JP5625651B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に貯蔵室と冷却手段との間を冷気が循環する冷蔵庫に関するものである。
近年、さまざまな地域のさまざまな食材が冷蔵庫に保存されることから、冷蔵庫庫内に保存される食品から発生する臭気の脱臭や庫内除菌のニーズは非常に高く、冷蔵庫庫内の除菌・脱臭を目的として、各種手法を用いた除菌・脱臭装置の開発がさかんである。
従来の除菌装置は、フィルターを風路中に配置し、フィルターを通過する空気中の除菌・脱臭を行う除菌装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、従来の光触媒を用いた除菌装置としては、酸化チタンを担持させたフィルター状の部材に紫外線を照射し、光触媒反応を用いて冷蔵庫の有機物質などを酸化、分解して除菌・脱臭を行うものなど複数の方法が存在している。
以下、図面を参照しながら上記従来の除菌装置について説明する。
図9は、冷蔵室戻り空気吸込部に除菌装置を装着した従来の冷蔵庫の部分縦断面図である。
図9に示す除菌装置は、除菌フィルター1、脱臭フィルター2、取付枠3から構成される。ここで除菌フィルター1は、珪素、アルミニウム、ナトリウム等の酸化物からなるゼオライトに銀を配合したものをハニカム状に成型したもので、通風抵抗の関係でセル数100〜250個/平方インチ、開口率70〜80%、厚さ8mm程度のものを用いている。
脱臭フィルター2は、マンガン酸化物と珪素やアルミニウムの酸化物と混連しハニカム状に成型したものであるが、この場合セル数や開口率も前記除菌フィルターとほぼ同じ場合が多い。これら除菌フィルター1と脱臭フィルター2は取付枠3で一体に固定されている。
図7において、冷蔵庫の最上部に冷凍室5、その下方に冷蔵室6が配設され、冷凍室5および冷蔵室6の背面に冷却器11が配置されている。また、冷凍室5と冷蔵室6との間の断熱部8には冷気通路9が配設され、冷気通路9には吸込部7側に除菌フィルター1と除菌フィルター1の奥側に脱臭フィルター2とが一体に具備されている。
以上のように構成された冷蔵庫について以下にその動作を説明する。
冷却器11で生成された冷気は一部が冷凍室5に流れ、一部が下方の冷蔵室6やその他の貯蔵室に流れる。各部を循環した冷気は、戻り空気の吸込部7から冷気通路9を経て、冷却器11に向かう。この時の冷気通路9における風速は0.5m/sec程度である。
冷気通路9を通る冷機は、除菌装置より除菌および脱臭が行われる。具体的には、まず除菌フィルター1にて塵、埃とともに細菌やかびの胞子が捕捉され、脱臭フィルター2にて有臭成分の化学変化を進められ脱臭が行われる。
以上のように、脱臭と除菌用フィルターを組み合わせることで小型化を図り、当該除菌
・脱臭フィルターを冷気通路内に設けることで、冷蔵庫内全体の雰囲気に対し効率よく除菌・脱臭が行える。従って、雑菌および悪臭のないクリーンな冷蔵庫を実現できることとなる。
特開平5−157444号公報
しかしながら、上記従来の構成では、冷蔵室の冷気の風路の上流側に脱臭手段を設置しているため、触媒を通過する冷気には効果があっても、触媒を通過しない冷蔵室内の空気に直接の脱臭効果はないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、複数の貯蔵室内の空気と循環している冷気の両方を効率的に除菌・脱臭することができる冷蔵庫を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、断熱材で構成され、内部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、前記断熱箱体の開口部に開閉自在に取り付けられる扉体と、前記断熱箱体内の空気を冷却し冷気を生成する冷却手段と、前記貯蔵室と前記冷却手段との間で前記冷気を冷却ファンにより循環させる冷気循環経路とを有し、前記貯蔵室である野菜室の吸い込み風路内のミスト噴霧専用区画にOHラジカルを含んだミストを噴霧する霧化装置を備え、前記貯蔵室である冷蔵室の下流側の冷気循環経路内に触媒型脱臭装置を備えたものである。
