JP5614811B2 - 移動検知スイッチ - Google Patents

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本発明は、スイッチ回路を構成するように備えられた固定端子、及び、前記固定端子を導通状態と非導通状態とに切り換え可能な可動端子と、前記可動端子を移動操作自在な操作部材と、前記固定端子を内装し、かつ、前記操作部材を検知対象物によって押し込み操作自在に収容するハウジングと、前記操作部材を、前記検知対象物による押し込みを解除する押し込み解除操作に連動して前記ハウジングの外方に突出移動するように付勢する付勢部材と、前記固定端子の導通状態又は非導通状態に応じた信号を出力可能な出力部とを有し、前記操作部材が押し込み操作されることにより、前記固定端子が導通状態と非導通状態とのうちの何れか一方の状態に切り換えられ、前記操作部材の押し込み解除操作により、前記固定端子が前記一方の状態から他方の状態に切り換えられるように、前記可動端子が設けられている移動検知スイッチに関する。
上記移動検知スイッチは、例えばパチンコ台などの遊技台において、検知対象物としての前面扉や背面扉が開放(移動)操作されたことを検知するために装備されている。
つまり、特定の扉を閉じることによる操作部材の押し込み操作で可動端子を移動させて、固定端子を導通状態と非導通状態とのうちの何れか一方の状態に切り換えておき、その扉の開放に伴う操作部材の押し込み解除操作による可動端子の移動で固定端子が一方の状態から他方の状態に切り換わって、その他方の状態に応じた信号が出力部から出力されると、特定の扉が開放されたことを検知する。
従来の上記移動検知スイッチは、一つの固定端子と、その固定端子を導通状態と非導通状態とに切り換え可能な一つの可動端子と、その可動端子を移動操作自在な一つの操作部材とが設けられている。
したがって、例えば遊技台において前面扉と背面扉との何れかが開放されたことを検知できるように、前面扉と背面扉の夫々に対応する二個の移動検知スイッチが装備されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−183255号公報(段落番号[0126],図15,図16)
このため、移動検知スイッチの取付スペースが大きくなる。また、一個の移動検知スイッチ毎にその固定作業や配線作業を要し、検知スイッチの取付けに手間が掛かるおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、二つの検知対象物の何れかの移動を検知するにあたって、取付スペースを小さくすることができ、その取付けにも手間が掛かりにくい移動検知スイッチを提供することを目的とする。
本発明による移動検知スイッチの第1特徴構成は、スイッチ回路を構成するように備えられた固定端子、及び、前記固定端子を導通状態と非導通状態とに切り換え可能な二つの可動端子と、前記可動端子の夫々を移動操作自在な二つの操作部材と、前記固定端子を内装し、かつ、前記操作部材の夫々を検知対象物によって押し込み操作自在に収容するハウジングと、前記操作部材の夫々を、前記検知対象物による押し込みを解除する押し込み解
除操作に連動して前記ハウジングの外方に互いに逆向きに突出移動するように付勢する二つの付勢部材と、前記固定端子の導通状態又は非導通状態に応じた信号を出力可能な一つの出力部とを有し、前記二つの操作部材が共に押し込み操作されることにより、前記固定端子が導通状態と非導通状態とのうちの何れか一方の状態に切り換えられ、前記二つの操作部材のうちの少なくとも一方の押し込み解除操作により、前記固定端子が前記一方の状態から他方の状態に切り換えられるように、前記可動端子が前記操作部材の夫々に設けられ、前記ハウジングは、仕切り壁を内部に設けてある箱状のハウジング本体と、前記ハウジング本体の開口を覆う蓋板部分を備えた蓋体とを有し、前記操作部材の夫々は、押し込み方向の全長に亘って面一に形成された一側面を有し、前記一側面の夫々を前記仕切り壁の表裏夫々の壁面に接触させて配置され、当該仕切り壁の壁と、前記蓋板部分の内面と、前記ハウジング本体の底壁内面とに沿って互いに平行にスライド移動自在に収容され、前記可動端子は前記操作部材の前記底壁内面に対向する側に設けられている点にある。
