JP5619123B2 - 風車及び風力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、風車及び風力発電装置に関するものである。
再生可能エネルギーの重要性が叫ばれる中、従来から、我が国では低速風又は微風でも回転し得る風車、あるいはその風車を利用した風力発電装置の開発が進められてきた。大規模な風力発電装置又はシステムの配置が困難な都市部においても、低速風又は微風(以下、総称して「微風」という。)で回転する風車を利用することにより、風力の有効利用の範囲を格段に広げることになる。
本願発明者も、これまでに多くの試行錯誤を繰り返しながら風力利用、特に微風の利用を実現する風車及び風力発電機を研究し開発してきた。その中でも、パドル型風車と呼ばれる抗力型多翼風車を用いた微風利用の実現に注力し、羽根車に特徴的な構造上を備える風車の提案を行ってきた(非特許文献1)。その結果、出力係数(いわば、風力から風車の回転動力へのエネルギー変換効率)の高い風力発電機が発明者によって提案されている。
しかしながら、風車の羽根車の回転数は単に高ければよいということではない。換言すれば、異常に高速に風車が回転することが好ましくない場合がある。例えば、台風等の自然災害時の急激な風速変化によって風車の羽根車が変形又は破損するという問題が生じ得る。そのような状況への対策として、締付けねじを用いて、羽根車が風向き方向に対して最も風の抵抗を受けない姿勢を選択することにより、台風等の異常な強風時において風をいなす方法が開示されている(特許文献1)。また、遠心力で重りが中心より離れていきスイッチを押すことによって回転制御機構を働かせる方法が開示されている(特許文献2)。
特開2003−193955号公報 特開2005−133550号公報
福田芳行,他1名,"都市型風力発電システムの実用化に関する研究(第1報)",2011年,産業技術短期大学誌,第45巻,p.1−5
一般的に、微風によって回転し得る風車を実現するためには、羽根車の軽量化が図られる。従って、その軽量化により、強風時においては、風車がより高速に回転し得ることになる。そうすると、強風時の遠心力により羽根車が変形や破損してしまう可能性が高まる。また、例えば微風で回転し得る風車を伴う風力発電装置が都市部に配置された場合、あまりに風車の回転数が高いと、風車又は風力発電装置の近くを行き交う一般市民に恐怖感を与えてしまうことにもなり得る。従って、羽根車の回転数を適切に制御することが、設置場所を選ばず、安全性に優れ、かつメンテナンスフリーな風車又は風力発電装置の実現に大きく貢献することになる。
ところで、特許文献1の方法によれば、締付けねじを用いて羽根車が風向き方向に対して最も風の抵抗を受けない姿勢を選択するという、人間による作業を要することになる。また、特許文献2の制御機構は、スイッチによって制御機構を駆動するための電源を要する。
上述のとおり、従来技術において、人為的又は電気的な制御を全く用いることなく風車の回転制御を実現した風力発電装置は未だ確認されていない。しかしながら、人為的あるいは電気的な制御手段を用いれば、風車又は風力発電装置の設置場所が限定されてしまうため、風車又は風力発電装置の利用の拡大を妨げることになる。
本発明は、上述の技術課題を解決することにより、人為的あるいは電気的な制御手段を用いることのない風車又は風力発電装置の実現に大きく貢献する。
上述のとおり、本願発明者は、人為的又は電気的な制御を全く用いることなく風車の回転速度を過度に高速に回転させないように制御することが、風車又は風力発電装置の利用範囲の拡大及びメンテナンス性の向上(代表的には、メンテナンスフリー)に寄与すると考え、鋭意研究を進めた。その結果、比較的弱い風の果たす役割と比較的強い風の果たす役割とを異ならせた2種類の風車を工夫して用いることにより、発明者は、風以外の動力を用いることのない、いわば「風を以って風を制する」ことを具現化し得る風車及び風力発電装置を創出した。
