JP5622035B2 - エアーセルクッション - Google Patents

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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

本発明は、例えば車椅子の着座面に載置されて使用されるエアーセルクッションに関するものである。
この種のエアーセルクッションとして、シート状の上側ベース部材に一体に形成された複数のエアーセルと、上側ベース部材の下面に接着によって貼り合わせられたシート状の下側ベース部材とを備え、上側ベース部材と下側ベース部材との間に非接着部を設けることによって空気通路を形成するとともに、空気通路を介して各エアーセル内の空気量を調整するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このエアーセルクッションは、上側ベース部材と下側ベース部材とを貼り合わせる際に接着剤を塗らない部分を設けることにより、前記非接着部による空気通路を形成しているが、接着剤の塗布量等によっては非接着部にも接着剤が入り込む場合があるので、非接着部による空気通路を正確に形成することが難しい。
また、長期の使用により、前記非接着部による空気通路を起点として上側ベース部材と下側ベース部材との接着が部分的に剥がれ、空気通路の拡大や空気通路からの空気漏れが発生する場合があった。
一方、車椅子の着座面に載置されて使用されるエアーセルクッションとして、互いに着座面の前後方向及び幅方向に並ぶ複数のエアーセルと、着座面に沿って延設され、各エアーセルの下端側を支持する板状のベース部材と、ベース部材の下面に取付けられたエアーポンプと、ベース部材の下面側に配置され、エアーポンプからの空気を各エアーセルに供給するための複数の接続管とを備えたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特表平2006−500153号公報 特開2009−112463号公報
ところで、後者のエアーセルクッションでは、着座面幅方向に並設された複数列のエアーセルから成る第1のエアーセルグループと、着座面幅方向に並設された複数列のエアーセルから成る第2のエアーセルグループとが、着座面前後方向に交互に配置され、前記複数の接続管のうち一部の接続管は、第1のエアーセルグループのエアーセル同士を接続するために着座面幅方向に延びるように配置され、また、第2のエアーセルグループのエアーセル同士を接続するために着座面幅方向に延びるように配置されている。
一方、図14に示すように、車椅子の着座面210は左右のフレーム200の間に張られた布や革によって形成されているものが多く、この構造を有する場合、布や革が撓むことにより着座面の幅方向の中央が下方に向かって湾曲する。
このため、該着座面上に載置されたエアーセルクッションのベース部材も着座面幅方向の中央が下方に向かって湾曲することになるが、前述のようにエアーセル同士を接続する接続管が着座面幅方向に延びるようにベース部材の下面に配置されていると、該接続管がベース部材の湾曲の障害になる場合があり、該接続管が複数のプラスチックパイプ等を接続して形成されている場合は、該パイプの接続部分がベース部材の繰返しの湾曲によって外れる場合がある。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車椅子の着座面の下方への湾曲に好適に追随することのできるエアーセルクッションを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、所定の着座面に載置されて使用されるクッションにおいて、互いに着座面の前後方向及び幅方向に並ぶ複数のエアーセルと、各エアーセルの下端側を支持する板状のベース部材と、各エアーセルに空気を供給するためのエアーポンプと、ベース部材の下面側に配置され、エアーポンプからの空気を各エアーセルに供給する複数の接続管とを備え、それぞれ着座面幅方向にエアーセルが並設されて成る複数列のエアーセルによって第1エアーセルグループが構成され、それぞれ着座面幅方向にエアーセルが並設されて成る他の複数列のエアーセルによって第1エアーセルグループと着座面前後方向に交互に配置された第2エアーセルグループが構成され、第1エアーセルグループにおける各エアーセルの着