JP5622044B2 - 画像形成装置、及び計数管理制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、及び計数管理制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、及び計数管理制御プログラムに関する。
プリンタや複合機等の画像形成装置において、装置本体に着脱可能に装着されたトナーカートリッジから供給されて消費されるトナー使用量(あるいは、消費されずに残っているトナー残量)を装置本体内でカウントし、該カウント値をトナーカートリッジに設けた記憶媒体に書込むことにより、当該カートリッジに対応付けてトナー消費量(若しくは、トナー残量)を管理する構成が知られている。
かかる構成では、トナーカートリッジに書込んだ計数値(カウンタ)が大幅に巻き戻されたり、“0(零)”にクリアされたりするとカートリッジを使い回される危険性があり、対策として、アップまたはダウン専用のカウント領域を有する記憶媒体(あるいは、専用領域を設定可能な記憶媒体)を用いる構成も提案されている。
なお、記憶媒体を用いた情報管理の一例として、下記特許文献1には、既存情報が格納された第1の記憶領域(マスクROM)と、新たな情報として差異情報が格納される第2の記憶領域(フラッシュROM)とを備え、既存情報に不具合が生じた場合は、その部分を差異情報に基づき修正する技術が開示されている。
特開2003−241990号公報
アップまたはダウン専用領域を設けた(あるいは、専用領域を設定可能な)記憶媒体を採用した場合、装置本体内における制御上の補正動作等により、アップ領域にダウン値(ダウン領域の場合はアップ値)を書込もうとした場合、書込みエラーとなりエラー検出してしまう。
アップまたはダウン領域の設定を解除するという対処方法もあるが、その場合には、電気的な異常やユーザの故意な操作によってカウントが“0(零)”にクリアされることもある。
本発明は、アップまたはダウン専用領域にダウン値またはアップ値を書込もうとした時にエラー終了することなくトナーカウント値の管理を安定して行える画像形成装置、及び計数管理制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置の発明は、アップ値またはダウン値を専用に記憶する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に対応して設けられ、前記アップ値及びダウン値を記憶する第2の記憶領域を有する記憶媒体を保持するトナー供給手段と、計数対象として入力する信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と同じ方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値以上の時には、該入力信号の計数値から前記第2の記憶領域に記憶されている計数値を減算した値を前記第1の記憶領域に記憶されている計数値に加算して書込み、前記入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値より小さい時には、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値から減算した値を前記第2の記憶領域に書込み、前記入力信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と逆の方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値に加算した値を前記第2の記憶領域に書込む書込み制御手段と、前記第1の記憶領域に記憶された計数値と、前記第2の記憶領域に記憶された計数値とに基づいて実際のトナー計数値を展開処理する展開処理手段とを具備する。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記記憶媒体は、前記第2の記憶領域に記憶する計数値の最大値を記憶し、前記書込み制御手段は、前記入力信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と逆の方向に変化する値であり、該入力信号の計数値を前記第2の記憶媒体に記憶されている計数値に加算した値が前記最大値を超える場合、前記第2の記憶領域に記憶されている計数値を前記最大値に書き換える。