本発明の1つの風車は、鉛直回転軸の周りに複数の縦方向の第1ブレードを配置した第1風車と、その第1ブレードの上下端を挟んでその第1風車を回動可能に固定する天板及び底板と、第2風車と、その第2風車と一体となって回転する、第1風車の回転に対する制動力を発生させる制動部を備える。ここで、前述の第2風車は、前述の天板の上方に配置されるとともに、前述の第1風車とは独立し、前述の第1ブレードが回転し始める風速よりも速い風速によって回転し始める。加えて、この第2風車は、前述の回転軸を有する第2ブレードと、その第2ブレードと一体となって回転するとともに、その回転軸に対して径方向に設けられ、かつその第2ブレードの回転によって生じる遠心力によって前述の回転軸から離れる方向に移動する錘を案内するガイド部と、その錘の移動を止めるストッパーを設けた底面の少なくとも一部がその回転軸から離れるにしたがって上方に傾斜することにより、その回転軸から離れるにしたがって前述の底面との距離が短くなる上部内壁を設けた通路体とを備える。さらに、前述の制動部は、前述の錘が前述の通路体内を前述の回転軸の中心から離れる方向に動くと、前述の上部内壁の上側からのその錘への押圧により、前述の底面に連動する弾性体の付勢力に抗して押し下げられるとともに前述の天板を押圧する圧力を増加させることによって前述の第1風車の回転に対する制動力を増加させ、かつ、その錘がその通路体内をその回転軸の中心に向けて動くと、前述の弾性体によってその天板を押圧する圧力を低下させる。
この風車によれば、第2ブレードの回転によって生じる遠心力により、通路体内をその回転軸から離れる方向に錘が移動することに伴う制動部の作用により、第1風車が過度に高速に回転することを防止し得る。より具体的には、この風車は、その遠心力によって上述の回転軸から離れる方向に移動する錘がその通路体の上部内壁によって押圧されることに伴う、上述の天板を押圧するその制動部の圧力の増加によって、第1風車の回転を制動する。そして特筆すべきは、第1風車の回転を制動する第2風車も、風以外の動力を要しない点である。従って、この風車によれば、人為的又は電気的な制御を用いることなく、風車の回転速度の制御を実現し得る。そのため、この風車は、従来と比較して、設置場所の自由度と安全性が格段に高まるとともに、メンテナンス性にも極めて優れている。
また、本発明のもう1つの風車は、鉛直回転軸の周りに複数の縦方向の第1ブレードを略等間隔に配置した第1風車と、その第1ブレードの上下端を挟んでその第1風車を回動可能に固定する天板及び底板と、第2風車と、その記第2風車と一体となって回転する、第1風車の回転に対する制動力を発生させる制動部を備える。ここで、前述の第2風車は、前述の天板の上方に配置されるとともに、前述の第1風車とは独立し、前述の第1ブレードが回転し始める風速よりも速い風速によって回転し始める。加えて、この第2風車は、前述の回転軸を有する第2ブレードと、前述の第2ブレードと一体となって回転するとともに、その回転軸に対して径方向に設けられ、かつその第2ブレードの回転によって生じる遠心力によってその回転軸から離れる方向に移動する錘を案内するガイド部と、その錘の移動を止めるストッパーを設けた底面の少なくとも一部が前述の回転軸から離れるにしたがって上方に傾斜することにより、その回転軸から離れるにしたがってその底面との距離が短くなる上部内壁を設けた通路体とを備える。さらに、前述の制動部は、前述の錘が前述の通路体内の前述の回転軸から最も離れた位置にいるときに、前述の上部内壁の上側からのその錘への押圧により、前述の底面に連動する弾性体の付勢力に抗して押し下げられるとともに前述の天板を押圧することによって前述の第1風車の回転に対する制動力を発生させ、かつ、その錘がその通路体内の前述の回転軸から最も離れた位置にいないときに前述の弾性体によってその天板から離れさせる。
この風車によれば、第2ブレードの回転によって生じる遠心力により、通路体内をその回転軸から離れる方向に錘が移動することに伴う制動部の作用により、第1風車が過度に高速に回転することを防止し得る。より具体的には、この風車は、その遠心力によって上述の回転軸から離れる方向に移動する錘がその通路体内のその回転軸から最も離れた位置にいるときに、錘がその通路体の上部内壁によって押圧されることに伴う、その制動部による天板の押圧によって、第1風車の回転を制動する。そして特筆すべきは、第1風車の回転を制動する第2風車も、風以外の動力を要しない点である。従って、この風車によれば、人為的又は電気的な制御を用いることなく、風車の回転速度の制御を実現し得る。そのため、この風車は、従来と比較して、設置場所の自由度と安全性が格段に高まるとともに、メンテナンス性にも極めて優れている。
