JP5616029B2 - 調整弁装置 - Google Patents

調整弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5616029B2
JP5616029B2 JP2009064546A JP2009064546A JP5616029B2 JP 5616029 B2 JP5616029 B2 JP 5616029B2 JP 2009064546 A JP2009064546 A JP 2009064546A JP 2009064546 A JP2009064546 A JP 2009064546A JP 5616029 B2 JP5616029 B2 JP 5616029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
space
power transmission
transmission member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009064546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010216577A (ja
Inventor
池田 信一
信一 池田
山路 道雄
道雄 山路
谷川 毅
毅 谷川
裕是 金子
裕是 金子
靖司 八木
靖司 八木
小野 裕司
裕司 小野
大見 忠弘
忠弘 大見
白井 泰雪
泰雪 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Fujikin Inc
Original Assignee
Tohoku University NUC
Fujikin Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2009064546A priority Critical patent/JP5616029B2/ja
Application filed by Tohoku University NUC, Fujikin Inc filed Critical Tohoku University NUC
Priority to KR1020117021414A priority patent/KR20110127214A/ko
Priority to PCT/JP2010/053749 priority patent/WO2010106935A1/ja
Priority to CN2010800124964A priority patent/CN102365484A/zh
Priority to US13/138,670 priority patent/US20120074339A1/en
Priority to TW099107631A priority patent/TWI403657B/zh
Publication of JP2010216577A publication Critical patent/JP2010216577A/ja
Priority to IL215135A priority patent/IL215135A0/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5616029B2 publication Critical patent/JP5616029B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/126Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a diaphragm, bellows, or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K27/00Construction of housing; Use of materials therefor
    • F16K27/02Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/126Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a diaphragm, bellows, or the like
    • F16K31/1268Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a diaphragm, bellows, or the like with a plurality of the diaphragms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K41/00Spindle sealings
    • F16K41/10Spindle sealings with diaphragm, e.g. shaped as bellows or tube
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

本発明は、エアーにより弁体を開閉する調整弁装置に関する。
従来から、半導体製造装置、有機EL(Electro Luminescence)装置、FPD(FLat Panel Display)装置等の製造装置において、成膜等の製造に使用される流体の搬送路の開閉や流量調整のために搬送路に調整弁装置を設けることが提案されている(特許文献1,2を参照)。たとえば、特許文献1、2に記載された調整弁装置では、ベローズの一端を弁体に溶接し、他端をベローズホルダに溶接し、これにより、弁体を収納した弁箱内の搬送路と弁軸の周囲の空間とをベローズにより区画する。この状態にて弁体を摺動させて、弁体を搬送路の弁座面に当接又は弁座面から隔離することにより、搬送路の開閉や流量調整を行う。弁体及び弁座面は、たとえば、SUS等のステンレスやアルミニウムにより形成されている。
