JP5617475B2 - プラスチックボトル - Google Patents

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Description

本発明は、口部と、首部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルに関する。
近年、ボトルに使用されるプラスチック材料の使用量を減らし、プラスチックボトルを軽量化することが望まれている。しかしながら、プラスチックボトルを軽量化していく際、強度不足が懸念事項となっている。
これに対して、例えば特許文献1には、軽量化した場合でも強度の確保が図られたプラスチックボトルが開示されている。しかしながら、従来、軽量化した場合でもプラスチックボトルの強度を確保しようとした場合、デザイン性については妥協せざるを得ず、この結果、軽量化とデザイン性とを両立させることは従来困難であった。
特開2009−154959号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、軽量化した場合であっても強度の確保を図り、かつ意匠性およびグリップ性にも優れたプラスチックボトルを提供することを目的とする。
本発明は、口部と、首部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、胴部は、中央のくびれ部と、くびれ部の上方および下方にそれぞれ位置する非くびれ部とを有し、くびれ部は、複数の多角形面からなり、くびれ部は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもち、くびれ部は、高さ方向に複数の矩形面列を有し、各矩形面列は、同一形状からなる複数の矩形面を有し、くびれ部は、一の矩形面列と他の矩形面列との間に位置し、複数の同一形状の平行四辺形面からなる平行四辺形面列を有することを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、口部と、首部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、胴部は、中央のくびれ部と、くびれ部の上方および下方にそれぞれ位置する非くびれ部とを有し、くびれ部は、複数の多角形面からなり、くびれ部は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもち、くびれ部は、高さ方向に複数の矩形面列を有し、各矩形面列は、同一形状からなる複数の矩形面を有し、くびれ部の一の矩形面列の矩形面は、隣接する他の矩形面列の矩形面に対して円周方向にずれていることを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、くびれ部の各矩形面列の矩形面は、いずれも隣接する矩形面列の矩形面に対して円周方向にずれていることを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、くびれ部は、高さ方向に3つ〜7つの矩形面列を有することを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、くびれ部の各矩形面列の矩形面は、その縦横比が1:4〜1:6であることを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、くびれ部の各矩形面列の矩形面は、その縦寸法が2mm〜7mmであることを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、くびれ部の高さは、9mm〜35mmであることを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、口部と、首部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、胴部は、中央のくびれ部と、くびれ部の上方および下方にそれぞれ位置する非くびれ部とを有し、くびれ部は、複数の多角形面からなり、くびれ部は、その高さ方向全域にわたって正奇数角形の多角形断面形状をもつことを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明によれば、くびれ部は、複数の多面体からなり、くびれ部は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもつので、プラスチックボトルを軽量化した場合であっても、強度の確保を図ることができるとともに、意匠性を高め、かつグリップ性にも優れたものとすることができる。
図1は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを示す正面図。 図2は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを示す水平方向端面図(図1のA−A線端面図)。 図3は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを示す水平方向端面図(図1のB−B線端面図)。 図4は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを示す水平方向断面図(図1のB−B線断面図)。 図5は、比較例によるプラスチックボトルを示す正面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図4は本発明の一実施の形態を示す図である。
