像形成時)、即ち、トナー貯蔵部51及びトナー搬送経路52内にトナーが充填されている状態で、トナー収容容器54からトナーの補給を行う場合、次のように行う。まず、トナー量検知センサ55がトナー無しと検知すると、トナー収容容器54を回転させ、トナー貯蔵部51内にトナーを補給する。そして、トナー量検知センサ55がトナー有りと検知すると、トナー収容容器54の回転を停止し、トナー補給を停止する。これにより、トナー貯蔵部51内に所定量のトナーが充填される。なお、トナー量検知センサ55を設けずに、予め実験によりトナー貯蔵部51内に所定量のトナーを充填するのに必要なトナー収容容器54を駆動する時間を決定しておき、その決定した時間分、トナー収容容器54を駆動するようにしても良い。
また、スクリュー53は、現像装置7でのトナー使用量に応じてトナー搬送経路52を通じてトナーを供給する。即ち、現像装置7で使用されたトナー量分、トナーが現像装置7に供給されるようにスクリュー53を回転させる。本実施形態の場合、スクリュー53の回転を検知する回転検知センサ56を有し、この回転検知センサ56によりスクリュー53の回転回数を検知可能としている。したがって、現像装置7でのトナー使用量に応じた所定回数、スクリュー53を回転させることにより、適切な量を現像装置7に供給できる。
また、各種の駆動やセンサは、制御部であるCPU57からの指令に従って動作する。図4に示すように、CPU57には、スクリュー及びトナー収容容器駆動モータM、現像装置駆動モータ58、トナー量検知センサ55、回転検知センサ56、各種の制御を実施するためのプログラムが記憶されたROM59及びカウンタ60が接続されている。ここで、現像装置駆動モータ58は、現像装置7内でトナーを搬送する搬送手段などを駆動する。また、カウンタ60は、後述するように時間をカウントする。
また、CPU57は、スクリュー53を次ように制御する。即ち、トナー搬送経路内にトナーが充填された状態(充填状態)でトナーの搬送を行う場合よりも、トナー搬送経路内にトナーが未充填の部分がある状態(未充填状態)でトナーの搬送を行う場合の方が、単位時間当たりのトナー搬送量が少なくなるようにする。具体的には、トナー搬送経路内にトナーを充填させる準備動作時(画像形成前の準備期間)において、単位時間当たりのトナー搬送量が画像形成時よりも少なくなるようにスクリュー53を制御する。言い換えれば、未充填状態でのトナーの搬送速度の平均値が、充填状態でのトナーの搬送速度の平均値よりも低くなるようにする。本実施形態の場合、スクリュー53の回転速度を低くする制御を行っている。例えば、未充填状態での回転速度を、充填状態での回転速度の1/2以下、より好ましくは1/4以下とする。
この点について、図5も参照しつつ説明する。画像形成装置が一番初めに設置された状態、或は、トナーカートリッジ7a又はプロセスカートリッジを交換した状態では、トナー貯蔵部51及びトナー搬送経路52はトナーが空の状態にある。したがって、例えば、ユーザー若しくはサービスエンジニアが、図示しない操作部からの操作によりトナー充填モードを選択するなどして充填モードをスタートする(S1)。すると、トナー量検知センサ55がトナーを検知しないので、CPU57は、モータMを駆動(正転)し、トナー収容容器54からトナー貯蔵部51へとトナーの供給を開始(トナー収容容器動作ON)する(S2)。この際、スクリュー53は駆動していないため、トナー貯蔵部51内にトナーが貯蔵される。
トナー貯蔵部51へのトナー補給は、トナー量検知センサ55がトナーを検知するまで行われる(S3)。トナー量検知センサ55がトナーを検知した場合には、トナー収容容器54の駆動を停止(動作OFF)し、トナー収容容器54からトナー貯蔵部51へのトナーの供給を一時中断する(S4)。
次に、カウンタ60にて時間T1=0を入力後(S5)、トナー搬送経路52へのトナーの充填を行うべく、モータMを上述の場合と逆方向に回転させてスクリュー53を駆動(動作ON)する(S6)。これと同時に、カウンタ60がカウントを開始する。そして、T1が所定の値、例えば10秒に到達したか否かを判断し(S7)、10秒に到達していない場合には、次のような動作を繰り返す。まず、トナー量検知センサ55によってトナー貯蔵部51内のトナーの有無を検知する(S9)。トナーを検知しない場合にはモータMを停止し、スクリュー53の動作を停止(動作OFF)する(S10)。
