JP5616632B2 - ゼロ次回折抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイ用の方法及びシステム - Google Patents

ゼロ次回折抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイ用の方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5616632B2
JP5616632B2 JP2009513815A JP2009513815A JP5616632B2 JP 5616632 B2 JP5616632 B2 JP 5616632B2 JP 2009513815 A JP2009513815 A JP 2009513815A JP 2009513815 A JP2009513815 A JP 2009513815A JP 5616632 B2 JP5616632 B2 JP 5616632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light beam
slm
pixels
liquid crystal
coherent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009513815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009540352A (ja
Inventor
アロク ゴヴィル
アロク ゴヴィル
ルシアン レムス アルブ
ルシアン レムス アルブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2009540352A publication Critical patent/JP2009540352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5616632B2 publication Critical patent/JP5616632B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/22Processes or apparatus for obtaining an optical image from holograms
    • G03H1/2294Addressing the hologram to an active spatial light modulator
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2225/00Active addressable light modulator
    • G03H2225/20Nature, e.g. e-beam addressed
    • G03H2225/22Electrically addressed SLM [EA-SLM]
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2225/00Active addressable light modulator
    • G03H2225/30Modulation
    • G03H2225/32Phase only
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2225/00Active addressable light modulator
    • G03H2225/52Reflective modulator