本構成の移動検知スイッチは、一つの固定端子を導通状態と非導通状態とに切り換え可能な二つの可動端子を有しているので、二つの検知対象物の何れかの移動を検知するにあたって、従来のように二個の可動端子に各別に対応する二個の固定端子を設ける必要がなくなり、スイッチ回路の簡略化を図ってハウジングの小型化を図ることができる。
また、本構成の移動検知スイッチは、可動端子の夫々を移動操作自在な二つの操作部材と、操作部材の夫々を検知対象物によって押し込み操作自在に収容するハウジングと、操作部材の夫々を、検知対象物による押し込みを解除する押し込み解除操作に連動してハウジングの外方に突出移動するように付勢する二つの付勢部材とを有し、二つの操作部材が共に押し込み操作されることにより、固定端子が導通状態と非導通状態とのうちの何れか一方の状態に切り換えられ、二つの操作部材のうちの少なくとも一方の押し込み解除操作により、固定端子が前記一方の状態から他方の状態に切り換えられるように、可動端子が設けられている。
このため、二つの検知対象物による二つの操作部材の夫々の押し込み操作で固定端子を導通状態と非導通状態とのうちの何れか一方の状態に切り換えておき、何れかの検知対象物の移動による少なくとも一方の操作部材の押し込み解除操作で固定端子が一方の状態から他方の状態に切り換えられると、その状態に応じた信号を一つの出力部から出力させて、二つの検知対象物の何れかの移動を検知することができる。
したがって、一つの操作部材の押し込み解除操作で一つの出力部から信号を出力させて、何れかの検知対象物の移動を検知することができるので、スイッチ回路における接続ピンやリード線の数を減らして、スイッチ回路の一層の簡略化とハウジングの一層の小型化とを図ることができる。
また、操作部材の夫々をハウジングの外方に互いに逆向きに突出移動するように付勢してあるので、二つの検知対象物どうしを互いに干渉させることなく、何れかの検知対象物の移動を検知することができる。
さらに、操作部材の夫々は、ハウジングの内部に設けてある仕切り壁を挟んで配置され、当該仕切り壁の表裏夫々の壁面に沿って互いに平行にスライド移動自在に収容されているので、操作部材の夫々をスライド移動方向で互いに対向するように収容する場合に比べて、操作部材の移動方向に沿うハウジングの寸法を小さくすることができる。
したがって、本構成の移動検知スイッチであれば、二つの検知対象物の何れかの移動を検知するにあたって、一つの移動検知スイッチで検知することができると共に、移動検知スイッチの小型化を図って、取付スペースを小さくすることができ、その取付けにも手間が掛かりにくい。
更に、本構成であれば、ハウジング本体の仕切り壁と蓋体の蓋板部分とを活用して、二つの操作部材の移動方向を案内することができるので、ハウジングの寸法を一層小さして、移動検知スイッチの一層の小型化を図ることができる。
移動検知スイッチを模式的に示す説明図である。 移動検知スイッチの斜視図である。 移動検知スイッチの分解斜視図である。 移動検知スイッチの断面図である。 可動端子と操作部材を示す斜視図である。 二つの常閉型接点が共にONの状態を示し、(a)は移動検知スイッチの内部を示す平面図、(b)はスイッチ回路の接続状態を示す平面図である。 一方の常閉型接点がONで、かつ、他方の常閉型接点がOFFの状態を示し、(a)は移動検知スイッチの内部を示す平面図、(b)はスイッチ回路の接続状態を示す平面図である。 第2実施形態の移動検知スイッチを模式的に示す説明図である。 第2実施形態における二つの常開型接点が共にOFFの状態を示し、(a)は移動検知スイッチの内部を示す平面図、(b)はスイッチ回路の接続状態を示す平面図である。 第2実施形態における一方の常開型接点がOFFで、かつ、他方の常開型接点がONの状態を示し、(a)は移動検知スイッチの内部を示す平面図、(b)はスイッチ回路の接続状態を示す平面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図7は、本発明による移動検知スイッチを示す。
本実施形態では、図1に示すように、第1固定接点1aと第2固定接点1bの二組の固定接点を直列に備えた一つの固定端子1と、第1固定接点1aと第2固定接点1bの夫々をON/OFF可能な可動接点を備えていて、固定端子1を導通状態と非導通状態とに切り換え可能な第1可動端子2aと第2可動端子2bの二つの可動端子2とを設けて、例えば遊技台における前面扉と背面扉などの二つの検知対象物Aの夫々による操作部材4(4a,4b)の押し込み操作で閉じられる二つの常閉型接点3を備えたスイッチ回路Bを構成してある。
