JP5617353B2 - 半導体素子 - Google Patents

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Description

本発明は、コラムナ量子ドットを有する半導体素子、及びその製造方法に関する。
光半導体素子を高温で安定動作させるために、熱励起による発振準位からのキャリアの漏出を抑制することが望まれる。このためには、離散的なエネルギ準位を有する量子ドットを活性層に適用することが有効である。
Stranski−Krastanov(S−K)モードで自己形成した量子ドットを高さ方向に積み重ねたコラムナ量子ドットが提案されている。1つのコラムナ量子ドットを構成する複数の量子ドットは、相互に量子力学的に結合している。具体的には、量子ドットの間隔が、キャリアの波動関数の広がりよりも狭い。コラムナ量子ドットの側方には、サイドバリア層が配置される。量子ドットの重ね数(高さ)やサイドバリア層の歪量等の構造パラメータを変えることにより、偏光特性を制御することが可能である。
半導体レーザに、高い電気光変換効率が求められ、光半導体幅器に、高い光利得が求められる。コラムナ量子ドットの分布密度を高めることにより、電気光変換効率や光利得の向上を図ることができる。コラムナ量子ドットが面内に分布しているコラムナ量子ドット層を積み重ねることにより、コラムナ量子ドットの体積分布密度を高める方法が提案されている。
特開2007−157975号公報 特開2007−242748号公報
2009年春季第56回応用物理学関係連合講演会予稿集、安岡他、2a−G−2
コラムナ量子ドット層を積み重ねる際には、コラムナ量子ドット層の間に中間層が配置される。多段化されたコラムナ量子ドット層により活性層が構成される。活性層が厚くなると、縦高次モードが発生しやすくなるため、活性層を過度に厚くすることは好ましくない。活性層が過度に厚くなることを避けるために、中間層を薄くすることが好ましい。中間層が薄くなると、下層のコラムナ量子ドット層の歪が、中間層を経由して上層のコラムナ量子ドット層に伝播する。このため、良好な結晶状態を保って結晶成長させることが困難である。
また、コラムナ量子ドット層を多段に積み重ねる場合に限らず、単層のコラムナ量子ドット層の上に半導体層を形成する場合にも、半導体層の結晶品質を高める技術が望まれる。
本発明の目的は、コラムナ量子ドット層の上に、高品質な半導体層を成長させるのに適した半導体素子を提供することである。
本発明の一観点によると、
半導体基板の上に形成され、面内方向に分布する複数のコラムナ量子ドットと、
前記半導体基板の上に形成され、前記コラムナ量子ドットの間を埋めるサイドバリア層と
を有し、
前記コラムナ量子ドットの各々は、積み重ねられた複数の量子ドットを含み、
前記サイドバリア層は、積み重ねられた複数のスペーサ層を含み、前記量子ドットと前記スペーサ層とは交互に積み重ねられており、前記複数のスペーサ層の各々の格子定数は前記半導体基板の格子定数よりも小さく、複数の前記スペーサ層は、前記半導体基板に相対的に近い下部スペーサ層と、相対的に遠い上部スペーサ層とを含み、前記上部スペーサ層の格子定数は、前記下部スペーサ層の格子定数よりも小さく、前記下部スペーサ層の格子定数は、前記半導体基板の格子定数よりも小さく、前記下部スペーサ層の格子定数は一定であり、前記上部スペーサ層の格子定数も一定である半導体素子が提供される。
サイドバリア層の格子定数が厚さ方向に一定である場合に比べて、PL波長が同一の条件で、コラムナ量子ドット及びサイドバリア層との平均歪量を小さくすることができる。これにより、コラムナ量子ドットを含む層の多段化が容易になる。
実施例1による半導体素子の断面図である。 実施例1による半導体素子の断面図である。 実施例1及び比較例による半導体素子のコラムナ量子ドット層の平均歪量と、PL波長の測定結果との関係を示すグラフである。 半導体基板及びスペーサ層の格子定数を示すグラフである。 量子ドットの積み重ね数と、PL波長の測定結果との関係を示すグラフである。 コラムナ量子ドット層の断面TEM像を示す図である。 実施例1による半導体素子のPLスペクトルの測定結果を示すグラフである。 実施例2による半導体素子の製造途中段階における断面図である。 実施例2による半導体素子の製造途中段階における断面図、及び完成時の断面図である。 実施例2の変形例による半導体素子の製造途中段階における断面図である。 実施例3による半導体素子の断面図である。
