JP2013524087A - 風力タービンロータおよび風力タービン - Google Patents

風力タービンロータおよび風力タービン Download PDF

Info

Publication number
JP2013524087A
JP2013524087A JP2013503136A JP2013503136A JP2013524087A JP 2013524087 A JP2013524087 A JP 2013524087A JP 2013503136 A JP2013503136 A JP 2013503136A JP 2013503136 A JP2013503136 A JP 2013503136A JP 2013524087 A JP2013524087 A JP 2013524087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
rotor
turbine according
shaft
devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013503136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6087276B2 (ja
Inventor
ボルゲン,エイステン
キャロン,ウィリアム
ヴェスト,マルク
Original Assignee
スヴァイ タービン アーエス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB1005942A external-priority patent/GB2479407A/en
Priority claimed from GB1005917A external-priority patent/GB2479403A/en
Application filed by スヴァイ タービン アーエス filed Critical スヴァイ タービン アーエス
Publication of JP2013524087A publication Critical patent/JP2013524087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6087276B2 publication Critical patent/JP6087276B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D1/00Wind motors with rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor 
    • F03D1/06Rotors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D1/00Wind motors with rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor 
    • F03D1/06Rotors
    • F03D1/065Rotors characterised by their construction elements
    • F03D1/0658Arrangements for fixing wind-engaging parts to a hub
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D15/00Transmission of mechanical power
    • F03D15/20Gearless transmission, i.e. direct-drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D80/00Details, components or accessories not provided for in groups F03D1/00 - F03D17/00
    • F03D80/70Bearing or lubricating arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D9/00Adaptations of wind motors for special use; Combinations of wind motors with apparatus driven thereby; Wind motors specially adapted for installation in particular locations
    • F03D9/20Wind motors characterised by the driven apparatus
    • F03D9/25Wind motors characterised by the driven apparatus the apparatus being an electrical generator
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/18Structural association of electric generators with mechanical driving motors, e.g. with turbines
    • H02K7/1807Rotary generators
    • H02K7/1823Rotary generators structurally associated with turbines or similar engines
    • H02K7/183Rotary generators structurally associated with turbines or similar engines wherein the turbine is a wind turbine
    • H02K7/1838Generators mounted in a nacelle or similar structure of a horizontal axis wind turbine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/31Wind motors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

風力タービンは:シャフト(2)と;複数のブレード装置(8)であって、それぞれのブレード装置がシャフトの周りに回転可能であるとともにブレード(7)を有し、ブレード装置およびブレードがシャフトの周りに回転可能であるブレードロータを形成する、複数のブレード装置と;シャフトに沿って離間され、ブレードロータが接続される、少なくとも第1および第2の軸受装置(6)と;シャフトに回転固定されるステータ(10)、およびリムを有する発電機ロータ(9)を有するダイレクトドライブ発電機と;を有し、第1および第2の軸受装置のそれぞれは、半径方向の力をブレードロータからシャフトに伝達するとともに、第1および第2の軸受装置の少なくとも一方が曲げモーメントをシャフトに伝達し、ブレード装置のそれぞれが、ブレード装置によって生成されたトルクを直接伝達するように、発電機ロータのリムにおけるまたは発電機ロータのリムに隣接したポイントに接続され、発電機ロータ(9)はブレードロータ内にある。