スイッチ回路Bは、電流計(図示せず)を介して直流電源に接続され、遊技台の前面扉や背面扉の開放などの何れかの検知対象物Aの移動に伴う少なくとも一方の操作部材4の押し込み解除操作で何れかの常閉型接点3が開いて固定端子1が非導通状態に切り換えられ、その結果、一つの出力部7から出力される非導通状態に応じた信号としての所定レベル未満の電流が検出されると、二つの検知対象物Aの少なくとも一つの移動(遊技台の前面扉又は背面扉の開放移動)を検知できるように構成してある。
移動検知スイッチは、図2〜図5に示すように、固定端子1に対して摺接移動される可動端子としての第1ブラシ2aと第2ブラシ2bとの二つのブラシと、第1ブラシ2aと第2ブラシ2bの夫々を移動操作自在な操作部材としての第1スライダー4aと第2スライダー4bとの二つの同一形状のスライダー4と、固定端子1を内装し、かつ、第1スライダー4aと第2スライダー4bの夫々を検知対象物Aによって押し込み操作自在に収容する樹脂製ハウジング5と、第1スライダー4aと第2スライダー4bの夫々を、検知対象物Aによる押し込みを解除する押し込み解除操作に連動してハウジング5の外方に互いに逆向きに突出移動するように付勢する二つの付勢部材としての第1圧縮コイルスプリング6aと第2圧縮コイルスプリング6bとの二つの圧縮コイルスプリング6と、固定端子1の導通状態又は非導通状態に応じた大きさ(レベル)の電流を信号として出力可能な一つの出力部7とを有している。
したがって、固定端子1の両端部に直流電源が接続されている状態で、第1スライダー4aと第2スライダー4bの夫々が検知対象物Aによって共に押し込み操作されることにより、第1ブラシ2aと第2ブラシ2bの可動接点の夫々が第1固定接点1aと第2固定接点1bをON操作して、固定端子1が導通状態に切り換えられた二つの常閉型接点3を有するスイッチ回路Bが構成される。
そして、何れかの検知対象物Aによる少なくとも一方のスライダー4の押し込み解除操作により、いずれかのブラシ2a,2bの可動接点が固定接点1a,1bをOFF操作して常閉型接点3の一つが開かれると、スイッチ回路Bに所定レベルの電流が流れなくなり、少なくとも一つの検知対象物Aの移動を検知することができる。
ハウジング5は、箱状のハウジング本体5aと、ハウジング本体5aの開口5cを塞ぐ矩形の蓋板部分5dを備えた蓋体5bとを有している。
ハウジング本体5aは、略矩形の底壁8aと、底壁8aの外周部に沿って一連に矩形枠状に形成した側壁部分8bとを一体に備えた箱状に形成されている。
互いに平行に対向する一対の側壁部分8bどうしの間に、当該側壁部分8bに対して平行な仕切り壁8cを一体形成してハウジング本体5aの内部を区画し、仕切り壁8cの両側に、第1スライダー4aをスライド移動自在に収容する横長の第1収容空間9aと、第2スライダー4bをスライド移動自在に収容する横長の第2収容空間9bとの二つの収容空間9が設けられている。
各収容空間9の長手方向一端側を塞ぐ側壁部分8bには、側壁部分8bの内外に亘る矩形の切欠10が形成され、長手方向他端側を塞ぐ側壁部分8bの内側には、圧縮コイルスプリング6(6a,6b)の外周部を受け止める円弧面状の受け面11aを備えたスプリング受け部11が形成されている。
尚、図示しないが、蓋板部分5dの内側にも同様の受け面が受け面11aに対向するように形成されていて、圧縮コイルスプリング6の径方向の移動が規制されている。
スライダー4は、収容空間9内でスライド移動させる四角柱状のスライド部12と、切欠10を通してハウジング5の外部に出退させる四角柱状の出退部13とを一体に備えている。
スライド部12は出退部13よりも大径の四角柱状に形成され、スライド部12及び出退部13の一側面が互いに面一になるように形成して段部14が設けられている。
スライダー4は、段部14と切欠10が形成されている側壁部分8bとの接当により収容空間9から抜け止めされる状態で、仕切り壁8cを挟んで配置されている。
スライダー4は、スライド部12と出退部13との互いに面一に形成された一側面を仕切り壁8cに対向させて、当該仕切り壁8cの表裏夫々の壁面と、蓋板部分5dの内面とに沿って互いに平行にスライド移動自在に収容されている。
