JP5611425B2 - 軸受箱 - Google Patents
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Description
また、発電システム稼働中、タービンケーシングおよび圧縮機ケーシングは高温(最低でも100℃以上)となるため、これらケーシングに付随的かつ一体的に設けられた猫足部分に大きな熱伸び差が生じる。
一方、猫足台を含む軸受箱は、その内部に収容された軸受(ジャーナル軸受およびスラスト軸受)が発熱源となるが、その周辺を油冷しているため低温(室温〜30℃前後)であり、熱伸びはわずかである。
そして、このようなアライメントずれは、タービンケーシングおよび圧縮機ケーシングの内部で、回転部(ロータ表面や動翼チップ等)と静止部(ケーシング、翼環、静翼やガスシール等の内面)とのクリアランスの増加・減少を引き起こす原因となり、タービンおよび圧縮機の性能を低下させ、場合によっては内部接触を引き起こして、発電システムの運転に支障をきたすおそれもある。
本発明に係る軸受箱は、軸受を収容する収容部と底板とを備え、台板を介して基礎上に設置される平面視矩形状を有する軸受箱本体と、この軸受箱本体の上方を覆う上蓋とを備えた軸受箱であって、前記軸受箱本体の四隅にそれぞれ設けられた猫足台の側面と前記収容部の側面との間に空間が形成されており、前記猫足台の側面と前記収容部の側面とが前記底板の上面よりも高い位置において連結されておらず、前記猫足台の変形が、前記収容部に伝わらないように構成されている。
図1は本発明に係る軸受箱を具備した発電システムの要部斜視図、図2は図1を回転軸の軸方向に沿って切った断面図、図3は本発明の第1参考実施形態に係る軸受箱の軸受箱本体を正面から見た正面図である。
タービン2は、内部を流れる作動流体(例えば、空気、高温の蒸気や燃焼ガス等)によって回転力を得て、この回転力によって回転軸5(図2参照)および連結軸6(図2参照)を介して連結された圧縮機3および発電機をそれぞれ駆動するものである。
軸受箱本体11の四隅に位置する各角部には、タービン2の下車室本体部分2a(図1参照)の四隅に位置する各角部から回転軸5の軸方向に沿って突出する(延びる)猫足部分2b(図1参照)、および圧縮機3の下車室本体部分3a(図1参照)の四隅に位置する各角部から回転軸5の軸方向に沿って突出する(延びる)猫足部分3b(図1参照)を支持する猫足台13(図6参照)が設けられている。
また、軸受箱本体11の中央部には、回転軸5の軸方向に沿って延びて、ジャーナル軸受7およびスラスト軸受8を収容する収容部11aが設けられている。
本実施形態に係る軸受箱21は、軸受箱本体11の代わりに軸受箱本体22を備えているという点で上述した第1参考実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1参考実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第1参考実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る軸受箱31は、補強リブ14の代わりに締結手段33を備えているという点で上述した第1参考実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1参考実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第1参考実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る軸受箱41は、補強リブ14の代わりに摩擦力(摩擦係数)低減手段43を備えているという点で上述した第1参考実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1参考実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第1参考実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る軸受箱51は、補強リブ14の代わりにテンションワイヤ53を備えているという点で上述した第1参考実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1参考実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第1参考実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る軸受箱61は、補強リブ14の代わりにテンションワイヤ63を備えているという点で上述した第1参考実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1参考実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第1参考実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
例えば、上述した第3参考実施形態では、摩擦力(摩擦係数)低減手段43として、優れた自己潤滑性、耐候性、および低摩擦特性を有する四フッ化エチレン樹脂(PTFE)からなるシート状の部材を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ころ軸受等、摩擦力(摩擦係数)を低減させるものであればいかなるものであってもよい。
2 タービン
3 圧縮機
4 軸受箱
7 ジャーナル軸受(軸受)
8 スラスト軸受(軸受)
9 台板
10 基礎
11 軸受箱本体
11a 収容部
11b 底板
12 上蓋
13 猫足台
13a 摩擦面
14 補強リブ
15 接続リブ
21 軸受箱
22 軸受箱本体
31 軸受箱
32 軸受箱本体
33 締結手段
41 軸受箱
42 軸受箱本体
43 摩擦係数低減手段
51 軸受箱
52 軸受箱本体
53 テンションワイヤ
61 軸受箱
62 軸受箱本体
63 テンションワイヤ
64 滑車
100 軸受箱本体
Claims (2)
- 軸受を収容する収容部と底板とを備え、台板を介して基礎上に設置される平面視矩形状を有する軸受箱本体と、この軸受箱本体の上方を覆う上蓋とを備えた軸受箱であって、
前記軸受箱本体の四隅にそれぞれ設けられた猫足台の側面と前記収容部の側面との間に空間が形成されており、前記猫足台の側面と前記収容部の側面とが前記底板の上面よりも高い位置において連結されておらず、前記猫足台の変形が、前記収容部に伝わらないように構成されていることを特徴とする軸受箱。 - 請求項1に記載の軸受箱と、圧縮機やタービンの回転により発電を行う発電機を有するターボマシンと、内部を流れる作動流体との間で熱交換を行う熱交換器とを備えてなることを特徴とする発電システム。
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