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士をそれぞれ接続する第1エアーセルグループ用の複数の前後方向接続管が前後方向にのみ延びる接続管によって形成されるとともに、第2エアーセルグループにおける各エアーセルの着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士をそれぞれ接続する第2エアーセルグループ用の複数の前後方向接続管が前後方向にのみ延びる接続管によって形成され、前記第1エアーセルグループ用の各前後方向接続管と第2エアーセルグループ用の各前後方向接続管とが着座面の幅方向に交差していない。
このように、各エアーセルのうち複数列のエアーセルによって第1エアーセルグループが構成され、各エアーセルのうち他の複数列のエアーセルによって第1エアーセルグループと着座面前後方向に交互に配置された第2エアーセルグループが構成され、第1エアーセルグループにおける着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士がそれぞれ前後方向接続管によって接続され、第2エアーセルグループにおける着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士がそれぞれ前後方向接続管によって接続されている。このため、各エアーセルグループにおいて着座面幅方向に並設されたエアーセル同士が着座面幅方向に延びる幅方向接続管によって直接に接続されていないので、車椅子の着座面における幅方向中央の下方への湾曲に応じてベース部材の幅方向の中央が下方に向かって湾曲する際に、前記各前後方向接続管がベース部材の湾曲の障害にならず、前記各前後方向接続管が複数のプラスチックパイプ等を接続して形成されている場合でも、該パイプの接続部分のベース部材の繰返しの湾曲による外れが防止される。
また、第1エアーセルグループの各エアーセル同士を接続するために複数の前後方向接続管を用い、第2エアーセルグループの各エアーセル同士を接続するために複数の前後方向接続管を用いる。このため、各エアーセルグループにおいて着座面幅方向に並設されたエアーセル同士が着座面幅方向に延びる幅方向接続管によって直接に接続される場合と比較し、接続管の本数が増え、接続管の組付け作業が複雑になるという懸念もあるが、第1エアーセルグループ用の各前後方向接続管と第2エアーセルグループ用の各前後方向接続管とが着座面の幅方向に交差していないので、接続管の組付け作業が複雑になることもない。
本発明のエアーセルクッションは、車椅子の着座面における幅方向中央の下方への湾曲に応じてベース部材の幅方向の中央が下方に向かって湾曲する際に、前記各前後方向接続管がベース部材の湾曲の障害にならず、前記各前後方向接続管が複数のプラスチックパイプ等を接続して形成されている場合でも、該パイプの接続部分のベース部材の繰返しの湾曲による外れが防止されるので、車椅子の着座面の下方への湾曲に好適に追随することができる。
本発明の一実施形態を示すカバープレートを取付けていな状態のエアーセルクッションの底面図 カバープレートを取付けていな状態のエアーセルクッションの底面図 エアーセルクッションの平面図 図2におけるA−A線断面図 カバープレートを取付けた状態のエアーセルクッションの断面図 エアーセルクッションの要部断面図 エアーセルクッションの要部断面図 図3におけるB−B線断面図 接続管を取外した状態のベース部材の底面図 接続管を取付ける状態を示すベース部材の底面図 カバープレートの底面図 カバープレートを取付ける状態を示すベース部材の底面図 カバープレートを取付けた状態のベース部材の底面図 車椅子の斜視図
本発明の一実施形態のエアーセルクッションを図1〜図13を参照しながら説明する。以下の文章中における方向の説明は図1、2、3、4、8及び11に示した方向に準ずる。また、左右方向は着座面の幅方向と一致している。
このエアーセルクッションは、着座者の座骨及び尾骨の近傍を支持するための複数の第1エアーセル10と、各第1エアーセル10に対して着座面の幅方向の両側にそれぞれ設けられ、着座者の臀部の幅方向両側を支持するための複数の第2エアーセル20と、各第1エアーセル10及び各第2エアーセル20から成るエアーセル群に対して着座面の前端側に設けられた前端側支持部材30と、各第1エアーセル10、各第2エアーセル20及び前端側支持部材30の下端側をそれぞれ支持する板状のベース部材40とを備えている。前記着座面は例えば車椅子の着座面であり、このクッションは着座者の臀部を軟らかく支持するために着座面に載置されて使用される。