次いで、モータMを正転し、トナー収容容器54を駆動(動作ON)し(S11)、トナー収容容器54からトナー貯蔵部51にトナーを補給する。この補給動作は、トナー量検知センサ55がトナー有を検知するまで行う(S12)。このとき、トナー収容容器54を動作させている間はT1時間をカウントしないようにする。トナー量検知センサ55がトナー有りと検知したら、モータMの駆動を停止し、トナー収容容器54の動作を停止(動作OFF)する(S13)。そして、S6に戻り、カウントを再開すると共にモータMを逆転させてスクリュー53を駆動する。S7で、T1が10秒に達すると、モータMの駆動を停止(S8)してスクリュー53の駆動を停止し、充填モード終了とする。
本実施形態の場合、このようなトナー充填モード(準備動作時)で、スクリュー53の動作を通常動作時よりも単位時間あたりのトナー搬送量が少なくなるように低下させている。このために、モータMの回転速度を通常動作時よりも減速させている。この結果、トナー充填モードで、トナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間のトナーの受渡し部となる搬入開口部52bでのトナーのかさ密度を安定させられる。
即ち、通常動作時、トナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間において、重力によりトナーが、トナー貯蔵部51からトナー搬送経路52へと押し込まれようとしている。しかし、トナー搬送経路内にトナーが満たされているため、トナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間のトナーは、所定の圧が作用した状態でトナー搬送経路内に押し込まれ、搬入開口部52b付近のかさ密度が安定する。
一方、トナー搬送経路52が空の状態であるとき、トナー貯蔵部51からトナー搬送経路内に送られたトナーには充分な空間があり、搬入開口部52b付近のトナーのかさ密度が低い状態になってしまう。この状態でトナーは、スクリュー53によりトナー搬送経路52内をトナーで満たすように運ばれていく。トナー搬送経路内をトナーで満たす分、スクリュー53がトナーを運ぶので、トナー貯蔵部51からトナー搬送経路52に送り込まれるトナーよりも、スクリュー53が運ぶトナーが多くなる。そして、この状態で搬送を続けると、トナー搬送経路52内のトナーのかさ密度も低い状態になる。
更に、スクリュー53を動作し続けることで、次第にトナー搬送経路52内にトナーが満たされ、スクリュー53のトナー搬送量とトナー貯蔵部51からのトナー押込み量が同じになる。言い換えれば、スクリュー53によりトナーを搬送した分、トナー貯蔵部51からトナーが搬送される。そして、トナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間のかさ密度は安定していく。かさ密度が安定するまでは現像装置7に定量的にトナーを供給できなくなり、現像装置7内のトナーの濃度変動が生じやすくなる。一方、かさ密度が安定するまで充填モードを続けていると、現像装置7内に多量のトナーを供給することになり、現像装置7内のトナーの濃度が濃くなってしまう。
そこで、スクリュー53の単位時間あたりのトナー搬送量を低下させることで、トナー貯蔵部51から送り込まれる量よりもスクリュー53の搬送量を少なくする。これにより、トナー貯蔵部51からトナー搬送経路52内にトナーを押し込むのに充分な時間をかけることになり、トナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間の受渡し部のかさ密度を早期に安定させることができる。そうすることで、充填モード終了後から、現像装置7に定量的にトナーを供給することができ、現像装置7内の濃度を安定させることができ、高画質化に繋がる。また、余剰に現像装置7内にトナーを供給することもない。
[第1の実施形態の変形例]
トナー充填モードの時間を短縮すべく、トナー搬送経路内にトナーが未充填の状態から充填された状態になるまで、単位時間当たりのトナー搬送量を漸次増加させるようにすることもできる。即ち、トナーの充填などの本体設置時又はカートリッジ交換時に必要な初期動作は、ユーザが行うことが多く、その動作時間は、短時間で済むことが望まれる。しかし、スクリュー53の単位時間当たりのトナー搬送量を通常動作時と同じとした場合、トナー充填時間は長くなってしまう。これは、前述のように、現像装置7へ送るトナー量が安定するまで、言い換えれば、上述のトナーかさ密度のばらつきが収まるまで、トナー供給装置50によるトナー充填動作を行う必要があるためである。