Description

本発明は、エレクトロホログラフィック(electroholographic)ディスプレイシステムに関し、より具体的には、ゼロ次回折抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイの方法及びシステムに関する。
ホログラフィは、3次元(3D)画像を記録及び再生する方法である。一般に光線の強度(振幅)のポイントツーポイント(point-to-point)記録及び再生であるフォトグラフィと対照的に、ホログラフィにおいては、(通常は1つの特定の波長の)光の振幅及び位相の両方が記録される。再生される場合、結果として生じる光照射野は、元の対象又はシーンから生じるものと同一であり、完全な3次元画像を与える。
図1は、対象25の3次元画像を記録するシステム100及び方法を示す。システム100は、光源110と、ビームスプリッタ120と、鏡130と、画像記録装置140とを含む。有益には、光源110は、レーザ又は他のコヒーレント光生成器である。画像記録装置140は、感光板であることができる。
動作的に、光源110は、コヒーレント光ビームをビームスプリッタ120に供給する。ビームスプリッタ120は、照射ビームとして対象25に衝突するように前記コヒーレント光ビームの第1の部分を通過させ、基準ビームとして前記コヒーレント光ビームの第2の部分を反射する。鏡130は、前記基準ビームを画像記録装置140に向ける。前記照射ビームから、対象25は、対象ビームを生成し、これは画像記録装置140において前記基準ビームと結合される。光波の重ね合わせによる、前記基準ビームと前記対象ビームとの間の光学干渉は、一連の強度縞を生成する。これらの縞は、一種の回折格子を形成し、画像記録装置140に記録される。
記録された画像が再生される場合、縞パターンからの回折は、元の対象ビームを強度及び位相の両方において再構成する。位相及び強度の両方が再生されるので、画像は3次元に見え、観察者は、視点を移動し、画像が元の対象がするように正確に回転するのを見ることができる。
近年、エレクトロホログラフィックディスプレイシステムは、画像の完全な3次元("3D")再構成を生成するように開発されている。3Dテレビのような、3Dにおいて動画を再生するエレクトロホログラフィックディスプレイシステムを開発することに強い関心がある。しかしながら、幾つかの問題が残っている。
上で説明されたように、ホログラムは、基準ビームから幾つかの次数(ゼロ次、一次、二次、及び三次等)の回折ビームを生成する。前記ビームのゼロ次は、ほとんど回折されておらず、画像を生成しない。しかしながら、ゼロ次は、一般に、前記基準ビームの最大量のエネルギを持ち、したがって廃棄される。
2次元ディスプレイに対してゼロ次ビームを使用する方法が存在し、例えば米国特許6639642に開示されている。しかしながら、これらの方法は、3Dホログラフィックディスプレイに適用されない。
その一方で、米国特許4184746は、透過型位相格子を使用することにより2次元陰極線管(CRT)ディスプレイにおける画質を向上するゼロ次回折ビームの抑制の方法を開示している。この方法において、格子を付けられた画面を通過する光の位相が変化する。前記画面は、前記画面の異なる部分において異なる厚さを持つように格子を付けられる。より厚い部分を通過する光は、より薄い部分を通過する光より多くの位相変化を受ける。
図2は、全て同じ周波数を持つが異なる位相を持つ3つの波形210、220及び230を示す。これらは、時間において(矢印の方向に沿って)シフトされた、全て基本的に同じ波形である。波形210及び220は、時間軸に沿ったシフトを除き同じ形状であるが、時間シフトは、前記波形の特定の周波数において、波形220が波形210に対して180度位相がずれるようになっている。したがって、波形210に対する波形220の加算は、相殺に帰着する。これは、基本的に、米国特許4184746においてゼロ次回折ビームを抑制するのに使用される原理である。
しかしながら、米国特許4184746に記載された方法において、位相格子は、格子を付けられた画面の厚さが固定であるので、動的に変更されることができない。これは、この構成を、動画を生成するのに使用されるエレクトロホログラフィに不適切にする。
したがって、ゼロ次回折抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイシステムを提供することが望ましい。更に、エレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおいてゼロ次回折を抑制する方法を提供することが望ましい。
本発明の一態様において、エレクトロホログラフィックディスプレイシステムは、コヒーレントなコリメート光ビームを生成するように構成されたコヒーレント光源と、前記コヒーレントなコリメート光ビームを受け取り、変調して、変調された光ビームを生成するように構成された空間的光変調器(SLM)と、ホログラフィック画像を表すホログラムデータを生成し、前記SLMに、前記ホログラムデータを用いて前記コヒーレントなコリメート光ビームを変調させ、前記ホログラフィック画像が再生される画像面において前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制させるように前記SLMの画素に適切な電圧を印加するように構成されたプロセッサ及びドライバユニットとを有する。前記SLMは、複数の画素を含み、選択された画素により変調されたコリメート光ビームの部分に180度の位相シフトを選択的に提供するように構成される。前記プロセッサ及びドライバユニットは、第1のグループの画素に、第2のグループの画素により変調されたコリメート光ビームの部分に対して180度の位相シフトを前記コリメート光ビームの第1の部分に提供させるように、前記SLMの画素に印加する電圧を選択することにより前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制する。
本発明の他の態様において、ホログラフィック画像を表示する方法は、複数の画素を有する空間的光変調器(SLM)にコヒーレントなコリメート光ビームを供給するステップと、前記SLMに前記コヒーレントなコリメート光ビームをホログラムデータで変調させて、変調された光ビームを生成し、前記ホログラフィック画像が表示される表示面において前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制するように前記SLMの画素に適切な電圧を印加するステップとを有する。前記ホログラフィック画像が表示される画像面において前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制することは、第1のグループの画素に、第2のグループの画素により変調された前記コリメート光ビームの部分に対して180度の位相シフトを前記コリメート光ビームの第1の部分に提供させるように前記SLMの画素に印加する電圧を選択することを含む。
図3は、ゼロ次抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイシステムの一実施例を示す。
エレクトロホログラフィックディスプレイシステム300は、プロセッサ及びドライバユニット310と、空間的光変調器(SLM)320と、コヒーレント光源330と、ビームスプリッタ340とを有する。プロセッサ及びドライバユニット310は、プロセッサ及びドライバの別々の回路又は構成要素を有してもよく、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等のようなメモリを含んでもよい。有益には、様々なアルゴリズムを実行するソフトウェアが、プロセッサ及びドライバユニット310内のメモリに記憶される。有益には、SLM320は、シリコン基板上の反射型液晶(LCOS)装置のような反射型液晶ディスプレイ(LCD)である。一実施例において、コヒーレント光源330は、レーザ発光ダイオード(LED)332及びコリメーション光学素子334を有する。代案として、他のレーザ生成装置又は他のコヒーレント光生成器が使用されてもよい。一部の実施例において、ビームスプリッタ340は、コヒーレント光源330からの光をSLM320に向け、SLM320からの変調された光を所望の画像面380に向ける他の手段又は光学的構成が設けられるという条件で、省略されてもよい。