また、上述の風車を備えた風力発電装置は、第1風車及び第1風車の回転を制動する第2風車が風以外の動力を要しないため、従来と比較して、設置場所の自由度と安全性が格段に高まるとともに、メンテナンス性も極めて優れている。
本発明の1つの風車又は風力発電装置によれば、風以外の動力を用いずに風車の回転速度の制御を実現し得る。そのため、この風車又は風力発電装置は、従来と比較して、設置場所の自由度と安全性が格段に高まるとともに、メンテナンス性にも極めて優れている。
本発明の第1の実施形態における風力発電装置の概要構成図である。 図1のうち第1風車のX−X断面図である。 本発明の第1の実施形態における第2風車の平面図である。 本発明の第1の実施形態における、第2風車の斜視図である。 本発明の第1の実施形態における、第2風車の一部の斜視図である。 本発明の第1の実施形態における、第2風車が未回転時の風力発電装置の一部の側面断面図(図3のY−Y断面に相当する図面)である。 本発明の第1の実施形態における、第2風車の回転時の図6に相当する側面断面図である。 本発明の第1の実施形態における錘の側面図である。 本発明の第1の実施形態における錘の斜視図である。 本発明の第1の実施形態における発電機の発電特性を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態における発電機の発電特性を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態の変形例における、第2風車の回転時の図7に相当する側面断面図である。 本発明の第2の実施形態における風力発電装置の概要構成図である。 本発明の第2の実施形態における、第2風車の回転時の図4に相当する側面断面図である。 本発明の第2の実施形態における図6に相当する斜視図である。 本発明の他の実施形態における図2に相当する斜視図である。
本発明の実施形態を、添付する図面に基づいて詳細に述べる。なお、この説明に際し、全図にわたり、特に言及がない限り、共通する部分には共通する参照符号が付されている。また、図中、本実施形態の要素は必ずしも互いの縮尺を保って記載されるものではない。さらに、各図面を見やすくするために、一部の符号を省略する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態における風力発電装置100の概要構成図である。また、図2は、図1のうち第1風車18のX−X断面図である。図3は、本実施形態における第2風車80の平面図であり、図4は、本実施形態における第2風車80の斜視図である。また、図5は、本実施形態における第2風車80のうち第2回転体31を表す斜視図である。
本実施形態の風力発電装置100は、風力を用いて複数のブレードを回転させることによって発電する、いわゆる縦軸型の風力発電装置である。図1に示すように、この本実施形態の風力発電装置100は、大きく2つの領域に分類される。その1つは、第1ブレード14(14a,14b)を有する第1風車18と第2ブレード24を有する第2風車80とを備える風車である。そしてもう1つは、第1風車18の回転によって発電する発電機60である。
なお、本実施形態においては、第1風車18と第2風車80は、回転軸Rを共有するとともに、上部支持板16、支持棒11、及び下部支持板17によって支持されている。また、微風による回転を実現するために、本実施形態の第1ブレード14の材質はアルミニウム合金である。なお、図1等におけるAは回転軸Rの中心を示す。また、アルミニウム合金以外にも、公知の軽金属材料が第1ブレード14の材質として採用され得る。
最初に、風車について説明する。本実施形態の風車は、縦方向の第1ブレード14(14a,14b)を有し、発電のための回転動力の発生に直接寄与する第1風車18と、第2ブレード24を有し、第1風車の回転速度を制御する第2風車80とを備えている。すなわち、第1風車18の回転速度を過度に高速に回転させないように制御するための第2風車80が設けられているため、本実施形態の風車は役割の異なる2種類の風車を備えている。