一方、第1の実施形態の場合、所定時間スクリュー53のトナー搬送量を低下させているため、トナー充填モードにある程度の時間がかかるのは避けられない。そこで、スクリュー53のトナー搬送量を漸次増加させれば、トナー充填モードにかかる時間を短くできる。例えば、最初の第1の所定時間では、スクリュー53の回転速度を通常状態の25%とし、次の第2の所定時間では50%とし、その次の第3の所定時間では75%とする。或は、所定時間連続して回転速度を増加させるようにしても良い。即ち、充填モードにおいて、スクリュー53を駆動させたときのスクリュー53の単位時間当たりの駆動量が充填モードの前半よりも後半の方が多くなるようにスクリュー53の速度を制御する。何れにしても、スクリュー53によるトナー搬送量が徐々に増加していくため、早期にトナー搬送経路内にトナーが充填され、トナー充填モードにかかる時間を短くできる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態について、図3及び図4を参照しつつ、図6及び図7を用いて説明する。なお、本実施形態のトナー供給装置50は、スクリュー53によるトナー搬送を間欠動作で行っている点で、上述の第1の実施形態と異なる。その他の構造及び作用に関しては、上述の第1の実施形態と同様であるため、以下、異なる点を中心に説明する。
本実施形態の場合、CPU57は、トナー充填モードで、スクリュー53の回転を間欠で行い、この間欠回転動作の間隔を制御している。即ち、1回転毎に所定間隔をあけて回転を行う。また、本実施形態の場合、スクリュー53が1回転する毎に同じ回転位置となるように、スクリュー53の回転を制御している。即ち、CPU57は、回転検知センサ56の検知に基づいて、間欠回転動作でスクリュー53の回転停止位置が同じとなるように制御する。
この点について図6により説明する。スクリュー53は1回転で1ピッチ分のトナーを搬送するが、搬入開口部52bに対する羽根53bの位置関係の影響で、スクリュー53が1回転する間にもトナーの送り量が脈動し増減を繰り返す。即ち、図6(A)に示すように、搬入開口部52bと対向する位置から羽根53bが外れるなどして、搬入開口部52bとスクリュー53との間の空間が大きくなった場合、搬入開口部52bから送り込まれるトナーの量(トナー搬送量)が多くなる。これに対して、図6(B)に示すように、搬入開口部52bと対向する位置に羽根53bが存在するなどして、搬入開口部52bとスクリュー53との間の空間が狭くなった場合、搬入開口部52bから送り込まれるトナーの量が少なくなる。したがって、図6(C)に示すように、スクリュー53の回転に伴い、搬入開口部52bから送り込まれるトナーの量(トナー搬送量)が変動、即ち脈動する。
そこで、本実施形態の場合には、このような脈動の影響を受け難くするように、常に1回転単位で回転し、搬入開口部52bに対するスクリュー53の羽根53bの位置が同じになるようにしている。なお、本実施形態の場合、カウンタ60a(図4)は、スクリュー53の回転回数をカウントする。即ち、回転検知センサ56の検知に基づいて、カウンタ60aが回転回数をカウントする。
このような本実施形態のトナー充填モードの流れについて、図7により説明する。まず、ユーザーなどがトナー充填モードを選択するなどして充填モードをスタートする(S11)。すると、トナー量検知センサ55がトナーを検知しないので、CPU57は、モータMを駆動(正転)し、トナー収容容器54からトナー貯蔵部51へとトナーの供給を開始する(S12)。この際、スクリュー53は駆動していないため、トナー貯蔵部51内にトナーが貯蔵される。トナー貯蔵部51へのトナー補給は、トナー量検知センサ55がトナーを検知するまで行われる(S13)。トナー量検知センサ55がトナーを検知した場合には、トナー収容容器54の駆動を停止(動作OFF)し、トナー収容容器54からトナー貯蔵部51へのトナーの供給を一時中断する(S14)。
次に、カウンタ60aにて回転回数=0を入力後、トナー搬送経路52へのトナーの充填を行うべく、モータMを上述の場合と逆方向に回転させてスクリュー53を駆動する(S15)。そして、カウンタ60aが回転回数Xをカウントする(S16)と共に、モータMがスクリュー53の1回転毎に回転を停止する(S17)。この一連の動きを所定の間隔と回数、例えば2秒間隔で10回行うが、10回に到達したか否かを判断し(S18)、10回に到達していない場合には、次のような動作を繰り返す。まず、トナー量検知センサ55によってトナー貯蔵部51内のトナー有無を検知する(S19)。トナーを検知しない場合にはモータMを駆動させ、トナー有りを検知するまでトナー収容容器54からトナー貯蔵部51へとトナーを供給する(S20)。トナー有りを検知したならば、モータMを停止し(S21)、S15に戻る。