これによって、除菌・脱臭効果のあるOHラジカルを含んだミストが貯蔵室中に拡散され、直接貯蔵室内の空間を除菌・脱臭し、さらに、OHラジカルを含んだミストが脱臭効果のある触媒に接触することで触媒の効果を高め、貯蔵室内の空気と循環している冷気の両方を効率的に除菌・脱臭することができる。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室内の空気と循環している冷気の両方を効率的に除菌・脱臭することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫貯蔵室の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫貯蔵室の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷気の循環風路の概略図 本発明の実施の形態1における脱臭装置の脱臭性能を示した図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫貯蔵室の縦断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の冷気の循環風路の概略図 図5のA部の拡大図 本発明の実施の形態2における脱臭装置の脱臭力の官能評価結果を示した図 従来の冷蔵庫貯蔵室の縦断面図
第1の発明は、断熱材で構成され、内部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、前記断熱箱体の開口部に開閉自在に取り付けられる扉体と、前記断熱箱体内の空気を冷却し冷気を生成する冷却手段と、前記貯蔵室と前記冷却手段との間で前記冷気を冷却ファンにより循環させる冷気循環経路とを有し、前記貯蔵室である野菜室の吸い込み風路内のミスト噴霧専用区画にOHラジカルを含んだミストを噴霧する霧化装置を備え、前記貯蔵室である冷蔵室の下流側の冷気循環経路内に触媒型脱臭装置を備えたものである。
これによって、除菌・脱臭効果のあるOHラジカルを含んだミストが貯蔵室中に拡散され、直接空間内を除菌・脱臭し、さらに、OHラジカルを含んだミストが脱臭効果のある触媒に接触することで触媒の効果を高め、貯蔵室内の空気と循環している冷気の両方を効率的に除菌・脱臭することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記触媒型脱臭装置は、ハニカム状活性炭で形成する脱臭フィルターであることを特徴としたものである。
これによって、ハニカム状の触媒内に、におい成分を含んだ冷気とOHラジカルを含んだミストを多量に効率よく通過させることができ、さらに、OHラジカルを含んだミストがマンガン系からなる触媒に多量に接触することで、触媒に吸着したにおい成分をOHラジカルにより分解されるため、触媒の効果を長期的に保ち、効率的に脱臭・除菌することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した形態と同一形成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図であり、図2は実施の形態1における冷蔵庫貯蔵室の縦断面図であり、図3は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷気の循環風路の概略図であり、図4は本発明の実施の形態1における本発明の実施の形態1における脱臭装置の脱臭性能を示した図である。
図1に示すように、実施の形態1の冷蔵庫100は、観音開き式の扉体である扉を備える冷蔵庫であり、断熱箱体である断熱箱体101内に複数に区画された貯蔵室を備えている。
冷蔵庫100の区画は、その機能(冷却温度)によって冷蔵室102、製氷室105、製氷室105に併設され庫内の温度が変更できる切替室106、野菜室104、および冷凍室103等と称される。