Description

本発明は風力タービンロータおよびそのようなロータを含む風力タービンに関する。
発電用風力タービンは知られており、持続可能な電力供給を提供するために数を増加しながら展開されている。風力タービンが発生し得る最大電力はそのブレードの受風面積に比例し、この受風面積はブレードの長さの二乗に略比例する。風力タービンが供給することができる最大電力を増加させるとともに供給されるエネルギのコストを減少させるために、風力タービンのサイズを増加させたいという要求がある。しかし、出力電力の直線的な拡大は、単純に風力タービン構成部品を直線的に拡大することによっては達成できない。
例えば、各ブレードの長さが2倍にされた場合、受風面積は4倍に増加する。しかし、各ブレードの重量は一般的に長さの三乗に比例するので、重量は8倍に増加する。
ブレードがハブに固定され、このハブがハブに接続されたシャフトを経由して発電機を駆動する風力タービンが知られている。この装置の例は、特許文献1乃至5に開示されている。
軸によって駆動される発電機は典型的には、より効率的な発電を提供するよう回転速度を増加させるためにギアボックスの使用を必要としている。しかし、ギアボックスは、風力タービンのコスト、重量および整備の必要を追加するという点で不都合である。ダイレクトドライブ発電機が使用されており、このような装置の例は特許文献6および7に開示されている。
特許文献8は、このタイプの発電機を開示している。風力タービンは、そのリムがスポークを有する自転車の車輪に似るように引張部材によってハブに接続されたロータを有する。ハブは、軸方向に離間された風力タービンブレード装置によって駆動される。
特許文献9は、ダイレクトドライブ発電機を備える風力タービンを開示している。タービンロータのブレードは円環に固定される。この円環は、ハブから半径方向に延び且つ回転軸に垂直な共通平面内に配置されるロッドによってハブに接続される。ブレード力は円環で分解され、この円環にブレードの内端部が接続される。従って、円環はこれらの力に耐える十分な強度で製造されなければならない。約12メートルの回転軸周りの半径および約3.5メートルの断面直径を有する円環に対して、製造は比較的高価であり、円環は相当な重量である。従って、風力タービンの輸送及び組立ては高価になりがちである。
特許文献10は、タービンロータが無鉄(ironless)リング型発電機を直接或いはギアボックスを通じて駆動する風力タービンの様々な構成を開示している。特許文献10の図3に示される構成では、ブレードはロータハブ内でハブ軸受まで延び、発電機ロータはハブに固定される。ブレードに作用する力の回転軸と平行な成分は軸受に伝達されるとともに発電機ロータにも伝達される。ブレードによって生成されるトルクは発電機ロータに伝達される。
ハブに固定され且つロープ又はケーブル構成によって補強されるブレードを備える風力タービンも知られている。そのようなタービンでは、やはり、ハブはアクスルを介して、典型的にはギアボックスを介して発電機を駆動する。この種の風力タービンは、受風面積を構造の完全性を維持しながら十分に増大させることができないので、比較的高出力の発電に適さない。
風力タービンの他の例は、特許文献11乃至21に開示されている。
国際公開第03/098034号 独国特許出願公開第10311025号 米国特許出願公開第2006/0251516号 欧州特許出願公開第0058791号 米国特許第6951443号 独国特許出願公開第10255745号 米国特許第6285090号 国際公開第02/099950号 カナダ国特許出願公開第26265452号 米国特許第7042109号 英国特許出願公開第1511948号 国際公開第97/13979号 米国特許第4330714号 米国特許第4350895号 国際公開第86/02701号 国際公開第2007/135391号 米国特許出願公開第2005/200134号 米国特許第5118255号 米国特許第2050129号 独国特許出願公開第19606359号 米国特許出願公開第2008/124216号
本発明は従来技術の問題点を解決することを目的とする。
本発明の最初の態様は、以下の番号を付された段落によって規定される:
1. 風力タービンは、シャフトと;複数のブレード装置であって、それぞれのブレード装置がシャフトの周りに回転可能であるとともに半径方向外側の端部が支持されていないブレードを有する、複数のブレード装置と;シャフトに沿って軸方向に離間された少なくとも第1および第2の軸受装置と;シャフトに回転が固定されるステータと第1および第2の軸受装置に接続されたリムを有するロータとを有するダイレクトドライブ発電機とを有し、第1および第2の軸受装置のそれぞれは半径方向の力をロータからシャフトに伝達するとともに、第1および第2の軸受装置の少なくとも一方が曲げモーメントをシャフトに伝達し、ブレード装置のそれぞれが、ブレード装置によって生成されたトルクを直接そこに伝達するように、リムにおけるまたはリムに隣接したポイントに接続され、ブレード装置のそれぞれが発電機に跨る第1および第2の脚部を有する。
2. ステータが第1と第2の軸受装置との間に配置された、段落1に定義されたタービン。
3. 各ブレードはピッチ軸受によって残りのブレード装置に接続される、段落1または2に定義されたタービン。
4. リムが第3および第4の脚部の複数の対それぞれによって第1および第2の軸受装置に接続され、第3および第4の脚部の各対はシャフトの軸を含むまたはシャフトの軸に平行な平面内に配置される、前述の段落のいずれか1つに定義されたタービン。
5. ブレード装置のそれぞれは、可撓性である並びに/またはブレード装置および/またはポイントに対して回転されるリンクによってポイントに接続される、前述の段落のいずれか1つに定義されたタービン。
6. 第1および第2の軸受装置のそれぞれは、シャフトに曲げモーメントを伝達する、前述の段落のいずれか1つに定義されたタービン。
7. 第1および第2の脚部は、第1および第2の軸受装置にそれぞれ接続される、前述の段落のいずれか1つに定義されたタービン。
8. 風力タービンは、シャフトと;シャフトに沿った軸方向に間隔を空けられ、軸周りのシャフトに対するタービンロータの回転を可能にするための少なくとも2つの軸受装置と、少なくとも軸受装置の1つに、ブレード装置に作用する全ての力の、軸に平行に作用する成分の合力の少なくとも一部を伝えるように構成された複数のブレード装置とを有する、タービンロータと;発電機ステータおよび発電機ロータを有し、発電機ロータは、ブレード装置の角度関係を少なくとも部分的に維持するとともにブレード装置から分離される、ダイレクトドライブ発電機と;を有し、各ブレード装置は、ブレード装置から軸周りに実質的に専ら発電機ロータに作用するトルクを伝えるように構成される。
9. ブレード装置は、半径方向外側の端部で支持されていないブレードを有する、段落8に定義されたタービン。
10. 各ブレード装置は、軸受装置の少なくとも1つに合力の少なくとも半分を伝えるように構成される、段落8または9に定義されたタービン。
11. 各ブレード装置は、軸受装置の少なくとも1つに合力の少なくとも90%を伝えるように構成される、段落10に定義されたタービン。
12. 少なくとも1つの軸受装置は、曲げモーメントをシャフトに伝えるように構成される、段落8乃至11のいずれか1つに定義されたタービン。
13. 軸受装置または各軸受装置は、アウターレースがパイプに剛結される複数の平面または転がり軸受を有する、段落12に定義されたタービン。
14. タービンロータは、半径方向内側の脚部端部が第1および第2の軸受部材に取り付けられる多脚構造を有する、段落8乃至13のいずれか1つに定義されたタービン。
15. ブレード装置は第1のオープンフレーム構造を含む、段落8乃至14のいずれか1つに定義されたタービン。
16. 第1のオープンフレーム構造は、第1のスペースフレームを有する、段落15に定義されたタービン。
17. 発電機ロータは、第2のオープンフレーム構造によって少なくとも1つの軸受装置に接続される、段落8乃至16のいずれか1つに定義されたタービン。
18. 第2のオープンフレーム構造は、第1のオープンフレーム構造から機械的に実質的に独立している、段落16に従属する場合の段落17に定義されたタービン。
19. 第2のオープンフレーム構造は、少なくとも1つの第2のスペースフレームを有する、段落17または18に定義されたタービン。
20. 軸から各ブレード装置の各ブレードの半径方向に最も内側の端部への半径方向の距離が、軸から発電機ロータへの半径方向の距離より大きい、段落8乃至19のいずれか1つに定義されたタービン。
21. ブレード装置は、軸周りに等角度で間隔を置いて配置される、段落8乃至20のいずれか1つに定義されたタービン。
22. ブレード装置のブレードは、軸に直角な第1の平面内または軸と同軸の円錐台表面内に配置される、段落21に定義されたタービン。
23. ブレード装置は互いに離される、段落21または22に定義されたタービン。
24. 各ブレード装置は、ブレード装置から発電機ロータに軸周りにトルクを伝達するための第1の部材によって発電機ロータに接続される、段落8乃至23のいずれか1つに定義されたタービン。
25. 第1の部材は、ブレード装置に作用する全ての力の、軸と平行に作用する成分の発電機ロータへの伝達を減らすまたは防ぐように、弾性を有する、および/またはブレード取付装置および発電機ロータに関節接続される、段落24に定義されたタービン。
26. 各第1の部材は、ブレードと残りのブレード装置との間に配置され、ブレードが取り付けられる、プレートに接続される、段落24または25に定義されたタービン。
27. 各ブレードは、ピッチ軸受を介してプレートに取り付けられる、段落26に定義されたタービン。
28. 各ブレード装置は、軸を含む第2の平面内に配置され、一緒にブレードに接続される第1の端部および軸に平行に離間されたそれぞれの位置で少なくとも1つの軸受部材に接続される第2の端部を有する、第2および第3の部材を有する、段落8乃至27のいずれか1つに定義されたタービン。
29. 各ブレードは、軸に平行に作用する全ての力の構成成分に対する力の中心を有し、第2および第3の部材は、力の中心においてまたは力の中心に隣接して実質的に互いに交差する線上を延びる、段落28に定義されたタービン。
30. 各ブレード装置の第2および第3の部材は、複合材部材の第1および第2の部分を有する、段落28または29に定義されたタービン。
31. 各ブレード装置は、少なくとも1つの軸受装置に取り付けられる第1および第2の取付点、並びに発電機ロータに取り付けられるまたは接続される第3の取付点を有する、段落8乃至30のいずれか1つに定義されたタービン。