動作的に、LED332は、光ビームをSLM320に対して適切にコリメートし、適切な大きさにするコリメーション光学素子334に光ビームを供給する。すなわち、有益には、前記光ビームは、(いわゆるスキャンカラーシステムとは対照的に)実質的に完全にSLM320の全ての画素を同時に照射するような大きさ及び形にされる。光源330からのコヒーレントなコリメート光ビームは、前記コヒーレントなコリメート光ビームをSLM320に向けるビームスプリッタ340に供給される。同時に、プロセッサ及びドライバユニット310は、ホログラムデータを生成し、SLM320の画素を駆動するのに前記データを使用する。SLM320の画素の各々を駆動する前記データに応答して、前記コヒーレントなコリメート光ビームは、ビームスプリッタ340に反射し戻される空間的に変調された光ビームを生成するように空間的に変調される。ビームスプリッタ340は、画像面380まで前記空間的に変調された光ビームを送る。画像面380において、SLM320の画素の各々からの回折光は、一緒に加算して所望のホログラフィック画像を生成する。
図4A−Bは、反射型液晶ディスプレイ(LCD)装置400の動作の原理を示す。図4A−Bに示されるように、反射型LCD400は、第1の基板420と第2の基板430との間に配置された液晶(LC)材料層410を含む。第1の基板420は透明である。第2の基板430に(必ずしも直接的ではないが)配置されるのは、アルミニウム層のような反射材料440である。有益には、反射材料440は、LCD装置400の関連した画素をオン及びオフにするように電圧を印加される反射型画素電極を形成する。偏光ビームスプリッタ50が、図4A−Bにおいて、光をLCD装置400との間で往復させるように設けられている。図4A−Bの例において、LC材料層410の液晶は、電圧が印加されない場合(図4A)に通常はらせん形にねじられ、電界が印加される場合(図4B)に第1の線形方向に整列される。
図4Aは、LC材料層410に対して電圧が印加されない場合を示す。動作的に、偏光ビームスプリッタ50は、第1の(p)偏光を持つ光をLCD装置400に向けて反射するように動作する。この場合、LCD装置400に衝突する光は、透明な第1の基板420及びLC材料層410を通過して反射型画素電極に到達する。印加電圧はゼロであるから、LC材料層410を通過する際に、前記光の偏光は、45度だけ回転される。前記光は、この場合、LC材料層410を通って戻るように前記反射型画素電極により反射され、透明な第1の基板420から出ていく。LC材料層410を通過して戻る際に、前記光の偏光は、追加の45度だけ回転され、合計90度の偏光回転を生じる。したがって、LCD装置400から出る光は、LCD装置400に入る光に対して90度回転され(直交偏光され)、第2の(s)偏光を持つ。偏光ビームスプリッタ50は、第2の(s)偏光を持つ光が、偏光ビームスプリッタ50を通って、例えばディスプレイ画面75に移動するように構成される。
その一方で、図4Bは、第1の偏光(p)の方向と平行に第1の方向に沿って前記液晶を整列するのに十分な電圧がLC材料層410に対して印加される場合を示す。この場合、光は、LC材料層410を通過し、前記反射型画素電極から反射し戻され、本質的に偏光の変更なしでLC材料層410を通って戻る。したがって、LCD装置400から出る光は、LCD装置400に入る光と同じ第1の(p)偏光を持つ。偏光ビームスプリッタ50は、第1の(p)偏光を持つ光がディスプレイ画面75から離れるように反射される。
したがって、LCD装置400は、所望の画像を再生するために各画素に選択的に印加される電圧によって光を選択的に変調する空間的光変調器として機能することができる。上で説明したように、LCD装置400を通して所要の90度のラウンドトリップ位相シフトを達成するために、有益には、LC材料層410は、ねじれネマティック45(TN−45)材料を有する。
同時に、LCD装置400の画素は、個別に制御可能な回折光源とみなされることができる。すなわち、前記画素が光を直接的に反射するだけでなく、前記画素は縁で光を回折する。LCD装置400を使用する典型的な2D投影ディスプレイシステムにおいて、回折光は、望ましくなく、典型的にはLCD装置400とディスプレイ画面との間の光学パスに配置された光学システムによりフィルタ除去される。
しかしながら、LCD装置400が、エレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおいて使用される場合、大量のゼロ次光が、ホログラフィック画像を生成する所望の回折光と一緒に画像面に反射される。上で説明したように、これは非常に望ましくない。
したがって、ゼロ次回折ビームを抑制するために、エレクトロホログラフィックディスプレイシステム300は、SLM320を使用することにより選択された画素に対して180度の位相シフトを生成する。この原理は、ここで図5に対して説明される。図5は、第2の波形520の加算による第1の波形410の相殺を示す。図5に見られるように、第1の波形510は、第2の波形520を生成するように時間軸について回転される。図5に示される相殺効果が図2に示されるものと明らかに異なることが理解される。例えば、図2の構成において、波形210及び220の周波数が変化する場合、前記波形の間の180度の位相関係及び相殺効果を維持するように波形210と220との間の時間遅延を調整することが必要である。対照的に、図5の構成において、波形520は、時間遅延ではなく、直接的な180度の位相回転により得られるので、第1の波形510が変化する場合でさえ、第2の波形520は、波形510に対して180度位相がずれたままであり、波形510に加算される場合に、依然として相殺を生成する。
したがって、エレクトロホログラフィックディスプレイシステム300においてゼロ次ビームを抑制するために、幾つかの画素から来る光を他の画素から来る光に対して180度だけ選択的に位相シフトすることができるSLM320が使用される。このような構成を用いて、プロセッサ及びドライバユニット310は、相殺にもかかわらず同時に所望のゼロ次エネルギを抑制しながら、所望のホログラフィック画像を生成するように画像面380において加算する一次回折パターンのセットを提供する前記画素に対する電圧のセットを選択することができる。
図6A−Bは、画素ごとに光に対して180度の位相シフトを選択的に生成するためにエレクトロホログラフィックディスプレイシステム300におけるSLM320の一実施例として使用されることができる反射型液晶ディスプレイ(LCD)装置600の動作の原理を示す。
図6A−Bに示されるように、反射型LCD600は、第1の基板620と第2の基板630との間に配置された液晶(LC)材料層610を含む。第1の基板620は透明である。(必ずしも直接的ではないが)第2の基板630上に配置されるのは、金属層のような反射材料640である。有益には、反射材料640は、LCD装置600の関連した画素をオン及びオフにする電圧を供給される反射型画素電極を形成する。LCD装置600との間で光を往復させるビームスプリッタ55が、図6A−Bにおいて設けられる。図6A−Bの例において、LC材料層610の液晶は、通常は電圧が印加されない場合(図6A)にらせん形にねじられ、電界が印加される場合(図6B)に第1の線形方向に整列される。
図6Aは、LC材料層110に対して電圧が印加されない場合を示す。動作的に、ビームスプリッタ55は、光源(図示されない)からの光をLCD装置600に向けて反射するように動作する。この場合、LCD装置600に衝突する光は、透明な第1の基板620及びLC材料層610を通過して前記反射型画素電極に到達する。LC材料層610を通過する際に、前記光の偏光は、印加電圧がゼロであるので、90度だけ回転される。前記光は、この場合、LC材料層610を通って戻るように前記反射型画素電極により反射され、透明な第1の基板620から出ていく。LC材料層610を通って戻る際に、前記光の偏光は、追加の90度だけ回転され、合計180度の位相回転を生じる。したがって、LCD装置600から出る光は、LCD装置600に入る光に対して180度回転される(逆位相)。ビームスプリッタ55は、LCD装置600からの光が、例えば画像面680までビームスプリッタ55を通過するように構成される。