冷蔵室102の前面開口部には、例えばウレタンのような発砲断熱材を発砲充填した回転式の断熱扉107が設けられている。
また、製氷室105、切替室106、野菜室104、および冷凍室103にはそれぞれ引出の前板となる断熱板108が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫貯蔵室の縦断面図であり、図1におけるA−Aで切断した状態を示している。
図2において、冷蔵庫100は、本体である断熱箱体101が、外箱と内箱の間に例えば硬質発砲ウレタンなどの断熱材を充填して形成される箱体である。この断熱箱体101は、周囲から断熱箱体101内部を断熱している。
冷蔵室102は、冷蔵保存のために凍らない温度に維持された貯蔵室である。具体的な温度の下限としては、通常1℃〜5℃で設定されている。
また、冷蔵室102内には、第1の脱臭装置として除菌脱臭などの効果があるOHラジカルを含んだミストを噴霧する霧化装置200が設置されており、冷蔵室102に吐出される冷気中にミストが拡散し、これにより、冷蔵庫100内を循環する冷気が除菌および脱臭されることとなる。また、冷蔵室102の冷気が野菜室104にも循環するため、野菜室104内を循環する冷気も除菌および脱臭されることとなる。
また、冷蔵室102内の下流側のダクトである戻りダクト129bに、触媒を保持した触媒型脱臭装置135が設置されている。冷蔵室102は、食材等の保存のために使用されるため、食材等のにおい成分を含む冷蔵室102の冷気が、触媒型脱臭装置135を通過することで、冷気のにおい成分が触媒に吸着し、冷蔵室102から下流側に流れる冷気が脱臭されることとなる。また、触媒型脱臭装置135を通過する冷気にも、除菌脱臭などの効果があるOHラジカルを含んだミストを含むため、ミストが触媒に接触し、さらに脱臭効率を向上させることとなる。
野菜室104は、冷蔵室102と同等もしくは若干高い温度設定となされる貯蔵室である。具体的には2℃〜7℃で設定される。なお、低温にするほど葉野菜の鮮度を長期間維
持することが可能である。
冷凍室103は、冷凍温度帯に設定される貯蔵室である。具体的には、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
切替室106は、冷蔵庫100に取り付けられた操作盤(図示せず)により、用途に応じ冷蔵温度帯から冷凍温度帯まで切り替えることができる。また、冷凍専用で食品を急速に冷凍させるための貯蔵室の場合もある。
製氷室105は、切替室の奥にあり、冷蔵室102内部に設けられた製氷機(図示せず)で作られた氷を保存する貯蔵室である。なお、冷蔵室102内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、室内下部に配置した貯氷容器(図示せず)に貯蔵しておくスペースであり、上段冷凍室122に並設された間口の小さい独立扉を備えた貯蔵室であり、引き出し式の扉を備えることが多い。
断熱箱体101の天面部は、冷蔵庫100の背面方向に向かって階段状となるように凹部113が形成され、第1の天面部111と、第2の天面部112とを備えている。この階段状の凹部113は、圧縮機114、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の他、冷凍サイクルの高圧側の構成部品が収納されている。
すなわち、圧縮機114が配設される凹部113は、冷蔵室102内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。したがって、従来一般的であった断熱箱体101の最下部の貯蔵室後方領域に圧縮機114は配置されない。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体101の最下部の貯蔵室の後方領域に機械室を設けて圧縮機を配置するタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。