請求項3記載の計数管理制御プログラムの発明は、アップ値またはダウン値を専用に記憶する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に対応して設けられ、前記アップ値か前記ダウン値かを問わずに記憶する第2の記憶領域を有する記憶媒体を保持するトナー供給手段を着脱可能に装置本体内に装着し、前記トナー供給手段から供給されて画像形成に使用されるトナーの使用量を計数し、該計数値を前記記憶媒体に書込む処理をコンピュータで実現する画像形成装置に実装され、前記コンピュータを、計数対象として入力する信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と同じ方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値以上の時には、該入力信号の計数値から前記第2の記憶領域に記憶されている計数値を減算した値を前記第1の記憶領域に記憶されている計数値に加算して書込み、前記入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値より小さい時には、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値から減算した値を前記第2の記憶領域に書込み、前記入力信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と逆の方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値に加算した値を前記第2の記憶領域に書込む書込み制御手段、前記第1の記憶領域に記憶された計数値と、前記第2の記憶領域に記憶された計数値とに基づいて実際のトナー計数値を展開処理する展開処理手段として機能させる。
請求項1記載の画像形成装置の発明によれば、アップまたはダウン専用領域にダウン値またはアップ値を書込もうとした時にエラー終了することがなく、トナーカウント値の管理を安定して行える。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明において、意図的に大幅なダウン値あるいはアップ値の書込みが指令されてもカウント結果を設定された最大値の範囲内に抑え、“0”クリア等を防止できる。
請求項記載の計数管理制御プログラムの発明によれば、画像形成装置を、トナーカートリッジの記憶媒体のアップまたはダウン専用領域にダウン値またはアップ値を書込もうとした時にエラー終了しないように動作制御できる。
一実施の形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図。 画像形成装置におけるトナーカウント値書込み制御系の機能構成を示す図。 記憶媒体のトナー管理情報記憶領域の構成例を示す図。 実施例1に係るトナー計数管理制御動作を示すフローチャート。 実施例1に係るアップ/ダウンカウント処理の遷移を示す概念図。 実施例2に係るトナー計数管理制御動作を示すフローチャート。 実施例2に係るアップ/ダウンカウント処理の遷移を示す概念図。
図1は、本発明の一実施形態に係わる画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
この画像形成装置10は、複合機を前提としており、原稿の画像を読取り、電気的な画像信号(画像データ)に変換する読取部(スキャナ部)11、読取部11により原稿を読取走査して得られた画像データや、PC(パーソナル・コンピュータ)等の外部装置(この例では、PCで実現されるクライアント端末60)から入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理部12、画像データや動作プログラム等の各種情報を記憶する記憶部13、画像処理部12により画像処理された画像信号(印刷データ)に基づき電子写真プロセスを実行して記録媒体(記録用紙)に画像を形成(印刷)する画像形成部14、タッチパネル機能を有する大型ビットマップディスプレイ等から成る表示/操作部15、原稿読取(スキャン)、複写(コピー)、印刷(プリント)、ファクシミリ(FAX)通信等の各機能に係わる該当各部の動作制御等、装置全体の制御を行なう制御部16、外部装置との間の通信インタフェースを司る外部インタフェース(I/F)部17を備えて構成される。
画像形成装置10において、画像形成部14には、トナーカートリッジ30を着脱可能に保持する保持機構(不図示)が設けられ、ユーザは、該トナーカートリッジ30を上記保持機構により画像形成部14に装着して用いる。
画像形成部14がイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(ブラック:K)の各色の画像形成ユニット50Y,50M,50C,50Kで構成される場合には、該各色の画像形成ユニット50に対応して、それぞれ、Y,M,C,Kの色のトナーを装填するトナーカートリッジ30(30Y,30M,30C,30K)が装着される。
トナーカートリッジ30には、画像形成プロセス実行時に使用されてその都度減耗するトナーが装填されており、外周面の所定位置には、例えば、該トナーカートリッジ30のトナー消費量に相当するトナー計数値を記憶する記憶媒体40(図2参照)が設けられる。
トナーカートリッジ30を装置本体(画像形成部14)に装着すると、記憶媒体40と装置本体内の制御部16間が通信可能に接続される。
図2は、トナーカートリッジ30装着時のトナーカウント値書込み制御系の機能構成(要部構成)を示すブロック図である。
図2では、トナーカートリッジ30の装着時、記憶媒体40と制御部16間が接続端子で接続される構成を例示しているが、この他、RFID(Radio Frequency−Identification:電波方式認識)タグから成る無線ICタグを用いた非接続無線通信方式を採用しても良い。