まず、図1乃至図4により本実施の形態によるプラスチックボトルの概要について説明する。なお、本明細書中、「上方」、「下方」とは、それぞれプラスチックボトル10を正立させた状態(図1)における上方、下方のことをいう。
図1に示すように、プラスチックボトル10は、口部11と、口部11に連接する首部12と、首部12に連接する肩部13と、肩部13に連接する胴部20と、胴部20に連接する底部14とを備えている。
このうち胴部20は、中央のくびれ部21と、くびれ部21の上方に位置する上方側の非くびれ部22と、くびれ部21の下方に位置する下方側の非くびれ部23とを有している。このうち、上方側の非くびれ部22と、下方側の非くびれ部23とは、いずれも略円筒形状からなっている。
図1に示すように、上方側の非くびれ部22の表面には、5本の環状補強溝24a〜24eが形成されている。このうち最も上方に位置する環状補強溝24aと、最も下方に位置する環状補強溝24eとは、それぞれ正面から見て直線状の形状を有している。他方、これら環状補強溝24aと環状補強溝24eとの間に位置する3本の環状補強溝24b〜24dは、それぞれ波状の形状を有している。
また、下方側の非くびれ部23の表面には、3本の環状補強溝25a〜25cが形成されている。このうち最も下方に位置する環状補強溝25cは、正面から見て直線状の形状を有している。これに対して、環状補強溝25cの上側に位置する2本の環状補強溝25a〜25bは、それぞれ波状の形状を有している。
一方、くびれ部21は、ボトル内方に向けて凹んだ形状からなり、複数の多角形面(複数の矩形面27および複数の平行四辺形面29)からなっている。また、くびれ部21は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもっており、とりわけ、その高さ方向全域にわたって正奇数角形の断面形状をもっていることが好ましい。
すなわち、くびれ部21は、高さ方向に複数(この場合は5つ)の矩形面列26a〜26eを有している。各矩形面列26a〜26eは、それぞれ同一形状からなる複数(この場合は11個)の矩形面27を有している。
各矩形面列26a〜26eにおいて、複数(11個)の矩形面27は周方向に沿って連続的に並んでおり、各矩形面列26a〜26eの水平断面は、いずれも正多角形(この場合は正11角形)からなっている(図2および図3参照)。この場合、各矩形面列26a〜26eの水平断面は、正奇数角形からなることが好ましい。これにより、くびれ部21における荷重の分散効果が高められ、くびれ部21を把持した際に、くびれ部21に生じるゆがみ(不安定感)を取り除くことができる。これに対して、仮に各矩形面列26a〜26eの水平断面を偶数角形とした場合、互いに対向する面同士が接近するように変形しやすいため、くびれ部21を把持した際の安定感が乏しくなる。なお、くびれ部21の各矩形面列26a〜26eの水平断面は、正5角形〜正13角形であることが好ましく、正7角形〜正11角形であることが更に好ましい。
5つの矩形面列26a〜26eのうち、中央に位置する矩形面列26cは、その径が最も小さくなっており、例えば胴部20の最大胴径の81%〜89%とすることができる。また、矩形面列26b、26dは、その次に径が小さく、胴部20の最大胴径の85%〜95%とすることができる。さらに、上下両端にそれぞれ位置する矩形面列26a、26eは、最も径が大きく、胴部20の最大胴径の93%〜99.5%とすることができる。
さらに、くびれ部21は、複数(この場合は4つ)の平行四辺形面列28a〜28dを有している。各平行四辺形面列28a〜28dは、それぞれ隣接する矩形面列26a〜26e同士の間に位置している。すなわち、平行四辺形面列28aは、矩形面列26aと矩形面列26bとの間に位置し、平行四辺形面列28bは、矩形面列26bと矩形面列26cとの間に位置している。また、平行四辺形面列28cは、矩形面列26cと矩形面列26dとの間に位置し、平行四辺形面列28dは、矩形面列26dと矩形面列26eとの間に位置している。
各平行四辺形面列28a〜28dは、複数(この場合は11個)の同一形状の平行四辺形面29を有している。複数(11個)の平行四辺形面29は、各平行四辺形面列28a〜28dにおいて、周方向に沿って連続的に並んでいる。また、各平行四辺形面列28a〜28dの水平断面は、いずれも正多角形(正11角形)からなっている。この場合、各平行四辺形面列28a〜28dの水平断面は、正奇数角形からなることが好ましい。この理由は、矩形面列26a〜26eの水平断面が正奇数角形であることが好ましい理由(上述)と同様である。
また、図1および図4に示すように、各矩形面列26a〜26eの矩形面27は、いずれも隣接する矩形面列26a〜26eの矩形面27に対して円周方向にずれて配置されている。すなわち、矩形面列26dの矩形面27は、矩形面列26eの矩形面27に対して、円周方向にθ=約10°ずれて配置されており、矩形面列26cの矩形面27は、矩形面列26dの矩形面27に対して、円周方向にθ=約10°ずれている(図4参照)。同様に、矩形面列26b、26aの矩形面27も、それぞれ矩形面列26c、26bの矩形面27に対して、円周方向に約10°ずつずれて配置されている。
なお、くびれ部21の高さは、9mm〜35mmであることが好ましい。くびれ部21の高さをこの範囲とした場合、ユーザーがくびれ部21をグリップした際、人差し指または中指がくびれ部21にぴったり収まり、プラスチックボトル10を安定して保持することができる。