[実施例1]
図1に、実施例1による半導体素子の断面図を示す。半導体基板10の上に、コラムナ量子ドット層15が形成されている。コラムナ量子ドット層15は、面内方向に分布する複数のコラムナ量子ドット13、及びコラムナ量子ドット13の間に充填されたサイドバリア層14を含む。
コラムナ量子ドット13の各々は、高さ方向に積み重ねられた複数の量子ドット12を含む。サイドバリア層14は、積層された複数のスペーサ層16を含む。半導体基板10の上に、複数の量子ドット12を形成する工程と、量子ドット12及び量子ドット12が形成されている下地表面を覆うスペーサ層16を形成する工程を交互に繰り返すことにより、コラムナ量子ドット層15が形成される。図1に示した例では、最も上の量子ドット12は、スペーサ層16で覆われていない。なお、最も上の量子ドット12をスペーサ層16で覆ってもよい。高さ方向に隣り合う量子ドット12の間に、スペーサ層16の一部が配置される。
半導体基板10には、例えばInPの(001)基板が用いられる。量子ドット12にはInAsが用いられる。スペーサ層16には、組成波長1.0μmのInGaAsPが用いられる。
1つのコラムナ量子ドット13を構成する量子ドット12の積み重ね数は12である。1重目から11重目の量子ドット12の各々に対応して、量子ドット12の上及び側方にスペーサ層16が配置されている。複数のスペーサ層16のうち、半導体基板10に相対的に近い位置の1層目から4層目までのスペーサ層16を、下部スペーサ層16Aと呼び、相対的に遠い位置の5層目から11層目までのスペーサ層16を、上部スペーサ層16Bと呼んで区別することとする。実施例1においては、下部スペーサ層16Aの歪量と、上部スペーサ層16Bの歪量とが異なるように、それらの組成が調整されている。
サイドバリア層14のエネルギバンドギャップは、量子ドット12のエネルギバンドギャップよりも広い。また、横方向に隣り合う量子ドット12の間隔は、電子の波動関数の広がりに比べて十分大きい。このため、サイドバリア層14は、量子ドット12内の電子に対してポテンシャル障壁となる。上下に隣り合う量子ドット12の間隔は、電子の波動関数の広がりに比べて十分狭く、量子ドット12同士が量子力学的に結合している。このため、コラムナ量子ドット13の各々が、電子を3次元方向に閉じ込める量子ドットとして作用する。
以下、コラムナ量子ドット層15の形成方法について説明する。量子ドット12及びスペーサ層16の形成には、有機金属化学気相成長(MOVPE)法を適用することができる。III族元素の原料として、トリメチルインジウム(TMIn)、トリエチルガリウム(TEGa)を用い、V族元素の原料として、アルシン(AsH)、フォスフィン(PH)を用いることができる。キャリアガスとして水素(H)を用い、成長圧力は、6.65kPa(50Torr)とする。
まず、InPの(001)基板10を、MOVPE成長炉内に装填し、炉内をフォスフィン雰囲気にして、基板温度を630℃まで上昇させる。その後、半導体基板10の上に、InPバッファ層を形成する。InPバッファ層の上に、コラムナ量子ドット層15を形成する。量子ドット12の形成は、S−Kモードと呼ばれる自己組織化成長により行う。
最も下の量子ドット12の成長条件は下記の通りである。
・成長温度 430℃
・原料供給量 2.5ML相当
・成長速度 0.045μm/h
・V/III比 30
この条件で、[110]方向及び[−110]方向の横方向寸法がそれぞれ約20nm及び30nm、分布密度7.5×1010cm−2の量子ドット12が形成される。
下から2番目、及びそれよりも上の量子ドット12の成長条件は、下記の通りである。
・成長温度 430℃
・原料供給量 1.2ML相当
・成長速度 0.045μm/h
・V/III比 30
下部スペーサ層16A及び上部スペーサ層16Bの成長条件は、下記の通りである。
