JP5617452B2 - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents
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Description
本発明は、内燃機関の水冷式の冷却装置に関する。
特許文献1にも記載されているように、自動車用内燃機関に代表される内燃機関の多くは、冷却水の強制的な循環による水冷式の冷却装置を備えている。この種の冷却装置では、機関冷間時における冷却水の昇温を促進するために、ラジエータと内燃機関内部との間で冷却水を循環させる主冷却水流路とは別に、ラジエータをバイパスして内燃機関内部で冷却水を循環させるバイパス流路を有し、機関冷間時には、サーモスタット等の流路切換弁によりバイパス流路に切り換えて、ラジエータをバイパスすることによって、冷却水の昇温を促進している。
また近年、排気浄化の上で機関冷間時における早期昇温が望まれており、機関冷間時には、上述したように流路切換弁によってバイパス流路に切り換えた上で、更に流量制御弁によりバイパス流路内を循環する冷却水の流量を制限して、冷却水流れの大幅な抑制あるいは停止(以下、ゼロフローとも呼ぶ)を行うことを本出願人は検討している。このようなゼロフローを行うことで、燃焼による熱を受けやすい燃焼室及びシリンダ付近に滞留する冷却水をより速やかに昇温させて暖機を促進することができる。
ところで、内燃機関のシリンダブロック及びシリンダヘッドのウォータジャケット内における冷却水の温度は、例えば内燃機関に設けた水温センサにより検出され、この冷却水温が、機関冷間状態の判定の他、EGR量や燃料噴射時期などの設定に用いられる。水温センサは、一般的には、その感温部がウォータジャケットに臨んだ姿勢で、シリンダブロックやシリンダヘッド等の内燃機関の外壁に取り付けられる。
但し、上述したゼロフロー時には、ウォータジャケット内の冷却水が滞留(あるいは非常に遅い速度で循環)することとなるために、ウォータジャケットの中でも、その位置に応じて温度の差、すなわち温度のばらつきが大きくなる。例えば、ウォータジャケットの中でも、燃焼室やシリンダの付近では燃焼による熱が伝わり易いために相対的に温度が高くなり易く、一方、温度センサが取り付けられる内燃機関の外壁の近傍では、燃焼室やシリンダから比較的遠く、また外気温度の影響を受け易いために、相対的に温度が低くなる。このため、水温センサにより検出される検出値が、実際の燃焼室及びシリンダ付近の冷却水の温度に比して低下側に乖離し、冷却水温を用いる各種制御が不正確なものとなるとともに、機関冷間状態(暖機運転)の終了判定が遅れてしまい、不必要に暖機運転が長引くことで、燃費の悪化や排気の悪化を招くおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。すなわち本発明に係る内燃機関の冷却装置は、ラジエータと内燃機関の内部との間で冷却水を循環させる主冷却水流路と、上記ラジエータをバイパスして内燃機関の内部で冷却水を循環させるバイパス流路と、上記主冷却水流路とバイパス流路とを切り換える流路切換弁と、上記流路切換弁によってバイパス流路に切り換えられている状態で、上記バイパス流路内を循環する冷却水の流量を制限する流量制御弁と、上記内燃機関の内部の冷却水の温度に応じた検出値を出力する水温センサと、上記水温センサの検出値に基づいて冷却水温を設定する水温設定手段と、を有している。そして、この水温設定手段は、上記流量制御弁による流量制限時には、上記水温センサの検出値に対し、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を考慮した冷却水温予測値を求め、この冷却水温予測値を上記冷却水温として設定することを特徴としている。
例えば、冷間始動(コールドスタート)等の機関冷間時には、暖機を促進するために、流路切換弁によってバイパス流路に切り換えた上で、流量制御弁によりバイパス流路内を循環する冷却水の流量を制限する。そして、このような流量制御弁による流量制限時(ゼロフロー時)には、冷却水の流れが著しく制限又は停止されているために、水温センサの検出値が実際のシリンダ付近の冷却水の温度よりも低くなる傾向にあるが、本発明においては、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を考慮した冷却水温予測値を冷却水温として設定しているために、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を見越した形で冷却水温を適切に設定することが可能となる。
