JP5612744B1 - トルクレンチ受け治具、ハブレンチ押さえ及びハブベアリングの調整方法 - Google Patents

トルクレンチ受け治具、ハブレンチ押さえ及びハブベアリングの調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ハブベアリングの調整作業の安全性が向上し、作業効率が向上するトルクレンチ受け治具、ハブレンチ押さえ及びハブベアリングの調整方法を提供する。【解決手段】 トルクレンチ受け治具11は、車軸カバー5に取り付けられたハブ6に内挿されたハブベアリングの調整に用いられるトルクレンチ31の水平軸32を支持する受け部と、受け部の下面に接続された垂直部と、垂直部の下端に接続され、車輪のリムに両端が接し、水平方向に延びる水平部とから構成される。これによって、トルクレンチ31の水平軸32が下方に撓む虞が低減するため、作業効率が向上する。又、ハブレンチ押さえ12は、外周近傍に開口を有するベース体と、開口を介してハブ6と固定させるボルト37の固定手段29とから構成される。これにより、ハブレンチ押さえ12は、ハブレンチ35の背面に当接状態となり、ハブレンチ35の傾きが阻止され、調整作業の安全性が向上する。【選択図】 図5

Description

この発明はトルクレンチ受け治具、ハブレンチ押さえ及びハブベアリングの調整方法に関し、特に車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングの調整に用いられるトルクレンチを支持するために使用されるトルクレンチ受け治具、ハブベアリングの調整に用いられるハブレンチの使用を補助するハブレンチ押さえ及びハブベアリングの調整方法に関するものである。
図8は、タイヤ及びハブ内部の概略構成図であって、(1)はタイヤ内部の構成を示すものであり、(2)はハブ内部の構成を示すものである。
図8の(1)を参照して、2つのタイヤ2a及び2bの各々は、それぞれが取り付けられた車輪3a及び3bを介して連結されている。車輪3a及び3bは、車軸カバー5に取り付けられたハブ6に連結されている。
図8の(2)を参照して、ハブベアリング41a及び41bは、ハブ6に内挿され、ハブ6を支持することでタイヤ2a及び2bを円滑に回転させている。調整ナット42及びロックナット43が、ハブ6に内挿されている。調整ナット42は、軸方向の外方側にあるハブベアリング41aに当接するように車軸カバー5に螺合し、ハブベアリング41aを調整している。ロックナット43は、調整ナット42の軸方向の外方側から車軸カバー5に螺合して取り付けられている。そして、ハブカバー7が、ロックナット43の軸方向の外方側からハブ6に備えられた螺合穴(図示せず)にボルト等で螺合して、ハブ6に取り付けられている。車軸カバー5内の車軸(図示せず)が、ハブカバー7とスプラインで接続されている。
従って、動作に際して、車軸カバー5内の車軸(図示せず)の回転が、ハブカバー7を介してハブ6に伝達され、更に、ハブ6に連結した車輪3a及び3bを介してタイヤ2a及び2bの回転へと伝達されることになる。
次に、ハブベアリングを調整する方法について説明をする。
図9は、従来のハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の一部であり、図10は、図9で示した概略工程模式図に続くハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の他の一部である。
図9の(1)を参照して、まずハブカバー7を、ボルト等により螺合しているハブ6からインパクトレンチを用いて、実線の矢印で示した方向へ取り外す。その際、作業効率を考慮して、タイヤ2a及び2bの各々は車輪3a及び3bの各々に取り付けた状態のままで行う。
図9の(2)を参照して、車軸カバー5に螺合しているロックナット43を取り外すために、ハブレンチ35を露出したロックナット43に係合するように、実線の矢印で示した方向に設置する。
図9の(3)を参照して、ロックナット43に係合させたハブレンチ35に、トルクレンチ31の水平軸32の先端部を係合させる。そして、トルクレンチ31を回転させることで、ロックナット43を車軸カバー5から取り外す。
