JP2015202794A - 空気袋 - Google Patents

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尚也 岡本
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Abstract

【課題】空気袋の収縮に要する時間を短縮し、空気袋収縮時のエアの残存量を低減する。
【解決手段】座席の内部に収容される空気袋60において、伸縮性の高い第1袋体85が、伸縮性の低い第2袋体106の内部に収容されている。そして、第1袋体にエアが供給されることで、第1袋体が、第2袋体の内部で膨張する。このため、第1袋体に供給されたエアは、第1袋体自身の弾性力によって、排気される。これにより、空気袋の収縮に要する時間を短縮するとともに、空気袋収縮時のエアの残存量を少なくすることが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、内部に空気が充填されることで膨張する空気袋であって、座席の内部に収容される空気袋に関する。
乗物用シート,マッサージチェア等の座席には、内部に空気が充填されることで膨張する空気袋が内蔵されている座席がある。このような座席では、空気袋の膨張、若しくは、収縮により、着座者の姿勢調整,着座者のマッサージ等が行われる。このような空気袋を収容する座席の一例が、下記特許文献に記載されている。
特開2004−201942号公報
上記特許文献に記載された空気袋では、ポンプ等によりエアが供給されることで、空気袋が膨張する。一方、気圧差を利用して空気袋からエアが排気されることで、空気袋が収縮する。つまり、自然排気により、空気袋が収縮する。このため、空気袋の収縮に要する時間が、長くなる虞がある。また、空気袋内のエアを適切に排気できず、空気袋内にエアが残存する虞がある。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、空気袋の収縮に要する時間の短縮、空気袋収縮時のエアの残存量の低減を課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の空気袋は、座席の内部に収容される空気袋であって、当該空気袋が、伸縮性を有する素材により形成され、内部に空気が充填されることで膨張する第1袋体と、前記第1袋体の素材より伸縮性の低い素材により形成され、前記第1袋体を内部に収容する第2袋体とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の空気袋では、請求項1に記載の空気袋において、前記第2袋体内の空気が、前記第1袋体の膨張に伴って、前記第2袋体の外部に排気されることを特徴とする。
請求項1に記載の空気袋は、伸縮性の高い第1袋体と伸縮性の低い第2袋体とによって構成されており、第2袋体の内部に第1袋体が収容されている。そして、第1袋体にエアが供給されることで、第1袋体が、第2袋体の内部で膨張する。このため、第1袋体に供給されたエアは、第1袋体自身の弾性力によって、排気される。これにより、空気袋の収縮に要する時間を短縮するとともに、空気袋収縮時のエアの残存量を少なくすることが可能となる。
請求項2に記載の空気袋では、第1袋体が第2袋体内で膨張する際に、第2袋体内のエアが、第2袋体から排気される。これにより、第1袋体が、第2袋体内で適切に膨張することが可能となる。
実施例の車両用シートを車両前方からの視点において示す斜視図である。 図1に示すシートバックの分解斜視図である。 図1に示すAA線における断面図である。 空気袋の分解図である。 空気袋の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
図1に、本発明の実施例の車両用シート10を斜め前方からの視点において示す。車両用シート10は、運転者の臀部を支持するシートクッション12と、運転者の背部を支持するシートバック14と、シートバック14の上端に設けられて運転者の頭部を支持するヘッドレスト16とによって構成されている。
シートバック14は、図2に示すように、シートバック14の骨格となるバックフレーム20と、そのバックフレーム20の乗員が着座する側に配設される発泡ウレタン製のバックパッド22と、バックパッド22の表面を覆うバックカバー(図3参照)24とによって構成されている。
バックフレーム20は、左右1対の鋼板製のサイドフレーム30,32と、それら1対のサイドフレーム30,32の上端部に架け渡された円鋼管製のアッパフレーム34と、アッパフレーム34の両脚部に架け渡された鋼板製の上部架橋フレーム36と、1対のサイドフレーム30,32の下端部に架け渡された鋼板製の下部架橋フレーム38とによって構成され、概して四角枠形状とされている。