・成長温度 430℃
・原料供給量 2.5ML相当
・成長速度 0.1μm/h
・V/III比 1600
下部スペーサ層16A及び上部スペーサ層16Bの形成時には、所望の格子定数になるように、In、Ga、As、Pの原料の供給量が調整される。
図2に、多段に積み重ねたコラムナ量子ドット層を有する半導体素子の断面図を示す。半導体基板10の上に、3段のコラムナ量子ドット層15が形成されている。コラムナ量子ドット層15の間に、中間層20が配置されている。中間層20には、組成波長1.1μm、歪量0%のInGaAsPが用いられ、その厚さは、例えば40nmである。歪量が0%であるということは、InPの半導体基板10に格子整合していることを意味する。
コラムナ量子ドット層15の各々の構成は、図1に示したコラムナ量子ドット層15の構成と同一である。
図1に示した構造の試料を作製してフォトルミネッセンス(PL)波長の評価を行った結果について説明する。
コラムナ量子ドット層15の平均歪量εを下記の式で定義する。
ここで、εQDiは、下からi番目の量子ドット12の歪量、εSBiは、下からi番目のスペーサ層16の歪量である。dQDi及びdSBiは、それぞれ下からi番目の量子ドット12及びスペーサ層16の厚さである。量子ドット12及びスペーサ層16の厚さは、成長中に供給した原料により均一な厚さの膜が形成されたと仮定した場合の膜の厚さを意味する。例えば、歪量の単位は「%」であり、量子ドット12及びスペーサ層16の厚さの単位は「モノレイヤ(ML)」である。
InP基板上のInAs量子ドット12の歪量は、下記の式で算出される。
ここで、aInAs及びaInPは、それぞれInAsおよびInPの格子定数である。圧縮歪が正、引張り歪が負になる。以下、スペーサ層16の引張り歪量は、マイナス記号を省略して示す。InPの基板10の上のInAs量子ドット12の圧縮歪量は3.2%になる。スペーサ層16の歪量は、InGaAsPの各元素の組成比から格子定数を求め、求められた格子定数を用いて算出することができる。ここで、「格子定数」は、半導体材料に歪が発生していないと仮定した時の格子定数を意味する。
図3に、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εと、PL波長の測定結果との関係を示す。横軸は、平均歪量εを単位「%」で表し、縦軸は、PL波長を単位「μm」で表す。
図3の丸記号、三角記号及び四角記号は、それぞれタイプA、タイプB、タイプCの試料の測定結果を示す。タイプAの試料では、下部スペーサ層16Aの歪量と上部スペーサ層16Bの歪量とが等しい。すなわち、サイドバリア層14(図1)の歪量が面内方向及び厚さ方向に関して一定である。サイドバリア層14の歪量が0.6%〜1.0%の複数の試料を作製した。試料間でサイドバリア層14の歪量が異なるため、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εも、試料間で異なる。例えば、サイドバリア層14の引張り歪量を0.6%としたとき、平均歪量εは0.775%になり、サイドバリア層14の引張り歪量を0.8%としたとき、平均歪量εは0.654%になる。
タイプBの試料では、上部スペーサ層16Bの引張り歪量を1.0%とした。下部スペーサ層16Aの歪量は試料間で異ならせ、複数のタイプBの試料を作製した。具体的には、下部スペーサ層16Aの引張り歪量が0.0%、0.4%、0.5%、0.6%、0.7%の5種類の試料を作製した。タイプCの試料では、下部スペーサ層16Aの引張り歪量を0.4%とし、上部スペーサ層16Bの引張り歪量を1.4%とした。
図3に示した測定結果からわかるように、タイプAの試料では、Cバンド(波長1.53μm〜1.56μm)でPL発光を得るための平均歪量εは0.66%乃至0.78%である。タイプAの構造を採用し、平均歪量εが約0.775%の条件で、図2に示した3段のコラムナ量子ドット層15を有する半導体素子の製造を試みた。しかしながら、良好な結晶品質を保った成長が困難であった。これは、コラムナ量子ドット12の位置に局在化する圧縮歪が、中間層20を厚さ方向に伝播し、中間層20の上面においても、歪が残留しているためと考えられる。