ここで、記憶媒体40は、例えば、不揮発性メモリ(nonvolatile memory:NVM)から成り、当該トナーカートリッジ30を識別可能な種々の情報(固有の型番、製造シリアル番号、製造工場情報、適合機種情報等の情報)の他、当該トナーカートリッジ30に対応するトナーカウント値等のトナー管理情報が記憶される。
図3は、本実施形態に係る記憶媒体40(40a,40b)のトナー管理情報記憶領域の構成例を示す図である。
図3において、同図(a)に示す記憶媒体40aにおける上記トナーカウント値の記憶領域は、カウント値が順に増加するアップ値のみを専用に記憶するアップカウント専用領域(以下、アップ専用領域)41aと、該アップ専用領域41aに対応して設けられ、アップ値かダウン値かを問わずに記憶する(アップ値及びダウン値双方を記憶する)通常領域42aとを設けて構成される。
また、図3(b)に示す記憶媒体40bにおける上記トナーカウント値の記憶領域は、カウント値が順に減少するダウン値のみを専用に記憶するダウンカウント専用領域(以下、ダウン専用領域)41bと、該ダウン専用領域41bに対応して設けられ、アップ値かダウン値(カウント値が順に減少する)かを問わずに記憶する通常領域42bとを設けて構成される。
また、記憶媒体40a、及び記憶媒体40bには、それぞれ、通常領域42a、42bに対応して該通常領域42a、42bに記憶される計数値の最大値M(Ma、Mb)が各々設定(記憶)されている。
他方、装置本体内において、制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、主記憶手段としてのメモリであるROM(Read Oniy Memory)やRAM(Random Access Memory)等により構成され(RAM165以外は不図示)、CPUによって実現する制御機能部として印刷制御部161、計数処理部162、計数管理制御部163、展開処理部164が設けられる。
印刷制御部161は、例えば、クライアント端末60からの印刷指示に基づき該印刷指示された文書の印刷データを画像処理部12に生成させ、画像形成部14に当該印刷データに基づき電子写真プロセスを実行させて記録媒体(記録用紙)に該印刷データに対応する画像を形成(印刷)して出力させる。
計数処理部(トナーカウンタ)162は、電子写真プロセスの実行中、トナーカートリッジ30から供給されて消費されるトナー消費量(あるいは、該トナー消費量から換算されるトナー残量)等のトナー量を計数(カウント)処理し、該トナー量のカウント値を計数管理制御部163に出力する。
計数処理部(トナーカウンタ)162は、例えば、印刷制御部161から印刷データを取得してそのピクセル数をカウントするピクセルカウンタや、印刷制御部161から取得したトナー供給用の駆動モータの回転時間から計算されるトナーディスペンスカウント機能の構成により実現される。
計数管理制御部163は、計数処理部162からカウント対象として入力する信号(トナーカウント値)を取り込んでカウントし、該カウント値をトナーカートリッジ30の記憶媒体40(40aの場合と40bの場合とがある。)の専用領域Aまたは通常領域Bに書込む制御を行なう。
この書込み制御において、計数管理制御部163は、トナーカートリッジ30に設けられる記憶媒体40が図3(a)に示す記憶媒体40aである場合〔あるいは、図3(b)に示す記憶媒体40bである場合〕、カウント対象として入力する信号がアップ専用領域41a〔ダウン専用領域41b〕が専用に受付けるアップ値〔ダウン値〕の場合は、該アップ値〔ダウン値〕をカウントした値と通常領域42a〔42b〕に既に記憶されているカウント値との差分値を該通常領域42a〔42b〕に書込み、上記入力信号がアップ専用領域41a〔ダウン専用領域41b〕が専用に受付けるアップ値〔ダウン値〕とは逆に変化するダウン値(アップ値)の場合は、該入力するダウン値〔アップ値〕をカウントした値と通常領域42a〔42b〕に既に記憶されているカウント値との加算値を当該通常領域42a〔42b〕に書込むように制御する。
その際、計数管理制御部163は、通常領域42a〔42b〕に記憶するカウント値が予め設定されている最大値Ma〔Mb〕を超える場合には、当該最大値Ma〔Mb〕を記憶させる。
また、展開処理部164は、アップ専用領域41a〔ダウン専用領域41b〕に記憶されたカウント値と、対応する通常領域42a〔42b〕に記憶されたカウント値との差分値、あるいは加算値を実際のトナーカウント値として制御部16内のRAM165に展開する。
このRAM165に展開されたカウント値は、実際のトナー使用量(あるいは、トナー残量)として、例えば、操作/表示部15の表示パネル上に表示される。
なお、図2に示す制御系の構成(但し、トナーカートリッジ30に記憶媒体40aが設けられている場合)によれば、画像形成プロセスが正常に実行されている時、計数管理制御部163に対してアップ値(図中、符号R11で示す)が入力されて、そのカウント値がアップ専用領域41aに書込まれる動作が行なわれる。