ここで、S15からS21までの1連の動作は、スクリュー53の1回転毎に行う。S19でトナーを検知しない場合には、スクリュー53の間欠動作の間隔が設定値(例えば2秒)よりも長くなってしまうが、S19でトナー有りを検知すれば、トナー収容容器54からのトナー補給動作がなく、スクリュー53の間欠動作を設定値通りに行える。なお、装置が備えているタイマ(カウンタ60aが備えていても良い)により、上述の所定の間隔の時間を計測する。
上述のようなスクリュー53の間欠動作を2秒間隔で10回行う動作を、第一充填とする。第一充填はトナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間の受渡し部のかさ密度を安定させるために、間欠動作の間隔を充分にとったものである。このとき、間欠動作を行うこと、及び、その間隔を充分にとっていることで、スクリュー53の単位時間あたりのトナー搬送量を、通常動作時よりも低下させている。
その後、回転回数のカウントが10回に達した場合、第二充填に入る。ここでも、スクリュー53を駆動して(S22)、カウンタ60aが回転回数Yをカウントする(S23)と共に、モータMがスクリュー53の1回転毎に回転を停止する(S24)。この一連の動きを所定の間隔と回数、例えば0.5秒間隔で35回行うが、35回に到達したか否かを判断し(S25)、35回に到達していない場合には、次のような動作を繰り返す。まず、トナー量検知センサ55によってトナー貯蔵部51内のトナー有無を検知する(S26)。トナーを検知しない場合にはモータMを駆動させ、トナー有りを検知するまでトナー収容容器54からトナー貯蔵部51へとトナーを供給する(S27)。トナー有りを検知したならば、モータMを停止し(S28)、S22に戻る。
このような第二充填の場合も、S22からS28までの1連の動作は、スクリュー53の1回転毎に行う。なお、S26でトナーを検知しない場合には、スクリュー53の間欠動作の間隔が設定値(例えば0.5秒)よりも長くなってしまう場合がある。但し、S26でトナー有りを検知すれば、トナー収容容器54からのトナー補給動作がなく、スクリュー53の間欠動作を設定値通りに行える。何れにしても、回転回数Yのカウントが35回に達した時にトナー充填モードを終了する。このように、充填モードにおいて、スクリュー53を間欠的に駆動させたときの単位時間当たりの駆動量が、充填モードの前半(第一充填)よりも後半(第二充填)の方が多くなるようにスクリュー53の間欠動作を制御するようにしている。また、充填モードの前半よりも後半の方が、スクリュー53の間欠動作時の停止時間が短くなるようにしている。
ここで、第二充填にて、間欠動作の間隔を第一充填よりも短くしたのは、トナー充填モードの総時間を短くするためである。充填モード等の画像形成装置設置時における準備動作は時間がかかる程、ユーザーを待たせることになり、好ましくない。充填モードを短く設定することは、ユーザビリティの向上にも繋がる。前述した通り、第一充填でトナー貯蔵部51とトナー搬送経路52の受け渡し部のかさ密度は安定している状態になっている。このため、第二充填では、トナー搬送経路52中にまだトナーが充填しきっていないが、受渡し部ではトナーが充填されているので、第一充填ほど搬送量を遅らせなくてもかさ密度が安定した状態でトナーを充填することができる。したがって、第二充填では、第一充填の場合程スクリュー53の動作間隔はいらず、間隔を短くできる。尚、本実施例では、トナー搬送経路52の最後までトナーを充填させるために、現像装置7にトナーを若干吐き出すようにスクリュー53の回転数を決定している。即ち、第1充填で充填されたトナーを若干現像装置7に吐き出している。この吐き出したトナー量は僅かであるので、現像装置内のトナー濃度変動は問題ない。
上述のように、本実施形態の場合には、トナー充填モードにおいて、単位時間あたりのトナー搬送量を低下させてトナー搬送経路52にトナーを充填することによって、トナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間の受け渡し部のかさ密度を安定させるられる。この結果、充填モード終了後からの現像装置7へのトナー供給量を安定させることができ、本体設置後からの現像器内のトナー濃度を安定させ、高画質化に寄与できる。また、充填モードにおける単位時間あたりのトナー搬送量を低下させた状態から、トナー搬送量を除々に増加させることで、充填モードに掛かる時間を短くし、ユーザビリティを向上させることができる。