各第1エアーセル10は下端が開口している空気袋から成り、空気袋はゴムやプラスチック等の可撓性の材料から成る。
各第2エアーセル20は、下端が開口している空気袋21と、空気袋21の開口縁部が取付けられた底部材22とを有する。空気袋21はゴムやプラスチック等の可撓性の材料から成る。底部材22はゴムやプラスチックから成り、底部材22の下面には断面円形状の複数の下側突出部22aが設けられている。底部材22にはその上面から下側突出部22aの下面まで貫通する貫通孔22bが設けられ、貫通穴22bは後述する差込孔40bに対応した位置に配置されている。
各第1エアーセル10及び各第2エアーセル20は、第1エアーセルグループG1、第2エアーセルグループG2、第3エアーセルグループG3、第4エアーセルグループG4、第5エアーセルグループG5及び第6エアーセルグループG6の6つにグループ分けされている(図3参照)。ここで、クッションの幅方向及び前後方向の中央側に配置された複数の第1エアーセル10が第1及び第2エアーセルグループG1,G2を構成し、幅方向一方の第2エアーセル20はその近傍の複数の第1エアーセル10とともに第3エアーセルグループG3を構成し、幅方向他方の第2エアーセル20はその近傍の複数の第1エアーセル10とともに第4エアーセルグループG4を構成している。また、着座面の前端側に配置された着座面幅方向一列の5つの第1エアーセル10が第5エアーセルグループG5を構成し、着座面の後端側に配置された着座面幅方向一列の4つの第1エアーセル10が第6エアーセルグループG6を構成している。第1エアーセルグループG1はそれぞれ着座面幅方向に第1エアーセル10が並設されて成る複数列(本実施形態では3列)の第1エアーセル10によって構成され、第2エアーセルグループG2はそれぞれ着座面幅方向に第1エアーセル10が並設されて成る他の複数列(本実施形態では2列)の第1エアーセル10によって構成され、第1エアーセルグループG1と着座面前後方向に交互に配置されている。
前端側支持部材30は発泡ウレタン等のスポンジ状部材から成り、着座者の大腿部の近傍を支持するようになっている。
ベース部材40はゴムやプラスチックから成り、板状に形成され、車椅子の着座面に応じた面積を有する。ベース部材40の上面には上方に向かって開口している複数の取付穴40aが設けられ、第1エアーセル10の開口縁部や第2エアーセル20の下側突出部22aが取付穴40aにそれぞれ着脱自在に嵌合することにより、各エアーセル10,20の下端側がベース部材40に支持されている。図9に示すように、ベース部材40には各取付穴40aに対応した位置に差込孔40bが設けられ、各差込孔40bはベース部材40を上下方向に貫通している。また、各差込孔40bに対して着座面幅方向の両側にブロック40cが設けられ、各ブロック40cはベース部材40の下面から下方に向かって突出するように形成されている。また、ベース部材40の下面には複数のカバー取付用突起40dが設けられ、各カバー取付用突起40dはベース部材40の下面から下方に突出するように形成されている。また、各カバー取付用突起40dには上下方向の穴40eが形成されている。
また、前端側支持部材30の下端面がベース部材40の前端部分40fの上面に面ファスナーや接着剤等によって取付けられることにより、前端側支持部材30の下端側がベース部材40に支持されている。ベース部材40の前端部分40fは他の部分よりも大きな厚さ寸法を有し、前端部分40fには下方に向かって開口している中空部41が設けられている。即ち、中空部41は前端側支持部材30の下方に配置されている。
各第1エアーセル10が取付けられる各取付穴40aのうち一部の取付穴40aの略中央部には薄膜部40gが成形一体に形成されている。本実施形態では、図3において斜線が施された第1エアーセル10が取付けられる取付穴40cに薄膜部40gが設けられている。薄膜部40gが設けられた第1エアーセル10内には円筒状に形成された弾性部材42が設けられ、弾性部材42はゴムやウレタン等のゴム状弾性を有する周知の材料から成り、下端が薄膜部40gの上面に取り付けられている。即ち、弾性部材42は薄膜部40gの上面側から上方に向かって延びるように設けられている。弾性部材42の円筒状の部分は蛇腹状に形成され、弾性部材42が上下方向に円滑に弾性変形するようになっている。