冷凍室103の背面には、冷却室115が設けられている。冷却室115は、仕切壁としての断熱性を有する第一の仕切り116で冷凍室から仕切られている。また、冷凍室103と野菜室104の間には、断熱仕切壁としての断熱性を有する第二の仕切り117が配設されている。
第一の仕切り116および第二の仕切り117は、断熱箱体101の発砲後組み立てられる部品であるため、通常断熱材として発砲ポリスチレンが使われるが、断熱性能や剛性を向上させるために硬質発砲ウレタンを用いてもよく、さらには高断熱性の真空断熱を挿入して、仕切り構造のさらなる薄型化を図ってもよい。
また、並列に配置された製氷室105と切替室106の天面部である第三の仕切り118と底面部の第四の仕切り119は断熱箱体101と同じ発砲断熱材で一体成形されている。
冷却室115は、冷却手段としての蒸発器120を備えている。また、冷却室115は、冷凍室103の後方面に縦長に配設されている。
蒸発器120の上部空間にはファンである冷却ファン121が配置されている。冷却ファン121は、蒸発器120で冷却された冷気を送風し、各貯蔵室に強制的に冷気を対流させるものである。
冷蔵庫100の内部には、冷気が強制的に循環する循環経路が形成されている。具体的には、蒸発器120で冷却された冷気は、冷却ファン121により強制的に送風状態となり、各貯蔵室と断熱箱体101との間に設けられるダクトを通り各室に運ばれ、各室にて熱交換され吸引ダクトを通り蒸発器120に戻される。
なお、当該冷気の循環は、冷却ファン121一つで行われている。
以下に、冷蔵庫100における冷気の循環経路の概要を説明する。
蒸発器120で冷却された冷気は、冷蔵室102に送風される。ただし、蒸発器120で冷却される冷気は、冷凍室103に十分対応できる温度にまで冷却されている。従って、冷気の全量が冷蔵室102に送風されると冷蔵室102が低温になりすぎる。そこで、冷蔵室102室を含む冷気の循環経路には、冷気の挿通を制御することができるダンパとしてのツインダンパが設けられている。
つまり、蒸発器120で冷却された冷気はツインダンパ128により挿通が制御されており、常に冷蔵室102、野菜室104経路を循環しているわけではない。また、冷蔵庫100全体が十分に冷えているときは、冷却ファン121の回転が停止し、冷気の循環も停止する。この際、冷却サイクル、つまり圧縮機114も停止する。
以下、図2および図3に示した冷蔵室102を循環する冷気の流れを説明する。
蒸発器120で冷却された冷気は、必要に応じ冷気循環経路やダクトと称される冷蔵室用吐出ダクト129aを通り、冷蔵室102上部で開口する吐出口130を経て冷蔵室102に吐出される。なお、吐出口130から吐出された冷気は冷蔵室102内の冷気風路における上流部に備えられた第1の脱臭装置である霧化装置200から排出されたミストと合わさり、冷蔵室102全体に拡散される。
冷蔵室102を通過したミストを含む冷気は、冷蔵室102下部で開口する回収口131に吸い込まれる。次に、回収口131に吸い込まれたミストを含む冷気は、冷蔵室102内の下流側のダクトである戻りダクト129b内に備えられた第2の脱臭装置である触媒型脱臭装置135を通過し、さらに野菜室104に吐出され、ミストが野菜室全体に拡散される。最後に、野菜室104を通過したミストを含んだ冷気は、再び蒸発器120に戻る。
霧化装置200より噴霧されたミストは、コロナ放電によって霧化された微細なナノレベルもしくはピコレベルの粒子ものである。さらに、ミストは、OHラジカルやオゾンなどを保持してマイナスに帯電しており、プラスに帯電した庫内壁や貯蔵室に保存する食品や野菜等に付着し、カビ菌・大腸菌、抗ウイルス等に対しての殺菌、抗菌、除菌などに効果がある他、酸化分解による農薬除去や抗酸化によるビタミンなどの栄養素の増加を野菜に促す。
また、微細ミストと共に、ミスト発生時に同時に発生するOHラジカルやオゾンにより、貯蔵室の脱臭、有害物質除去、防汚などの効果がある。
したがって、霧化装置より噴霧されたミストが浮遊する貯蔵室である、冷蔵室102、野菜室104、それをつなぐ風路内で、上記の効果を発揮することができる。