32. ブレード装置は、ブレード装置に作用する全ての力の、軸に平行に作用する成分の発電機ロータへの伝達を減らすまたは防ぐように、第3の取付点においてまたは第3の取付点に隣接して弾性を有する、段落31に定義されたタービン。
33. 発電機ロータは、軸を含むそれぞれの第3の平面内に配置され、一緒に発電機ロータに接続される第1の端部および軸に平行に離間されたそれぞれの位置で軸受装置に接続される第2の端部を有する、第4および第5の部材の複数の対によって、軸受装置に接続される、段落8乃至32のいずれか1つに定義されたタービン。
34. 各部材は実質的に剛体であるおよび/または引張りの状態にある、段落24乃至30、32および33のいずれか1つに定義されたタービン。
35. 部材のそれぞれは、第1と第2の端部との間で、実質的に直線である、または実質的に直線の部分を有する、段落8乃至30、32および34のいずれか1つに定義されたタービン。
36. 発電機ステータは、シャフトに固定されるとともに、軸受装置の間に配置される、段落8乃至35のいずれか1つに定義されたタービン。
37. 第1および第2の軸受装置は、第2および第3の部材の第2の端部それぞれに、および/または第4および第5の部材の第2の端部それぞれに接続される、段落28乃至30および33乃至35のいずれか1つに従属する場合の段落36に定義されたタービン。
38. 発電機ロータは、軸の周りに角度に関して間隔を空けられた、複数の永久磁石またはコイルを有する、段落8乃至37のいずれか1つに定義されたタービン。
39. 発電機ロータは、発電機ステータに磁気空隙をはさんで互いに向かい合う第1および第2の同軸環状ヨークを有する、段落38に定義されたタービン。
40. 第4および第5の部材の第1の端部は、第1および第2のヨークに固定される、段落34に直接または間接的に従属する場合の段落39に定義されたタービン。
41. 第1および第2のヨークは強磁性である、段落39または40に定義されたタービン。
42. 永久磁石は、空隙を規定するために第1および第2のヨークの対向面に取外し可能に取り付けられる、裏当板に固定される、段落39乃至41のいずれか1つに定義されたタービン。
43. 発電機は、無鉄コア発電機である、前述の段落のいずれか1つに定義されたタービン。
本発明のさらなる態様は本発明の以下の記載によって定義され得る。
1. 風力タービンロータは、軸周りのシャフトに対する回転を可能にするための少なくとも1つの軸受装置、発電機駆動装置、複数のタービンブレードおよびブレード取付装置を有し、ブレードは半径方向外側の端部で支持されず、各ブレード取付装置は、付属するブレードに実質的にもっぱら少なくとも1つの軸受装置へ作用するすべての力の、軸に平行に作用する成分を伝えるとともに、軸周りに付属するブレードに実質的にもっぱら発電機駆動装置へ作用するトルクを伝えるように構成され、発電機駆動装置は、ブレードに接続されるがブレードから離れ、ブレードおよびブレード取付装置は、ブレードが固定ピッチであるようになる。
2.ブレードは失速制御式であるように構成される、段落1に定義されたロータ。
3. 各ブレード取付装置は、第1のオープンフレーム構造を有する、段落1または2に定義されたロータ。
4. 第1のオープンフレーム構造は、第1のスペースフレームを有する、段落3に定義されたロータ。
5. 発電機駆動装置は、第2のオープンフレーム構造によって少なくとも1つの軸受装置に接続される、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
6. 第2のオープンフレーム構造は、第1のオープンフレーム構造から機械的に実質的に独立している、段落3または4に従属する場合の段落5に定義されたロータ。
7. 第2のオープンフレーム構造は、少なくとも1つの第2のスペースフレームを有する、段落5または6に定義されたロータ。
8. 第2のオープンフレーム構造は、第1のオープンフレーム構造の内部に配置される、段落3または4に従属する場合の段落5乃至7のいずれか1つに定義されたロータ。
9. 軸から各ブレードの半径方向に最も内側の端部への半径方向の距離が、軸から発電機駆動装置への半径方向の距離より大きい、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
10. タービンブレードおよびブレード取付装置は、軸周りに等角度で間隔を置いて配置される、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
11. タービンブレードは、軸に直角な第1の平面内または軸と同軸の円錐台表面内に配置される、段落10に定義されたロータ。
12. ブレード取付装置は互いに離される、段落10または11に定義されたロータ。
13. 各ブレード取付装置は、付属するブレードから発電機駆動装置に軸周りに実質的にトルクのみを伝達するための第1の部材によって発電機駆動装置に接続される、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
14. 第1の部材は、ブレードに発電機駆動装置へ作用する全ての力の、軸と平行に作用する成分の伝達を実質的に防ぐように、弾性を有する、および/またはブレード取付装置および発電機駆動装置に関節接続される、段落13に定義されたロータ。
15. 各ブレード取付装置は、軸を含む第2の平面内に配置され、一緒にブレードに接続される第1の端部および軸に平行に離間されたそれぞれの位置で少なくとも1つの軸受部材に接続される第2の端部を有する、第2および第3の部材を有する、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
16. 各ブレードは、軸に平行に作用する全ての力の構成成分に対する力の中心を有し、第2および第3の部材は、力の中心においてまたは力の中心に隣接して実質的に互いに交差する線上を延びる、段落15に定義されたロータ。
17. 各ブレード取付装置の第2および第3の部材は、複合材部材の第1および第2の部分を有する、段落15または16に定義されたロータ。
18. 各ブレード取付装置は、風を軸周りのトルクに変換するように形成される、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
19. 各ブレード取付装置は、少なくとも1つの軸受装置に取り付けられる第1および第2の取付点、並びに発電機駆動装置に取り付けられるまたは接続される第3の取付点を有する、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
20. ブレード取付装置は、ブレードに発電機駆動装置へ作用する全ての力の、軸に平行に作用する成分の伝達を実質的に防ぐために、第3の取付点においてまたは第3の取付点に隣接して弾性を有する、段落19に定義されたロータ。
21. 発電機駆動装置は、少なくとも1つの軸受部材に、軸を含むそれぞれの第3の平面内に配置され、一緒に発電機駆動装置に接続される第1の端部および軸に平行に離間されたそれぞれの位置で少なくとも1つの軸受部材に接続される第2の端部を有する、第4および第5の部材の複数の対によって、接続される、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
22. 各部材は実質的に剛体である、段落13乃至17、20および21のいずれか1つに定義されたロータ。
23. 部材のそれぞれは、第1と第2の端部との間で、実質的に直線である、または実質的に直線の部分を有する、段落1乃至17、20および22のいずれか1つに定義されたロータ。
24. 少なくとも1つの軸受部材は、発電機ステータを収容するために、軸方向に離間された第1および第2の軸受部材を有する、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
25. 第1および第2の軸受部材は、第1および第2の軸受部材の軸方向の分離を決定するまたは制限するために、スラスト軸受装置の一部を形成する、またはスラスト軸受装置と協動する、段落24に定義されたロータ。
26. 第1および第2の軸受部材は、第2および第3の部材の第2の端部それぞれに、および/または第4および第5の部材の第2の端部それぞれに接続される、段落15乃至17および21乃至23のいずれか1つに従属する場合の段落24または25に定義されたロータ。
27. 発電機駆動装置は環状であるとともに軸と同軸である、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
28. 発電機駆動装置は、発電機ロータの少なくとも一部に固定されるまたは発電機ロータの少なくとも一部を形成する、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータ。
29. 発電機ロータは、軸の周りに角度に関して間隔を空けられた、複数の永久磁石またはコイルを有する、段落28に定義されたロータ。
30. 発電機ロータは、発電機ステータに磁気空隙をはさんで互いに向かい合う第1および第2の同軸環状ヨークを有する、段落29に定義されたロータ。
31. 第4および第5の部材の第1の端部は、第1および第2のヨークに固定される、段落17に直接または間接的に従属する場合の段落30に定義されたロータ。
32. 第1および第2のヨークは強磁性である、段落30または31に定義されたロータ。
33. 永久磁石は、空隙を規定するために第1および第2のヨークの対向面に取外し可能に取り付けられる、裏当板に固定される、段落30乃至32のいずれか1つに定義されたタービン。
34. 風力タービンロータは、軸周りの回転のためのハブ、少なくとも1つのタービンブレードおよびブレード取付装置を有し、ブレードまたは各ブレードは、軸に平行に作用する全ての力の構成成分に対する力の中心を有し、ブレード取付装置または各ブレード取付装置は、付属するブレードをハブに接続する第1および第2の部材を有し、第1および第2の部材は、半径方向内側の端部で軸に平行に離間されてハブに接続され、第1および第2の部材は、実質的に力の中心においてまたは力の中心に隣接して実質的に互いに交差する線上を延び、ブレードおよびブレード取付装置または各ブレードおよびブレード取付装置は、ブレードまたは各ブレードが固定ピッチであるようになる。
35. 風力タービンは、前述の段落のいずれか1つに定義されたロータおよび発電機を有する。