ベース部材40における各薄膜部40gの下側には断面矩形状の穴40hがそれぞれ設けられ、各穴40hは上下方向に延びるように形成されている。各穴40hはベース部材40の下面に開口しており、各穴40h内には周知のスイッチ式のセンサ43が取付けられている。センサ43は上下方向に移動可能に設けられたボタンに所定の大きさ以上の下方に向かう力が加わると、ボタンの下方への移動によって内部に設けられた回路が通電する。
このため、薄膜部40gが設けられた第1エアーセル10の上下方向の潰れ量が所定量以上になると、弾性部材42に下方に向かう力が加わるとともに、弾性部材42が上下方向に弾性変形し、弾性部材42の反力によって薄膜部40gが下方に向かって弾性変形するとともに、その変形がセンサ43によって検知される。ここで、本実施形態では、前記所定量は着座者の臀部を軟らかく支持することができなくなる手前の潰れ量に設定されている。また、一般には、第1エアーセル10が臀部を軟らかく支持できなくなるまで潰れることが底付き状態と称されているが、本実施形態では第1エアーセル10の潰れ量が前記所定量以上になることを底付きと称する。
中空部41内には、各エアーセル10,20に空気を供給するための周知の電動エアーポンプから成るポンプ50と、周知の構造を有する第1〜第7電磁弁V1〜V7と、周知のコンピュータから成る制御装置70とが設けられている。ポンプ50は下方に向かって開口しているハウジング51内に固定され、ハウジング51が中空部41内に嵌め込まれている。第1〜第7電磁弁V1〜V7は下方に向かって開口しているハウジング68内に固定され、ハウジング68が中空部41内に嵌め込まれている。制御装置70は下方に向かって開口しているハウジング71内に固定され、ハウジング71が中空部41内に嵌め込まれている。中空部41の開口部はプラスチックから成る板状の底面カバー(図示せず)によって閉鎖されるようになっている。
ベース部材40の下面には外縁突部44が設けられている。外縁突部44はベース部材40の左側端から後端を通って右側端の外縁に亘って設けられ、外縁突部44はベース部材40の下面から下方に突出するように形成されている。また、外縁突部44が設けられることにより、ベース部材40の下面における中空部41よりも後端側且つ外縁突部44の内側の範囲(図9に斜線で示す範囲)に上下方向の深さが数mm〜十数mmの凹状部45が形成されている。凹状部45はベース部材40の下側に開口するように設けられ、凹状部45内の外縁突部44に沿った複数箇所にはベース部材40の下面から下方に突出している補助ブロック46が設けられている。また、各ブロック40c、各カバー取付用突起40d等は凹状部45内に配置されている。図1、図2、図4、図5、図12、図13等に示すように、外縁突部44の内周面側には外縁突部44の長さ方向の全体に亘って水平方向溝44aが設けられ、水平方向溝44aに板状のカバープレート80の外縁が挿入され、カバープレート80によってベース部材40の凹状部45の開口が閉鎖されるようになっている。また、ベース部材40の上下方向において、各補助ブロック46の下面と水平方向溝44a内の上側の面とは位置が揃っている。プレート80はゴムやプラスチックから成るとともに薄い板状に形成され、凹状部45よりも平面視で面積が大きく、その外縁が水平方向溝44aに沿うように形成されている。カバープレート80は、図12に示すように、ベース部材44の前端側から水平方向溝44a内に挿入することが可能である。一方、例えば、手等で水平方向溝44aを少し開く作業を行いながら、カバープレート80の左端の外縁をベース部材44の左端の外縁突部44の水平方向溝44a内に挿入した後、カバープレート80の後端の外縁をベース部材44の後端の外縁突部44の水平方向溝44a内に挿入した後、カバープレート80の右端の外縁をベース部材44の右端の外縁突部44の水平方向溝44a内に挿入することも可能である。この場合、各補助ブロック46があることにより、カバープレート80の外縁を水平方向溝44a内に挿入する作業が容易になる。また、カバープレート80の外縁が水平方向溝44a内に挿入された後、カバープレート80に設けられた複数の孔80aを挿通して各カバー取付用突起40dに差込まれる複数の締結部材47により、カバープレート80がベース部材40に取付けられる。