以上のように本発明によれば、機関冷間時等における流量制御弁によるバイパス流路の流量制限時(ゼロフロー時)にも、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を見越した形で冷却水温を適切に設定することができ、冷却水温の設定精度が向上する。従って、機関冷間時に冷却水温が実際のシリンダ付近の冷却水の温度よりも低下側に乖離することを抑制・回避し、暖気運転が不必要に長期化することによる燃費の悪化や排気の悪化を抑制・回避することができる。
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関10の冷却装置を簡略的に示す構成図である。同図の矢印に示すように、内燃機関10のクランクシャフトにより駆動されるウォータポンプ11によって、冷却水が冷却水流路R1,R2内を循環する。ここで、太く塗りつぶした矢印が主冷却水流路R1、太い白抜きの矢印がバイパス流路R2を示している。
主冷却水流路R1は、暖機後の運転状態のときに、ラジエータ12を介して冷却水を冷却させるために、ラジエータ12と内燃機関10との間で冷却水を循環させるものである。この主冷却水流路R1においては、ウォータポンプ11により送給された冷却水が、内燃機関10のシリンダブロック13及びシリンダヘッド14の内部に形成されたウォータジャケット15,16(図2参照)を経て、ウォータアウトレット17よりラジエータ12へ送られ、このラジエータ12よりウォータインレット18を介して内燃機関10へ戻されて、流路制御弁としてのサーモスタット弁19及びサーモスタットハウジング20を経てウォータポンプ11へ供給される。
また、ラジエータ12へ供給された冷却水の一部はリザーバタンク21へ供給され、このリザーバタンク21からサーモスタットハウジング20へ戻される。更に、冷却水の一部がシリンダブロック13よりオイルクーラ22、ターボチャージャ23及びヒータ24等の熱交換部品へ供給されるとともに、ウォータアウトレット17より熱交換部品としてのEGRバルブ25へ供給される。これら熱交換部品22〜25への供給通路には、各部品への冷却水の供給・遮断を切り換える電磁式の切換弁26,27,28が設けられ、これら切換弁26,27,28の動作は、各種制御処理を記憶及び実行可能な制御部30によって制御される。各熱交換部品22〜25へ供給された冷却水は、それぞれリターン通路を介してサーモスタットハウジング20へ戻される。
バイパス流路R2は、暖機完了前の機関冷間時に、内燃機関(冷却水)の昇温を促進して暖機完了時期を早めるように、ラジエータ12をバイパスして内燃機関10のウォータジャケット15,16内で冷却水を循環させるものである。このバイパス流路R2においては、ウォータポンプ11により送給された冷却水が、内燃機関10のシリンダブロック13及びシリンダヘッド14からバイパス通路31及びサーモスタットハウジング20を経てウォータポンプ11へと戻され、ラジエータ12やサーモスタット弁19を通ることがない。
上記のサーモスタット弁19は、周知のように温度に応じて作動するもので、主冷却水流路R1とバイパス流路R2とを切り換える流路切換弁として機能する。すなわち、冷却水の温度が所定の設定温度(例えば、80度付近)を超える暖機後の状態においてサーモスタット弁19が開弁して主冷却水流路R1を冷却水が循環し、設定温度以下の機関冷間時にはサーモスタット弁19が主冷却水流路R1を閉じることで、冷却水がバイパス流路R2を循環することとなる。
そして本実施例では、サーモスタット弁19によってバイパス流路R2に切り換えられている状態で、バイパス流路R2内を循環する冷却水の流量を制限する流量制御弁32が設けられている。この流量制御弁32は、主冷却水流路R1の途中から分岐してシリンダヘッド14とサーモスタットハウジング20とを結ぶバイパス通路31に設けられている。例えば所定の設定温度(例えば、80度付近)以下の機関冷間状態のときに、この流量制御弁32を閉弁することで、バイパス流路R2内を循環する冷却水の流れが大幅に制限されあるいは停止されたゼロフロー状態となる。
なお、この実施例においては、流量制御弁32として電磁弁を用い、制御部30により流量制御弁32の動作を制御している。但し、上記の流路切換弁と同様、温度に応じて自動的に作動するサーモスタット弁を流量制御弁32として用いることもできる。この場合には、機関冷間時には常にゼロフロー状態となる。
図2を参照して、シリンダ13Aが形成されたシリンダブロック13の上部にはシリンダヘッド14が固定され、これらのシリンダヘッド14及びシリンダブロック13の内部に、冷却水が通流するウォータジャケット15,16が形成されている。シリンダブロック13にはウォータポンプ11が取り付けられるとともに、シリンダヘッド14にはサーモスタットハウジング20が取り付けられている。また、シリンダヘッド14の外壁には、その先端の感温部34がシリンダヘッド14内のウォータジャケット16に臨んだ姿勢で、冷却水の温度を検出する水温センサ33が取り付けられている。