36. 発電機は駆動装置によって駆動されるようにまたは駆動装置を含むように構成される、段落1乃至33のいずれか1つに従属する場合の段落35に定義されたタービン。
37. 発電機はダイレクトドライブ発電機である、段落35または36に定義されたタービン。
38. 発電機は無鉄コア発電機である、段落35乃至37のいずれか1つに定義されたタービン。
39. ベアリング部材は、ステータが回転固定される固定シャフトに回転可能に取り付けられる、段落24に直接または間接的に従属する場合の段落35乃至38のいずれか1つに定義されたタービン。
したがって、風力タービンロータを提供することおよび比較的大量の電力を発電することができる風力タービンを作ることが可能である。このような装置は、比較的軽量に作られ得るとともに、製造、輸送および組立が比較的容易であり得る。このような装置はまた、例えば、製造および維持コストと比べて風力タービンの寿命を通じて発生し得る電気エネルギに関して、比較的低コストのエネルギを提供することができる。
本発明は、例として、添付の図面を参照して、さらに記載される。
図1は、本発明の実施形態を構成する風力タービンを示す。 図2は、図1の風力タービンの一部の断面図である。 図3は、本発明の他の実施形態を構成する風力タービンを示す。 図4は、図3の風力タービンの風力タービンロータおよびステータをより詳細に示す。 図5は、本発明のさらなる実施形態を構成する風力タービンを示す。 図6は、図5の風力タービンの風力タービンロータをより詳細に示す。 図7は、図2に示された風力タービン部分の詳細の断面図である。 図8は、本発明のさらに別の実施形態を含む風力タービンを示す。
図面において同様の参照番号は同様の部品を示す。
図1および2に示された風力タービンは、高出力発電機としての使用に適している。例えば、典型的な用途では、このような風力タービンは、約12メガワットの定格出力を有し得る。タービンは、有利な風の状態が存在するとともに1つまたは複数のこのような風力タービンの存在が受け入れられる所であればどこでも、陸地または沖合に展開され得る。
風力タービンは、陸上の使用のための適切な基礎(図示せず)を用いて地面に固定され得るまたは沖合いの使用のための浮力および/または固定装置を備え得る支持タワー1を有する。例えば、タワーおよび固定装置は、EP1509696またはEP1944504に開示されたタイプのものであり得る。
メインシャフト2が、シャフトの軸4が実質的に水平に維持されるように、タワー1のヘッド部3に固定される。風力タービンが異なる風向きに順応することを可能にするために、ヘッド部3は垂直軸周りに旋回するようにタワー1の頂部に取り付けられ得る。風力タービンは、第1および第2の軸受部材6を含む主軸受5を用いて軸4の周りの回転のためにシャフト2に回転可能に取り付けられるロータを有する。ロータは、軸受部材6(ハブを構成する)、軸4の周りに等角度に配置された3つのタービンブレード7、3つのタービンブレード取付装置8、および環状の発電機ロータ9の形態の発電機駆動装置を有する。発電機ステータ10は軸受部材6の間でシャフト2に固定される。
軸受部材6のそれぞれは、「モーメントに対して固い(剛である)」タイプである。特に、軸受部材6は、ブレード取付装置8の曲げモーメントをシャフト2に伝達する。したがって、軸受部材6は、ステータ10に対するロータ9の位置を変えるかもしれない曲げモーメントがシャフト2に伝達されるようになり、このシャフト2はこのような変位に抵抗する。
軸受部材6は、任意の適切なタイプのものであり得る。例えば、軸受部材6のそれぞれは1つまたは複数の軸受を有し得る。この軸受のそれぞれは、転がり軸受または平面軸受であり得るとともにアンギュラコンタクトを提供し得る。適切な転動要素(転動体)の例は、球形の要素、円筒形の要素および円錐台形(テーパ形)の要素を含む。例えば、外側の軸受レースはハブを形成するチューブまたはパイプに強固に接続され得る。具体例では、2つの転がり軸受がパイプの一方の端部にまたはパイプの一方の端部に隣接して配置され得るとともに、1つの転がり軸受がパイプの他方の端部にまたはパイプの他方の端部に隣接して配置され得る。軸受はパイプの内側に配置され得る。
本明細書に記載された実施形態の風力タービンは3つのタービンブレードおよび取付装置またはブレード装置を有しているが、用途に応じて任意の適切な数が与えられ得る。ブレード7は、(相互接続ケーブルが使用され得るが)例えば環状構造によって、専らそれらの半径方向内側の端部または突出部で支持されるとともにそれらの半径方向外側の端部で支持されていない。
各取付装置8は、複合材料または金属から形成され得る部材を有する。装置8は、「Aフレーム」またはスペースフレームに似ているとともに、軸4に平行に離間されるようにそれらの内側端部が軸受部材6に接続される第1および第2の部材を形成する第1の部分11および第2の部分12を有する。内側端部は、軸受部材に強固に固定され得るまたはそこに旋回可能に取り付けられ得る。外側端部は共に複合材部材8の外側部分に接続され、複合材部材は、ブレードのフェザリングまたはピッチの角度が制御されることが可能になるように、その長手方向軸周りに旋回し得るように、ブレード7の旋回取付部を提供する。例えば、ブレード取付装置の外側端部は、ブレード7のピッチ軸に実質的に直角に延びる板を供える。板はブレードのための取付部を提供し、このブレードは、ブレード7のピッチが変化することを可能にするためのピッチ軸受13によって板に接続される。モータ14がブレード7を所望のピッチに回転させる。部材11および12の外側端部は、複合材部材の一部であるおかげでブレード7のための取付部に接続される。したがって、タービンロータは、半径方向内側の脚部端部が軸受部材6に取り付けられた多脚構造を有する。
発電機ロータは、Aフレームまたはスペースフレームに似るように配置された複数の対の第3の部材15及び第4の部材16を有する。第3の部材15および第4の部材16の半径方向内側端部は、軸方向に離間するよう軸受部材6に接続されているのに対し、第3の部材15および第4の部材16の半径方向外側端部は、発電機ロータ9の形態の発電機駆動装置に接続されている。したがって、発電機ロータ9はブレード7に接続されるが、ブレード7から分離されている。代替として、ロータは、圧縮された状態にあり得るとともに張力をかけられたスポークによってハブに接続され得る。
ロータ9およびステータ10を有する発電機は、無鉄の環状又はリング状のダイレクトドライブ型である。ロータは、永久磁石を支持し且つ磁性空気間隙を間に定める一対の同軸の環状部材17,18を含む。磁石は、各対の磁石が互いに面し合う反対の極性を有し且つ磁極が円周の周りで或いは軸4に対して角度的に交互になるよう、対向する対の磁石として環状部材の上に配置される。
ステータは、複数の角度的に分配されたコイル19を含み、コイル19は、部材17,18の間の空気間隙の内側に配置されている。コイルは、強磁性コアを含まない点で「無鉄」タイプのものである。例えば、コイルは、コイルの構造及び形態を維持するよう、エポキシ樹脂のような、十分な強度を有する材料で形成されるとともにカプセル化され得る。コイルの出力は、用途の具体的な要件に従って処理され、生成される電気はタワー1を貫通する導体を通じて供給される。
ステータは、張力をかけられたスポークによってシャフトに接続される圧縮状態にあるリムを有し得る。
このタイプの発電機は既知であり、更に詳細に記載されない。同様に、このような発電機の出力を処理するための電気回路構成も既知であり、更に記載されない。そのような発電機及び構成の実施例は、例えば、先に言及された幾つかの刊行物中に開示されている。
取付装置8のそれぞれは、20で示される接続部を用いてロータ9に接続される。したがって、ロータ9は、ステータ10に対して軸4の周りに回転するように、その取付装置8及び接続部20を介して各ブレード7によって駆動される。したがって、コイル19は、電気を生成するように、空気間隙内で環状部材17,18の間の磁束を切る。
使用中、シャフト2周りの回転軸4に垂直な共通平面内または軸4と同軸な円錐台表面内に配置されるブレード7は、風向に向けられ、モータ14は、所望のブレードピッチをもたらすように、それらの長手軸の周りにブレード7を回転させる。例えば、ブレード7の外側先端速度が風から抽出されるエネルギの最大理論効率の風速の6倍と略等しくなるようにピッチは設定され得る。様々な力がブレード7に対して作用し、これらは、軸4と平行にブレード7に対して作用する力、ブレードおよびブレード取付装置8の重量、および軸4の回りにブレード7に作用するトルクに分解され得る。取付装置8は、軸4に平行に作用する力の合力の少なくとも一部(またはこの軸に平行に作用する力の全成分)が、主に各複合材部材8の部材11及び12によって、軸受部材6に伝達されるようになる。各ブレード7は、回転の軸4と平行に作用する全ての力の成分33のための力の中心30を有する。部材11及び12は、力の中心30でまたは力の中心30に隣接して互いに実質的に交差する線31,32上を延びる。したがって、図2の水平方向に移動する如何なる傾向も、部材11及び12を介して軸受部材6によって抗され、接続部20を介してロータ9に実質的に伝達されない。
例えば、50%を越えるまたは90%を超えさえする、合力の大部分が取付装置8によって軸受部材6に伝達され、したがって発電機ロータ9に伝達されないことが好ましい。したがって、軸4と平行にロータ9をたわませる傾向がある力は減少し、比較的小さい発電機磁気隙間を可能にするためのロータ支持構造の強度要件を減少させる。
ロータ9は、取付装置8に接続されるとともに取付装置の角度関係を維持する。特に、ロータ9は、それらの相対角度間隔を維持するように、取付装置8およびブレード7の重量によって発生する軸4周りのトルクに抗する。取付装置8の軸受装置6への接続は、これらの角度関係または間隔を維持する必要がなく、前述のようにピボット接続さえ有し得る。
ブレード7によって発生したトルクは、実質的に専ら(排他的に)接続部20を介して発電機ロータ9に伝えられる。特に、部材11および12、軸受部材6並びに部材15および16を有する経路を介したロータ9へのトルクの実質的な伝達がない。軸受部材6上でロータ9を支持する部材15および16は、減少した軸4に平行な荷重または力の成分を支えるので、このような減少した荷重の存在する状態において軸4に平行な方向におけるロータ9の構造的な安定性を保証するために単に必要であるに過ぎない。全ての荷重支持部材は、実質的に張力状態は圧縮状態で作用し、よって、スペースフレーム構成に似る。したがって、スペースフレームに似るまたはスペースフレームとして作用するオープンフレーム構造が、タービンブレードを取り付けるとともに発電機を駆動するためのタービンロータ装置を形成するために、使用され得る。従って、比較的軽量の構造が提供されることができ、比較的高出力の風力タービンの動作中に生じる力の存在において構造的完全性を容易に維持し得る。例えば、このような構造は、比較的軽量の12MW又は類似サイズの発電機を提供するために、使用され得る。