しかしながら、状況によっては、操作/表示部15の指示操作により、意図的に“0”クリア等の大幅なダウンカウントの値(図中、符号R21で示す)〔トナーカートリッジ30に記憶媒体40bが設けられている場合には大幅なアップカウントの値(図中、符号R22で示す)〕が入力される場合にあり得る。
更には、制御上の補正動作等によって、通常の画像形成時とは異なる幅の値を持つダウンカウント指示〔あるいは、アップカウント指示〕が入力されることもある。
かかる状況も踏まえ、以下、本実施形態に係わる画像形成装置10の処理動作について実施例を挙げて詳細に説明する。
実施例1は、アップ専用領域41a、通常領域42aから構成される記憶媒体40a〔図3(a)参照〕を有するトナーカートリッジ30を装着し、計数管理制御部163に対してアップ専用領域41aが書込みを受付けないダウン値が入力される状況下での運用を想定している。
この運用形態は、例えば、トナー使用量をカウントアップしていってその値をトナーカートリッジ30の記憶媒体40aに書込むことで、トナーカートリッジ30に対応してそのトナー使用量を管理する場合に適用される。
図4は、本実施例に係る画像形成装置10のアップ専用領域使用時のトナー計数管理制御動作を示すフローチャートである。
なお、この処理を実行するに当たり、計数管理制御部163は、例えば、記憶媒体40aの上記アップ専用領域41aのアドレスに対応して予め設定されたフラグ(カウントアップ専用であることを示すフラグ)を読み取ることによって、事前にアップ専用領域41aと通常領域42aを分別認識できるものとする(実施例2においてダウン専用領域41bと通常領域42bを分別認識する場合も同じ)。
図4において、計数管理制御部163は、印字処理の実行中(ステップS101)、トナーカウンタ162からの入力(図2に符号R11で示す信号)、または操作/表示部15から入力(図2に符号R21で示す信号)、若しくはその他の要因に起因する入力を監視してカウント変化があったか否かをチェックする(ステップS102)。
ここでカウント変化ありと判定され(ステップS102YES)、次いでその変化がカウントアップであると判定されると(ステップS103YES)、該変化したアップカウント値(u)が通常領域42aに既に記憶されているカウント値〔B:初期値は“0(零)”〕以上かどうかをチェックする(ステップS104)。
ここで該アップカウント値(u)が通常領域42aのカウント値(B)以上であると判定されれば(ステップS104YES)、アップ専用領域41aのカウント値(A)にアップカウント値(u)から通常領域42aのカウント値(B)を減算した値(u−B)を加算してアップ専用領域41aのカウント値(A)を更新する一方、通常領域42aのカウント値(B)を“0”に更新する(ステップS105)。
上記ステップS105でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、アップ専用領域41aに記憶されているカウント値(A)から通常領域42aに記憶されているカウント値〔B=(0)〕を減算した値(A−B=A)を算出してRAM165に展開する(ステップS106)。このRAM165に展開された値によってトナー使用量が表示される。
また、上記アップカウント値(u)が通常領域42aのカウント値(B)より小さいと判定されれば(ステップS104NO)、アップ専用領域41aのカウント値(A)はそのままの値にし、通常領域42aについては、既に記憶されているカウント値(現在値)(B)から上記アップカウント値(u)を減算して該減算値(B−u)で通常領域42aのカウント値(B)を更新する(ステップS107)。
上記ステップS107でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、アップ専用領域41aに記憶されているカウント値(A)から通常領域42aに記憶されているカウント値〔B(≠0)〕を減算した値(A−B)を演算してRAM165に展開する(ステップS108)。このRAM165に展開された値によってトナー使用量が表示される。
一方、上記ステップS102でカウント変化ありと判定され(ステップS102YES)、次いでその変化がカウントアップではない(カウントダウンである)と判定されると(ステップS103NO)、通常領域42aのカウント値(B)に該ダウンカウント値(d)を加算した値(B+d)が通常領域42aに対応して設定された最大値(最大ダウン値:Ma)より大きいかどうかをチェックする(ステップS111)。
ここで通常領域42aのカウント値(B)に該ダウンカウント値(d)を加算した値(B+d)が通常領域42aに対応して設定された最大ダウン値(Ma)より大きいと判定されれば(ステップS111YES)、アップ専用領域41aのカウント値(A)はそのままにし、かつ、通常領域42aのカウント値(B)を最大ダウン値(Ma)に更新する(ステップS112)。