スライド部12にはスライド方向に沿って長いスプリング装着穴15が形成され、圧縮コイルスプリング6は、一端側をスプリング装着穴15に挿入し、他端側をスプリング受け部11で受け止めて圧縮変形状態で装着されている。
固定端子1は、導電性を備えた金属板を打ち抜き加工して、第1収容空間9aに臨む第1固定接点1aと、第2収容空間9bに臨む第2固定接点1bとの二つの固定接点1a,1bが底壁8aの内底面に沿って配設されるように、ハウジング本体5aにインサート成形してある。
ブラシ2は、図5に示すように、導電性を備えた金属板を打ち抜き加工して、固定部16と、固定部16から互いに平行に延出された一対の接点部17とが一体形成され、固定部16には複数の貫通孔16aが形成されている。
第1スライダー4aと第2スライダー4bの夫々は、固定部16の貫通孔16aにスライド部12に形成した凸部18を嵌め込んで、ブラシ2a,2bをスライド移動操作自在に溶着固定してある。
出力部7は、固定端子1の両端部の夫々から接続用のピン19を互いに平行に延設し、これらのピン19をハウジング本体5aの外方に突出させて、直流電源(図示せず)に接続されたプラグ(図示せず)を接続できるように構成してある。
ハウジング本体5aの外面側には、二つの固定用フランジ20と、複数の係止爪21と、出力部7のピン19に接続するプラグ(図示せず)の受け口22とが一体に突出形成されている。
固定用フランジ20は、底壁8aの外面と面一に形成され、ビス止め用の貫通孔20aを形成してある。
係止爪21は、図4に示すように、ハウジング本体5aの深さ方向に沿って長い形状に形成され、その上端側(開口5cの側)には、下端側(底壁8aの側)ほど側壁部分8bの外面から離れるように傾斜する傾斜面21aを形成してある。
蓋体5bは、図2,図3に示すように、係止爪21に係止させる複数の係止部材23と、出力部7のピン19が差し込まれたプラグの抜け止め用爪24aを備えた抜け止め部材24とを備えている。
係止部材23は、ハウジング本体5aの深さ方向に沿って長い長孔部分23aを備えた枠状に形成されている。
係止部材23は、先端部分を係止爪21の傾斜面21aに押し付けて弾性変形させながら、係止爪21を乗り越えるまで蓋体5bを押し込むことにより、係止爪21を長孔部分23aに入り込ませて、蓋体5bをハウジング本体5aに係止固定する。
図6は、第1スライダー4aと第2スライダー4bの夫々が、二つの検知対象物Aの一例としての遊技台における所定の閉じ位置に閉じた前面扉A1と背面扉A2とにより押し込まれて(図6(a))、二つの常閉型接点3が共にONの状態に保持された状態(図6(b))を示す。
この状態では固定端子1が導通状態に切り換えられているので、スイッチ回路Bに流れる所定レベルの電流を検出することができる。
図7は、前面扉A1の開放操作に伴って第1スライダー4aの押し込みが解除されて、第1スライダー4aがハウジング5の外方に向けて突出移動し(図7(a))、常閉型接点3の一つがOFFの状態に保持された状態(図7(b))を示す。
この状態では固定端子1が非導通状態に切り換えられ、非導通状態に応じて信号としての所定レベル未満の電流が検出されるので、少なくとも何れか一つの扉が開放されたことを検知することができる。
尚、背面扉A2の開放操作に伴って第2スライダー4bの押し込みが解除された場合も、前面扉A1及び背面扉A2の同時開放操作に伴って第1スライダー4a及び第2スライダー4bの押し込みが解除された場合も、同様に、少なくとも何れか一つの扉が開放されたことを検知することができる。
したがって、ブラシ2(2a,2b)の夫々は、スライダー4(4a,4b)が共に押し込み操作されるに伴う固定接点1a,1bに対する摺接移動により、固定端子1を導通状態に切り換え、かつ、少なくとも一方のスライダー4(4a,4b)の押し込み解除操作で固定端子1を導通状態から非導通状態に切り換えるように設けられている。
〔第2実施形態〕
図8〜図10は、本発明による移動検知スイッチの別実施形態を示す。
本実施形態では、図8に示すように、第1固定接点1aと第2固定接点1bを並列に備えた固定端子1と、固定接点1a,1bの夫々をON/OFF可能な可動接点を構成する第1ブラシ2aと第2ブラシ2bの二つのブラシ(可動端子)2とを設けて、二つの検知対象物Aの夫々による操作部材4(4a,4b)の押し込み操作で開けられる二つの常開型接点3を備えたスイッチ回路Bを構成してある。