タイプAの構造で、平均歪量εを0.654%まで低下させた条件では、良好な結晶品質を保ったまま、3段のコラムナ量子ドット層15を積層することができた。ところが、平均歪量εを0.654%にすると、PL波長が1.529μmまで短くなり、Cバンドから外れてしまう。タイプAの構造では、Cバンドで発光する3段構造のコラムナ量子ドット構造を作製することが困難であることがわかる。
サイドバリア層14(スペーサ層16)及び中間層20の組成を、エネルギバンドギャップの狭い組成にすれば、コラムナ量子ドット13のエネルギバンドギャップも狭くなり、PL波長が長くなる。従って、サイドバリア層14及び中間層20のエネルギバンドギャップを狭くすれば、平均歪量εを0.654%まで低下させても、CバンドのPL波長が得られると考えられる。ところが、サイドバリア層14及び中間層20のエネルギバンドギャップを狭くすると、コラムナ量子ドット13からサイドバリア層14へ電子が漏出し易くなる。このため、半導体レーザにおいては、特に動作温度が高くなると、閾値電流の上昇及び電気光変換効率の低下が引き起こされる。また、光半導体増幅器においては、動作温度が高くなると、光利得の低下が引き起こされる。
タイプBの試料では、平均歪量εaが0.654%において、CバンドのPL波長が得られている。タイプA、タイプBのいずれの試料においても、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εaと、PL波長とは、線型の関係を持つことがわかる。下部スペーサ層16Aの引張歪量が0.4%から0.7%の試料において、CバンドのPL波長が得られている。タイプBにおいて、下部スペーサ層16Aの引張り歪量を1.0%にした試料は、サイドバリア層14の引張り歪量を1.0%にしたタイプAの試料と同一の構造になる。タイプBの試料の測定結果を直線でフィッティングしたとき、この直線は、タイプAのサイドバリア層14の引張り歪量1.0%の試料の測定点を通過している。このことから、図3に示した測定結果は妥当なものであることが確認される。
平均歪量εを0.654%程度まで小さくすることにより、良好な結晶品質を維持したまま、コラムナ量子ドット層15を多段化することが可能になる。これにより、コラムナ量子ドットの体積分布密度を高めることができる。
タイプCの試料のPL波長は1.556μmであり、下部スペーサ層16Aの引張り歪量が0.4%のタイプBの試料のPL波長は1.555μmであった。両者のPL波長の差は、極僅かである。このことから、下部スペーサ層16Aの引張り歪量を0.4%に固定し、上部スペーサ層16Bの引張り歪量を1.0%から1.4%に増加させても、PL波長の短波長側への顕著なシフトは見られないことがわかる。上部スペーサ層16Bの引張り歪量を1.0%から1.4%に増加させることは、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εを0.5%程度まで低下させることに相当する。平均歪量εを低下させることにより、コラムナ量子ドット層15の多段化が、より容易になる。
上述のように、上部スペーサ層16の引張り歪量を下部スペーサ層16の引張り歪量より大きくすることにより、PL波長を一定に維持したまま、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εaを小さくすることができる。これにより、コラムナ量子ドット層15を多段化した半導体素子(図2)を作製し易くなる。
図4に、半導体基板10及びスペーサ層16の格子定数を示す。半導体基板10の格子定数をLC0、下部スペーサ層16Aの格子定数をLC1、上部スペーサ層16Bの格子定数をLC2としたとき、LC0>LC1>LC2の条件が満たされる。このとき、上部スペーサ層16Bの引張り歪量が下部スペーサ層16の引張り歪量より大きくなる。
次に、PL波長を一定に維持したまま、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εを小さくすることができる理由について説明する。