図10の(1)を参照して、図9の(2)で示した方法と同様に、ハブレンチ35を露出した調整ナット42に係合させる。次に、図9の(3)で示した方法と同様に、ハブレンチ35にトルクレンチ31を係合させる。そして、トルクレンチ31を回転させて、ハブレンチ35を介して、調整ナット42を増し締めすることで、ハブベアリング41a及び41bの取付状態を調整する。
図10の(2)を参照して、図9の(3)で取り外したロックナット43を、図9の(3)で示した状態に、トルクレンチ31を逆方向に回転させて、元の状態に取り付ける。
図10の(3)を参照して、図9の(1)で取り外したハブカバー7を、インパクトレンチを使用して、ハブ6に取り付けられた元の状態に戻すことで、ハブベアリング41の調整工程は終了する。
上記のような従来のハブベアリング41の調整方法では、トルクレンチ31及びハブレンチ35の使用時に問題が生じていた。
ここで、トルクレンチ31及びハブレンチ35を使用する際の問題点について説明する。
図11は、図9及び図10で示したハブベアリングをトルクレンチで調整するときの概略模式図であって、(1)はトルクレンチの水平軸が不安定な状態を示すものであり、(2)はハブレンチが傾く状態を示すものである。
尚、図11の(1)及び(2)は、図9の(3)及び図10の(2)に対応する図であり、ここでは使用状態を中心に説明する。
図11の(1)を参照して、トルクレンチ31は、その水平軸32の先端部においてハブレンチ35と係合しているだけである。そのため、トルクレンチ31を使用する際には、トルクレンチ31を一方の手で支えながら、同時に他方の手で回転させる必要がある。そのため、トルクレンチ31の水平軸32は、破線や一点鎖線で示した不安定な状態となり、作業効率を低減させていた。
次に、図11の(2)を参照して、ハブレンチ35は、ロックナット43に係合させているだけで、ロックナット43とは固着されていない。そのため、トルクレンチ31を使用する際に、一点鎖線で示した矢印の方向にハブレンチ35も傾いて脱落する虞があり、安全性に問題があった。又、このハブレンチ35の傾きをなくすために、トルクレンチ31の使用者の他に、別の作業補助者がハブレンチ35を押さえておく必要があり、作業効率を更に低減させていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ハブベアリングの調整作業の安全性が向上し、作業効率が向上するトルクレンチ受け治具、ハブレンチ押さえ及びハブベアリングの調整方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングの調整に用いられるトルクレンチを支持するためのトルクレンチ受け治具であって、ハブレンチに着脱されるトルクレンチの水平軸を支持する受け部と、受け部の下面に接続され、垂直下方に延びる垂直部と、垂直部の下端に接続され、車輪のリムに両端が接するように水平方向に延びる水平部とを備えたものである。
このように構成すると、トルクレンチの水平軸が下方に撓む虞が低減する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、水平部の下面に接続され、トルクレンチに負荷が加わる前にはリムとの間に隙間が生じる舌片を更に備え、水平部は、トルクレンチに負荷が所定量加わると下方に撓み、舌片はリムに当接するものである。
このように構成すると、トルクレンチの使用時にリムに3箇所で接する。
請求項3記載の発明は、車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングの調整に用いられるハブレンチの使用を補助するハブレンチ押さえであって、ハブに内挿されたロックナットに係合したハブレンチの背面に当接状態となると共に、外周近傍に形成された少なくとも一対の開口又は切欠きを有するベース体と、開口又は切欠きを介して挿入され、当接状態となったベース体を固定するようにハブのハブカバー取付け用螺合穴に螺合する固定手段とを備えたものである。
このように構成すると、ハブレンチの傾きが阻止される。