軸4の周りにブレード7によって発生するトルクが実質的に専ら接続部20によって各部材8に伝達されるので、接続部20は旋回型であり得る。同様に、剛体の実質的に直線の部材11、12は、それらの長さに沿って実質的に張力および圧縮力だけを伝達するので、軸受部材6への部材11、12の接続部21は、トルクを伝達すること或いはトルクに耐えることを必要とされない。軸4と平行な図2の平面内の減少した力がロータ9に対して作用するので、環状の永久磁石支持部材17、18の間の空気間隙は比較的小さくなり得る。
約12MWの最大発電能力を備える風力タービンの場合、ブレード7は、典型的には、約50mの長さであり、ロータ9は、典型的には、約12mの半径である。オープンフレーム構造は、スペースフレームを形成するまたはスペースフレームに似た比較的軽量な構造を用いて、十分な構造的完全性を提供する。従って、構成部品の製造、現場への輸送、及び、風力タービンを形成するための構成部品の組立は、既知のタイプの構成よりも容易且つ安価である。従って、製造及び組立てに費用がかからず、使用中に比較的少ない保守しか要求されない風力タービンを提供することが可能である。従って、このような風力タービンは、その寿命を通じて、非常に良好な全体のコストに対する発電エネルギの比率をもたらし、製造コスト及びランニングコストに関して非常に効率的な電気エネルギの持続可能な源を提示する。
発電機の永久磁石をロータ9上に設けるとともに、発電機のコイル19をステータ16上に設けることによって、発電された電気は、風力タービンから固定された電気導体を用いて、例えば、スリップリング又は他の比較的移動可能な電気接続を必要とすることなしに、取り出され得る。しかしながら、必要なまたは望ましい場合には、永久磁石はステータ10上に設けられ得るとともにコイルはロータ9上に設けられ得る。この場合、スリップリングのような一部の形態の回転式電気接続が、発電される電気を風力タービンから取り出すために、一般的に必要である。
発電機ロータ9は風力タービンロータの構造の一部を形成する。従って、発電機ロータは、発電機の永久磁石(又はコイル)を取り付けること、及び、ブレード7によって発生するトルクを伝達するための構造の一部を形成することの二つの目的を果たす。これは比較的軽量なタービンロータ及び発電機組立体に寄与する構造的に効率的な構成を提示する。
図3及び4は、部材11、12が、例えば金属の、ロッド又はチューブとして形成される点で主に図1及び2に示されものと異なる、他の種類の風力タービンを示す。また、ブレード7からロータ9にトルクを伝達するための接続部20も、ブレード取付装置8を含む構造がスペースフレームにより酷似するように、ロッド又はチューブとして形成される。各ブレードは、シャフト2の軸4と平行にブレードに作用する力の成分の合力の少なくとも一部が、部材11及び12(これらの部材は回転軸と平行に作用する全ての力成分のためにブレードの力の中心でまたは力の中心に隣接して互いに実質的に交差する線上を延びる)を介して軸受部材6に伝達されるのに対し、軸4の周りにブレード7に作用するトルクが実質的に専ら部材20によってロータ9に伝達されるとともにロータ9が取付装置8の角度関係を維持するように、主軸受21内に取り付けられる内向き端部を有する。ブレードの最内側端部は、主軸受21を通過して更なる軸受22に至るシャフトを備えるまたはシャフトに形成され、更なる軸受22は、隣接する部材11及び12を含む同じ半径方向平面内に配置されるこれらの部材15及び16(図3及び4では見えない)の外側端部に固定される。したがって、部材15及び16は、ブレード7に作用する力の軸4と平行な成分を軸受部材6に伝達する補助をし、軸4周りの実質的なトルクを伝達しない。したがって、ブレード7およびロータ9は、スペースフレーム又はスペースフレームに似る構成によって、軸受部材6に共に接続される。ロータ9は、トルクに関する構造部材として作用する、回転軸に垂直なブレード力に抗する、および発電機の永久磁石(またはコイル)を支持する目的も果たす。ステータ10は、軸受部材6の間でシャフト2に固定される。これらの軸受部材は、軸受部材6の軸方向の分離を固定し或いは制限するスラスト軸受の一部を形成するまたはこのようなスラスト軸受を備える。
図5に示された風力タービンの図6に示された風力タービンロータは、図4に示された風力タービンロータに類似するが、共に接着される複合材料部分として製造されるように構成される。各部材11又は12及び隣接する部材15又は16は、主ブレード軸受21及び補助ブレード軸受22と一体的に形成される。風力タービンロータ全体は、接着された複合材構成部品で形成され得る、またはいくつかの非複合材構成部品を含み得る。従って、このロータはスペースフレームと等しい複合材と考えられ得る。
図7は、任意の実施態様に使用され得るが、一例として、図2に示されるロータに関連する、発電機ロータ及びステータ構造の一部を示す。発電機ロータ9は、第1及び第2の環状ヨーク23を含む。この第1及び第2の環状ヨークは、発電機ロータの主要構造部分を形成する。ヨーク23は磁束経路も提供し、従って、この目的のための十分な厚さを有し、適切な強磁性材料から成らなければならない。ヨーク23は、部材15及び16の半径方向外側端部に固定される。
この実施態様において、永久磁石25はロータ9に固定される。特に、永久磁石25のそれぞれは、扇状の形であるとともに強磁性取付板24に固定される。取付け板24は、磁石がヨーク23に組み立てられるまたはヨーク23から分解されることを可能にするように、例えば、ボルト26を用いて、ヨーク23に取り外し可能に固定される。
ステータ10は、コア又はフォーマ(former)を必要とすることなく発電機内で作用する力に対してコイルの形状及び構造を維持するよう、例えば、エポキシ樹脂中に「埋め込まれた」複数のコイル19を含む。コイル19は、第1および第2のヨーク23上で対向する磁石25の間に定められる磁性空気間隙内に配置される。空気間隙内の磁場は実質的に均一であるので、発電機性能は、磁石25に対するコイル19の軸方向位置に耐性がある。空気間隙を定める各対向する対の磁石は、互いに対向する反対の磁極を有する。また、ヨーク上の永久磁石の磁極は、円周方向に(或いは軸4の周りに角度的に)互い違いになる。したがって、それぞれのコイル19は交流を発電し、コイルは、所望の電力出力を提供するために、任意の適切な、例えば、既知の技法に従って相互接続され得る。
最適な発電機性能のための特定の最少厚さであるべき概して平坦な磁石の背後の磁束経路の必要性が活用される。この厚さの殆どはヨーク23によってもたらされる。従って、このヨークは比較的強く、トルクの伝達のための発電機ロータの構造の一部を形成する。磁石25を取り付けるために別個の取付板24を使用することは、発電機ロータ9の製造並びに損傷した磁石の除去および交換のような保守に便利である。
発電機ロータ9の、磁石の取付け前に溶接又は機械加工され得る連続的な環状ヨーク23および、磁石25を支持する板24の形態の複数の別個のセグメントへの分割は、磁石がロータの組立て中により小さいグループ又はセグメントに取り付けられることを可能にする。この場合もやはり、これは、組立および、損傷した磁石を交換するための使用中の除去、或いは、如何なる他の目的のためにも便利である。このような構成は、取付板24及び磁石25が発電機ロータ構造の外側から半径径方向に、図7に示されるように磁性空気間隙を通過するコイルの部分よりも広くなる傾向にあるコイル19のコイル端と干渉することなしに、据え付けられることを可能にする。コイル19を備えるステータ10は、タービンロータの組立て中に同様に半径方向に据え付けられる複数の概して扇形の要素として形成される。構成部品の全てを発電機リム部に収容するために、各ステータ要素は、隣接する磁石25と同時に、それらの取付板24上に据え付けられる。これは環状ヨーク23によって形成される主発電機リム部構造が連続的であることを可能にする。
図8は、接続部20がブレード取付部の延長された尾部の代わりにリンクの形態である点で図1に示されたものと異なる風力タービンを示す。また、ピッチ軸受は半径方向にシャフト2に近くになる。さらに、ピン接続部21が任意の適切な種類の異なる接続部によって交換される。
ブレード7は可変ピッチである必要はなく、ブレード7はまたブレード取付装置8から分離して形成される必要もないことが認識されるべきである。
可変ピッチ装置では、風力タービンのブレードは、相対風に対するそれらの角度を変化させしたがってロータの速度を制御するように、集団でまたは個別に制御される。このような装置は有効に機能するが、それらは、ブレードがそれらの長手方向または「ピッチ」軸の周りに回転可能に取り付けられることを必要とする。電気モータ等のアクチュエータがブレードピッチを変化させるために必要とされ、制御装置がブレードピッチを制御するために必要とされる。これはこのような風力タービンのコストおよび複雑さを増大させるとともに保守の必要性を追加し得る。
風力タービンは、失速制御された速度制御装置を有し得る。失速制御または調節の場合、ブレードは、それらのピッチ軸周りに回転可能ではなく、流入速度(先端速度比)のための最適な回転速度の近くで動作するように分配されたねじれを持つハブに固定される。最適より上の速度の関係では、迎え角が減少するとともに生じるトルクが減少する。最適より下の速度の関係では、迎え角が増加し、ブレードを失速させ、トルクを発生させるリフトを減少させ、抵抗を増大させる。この調節機構の一部は、発電機からの反力トルクの供給によって或いは、機械的または空力制動システムによって、ロータの回転速度を制御する能力に依存し得る。したがって、このようなものは必要に応じてまたは望ましいように提供され得る。
失速制御のアプローチの結果は、ピッチ制御式タービンに比べてより高い荷重がロータおよびタービンシステムに与えられることであり得る。しかし、失速調節のシステムの単純さおよびより大きいシステムの信頼性は、多くの用途で、経済的に魅力的にする。
いくつかの実施形態では、ブレード7は、例えば上述の複合材料を使用して、ブレード取付装置8と一体に形成され得る。例えば、全ロータが上述の複合材料で形成された場合、全てのブレード7を含むブレードロータ全体が一体に形成されることも可能である。