その一方で、図6Bは、第1の偏光(p)の方向と平行に第1の方向に沿って前記液晶を整列するのに十分な電圧がLC材料層610に印加される場合を示す。この場合、LC材料層610を通過する光は、前記反射型画素電極から反射し戻され、偏光の変化なしでLC材料層610を通過して戻る。したがって、LCD装置600から出る光は、LCD装置600に入る光と同じ偏光を持つ。ビームスプリッタ55は、LCD装置600からの光が、例えば画像面680まで通過するように構成される。
したがって、LCD装置600は、所望の画像を再生するために各画素に選択的に印加される電圧によって光を選択的に変調する空間的光変調器として機能することができる。所要の180度のラウンドトリップ位相シフト差を達成するために、LC材料層610は、ねじれネマティック90(TN−90)材料を有する。
LCD装置600を用いて、プロセッサ及びドライバユニット310は、第1のセットの画素からの光に第2のセットの画素に対して180度の位相シフトを提供することにより相殺により不所望なゼロ次エネルギを抑制すると同時に、所望のホログラフィック画像を生成するように画像面380において加算する一次回折パターンのセットを提供する前記画素に対する電圧のセットを選択することができる。例えば、場合により、上で論じられた米国特許4184746のパターンに似ている"チェッカー盤パターン"が使用されることができる。
図7は、ゼロ次抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイシステム700の第2の実施例を示す。
エレクトロホログラフィックディスプレイシステム700は、プロセッサ及びドライバユニット710と、空間的光変調器(SLM)720と、コヒーレント光源730とを有する。プロセッサ及びドライバユニット710は、プロセッサ及びドライバの別々の回路又は構成要素を有してもよく、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等のようなメモリを含んでもよい。有益には、様々なアルゴリズムを実行するソフトウェアが、プロセッサ及びドライバユニット710内のメモリに記憶される。有益には、SLM720は、透過型液晶ディスプレイ(LCD)装置である。一実施例において、コヒーレント光源730は、発光ダイオード(LED)732及びコリメーション光学素子734を有する。代案として、レーザ又は他のコヒーレント光生成器が使用されてもよい。
動作的に、LED732は、光ビームをSLM720に対して適切にコリメートし、適切な大きさにするコリメーション光学素子734に光ビームを提供する。すなわち、有益には、前記光ビームは、(いわゆるスキャンカラーシステムとは対照的に)実質的に完全にSLM720の全ての画素を同時に照射するような大きさ及び形にされる。光源730からのコヒーレントなコリメート光ビームは、SLM720の後方基板に供給される。同時に、プロセッサ及びドライバユニット710は、ホログラムデータを生成し、SLM720の画素を駆動するのに前記データを使用する。SLM720の画素の各々を駆動するデータに応答して、前記コヒーレントなコリメート光ビームは、SLM720の第1の基板の外に画像面780まで送られる空間的に変調された光ビームを生成するように空間的に変調される。画像面780において、SLM720の画素の各々からの回折光は、一緒に加算し、所望のホログラフィック画像を生成する。
上で説明されたように、SLM720の画素は、個別に制御可能な回折光源と見なされることができる。すなわち、前記画素は光を直接的に送るだけでなく、前記画素は縁において光を回折する。SLM720を使用する2D投影ディスプレイシステムにおいて、前記回折光は、望ましくなく、典型的にはフィルタ除去される。しかしながら、エレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおいて、前記回折光は、望ましく、ゼロ次ビームを抑制するのに有益である。
したがって、ゼロ次回折ビームを抑制するために、エレクトロホログラフィックディスプレイシステム700は、SLM720を使用することにより選択された画素に対して180度の位相シフトを生成する。
したがって、エレクトロホログラフィックディスプレイシステム700においてゼロ次ビームを抑制するために、一部の画素から来る光を他の画素から来る光に対して180度だけ選択的に位相シフトすることができるSLM720が使用される。このような構成を用いて、プロセッサ及びドライバユニット710は、相殺にもかかわらず不所望なゼロ次エネルギを抑制すると同時に、所望のホログラフィック画像を生成するように画像面780において加算する一次回折パターンのセットを提供する前記画素に対する電圧のセットを選択することができる。
図8A−Bは、画素ごとに光に対して180度の位相シフトを選択的に生成するようにエレクトロホログラフィックディスプレイシステム300内のSLM720の一実施例として使用されることができる反射型液晶ディスプレイ(LCD)装置800の動作の原理を示す。
図8A−Bに示されるように、反射型LCD800は、第1の基板820と第2の基板830との間に配置された液晶(LC)材料層810を含む。第1及び第2の基板820、830は、両方とも透明である。第1の及び/又は第2の基板820、830上に配置されるのは、LCD装置800の関連した画素をオン又はオフにするように電圧を供給される画素電極である。図8A−Bの例において、LC材料層810の液晶は、通常は、電圧が印加されない場合(図8A)にらせん形にねじられ、電界が印加される場合(図8B)に第1の線形方向に整列される。
図8Aは、LC材料層810に対して電圧が印加されない場合を示す。この場合、LCD装置800に衝突する光は、透明な第2の基板830及びLC材料層810を通過して透明な第1の基板820に到達する。LC材料層810を通過する際に、前記光の変更が、印加電圧がゼロであるために180度だけ回転される。したがって、LCD装置800から出る光は、LCD装置800に入る光に対して180度回転される(逆位相)。LCD装置800からの光は、例えば、画像面880まで通過する。
その一方で、図8Bは、第1の偏光(p)の方向と平行に第1の方向に沿って前記液晶を整列するのに十分な電圧がLC材料層810に対して印加される場合を示す。この場合、前記光は、本質的に偏光の変化なしでLC材料層810を通過する。したがって、LCD装置800から出る光は、LCD装置800に入る光と同じ偏光を持つ。LCD装置800からの光は、例えば画像面880まで通過する。
したがって、LCD装置800は、所望の画像を生成するために各画素に選択的に印加される電圧によって光を選択的に変調する空間的光変調器として機能することができる。所要の180度のラウンドトリップ位相シフト差を達成するために、LC材料層810は、ねじれネマティック180(TN−180)材料を有する。
好適な実施例がここに開示されているが、本発明の概念及び範囲内に留まる多くの変型例が可能である。このような変型例は、この明細書、図面及び請求項の検討後に当業者に明らかになる。本発明は、したがって、添付の請求項の精神及び範囲を除き限定されない。
対象の3D画像を記録するシステム及び方法を示す。 異なる位相を持つ3つの波形を示す。 ゼロ次抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイシステムを示す。 反射型液晶ディスプレイ(LCD)装置の動作の原理を示す。 反射型液晶ディスプレイ(LCD)装置の動作の原理を示す。 第2の波形の加算による第1の波形の相殺を示す。 図3のエレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおける空間的光変調器として使用されることができるLCD装置の動作の原理を示す。 図3のエレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおける空間的光変調器として使用されることができるLCD装置の動作の原理を示す。 ゼロ次抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイシステムの第2の実施例を示す。 図7のエレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおける空間的光変調器として使用されることができるLCD装置の動作の原理を示す。 図7のエレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおける空間的光変調器として使用されることができるLCD装置の動作の原理を示す。