このように、第1の脱臭装置はOHラジカルを内包したミストによる拡散式の脱臭装置である。OHラジカルそのものは寿命が数秒と大変短いが、ミストによって周囲を囲まれ
ることで、6〜10分といったミストの消滅と同時にOHラジカルが放出されることで寿命を大幅に長くすることができ、貯蔵室内全体にミストが行き渡った後、ミストが消滅するので、貯蔵室内の各箇所でOHラジカルによる脱臭効果を発揮させることができる。
本実施の形態のように、第1の脱臭装置は脱臭効果の高い物質を拡散させることで脱臭を行う拡散式の脱臭装置であるのに対し、第2の脱臭装置は異なる脱臭方式であって、通過した冷気を触媒によって脱臭する触媒型脱臭装置とした。
このように、第1の脱臭装置と第2の脱臭装置を異なる方式の脱臭装置とすることで異なる臭気を脱臭できる。
さらに、本実施の形態のように、貯蔵室内の風路における上流側に拡散式の脱臭装置を配置し、下流側に触媒型脱臭装置を備えることで、拡散式の脱臭装置によって拡散された脱臭効果の高い物質(本実施の形態ではOHラジカルを内包したミスト)によって、触媒型脱臭装置そのものの脱臭も行うことができ、触媒型脱臭装置で吸着した臭気をさらにOHラジカルによって消臭することができるので、二重の脱臭装置を備えることによる相乗効果を発揮することが可能となる。冷蔵室102冷蔵室102
なお、本実施の形態では、脱臭装置としてミストを噴霧する霧化装置を備えたものとしたが、本実施の形態と同じ静電霧化装置を備えたもので冷却ピン534を備えずに放電した場合には、静電霧化装置は液体であるミストは噴霧せず、気体であるオゾンおよびマイナスイオンを発生させることができる脱臭装置となる。
ただし、これらのオゾンおよびマイナスイオンでの脱臭装置は、空気脱臭であり、本実施の形態のようなOHラジカルをミストで内包するような微細な液体による脱臭ではないため、壁面や食品への付着力は非常に弱く、また放出される物質が気体であるが故に耐久時間すなわち寿命も短いので、比較的小さな空間を集中的に脱臭することに向いた気体脱臭装置といえる。
また、ミストを噴霧せずオゾン発生装置もしくはマイナスイオン発生装置として静電霧化装置を利用する場合には、オゾン発生装置の別形態の装置として置き換えて設置することが可能である。その場合には、冷却ピンを必要とせず、もちろん冷却ピンを冷却する必要もないので、抗菌装置としての静電霧化装置は庫内の任意の箇所に取り付けることが可能であることはいうまでもなく、また冷却ピンを備えた場合であっても、冷却ピンを霧化電極として利用するのではなく霧化装置の位置決めとして利用するのも有効であり、この場合には適切な任意の庫内壁に取り付けることが可能となり、断熱壁に取り付ける場合のガタがすくなく高い精度で庫内壁に取り付けることが可能となり、ミストを噴霧する冷蔵庫と同じ霧化装置を共用することが可能となる。
次に、本発明の冷蔵庫の特徴的な構成部である第1の脱臭装置としての触媒を保持した触媒型脱臭装置135と霧化装置である静電霧化装置200の作用・効果について説明する。
冷蔵室に貯蔵される食品から発生されるにおいとしては、メチルメルカプタン等の硫黄系、トリメチルアミン、ジメチルスルフィド、ジメチルジスルフィドなどの窒素系が主流であり、触媒は、これらのにおいを吸着脱臭することができる。
触媒を保持した触媒型脱臭装置135は、最も温度が高い貯蔵室である冷蔵室の下流側に設置されており、冷蔵室にある貯蔵物から発生される多量のにおいを発生源に近いところで吸着し、冷気を脱臭することができる。そのため、冷蔵室で発生した多量のにおいが、冷気と共に、他の貯蔵室に循環することを防ぐことができる。
一方、静電霧化装置200から噴霧されるミストは、酸化力が強いOHラジカルやオゾンを含んでおり、ミスト単独でもにおい成分を分解することができる。そのため、冷気と共に貯蔵室の空間内に拡散したミストがにおい成分に直接酸化分解をすることで、貯蔵室の空間を直接、分解脱臭することができる。
また、臭気的には、家庭用冷蔵庫においてはオゾン濃度が30ppb以上では、人がオゾン臭を感じることで不快感を受けるため、オゾン濃度を30ppb以下に制御する必要がある。一方、オゾンと同時に発生するラジカル量は10〜50μmol/Lとなるようミスト量を制御されている。