Claims (41)

  1. シャフトと;
    複数のブレード装置を有し、それぞれの前記ブレード装置が前記シャフトの周りに回転可能であるブレードロータと;
    前記シャフトに沿った軸方向に離間され、前記ブレードロータが接続される、少なくとも第1および第2の軸受装置と;
    前記シャフトに回転固定されるステータ、およびリムを有する発電機ロータを有するダイレクトドライブ発電機と;を有する:
    風力タービンであって、
    前記第1および前記第2の軸受装置のそれぞれは、半径方向の力を前記ブレードロータから前記シャフトに伝達するとともに、前記第1および前記第2の軸受装置の少なくとも一方が曲げモーメントを前記シャフトに伝達し、
    前記ブレード装置のそれぞれは、前記ブレード装置によって生成されたトルクを直接伝達するように、前記発電機ロータの前記リムにおけるまたは前記発電機ロータの前記リムに隣接したポイントに接続され、
    前記発電機ロータは前記ブレードロータ内にある、
    風力タービン。
  2. 前記ブレード装置のそれぞれが前記発電機に跨る前記第1および前記第2の脚部を有する、
    請求項1に記載の風力タービン。
  3. 前記ブレードロータおよび前記発電機ロータは別々のロータである、
    請求項2または3に記載の風力タービン。
  4. 前記ブレードロータおよび前記発電機ロータは単一のロータを形成する、
    請求項1または2に記載の風力タービン。
  5. 前記ブレードロータおよび前記発電機ロータは一体に形成される、
    請求項4に記載の風力タービン。
  6. 前記ブレードロータおよび前記発電機ロータは互いに固定される、
    請求項4に記載の風力タービン。
  7. 前記ステータが前記第1と前記第2の軸受装置との間に配置される、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のタービン。
  8. 各前記ブレード装置は、ピッチ軸受によって残りの前記ブレード装置に接続されるブレードを有する、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のタービン。
  9. 各前記ブレード装置は、ブレードを含む一体構造である、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のタービン。
  10. 前記リムが第3および第4の脚部の複数の対それぞれによって前記第1および前記第2の軸受装置に接続され、前記第3および前記第4の脚部の各対は前記シャフトの軸を含むまたは前記シャフトの軸に平行な平面内に配置される、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載のタービン。
  11. 前記ブレード装置のそれぞれは、可撓性である並びに/またはブレード装置および/または前記ポイントに対して旋回されるリンクによって、前記ポイントに接続される、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載のタービン。
  12. 前記第1および前記第2の軸受装置のそれぞれは、前記シャフトに曲げモーメントを伝達する、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の風力タービン。
  13. 前記第1および前記第2の脚部は、前記第1および前記第2の軸受装置にそれぞれ接続される、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載のタービン。
  14. 各前記ブレード装置は、半径方向外側の端部が支持されていないブレードを有する、
    請求項1乃至13のいずれか1項に記載の風力タービン。
  15. シャフトと;
    複数のブレード装置を有するブレードロータと;
    少なくとも2つの軸受装置であって、前記ブレード装置が前記軸受装置の少なくとも1つに、前記ブレード装置に作用する全ての力の、前記シャフトの軸に平行に作用する成分の合力の少なくとも一部を伝えるように、前記シャフトに沿った軸方向に離間され、前記軸周りに前記シャフトに対する前記ブレードロータの回転を可能にするための、少なくとも2つの軸受装置と;
    発電機ステータおよび発電機ロータを有し、前記発電機ロータは、前記ブレード装置の角度関係を少なくとも部分的に維持するとともに前記ブレード装置から分離される、ダイレクトドライブ発電機と;を有する:
    風力タービンであって、
    各前記ブレード装置は、前記ブレード装置から前記軸周りに実質的に専ら前記発電機ロータに作用するトルクを伝えるように構成される、
    風力タービン。
  16. 前記ブレード装置は、半径方向外側の端部で支持されていないブレードを有する、
    請求項15に記載のタービン。
  17. 各前記ブレード装置は、前記軸受装置の少なくとも1つに前記合力の少なくとも半分を伝えるように構成される、
    請求項15または16に記載のタービン。
  18. 各前記ブレード装置は、前記軸受装置の少なくとも1つに前記合力の少なくとも90%を伝えるように構成される、
    請求項17に記載のタービン。
  19. 少なくとも1つの前記軸受装置は、曲げモーメントを前記シャフトに伝えるように構成される、
    請求項15乃至18のいずれか1項に記載のタービン。
  20. 前記軸受装置または各前記軸受装置は、アウターレースがパイプに剛結される複数の平面または転がり軸受を有する、
    請求項19に記載のタービン。
  21. 前記ブレードロータは、半径方向内側の脚部端部が前記第1および前記第2の軸受部材に取り付けられる多脚構造を有する、
    請求項15乃至20のいずれか1項に記載のタービン。
  22. 前記ブレード装置は第1のオープンフレーム構造を含む、
    請求項15乃至21のいずれか1項に記載のタービン。
  23. 前記第1のオープンフレーム構造は、第1のスペースフレームを有する、
    請求項22に記載のタービン。
  24. 前記発電機ロータは、第2のオープンフレーム構造によって少なくとも1つの前記軸受装置に接続される、
    請求項15乃至23のいずれか1項に記載のタービン。
  25. 前記第2のオープンフレーム構造は、前記第1のオープンフレーム構造から機械的に実質的に独立している、
    請求項24に記載のタービン。
  26. 前記第2のオープンフレーム構造は、少なくとも1つの第2のスペースフレームを有する、
    請求項24または25に記載のタービン。
  27. 前記軸から各前記ブレード装置の各前記ブレードの半径方向に最も内側の端部への半径方向の距離が、前記軸から前記発電機ロータへの半径方向の距離より大きい、
    請求項15乃至26のいずれか1項に記載のタービン。
  28. 前記ブレード装置は、前記軸周りに等角度で間隔を置いて配置される、
    請求項15乃至27のいずれか1項に記載のタービン。
  29. 前記ブレード装置の前記ブレードは、前記軸に直角な第1の平面内または前記軸と同軸の円錐台表面内に配置される、
    請求項28に記載のタービン。
  30. 前記ブレード装置は互いに離される、
    請求項28または29に記載のタービン。
  31. 各前記ブレード装置は、前記ブレード装置から前記発電機ロータに前記軸周りにトルクを伝達するための第1の部材によって前記発電機ロータに接続される、
    請求項15乃至30のいずれか1項に記載のタービン。
  32. 前記第1の部材は、前記ブレード装置に作用する全ての力の、軸と平行に作用する成分の前記発電機ロータへの伝達を減らすまたは防ぐように、弾性を有する、および/または前記ブレード取付装置および前記発電機ロータに関節接続される、
    請求項31に記載のタービン。
  33. 各前記第1の部材は、前記ブレードと残りの前記ブレード装置との間に配置され、前記ブレードが取り付けられる、プレートに接続される、
    請求項31または32に記載のタービン。
  34. 各前記ブレードは、ピッチ軸受を介して前記プレートに取り付けられる、
    請求項33に記載のタービン。
  35. 各前記ブレード装置は、前記軸を含む第2の平面内に配置され、一緒に前記ブレードに接続される第1の端部および前記軸に平行に離間されたそれぞれの位置で少なくとも1つの前記軸受部材に接続される第2の端部を有する、第2および第3の部材を有する、
    請求項15乃至34のいずれか1項に記載のタービン。
  36. 各前記ブレードは、前記軸に平行に作用する全ての力の構成成分に対する力の中心を有し、前記第2および前記第3の部材は、前記力の中心においてまたは前記力の中心に隣接して実質的に互いに交差する線上を延びる、
    請求項35に記載のタービン。
  37. 各前記ブレード装置の前記第2および前記第3の部材は、複合材部材の第1および第2の部分を有する、
    請求項35または36に記載のタービン。
  38. 各前記ブレード装置は、少なくとも1つの前記軸受装置に取り付けられる第1および第2の取付点、並びに前記発電機ロータに取り付けられるまたは接続される第3の取付点を有する、
    請求項15乃至37のいずれか1項に記載のタービン。
  39. 前記ブレード装置は、前記ブレード装置に作用する全ての力の、前記軸に平行に作用する成分の前記発電機ロータへの伝達を減らすまたは防ぐように、前記第3の取付点においてまたは前記第3の取付点に隣接して弾性を有する、
    請求項38に記載のタービン。
  40. 前記発電機ロータは、前記軸を含むそれぞれの第3の平面内に配置され、一緒に前記発電機ロータに接続される第1の端部および前記軸に平行に離間されたそれぞれの位置で前記軸受装置に接続される第2の端部を有する、第4および第5の部材の複数の対によって、前記軸受装置に接続される、
    請求項15乃至39のいずれか1項に記載のタービン。
  41. 前記ブレードロータおよび前記発電機ロータは別々のロータである、
    請求項15乃至40のいずれか1項に記載の風力タービン。
JP2013503136A 2010-04-09 2011-04-08 風力タービンロータおよび風力タービン Expired - Fee Related JP6087276B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1005942A GB2479407A (en) 2010-04-09 2010-04-09 Wind turbine with bearing arrangements to transmit bending moments from blades to shaft
GB1005917A GB2479403A (en) 2010-04-09 2010-04-09 Wind turbine rotor and blade mounting arrangement for wind turbine
GB1005942.6 2010-04-09
GB1005917.8 2010-04-09
PCT/EP2011/055554 WO2011124707A2 (en) 2010-04-09 2011-04-08 Wind turbine rotor and wind turbine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013524087A true JP2013524087A (ja) 2013-06-17
JP6087276B2 JP6087276B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=44763333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013503136A Expired - Fee Related JP6087276B2 (ja) 2010-04-09 2011-04-08 風力タービンロータおよび風力タービン