Claims (13)

  1. コヒーレントなコリメート光ビームを生成するように構成されるコヒーレント光源と、
    前記コヒーレントなコリメート光ビームを受け取り、変調して、変調された光ビームを生成するように構成され、複数の画素を含む空間的光変調器(SLM)と、
    ホログラフィック画像を表すホログラムデータを生成し、前記SLMに、前記ホログラムデータを用いて前記コヒーレントなコリメート光ビームを変調させ、前記ホログラフィック画像が再生される画像面において前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制させるように前記SLMの画素に適切な電圧を印加するように構成されるプロセッサ及びドライバユニットと、
    を有するエレクトロホログラフィックディスプレイシステムにおいて、
    前記SLMが、選択された画素により変調された前記コリメート光ビームの部分に180度の位相シフトを選択的に提供するように構成され、
    前記プロセッサ及びドライバユニットが、前記SLMの第1のグループの画素に前記コリメート光ビームの第1の部分に180度の位相シフトを提供させ、第2のグループの画素に前記コリメート光ビームの第2の部分に位相シフトを提供させないことによって、第1のグループの画素に第2のグループの画素により変調された前記コリメート光ビームの部分に対して180度の位相シフトを前記コリメート光ビームの第1の部分に提供させるように前記SLMの画素に印加する電圧を選択することにより前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制する、
    システム。
  2. 前記SLMが、ねじれネマティック90(TN−90)液晶材料を含む反射型液晶ディスプレイ(LCD)装置である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コヒーレント光源からの前記コヒーレントなコリメート光ビームを前記反射型LCD装置に向け、前記反射型LCD装置からの前記変調された光ビームを画像面に向けるように構成されたビームスプリッタを更に有する、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記SLMが、ねじれネマティック90(TN−90)液晶材料を含むシリコン基板上の反射型液晶(LCOS)装置である、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記コヒーレント光源からの前記コヒーレントなコリメート光ビームを前記反射型LCOS装置に向け、前記反射型LCOS装置からの前記変調された光ビームを画像面に向けるように構成されたビームスプリッタを更に有する、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記SLMが、ねじれネマティック180(TN−180)液晶材料を含む透過型液晶ディスプレイ(LCD)装置である、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記コヒーレント光源が、レーザ光生成装置を含む、請求項1に記載のシステム。
  8. ホログラフィック画像を表示する方法において、
    複数の画素を有する空間的光変調器(SLM)にコヒーレントなコリメート光ビームを供給するステップと、
    前記SLMにホログラムデータを用いて前記コヒーレントなコリメート光ビームを変調させて変調された光ビームを生成し、前記ホログラフィック画像が表示される画像面において前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制するように、前記SLMの画素に、選択された画素により変調された前記コリメート光ビームの部分に180度の位相シフトを選択的に提供する適切な電圧を印加するステップと、
    を有する方法であって、
    前記ホログラフィック画像が表示される画像面において前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制することが、前記SLMの第1のグループの画素に前記コリメート光ビームの第1の部分に180度の位相シフトを提供させ、第2のグループの画素に前記コリメート光ビームの第2の部分に位相シフトを提供させないことによって、第1のグループの画素に第2のグループの画素により変調される前記コリメート光ビームの部分に対して180度の位相シフトを前記コリメート光ビームの第1の部分に提供させるように前記SLMの画素に印加する電圧を選択することを含む、方法。
  9. 前記SLMが、ねじれネマティック90(TN−90)液晶材料を含む反射型液晶ディスプレイ(LCD)装置である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記SLMが、ねじれネマティック90(TN−90)液晶材料を含むシリコン基板上の反射型液晶(LCOS)装置である、請求項8に記載の方法。
  11. 前記SLMが、ねじれネマティック180(TN−180)液晶材料を含む透過型液晶ディスプレイ(LCD)装置である、請求項8に記載の方法。
  12. 前記コヒーレント光源が、レーザ光生成装置を含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記電圧を印加するステップが、前記画像面における前記変調された光ビームのゼロ次成分を抑制すると同時に、所望のホログラフィック画像を生成するように、前記画像面において加算される前記変調された光ビームの一次回折パターンのセットを提供する電圧のセットを選択する、請求項8に記載の方法。
JP2009513815A 2006-06-09 2007-05-29 ゼロ次回折抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイ用の方法及びシステム Expired - Fee Related JP5616632B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US81235306P 2006-06-09 2006-06-09
US60/812,353 2006-06-09
PCT/IB2007/052016 WO2007141708A2 (en) 2006-06-09 2007-05-29 Method and system for electroholographic display with zeroth-order diffraction suppression