上記ステップS112でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、アップ専用領域42aのカウント値(A)から通常領域42aのカウント値(B=Ma)を減算した値(A−Ma)を演算してRAM165に展開する(ステップS113)。このRAM165に展開された値によってトナー使用量が表示される。
また、通常領域42aのカウント値(B)に該ダウンカウント値(d)を加算した値(B+d)が通常領域42aに対応して設定された最大ダウン値(Ma)以下であると判定されれば(ステップS111NO)、アップ専用領域41aのカウント値(A)はそのままにし、通常領域42aについては、通常領域42aに既に記憶されている値(現在値:B)に上記ダウンカウント値(d)を加算して該加算値(B+d)で通常領域42aのカウント値(B)を更新する(ステップS114)。
上記ステップS114でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、アップ専用領域42aのカウント値(A)から通常領域42aのカウント値(B)を減算した値(A−B)を演算してRAM165に展開する(ステップS115)。このRAM165に展開された値によってトナー使用量が表示される。
上記ステップS106、S108、S113及びS115の処理の後、次の印字命令があるか否かをチェックし(ステップS130)、次の印字命令があると判定される場合は(ステップS130NO)、上記ステップS101以降の処理を続行し、この間、次の印字命令がないと判定された場合は(ステップS130YES)、処理を終了する。
次に、本実施例の計数管理制御部163によるトナー計数管理制御の流れについて具体的な数値を例に挙げて説明する。
図5は、本実施例に係る、アップ専用領域使用時のアップ/ダウンカウント処理の遷移を示す概念図である。
図5において、図5(a)に示す如く、アップ専用領域A(41a)のカウント値が1000で通常領域B(42a)のカウント値が“0(零)”の時、100の値のアップカウント値が入力されると、図4のステップS104で「YES」と判定され、同S105でアップ専用領域Aについては、
A=A+(u−B)=1000+(100−0)=1100
がカウントされ、通常領域Bについては、B=“0”がカウントされる結果、図5(b)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=A=1100
となる。
また、アップ専用領域A、通常領域Bが図5(a)の状態の時、100の値のダウンカウント値が入力されると、図4のステップS111で「NO」と判定され、同S114でアップ専用領域Aについては、
A=A=1000
がカウントされ、通常領域Bについては、
B=B+d=0+100=100
がカウントされる結果、図5(c)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=(A−B)=1000−100=900
となる。
また、アップ専用領域A、通常領域Bが図5(c)に示す状態の時、300の値のアップカウント値が入力されると、図4のステップS104で「YES」と判定され、同S105でアップ専用領域Aについては、
A=A+(u−B)=1000+(300−100)=1200
がカウントされ、通常領域Bについては、B=“0”がカウントされる結果、図5(d)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=A=1200
となる。
アップ専用領域A、通常領域Bが同じく図5(c)に示す状態の時、80の値のアップカウント値が入力されると、図4のステップS104で「NO」と判定され、同S107でアップ専用領域Aについては、
A=A=1000
がカウントされ、通常領域Bについては、
B=B−b=100−80=20
がカウントされる結果、図5(e)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=(A−B)=1000−20=980
となる。
アップ専用領域A、通常領域Bが同じく図5(c)に示す状態の時、500の値のダウンカウント値が入力されると、図4のステップS111で「YES」と判定され、同S112でアップ専用領域Aについては、
A=A=1000
がカウントされ、通常領域Bについては、
B=Ma=200(B領域の最大値の設定値)
がカウントされる結果、図5(f)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=(A−B)=1000−200=800
となる。
本実施例を適用しない、例えば、アップ専用領域Aのみを有する記憶媒体に対して、ダウンカウント値が入力されると、アップカウント専用領域であると判定されてエラーが検出されることとなる。
これに対し、本実施例では、アップ専用領域A(41a)に対してダウン値を書込むケースにおいて通常領域B(42a)を使うことにより、例えば、図5(a)から図5(c)へのように遷移してエラー終了を回避する。