また、静電霧化装置200によるミスト噴霧の際に発生したオゾンは、オゾンが空気より重いという特性から、下方側に移動するため、冷蔵室の上下方向における中心線よりも下側に備えられた触媒型脱臭装置135へと効果的に流れるので、オゾンによって臭気物質を吸着した触媒型脱臭装置135の脱臭が継続的に行われるので、触媒型脱臭装置135は常にリフレッシュされた状態を保つことができ、脱臭能力の低下を抑制することができる。
図4は、本発明の実施の形態1における触媒とOHラジカルを含むミストの脱臭性能を示した図である。
試験条件は、BOX容量を約400L、BOX内温度約20℃と設定したうえで、触媒を保持した触媒型脱臭装置135を設置した冷蔵庫用ダクトと静電霧化装置200をBOX内に設置した(ミスト+触媒)。代表臭気であるジメチルジスルフィド(以下、DMDS)を初期濃度10ppmになるようにBOX内に入れて、ダクト内に風速約0.6m/sの風量を流して、所定時間あたりのDMDS濃度をGSMSにより測定し、DMDS残存率を算出した。尚、対照としては、触媒と静電霧化装置200を除いたもの(ブランク)、また触媒を保持した触媒型脱臭装置135だけ設置したもの(触媒のみ)、静電霧化装置200のみ設置したもの(ミストのみ)で同一試験を行った。
図4に示すように、ブランク、触媒のみ、ミストのみに対して、触媒+ミストのDMDS残存率が最も低く脱臭性能がよく、触媒単独や、ミスト単独よりも、触媒とミストを組み合わせることで、脱臭性能を向上させることが出来ることが確認できた。
また、脱臭触媒には、ナノイーと同時に使用することで相乗効果のあった金属酸化物を有する触媒を採用するのが望ましい。これは、ナノイーと同時に発生するオゾンが触媒表面上の金属酸化物と接触することで、活性が大きいラジカルを生成し、このラジカルが脱臭触媒に吸着されているあるいは近傍にある臭い成分に作用したと考えられ、脱臭触媒とナノイーを各々で用いた場合より脱臭性能を向上させることができた。
このように、触媒は金属酸化物が望ましい。本実施の形態ではマンガン系触媒からなるハニカム状活性炭で形成する脱臭フィルターとしたが、より具体的にはMn−Cu系複合酸化物(二酸化マンガン(MnO)、酸化銅(CuO))としたが、金属として白金、銀、パラジウム、および金属酸化物である酸化チタンでも同様の効果が期待できる。
これらの金属酸化物を、OHラジカルを含んだミストがハニカム状の触媒ににおい成分を含んだ冷気とOHラジカルやオゾンを含んだミストを多量に通過させることができる。
なお、本実施の形態においては、ハニカム状の形状としたが、例えば風路内の壁面に貼付けできるようなシート状の触媒とすることも可能であり、この場合は風路内の冷気との
接触面積が減ることで脱臭性能は低下するが、冷気の風路抵抗が低減するので、省エネルギーを重視する場合には、有効な方法である。
なお、形状としては、上記以外にも繊維状といった保持方法でもよく、本発明の目的に反するものでない場合には適用可能とする。
また、吸着剤として、本実施の形態では活性炭を用いたが、Na型疎水性ゼオライト(SiO、Al)でも同様の効果が期待できる。
また、触媒は本来吸着量に限界があるが、OHラジカルを含んだミストがマンガン系からなる触媒に多量に接触することで、OHラジカルの作用により触媒に吸着したにおい成分を酸化・分解・除去することができるため、触媒の寿命を延長することができることで脱臭効果を長期的に保ち、より効率的に脱臭・除菌することができる。
以上のように、本実施の形態では、除菌・脱臭効果のあるOHラジカルを含んだミストが貯蔵室中に拡散され、直接空間内を直接分解脱臭し、さらに、OHラジカルを含んだミストが脱臭効果のある触媒に接触することで触媒に吸着したにおい成分を吸着することで脱臭効果を高め、貯蔵室内の空気と循環している冷気の両方を効率的に除菌・脱臭することができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における冷蔵庫貯蔵室の縦断面図であり、図6は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の冷気の循環風路の概略図であり、図7は図4のA部の拡大図であり、図8は本発明の実施の形態2における脱臭装置の脱臭力の官能評価結果を示した図である。