より具体的に見ると、本実施形態の第1風車18は、図2に示すように、16枚の略半円筒状の第1ブレード14が、鉛直回転軸Rの周りに略等間隔、換言すれば略等角度(図2の各第1ブレード間の角度βが略同じ)の間隔に配置した第1風車18と、第1ブレード14の上下端を挟んで第1風車18を軸受け60cによって回動可能に固定する天板12及び底板15とを備えている。なお、本実施形態の第1ブレード14は、上段の第1ブレード14aと下段の第1ブレード14bが、各ブレードの位置や向きを一致させるように、縦方向に僅かな隙間を介して重ねられている。また、上段の第1ブレード14aと下段の第1ブレード14bとが一体となって回転(図1のW)するように形成されている。加えて、本実施形態の第1ブレード14の外径(図1のL1)と内径(図1のL2)との比率は、外径(L1)が1に対して内径(L2)が0.65である。
また、この第1ブレード14は、図1及び図2に示すように、天板12及び底板15上に固定された金属製で半円板状の支持部13の外周面に沿って取り付けられる。
なお、本実施形態においては、第1ブレード14(14a,14b)は、支持部13の外周面の全てを覆うように取り付けられておらず、一様に一部の欠損部分が存在する。この構造を採用することにより、風が第1風車18に向かって吹き込んだときに第1ブレード14の後方(風の下流側)へその風を滞らせることなく逃がす効果が奏される。ところで、本実施形態では、図2における第1ブレード14の欠損部分を示す角度(中心角)αが30°であるが、本実施形態はこの角度に限定されない。例えば、実質的に欠損部分がない第1ブレード14も採用し得る他の一態様である。但し、風が第1風車18に吹き込んだときに第1ブレード14の後方へその風を滞らせることなく逃がす効果を高め、極めて微弱な風(例えば、風速1m/秒以下の風)であってもより高い起動トルクを得る観点から言えば、上記欠損部分を設けることが好ましく、その角度αが、20°以上40°以下であることが特に好ましい。
次に、第2風車80について説明する。図6は、本実施形態における第2風車80が未回転時の風力発電装置100の一部の側面断面図(図3のY−Y断面に相当する図面)である。また、図7は、本実施形態における第2風車80の回転時の図6に相当する側面断面図である。また、図8は、本実施形態における錘70の側面図であり、図9は、本実施形態における錘70の斜視図である。
本実施形態の第2風車80は、図3乃至図7に示すように、第2ブレード24を有する第1回転体21と、軸受け60a,60bを利用して第1回転体21と一体となって回転する第2回転体31とを備えている。また、本実施形態の第2回転体31は、第2ブレード24(第1回転体21)の回転によって生じる遠心力によって回転軸Rから離れる方向に移動する錘70を案内するガイド部33と、錘70の移動を止めるストッパー34とを含む通路体32を備えている。また、本実施形態の第2ブレード24は、平面視において台形状の風杯(カップ)を備えている。なお、本実施形態の第2ブレード24の材質はSUS304である。
また、第1回転体21と第2回転体31とを備える第2風車80は、枠体上部43、枠体下部44、及び枠体上部43と枠体下部44とを一体化する柱部42によって形成される枠体内に配置されている。枠体上部43は、上部支持板16に設けられた貫通孔から突出させた凸部46を備えている。加えて、凸部46の周囲であって、凸部46の上端に固設された当接部47と上部支持板16との間に配設された弾性体の一例であるコイルばね40の付勢力によって、前述の枠体が支えられている。
また、図1、図6、及び図7に示すように、第2風車80が配置される枠体の枠体下部44は、下方に突出する制動パッド51を備えている。本実施形態においては、代表的には摩擦係数を高めるため、金属製の制動パッド51の下面が、合成ゴム(例えば、
クロロプレンゴム)製で円板状の樹脂パッド52を備えている。本実施形態においては、第1風車18の回転速度を制御する制動部90は、前述の枠体、第2風車80、樹脂パッド52を備えた制動パッド51、及びコイルばね40によって構成される。
ここで、第1風車18の回転を制動する方法について説明する。本実施形態においては、第2風車80は、第1風車18とは独立しており、第1ブレード14が回転し始める風速よりも速い風速によって回転(図1のS)し始める。これは、例えば、第2ブレード24を、第1ブレード14の材質よりも比重の重い材質を用いて形成したり、第2風車80の受風面積を第1風車18のそれよりも小さくしたりすることにより実現し得る。