また、電気的な異常やユーザの故意によって、カウントが“0”クリアされてしまう危険性については、本実施例において、B領域に対応して最大値を設定することにより、ある値以上の加減算は規制し、大幅な異常値の書込みやカウンタの巻き戻し、0クリア等を回避できる。
例えば、通常領域Bに対応して最大値Ma=200と設定した場合には〔図5(a)参照〕、図5(c)に示す状態で500のダウンカウント値が入力された場合でも、図5(f)に示す状態へと遷移して大幅なカウンタ巻き戻しを回避できる。
実施例2は、ダウン専用領域41b、通常領域42bから構成される記憶媒体40b〔図3(b)参照〕を有するトナーカートリッジ30を装着し、計数管理制御部163に対してダウン専用領域41bが書込みを受付けないアップ値が入力される状況下での運用を想定している。
この運用形態は、例えば、トナーカートリッジ30のトナー総容量からトナー使用量をカウントダウンしていってその値をトナーカートリッジ30の記憶媒体40bに書込むことで、トナーカートリッジ30に対応してそのトナー残量を管理する場合に適用される。
図6は、本実施例に係る画像形成装置(便宜的に「10B」と呼称)のダウン専用領域使用時のトナー計数管理制御動作を示すフローチャートである。
図6において、計数管理制御部(便宜的に「163b」と呼称)は、印字処理の実行中(ステップS201)、トナーカウンタ162からの入力(図2に符号R12で示す信号)、または操作/表示部15から入力(図2に符号R22で示す信号)、若しくはその他の要因に起因する入力を監視してカウント変化があったか否かをチェックする(ステップS202)。
ここでカウント変化ありと判定され(ステップS202YES)、次いでその変化がカウントダウンであると判定されると(ステップS203YES)、該変化したダウンカウント値(d)が通常領域42bに既に記憶されているカウント値〔B:初期値は“0(零)”〕以上かどうかをチェックする(ステップS204)。
ここで該ダウンカウント値(d)が通常領域42bのカウント値(B)以上であると判定されれば(ステップS204YES)、ダウン専用領域41bのカウント値(A)からダウンカウント値(d)から通常領域42bのカウント値(B)を減算した値(d−B)を減算してダウン専用領域41bのカウント値(A)を更新する一方、通常領域42bのカウント値(B)を“0”に更新する(ステップS205)。
上記ステップS205でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、ダウン専用領域41bに記憶されているカウント値(A)に通常領域42bに記憶されているカウント値〔B=(0)〕を加算した値(A+B=A)を算出してRAM165に展開する(ステップS206)。このRAM165に展開された値によってトナー残量が表示される。
また、上記ダウンカウント値(d)が通常領域42bのカウント値(B)より小さいと判定されれば(ステップS204NO)、ダウン専用領域41bのカウント値(A)はそのままの値にし、通常領域42bについては、既に記憶されているカウント値(現在値)(B)から上記ダウンカウント値(d)を減算して該減算値(B−d)で通常領域42bのカウント値(B)を更新する(ステップS207)。
上記ステップS207でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、ダウン専用領域41bに記憶されているカウント値(A)に通常領域42bに記憶されているカウント値〔B(≠0)〕を加算した値(A+B)を演算してRAM165に展開する(ステップS208)。このRAM165に展開された値によってトナー残量が表示される。
一方、上記ステップS202でカウント変化ありと判定され(ステップS202YES)、次いでその変化がカウントダウンではない(カウントアップである)と判定されると(ステップS203NO)、通常領域42bのカウント値(B)に該アップカウント値(u)を加算した値(B+u)が通常領域42bに対応して設定された最大値(最大アップ値:Mb)より大きいかどうかをチェックする(ステップS211)。
ここで通常領域42bのカウント値(B)に該アップカウント値(u)を加算した値(B+u)が通常領域42bに対応して設定された最大アップ値(Mb)より大きいと判定されれば(ステップS211YES)、ダウン専用領域41bのカウント値(A)はそのままにし、かつ、通常領域42bのカウント値(B)を最大アップ値(Mb)に更新する(ステップS212)。
上記ステップS212でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、ダウン専用領域41bのカウント値(A)に通常領域42bのカウント値(B=Mb)を加算した値(A+Mb)を演算してRAM165に展開する(ステップS213)。このRAM165に展開された値によってトナー残量が表示される。
また、通常領域42bのカウント値(B)に該アップカウント値(u)を加算した値(B+u)が通常領域42bに対応して設定された最大アップ値(Mb)以下であると判定されれば(ステップS211NO)、ダウン専用領域41bのカウント値(A)はそのままにし、通常領域42bについては、通常領域42bに既に記憶されている値(現在値:B)に上記アップカウント値(u)を加算して該加算値(B+u)で通常領域42bのカウント値(B)を更新する(ステップS214)。