特開平06−074363号公報 特開平11−153235号公報
しかしながら、弁体の開閉動作時、弁体と弁座面との間の機械的な干渉や、組み立て時に発生する弁体と弁座面との僅かな偏りにより弁体の開閉部分にてリークが発生する場合がある。特に、調整弁装置の内部が300℃以上に達するプロセス条件において弁体の開閉動作が行われる場合、リークの発生頻度が高くなったり、リーク量が多くなったりする。たとえば、有機EL装置の搬送路に調整弁装置を取り付けて、調整弁装置により搬送路の開閉を行う場合について考える。蒸着源にて蒸発した成膜材料(有機分子)は、キャリアガスとともに搬送路を通過して基板まで搬送される。搬送中、付着係数を考慮して成膜材料が搬送路の内壁に付着することを回避するために、搬送路を300℃以上の高温状態にする必要がある。これにより、弁体の近傍が300℃以上の高温状態になる。このような状態で弁体の開閉動作を繰り返すと、機械的な干渉だけでなく熱の影響を受けて弁体と弁座面との間に摩擦や溶解が生じ、カジリや焼き付きが引き起こされる。この結果、弁体の開閉部分にてリークが頻出しかつリーク量も増加する。Ni−Co等の樹脂が弁体にコーティングされている場合には、樹脂は耐熱温度が低いため、高温にさらされると変形及び溶解して、カジリや焼き付きが発生する可能性が高くなる。この結果、リークの発生頻度は更に高くなり、弁体の開閉精度が低下する。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、弁体の構造や形状を適正化し、弁体の開閉精度を向上させた調整弁装置を提供することを目的とする。
すなわち、上記課題を解決するために、内部が300℃以上になる環境下において使用され、弁体頭部と弁体身部とが弁軸により連結された弁体と、前記弁軸を介して前記弁体に連結され、前記弁体に動力を伝達する動力伝達部材と、前記弁体と前記動力伝達部材とを摺動可能に内蔵する弁箱と、一端を前記動力伝達部材に固着し、他端を前記弁箱に固着することにより、前記動力伝達部材に対して前記弁体と反対側の位置に第1の空間を形成する第1のベローズと、一端を前記動力伝達部材に固着し、他端を前記弁箱に固着することにより、前記動力伝達部材に対して前記弁体側の位置に第2の空間を形成する第2のベローズと、前記第1の空間と連通する第1の配管と、前記第2の空間と連通する第2の配管と、を備え、前記第1の配管から前記第1の空間に供給されたエアーと前記第2の配管から前記第2の空間に供給されたエアーとの比率に応じて前記動力伝達部材から前記弁軸を介して前記弁体に動力を伝達することにより、前記弁体頭部によって前記弁箱に形成された搬送路を開閉し、前記弁体頭部に当接する前記搬送路の弁座面は、シートバニシング加工によりビッカース硬さが概ね200以上400HV以下になるように表面加工された金属であり、前記弁軸は、前記弁体身部の長手方向の中央を貫通し、前記弁体頭部の中央に設けられた凹部に挿入され、前記凹部と前記弁軸との間には、前記弁体頭部の軸のずれを調整するための遊びが設けられている調整弁装置が提供される。
これによれば、図5に示したように第1のベローズ320bを用いて動力伝達部材320aに対して弁体310と反対側の位置に第1の空間Usが形成され、第1のベローズ320b及び第2のベローズ320cを用いて動力伝達部材320aに対して弁体側の位置に第2の空間Lsが形成される。この第1の空間Usに供給されるエアーと第2の空間Lsに供給されるエアーとの比率により、第1及び第2の空間に挟まれた動力伝達部材320aを弁体の閉方向又は開方向に摺動させることができる。この動力は、弁軸310cを介して弁体頭部310aに伝えられる。この結果、弁体頭部310aにより搬送路(往路200a1及び復路200a2)を開閉することができる。
弁体は、弁体頭部と弁体身部とが弁軸により連結された構造を有していてもよいし、弁体頭部と弁体身部とが一体構造になっていても良い。
このような構造により、図5の弁体身部310bと弁軸310cとのクリアランスを制御して弁軸310cのぶれを補正するとともに弁体頭部310aの凹部310a1に遊び310a2を設けたことにより、弁体頭部310aの軸の微少なずれを調整することができる。これにより、弁体頭部310aを弁座面200a3に偏りなく当接することにより、弁体頭部310aと弁座面200a3との密着性を高くして、リークを防ぐことができる。
一端を前記弁体頭部に固着し、他端を前記弁体身部に固着することにより、前記弁軸側の空間と前記搬送路側の空間とを遮断してもよい。
前記弁体頭部の前記搬送路に当接する部分はテーパ形状であり、前記弁体頭部の先端面に垂直な線分に対するテーパ開度θは、40°〜80°であってもよい。
前記弁体頭部の前記搬送路に当接する部分は円弧状であり、所望の曲率半径を有する構造であってもよい。
前記弁体頭部は、ビッカース硬さが500HV以上あってもよい。
前記弁体頭部には、コバルト合金系の溶接盛りが施されていてもよい。
前記調整弁装置は、被処理体を成膜する有機分子を被処理体近傍まで搬送する搬送路の開閉に用いられてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、弁体の構造や形状を適正化し、弁体の開閉精度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る6層連続成膜装置の概略斜視図である。 同実施形態に係る成膜ユニットの断面図である。 同実施形態に係る6層連続成膜装置により形成された有機EL素子の模式図である。 同実施形態に係る蒸着源及び搬送路の断面図である。 同実施形態に係る調整弁装置の断面図である。 同実施形態に係る調整弁装置を用いてリーク量を検出した結果を示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態にかかる調整弁装置について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の構成及び機能を有する構成要素については、同一符号を付することにより、重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.調整弁装置を利用する6層連続成膜装置の全体構成
2.6層連続成膜装置に係る成膜ユニットの内部構成
3.成膜ユニットに係る調整弁装置の内部構成
4.弁体及び弁座面の構造、形状、表面処理
5.リーク状態の検証
[6層連続成膜装置]
まず、本発明の一実施形態に係る調整弁装置が用いられる6層連続成膜装置について、その概略構成を示した図1を参照しながら説明する。
6層連続成膜装置10は、矩形状の真空容器Chを有している。真空容器Chの内部は、図示しない排気装置により排気され、所望の真空状態に維持されている。真空容器Chの内部には、成膜ユニット20が6つ並んで配置されている。隣接する成膜ユニット20の間には、隔壁板500がそれぞれ設けられている。成膜ユニット20は、矩形状の3個の蒸着源ユニット100、連結管200及び蒸着源ユニット100と対になって配置される3つの調整弁装置300及び吹き出し機構400を有している。
蒸着源ユニット100は、SUS等の金属から形成されている。石英等は有機材料と反応しにくいため、蒸着源ユニット100は、石英等でコーティングされた金属から形成されていてもよい。なお、蒸着源ユニット100は、材料を気化する蒸着源の一例であり、ユニット型の蒸着源である必要はなく、一般的なるつぼであってもよい。
蒸着源ユニット100の内部には、異なる種類の有機材料が納められている。蒸着源ユニット100の壁面には、図示しないヒーターが埋設されている。ヒーターは、蒸着源ユニット100を所望の温度に温め、有機材料を気化させる。なお、気化とは、液体が気体に変わる現象だけでなく、固体が液体の状態を経ずに直接気体に変わる現象(すなわち、昇華)も含んでいる。
気化された有機分子は、連結管200を通って、吹き出し機構400まで運ばれ、吹き出し機構400の上部に設けられたスリット状の開口Opから吹き出される。吹き出された有機分子は、基板Gに付着され、これにより基板Gが成膜される。隔壁板500は、隣接する開口Opから吹き出された有機分子同士が混在しながら成膜されることを防止する。なお、本実施形態では、図1に示したように、真空容器Chの天井位置にてスライド移動するフェースダウンの基板Gを成膜したが、基板Gはフェースアップに配置されていてもよい。
[成膜ユニット]
つぎに、図1の1−1断面を示した図2を参照しながら、成膜ユニット20の内部構造について説明する。なお、図1に示した他の5つの成膜ユニット20は、図1の1−1断面の成膜ユニット20と同一構造であるためその説明を省略する。
蒸着源ユニット100は、材料投入器110と外部ケース120とを有している。材料投入器110は、有機成膜材料を収納する材料容器110aとキャリアガスの導入流路110bとを有する。外部ケース120は、ボトル状に形成され、中空の内部に材料投入器110が着脱可能に装着されるようになっている。材料投入器110が外部ケース120に装着されると、蒸着源ユニット100の内部空間が画定される。蒸着源ユニット100の内部空間は、連結管200の内部に形成された搬送路200aと連通する。搬送路200aは、調整弁装置300の開閉機構により開閉される。調整弁装置300は、真空容器Chの外部に設けられたエアー供給源600から供給される加圧エアーにより搬送路200aを開閉する。調整弁装置300の内部構造については後述する。
材料投入器110の端部は、図示しないガス供給源に接続され、ガス供給源から供給されるアルゴンガスを流路110bに導入する。アルゴンガスは、材料容器110aに収納された成膜材料の有機分子を搬送するキャリアガスとして機能する。なお、キャリアガスは、アルゴンガスに限られず、ヘリウムガスやクリプトンガスなどの不活性ガスであればよい。
成膜材料の有機分子は、蒸着源ユニット100から連結管200の搬送路200aを通って吹き出し機構400に搬送され、バッファ空間Sに一時滞留した後、スリット状の開口Opを通って基板G上に付着する。
[有機膜構造]
本実施形態にかかる6層連続成膜装置10では、図1に示したように、基板Gは1〜6番目の吹き出し機構400の上方をある速度で進行する。進行中、図3に示したように、基板GのITO上に順に、第1層のホール注入層、第2層のホール輸送層、第3層の青発光層、第4層の緑発光層、第5層の赤発光層、第6層の電子輸送層が成膜される。このようにして、本実施形態にかかる6層連続成膜装置10では、第1層〜第6層の有機層が連続成膜される。このうち、第3層〜第5層の青発光層、緑発光層、赤発光層は、ホールと電子の再結合により発光する発光層である。また、有機層上のメタル層(電子注入層及び陰極)は、スパッタリングにより成膜される。
これにより、有機層を陽極(アノード)および陰極(カソード)にてサンドイッチした構造の有機EL素子がガラス基板上に形成される。有機EL素子の陽極および陰極に電圧を印加すると、陽極からはホール(正孔)が有機層に注入され、陰極からは電子が有機層に注入される。注入されたホールおよび電子は有機層にて再結合し、このとき発光が生じる。
[搬送路の経路]
つぎに、図2の2−2断面を示した図4を参照しながら、搬送路200aの経路について簡単に説明する。前述したように、連結管200は、調整弁装置300を経由して気化有機分子を吹き出し機構400側へ搬送する。具体的には、調整弁装置300の弁体は成膜中には開くため、各蒸着源ユニット100にて気化された有機分子は、キャリアガスにより搬送されながら、搬送路の往路200a1から復路200a2に通され、吹き出し機構400まで搬送される。一方、調整弁装置300の弁体は成膜しないときには閉じるため、搬送路の往路200a1と復路200a2とは閉塞され、有機分子の搬送は停止させる。
[調整弁装置]
次に、調整弁装置300の断面を示した図5を参照しながら、調整弁装置300の内部構成及び動作について詳述する。調整弁装置300は、円筒状の弁箱305を有している。弁箱305は、前方部材305a、中央のボンネット305b、後方部材305cの3つに分かれている。弁箱305は中空になっていて、その略中央に弁体310が内蔵されている。
弁体310は、弁体頭部310aと弁体身部310bとに分離されている。弁体頭部310aと弁体身部310bとは、弁軸310cにより連結されている。具体的には、弁軸310cは棒状部材であって、弁体身部310bの長手方向の中央を貫通し、弁体頭部310aの中央に設けられた凹部310a1に嵌入されている。弁体身部310bの突出部310b1は、弁箱305のボンネット305bに設けられた環状の凹部305a1に挿入されている。弁箱305の前方部材305aには、搬送路200aの往路200a1及び復路200a2が形成されている。
凹部305a1には、突出部310b1が挿入された状態にて、弁体身部310bがその長手方向に摺動可能な空間が設けられていて、その空間には耐熱性の緩衝部材315が介在している。緩衝部材315の一例としては、金属製ガスケットが挙げられる。緩衝部材315は、搬送路側の真空と弁軸310c側の大気を遮断するとともに弁体身部310bの摺動による突出部310b1とボンネット305bとの機械的干渉を緩和するようになっている。
(弁体身部及び弁体頭部の分離構造)
弁体頭部310aの凹部310a1にも、弁軸310cが挿入された状態で遊び310a2が設けられている。本実施形態に係る弁体310では、弁体身部310bと弁体頭部310aとが分離されているので、弁体身部310bと弁軸310cとのクリアランス(隙間)を制御することにより、開閉動作時の弁体310の中心位置のずれを補正する。これに加えて、弁体頭部310aの凹部310a1に遊び310a2を設けたことにより、弁体頭部310aの軸の微少なずれを調整することができる。これにより、弁体頭部310aを弁座面200a3に偏りなく当接することにより、弁体頭部310aと弁座面200a3との密着性を高くして、リークを防ぐことができる。この結果、本実施形態に係る分離型の弁体310によれば、調整弁装置300が高温状態にて使用されたり、低温状態にて使用されたりして金属が熱膨張することによる影響が生じたとしても、弁体310の分離構造により上述したようにその影響を吸収できるため、一体型の弁体に比べて開閉時の弁体部分のリークを効果的に防ぐことができる。
弁箱305の後方部材305cには、弁体駆動部320が設けられている。弁体駆動部320は、弁箱305に内蔵された動力伝達部材320a、第1のベローズ320b及び第2のベローズ320cを有している。動力伝達部材320aは、略T字状であって、弁軸310cの端部にねじ止めされている。
第1のベローズ320bは、一端が動力伝達部材320aに溶接され、他端が後方部材305cに溶接されている。これにより、弁箱305の後部側(動力伝達部材320aに対して弁体310と反対側の位置)に、動力伝達部材320aと第1のベローズ320bと後方部材305cとにより隔絶された第1の空間Usが形成される。
第2のベローズ320cは、一端が動力伝達部材320aに溶接され、他端が後方部材305cに溶接されている。これにより、弁箱305の前部側(動力伝達部材320aに対して弁体側の位置)に、動力伝達部材320aと第1のベローズ320bと第2のベローズ320cと後方部材305cとにより隔絶された第2の空間Lsが形成される。
第1の配管320dは、第1のベローズ320bにより隔離された第1の空間Usと連通する。第1の配管320dは、エアー供給源600の供給管Ar1に連結されている。第1の配管320dは、エアー供給源600から出力された加圧エアーを第1の空間Usに供給する。
第2の配管320eは、第1のベローズ320bと第2のベローズ320cとにより隔絶された第2の空間Lsと連通する。第2の配管320eは、エアー供給源600の供給管Ar2に連結されている。第2の配管320eは、エアー供給源600から出力された加圧エアーを第2の空間Lsに供給する。
かかる構成によれば、第1の配管320dから第1の空間Usに供給された加圧エアーと第2の配管320eから第2の空間Lsに供給された加圧エアーとの比率に応じて、動力伝達部材320aから弁軸310cを介して弁体頭部310aに動力が伝達される。これにより、弁体頭部310aがその長手方向に進行又は後退することによって弁箱305に形成された搬送路の往路200a1及び復路200a2を開閉する。開閉方向は、第1の空間Usに供給された加圧エアーと第2の空間Lsに供給された加圧エアーとの比率により定まる。
たとえば、第2の空間Lsに供給された加圧エアーに対する第1の空間Usに供給された加圧エアーの比率が高くなった場合、動力伝達部材320aは、弁体310を押圧する方向にスライドし、弁体頭部310aが弁軸310cを介して前方方向に押され、これにより、弁体頭部310aが搬送路の往路200a1を閉塞し、弁体310が閉まる。
一方、第2の空間Lsに供給された加圧エアーに対する第1の空間Usに供給された加圧エアーの比率が低くなった場合、動力伝達部材320aは、弁体310を引っ張る方向にスライドし、弁軸310cを介して弁体頭部310aが後方方向に引っ張られ、これにより、弁体頭部310aが搬送路の往路200a1から離隔し、弁体310が開く。
第3のベローズ325は、一端が弁体頭部310aに溶接され、他端が弁体身部310bに溶接されている。これにより、弁軸側の大気空間と搬送路側の真空空間とが遮断される。また、弁体身部310bと弁体頭部310aとの間を第3のベローズ325により支えることによって、弁体身部310bと弁軸310cとの間のクリアランスを管理することができる。これにより、弁体開閉動作時に弁体身部310bと弁軸310cとが接触して摩擦が生じないように制御されている。なお、ボンネット305bには、ボンネット305bと弁体駆動部320との間の密閉空間内をパージするパージポート330が設けられている。
弁箱305の前方部材305aとボンネット305bとの接面、及びボンネット305bと後方部材305cとの接面には密閉性を確保するためにシール用の金属製ガスケット335が介設されている。これにより、調整弁装置300を真空環境下での使用に適した構造とすることができる。
[弁体及び弁座面の表面処理]
本実施形態にかかる調整弁装置300では、上述したように弁体310を分離構造にしたことに加えて、500℃程度の高温環境においても操作性及びシール性を安定して維持できるように、弁体及び弁座の材質、形状及び表面加工の最適化を図っている。
(弁体及び弁座の材質及び表面処理)
具体的には、発明者らは、弁座面200a3及び弁体310の材質として、耐熱性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼を採用した。加えて、発明者らは、弁体310の表面を、ビッカース硬さが500HV以上になるように、ステライト(登録商標)仕上げ又はF2コート(登録商標)により加工した。ステライトは、ステンレス鋼にコバルト合金系の溶接盛りを施したものであり、F2コートは、ニッケルにリンを混入させた材料にてステンレス鋼をコーティングする処理である。たとえば、ステンレス鋼をステライト盛りすると、弁体頭部310aのビッカース硬さは500HV以上になり、F2コートすると、弁体頭部310aのビッカース硬さは700HV程度になる。よって、硬度の高さからステライト盛りよりF2コートの方が好ましい。
弁座側(弁座面200a3)は、たとえば、ステンレス鋼をバニシング加工する。バニシング加工では、金属表面をローラで押しつぶし塑性変形させることにより、表層を硬化させるとともに表面が鏡面に仕上げられる。本実施形態では、発明者らは、弁座面200a3のビッカース硬さを概ね200以上400HV以下になるように表面加工する。
以上のように、発明者らは、弁体頭部310aのF2コート、ビッカース硬さを500HV以上とし、弁座面200a3のビッカース硬さをシートバニシング加工により概ね200以上400HV以下とすることにより、弁体頭部310aと弁座面200a3との間に硬度差を設け、かつ弁体頭部310a及び弁座面200a3に異なる表面硬化処理を施した。これにより、弁体310のスムーズな開閉動作を実現し、カジリや焼き付きを防止した。
一方、弁座面200a3が硬すぎると弁座面200a3を形成する材質の結晶構造が崩れて、耐食性が落ち、弁座を構成する材質が剥離して搬送路中に飛来し、搬送路中の成膜材料に混入してコンタミネーションの原因になるため、弁座面200a3のビッカース硬さは、400HV以下(好ましくは、概ね200以上400HV以下)とした。
(弁体及び弁座の形状)
弁体頭部310aの弁座面200a3と当接する部分はテーパ形状であり、弁体頭部310aの先端面に垂直な線分に対するテーパ開度θは40°〜80°である。テーパ開度θを40°〜80°に限定したのは、シート性向上のためである。これにより、弁体310をさらにスムーズに開閉し、カジリや焼き付きを防止する。
なお、弁体頭部310aの弁座面200a3との当接部分は円弧状であってもよい。その場合、所望の曲率半径をもたせることが好ましい。これにより、弁体310をさらにスムーズに開閉し、カジリや焼き付きを防止する。
さらに、弁体310の組み立て仕上げ時には、弁座と弁体との同軸度、調芯(摺り合わせ)を行うことにより、弁体310と弁座面200a3との中心軸のずれをなくして最適な仕上げ状態にする。このようにして、特殊な表面硬化処理を行い、カジリ、焼き付きを防止したことにより、金属同士の弁体及び弁座を用いて、操作性、シール性及び耐熱性を安定して維持できる調整弁装置300を構築することができた。
[リーク状態の検証]
発明者は、上記構成の調整弁装置300を用いて弁体310のリーク状態について検証した。実験は、弁箱305を500℃の高温にした状態と、弁箱305を室温にした状態との両方について行われた。弁体頭部310aの当接部分のテーパ開度θは60℃とした。弁体頭部310aは、SUS316のステンレス鋼にF2コートの表面処理が施され、弁座面200a3は、SUS316のステンレス鋼にバニシング加工が施されている。弁体頭部310aのビッカース硬さは700HV、弁座(弁座面200a3)のシートバニシング加工によりビッカース硬さは400HVであった。
弁箱305内(ボディ)の温度が500℃の場合、図6に示したように、操作圧力(MPa)、すなわち、第1の配管320dから供給された加圧エアーが動力伝達部材320aを押圧する際の圧力を可変させたとき、検査したすべての操作圧力(0.20〜0.60:MPs)においてリーク量は10 −10 (Pa×m/sec)以下のオーダーであった。特に、操作圧力が0.25〜0.55(MPa)の場合、リーク量の検出結果は、最小検出感度以下であった。これは、ほとんどリークが生じていないのでリーク量を検出不可能であったことを示している。
一方、弁箱内の温度が室温の場合、操作圧力(0.50〜0.60:MPs)においてリーク量は、10−9(Pa×m/sec)以下のオーダーであった。以上から、弁箱内の温度が室温の場合であっても操作圧力が0.50〜0.60(MPa)の場合、リーク量は、10−9(Pa×m/sec)以下のオーダーを達成することができ、500℃程度の高温状態では、更にリーク量を減少させることができることがわかった。従来の調整弁装置では、リーク量が10−3〜10−4(Pa×m/sec)程度であったことと比較すると、本実施形態にかかる調整弁装置300では、弁体310及び弁座の材質、形状及び表面加工の最適化を図ったことにより、ほとんどリークが生じていない状態で弁体310の開閉動作を繰り返すことができることが立証された。
特に、有機成膜の場合、搬送路200aを通過する有機蒸着材料は、高温、減圧の環境下で使用される。有機蒸着材料が高温下で使用される理由について説明する。図2に示したように蒸着源ユニット100にて蒸発した成膜材料(有機分子)は、キャリアガスArにより搬送路200aを通過して基板Gまで搬送される。搬送中、付着係数を考慮して、成膜材料が搬送路200aの内壁に付着することを回避するために、搬送路200aを300℃以上の高温状態にする必要がある。また、有機蒸着材料が減圧下で使用される理由は、搬送路200aの内部を減圧状態にすることにより、コンタミネーションがほとんど存在しない状態で有機分子を基板Gまで搬送したいからである。
以上から、本実施形態にかかる調整弁装置300が、有機膜の6層連続成膜装置10に使用される場合、弁体310の近傍は、高温、減圧状態にある。しかしながら、上述したように、以上に説明した弁体310の開閉機構では、リークがほとんど生じないため、搬送路側が真空環境下にあっても、弁軸側の大気が搬送路側に流入しない。この結果、搬送路200aを通過する有機材料の劣化を防ぎ、良好な有機成膜を実現することができる。
特に、本実施形態にかかる調整弁装置300は、500℃程度の高温状態でも非常に高い密閉性を保つことができる。また、弁体側及び弁座側をともに金属により形成し、かつ弁体の分離構造を採用したことにより、高い精度でリークを防止できる弁機構を実現することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
たとえば、本発明に係る調整弁装置は、有機EL装置に設けられた搬送路の開閉に使用されるだけでなく、半導体製造装置やFPD装置等の弁の開閉機構が必要な製造装置に使用することができる。特に、本発明にかかる調整弁装置は、500℃程度の高温状態でも使用することができ、10−1〜10Pa程度の真空状態でも使用することができる。
なお、本発明に係る有機EL装置の成膜材料には、パウダー状(固体)の有機材料を用いることができる。成膜材料に主に液体の有機金属を用い、気化させた成膜材料を加熱された被処理体上で分解させることにより、被処理体上に薄膜を成長させるMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属気相成長法)に用いることもできる。
10 6層連続成膜装置
20 成膜ユニット
100 蒸着源ユニット
200 連結管
200a 搬送路
200a1 往路
200a2 復路
300 調整弁装置
305 弁箱
305a 前方部材
305b ボンネット
305c 後方部材
310 弁体
310a 弁体頭部
310b 弁体身部
310c 弁軸
315 シール部材
320 弁体駆動部
320a 動力伝達部材
320b 第1のベローズ
320c 第2のベローズ
320d 第1の配管
320e 第2の配管
330 パージポート
335 金属製ガスケット
400 吹き出し機構
500 隔壁板
600 エアー供給源

Claims (7)

  1. 内部が300℃以上になる環境下において使用され、
    それぞれ分離された弁体頭部と弁体身部とが弁軸により連結された弁体と、
    前記弁軸を介して前記弁体に連結され、前記弁体に動力を伝達する動力伝達部材と、
    前記弁体と前記動力伝達部材とを摺動可能に内蔵する弁箱と、
    一端を前記動力伝達部材に固着し、他端を前記弁箱に固着することにより、前記動力伝達部材に対して前記弁体と反対側の位置に第1の空間を形成する第1のベローズと、
    一端を前記動力伝達部材に固着し、他端を前記弁箱に固着することにより、前記動力伝達部材に対して前記弁体側の位置に第2の空間を形成する第2のベローズと、
    前記第1の空間と連通する第1の配管と、
    前記第2の空間と連通する第2の配管と、を備え、
    前記第1の配管から前記第1の空間に供給されたエアーと前記第2の配管から前記第2の空間に供給されたエアーとの比率に応じて前記動力伝達部材から前記弁軸を介して前記弁体に動力を伝達することにより、前記弁体頭部によって前記弁箱に形成された搬送路を開閉し、
    前記弁体頭部に当接する前記搬送路の弁座面は、シートバニシング加工によりビッカース硬さが200以上400HV以下になるように表面加工された金属であり、
    前記弁軸は、前記弁体身部の長手方向の中央を貫通し、前記弁体頭部の中央に設けられた凹部に挿入され、前記凹部と前記弁軸との間には、前記弁体頭部の軸のずれを調整するための遊びが設けられている調整弁装置。
  2. 一端を前記弁体頭部に固着し、他端を前記弁体身部に固着することにより、前記弁軸側の空間と前記搬送路側の空間とを遮断する第3のベローズを備える請求項1に記載された調整弁装置。
  3. 前記弁体頭部の前記搬送路に当接する部分はテーパ形状であり、前記弁体頭部の先端面に垂直な線分に対するテーパ開度θは40°〜80°である請求項1または2に記載された調整弁装置。
  4. 前記弁体頭部の前記搬送路に当接する部分は円弧状であり、所望の曲率半径を有する構造である請求項1または2に記載された調整弁装置。
  5. 前記弁体頭部は、ビッカース硬さが500HV以上である請求項1〜4のいずれかに記載された調整弁装置。
  6. 前記弁体頭部は、コバルト合金系の溶接盛りが施された金属である請求項5に記載された調整弁装置。
  7. 前記調整弁装置は、被処理体を成膜する有機分子を被処理体近傍まで搬送する搬送路の開閉に用いられる請求項1〜6のいずれかに記載された調整弁装置。
JP2009064546A 2009-03-17 2009-03-17 調整弁装置 Active JP5616029B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009064546A JP5616029B2 (ja) 2009-03-17 2009-03-17 調整弁装置
PCT/JP2010/053749 WO2010106935A1 (ja) 2009-03-17 2010-03-08 調整弁装置
CN2010800124964A CN102365484A (zh) 2009-03-17 2010-03-08 调整阀装置
US13/138,670 US20120074339A1 (en) 2009-03-17 2010-03-08 Regulating valve device
KR1020117021414A KR20110127214A (ko) 2009-03-17 2010-03-08 조정 밸브 장치
TW099107631A TWI403657B (zh) 2009-03-17 2010-03-16 Regulating valve means
IL215135A IL215135A0 (en) 2009-03-17 2011-09-13 Regulating valve device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009064546A JP5616029B2 (ja) 2009-03-17 2009-03-17 調整弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010216577A JP2010216577A (ja) 2010-09-30
JP5616029B2 true JP5616029B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=42739596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009064546A Active JP5616029B2 (ja) 2009-03-17 2009-03-17 調整弁装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20120074339A1 (ja)
JP (1) JP5616029B2 (ja)
KR (1) KR20110127214A (ja)
CN (1) CN102365484A (ja)
IL (1) IL215135A0 (ja)
TW (1) TWI403657B (ja)
WO (1) WO2010106935A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7905216B2 (en) 2006-10-02 2011-03-15 Bosch Corporation Common rail and method of manufacturing common rail

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011099542A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Fujikin Inc 調整弁装置
CN102954283B (zh) * 2012-10-29 2014-01-08 浙江盾安阀门有限公司 一种波纹管焊接组件及其生产方法
EP3747310A1 (en) * 2019-06-07 2020-12-09 The Procter & Gamble Company Filament transportation device
JPWO2021100415A1 (ja) * 2019-11-21 2021-05-27

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1758644A (en) * 1926-09-03 1930-05-13 Augustine Davis Jr Tank valve
US3315700A (en) * 1964-02-03 1967-04-25 Eugene C Greenwood Tubular jacketed double bellows valve
US3701361A (en) * 1971-03-08 1972-10-31 Stuart E Bunn Valve assembly and valve member therefor
US3802660A (en) * 1972-09-07 1974-04-09 Nasa Flow control valve
US3871616A (en) * 1973-12-10 1975-03-18 Julian S Taylor Gate valve disc
JPS59129746A (ja) * 1983-01-18 1984-07-26 Mitsubishi Metal Corp エンジンバルブおよび同バルブシ−ト用Co基合金
US5915410A (en) * 1996-02-01 1999-06-29 Zajac; John Pneumatically operated positive shutoff throttle valve
GB2315841A (en) * 1996-07-30 1998-02-11 Goodwin R Int Ltd Dual plate check valve
JP3994117B2 (ja) * 2002-11-07 2007-10-17 Smc株式会社 ヒーター付きポペット弁
CN2864252Y (zh) * 2006-01-19 2007-01-31 林民东 刻度异型蝶阀
CN101012884A (zh) * 2007-02-07 2007-08-08 株洲鸿远高压阀门有限公司 活动式截止阀
TW200848646A (en) * 2007-04-02 2008-12-16 Fujikin Kk A valve with a built-in heater
JP4948295B2 (ja) * 2007-07-06 2012-06-06 愛三工業株式会社 燃料噴射弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7905216B2 (en) 2006-10-02 2011-03-15 Bosch Corporation Common rail and method of manufacturing common rail

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010106935A1 (ja) 2010-09-23
KR20110127214A (ko) 2011-11-24
TW201102548A (en) 2011-01-16
IL215135A0 (en) 2011-12-29
US20120074339A1 (en) 2012-03-29
JP2010216577A (ja) 2010-09-30
CN102365484A (zh) 2012-02-29
TWI403657B (zh) 2013-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011055688A1 (ja) 調整弁装置
JP5616029B2 (ja) 調整弁装置
JP5301736B2 (ja) 成膜装置及び成膜材料供給方法
TWI619834B (zh) 在基體上沉積原子層之方法及裝置
JP5043394B2 (ja) 蒸着装置およびその運転方法
JP2001207265A (ja) 成膜装置
TW201321548A (zh) 在基板上沉積原子層之方法及裝置
US20080029494A1 (en) System and method for treating surfaces of components
JP5562723B2 (ja) 成膜方法、成膜装置、およびガスバリアフィルムの製造方法
WO2008018498A1 (fr) Dispositif de formation de film, système de formation de film et procédé de formation de film
KR20080098813A (ko) 캐니스터 온도조절장치, 유기물 공급라인 및 이를 이용한유기물 증착장치
JP2010007101A (ja) 蒸着源、成膜装置および成膜方法
JP2008038224A (ja) 成膜装置、成膜システムおよび成膜方法
JP7224140B2 (ja) ステージ装置および処理装置
JP2005126757A5 (ja)
US20050241585A1 (en) System for vaporizing materials onto a substrate surface
JP2004217968A (ja) ガス搬送システム、成膜装置および有機el素子の製造装置
JP2010031325A (ja) 弁体を開閉するエアー駆動装置用の連結部品
JP5209954B2 (ja) 成膜処理用治具及びプラズマcvd装置
JP2000232069A (ja) 薄膜製造装置および薄膜製造方法
JP5703439B2 (ja) 金属プレート及びオスミウム膜の成膜方法
JP2007169728A (ja) 原料供給装置および蒸着装置
JP2017160508A (ja) 真空成膜装置および成膜方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110701

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120314

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140618

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5616029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250