ポンプ50、各電磁弁V1〜V7及び各エアーセルグループG1〜G6は図1、図2等に示すように配管されている。先ず、第1エアーセルグループG1における着座面前後方向に位置が重なっている第1エアーセル10同士は、それぞれ前後方向に延設された第1エアーセルグループG1用の前後方向接続管111によって接続されている。また、着座面幅方向に延びる幅方向接続管112によって、各前後方向接続管111の前端側が互いに接続され、幅方向接続管112は第3電磁弁V3に接続されている。
第2エアーセルグループG2における着座面前後方向に位置が重なっている第1エアーセル10同士は、それぞれ前後方向に延設された第2エアーセルグループG2用の前後方向接続管121によって接続されている。また、着座面幅方向に延びる幅方向接続管122によって、各前後方向接続管111の前端側が互いに接続され、幅方向接続管122は第2電磁弁V2に接続されている。
第3エアーセルグループG3における各エアーセル10,20の着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル10,20同士は、それぞれ前後方向に延設された第3エアーセルグループG3用の前後方向接続管131によって接続されている。また、着座面幅方向に延びる幅方向接続管132によって、各前後方向接続管131の前端側が互いに接続され、幅方向接続管132は第5電磁弁V5に接続されている。
第4エアーセルグループG4における各エアーセル10,20の着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル10,20同士は、それぞれ前後方向に延設された第4エアーセルグループG4用の前後方向接続管141によって接続されている。また、着座面幅方向に延びる幅方向接続管142によって、各前後方向接続管141の前端側が互いに接続され、幅方向接続管142は第4電磁弁V4に接続されている。
第5エアーセルグループG5の各第1エアーセル10には、前後方向に延設された第5エアーセルグループG5用の前後方向接続管151がそれぞれ接続されている。また、着座面幅方向に延びる幅方向接続管152によって、各前後方向接続管151の前端側が互いに接続され、幅方向接続管152は第1電磁弁V1に接続されている。
第6エアーセルグループG6の各第1エアーセル10は、幅方向に延びる幅方向接続管161によって互いに接続され、幅方向接続管161は前後方向に延びる前後方向接続管162を介して第6電磁弁V6に接続されている。
各前後方向接続管111,121,131,141,151は、着座面前後方向に延びる複数のプラスチック製パイプPと、各パイプPを着座面の前後方向に連結するT字形状またはL字形状のプラスチック製の差込みジョイントJ1とから成る。各差込みジョイントJ1の一端はベース部材40の差込孔40bに上下方向に差込まれ、各差込みジョイントJ1は各パイプP内と各エアーセル10,20内とを連通させるようになっている。
幅方向接続管161は、着座面幅方向に延びる複数のプラスチック製パイプPと、各パイプPを着座面の幅方向に連結するT字形状またはL字形状のプラスチック製の差込みジョイントJ1とから成る。各差込みジョイントJ1の一端はベース部材40の差込孔40bに差込まれ、各差込みジョイントJ1は各パイプP内と各エアーセル10内とを連通させるようになっている。
各幅方向接続管112,122,132,142,152や、前後方向接続管162も、複数のプラスチック製のパイプPと、T字形状またはL字形状のプラスチック製のジョイントJ2とから成る。
制御装置70はポンプ50及び各電磁弁V1〜V7に接続され、ポンプ50及び各電磁弁V1〜V7を制御することにより、各エアーセル10,20内の空気量を各エアーセルグループG1〜G6のそれぞれについて調整することができる。尚、第7電磁弁V7は各エアーセル10,20から空気を排気するために用いられる。
また、制御装置70は、各エアーセル10,20上に着座者が着座している状態で、第1エアーセルグループG1または第2エアーセルグループG2の一方の空気を所定時間だけ排気した後に該一方にポンプ50によって空気を供給し、続いて他方の空気を所定時間だけ排気した後に該他方にポンプ50によって空気を供給する動作を、所定時間おきに繰り返すオルターナティブと称される動作を行うようになっている。
以上のように構成されたクッションは、例えば布製のクッションカバー(図示せず)によって覆われるとともに、車椅子の着座面に載置され、着座者の臀部Hを軟らかく支持するために使用される。