請求項4記載の発明は、車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングを調整するためのハブベアリングの調整方法であって、ハブからハブカバーを除去する除去工程と、露出したロックナットにハブレンチを係合させるナット係合工程と、ハブレンチの背面に当接するようにハブレンチ押さえを配置し、これをハブに固定する固定工程と、ハブレンチ押さえを介してトルクレンチをハブレンチに係合させるレンチ係合工程と、トルクレンチの水平軸を車輪のリムからトルクレンチ受け治具を用いて支持する支持工程とを備えたものである。
このように構成すると、ハブレンチの傾きとトルクレンチの撓みが低減する。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、トルクレンチの水平軸が下方に撓む虞が低減するため、使用勝手が向上する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、トルクレンチの使用時にリムに3箇所で接するため、トルクレンチ受け治具の安定度が増大する。
請求項3記載の発明は、ハブレンチの傾きが阻止されるため、ハブレンチの安定した使用が可能となる。
請求項4記載の発明は、ハブレンチの傾きとトルクレンチの撓みが低減するため、調整作業の安全性が向上し、作業効率が向上する。
この発明の第1の実施の形態によるハブベアリングの調整方法で使用するトルクレンチ受け治具の概略正面図である。 図1で示したII−IIラインから見た断面図である。 この発明の第1の実施の形態によるハブベアリングの調整方法で使用するハブレンチ押さえの概略正面図である。 図3で示したIV−IVラインから見た断面図である。 この発明の第1の実施の形態によるハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の一部であって、図9に対応した図である。 図5で示した概略工程模式図に続くハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の他の一部であって、図10に対応した図である。 図5で示したVII−VIIラインから見た概略模式図である。 タイヤ及びハブ内部の概略構成図であって、(1)はタイヤ内部の構成を示すものであり、(2)はハブ内部の構成を示すものである。 従来のハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の一部である。 図9で示した概略工程模式図に続くハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の他の一部である。 図9及び図10で示したハブベアリングをトルクレンチで調整するときの概略模式図であって、(1)はトルクレンチの水平軸が不安定な状態を示すものであり、(2)はハブレンチが傾く状態を示すものである。
図1は、この発明の第1の実施の形態によるハブベアリングの調整方法で使用するトルクレンチ受け治具の概略正面図であり、図2は、図1で示したII−IIラインから見た断面図である。
尚、トルクレンチ受け治具11を用いたハブベアリングの調整方法については後述する。
これらの図を参照して、トルクレンチ受け治具11は、正面視半円形状で水平に延びた受け部16と、受け部16の下面に接続され、垂直下方へ延びた円筒形状の垂直部17と、垂直部17の下端に接続され、水平方向に延びる水平部18と、水平部18の下面の正面側で接続された正面視逆台形形状の舌片19とから構成される。水平部18は、垂直部17を介して上方から所定量の負荷が加わると、下方に撓むように形成されている。このように構成した理由については、後述する。
図3は、この発明の第1の実施の形態によるハブベアリングの調整方法で使用するハブレンチ押さえの概略正面図であり、図4は、図3で示したIV−IVラインから見た断面図である。
尚、ハブレンチ押さえ12を用いたハブベアリングの調整方法については後述する。
これらの図を参照して、ハブレンチ押さえ12は、円形形状を有し、その外周近傍に開口27a〜27lが形成され、中央には中央開口28が形成されたベース体26と、例えば開口27a及び27gを介して後述するハブと固定させるボルト等の固定手段とから構成される。
次に、前述したトルクレンチ受け治具11とハブレンチ押さえ12とを用いたハブベアリングの調整方法について説明する。