図5に、量子ドット12の積み重ね数と、PL波長の測定結果との関係を示す。横軸は、量子ドット12の積み重ね数を表し、縦軸は、PL波長を単位「μm」で表す。作製した試料の基本構造は、図1に示したものと同一である。コラムナ量子ドット層15内の量子ドット12の積み重ね数を異ならせた複数の試料を作製した。図中の丸記号及び三角記号は、それぞれスペーサ層16(サイドバリア層14)の引張り歪量を1.0%にした試料、及び0.4%にした試料の測定結果を示す。
量子ドット12の積み重ね数が5以下の領域では、積み重ね数が増加するに従って、PL波長が長くなっている。重ね数が5よりも多くなると、PL波長の増加傾向は鈍化し、長波長化が飽和傾向を示している。このことから、下から5番目よりも上のスペーサ層16の引張り歪は、1番目から5番目のスペーサ層16の引張り歪に比べて、PL波長の長波長化への寄与度が小さいことがわかる。
量子ドット12の歪量εQDiは正であり、スペーサ層16の歪量εSBiは負である。一般的には、平均歪量εは正になる。このため、スペーサ層16の歪量εSBiの絶対値を大きくすれば、すなわち引張り歪量を大きくすれば、平均歪量εが0に近づく(小さくなる)。上部スペーサ層16Bの引張り歪量を相対的に大きくすることは、平均歪量εを小さくすることに相当する。
スペーサ層16の引張り歪量を小さくすれば、PL波長を長波長化する(Cバンド内にする)ことができるが、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εが大きくなってしまう。逆に、スペーサ層16の引張り歪量を大きくすれば、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εを小さくすることができるが、PL波長が短くなって(Cバンドから外れて)しまう。PL波長の長波長化の寄与度が大きい下部スペーサ層16Aにおいては、引張り歪量を相対的に小さくしてPL波長の長波長化を優先させる。PL波長の長波長化の寄与度が小さい上部スペーサ層16Bにおいては、引張り歪量を相対的に大きくして、PL波長の長波長化よりも、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εを小さくすることを優先させる。
このように、上部スペーサ層16Bの引張り歪量を下部スペーサ層16Aの引張り歪量より大きくすることにより、スペーサ層16の引張り歪量をすべて等しくする場合に比べて、PL波長同一の条件の下で、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εを小さくすることができる。また、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εが等しい条件の下では、PL波長を長くすることができる。
スペーサ層16の引張り歪は、同一層内の量子ドット12に対し、面内方向に広げ、厚さ方向には縮める作用を及ぼす。スペーサ層16の引張り歪の影響は、異なる層内の量子ドット12にほとんど及ばない。このため、上部スペーサ層16Bの相対的に大きな引張り歪は、下部スペーサ層16Aと同じ層内の量子ドット12に、ほとんど影響を及ぼさない。従って、上部スペーサ層16Bの相対的に大きな引張り歪は、下部スペーサ層16AによるPL波長の長波長化を打ち消す方向にはほとんど作用しない。
図6A及び図6Bに、コラムナ量子ドット層の断面TEM像を示す。図6Aは、下部スペーサ層16Aの引張り歪量が0.5%、上部スペーサ層16Bの引張り歪量が1.4%の試料のものであり、図6Bは、下部スペーサ層16Aの引張り歪量が0.4%、上部スペーサ層16Bの引張り歪量が1.4%の試料のものである。黒色の濃い領域が、コラムナ量子ドットに対応する。いずれの試料においても、コラムナ量子ドットが形成されていることがわかる。
図7に、コラムナ量子ドット層を3段に積層した半導体素子(図2)のPLスペクトルの測定結果を示す。横軸は、波長を単位「nm」で表し、縦軸は、PL強度を任意単位で表す。図7の実線aは、下部スペーサ層16Aの引張り歪量を0.4%、上部スペーサ層16Bの引張り歪量を1.0%、中間層20の厚さを40nmにした試料のPLスペクトルを示す。実線bは、下部スペーサ層16Aの引張り歪量を0.4%、上部スペーサ層16Bの引張り歪量を1.4%、中間層20の厚さを30nmにした試料のPLスペクトルを示す。いずれの試料においても、波長1.55μmでのPL発光が可能であった。