本実施形態では、各エアーセル10,20のうち着座面幅方向に並設された複数列のエアーセルによって第1エアーセルグループG1が構成され、各エアーセル10,20のうち着座面幅方向に並設された他の複数列のエアーセルによって第2エアーセルグループG2が構成されている。このため、オルターナティブ動作において第1エアーセルグループG1または第2エアーセルグループG2の何れか一方の空気を排気した際に、着座者の姿勢が左右方向に傾くことが防止される。ここで、車椅子は背凭れを有しているので、着座者は前後方向には比較的安定しているが、左右方向には安定しない場合がある。このため、オルターナティブ動作において着座者の姿勢の左右方向への傾きを防止することは、車椅子上で着座者の姿勢を安定させる上で重要である。
また、本実施形態では、第1エアーセルグループG1における各エアーセル10の着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士がそれぞれ前後方向接続管111によって接続され、第2エアーセルグループG2における各エアーセル10の着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士がそれぞれ前後方向接続管121によって接続され、着座面幅方向に延びる幅方向接続管112,122によって、各前後方向接続管111及び各前後方向接続管121の前端側が互いに接続され、幅方向接続管112,122は第3電磁弁V3及び第2電磁弁V2に接続されている。このように、各エアーセルグループG1,G2において、着座面幅方向に並設されたエアーセル同士が着座面幅方向に延びる幅方向接続管によって直接に接続されていないので、車椅子の着座面における幅方向中央の下方への湾曲に応じてベース部材40の幅方向の中央が下方に向かって湾曲する際に、各前後方向接続管112,121がベース部材40の湾曲の障害にならず、各前後方向接続管112,121が複数のプラスチック製のパイプPを接続して形成されているが、該パイプPの接続部分のベース部材40の繰返しの湾曲による外れも防止される。このため、本エアーセルクッションは車椅子の着座面の下方への湾曲に好適に追随することができる。
また、第1エアーセルグループG1の各エアーセル同士を接続するために複数の前後方向接続管111を用い、第2エアーセルグループG2の各エアーセル同士を接続するために複数の前後方向接続管121を用いている。このため、各エアーセルグループG1,G2において、着座面幅方向に並設されたエアーセル同士が着座面幅方向に延びる幅方向接続管によって直接に接続されている場合と比較し、接続管の本数が増え、接続管の組付け作業が複雑になるという懸念もあるが、第1エアーセルグループG1用の各前後方向接続管111と、第2エアーセルグループG2用の各前後方向接続管121とが着座面の幅方向に交差していないので、接続管の組付け作業が複雑になることもない。
また、第3エアーセルグループG3、第4エアーセルグループG4及び第5エアーセルグループG5の各エアーセル10,20にも、前後方向に延設された前後方向接続管131,141,151が接続されているので、車椅子の着座面における幅方向中央の下方への湾曲に応じてベース部材40の幅方向の中央が下方に向かって湾曲する際に、各前後方向接続管131,141,151がベース部材40の湾曲の障害にならず、各前後方向接続管131,141,151が複数のプラスチック製のパイプPを接続して形成されているが、該パイプPの接続部分のベース部材40の繰返しの湾曲による外れも防止される。
また、第1〜第5エアーセルグループG1〜G5用の各前後方向接続管111,121,131,141,151が着座面の幅方向に交差していないので、接続管の組付け作業が複雑になることもない。例えば、第1エアーセルグループG1用の各前後方向接続管111と幅方向接続管112とを予め接続して第1エアーセルグループG1用の接続管を準備し、同様に、第2〜第5エアーセルグループG2〜G5用の各前後方向接続管121,131,141,151と幅方向接続管122,132,142,152とを予め接続して第2〜第5エアーセルグループG2〜G5用の接続管を準備し、これらをベース部材40に組付ける場合、各エアーセルグループG1〜G5用の接続管の各前後方向接続管111,121,131,141,151が着座面の幅方向に交差していないので、各前後方向接続管111,121,131,141,151の各差込みジョイントJ1の差込み位置を間違え難く、接続管の組付け作業を効率的に行うことができる(図10参照)。