図2(A)に示す暖機後の状態では、ウォータジャケット15,16内を冷却水が循環するため、ウォータジャケット15,16における冷却水の温度は位置にかかわらずほぼ均一であり、水温センサ33の検出値をそのまま冷却水温として設定しても問題はない。一方、図2(B)に示すように、サーモスタット弁19及び流量制御弁32を閉じたゼロフロー時には、ウォータジャケット15,16内を冷却水がほとんど循環することなく滞留するために、位置によって温度差が生じ、具体的には、水温センサ33が設置されるシリンダヘッド14の外壁近傍の部位では、燃焼による熱を受け易い燃焼室やシリンダ13Aの近傍の部位に比して、温度が低くなる。このため、水温センサ33により検出される検出値が、実際のシリンダ付近の冷却水の温度よりも低下側に乖離する。そこで本実施例では、このようなゼロフロー時には、水温センサ33の検出値に対し、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を考慮した冷却水温予測値を求め、この冷却水温予測値を冷却水温として設定している。
図3〜図7は、このような本実施例の制御の流れを示すフローチャートであり、これらのルーチンは上記の制御部30により記憶及び実行される。図3を参照して、ステップS11では、水温設定フラグFLG_Z−flowが1であるかを判定する。このフラグFLG_Z−flowは、後述する図5及び図6のルーチンによって設定されるものであり、機関冷間時のようにサーモスタット弁19及び流量制御弁32を閉じるゼロフロー時に「1」に設定され、暖機後のように、少なくとも流量制御弁32を開弁する非ゼロフロー時に「0」に設定される。
水温設定フラグFLG_Z−flowが1であれば、ゼロフロー状態であると判断し、ステップS12へ進み、水温センサ33の検出値THWに対し、後述する図4の処理によって、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を考慮した冷却水温予測値THWcylを求め、この冷却水温予測値THWcylを冷却水温TWとして設定する。一方、水温設定フラグFLG_Z−flowが0であれば、暖機後の非ゼロフロー状態であるとして、ステップS13へ進み、水温センサ33の検出値THWをそのまま冷却水温TWとして設定する。
図4は、上記の冷却水温予測値THWcylの算出処理を示している。ステップS31では、水温センサ33の検出値THWを読み込む。ステップS32では、機関回転速度Neを読み込む。ステップS33では、燃料噴射量Qを読み込む。そしてステップS34において、水温センサ33の検出値THWに対し、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を加算して、冷却水温予測値THWcylを算出する。この温度上昇分は、この実施例では機関回転速度Neと燃料噴射量Qとにより求められ、より具体的には、図4の数式に示すように、単位時間毎の機関回転速度Neと燃料噴射量Qとの乗算値を積算し、この積算値に係数Cを乗算することにより求められる。なお、この係数Cは予め設定・適合される定数である。
図5は、ゼロフローの開始判定処理を示している。ステップS41では、水温センサ33の検出値THWを読み込む。ステップS42では、この検出値THWが所定の開始判定値THW_zstart未満であるかを判定する。検出値THWが所定の開始判定値THW_zstart未満であれば、ゼロフローを開始すべきと判断して、ステップS43へ進み、上記の水温設定フラグFLG_Z−flowを1に設定する。一方、検出値THWが開始判定値THW_zstart以上であれば、ゼロフローを行う必要がないと判断して、ステップS44へ進み、水温設定フラグFLG_Z−flowを0に設定する。
図6は、ゼロフローの終了判定処理を示しており、本ルーチンはゼロフロー状態でのみ実行される。ステップS51では、水温センサ33の検出値THWを読み込む。ステップS52では、上記の冷却水温予測値THWcylを読み込む。ステップS53では、後述する図7のTHW2算出処理によって、冷却水温推定値THW2を算出する。そして、ステップS54では、上記の冷却水温予測値THWcylが所定の第1解除判定値THW_upper以上であるか、あるいは冷却水温推定値THW2が所定の第2解除判定値THW_zend以上であるかを判定する。THWcylがTHW_upper以上又はTHW2がTHW_zend以上であれば、ステップS55へ進み、上記の水温設定フラグFLG_Z−flowを0に設定し、ゼロフローを解除・終了させる。一方、THW2がTHW_zend未満で、かつ、THWcylがTHW_upper未満であれば、ステップS55へ進み、水温設定フラグFLG_Z−flowを1に設定し、ゼロフローを継続する。