さらに、各矩形面27は、その縦横比が1:4〜1:6であることが好ましい。この縦横比が1:4よりも小さい場合、一の矩形面列26a〜26eあたりの矩形面27の数が増加し、くびれ部21の断面は円形に近づくことになる。このため、指の収まりは良好となるが、くびれ部21の断面における力の分散効果が得られにくくなる。逆に、縦横比が1:6より大きい場合には、一の矩形面列26a〜26eあたりの矩形面27の数が減り、とりわけボトルを肉薄にした場合に、賦形不良が生じるおそれがある。
さらにまた、各矩形面27は、その縦寸法が2mm〜7mmであることが好ましく、3mm〜5mmであることが更に好ましい。この矩形面27の縦寸法が2mmよりも小さい場合、ボトル成形時に賦形不良を生じるおそれがあり、高さ方向における矩形面列26a〜26eの数が増加するため、くびれ部21による力の分散効果も得られにくくなる。他方、矩形面27の縦寸法が7mmより大きい場合には、高さ方向における矩形面列26a〜26eの数が減るため、とりわけボトルを肉薄にした場合、積載荷重がかかった際に荷重が集中しやすく、永久変形を生じるおそれがある。
なおプラスチックボトル10の胴部20の肉厚は、0.03mm〜0.30mmとすることが可能である。このようにプラスチックボトル10の肉厚を薄くすることにより、プラスチックボトル10の軽量化を図ることができる。プラスチックボトル10の重量は、500ml用のものである場合、例えば8.9g〜15gとすることができる。
プラスチックボトル10は、合成樹脂材料を射出成形して製作したプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより作製することができる。なおプリフォームすなわちプラスチックボトル10の主材料としては熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)を使用する事が好ましく、植物由来のバイオマス系プラスチックを用いることも可能である。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、空のプラスチックボトル10を準備し、その内部を洗浄・殺菌処理した後、水、緑茶、あるいはコーヒー等の内容液を充填する。その後、プラスチックボトル10の口部11に図示しないキャップを螺着することにより、プラスチックボトル10を閉栓する。その後、閉栓されたプラスチックボトル10は、出荷されるとともに、小売店に搬送されまたは自動販売機に投入されて、消費者に販売される。
本実施の形態によれば、くびれ部21は、複数の矩形面27および複数の平行四辺形面29からなり、くびれ部21は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもっている。このことにより、プラスチックボトル10に内容液を充填した後におけるプラスチックボトル10の座屈強度を高め、積載荷重に対してクッション性を付与して、プラスチックボトル10がつぶれることを防止することができる。さらに、胴部20には補強構造等が付与されて、強度が高められていることにより、プラスチックボトル10を自動販売機に投入した場合でも、変形を起こしにくくなっている。さらに、プラスチックボトル10に縦荷重が加わった際、くびれ部21の平行四辺形面列28a〜28dがひねられながら圧縮していくので、クッション性が高められ、プラスチックボトル10の座屈強度を高めることができる。
また、本実施の形態によれば、くびれ部21は、高さ方向に複数の矩形面列26a〜26eおよび複数の平行四辺形面列28a〜28dを有しているので、荷重を分散する効果が高められ、くびれ部21を把持した際のボトルのゆがみ(不安定感)を除去することができる。
さらに、各矩形面列26a〜26eの矩形面27は、いずれも隣接する矩形面列26a〜26eの矩形面27に対して円周方向にずれているので、くびれ部21を把持した際、円周方向にいずれの方向から力が加わった場合でも、くびれ部21のゆがみを軽減することができる。
とりわけこのような効果は、プラスチックボトル10を薄肉に形成した場合(例えば、上述したように胴部20の肉厚を0.07mm〜0.30mmとした場合)に、より顕著に得ることができる。
さらにまた、本実施の形態によれば、くびれ部21は、複数の矩形面27および複数の平行四辺形面29からなっており、くびれ部21は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもっているので、周方向だけでなく、高さ方向、斜め方向にも面が多数存在している。したがって、反射面が多く、意匠性が優れているとともに、消費者の注目を集めやすくなっており、いわゆるアイキャッチ性が高められている。
なお、本実施の形態において、くびれ部21は、高さ方向に5つの矩形面列26a〜26eを有し、かつ4つの平行四辺形面列28a〜28dを有しているが、矩形面列および平行四辺形面列の個数はこれに限られるものではない。例えば、矩形面列の個数を3つ〜7つとし、矩形面列同士の間に配置される平行四辺形面列の個数を2つ〜6つとしても良い。
次に、本実施の形態における具体的実施例について説明する。
(実施例)