また、各前後方向接続管111,121,131,141,151はプラスチック製のパイプPとT字形状またはL形状の差込みジョイントJ1とを接続して形成されており、各前後方向接続管111,121,131,141,151において差込みジョイントJ1はそれぞれ各差込孔40bに対応した位置に設けられ、各差込みジョイント40bにおける上方に向かって延びる差込部が各差込孔40bに差込まれるようになっている。また、各前後方向接続管111,121,131,141,151が着座面の幅方向に交差していない。このため、第2〜第5エアーセルグループG2〜G5用の各前後方向接続管121,131,141,151と幅方向接続管122,132,142,152とを予め接続して第2〜第5エアーセルグループG2〜G5用の接続管を準備しておけば、各前後方向接続管111,121,131,141,151の各差込みジョイントJ1の差込み位置を間違え難く、接続管の組付け作業を効率的に行うことができる。
また、各差込孔40bに対して着座面幅方向の両側にブロック40cが設けられ、各前後方向接続管111,121,131,141,151の各差込みジョイントJ1の近傍が各ブロック40cの間に嵌まるようになっている。このため、接続管のベース部材40への固定を容易に行うことができ、接続管の組付け作業を効率的に行うことができる。
また、本実施形態では、ベース部材40の下面の着座面左側端から後端を通って右側端に亘る範囲に、ベース部材40の下面から下方に突出する外縁突部44が設けられ、外縁突部44が設けられることにより、ベース部材40の下面に下方に向かって開口している凹状部45が形成され、外縁突部44の内周面には外縁突部の長さ方向の全体に亘って水平方向溝44aが設けられ、外縁が前記水平方向溝44aに挿入されてベース部材44の前記凹状部45の開口を閉鎖する板状のカバープレート80が設けられている。また、本実施形態では、カバープレート80によって閉鎖された凹状部45内に各センサ43や、各前後方向111,121,131,141,151の後端側が配置されている。このため、着座面に載置されて使用される際にカバープレート80によって各センサ43や各前後方向111,121,131,141,151が保護される。また、カバープレート80の外縁部は水平方向溝44に接着されておらず、カバープレート80の外縁部が水平方向溝44に対して水平方向に移動可能であることから、車椅子の着座面における幅方向中央の下方への湾曲に応じてベース部材40の幅方向の中央が下方に向かって湾曲する際に、カバープレート80がベース部材40の湾曲の障害にならない。このため、本エアーセルクッションは車椅子の着座面の下方への湾曲に好適に追随することができる。
また、ベース部材40の下面の着座面左側端から後端を通って右側端に亘る範囲に、ベース部材40の下面から下方に突出する外縁突部44が設けられ、カバープレート80の外縁が外縁突部44の内周面の水平方向溝44a内に挿入されているので、着座者の失禁等による水分がベース部材40の凹状部45内に侵入し難く、各センサ43や各前後方向111,121,131,141,151等を失禁等の水分から保護する上で有利である。
尚、本実施形態では、ベース部材40の下面の着座面左側端から後端を通って右側端に亘る範囲に、ベース部材40の下面から下方に突出する外縁突部44が設けられている。これに対し、ベース部材40の全周に亘って外縁突部44を設けるとともに、水平方向溝44aも外縁突部44の全周に亘って設け、カバープレート80の外縁を全周に亘って水平方向溝44a内に挿入することも可能である。
また、本実施形態では、ポンプ50や電磁弁V1〜V7がベース部材40の下面に装着されているものを示した。これに対し、ポンプ50や電磁弁V1〜V7をベース部材40には設けず、空気量調整ユニットとしてベース部材40と別体で設ける場合でも、前述と同様の作用効果を達成できる。