その四角枠形状のバックフレーム20の中央部には、バックパッド22を後方から支えるためのコンターマット50が配設されている。コンターマット50は、樹脂製の概して矩形の板状部材であり、上端部において、上部架橋フレーム36に固定され、下端部において、下部架橋フレーム38に固定されている。
そのコンターマット50とバックパッド22との間には、図1に示すAA線における断面図である図3に示すように、3個の空気袋60,62,64が上下方向に並んで配設されている。各空気袋60,62,64は、略同じ構造とされているため、空気袋60の構造を代表して説明する。
空気袋60は、図4に示すように、熱可塑性ポリウレタン樹脂製の2枚のウレタンシート70,72とゴム製のゴムシート74,76とによって構成されている。2枚のゴムシート74,76は、概して矩形とされており、略同寸法とされている。それら2枚のゴムシート74,76は、重ねられた状態で、中央部の概して矩形の袋部78,80と、その袋部78,80に連通する通路部82,84とを除いて、溶着されている。これにより、2枚のゴムシート74,76は、袋部78,80において、袋状となり、通路部82,84がエア通路として機能する。つまり、2枚のゴムシート74,76は、融着されることで、袋体85として機能する。
また、2枚のウレタンシート70,72も、概して矩形とされており、略同寸法とされている。ウレタンシート70の上端部の2隅には、貫通穴86,88が形成され、ウレタンシート72の上端部の2隅にも、貫通穴86,88と同じ位置に、貫通穴90,92が形成されている。それら2枚のウレタンシート70,72は、重ねられた状態で、中央部の概して矩形の袋部96,98と、その袋部96,98に連通する通路部100,102とを除いて、溶着されている。これにより、2枚のウレタンシート70,72は、袋部96,98において、袋状となり、通路部100,102がエア通路として機能する。つまり、2枚のウレタンシート70,72は、融着されることで、袋体106として機能する。なお、ウレタンシート70の袋部96には、貫通穴107が形成されており、2枚のウレタンシート70,72は、穴の開いた袋体106として機能する。
また、袋体85、つまり、ゴムシート74,76の寸法は、ウレタンシート70,72の袋部96,98の寸法より小さくされており、2枚のウレタンシート70,72は、袋部96,98内に袋体85を収容した状態で、融着されている。つまり、熱可塑性ポリウレタン樹脂製の袋体106の内部に、ゴム製の袋体85が収容されている。なお、袋体85と袋体106とを区別するべく、袋体85を第1袋体85と記載し、袋体106を第2袋体106と記載する場合がある。
また、第1袋体85を内部に収容する第2袋体106は、コンターマット50に取り付けられている。詳しくは、コンターマット50には、ウレタンシート72の貫通穴90,92と同じ位置に、貫通穴108,110が形成されている。そして、ウレタンシート72の貫通穴90とコンターマット50の貫通穴108とが連通し、ウレタンシート72の貫通穴92とコンターマット50の貫通穴110とが連通するように、第2袋体106がコンターマット50に配設される。これにより、ウレタンシート70の貫通穴86と、ウレタンシート72の貫通穴90と、コンターマット50の貫通穴108とが連通し、ウレタンシート70の貫通穴88と、ウレタンシート72の貫通穴92と、コンターマット50の貫通穴110とが連通する。そして、連通する貫通穴86と貫通穴90と貫通穴108に樹脂ピン112が挿通され、連通する貫通穴88と貫通穴92と貫通穴110に樹脂ピン114が挿通されている。樹脂ピン112,114の先端部には、突起部が形成されており、その突起部がコンターマット50の裏面に掛止することで、第2袋体106がコンターマット50に取り付けられる。
空気袋60は、上述した構造により、着座者の着座姿勢等を変更することが可能となっている。詳しくは、図5に示すように、第2袋体106の内部に収容されている第1袋体85の通路部82,84には、エアチューブ118が接続されている。そのエアチューブ118は、第2袋体106の通路部100,102を介して、空気袋60の外部に延び出しており、圧力計(図示省略)を介して、ポンプ(図示省略)に接続されている。第1袋体85は、上述したように、ゴム製であり伸縮するため、ポンプからエアが供給されることで、膨張し、エアが排出されることで、収縮する。