上記ステップS214でのカウント値保持状態において、展開処理部164は、ダウン専用領域41bのカウント値(A)に通常領域42bのカウント値(B)を加算した値(A+B)を演算してRAM165に展開する(ステップS215)。このRAM165に展開された値によってトナー残量が表示される。
上記ステップS206、S208、S213及びS215の処理の後、次の印字命令があるか否かをチェックし(ステップS230)、次の印字命令があると判定される場合は(ステップS230NO)、上記ステップS201以降の処理を続行し、この間、次の印字命令がないと判定された場合は(ステップS230YES)、処理を終了する。
次に、本実施例の計数管理制御部163bによるトナー計数管理制御の流れについて具体的な数値を例に挙げて説明する。
図7は、本実施例に係る、ダウン専用領域使用時のアップ/ダウンカウント処理の遷移を示す概念図である。
図7において、図7(a)に示す如く、ダウン専用領域A(41b)のカウント値が1000で通常領域B(42b)のカウント値が“0(零)”の時、100の値のアップカウント値が入力されると、図6のステップS211で「NO」と判定され、同S214でダウン専用領域Aについては、
A=A=1000
がカウントされる一方で、通常領域Bについては、
B=B+u=0+100=100
がカウントされる結果、図7(b)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=(A+B)=1000+100=1100
となる。
また、ダウン専用領域A、通常領域Bが図7(a)の状態の時、100の値のダウンカウント値が入力されると、図6のステップS204で「YES」と判定され、同S205でダウン専用領域Aについては、
A=A−(d−B)=1000−(100−0)=900
がカウントされ、通常領域Bについては、
B=B=0
がカウントされる結果、図7(c)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=A=900
となる。
また、ダウン専用領域A、通常領域Bが図7(b)の状態の時、300の値のダウンカウント値が入力されると、図6のステップS204で「YES」と判定され、同S205でダウン専用領域Aについては、
A=A−(d−B)=1000−(300−100)=800
がカウントされ、通常領域Bについては、
B=B=0
がカウントされる結果、図7(d)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=A=800
となる。
ダウン専用領域A、通常領域Bが同じく図7(b)の状態の時、80の値のダウンカウント値が入力されると、図6のステップS204で「NO」と判定され、同S207でダウン専用領域Aについては、
A=A=1000
がカウントされ、通常領域Bについては、
B=B−d=100−80=20
がカウントされる結果、図7(e)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=(A+B)=1000+20=1020
となる。
ダウン専用領域A、通常領域Bが同じく図7(b)の状態の時、500の値のアップカウント値が入力されると、図6のステップS211で「YES」と判定され、同S212でダウン専用領域Aについては、
A=A=1000
がカウントされ、通常領域Bについては、
B=Mb=200
がカウントされる結果、図7(f)に示す如くのカウント結果へと遷移する。
この時、展開処理部164によって展開される実際のカウント値(=R)は、
R=(A+B)=1000+200=1200
となる。
本実施例によれば、ダウン専用領域A(41b)に対してアップ値を書込むケースにおいても、通常領域B(42b)を使って、例えば、図7(a)から図7(b)へのように遷移してエラー終了を回避する。
また、通常領域Bに対応して最大値Mbを設定することにより、図7(c)に示す状態で500のアップカウント値が入力された場合でも、図7(f)に示す状態へと遷移して大幅なカウンタ巻き上げを回避できる。
本発明は、上記の、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記実施形態では、計数管理制御プログラムを、アップまたはダウン専用領域Aと、アップ、ダウンを問わない通常領域Bを有する記憶媒体40を保持するトナーカートリッジ30を装置本体内に着脱可能に装着し、トナーカートリッジ30からのトナーの使用量をカウントし、該カウント値を記憶媒体40に書込む処理をコンピュータで実現する画像形成装置10(10B)に実装し、該コンピュータを、入力信号が専用領域Aが専用とする方向と逆の方向に変化する値の場合は、該入力信号のカウント値を通常領域Bの現在カウント値と加算した値を通常領域Bに書込む制御手段(計数管理制御部163、163b)等として機能させる例を挙げているが、該計数管理制御プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納して提供するようにしても良い。