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009540352A JP2009540352A (ja) 2009-11-19
JP5616632B2 true JP5616632B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=38728658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009513815A Expired - Fee Related JP5616632B2 (ja) 2006-06-09 2007-05-29 ゼロ次回折抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイ用の方法及びシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8186833B2 (ja)
EP (1) EP2033053A2 (ja)
JP (1) JP5616632B2 (ja)
CN (1) CN101467108A (ja)
WO (1) WO2007141708A2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201104235D0 (en) * 2011-03-14 2011-04-27 Cambridge Entpr Ltd Optical beam routing apparatus and methods
JP6064257B2 (ja) * 2011-10-20 2017-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像表示装置
JP5975438B2 (ja) * 2012-07-17 2016-08-23 国立研究開発法人情報通信研究機構 電子ホログラフィ表示装置
JP6047325B2 (ja) * 2012-07-26 2016-12-21 浜松ホトニクス株式会社 光変調方法、光変調プログラム、光変調装置、及び光照射装置
WO2014151877A1 (en) * 2013-03-14 2014-09-25 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Holographic head-mounted display
CN110235060B (zh) 2017-01-20 2021-12-07 应用材料公司 具有防闪耀dmd的分辨率增强的数字光刻
US10416539B2 (en) 2017-06-21 2019-09-17 Dolby Laboratories Licensing Corporation Spatial light modulator for reduction of certain order light
JP2019086577A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 画像投影システム
CN115493480A (zh) 2018-01-16 2022-12-20 太平洋灯光全息图公司 使用电磁场计算的三维显示方法、显示屏及系统
CN111459005B (zh) * 2020-04-22 2021-08-27 北京航空航天大学 一种空分复用彩色全息再现系统及实现方法
WO2022060734A1 (en) * 2020-09-17 2022-03-24 Pacific Light & Hologram, Inc. Reconstructing objects with display zero order light suppression
US11378917B2 (en) 2020-09-17 2022-07-05 Pacific Light & Hologram, Inc. Displaying three-dimensional objects
US11899198B2 (en) 2022-05-23 2024-02-13 Applied Materials, Inc. Controlling light source wavelengths for selectable phase shifts between pixels in digital lithography systems
US11900842B1 (en) 2023-05-12 2024-02-13 Pacific Light & Hologram, Inc. Irregular devices