図1乃至図4に示す構成からなる、500ml用のプラスチックボトル10(実施例)を作製した。この場合、12gのプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより、プラスチックボトル10(実施例)を作製した。このプラスチックボトル10(実施例)は、従来一般に用いられるプラスチックボトルよりも軽量化され、かつ薄肉化されたものである。この場合、くびれ部21の5つの矩形面列26a〜26eのうち、最も径が小さい矩形面列26cの径は、胴部20の最大胴径の87%であった。また、くびれ部21の高さは、33mmであった。さらに、各矩形面27の縦横比は1:4.5であり、各矩形面27の縦寸法は3.5mmであった。
このプラスチックボトル10のくびれ部21に対して、側方から一定の荷重をかけた。この際、くびれ部21の構造によって圧吸収効果が見られた。また、荷重を除去した際にはくびれ部21の形状が復元した。
次に、内容液を充填して閉栓した多数のプラスチックボトル10を自動販売機に満載し、その後、これらを自動販売機から排出した。このとき、プラスチックボトル10に変形等が生じたか否かを確認したところ、商品価値を損ねる様な変形等は認められなかった。
(比較例)
図5に示す構成からなる、500ml用のプラスチックボトル50(比較例)を作製した。このプラスチックボトル50(比較例)の構成は、くびれ部51の形状が異なる点以外は、上述したプラスチックボトル10(実施例)と同様である。図5に示すプラスチックボトル50において、くびれ部51は、その高さ方向全域にわたって円形の断面形状を有しており、くびれ部51の中央には、環状の溝52が形成されている。
このプラスチックボトル50(比較例)のくびれ部51に対して、側方から一定の荷重をかけたところ、くびれ部51は大きく歪んだ。このため、くびれ部を把持した場合のグリップ安定性は、プラスチックボトル50(比較例)よりプラスチックボトル10(実施例)の方が優れていた。また、内容液が充填された複数のプラスチックボトル50(比較例)と複数のプラスチックボトル10(実施例)とを準備し、それぞれくびれ部を持ちながらキャップを開栓したところ、プラスチックボトル50については、ボトルの側壁の強度が不足することから液こぼれを伴うものがあった。これに対して、プラスチックボトル10については、液こぼれを伴うものはなかった。なお、それぞれのくびれ部におけるボトルの肉厚は同等であることから、この相違は、明らかにプラスチックボトル10のくびれ部21の強度が高められていることによるものであった。
10 プラスチックボトル
11 口部
12 首部
13 肩部
14 底部
20 胴部
21 くびれ部
22 上方側の非くびれ部
23 下方側の非くびれ部
24a〜24e 環状補強溝
25a〜25c 環状補強溝
26a〜26e 矩形面列
27 矩形面
28a〜28d 平行四辺形面列
29 平行四辺形面

Claims (8)

  1. 口部と、首部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、
    胴部は、中央のくびれ部と、くびれ部の上方および下方にそれぞれ位置する非くびれ部とを有し、
    くびれ部は、複数の多角形面からなり、
    くびれ部は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもち、
    くびれ部は、高さ方向に複数の矩形面列を有し、各矩形面列は、同一形状からなる複数の矩形面を有し、
    くびれ部は、一の矩形面列と他の矩形面列との間に位置し、複数の同一形状の平行四辺形面からなる平行四辺形面列を有することを特徴とするプラスチックボトル。
  2. 口部と、首部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、
    胴部は、中央のくびれ部と、くびれ部の上方および下方にそれぞれ位置する非くびれ部とを有し、
    くびれ部は、複数の多角形面からなり、
    くびれ部は、その高さ方向全域にわたって多角形断面形状をもち、
    くびれ部は、高さ方向に複数の矩形面列を有し、各矩形面列は、同一形状からなる複数の矩形面を有し、
    くびれ部の一の矩形面列の矩形面は、隣接する他の矩形面列の矩形面に対して円周方向にずれていることを特徴とするプラスチックボトル。
  3. くびれ部の各矩形面列の矩形面は、いずれも隣接する矩形面列の矩形面に対して円周方向にずれていることを特徴とする請求項記載のプラスチックボトル。
  4. くびれ部は、高さ方向に3つ〜7つの矩形面列を有することを特徴とする請求項乃至のいずれか一項記載のプラスチックボトル。
  5. くびれ部の各矩形面列の矩形面は、その縦横比が1:4〜1:6であることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項記載のプラスチックボトル。
  6. くびれ部の各矩形面列の矩形面は、その縦寸法が2mm〜7mmであることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項記載のプラスチックボトル。
  7. くびれ部の高さは、9mm〜35mmであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のプラスチックボトル。
  8. 口部と、首部と、胴部と、底部とを備えたプラスチックボトルにおいて、
    胴部は、中央のくびれ部と、くびれ部の上方および下方にそれぞれ位置する非くびれ部とを有し、
    くびれ部は、複数の多角形面からなり、
    くびれ部は、その高さ方向全域にわたって正奇数角形の多角形断面形状をもつことを特徴とするプラスチックボトル。
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