図5は、この発明の第1の実施の形態によるハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の一部であって、図9に対応した図であり、図6は、図5で示した概略工程模式図に続くハブベアリングの調整方法の概略工程模式図の他の一部であって、図10に対応した図であり、図7は、図5で示したVII−VIIラインから見た概略模式図である。
尚、この第1の実施の形態によるハブベアリングの調整方法は、トルクレンチ受け治具11とハブレンチ押さえ12とを用いる点を除いては、図9及び図10で示した従来のハブベアリングの調整方法と同一である。ここでは、その相違点を中心に説明する。
図5の(2)を参照して、ハブレンチ35を露出したロックナット43に係合させた後に、ハブレンチ35の背面に当接するようにハブレンチ押さえ12を配置する。そして、ハブレンチ押さえ12のベース体26における図3で示した開口27a及び27gの各々を介して、固定手段29となるボルト37a及び37bの各々を用いて、ハブ6のハブカバー7取付け用螺合穴(図示せず)に螺合させて固定する。このようにハブレンチ押さえ12を用いることで、ハブレンチ35の傾きが阻止されることになるのでロックナット43との係合状態が不用意に外れることがない。そのため、ハブレンチ35の安定した使用が可能となると共に、安全性が向上する。又、ハブレンチ押さえ12は、使用者一人でも設置することができるので、作業効率が向上する。
図5の(3)及び図7を参照して、ハブレンチ押さえ12の中央開口28(図3参照)を介してハブレンチ35に、トルクレンチ31の水平軸32の先端部を係合させる。次に、トルクレンチ31の水平軸32を、トルクレンチ受け治具11の受け部16で支持するようにして、水平部18の両端が、車輪3aのリム4aに接するように設置する。これにより、トルクレンチ31の水平軸32が下方に撓む虞が低減するので、使用勝手が向上することになる。又、トルクレンチ受け治具11は、車輪4aの内方側におさまる形状であり、軽量に構成されているので、使用者一人で使用することができ、作業効率が向上する。
ここで、図7を参照して、トルクレンチ受け治具11を設置した状態においては、トルクレンチ受け治具11における舌片19の下端とリム4aとの間に隙間Hが生じるように、トルクレンチ受け治具11が形成されている。このように構成することで、トルクレンチ受け治具11の設置の自由度が高まり、位置決めが行い易くなる。
トルクレンチ31の使用に際して、図7を参照して、トルクレンチ31に所定量の負荷を加えると、トルクレンチ31の水平軸32が二点鎖線で示した状態に変化する。すなわち、トルクレンチ受け治具11の受け部16を介して、水平部18に負荷が上方から伝わり、水平部18が二点鎖線で示した状態に下方へ撓む。これに応じて、隙間Hがなくなり、舌片19がリム4aに当接することになる。従って、トルクレンチ31の使用時には、トルクレンチ受け治具11の水平部18の両端及び舌片19の3箇所で、リム4aに接することになるので、トルクレンチ受け治具11の安定度が増大する。又、舌片19がリム4aに当接することで、水平部18の過大な変形を防ぐことになり、トルクレンチ受け治具11の耐久性を向上させる。
図6の(1)を参照して、図5の(3)で示した方法と同様にして、トルクレンチ受け治具11とハブレンチ押さえ12とを用いて、トルクレンチ31によって調整ナット42の増し締めを行い、ハブベアリング41を調整する。
図6の(2)を参照して、図5の(3)で取り外したロックナット43を、図5の(3)で示したトルクレンチ受け治具11とハブレンチ押さえ12とを用いて、元の状態に戻す。
尚、上記の実施の形態では、トルクレンチ受け治具の舌片は、特定形状のものであったが、トルクレンチに負荷が加わる前にはリムとの間に隙間が生じるもので、負荷が加わるとリムに当接するものであれば他の形状であっても良い。又、舌片はなくても良い。
又、上記の実施の形態では、トルクレンチ受け治具の舌片は、水平部の下面の正面側で接続されたものであったが、水平部の下面に接続されるものであれば、他の位置であっても良い。
更に、上記の実施の形態では、トルクレンチ受け治具の受け部は、特定形状のものであったが、ハブレンチに着脱されるトルクレンチの水平軸を支持するものであれば、他の形状であっても良い。
更に、上記の実施の形態では、トルクレンチ受け治具の垂直部は、筒形状であったが、他の形状のものであっても良い。