そして、検知対象物Aの移動に伴う少なくとも一方の操作部材4の押し込み解除操作で何れかの常開型接点3が閉じられて固定端子1が導通状態に切り換えられ、その結果、一つの出力部7から出力される導通状態に応じた信号としての所定レベル以上の電流が検出されると、二つの検知対象物Aの少なくとも一つが移動したことを検知できるように構成してある。
すなわち、図9に示すように、第1スライダー4aと第2スライダー4bの夫々が、二つの検知対象物Aの一例としての遊技台における所定の閉じ位置に閉じた前面扉A1と背面扉A2とにより共に押し込まれて、固定端子1が二つの常開型接点3が共にOFFの状態に保持された非導通状態に切り換えられ、出力部7から出力される非導通状態に応じた信号としての所定レベル未満の電流を検出することができる。
そして、図10に示すように、前面扉A1の開放操作に伴って第1スライダー4aの押し込み操作が解除されて、第1スライダー4aがハウジング5の外方に向けて突出移動し、固定端子1が常開型接点3の一つがONの状態に保持された導通状態に切り換えられ、出力部7から出力される導通状態に応じた信号としての所定レベルの電流を検出することができるので、少なくとも何れか一つの扉が開放されたことを検知することができる。
本実施形態においても、背面扉A2の開放操作に伴って第2スライダー4bの押し込みが解除された場合も、前面扉A1及び背面扉A2の同時開放操作に伴って第1スライダー4a及び第2スライダー4bの押し込みが解除された場合も、同様に、少なくとも何れか一つの扉が開放されたことを検知することができる。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による移動検知スイッチは、第2実施形態において、二つの常開型接点3を、一方の常開型接点3を閉じたときの電気抵抗と、他方の常開型接点3を閉じたときの電気抵抗とが互いに異なるように設けて、検出された電流値の違いに基づいて、いずれの常開型接点3が閉じられたのか、つまり、前面扉A1と背面扉A2の何れの扉が開放されたのか判別できるように構成してあってもよい。
2.本発明による移動検知スイッチは、出力部7に接続されたプラグを介して電気的に接続された表示ランプを、固定端子1の導通状態又は非導通状態に応じて点灯又は消灯させるものであってもよい。
1 固定端子
2 可動端子
4 操作部材
5 ハウジング
5a ハウジング本体
5d 蓋板部分
5c 開口
5b 蓋体
6 付勢部材
7 出力部
8c 仕切り壁
A 検知対象物
B スイッチ回路

Claims (1)

  1. スイッチ回路を構成するように備えられた固定端子、及び、前記固定端子を導通状態と非導通状態とに切り換え可能な二つの可動端子と、
    前記可動端子の夫々を移動操作自在な二つの操作部材と、
    前記固定端子を内装し、かつ、前記操作部材の夫々を検知対象物によって押し込み操作自在に収容するハウジングと、
    前記操作部材の夫々を、前記検知対象物による押し込みを解除する押し込み解除操作に連動して前記ハウジングの外方に互いに逆向きに突出移動するように付勢する二つの付勢部材と、
    前記固定端子の導通状態又は非導通状態に応じた信号を出力可能な一つの出力部とを有し、
    前記二つの操作部材が共に押し込み操作されることにより、前記固定端子が導通状態と非導通状態とのうちの何れか一方の状態に切り換えられ、前記二つの操作部材のうちの少なくとも一方の押し込み解除操作により、前記固定端子が前記一方の状態から他方の状態に切り換えられるように、前記可動端子が前記操作部材の夫々に設けられ、
    前記ハウジングは、仕切り壁を内部に設けてある箱状のハウジング本体と、前記ハウジング本体の開口を覆う蓋板部分を備えた蓋体とを有し、
    前記操作部材の夫々は、押し込み方向の全長に亘って面一に形成された一側面を有し、前記一側面の夫々を前記仕切り壁の表裏夫々の壁面に接触させて配置され、当該仕切り壁の壁と、前記蓋板部分の内面と、前記ハウジング本体の底壁内面とに沿って互いに平行にスライド移動自在に収容され、
    前記可動端子は前記操作部材の前記底壁内面に対向する側に設けられている移動検知スイッチ。
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