第2ブレード24がある風速以上の風を受けて回転すると、その回転によって生じる遠心力により、錘70が回転軸Rに対して径方向に設けられた通路体32内を、ガイド部33に案内されて回転軸Rから離れる方向(図7のP方向)に移動する。
図6及び図7に示すように、本実施形態の通路体32内の底面の少なくとも一部は、回転軸Rから離れるにしたがって上方に傾斜している。また、本実施形態においては、第2ブレード24の高速回転によって錘70が通路体32の外に飛び出さないように、第1回転体21が備える金属製(例えば、SUS304製)のカバー体22が、実質的にその位置(高さ)が固定されるように第1回転体21に取り付けられている。従って、本実施形態においては、回転軸Rから離れるにしたがって通路体32の底面とカバー体22の内壁との距離が短くなるため、錘70が回転軸Rから離れるにしたがって、カバー体22の内壁によって上側から錘70を押圧する圧力が高まることになる。
そのため、第2ブレード24が錘70への遠心力を生じさせるために相当の回転速度(例えば、400rpm以上)で回転しなければ、錘70は、傾斜に沿って回転軸Rから離れる方向、少なくとも最も回転軸Rから離れた位置までは移動しない。従って、本実施形態の第2風車80によれば、弾性支持用のコイルばね40のバネ定数をある程度大きく設定することにより、錘70を備えた第2風車80が機能し得る第2ブレード24の回転数の下限値を上昇させることができる。なお、通路体32における傾斜角度や錘70の重さは、第2ブレード24の回転速度の要求値によって適宜変更され得る。
なお、本実施形態においては、通路体32の底面、ガイド部33、ストッパー34、及びカバー体22によって区画された領域を通路体32と定義することができる。従って、カバー体22は、通路体32の上部内壁を形成する通路体32の一部と捉えることができる。
一方、錘70は、第2ブレード24が高速に回転した場合であっても、通路体32が備えるストッパー34によって進行が止められる。従って、錘70が第2風車80から径方向に飛び出すことを防止できる。
図7に示すように、第2風車80の回転によって、錘70が通路体32内の回転軸Rから最も離れた位置、すなわちストッパー34の位置まで移動すると、錘70は、カバー体22によって上側から押圧されることにより、通路体32の底面に連動するコイルばね40の付勢力に抗して通路体32の底面(換言すれば、第2回転体31)を押し下げる(図7のZ方向)。その結果、第2回転体31に伴って枠体が押し下げられるため(図7のQ方向)、樹脂パッド52を備えた制動パッド51が天板12を押圧する。上述のとおり、制動部90は、第1風車18の回転に対する制動力を発生させる。
その結果、第1風車18の回転速度が低下するとともに第1風車18の回転の制動のきっかけとなった第2風車80の回転数も低下するため、第2ブレード24によって錘70に生じる遠心力が低減する。そうすると、錘70は通路体32の傾斜に沿って回転軸Rの中心Aに向けて動くため、再びコイルばね40の付勢力によって、前述の枠体が持ち上げられることになる。従って、樹脂パッド52が、第1風車18の天板12から離れるため、制動部90は第1風車18に対する制動を行わなくなる。
なお、本実施形態においては、錘70が回転軸Rから最も離れた位置から回転軸Rの中心Aに向けて戻るときに、樹脂パッド52が、第1風車18の天板12から離れるように、錘70、第1回転体21、及び第2回転体31、及びコイルばね40が構成又は調整されている。
上述のとおり、本実施形態の風車及び風力発電装置100は、第1風車18の回転速度を過度に高速に回転させないように制御するための第2風車80を設けているため、風以外の動力を要せずに、第1風車18が過度に高速に回転することを防止し得る。従って、本実施形態の風車及び風力発電装置100によれば、従来と比較して、設置場所の自由度と安全性が格段に高まるとともに、メンテナンス性にも極めて優れている。
次に、錘70について説明する。図8及び図9に示すように、本実施形態の錘70は、移動の際に、カバー体22に接する上方に配置された1つの円柱状回転体72aと、通路体32の底面に接する下方に配置された2つの円柱状回転体72b,72cとを備えている。なお、3つの円柱状回転体72a,72b,72cは、いずれも金属製(より具体的は、SUS304製)である。