上部スペーサ層16Bの引張り歪量を大きくすると、コラムナ量子ドット層15の平均歪量εが小さくなるため、中間層20を、より薄くすることができる。図7に示した2つの試料のように、上部スペーサ層16Bの引張り歪量を1.0%から1.4%まで大きくすると、中間層20の厚さを、40nmから30nmまで薄くしても、コラムナ量子ドット層15を3段積層することが可能であった。
中間層20を薄くすると、多段のコラムナ量子ドット層15を含む活性層が薄くなる。このため、厚さ方向の縦高次モードの発生を抑制することができる。
なお、コラムナ量子ドット層15を1層のみ形成する場合であっても、その平均歪量εを小さくすることにより、その上に、結晶品質の高い半導体層を形成し易くなるという効果が得られる。
上記実施例1の図1及び図2に示した素子では、コラムナ量子ドット13の各々を構成する量子ドット12の積み重ね数を12とし、サイドバリア層14を構成するスペーサ層16の積み重ね数を11としたが、量子ドット12及びスペーサ層16の積み重ね数は、それぞれ12及び11に限定されない。また、量子ドット12とスペーサ層16との積み重ね数を同一にしてもよい。スペーサ層16の積み重ね数は、所望の電気光変換効率、光利得等に基づいて決定することができる。
また、上記実施例1では、相対的に引張り歪量の小さい下部スペーサ層16Aを4層とし、相対的に引張り歪量の大きい上部スペーサ層16Bを7層としたが、他の層数としてもよい。図5に示したように、下部スペーサ層16Aを5層よりも多く積み重ねても、PL波長を長波長化させる効果が低いため、下部スペーサ層16Aは5層以下にすることが好ましい。また、PL波長を長波長化させる十分な効果を得るために、下部スペーサ層16Aを4層以上積み重ねることが好ましい。
下部スペーサ層16Aの積み重ね数は、所望のPL波長によって決定することができる。上部スペーサ層16Bの積み重ね数を多くすれば、平均歪量εが小さくなる。上部スペーサ層16Bの積み重ね数は、所望の平均歪量εに基づいて決定することができる。
実施例1では、サイドバリア層14(スペーサ層16)にInGaAsPを用い、量子ドット12にInAsを用いたが、他の半導体材料を用いてもよい。量子ドット12には、半導体基板10よりも格子定数が大きく、かつサイドバリア層14よりもエネルギバンドギャップの小さな材料が用いられる。サイドバリア層14には、半導体基板10よりも格子定数が小さな材料が用いられる。例えば、サイドバリア層14にAlGaInAsを用いてもよい。量子ドット12に、InSb、InGaAs、InGaAsSb等を用いてもよい。
また、上記実施例1では、中間層20として組成波長1.1μm、歪量0.0%のInGaAsPを用いたが、組成波長はこれに限定されるものではない。さらに、歪量は、0.0%の場合が理想的であるが、製造上のばらつきを考慮して、−0.1%乃至0.1%の範囲内であれば、0.0%である場合と同等の効果が得られる。さらに、中間層20の材料は、InGaAsPに限定されない。例えば、中間層20にAlGaInAsを用いてもよい。
半導体基板10として、GaAsの(001)基板を用いてもよい。この場合、量子ドット12に、InAs、InSb、InGaAs、InGaAsSb等を用い、サイドバリア層14に、InGaAsP、AlGaInP等を用い、中間層20にGaAsを用いることができる。一例として、下部スペーサ層16Aの組成波長は0.75μmとし、引張り歪量は0.4%とする。上部スペーサ層16Bの組成波長は0.75μmとし、引張り歪量は1.0%とする。
実施例1では、サイドバリア層14を、引張り歪量の異なる下部スペーサ層16Aと上部スペーサ層16Bとで構成したが、引張り歪量が異なる3種類以上のスペーサ層16で構成してもよい。この場合も、スペーサ層16の格子定数は、半導体基板10の格子定数よりも小さく、かつ半導体基板30から遠ざかるに従って小さくなるように、組成比を設定することが好ましい。すなわち、スペーサ層16の引張り歪量は、半導体基板10から遠ざかるに従って大きくなる。