更に、上記の実施の形態では、トルクレンチ受け治具における受け部、垂直部、水平部及び舌片の各々の接続方法については特定していないが、これら各々の全体または一部を一体的に形成するものであっても良い。
更に、上記の実施の形態では、ハブレンチ押さえの固定手段は、ボルトからなるものであったが、ハブレンチ押さえとハブとを固定するものであれば、ボルト以外であっても良い。
更に、上記の実施の形態では、ハブレンチ押さえのベース体の開口は、12個あったが、少なくとも一対となる2個の開口があれば良い。
更に、上記の実施の形態では、ハブレンチ押さえのベース体には、中央開口が形成されたものであったが、ハブレンチ押さえを介してトルクレンチを操作できる形状であれば、中央開口はなくても良い。
更に、上記の実施の形態では、ハブレンチ押さえは、円形状であったが、円形状以外の形状であっても良い。
更に、上記の実施の形態では、トルクレンチ受け治具は、調整ナット及びロックナットに係合させたハブレンチを介して用いられているが、車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングの調整に用いられるトルクレンチを支持するために用いられるものであれば、ハブレンチを介する以外で使用されるものであっても良い。
更に、上記の実施の形態では、ハブレンチ押さえのベース体は、その外周近傍に開口が形成されていたが、開口にかえて、外周から内方側に切欠かれた一対の切欠きであっても良い。
更に、上記の実施の形態では、トルクレンチの水平軸は、トルクレンチの一部であるが、水平軸に相当する延長部材を一般的なトルクレンチに連結したものも本願においてはトルクレンチの概念に含まれるものとする。
3…車輪
4…リム
5…車軸カバー
6…ハブ
7…ハブカバー
11…トルクレンチ受け治具
12…ハブレンチ押さえ
16…受け部
17…垂直部
18…水平部
19…舌片
26…ベース体
27…開口
29…固定手段
31…トルクレンチ
32…水平軸
35…ハブレンチ
41…ハブベアリング
43…ロックナット
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

  1. 車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングの調整に用いられるトルクレンチを支持するためのトルクレンチ受け治具であって、
    ハブレンチに着脱されるトルクレンチの水平軸を支持する受け部と、
    前記受け部の下面に接続され、垂直下方に延びる垂直部と、
    垂直部の下端に接続され、車輪のリムに両端が接するように水平方向に延びる水平部とを備えた、トルクレンチ受け治具。
  2. 前記水平部の下面に接続され、前記トルクレンチに負荷が加わる前には前記リムとの間に隙間が生じる舌片を更に備え、
    前記水平部は、前記トルクレンチに負荷が所定量加わると下方に撓み、前記舌片は前記リムに当接する、請求項1記載のトルクレンチ受け治具。
  3. 車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングの調整に用いられるハブレンチの使用を補助するハブレンチ押さえであって、
    前記ハブに内挿されたロックナットに係合したハブレンチの背面に当接状態となると共に、外周近傍に形成された少なくとも一対の開口又は切欠きを有するベース体と、
    前記開口又は前記切欠きを介して挿入され、前記当接状態となったベース体を固定するように前記ハブのハブカバー取付け用螺合穴に螺合する固定手段とを備えた、ハブレンチ押さえ。
  4. 車軸カバーに取り付けられたハブに内挿されたハブベアリングを調整するためのハブベアリングの調整方法であって、
    前記ハブからハブカバーを除去する除去工程と、
    露出したロックナットにハブレンチを係合させるナット係合工程と、
    前記ハブレンチの背面に当接するようにハブレンチ押さえを配置し、これをハブに固定する固定工程と、
    前記ハブレンチ押さえを介してトルクレンチをハブレンチに係合させるレンチ係合工程と、
    前記トルクレンチの水平軸を車輪のリムからトルクレンチ受け治具を用いて支持する支持工程とを備えた、ハブベアリングの調整方法。
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