なお、本実施形態の場合で、第二充填を省略し、第一充填のみによりトナー充填モードを行っても良い。また、第三、第四など、更に段階を増やしてスクリュー53によるトナーの搬送量を増大させるようにしても良い。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態について、図8を用いて説明する。本実施形態の場合、トナー供給装置50aのトナー搬送経路52が、設置状態で、トナー搬入部である搬入開口部52bがトナー供給部である排出開口部52cよりも下方に位置するように配置されている。このために、トナー搬送経路52を構成する搬送容器52a(上方搬送路)が水平方向に対して傾斜した状態で配置される。また、トナー貯蔵部51の排出開口部51cは、トナー貯蔵部51の下部側方に設けられ、トナー搬送経路52の搬入開口部52bに接続されている。また、スクリュー53は、搬送容器52a内に配置され、搬入開口部52bに送り込まれたトナーを斜め上方に搬送する。そして、排出開口部52cから現像装置7にトナーを供給する。
このような本実施形態の場合、トナー搬送経路52内でトナーを上方に搬送するため、トナー貯蔵部51とトナー搬送経路52との間のかさ密度が安定しにくく、上述の各実施形態の場合と比べて、より一層、かさ密度を安定させることが求められる。したがって、上述の各実施形態と同様に、トナー充填モードで、スクリュー53のの単位時間あたりのトナー搬送量を低下させる。その他の構造及び作用は、上述の各実施形態と同様である。
なお、上述の各実施形態では、トナーカートリッジ又はカートリッジを有する画像形成装置に本発明を適用した場合について説明した。しかし、本発明は、このような構造に限らず、種々の画像形成装置に適用可能である。また、本発明は、トナーとキャリアとを有する二成分現像剤を使用する構造であっても、トナーのみの一成分現像剤を使用する構造であっても適用可能である。
1・・・画像形成装置本体、3・・・感光ドラム(像担持体)、7・・・現像装置、7a・・・トナーカートリッジ(カートリッジ)、50、50a・・・トナー供給装置、51・・・トナー貯蔵部、52・・・トナー搬送経路、52b・・・搬入開口部(トナー搬入部)、52c・・・排出開口部(トナー供給部)、53・・・スクリュー(トナー搬送部材)、54・・・トナー収容容器、55・・・トナー量検知センサ、56・・・回転検知センサ(回転検知手段)、57・・・CPU(制御部

Claims (5)

  1. トナーを貯蔵するトナー貯蔵部と
    該トナー貯蔵部から搬送されたトナーを搬送するトナー搬送経路と
    該トナー搬送経路内のトナーを搬送するトナー搬送部材と、
    前記トナー搬送経路から搬送されたトナーを用いて現像する現像装置と、
    画像形成前の準備期間において、前記トナー搬送部材を間欠的に駆動させることで、前記トナー搬送経路内にトナーを充填させる充填モードを実行可能な制御部と、を備え、記録材にトナー画像を形成する画像形成装置において、
    前記制御部は、前記充填モードにおいて、前記トナー搬送部材を間欠的に駆動させたときの単位時間当たりの駆動量が、前記充填モードの前半よりも後半の方が多くなるように前記トナー搬送部材の間欠動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記充填モードの前半よりも後半の方が、前記トナー搬送部材の間欠動作時の停止時間が短くなるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. トナーを貯蔵するトナー貯蔵部と、
    該トナー貯蔵部から搬送されたトナーを搬送するトナー搬送経路と、
    該トナー搬送経路内のトナーを搬送するトナー搬送部材と、
    前記トナー搬送経路から搬送されたトナーを用いて現像する現像装置と、
    画像形成前の準備期間において、前記トナー搬送部材の駆動速度が画像形成時よりも低くなるように駆動させて、前記トナー搬送経路内にトナーを充填させる充填モードを実行可能な制御部と、を備え、記録材にトナー画像を形成する画像形成装置において、
    前記制御部は、前記充填モードにおいて、前記トナー搬送部材を駆動させたときの前記トナー搬送部材の単位時間当たりの駆動量が前記充填モードの前半よりも後半の方が多くなるように前記トナー搬送部材の速度を制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記トナー搬送経路は、前記トナー貯蔵部の側方に接続され、重力方向上方に向かってトナーを搬送する上方搬送路を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記充填モードを実行するための信号を入力するための操作部を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置。
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