[実施例2]
図8A〜図8Dを参照して、実施例2による半導体素子の製造方法について説明する。各半導体層の成長には、MOVPEが適用される。一例として、III族元素の原料として、TMIn、TEGaを用い、V族元素の原料として、AsH、PHを用いる。n型ドーパント原料としてモノシラン(SiH)を用い、p型ドーパント原料としてジエチルジンク(DEZn)を用いる。キャリアガスとして水素(H)を用い、成長圧力は、6.65kPa(50Torr)とする。
図8Aに示したn型InPの(001)基板30を、MOVPE成長炉内に装填し、炉内をPH雰囲気にして、基板温度を630℃まで上昇させる。基板温度が630℃まで上昇したら、炉内にIn原料及びドーパント原料を供給し、n型InPからなるバッファ層31を形成する。成長条件は下記の通りである。
・n型ドーピング濃度 5.0×1017cm−3
・厚さ 500nm
バッファ層31を形成した後、TMInの供給を停止して炉内をPH雰囲気とし、基板温度を430℃まで低下させる。V族元素の原料をPH及びAsHとし、III族元素の原料をTMIn及びTEGaとして、ノンドープのInGaAsPからなる分離閉込(SCH)層32を形成する。SCH層32の成長条件は下記の通りである。
・組成波長 1.1μm
・歪量 0%
・厚さ 40nm
分離閉込層32の上に、3段のコラムナ量子ドット層35、及びコラムナ量子ドット層35の間に配置される中間層36を含む活性層37を形成する。コラムナ量子ドット層35の形成条件は、図1に示したコラムナ量子ドット層15の形成条件と同一である。中間層36の形成条件は下記の通りである。
・組成波長 1.1μm
・歪量 0%
・厚さ 40nm
最も上のコラムナ量子ドット層35の上に、ノンドープのInGaAsPからなるSCH層38を形成する。SCH層38の形成条件は、下側のSCH層32の形成条件と同一である。
SCH層38の上に、p型InPからなるクラッド層39を形成する。クラッド層39の形成条件は下記の通りである。
・成長温度 630℃
・ドーピング濃度 1.0×1018cm−3
・厚さ 1.5μm
クラッド層39の上に、p型InGaAsからなるコンタクト層40を形成する。コンタクト層40の形成条件は下記の通りである。
・ドーピング濃度 1.0×1019cm−3
・厚さ 0.5μm
コンタクト層40の上に、[110]方向に延伸する酸化シリコン(SiO)からなるストライプマスクパターン45を形成する。
図8Bに示すように、ストライプマスクパターン45をエッチングマスクとして、コンタクト層40から、半導体基板30の表層部までエッチングする。このエッチングには、ドライエッチングが適用される。これにより、ストライプメサ50が形成される。
図8Cに示すように、ストライプメサ50の両脇に、FeドープのInPからなる埋込層52を形成する。埋込層52を形成した後、ストライプマスクパターン45を除去する。
図8Dに示すように、半導体基板30の背面に、n側電極54を形成し、コンタクト層40の上にp側電極55を形成する。電極を形成した後、半導体基板30をへき開し、両端面を無反射コーティングする。これにより、埋込型導波路を有する光半導体増幅器が得られる。図7に示したように、Cバンド内にピークを持つPLスペクトルが得られることから、この光半導体増幅器は、Cバンドで利得を有する。
実施例2による光半導体増幅器においては、良好な結晶品質を維持したまま、コラムナ量子ドット層35を3段に積み重ねることが可能である。また、サイドバリア層14(図1)のエネルギバンドギャップを狭くすることなく、PL波長の長波長化を行っているため、安定した温度特性が得られる。
半導体基板30として、n型ではなくp型InPの(001)基板を用いてもよい。この場合、バッファ層31もp型にし、上部のクラッド層39及びコンタクト層40をn型にすればよい。
一方の端面に無反射コーティングを施し、他方の端面に高反射コーティングを施せば、半導体レーザ素子が得られる。