第1袋体85へのエアの供給により、第1袋体85が第2袋体106の内部で膨張すると、第1袋体85と第2袋体106との間のエアが、貫通穴107から排出される。そして、第1袋体85内に、さらにエアが供給されると、第1袋体85は、第2袋体106の内面に沿って膨張する。これは、第2袋体106は、上述したように、熱可塑性ポリウレタン樹脂製であるため、殆ど伸縮しないためである。このように、第1袋体85にエアが供給されると、第1袋体85が、第2袋体106の形状に応じた状態で膨張する。つまり、空気袋60が、第2袋体106の形状に応じた状態で膨張する。これにより、シートバック14の着座面が隆起し、着座者の着座姿勢が変化する。
また、第1袋体85へのエアの供給を停止し、第1袋体85からエアを排気することで、空気袋60が収縮する。これにより、シートバック14の着座面がへこみ、着座者の着座姿勢が変化する。この際、第1袋体85は、自身の弾性力により、急速に収縮するため、空気袋60内のエアを短時間で排気することが可能となる。また、ゴムシート74,76は、曲げ方向に弾性力を発揮するが、面方向に弾性力を発揮しない。このため、ゴムシート74,76は、弾性力によって面状に復元し、2枚のゴムシート74,76が、密着した状態で面状に復元する。これにより、空気袋60内のエアを確実に排気することが可能となる。
このように、空気袋60では、伸縮性の低い第2袋体106の内部に伸縮性の高い第1袋体85を収容することで、空気袋60内のエアを短時間で排気するとともに、空気袋60内のエアを確実に排気することが可能となる。また、空気袋60へのエアの供給量は、エアチューブ118に設けられた圧力計の測定値に基づいて、特定されている。このため、ゴム製の第1袋体85にエアが供給される空気袋60では、空気袋60にエアが少量しか供給されていない状態でも、弾性力によりエアが圧縮されるため、圧力計によりエアチューブ内の圧力を測定し、空気袋60へのエアの供給量を特定することが可能である。一方、従来の空気袋では、空気袋内にエアが少量しか供給されていない状態において、圧力計によりエアチューブ内の圧力を測定できず、空気袋へのエアの供給量を特定することができない。このように、ゴム製の第1袋体85にエアが供給される空気袋60によれば、空気袋60にエアが少量しか供給されていない状態でも、空気袋60へのエアの供給量を特定することが可能となり、着座者の着座姿勢を適切に変更することが可能となる。
ちなみに、上記実施例において、車両用シート10は、座席の一例である。空気袋60,62,64は、空気袋の一例である。第1袋体85は、第1袋体の一例である。第2袋体106は、第2袋体の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。具体的には、例えば、上記実施例では、第2袋体106に貫通穴107が形成されることで、第1袋体85が膨張する際に、第2袋体106内のエアが、外部に排気されているが、第2袋体106を通気性を有する素材により形成することで、第1袋体85膨張時に第2袋体106内のエアを外部に排気することが可能である。
また、上記実施例では、2枚のシートによって空気袋の袋体が形成されているが、1枚のシート、若しくは、3枚以上のシートによって、空気袋の袋体を形成してもよい。
また、上記実施例では、本発明の空気袋が、シートバック14の内部に配設されているが、シートクッション12,ヘッドレスト16,アームレスト等、シートを構成する部材であれば、種々の部材の内部に収容することが可能である。
また、上記実施例では、本発明の空気袋が、車両用シート10の内部に配設されているが、他の乗物、例えば、飛行機,船等の種々の乗物用のシート内部に配設することが可能である。さらに、空気袋は、乗物用のシートに限られず、マッサージチェア,ソファ,家具椅子等、人が着座することが可能な器具の内部に配設することが可能である。
10:車両用シート(座席)
60,62,64:空気袋
85:第1袋体
106:第2袋体

Claims (2)

  1. 座席の内部に収容される空気袋であって、
    当該空気袋が、
    伸縮性を有する素材により形成され、内部に空気が充填されることで膨張する第1袋体と、
    前記第1袋体の素材より伸縮性の低い素材により形成され、前記第1袋体を内部に収容する第2袋体と
    を備えることを特徴とする空気袋。
  2. 前記第2袋体内の空気が、前記第1袋体の膨張に伴って、前記第2袋体の外部に排気されることを特徴とする請求項1に記載の空気袋。


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