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4184746A (en) * 1972-11-06 1980-01-22 Coale Edgar B Transmissive diffractive phase-grating
JP2785427B2 (ja) * 1990-03-26 1998-08-13 松下電器産業株式会社 計算機ホログラムの作成方法
JPH04293075A (ja) * 1991-03-22 1992-10-16 Seiko Epson Corp 光学装置
JP3338479B2 (ja) * 1992-09-18 2002-10-28 富士通株式会社 ホログラムの作成および立体表示方法並びに立体表示装置
GB9411561D0 (en) * 1994-06-07 1994-08-03 Richmond Holographic Res Stereoscopic display
US5959704A (en) * 1996-02-08 1999-09-28 Fujitsu Limited Display device having diffraction grating
US6262818B1 (en) * 1998-10-07 2001-07-17 Institute Of Applied Optics, Swiss Federal Institute Of Technology Method for simultaneous amplitude and quantitative phase contrast imaging by numerical reconstruction of digital holograms
JP3906831B2 (ja) * 2003-09-22 2007-04-18 富士ゼロックス株式会社 ホログラム記録方法
GB0329012D0 (en) * 2003-12-15 2004-01-14 Univ Cambridge Tech Hologram viewing device
GB0512179D0 (en) * 2005-06-15 2005-07-20 Light Blue Optics Ltd Holographic dispaly devices