ところで、本実施形態の第2風車80の回転速度の変化によって、錘70が回転軸Rから遠ざかったり近づいたりする移動を何度も繰り返すことになる。仮に、第2風車80の高速回転によって生じる遠心力によって勢いよく錘が回転軸Rから離れる方向に移動すると、錘の形状又は構造によっては、通路体32の底面、ガイド部33、及び/又はカバー体22との接触後に錘が動かなってしまう場合が考えられる。
そこで、本願発明者は、その移動の障害となる要素を出来る限り排除することが、風車又は風力発電装置のメンテナンス性及び信頼性の向上に寄与すると考え、鋭意研究を行った。その結果、本願発明者は、錘が互いに独立して回転可能な複数の回転体を備えるとともに、それらの回転体の各々が通路体32の内壁の少なくとも2箇所で接することにより上述の問題を解決し得ることを知見した。この知見に基づく錘の構成を採用すれば、いずれかの回転体が他の回転体に対して独立に回転し得るため、たとえ勢いよく錘が回転軸Rから離れる方向に移動したとしても、確度高くスムーズな錘の移動が実現される。従って、本実施形態の錘70は、上述の技術思想を具現化した1つの例である。
最後に発電機60について説明する。本実施形態においては、回転軸Rを共有する第1風車18及び第2風車80を備えた上述の風車の回転により、前記風車(直接的には回転軸R)に接続した発電機60が発電する。
本実施形態の発電機60は、2相ステッピングモータ(パナソニック株式会社製、KP39HM4/12V,0.08A)である。図10及び図11は、風力発電装置100の発電機60の発電特性を示すグラフである。本実施形態においては、風力発電装置100の第1ブレード14は風速0.6m/秒という極めて微風であっても回転をし始めた。また、風速が約1.4m/秒になり、第1ブレード14の回転数が約70rpmになると、図10及び図11に示すように、発電機60による電力の発生が確認された。
<第1の実施形態の変形例(1)>
ところで、第1の実施形態では、錘70が回転軸Rから最も離れた位置から回転軸Rに向けて動いたときに、樹脂パッド52が、第1風車18の天板12から離れるが、第1の実施形態はそのような態様に限定されない。
例えば、70が回転軸Rから最も離れた位置から回転軸Rに向けてある距離を動いたとしても、依然として樹脂パッド52が、第1風車18の天板12を押圧し、第1風車18の回転を制動し得ることも採用し得る他の一態様である。
図12は、本変形例の具体的な一例としての、第2風車80の回転時における風力発電装置150の図7に相当する側面断面図である。本変形例の制動部90は、錘70が通路体32内を回転軸Rから離れる方向(図10のC方向)に動くと、錘70が、通路体32の上部内壁(本実施形態では、カバー体22の内壁)によって上側からより強く押圧される。そうすると、通路体32の底面に連動する弾性体(本実施形態では、コイルばね40)の付勢力に抗して枠体がより強く押し下げられるため、樹脂パッド52を備えた制動パッド51が天板12を押圧する圧力が増加する。その結果、第1風車18の回転に対する制動力が増加する。加えて、錘70が通路体32内を回転軸Rに向かう方向(図10のD方向)に動くと、枠体を持ち上げる付勢力を有するコイルばね40によって天板12を押圧する圧力を低下させるか、又は制動部90(直接的には、樹脂パッド52)が天板12から離れる。
本変形例においても、第1風車18の回転速度を過度に高速に回転させないように制御するための第2風車80を設けているため、風以外の動力を要せずに、第1風車18が過度に高速に回転することを防止し得る。従って、本変形例の風車及び風力発電装置によれば、従来と比較して、設置場所の自由度と安全性が格段に高まるとともに、メンテナンス性にも極めて優れている。
<第1の実施形態の変形例(2)>
また、本実施形態の第1風車18における天板12及び底板15はいずれも板状体であるが、天板12及び底板15はこの態様に限定されない。例えば、制動部が押圧する箇所以外の領域において、軽量化や第1風車18の回転時のバランス確保等のために貫通孔が1つ又は複数形成された天板や底板も採用し得る他の一態様である。
<第1の実施形態の変形例(3)>