図9に示すように、半導体基板30に半絶縁性のInPを用いてもよい。この場合には、ストライプメサ50の両脇に、n型InPからなるバッファ層31を残す。埋込層52の一部をエッチングしてバッファ層31の一部を露出させる。露出したバッファ層31の上にn側電極54が形成される。
[実施例3]
図10に、実施例3による半導体素子の断面図を示す。n型GaAsの(001)基板30の上に、n型GaAsのバッファ層31が形成されている。バッファ層31の上に、ノンドープのGaAsからなるSCH層32が形成されている。SCH層32の上に、3段のコラムナ量子ドット層35、及びコラムナ量子ドット層35の間に配置された中間層36を含む活性層37が形成されている。
コラムナ量子ドット層35内の量子ドットには、InAsが用いられ、サイドバリア層にはInGaAsPが用いられる。中間層36には、ノンドープのGaAsが用いられる。コラムナ量子ドット層37の上に、ノンドープのGaAsからなるSCH層38が形成されている。
SCH層38の上に、p型GaAsからなるクラッド層39が形成されている。クラッド層39には、リッジ39Aが形成されている。半導体基板30の背面にn側電極54が形成され、リッジ39Aの上面にp側電極55が形成されている。半導体基板30をへき開して、リッジ39Aと交差する両端面に無反射コーティングを施すことにより、リッジ型導波路を有する光半導体増幅器が得られる。この増幅器は、1.3μm帯域で光利得を有する。また、一方の端面に無反射コーティングを施し、他方の端面に高反射コーティングを施すことにより、1.3μm帯域で発振する半導体レーザを得ることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 半導体基板
12 量子ドット
13 コラムナ量子ドット
14 サイドバリア層
15 コラムナ量子ドット層
16 スペーサ層
16A 下部スペーサ層
16B 上部スペーサ層
20 中間層
30 半導体基板
31 バッファ層
32 SCH層
35 コラムナ量子ドット層
36 中間層
37 活性層
38 SCH層
39 クラッド層
39A リッジ
40 コンタクト層
45 ストライプマスクパターン
50 メサストライプ
52 埋込層
54 n側電極
55 p側電極

Claims (4)

  1. 半導体基板の上に形成され、面内方向に分布する複数のコラムナ量子ドットと、
    前記半導体基板の上に形成され、前記コラムナ量子ドットの間を埋めるサイドバリア層と
    を有し、
    前記コラムナ量子ドットの各々は、積み重ねられた複数の量子ドットを含み、
    前記サイドバリア層は、積み重ねられた複数のスペーサ層を含み、前記量子ドットと前記スペーサ層とは交互に積み重ねられており、前記複数のスペーサ層の各々の格子定数は前記半導体基板の格子定数よりも小さく、複数の前記スペーサ層は、前記半導体基板に相対的に近い下部スペーサ層と、相対的に遠い上部スペーサ層とを含み、前記上部スペーサ層の格子定数は、前記下部スペーサ層の格子定数よりも小さく、前記下部スペーサ層の格子定数は、前記半導体基板の格子定数よりも小さく、前記下部スペーサ層の格子定数は一定であり、前記上部スペーサ層の格子定数も一定である半導体素子。
  2. 前記上部スペーサ層の引張歪量が1.0%であって、前記下部スペーサ層の引張歪量が0.4%−0.7%である請求項1記載の半導体素子。
  3. 前記上部スペーサ層の引張歪量が1.4%であって、前記下部スペーサ層の引張歪量が0.4%である請求項1記載の半導体素子。
  4. 半導体基板の上に積み重ねられた複数のコラムナ量子ドット層であって、該コラムナ量子ドット層の各々は、面内方向に分布する複数のコラムナ量子ドットと、前記コラムナ量子ドットの間を埋めるサイドバリア層とを含む前記コラムナ量子ドット層と、
    高さ方向に隣り合う前記コラムナ量子ドット層の間に配置された中間層と
    を有し、
    前記コラムナ量子ドットの各々は、請求項1記載のコラムナ量子ドットであり、
    前記サイドバリア層の各々は、請求項1記載のサイドバリア層であり、
    前記中間層の格子定数は、前記半導体基板の格子定数と等しい半導体素子。
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