本実施の形態においては、実施の形態1と同様の構成については、同符号を付与して説明を省略し、また実施の形態1と共通する技術思想および構成や作用効果については逐一述べないが、本実施の形態に適用して不合理が生じる事項でない限り、同様の内容が含まれているとするものである。
ミストを発生する霧化装置である霧化装置200が、野菜室104の上部に設置されているミスト噴霧専用区画140内に設置されており、静電霧化装置200から発生したOHラジカルを含んだミストは、ミスト噴霧専用区画140に高濃度の状態で蓄えられる構成となっている。ミスト噴霧専用区画140は、冷蔵庫100内に設けられた空間だが、食品を保存することはできない構造であり、静電霧化装置200から供給されたミストのみを溜める構造となっている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
第1の脱臭装置である静電霧化装置200は、ミスト噴霧専用区画140に高濃度のミストを常時蓄えるように制御されているため、ミスト噴霧専用区画140には高濃度のミストが蓄えられている。このため、野菜室104を冷却した冷気が、ミスト噴霧専用区画140を通過する際は、蓄えられた高濃度のミストと同時に冷却室115へ戻ることになるが、冷却室115内の空間はミスト噴霧専用区画140よりも大きいため、ミストは薄まった状態となる。さらに、冷却サイクルにより、蒸発器120で冷却された冷気が冷却ファン121にて各貯蔵室へ再び循環する際には、薄まったミストも同時に冷蔵室102、切替室106、製氷室105、野菜室104、冷凍室103へ循環することになる。
以下、図5および図6に示した冷蔵室102を循環する冷気の流れを説明する。
蒸発器120で冷却された冷気は、必要に応じ冷気循環経路やダクトと称される冷蔵室用吐出ダクト129aを通り、冷蔵室102上部で開口する吐出口130を経て冷蔵室102に吐出される。
野菜室104内に備えられた第1の脱臭装置である霧化装置200から発生されたミストは冷気の流れに乗って野菜室104から冷気循環経路に吐出され、冷却室115を経て冷蔵室用吐出ダクト129aを通ることで循環する冷気と共に、冷蔵室102全体に拡散される。
このように、本実施の形態においては、冷蔵室102より上流側の空間であるミスト噴霧専用区画140内に第1の脱臭装置を備えている。
冷蔵室102を通過したミストを含む冷気は、冷蔵室102下部で開口する回収口131に吸い込まれる。次に、回収口131に吸い込まれたミストを含む冷気は、冷蔵室102の下流側の冷気循環経路である戻りダクト129bに備えられた第2の脱臭装置である触媒型脱臭装置135を通過し、さらに野菜室104に吐出され、ミストが野菜室全体に拡散される。最後に、野菜室104を通過したミストを含んだ冷気は、再び蒸発器120に戻る。
これらの脱臭装置による脱臭効果については、実施の形態1と同様であるので、詳細な説明を省略する。
図6は触媒とOHラジカルを含むミストの脱臭力の官能評価を示した図であり、冷蔵庫実機で、脱臭試験を実施した結果である。
冷蔵室に一般的に保存するにおいが強い食材である6食材(いわし、餃子、納豆、ポテトサラダ、たまねぎ、たくあん)を穴の開いた容器に入れて2日間冷蔵室内で保存し、食材を取り出して1日後の冷蔵室のガスを採取し、官能評価を実施した。
評価は、6段階臭気表示法により6名の臭気判定士により行った。0が無臭、1がやっとかすかに感じる、2が楽に感じる臭い、3が明らかに感じる臭い、4が強い臭い、5が耐えられないほど強く感じる臭いである。
結果は、臭気強度で、ブランク2.8に対して、触媒のみは1.6、触媒とナノイーでは1.0であり、触媒とナノイーにより冷蔵室内が脱臭できていることを確認することができた。