Also Published As

Publication number Publication date
US20100238528A1 (en) 2010-09-23
WO2007141708A2 (en) 2007-12-13
WO2007141708A3 (en) 2008-02-28
CN101467108A (zh) 2009-06-24
JP2009540352A (ja) 2009-11-19
EP2033053A2 (en) 2009-03-11
US8186833B2 (en) 2012-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5616632B2 (ja) ゼロ次回折抑制を持つエレクトロホログラフィックディスプレイ用の方法及びシステム
US20210341879A1 (en) 2D/3D Holographic Display System
JP5015913B2 (ja) シーンのホログラフィック再構成を行う投影装置及び方法
JP6349282B2 (ja) ホログラムを計算する方法
TWI416287B (zh) Improve the quality of the reconstruction of the whole image display
JP5150619B2 (ja) シーンの再構成のためのホログラフィ投影装置およびシーンのホログラフィ再構成方法
CN110612485B (zh) 全息投影仪
JP2008541159A5 (ja)
EP2232340A1 (en) Holographic image display systems
CN111176092B (zh) 全息投影显示设备上的像素映射
JP2009537853A5 (ja)
KR102481541B1 (ko) 홀로그램 프로젝터
US20050134949A1 (en) Hologram making method
US8830549B2 (en) Holographic dislpay using liquid crystal display device operating with unpolorized light
JP2009540353A (ja) エレクトロホログラフィックディスプレイにおける実効画素ピッチを低減する方法及び低減された実効画素ピッチを含むエレクトロホログラフィックディスプレイ
CN115113509A (zh) 图像投影
CN114967400A (zh) 全息投影

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120412

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120711

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130726

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130802

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20131011

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140212

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5616632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees