JP5615624B2 - タイヤガード、ホイール、及びタイヤ・ホイール組立体 - Google Patents

タイヤガード、ホイール、及びタイヤ・ホイール組立体 Download PDF

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Description

本発明は、空気入りタイヤのサイド部の損傷を防止可能なタイヤガード、ホイール、及びタイヤ・ホイール組立体に関する。
近年、資源節約、転がり抵抗低減、コスト改善等を目的に、タイヤの部材やゲージを減らす検討が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−1228号公報
その中で、特にサイド部の薄ゲージ化や、カーカスプライ構造の簡素化、軽量化等を試みた場合、タイヤサイド部の強度が弱くなるため、必ず、サイドカット性とピンチカット性が問題となる。
サイドカットしない強度と、突起乗り越し時にピンチされない剛性を持った材料でタイヤを構成することも考えられるが、乗り心地等、他性能の影響が大きい。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、熱可塑性材料で形成された空気入りタイヤに於いて、サイドカットやピンチカットといったサイド部の損傷を防止可能で、かつ、発熱耐久性も備えたホイール、及びタイヤ・ホイール組立体を提供することが目的である。
請求項1に記載のタイヤガードは、熱可塑性材料で形成した空気入りタイヤのビード部及びサイド部を覆うように形成され、タイヤ幅方向外側に前記空気入りタイヤと全体が離間して配置されるガード部と、前記ガード部の周方向に複数形成された、タイヤ径方向に長く形成されたスリット状の貫通孔と、前記空気入りタイヤを組み付けるホイールに取り付けるための取付部と、を備えている。
次に、請求項1に記載のタイヤガードの作用を説明する。
請求項1に記載のタイヤガードは、ホイールに取り付けるための取付部を備えており、この取付部をホイールに取り付けることで、ガード部を、例えば空気入りタイヤの車両装着時の車両幅方向外側に配置することができる。
ガード部を、例えば、空気入りタイヤの車両装着時の車両幅方向外側に配置することで、走行時に、例えば、縁石や路面の突起等がガード部に接触し、縁石や路面の突起等が空気入りタイヤのサイド部に直接的に接触することを防止でき、これにより、空気入りタイヤのサイドカットを防止することが可能となる。
また、縁石や路面の大きな突起等を強く乗り越える際の衝撃で、空気入りタイヤのサイド部にピンチカット(サイド部の塑性変形)を生ずる場合があるが、突起を乗り越える際に、突起がガード部の外周部に接触して荷重の一部を負担し、空気入りタイヤへの衝撃が減少することで、ピンチカットを防止することができる。
空気入りタイヤとガード部とを接触させると、空気入りタイヤのガード部が接触している部分が摩耗する原因となる。したがって、ガード部は、空気入りタイヤと全体が離間して配置する必要がある。
なお、タイヤガードは、空気入りタイヤの車両装着時の車両幅方向内側(即ち、空気入りタイヤの車両側)に配置しても良い。
また、ガード部に周方向に沿って複数の孔が形成されているため、ガード部と空気入りタイヤのサイド部との間の空気をガード部の複数の孔を介してガード部のタイヤ幅方向外側へ排出したり、ガード部のタイヤ幅方向外側の外気を空気入りタイヤのサイド部との間へ導入することができ、サイド部の熱が放熱し易くなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤガードにおいて、前記ガード部は、前記空気入りタイヤが装着された前記ホイールに前記取付部を取り付けたとき、内圧をタイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、タイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、前記空気入りタイヤと接触しない。
次に、請求項2に記載のタイヤガードの作用を説明する。
空気入りタイヤに荷重が負荷されると荷重直下のタイヤサイド部がタイヤ幅方向外側へ膨出し、タイヤサイド部の膨出した部分がガード部に接触する。
請求項2に記載のタイヤガードは、ホイールに装着した空気入りタイヤに対し、内圧をタイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、空気入りタイヤとガード部が接触しないようにホイールに取り付けられるので、通常走行時に、ガード部を空気入りタイヤのタイヤサイド部に接触させないようにでき、異音の発生、及びタイヤサイド部の摩耗を防止することができる。
なお、規格は、タイヤが生産又は使用される地域に有効な産業規格によって決められている。例えば、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会)のYear Book、アメリカ合衆国では、”The Tire and Rim Association Inc. のYear Book ”であり、欧州では”The European Tire and Rim Technical OrganizationのStandards Manual”である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のタイヤガードにおいて、前記ガード部は、前記空気入りタイヤが装着された前記ホイールに前記取付部を取り付けたとき、内圧をタイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、タイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、外周部が路面に接地しない外径に設定されている。
次に、請求項3に記載のタイヤガードの作用を説明する。
ガード部は、路面と接触することで異音を発生する原因となるため、通常の走行時に路面に接触しないように、空気入りタイヤの外径よりも小さな外径を有することが好ましい。
タイヤガードは、ホイールに装着した空気入りタイヤの内圧をタイヤ規格に記載されている単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、タイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、ガード部の外周部が路面に接地しない外径に設定されているため、通常走行時に、ガード部の外周を路面に接触させないようにでき、異音の発生、及びガード部の摩耗を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のタイヤガードにおいて、前記ガード部は、路面に対して垂直に形成された平坦形状とされ、内圧が低下して前記タイヤが潰れた際には、外周部が路面に接触して転動可能となる外径に設定されている。
次に、請求項4に記載のタイヤガードの作用を説明する。
このタイヤガードは、空気入りタイヤがパンクしたり、内圧が低下した場合でも、車両の走行を可能とする。パンク等で空気入りタイヤの内圧が低下した場合、空気入りタイヤは荷重によって潰れるが、ガード部は路面に対して垂直に形成された平坦形状とされ、ガード部の外周部が路面に接触して転動するので、空気入りタイヤが完全に潰れることは回避され、車両の走行が可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のタイヤガードにおいて、前記ガード部の外周部に、前記ガード部よりも軟らかい弾性体が取り付けられている。
次に、請求項5に記載のタイヤガードの作用を説明する。
縁石等を強く乗り越えた際には、ガード部よりも軟らかい弾性体が縁石等に接するので、縁石等からのガード部へ作用する衝撃が吸収され、ガード部の損傷を防止することが出来る。
また、パンク等で空気入りタイヤの内圧が低下した場合、荷重によって空気入りタイヤが潰れるが、空気入りタイヤが潰れてもガード部の外周に取り付けられた弾性体を路面に接触させて走行することが可能となる。
ガード部よりも軟らかい弾性体が路面に接するので、路面からのガード部へ作用する衝撃が吸収され、ガード部の損傷を防止することが出来る。
請求項6に記載のホイールは、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のタイヤガードが取り付けられている。
次に、請求項6に記載のホイールの作用を説明する。
請求項6に記載のホイールは、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のタイヤガードが取り付けられているため、このホイールに空気入りタイヤを装着すると、空気入りタイヤのタイヤ幅方向外側にガード部が配置され、請求項1〜請求項5と同様に、空気入りタイヤのサイドカット、及びピンチカット等のサイド部の損傷を防止することができる。
請求項7に記載のタイヤ・ホイール組立体は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のタイヤガードが取り付けられたホイールに空気入りタイヤを組み付けている。
次に、請求項7に記載のタイヤ・ホイール組立体の作用を説明する。
請求項7に記載のタイヤ・ホイール組立体は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のタイヤガードがホイールに取り付けられており、空気入りタイヤのタイヤ幅方向外側にガード部が配置されているので、請求項1〜請求項6と同様に、空気入りタイヤのサイドカット、及びピンチカット等のサイド部の損傷を防止することができる。
請求項1に記載のタイヤガードによれば、空気入りタイヤの種類に関わらず、タイヤサイド部の損傷を防止することができる、という優れた効果を有する。このため、空気入りタイヤの持っているメリットを活かすことができ、空気入りタイヤの設計の自由度を増すこともできる。また、空気入りタイヤのサイド部の熱を放熱し易くできる。
請求項2に記載のタイヤガードによれば、異音の発生やタイヤサイド部の摩耗を防止することができる。
請求項3に記載のタイヤガードによれば、異音の発生、及びガード部の摩耗を防止することができる。
請求項4に記載のタイヤガードによれば、タイヤの内圧が低下した場合、ガード部が転動し、車両の走行が可能となる
請求項5に記載のタイヤガードによれば、ガード部で走行した際のガード部の損傷を防止することが出来る。
請求項6に記載のホイールによれば、請求項1〜請求項5と同様に、空気入りタイヤのサイドカット、及びピンチカットを防止することができる。
請求項7に記載のタイヤ・ホイール組立体によれば、請求項1〜請求項6と同様に、空気入りタイヤのサイドカット、及びピンチカットを防止することができる。
第1の実施形態に係るタイヤガードを備えたタイヤ・ホイール組立体の一部を断面にした斜視図である。 タイヤとタイヤガードの位置関係を示すタイヤ・ホイール組立体の回転軸に沿った断面図である。 パンク時の状態を示すタイヤ・ホイール組立体の回転軸に沿った断面図である。 (A)、(B)は荷重零時と負荷時におけるタイヤとタイヤガードの位置関係を示すタイヤ・ホイール組立体の回転軸に沿った断面図である。 第2の実施形態に係るタイヤガードを備えたタイヤ・ホイール組立体の一部を断面にした斜視図である。 第2の実施形態に係るタイヤガードを備えたタイヤ・ホイール組立体の回転軸に沿った断面図である。 第3の実施形態に係るタイヤガードを備えたタイヤ・ホイール組立体の回転軸に沿った断面図である。
[第1の実施形態]
以下に、図面にしたがって本発明の第1の実施形態に係るタイヤガードを備えたタイヤ・ホイール組立体を説明する。
図1に示すように、本実施形態のタイヤ・ホイール組立体20は、ホイール22、タイヤ10、タイヤガード24を含んで構成されている。
先ず、本実施形態のタイヤ10を説明する。本実施形態のタイヤ10は、1対のビード部12、ビード部12からタイヤ径方向外側に延びるサイド部14、一方のサイド部14のタイヤ径方向外側端と他方のサイド部14のタイヤ径方向外側端とを連結するクラウン部16からなる熱可塑性材料からなるタイヤケース17を備えている。
タイヤケース17は、例えば、一つのビード部12、一つのサイド部14、及び半幅のクラウン部16が一体としてモールド等で成形された同一形状とされた円環状のタイヤ半体を互いに向かい合わせてタイヤ赤道面部分で溶着等することで形成することができるが、元々単一の部材であっても良く、3つ以上の部材を接合して形成しても良い。
タイヤケース17に用いる熱可塑性材料としては、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)等を用いることができるが、走行時に必要とされる弾性と製造時の成形性等を考慮すると熱可塑性エラストマーを用いることが好ましい。熱可塑性エラストマーとしては、例えば、JIS K6418に規定されるアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、エステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、熱可塑性ゴム架橋体(TPV)、若しくはその他の熱可塑性エラストマー(TPZ)等が挙げられる。特に、一部ゴム系の樹脂が混錬されているTPVが好ましい。また、熱可塑性樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等が上げられる。
これらの熱可塑性材料としては、たとえば、ISO75−2又はASTM D648に規定される荷重たわみ温度(0.45MPa荷重時)が78°C以上、JIS K7113に規定される引張降伏強さが10MPa以上、同じくJIS K7113に規定される引張降伏伸びが10%以上、同じくJIS K7113に規定される引張破壊伸び(JIS K7113)が50%以上、JIS K7206に規定されるビカット軟化温度(A法)が130°C以上であるものを用いることができる。
ビード部12には、従来一般の空気入りタイヤと同様の円環状のビードコア18が埋設されている。
なお、タイヤ10のクラウン部16には、図6に示すように、螺旋状に巻回されたスチールの補強コード26からなるクラウン部補強層28(図1では図示せず)が埋設されている。
図1に示すように、クラウン部補強層28の外周側には、タイヤケース17を構成している熱可塑性材料よりも耐摩耗性に優れたゴムからなるトレッドゴム層30が配置されている。トレッドゴム層30に用いるゴムは、従来一般のゴム製の空気入りタイヤに用いられているゴムと同種のゴムを用いることが好ましいが、タイヤケース17を構成している熱可塑性材料よりも耐摩耗性に優れる他の種類の熱可塑性材料からなるトレッド層としても良い。
本実施形態のタイヤ10は、弾性体部分がゴムで形成された従来一般の空気入りタイヤで設けられていたカーカスを備えておらず、構造が簡単で、かつ軽量化が図られている。
(タイヤガード24)
次に、本実施形態のタイヤガード24を説明する。
図1示すように、タイヤガード24は、車両装着時に車両幅方向外側に位置するサイド部14のタイヤ幅方向外側に配置されるガード部32と、ホイール22のディスク部34の外面中央部分に取り付けられる取付部36、取付部36とガード部32とを連結する連結部38とを備えている。
ホイール22のディスク部34の中央部分には、図示しない車両のハブ40に設けられたハブボルト42を挿通させる孔44が形成されており、取付部36にもハブボルト42を挿通させる孔45が形成されている。
本実施形態のタイヤガード24は、アルミ合金等の金属で形成されているが、他の金属で形成することもでき、金属以外の材料、例えば、繊維強化プラスチック等の合成樹脂で形成することもできる。
ガード部32は、図2に示すように、ホイール22のリム部46に設けられたリムフランジ48よりもタイヤ径方向外側に露出しているビード部12、及びサイド部14を覆うように厚肉の平板状で、かつ円環状に形成されている。
図1に示すように、ガード部32と連結部38との境界L、及び取付部36と連結部38との境界Lは、図1において各々2点鎖線で図示している部分である。
本実施形態のガード部32には、径方向に延びるスリット状の貫通孔50が周方向に複数形成されている。
ガード部32は、タイヤ・ホイール組立体20の内圧を規格に記載されている単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、ガード部32の外周部が路面に接地しない外径に設定されている。即ち、図2に示すように、通常走行時において、ガード部32が路面56に接触しないように、ガード部32の外径(最大値)が設定されている(なお、図2において、実線は無負荷時の状態、2点鎖線は負荷時の状態を示している。)。
なお、ガード部32は、タイヤ10の側面が縁石等に接触しないように、少なくともタイヤ10の最大幅部を覆うことが好ましい。
また、ガード部32は、空気入りタイヤ10の少なくともタイヤ最大幅部を覆うことが好ましい。
本実施形態のガード部32の外周には、ガード部よりも軟らかいゴム、熱可塑性エラストマー等の弾性体52が取り付けられている。
タイヤガード24は、取付部36をディスク部34の外面中央部分に密着させて孔45から突出したハブボルト42にホイールナット54を螺合させて締め付けることで、ホイール22に固定される。
このようにしてホイール22にタイヤガード24を固定したとき、ガード部32は、タイヤ・ホイール組立体20に対し、内圧を空気入りタイヤ10の規格に記載されている単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、図2に示すように、空気入りタイヤ10のサイド部14(タイヤ回転軸の下方側でタイヤ幅方向へ膨出した部分)と接触しないように、取付部36とガード部32との位置関係(オフセット量)が決められている。
(作用)
本実施形態のタイヤガード24の作用を説明する。
図1に示すように、本実施形態のタイヤガード24は、取付部36にハブボルト42を挿通させる孔45が形成されているため、取付部36をディスク部34の外面中央部分に密着させてホイール22の孔44から突出したハブボルト42にホイールナット54を螺合させて締め付けることで、タイヤガード24を簡単にホイール22に固定することができる。
このようにしてタイヤガード24をホイール22に取り付けることで、ガード部32を空気入りタイヤ10の車両装着時の車両幅方向外側のサイド部14のタイヤ幅方向外側に間隔を開けて配置することができる。
これにより、車両走行時に、例えば、縁石等がガード部32に接触し、サイド部14に直接的に接触することが防止されるので、空気入りタイヤ10のサイドカットを防止可能となる。
また、縁石等を強く乗り越える際の衝撃で、空気入りタイヤ10のサイド部14にピンチカット(サイド部の塑性変形)を生ずる場合があるが、縁石等を乗り越える際に、縁石等がガード部32の外周部(弾性体52)に接触して荷重の一部がタイヤガード24に負担され、空気入りタイヤ10へ大きな衝撃が作用し無くなるので、ピンチカットを防止可能となる。
なお、縁石等は、ガード部32の外周に設けた弾性体52に接触するので、縁石等からの衝撃が弾性体52の変形により吸収され、ガード部32の損傷を抑制することが出来る。
本実施形態のタイヤガード24は、空気入りタイヤ10の内圧を規格に記載されている単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、空気入りタイヤ10に対して規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、ガード部32の外周部が路面に接地しないようにガード部32の外径が設定されているため、平坦な路面の通常走行時に、ガード部32の外周が路面に接触することは無く、異音の発生、及びガード部32の摩耗は防止される。
また、本実施形態のタイヤガード24は、空気入りタイヤ10の内圧を規格に記載されている単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、空気入りタイヤ10に対して規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、空気入りタイヤ10のサイド部(膨出部分)14とガード部32とが接触しないようにホイール22に取り付けられるので、平坦な路面の通常走行時に、空気入りタイヤ10がガード部32に接触することは無く、異音の発生、及びサイド部14の摩耗を防止することができる。
なお、空気入りタイヤ10は、ハンドルを切ると(スリップアングルを付けると)、直進走行時よりもサイド部14の変形が大きくなる場合があるが、タイヤガード24はハンドルを切った状態でもサイド部14に触れないようにサイド部14との間隔が設定されている。
さらに、本実施形態のタイヤガード24は、空気入りタイヤ10がパンクしたり、内圧が低下した場合でも、車両の走行を可能とする。パンク等で空気入りタイヤ10の内圧が低下した場合、図3に示すように空気入りタイヤ10は荷重によって潰れるが、ガード部32の外周部(弾性体52)が路面56に接触して転動するので、空気入りタイヤ10が完全に潰れることは回避され、車両の走行が可能となる。
この際、金属のガード部32よりも軟らかい弾性体52が路面に接するので、路面からのガード部32へ作用する衝撃が吸収され、ガード部32の損傷を防止することが出来る。また、金属製のガード部32が路面に接触して走行すると、異音の発生が避けられないが、本実施形態では、金属のガード部32よりも軟らかい弾性体52が路面に接するので、異音の発生が抑えられる。
なお、パンク時には、図3に示すように、サイド部14がガード部32に接触する場合もある。
また、本実施形態のタイヤガード24のガード部32には、周方向に沿って複数の貫通孔50が形成されているため、ガード部32とサイド部14との間の空気を貫通孔50を介してガード部32のタイヤ幅方向外側へ排出したり、ガード部32のタイヤ幅方向外側の外気をガード部32とサイド部14との間へ導入することができ、走行により発熱したサイド部14の熱を放熱し易くなる。これにより、サイド部14の発熱耐久性を確保することができる。
なお、本実施形態の貫通孔50は径方向に長く形成されたスリット形状であったが、円、矩形等、他の形状であっても良い。また、サイド部14の放熱性に問題が無ければ、ガード部32に貫通孔50を形成しなくても良い。
本実施形態のタイヤ・ホイール組立体20に用いたタイヤ10は、タイヤケース17が熱可塑性材料で形成され、カーカスの無い軽量化の図られた空気入りタイヤであるが、本実施形態のタイヤガード24を用いることで、タイヤ10としてのメリットを損なう事無く、タイヤ10のサイドカット、及びピンチカットといったサイド部14の損傷を防止することができる。
なお、タイヤガード24は、縁石を乗り越えたり、タイヤパンク時の走行により塑性変形しないような強度を有することが好ましい。
本実施形態のタイヤ10は、タイヤケース17を熱可塑性材料で形成した空気入りタイヤである。
なお、FEMでのシミュレーション結果では、内圧210kPaとしたタイヤサイズ155/65R13の空気入りタイヤに2.6Nの荷重を負荷した際のタイヤ最大幅成長は20%であり、内圧300kPaとしたタイヤサイズ165/40R16の空気入りタイヤに2.6Nの荷重を負荷した際のタイヤ最大幅成長は3.5%であった。
このことから、通常走行時にガード部32をタイヤ10に接触させないためには、上記の様にタイヤ10のサイズが155/65R13の場合には、負荷時におけるタイヤ赤道面CLからガード部32までの距離Lbを、荷重零時のタイヤ赤道面CLからタイヤ最大幅部までの距離Laの120%を超える値とすることが好ましく、上記の様にタイヤ10のサイズが165/40R16の場合には、負荷時におけるタイヤ赤道面CLからガード部32までの距離Lbを、荷重零時のタイヤ赤道面CLからタイヤ最大幅部までの距離Laの103.5%を超える値とすることが好ましことが分かる。
なお、本実施形態の連結部38は、取付部36の外周部分とガード部32の内周部分とを連結する径方向に延びる板形状であるが、連結部38の形状は、取付部36の外周部分とガード部32の内周部分とを連結する円環形状等、他の形状であっても良い。
本実施形態のタイヤガード24では、ガード部32が図2の実線で示すように平板状であったが、ガード部32の断面形状はこれに限らず、図2の2点鎖線で示すように、ガード部32は、外周側がタイヤ10と離れる方向へ湾曲していても良い。
なお、ホイール(リム)22は、タイヤの規格に記載されている適用サイズにおける標準リム(または、”Approved Rim" 、”Recommended Rim")のことである。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るタイヤガード24を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符合を付し、その説明は省略する。
図5、及び図6に示すように、本実施形態のタイヤガード24は、ガード部32の内周側に、リムフランジ46の外側面に取り付けるための環状の取付部58が設けられている。
取付部58は、リムフランジ48の外側面に配置され、取付部58のリムフランジ側とは反対側には、円環状の取付金具60が配置されている。
リムフランジ48には、周方向に沿って複数のネジ孔62が形成されており、取付部58にはリムフランジ48のネジ孔62と対向する位置に孔64が形成され、取付金具60にもリムフランジ48のネジ孔62と対向する位置に孔66が形成されている。
取付金具60の外側から、取付金具60の孔66及び取付部58の孔64にボルト68を挿通させてリムフランジ48のネジ孔62に螺合させて締め付けることで、取付部58がリムフランジ48と取付金具60とに挟持され固定される。
なお、本実施形態のタイヤガード24も、第1の実施形態のタイヤガード24と同様の作用効果が得られる。また、本実施形態のタイヤガード24は、第1の実施形態のタイヤガード24よりも構造が簡単で使用材料が少なく済む。
また、第1の実施形態のタイヤガード24は、タイヤ10の車両側に取り付けられないが、本実施形態のタイヤガード24は、タイヤ10の車両側に取り付けることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係るタイヤガード24を説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符合を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態のタイヤガード24は、ガード部32の内周側に、リムフランジ48と空気入りタイヤ10のビード部12との間に配置される取付部70が設けられている。
本実施形態のタイヤガード24は、ホイール22のリムフランジ48の外径よりもタイヤガード24の内径が小さく、リムフランジ48の外側から内側へ取り付けられないため、以下の様にして取り付けを行う。
本実施形態のタイヤガード24を取り付けるホイール22は、リム部分がインナーリム22Aとアウターリム22Bとに分割可能(例えば、インナーリム22Aとアウターリム22Bとがボルト23で固定)とされるタイプのものを使用し、空気入りタイヤ10及びタイヤガード24は、インナーリム22Aとアウターリム24Bとを分割してから取り付ける。