図7は、上記の冷却水温推定値THW2の算出処理を示している。ステップS61では、水温センサ33の検出値THWを読み込む。ステップS52では、上記の冷却水温予測値THWcylを読み込む。そして、ステップS63では、検出値THWと冷却水温予測値THWとに基づいて、冷却水温推定値THW2を算出する。なお、ステップS63の式中の係数a及び係数bは、予め適合・設定される定数である。なお、図8に示すように、この実施例では冷却水温推定値THW2を冷却水温予測値THWcylよりも低く設定そており、従って、その冷却水温推定値THW2に対する第2解除判定値THW_zendも、冷却水温予測値THWcylに対する第1解除判定値THW_upperよりも低く設定されている。
このように、ゼロフロー解除時には、冷却水温予測値THWcylと冷却水温推定値THW2の双方を用い、いずれか一方がそれぞれの解除判定値に達した時点でゼロフローを解除するようにしたため、ゼロフローの解除判定を精度良く行うことができる。特に、検出値THWと冷却水温予測値THWcylとに基づいて冷却水温推定値THW2を推定し、この推定値THW2が所定の第2解除判定値THW_zendに達した時点で、ゼロフローを解除することによって、図8に示すよに、例えば検出値THWに基づいて解除判定を行う場合に比して、所定時間ΔT分、ゼロフローの解除時期を早期化することができ、無駄に暖機運転が行われることを抑制し、省エネルギー化を図ることができる。
このようにして設定された冷却水温は、図9に示すように、EGR率,燃料噴射時期,パイロット噴射量,燃料噴射圧の設定の他、EGRクーラのバイパス切換判断などに用いられる。同図に示すように、暖機完了前の機関冷間状態では、冷却水温が低くなるほど、失火の発生等を防ぐために、EGR率を低く抑制し、燃料噴射時期を進角し、排気温度上昇のためのパイロット噴射量(又はポスト噴射量)を増量するとともに、燃料噴射圧を低く抑制してシリンダ壁に到達するまでの時間を長く確保する。
10…内燃機関
11…ラジエータ
12…ウォータポンプ
13…シリンダブロック
14…シリンダヘッド
15,16…ウォータジャケット
19…サーモスタット弁(流路切換弁)
30…制御部
31…バイパス通路
32…流量制御弁
33…水温センサ
11…ラジエータ
12…ウォータポンプ
13…シリンダブロック
14…シリンダヘッド
15,16…ウォータジャケット
19…サーモスタット弁(流路切換弁)
30…制御部
31…バイパス通路
32…流量制御弁
33…水温センサ
Claims (5)
- ラジエータと内燃機関の内部との間で冷却水を循環させる主冷却水流路と、
上記ラジエータをバイパスして内燃機関の内部で冷却水を循環させるバイパス流路と、
上記主冷却水流路とバイパス流路とを切り換える流路切換弁と、
上記流路切換弁によってバイパス流路に切り換えられている状態で、上記バイパス流路内を循環する冷却水の流量を制限する流量制御弁と、
上記内燃機関の内部の冷却水の温度に応じた検出値を出力する水温センサと、
上記水温センサの検出値に基づいて冷却水温を設定する水温設定手段と、を有し、
この水温設定手段は、上記流量制御弁による流量制限時には、上記水温センサの検出値に対し、シリンダ付近の冷却水の温度上昇分を考慮した冷却水温予測値を求め、この冷却水温予測値を上記冷却水温として設定することを特徴とする内燃機関の冷却装置。 - 上記水温設定手段は、上記流量制御弁により流量が制限されていないときには、上記水温センサの検出値を冷却水温として設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の冷却装置。
- 上記流路切換弁は、機関冷間時に主冷却水流路を遮断するサーモスタット弁であり、
上記機関冷間時には上記流量制御弁が閉弁されることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の冷却装置。 - 上記水温センサが、上記シリンダから離間したシリンダヘッドの外壁に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の冷却装置。
- 上記流量制限時に、上記冷却水温予測値が所定の第1解除判定値に達するか、あるいは上記冷却水温予測値と水温センサの検出値とに基づいて求められる冷却水温推定値が所定の第2解除判定値に達すると、上記流量制御弁による流量制限が解除されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の冷却装置。
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