さらに、本実施形態においては、第1ブレード14の数は、上段の第1ブレード14が16枚及び下段の第1ブレード14bが16枚の計32枚であったが、第1ブレード14の数はこれらの数値及び態様に限定されない。例えば、上段のみ、又は下段のみの第1ブレード14であっても、本実施形態の効果と同様の効果が奏され得る。また、3段に配置された第1ブレード14も採用し得る他の一態様である。複数段の第1ブレードが採用される場合の例には、強度を確保する観点から採用される場合や、各段において異なる模様や色彩を施す意匠的な観点から採用される場合が挙げられる。また、第1ブレード14の数は、例えば、上段のブレード数又は下段のブレード数が各10枚、あるいは、各20枚の場合であっても、本実施形態の効果の少なくとも一部が奏され得る。
<第1の実施形態の変形例(4)>
加えて、本実施形態においては、第2ブレード24の数は6枚であったが、第2ブレード24の数も、この数値に限定されない。例えば、第1ブレード24の数が4枚、あるいは、10枚の場合であっても、本実施形態の効果の少なくとも一部が奏され得る。
<第1の実施形態の変形例(5)>
さらに、本実施形態の第1ブレード14は略半円筒状であり、第2ブレード24は平面視において台形状の風杯(カップ)を備えているが、各ブレードの態様もそれらに限定されない。例えば、第1ブレード14や第2ブレード24が、正半円筒形、正楕円筒形、略半楕円筒形、あるいは、平面視においてV字状又はU字状の風杯を備えたブレードも採用し得る他の一態様である。但し、第1ブレード14が微風による回転を主たる目的とする場合は、本実施形態の第1ブレード14のように、略半円筒形又は正半円筒形が好ましい。
<第2の実施形態>
図13は、本実施形態における風力発電装置200の概要構成図である。また、図14は、本実施形態における、第2風車280の回転時の図4に相当する側面断面図である。また、図15は、本実施形態における図6に相当する斜視図である。
本実施形態の風車及び風力発電装置200は、錘270が第1の実施形態の錘70と異なっている点を除き、第1の実施形態の風車及び風力発電装置100と同じである。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略する。
図13乃至図15に示すように、本実施形態の錘270は金属製(例えば、SUS304製)の球体である。また、この球体の直径は、錘270が通路体32内から外に飛び出さないように、ガイド部33の内壁間の距離にほぼ等しいか、該距離よりもやや短い。従って、錘270は、通路体22を形成する空間の各内壁に対して実質的に点接触することになる。
本実施形態の風車及び風力発電装置200を採用したときであっても、第1風車18の回転速度を過度に高速に回転させないように制御するための第2風車280を設けているため、風以外の動力を要せずに、第1風車18が過度に高速に回転することを防止し得る。従って、本実施形態の風車及び風力発電装置200によれば、従来と比較して、設置場所の自由度と安全性が格段に高まるとともに、メンテナンス性にも極めて優れている。
但し、本実施形態の錘270は、第1の実施形態の錘70のように、互いに独立して回転可能な複数の回転体を備えるとともに、それらの回転体の各々が通路体32の内壁の少なくとも2箇所で接する構造を有していない。従って、勢いよく錘が回転軸Rから離れる方向に移動した際によりスムーズな錘の移動を実現させる観点から言えば、第1の実施形態の錘70を採用することがより好適な態様である。
<その他の実施形態>
また、上述の各実施形態においては、第1風車の第1ブレード14が、鉛直回転軸Rの周りに略等間隔、換言すれば略等角度の間隔に配置されているが、第1ブレード14の配置はその態様に限定されない。例えば、図16に示すように、略等角度に配置されていない第1ブレード14が第1風車に採用された場合であっても、上述の各実施形態と同等の効果が奏され得る。なお、図16に示すように、第1の実施形態の第1風車18の第1ブレード14から所定間隔ごとの第1ブレード14を取り除いた配置を採用することにより、例えば、第1風車が回転する際に生じ得る共鳴音を低減することが可能な点、換言すれば、特に都市部における配置時の騒音対策が可能となる点は特筆に値する。
なお、上述の各実施形態の開示は、それらの実施形態の説明のために記載したものであって、本発明を限定するために記載したものではない。加えて、各実施形態の他の組合せを含む本発明の範囲内に存在する変形例もまた、特許請求の範囲に含まれるものである。