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8698336B2 (ja)
EP (1) EP2556243B1 (ja)
JP (1) JP6087276B2 (ja)
KR (1) KR101761328B1 (ja)
CN (1) CN103069156B (ja)
AU (1) AU2011237561B2 (ja)
BR (1) BR112012025887A2 (ja)
CA (1) CA2795926C (ja)
ES (1) ES2599406T3 (ja)
MA (1) MA34223B1 (ja)
WO (1) WO2011124707A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018100593A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 グエン チー カンパニー リミテッド 空気圧縮装置
JP2023513447A (ja) * 2020-01-25 2023-03-31 アガーウォール、ラケシュ 調整可能なブレードを有する抗力兼揚力ベースの風力タービンシステム

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6087276B2 (ja) 2010-04-09 2017-03-01 スヴァイ タービン アーエス 風力タービンロータおよび風力タービン
IL215281A0 (en) * 2011-09-21 2011-11-30 Minutin D Leonid Pivotal jet wind turbine
US8985947B2 (en) * 2011-11-14 2015-03-24 Siemens Aktiengesellschaft Power producing spinner for a wind turbine
DE102014204593A1 (de) * 2014-03-12 2015-04-23 Voith Patent Gmbh Horizontalläuferturbine
GB2540302B (en) * 2014-03-26 2020-09-30 Cowap Stephen Self orienting hanging windmill
US9404473B2 (en) * 2014-10-09 2016-08-02 Michael Zuteck Strain isolated attachment for one-piece wind turbine rotor hub
CN107420255B (zh) * 2017-08-28 2023-09-01 江苏中蕴风电科技有限公司 一种用于聚风发电系统的大功率叶轮结构
CN112424468B (zh) * 2018-06-14 2023-08-22 维斯塔斯风力系统有限公司 具有用于停止的枢转转子叶片、线和释放机构的风力涡轮机
CN111322196A (zh) * 2018-12-13 2020-06-23 江苏金风科技有限公司 直驱式风力发电机组
CN111322207A (zh) * 2018-12-13 2020-06-23 江苏金风科技有限公司 用于直驱式风力发电机组的轮毂以及直驱式风力发电机组
CN111322195A (zh) * 2018-12-13 2020-06-23 江苏金风科技有限公司 直驱式风力发电机组
US20220393548A1 (en) * 2019-12-11 2022-12-08 Wachira Puttichaem Shaftless horizontal axis wind turbine
WO2023113590A1 (en) * 2021-12-16 2023-06-22 Bamboo Turbo Technology Sdn Bhd Magnetically levitated horizontal axis rotor, axial flux wind turbine
CN114278522B (zh) * 2022-01-25 2023-05-12 北京三力新能科技有限公司 一种框架式轴承座