以上のように、本実施の形態2においては、野菜室吸い込み風路142a内にミスト噴霧専用区画140を蓄えることで、静電霧化装置200から発生したミストが効率よく冷凍サイクルにより冷却室へ吸い込まれ、そこから各貯蔵室へ拡散させることができるため、OHラジカルを含むミストによって各貯蔵室の庫内の空気のにおい成分を直接分解脱臭することができるようになった。
言い換えると、脱臭触媒を冷蔵室の下流側のダクトに配置することで、ナノイーは、脱臭触媒により消滅することなく冷蔵室内全体に拡散することができ、さらに、最も臭気が発生しやすい冷蔵室下流のダクトに脱臭触媒を設置していることで効率的ににおいを吸着・分解することができ、臭いを他の部屋に循環させにくい構成とした。
さらに、触媒を保持するハニカム形状の脱臭装置を冷気の流れに対して角度を有して接するように設置することで、冷気の接触面積を増加させた上で、通風抵抗を低減することができる。この場合の冷気に対する脱臭装置の角度θは鈍角であることが望ましい。
また、本実施の形態の構成における実験にて確認した結果によると、通風抵抗を低減するために110度以上、また脱臭性能を確保するために130度以下の範囲とすることが望ましいことをわかった。
さらに、OHラジカルを含むミストが、冷気を通じて触媒まで到達することができるため、OHラジカルを含んだミストが脱臭効果のある触媒に接触することで触媒の効果を高め、貯蔵室内の空気と循環している冷気の両方を効率的に除菌・脱臭することができる。
ここで、本実施の形態2においては、ミスト噴霧専用区画140を野菜室吸い込み風路142a内に設置したが、これに限定されるものでなく、野菜室吸い込み口(図示せず)付近に備えることでも同様の働きをするものである。
さらに、ミスト噴霧専用区画140は前記貯蔵室へ開口部を設けてあると、野菜室104へ直接ミストを供給することができるため、冷却室115や吐出風路130を経由する際にミストが消費されてしまうことを防ぐことができるため、より好ましい。
さらに、冷凍サイクルにより圧縮機114が稼動し、蒸発器120が冷却され冷却ファン121で冷気が循環しているときは、冷蔵庫の全室をミストを行き渡らせる必要があるため、ミスト噴霧装置から発生するミスト量を最大にすることが望ましい。ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画ミスト噴霧専用区画
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、貯蔵室内を除菌・脱臭することができるので、家庭用冷蔵庫のみならず、業務用冷蔵庫、食品保蔵庫、保冷車の用途にも適用できる。
100 冷蔵庫
101 断熱箱体
102 冷蔵室
103 冷凍室
104 野菜室
105 製氷室
106 切替室
107 断熱扉(扉体)
115 冷却室
120 蒸発器(冷却手段)
121 冷却ファン
128 ダンパ
129b 戻りダクト(冷気循環経路)
135 触媒型脱臭装置(第2の脱臭装置)
140 ミスト噴霧専用区画
200 静電霧化装置(第1の脱臭装置)

Claims (2)

  1. 断熱材で構成され、内部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、前記断熱箱体の開口部に開閉自在に取り付けられる扉体と、前記断熱箱体内の空気を冷却し冷気を生成する冷却手段と、前記貯蔵室と前記冷却手段との間で前記冷気を冷却ファンにより循環させる冷気循環経路とを有し、前記貯蔵室である野菜室の吸い込み風路内のミスト噴霧専用区画にOHラジカルを含んだミストを噴霧する霧化装置を備え、前記貯蔵室である冷蔵室の下流側の冷気循環経路内に触媒型脱臭装置を備えた冷蔵庫。
  2. 前記触媒型脱臭装置は、ハニカム状活性炭で形成する脱臭フィルターであることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
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