本発明の風車及び風力発電装置は、風のみを動力源として風車の回転速度を制御する自己制御型の風車及び風力発電装置である。従って、設置場所を選ばず、安全性に優れ、かつメンテナンスフリーが実現され得ることから、本発明の風車及び風力発電装置は風車及び風力発電装置の利用拡大に大きく貢献し得る。
11 支持棒
12 天板
13 支持部
14,14a,14b 第1ブレード
15 底板
16 上部支持板
17 下部支持板
18 第1風車
21 第1回転体
22 カバー体
24 第2ブレード
31 第2回転体
32 通路体
33 ガイド部
34 ストッパー
42 柱部
43 枠体上部
44 枠体下部
46 凸部
47 当接部
51 制動パッド
52 樹脂パッド
60 発電機
70,270 錘
72a,72b,72c 円柱状回転体
80,280 第2風車
90,290 制動部
100,150,200 風力発電装置

Claims (5)

  1. 鉛直回転軸の周りに複数の縦方向の第1ブレードを配置した第1風車と、
    前記第1ブレードの上下端を挟んで前記第1風車を回動可能に固定する天板及び底板と、
    前記天板の上方に配置されるとともに、前記第1風車とは独立し、前記第1ブレードが回転し始める風速よりも速い風速によって回転し始める、前記回転軸を有する第2ブレードと、前記第2ブレードと一体となって回転するとともに、前記回転軸に対して径方向に設けられ、かつ前記第2ブレードの回転によって生じる遠心力によって前記回転軸から離れる方向に移動する錘を案内するガイド部と、前記錘の移動を止めるストッパーを設けた底面の少なくとも一部が前記回転軸から離れるにしたがって上方に傾斜することにより、前記回転軸から離れるにしたがって前記底面との距離が短くなる上部内壁を設けた通路体とを備える第2風車と、
    前記錘が前記通路体内を前記回転軸の中心から離れる方向に動くと、前記上部内壁の上側からの前記錘への押圧により、前記底面に連動する弾性体の付勢力に抗して押し下げられるとともに前記天板を押圧する圧力を増加させることによって前記第1風車の回転に対する制動力を増加させ、かつ、前記錘が前記通路体内を前記回転軸の中心に向けて動くと、前記弾性体によって前記天板を押圧する圧力を低下させる制動部と、を備える、
    風車。
  2. 鉛直回転軸の周りに複数の縦方向の第1ブレードを配置した第1風車と、
    前記第1ブレードの上下端を挟んで前記第1風車を回動可能に固定する天板及び底板と、
    前記天板の上方に配置されるとともに、前記第1風車とは独立し、前記第1ブレードが回転し始める風速よりも速い風速によって回転し始める、前記回転軸を有する第2ブレードと、前記第2ブレードと一体となって回転するとともに、前記回転軸に対して径方向に設けられ、かつ前記第2ブレードの回転によって生じる遠心力によって前記回転軸から離れる方向に移動する錘を案内するガイド部と、前記錘の移動を止めるストッパーを設けた底面の少なくとも一部が前記回転軸から離れるにしたがって上方に傾斜することにより、前記回転軸から離れるにしたがって前記底面との距離が短くなる上部内壁を設けた通路体とを備える第2風車と、
    前記錘が前記通路体内の前記回転軸から最も離れた位置にいるときに、前記上部内壁の上側からの前記錘への押圧により、前記底面に連動する弾性体の付勢力に抗して押し下げられるとともに前記天板を押圧することによって前記第1風車の回転に対する制動力を発生させ、かつ、前記錘が前記通路体内の前記回転軸から最も離れた位置にいないときに前記弾性体によって前記天板から離れさせる制動部と、を備える、
    風車。
  3. 前記錘が互いに独立して回転可能な複数の回転体を備えるとともに、前記回転体のそれぞれが前記通路体の内壁の少なくとも2箇所で接する、
    請求項1又は請求項2に記載の風車。
  4. 前記第1ブレードが、略半円筒形又は正半円筒形である、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の風車。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の風車を備えた、
    風力発電装置。
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