取付部70を車両装着時外側のリムフランジ48とビード部12との間に挟持することで、前述した実施形態と同様に、ガード部32を空気入りタイヤ10の車両装着時の車両幅方向外側のタイヤ幅方向外側に配置することができる。なお、リムフランジ48と取付部70とをボルトで固定しても良い。
なお、本実施形態のタイヤガード24も、第1の実施形態のタイヤガード24、及び第2の実施形態のタイヤガード24と同様の作用効果が得られる。
本実施形態のタイヤガード24も、第2の実施形態のタイヤガード24と同様に構造が簡単で、第1の実施形態のタイヤガードよりも使用材料が少なく済む。第3の実施形態のタイヤガード24も、第2の実施形態のタイヤガード24と同様に、タイヤ10の車両側に取り付けることができる。
[その他の実施形態]
本発明のタイヤガードの形状は、上記第1〜3の実施形態に示した形状に限るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
第1の実施形態ではタイヤガード24をディスク部34の外面中央部分に固定し、第2の実施形態ではタイヤガード24をリムフランジ48の外側面に固定し、第3の実施形態ではタイヤガード24をリムフランジ48とビード部12との間に固定したが、タイヤガード24の固定位置は上記実施形態のものに限らずホイール22の何処でも良い。
上記実施形態のタイヤ・ホイール組立体20では、タイヤガード24をタイヤ10の車両装着時の車両幅方向外側に配置したが、タイヤ10の車両側に配置しても良い。
また、ホイール22がインナーリム22Aとアウターリム22Bとに分割可能とされるタイプのものである場合、リムフランジ48とタイヤガード24とを一体化(例えば、図7のリムフランジ48とタイヤガード24とを一体化)することも可能である。
10 タイヤ(空気入りタイヤ)
20 タイヤ・ホイール組立体
22 ホイール
24 タイヤガード
32 ガード部
36 取付部
38 連結部
50 貫通孔(孔)
52 弾性体

Claims (7)

  1. 熱可塑性材料で形成した空気入りタイヤのビード部及びサイド部を覆うように形成され、タイヤ幅方向外側に前記空気入りタイヤと全体が離間して配置されるガード部と、
    前記ガード部の周方向に複数形成された、タイヤ径方向に長く形成されたスリット状の貫通孔と、
    前記空気入りタイヤを組み付けるホイールに取り付けるための取付部と、
    を備えているタイヤガード。
  2. 前記ガード部は、前記空気入りタイヤが装着された前記ホイールに前記取付部を取り付けたとき、内圧をタイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、タイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、前記空気入りタイヤと接触しない請求項1に記載のタイヤガード。
  3. 前記ガード部は、前記空気入りタイヤが装着された前記ホイールに前記取付部を取り付けたとき、内圧をタイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重に対応する空気圧とし、タイヤ規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重を負荷させた際に、外周部が路面に接地しない外径に設定されている請求項1または請求項2に記載のタイヤガード。
  4. 前記ガード部は、路面に対して垂直に形成された平坦形状とされ、内圧が低下して前記空気入りタイヤが潰れた際には、外周部が路面に接触して転動可能となる外径に設定された、請求項3に記載のタイヤガード。
  5. 前記ガード部の外周部に、前記ガード部よりも軟らかい弾性体が取り付けられている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のタイヤガード。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のタイヤガードが取り付けられたホイール。
  7. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のタイヤガードが取り付けられたホイールに空気入りタイヤを組み付けたタイヤ・ホイール組立体。
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