尚、本実施形態では、クッションの幅方向及び前後方向の中央側に配置された複数の第1エアーセル10が第1及び第2エアーセルグループG1,G2を構成し、第1エアーセルグループG1が着座面幅方向に並設された複数列(本実施形態では3列)の第1エアーセル10によって構成され、第2エアーセルグループG2が着座面幅方向に並設された他の複数列(本実施形態では2列)の第1エアーセル10によって構成され、第1エアーセルグループG1と着座面前後方向に交互に配置されているものを示した。これに対し、クッションの幅方向及び前後方向の中央側に配置された複数の第1エアーセル10が第1エアーセルグループG1と、第2エアーセルグループG2と、他のエアーセルグループとを構成し、第1エアーセルグループG1が着座面幅方向に並設された複数列の第1エアーセル10によって構成され、第2エアーセルグループG2が着座面幅方向に並設された他の複数列の第1エアーセル10によって構成され、他のエアーセルグループが着座面幅方向に並設されたさらに他の複数列の第1エアーセル10によって構成され、第2エアーセルグループG2が第1エアーセルグループG1と着座面前後方向に交互に配置されるとともに、第2エアーセルグループG2が他のエアーセルグループとも着座面前後方向に交互に配置され、他のエアーセルグループが第1エアーセルグループG1と着座面前後方向に交互に配置されている場合でも、他のエアーセルグループの接続管が第1及び第2エアーセルグループG1,G2の接続管と同等に構成されている場合には、前述と同様の作用効果が達成される。
10…第1エアーセル、20…第2エアーセル、30…前端側支持部材、40…ベース部材、40a…取付穴、40b…差込孔、40c…ブロック、40d…カバー取付用突起、40e…穴、40f…前端部分、41…中空部、42…弾性部材、43…センサ、44…外縁突部、44a…溝、45…凹状部、46…補助ブロック、47…締結部材、50…ポンプ、V1〜V7…電磁弁、70…制御装置、80…カバープレート、111…前後方向接続管、112…幅方向接続管、121…前後方向接続管、122…幅方向接続管、131…前後方向接続管、132…幅方向接続管、141…前後方向接続管、142…幅方向接続管、151…前後方向接続管、152…幅方向接続管、161…幅方向接続管、162…前後方向接続管、P…パイプ、J1…差込みジョイント、J2…ジョイント、G1〜G6…エアーセルグループ。

Claims (2)

  1. 所定の着座面に載置されて使用されるクッションにおいて、
    互いに着座面の前後方向及び幅方向に並ぶ複数のエアーセルと、
    各エアーセルの下端側を支持する板状のベース部材と、
    各エアーセルに空気を供給するためのエアーポンプと、
    ベース部材の下面側に配置され、エアーポンプからの空気を各エアーセルに供給する複数の接続管とを備え、
    それぞれ着座面幅方向にエアーセルが並設されて成る複数列のエアーセルによって第1エアーセルグループが構成され、それぞれ着座面幅方向にエアーセルが並設されて成る他の複数列のエアーセルによって第1エアーセルグループと着座面前後方向に交互に配置された第2エアーセルグループが構成され、
    1エアーセルグループにおける各エアーセルの着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士をそれぞれ接続する第1エアーセルグループ用の複数の前後方向接続管が前後方向にのみ延びる接続管によって形成されるとともに、
    第2エアーセルグループにおける各エアーセルの着座面前後方向に位置が重なっているエアーセル同士をそれぞれ接続する第2エアーセルグループ用の複数の前後方向接続管が前後方向にのみ延びる接続管によって形成され
    前記第1エアーセルグループ用の各前後方向接続管と第2エアーセルグループ用の各前後方向接続管とが着座面の幅方向に交差していない
    ことを特徴とするエアーセルクッション。
  2. 前記ベース部材の下面の着座面左側端から後端を通って右側端に亘る範囲に、ベース部材の下面から下方に突出する外縁突部が設けられ、
    外縁突部が設けられることにより下方に向かって開口している凹状部がベース部材の下面に形成され、
    外縁突部の内周面には外縁突部の長さ方向の全体に亘って水平方向溝が設けられ、
    外縁が前記水平方向溝内に挿入されてベース部材の前記凹状部の開口を閉鎖する板状のカバープレートが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のエアーセルクッション。
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