本発明は、トナーカートリッジのトナー使用量等のカウント値を該トナーカートリッジに設けた記憶媒体に書込む機能を有するプリンタや複合機等の画像形成装置、及びこれに実装する計数管理制御プログラムに適用できる。
10…画像形成装置、11…読取部、12…画像処理部、13…記憶部、14…画像形成部、15…表示/操作部、16…制御部、161…印刷制御部、162…計数処理部(トナーカウンタ)、163…計数管理制御部、164…展開処理部、165…RAM(Random Access Memory)、17…外部インタフェース(I/F)部、30…トナーカートリッジ、40,40a,40b…記憶媒体、41a…アップ専用領域、41b…ダウン専用領域、42a,42b…通常領域、50…画像形成ユニット、60…クライアント端末(PC:パーソナル・コンピュータ)

Claims (3)

  1. アップ値またはダウン値を専用に記憶する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に対応して設けられ、前記アップ値及びダウン値を記憶する第2の記憶領域を有する記憶媒体を保持するトナー供給手段と、
    計数対象として入力する信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と同じ方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値以上の時には、該入力信号の計数値から前記第2の記憶領域に記憶されている計数値を減算した値を前記第1の記憶領域に記憶されている計数値に加算して書込み、前記入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値より小さい時には、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値から減算した値を前記第2の記憶領域に書込み、前記入力信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と逆の方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値に加算した値を前記第2の記憶領域に書込む書込み制御手段と、
    前記第1の記憶領域に記憶された計数値と、前記第2の記憶領域に記憶された計数値とに基づいて実際のトナー計数値を展開処理する展開処理手段と
    を具備する画像形成装置。
  2. 前記記憶媒体は、
    前記第2の記憶領域に記憶する計数値の最大値を記憶し、
    前記書込み制御手段は、
    前記入力信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と逆の方向に変化する値であり、該入力信号の計数値を前記第2の記憶媒体に記憶されている計数値に加算した値が前記最大値を超える場合、前記第2の記憶領域に記憶されている計数値を前記最大値に書き換える
    請求項記載の画像形成装置。
  3. アップ値またはダウン値を専用に記憶する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に対応して設けられ、前記アップ値か前記ダウン値かを問わずに記憶する第2の記憶領域を有する記憶媒体を保持するトナー供給手段を着脱可能に装置本体内に装着し、前記トナー供給手段から供給されて画像形成に使用されるトナーの使用量を計数し、該計数値を前記記憶媒体に書込む処理をコンピュータで実現する画像形成装置に実装され、
    前記コンピュータを、
    計数対象として入力する信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と同じ方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値以上の時には、該入力信号の計数値から前記第2の記憶領域に記憶されている計数値を減算した値を前記第1の記憶領域に記憶されている計数値に加算して書込み、前記入力信号の計数値が前記第2の記憶領域に記憶されている計数値より小さい時には、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値から減算した値を前記第2の記憶領域に書込み、前記入力信号が前記第1の記憶領域が専用とする方向と逆の方向に変化する値の場合、該入力信号の計数値を前記第2の記憶領域に記憶されている計数値に加算した値を前記第2の記憶領域に書込む書込み制御手段、
    前記第1の記憶領域に記憶された計数値と、前記第2の記憶領域に記憶された計数値とに基づいて実際のトナー計数値を展開処理する展開処理手段
    として機能させる計数管理制御プログラム。
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