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001517282A (ja) * 1997-03-10 2001-10-02 ジューモン・アンデュストリ 直接駆動型低速風力タービン
JP2003120509A (ja) * 2001-10-12 2003-04-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 風力発電装置
JP2004108164A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 発電機一体型ロータヘッドを備えた風車発電装置
JP2009299656A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 風力発電装置
JP2010523895A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 スウェイ エー/エス タービンロータおよび発電所

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2050129A (en) 1933-12-29 1936-08-04 Aermotor Co Wind wheel for windmills
DE2506160C3 (de) 1975-02-14 1978-04-13 Alberto 8136 Percha Kling Windkraftwerk
US4350895A (en) 1980-03-03 1982-09-21 Windpowered Machines Ltd. Wind turbine and method for power generation
US4330714A (en) 1980-06-26 1982-05-18 Smith Otto J M Wind turbine system
EP0058791A1 (en) 1981-02-25 1982-09-01 Harold Winterbotham Electrical rotating machines
DK520084A (da) 1984-11-01 1986-05-02 Riisager Borghild Vindmoellerotor med vridbare vinger og vindmoeller med en saadan rotor
CA1316833C (fr) 1989-09-18 1993-04-27 Angel Moreno Moteur
ATE230821T1 (de) 1995-10-13 2003-01-15 Nils Erik Gislason Windrad mit waagerechter welle
DE19606359A1 (de) 1996-02-12 1997-08-14 Helmut Maas Rotorhalterung für Windkraftmaschinen unter Verwendung von Stangen oder ähnlichen länglichen Halteelementen
US6951443B1 (en) 2000-09-08 2005-10-04 General Electric Company Wind turbine ring/shroud drive system
GB0113700D0 (en) 2001-06-06 2001-07-25 Evolving Generation Ltd Electrical machine and rotor therefor
US7071578B1 (en) 2002-01-10 2006-07-04 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind turbine provided with a controller for adjusting active annular plane area and the operating method thereof
AU2002316786A1 (en) 2002-05-17 2003-12-02 Vestas Wind Systems A/S Wind turbine rotor construction
NO317431B1 (no) 2002-05-22 2004-10-25 Sway As Anordning ved vindkraftverk pa dypt vann
DE10239366A1 (de) * 2002-08-28 2004-03-11 Klinger, Friedrich, Prof. Dr.-Ing. Windenergieanlage
US7042109B2 (en) * 2002-08-30 2006-05-09 Gabrys Christopher W Wind turbine
DE10255745A1 (de) 2002-11-28 2004-06-17 Jörck, Hartmut Direkt angetriebene Windenergieanlage mit im Generator integriertem Lager
DE10311025A1 (de) 2003-03-10 2004-09-23 Roland Mahler Windkraftanlage mit Nabenturbine
EP1657437A1 (en) * 2004-11-15 2006-05-17 Ägir Konsult AB Generator bearing arrangement in a wind power plant
US7323792B2 (en) 2005-05-09 2008-01-29 Chester Sohn Wind turbine
NO20054704D0 (no) * 2005-10-13 2005-10-13 Sway As Fremgangsmate og metode for vindkraftverk og fremdriftssystem med magnetisk stabilt hovedlager og lastkontrollsystem
AR052000A1 (es) 2005-11-07 2007-02-28 Metalurgicas Pescar Industrias Generador eolico integrado de potencia
GB0609799D0 (en) 2006-05-18 2006-06-28 Euro Projects Ltd A turbine blade support assembly
US7713028B2 (en) 2006-11-27 2010-05-11 Ning Liao Turbine blade assembly
CN101054949B (zh) * 2007-05-12 2010-06-02 郑尔历 单桨叶水平轴螺旋桨型风力发电机
CN201116514Y (zh) * 2007-09-03 2008-09-17 赵金峰 一种垂直轴风力发电装置
GB0818610D0 (en) 2008-10-10 2008-11-19 Sway As Wind turbine rotor and wind turbine
JP6087276B2 (ja) 2010-04-09 2017-03-01 スヴァイ タービン アーエス 風力タービンロータおよび風力タービン

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001517282A (ja) * 1997-03-10 2001-10-02 ジューモン・アンデュストリ 直接駆動型低速風力タービン
JP2003120509A (ja) * 2001-10-12 2003-04-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 風力発電装置
JP2004108164A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 発電機一体型ロータヘッドを備えた風車発電装置
JP2010523895A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 スウェイ エー/エス タービンロータおよび発電所
JP2009299656A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 風力発電装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018100593A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 グエン チー カンパニー リミテッド 空気圧縮装置
WO2018117072A3 (ja) * 2016-12-19 2018-08-16 グエン チー カンパニー リミテッド 空気圧縮装置
US10883476B2 (en) 2016-12-19 2021-01-05 Nguyen Chi Co., Ltd. Air compression apparatus
JP2023513447A (ja) * 2020-01-25 2023-03-31 アガーウォール、ラケシュ 調整可能なブレードを有する抗力兼揚力ベースの風力タービンシステム

Also Published As

Publication number Publication date
AU2011237561A1 (en) 2012-11-01
EP2556243B1 (en) 2019-06-12
MA34223B1 (fr) 2013-05-02
CA2795926A1 (en) 2011-10-13
ES2599406T3 (es) 2017-02-01
AU2011237561B2 (en) 2016-09-08
KR101761328B1 (ko) 2017-07-25
CN103069156A (zh) 2013-04-24
US8698336B2 (en) 2014-04-15
CN103069156B (zh) 2016-10-12
WO2011124707A2 (en) 2011-10-13
BR112012025887A2 (pt) 2016-06-28
CA2795926C (en) 2018-07-17
EP2556243A2 (en) 2013-02-13
KR20130050299A (ko) 2013-05-15
WO2011124707A3 (en) 2012-04-12
JP6087276B2 (ja) 2017-03-01
US20130115068A1 (en) 2013-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6087276B2 (ja) 風力タービンロータおよび風力タービン
JP5767112B2 (ja) 風力タービンロータ及び風力タービン
US8222762B2 (en) Direct-drive generator/motor for a windmill/hydropower Plant/Vessel where the generator/morot is configured as a hollow profile and a method to assemble such a windmill/hydropower plant
AU2007351632B2 (en) Turbine rotor and power plant
EP2143942B1 (en) Wind turbine
GB2479407A (en) Wind turbine with bearing arrangements to transmit bending moments from blades to shaft
GB2479403A (en) Wind turbine rotor and blade mounting arrangement for wind turbine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150430

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6087276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531