JP5610761B2 - X線画像処理装置、x線画像処理システム、x線画像処理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

X線画像処理装置、x線画像処理システム、x線画像処理方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタル・サブトラクション・アンギオグラフィーで得られた画像の階調処理に関する。
近年のディジタル技術の進歩により、医療の分野でも画像にディジタル処理を施すことが一般的になっている。従来のX線診断用のフィルムを用いたX線撮影に代わり、X線画像をディジタル画像として出力する2次元X線センサの普及も進み、2次元X線センサが出力するディジタル画像への階調処理等ディジタル画像処理の重要性は高い。
このディジタル画像処理の好適な適用例としては、デジタル・サブトラクション・アンギオグラフィー(Digital Subtraction Angiography、以下略して「DSA」と呼ぶ)が挙げられる。DSAでは造影剤を注入する前と後のX線画像をコンピュータで解析して、造影剤を入れた血管の画像のみを再構成する。この方法は、従来の特別な処置が不要で、単に静脈から造影剤を注入するだけで、全身の血管の鮮明な画像が得られることから、外来でも行うことができ臨床現場での重要性が増している。 DSAで得られた画像であるDSA像は、被写体への造影剤流入の前後で画像を取得し、造影剤流入後の画像(以下「ライブ像」と呼ぶ)から造影剤流入前の画像(以下「マスク像」と呼ぶ)を減算して得られる画像である。ライブ像からマスク像の減算処理は、診断上の関心領域である血管領域を造影剤流入による画像間の変化領域として保持し、それ以外の不要な領域を背景領域として取り除き、均一な領域として表現するため、生成されるDSA像は診断上有用な画像である。
ところで、このDSA像における画素値分布は、元のライブ像及びマスク像とは大きく異なる。具体的には画像全体の画素値範囲に対して非常に狭い範囲に画像情報が集中し、一方で、それ以外の広範な画素値範囲において情報量の少ないノイズ等が分散している。このため、例えばコントラストを強調するために通常のX線像に適用されるような階調処理をDSA像に適用した場合、情報量の少ないノイズ等の領域に広く階調が割り当てられ、診断上有用な領域には十分な階調が割り当てられず、適切なコントラストが得られない。従って、DSA像に適用する階調処理は、通常のX線画像に適用するものとは異なる、DSA像の画素値分布を考慮したものである必要がある。
従来、X線透視撮影装置では、操作者がモニタを確認しながら操作パネルから階調幅(Window Width)及び階調レベル(Window Level)を調整するウィンドウ処理等による階調処理がなされてきた。しかし、このような操作者の手動操作によるウィンドウ処理は、一般的に操作が煩雑であり、素早く適切な調整を行うことが一般的に困難な上、操作者による処理結果のばらつきが生じる。この問題を解決するために、ライブ像からマスク像を減算したサブトラクション画像を解析して特徴量を求め、この特徴量に基づく階調処理を適用する手法も広く行われている。
例えば特許文献1では、サブトラクション画像をヒストグラム解析して得られる最大階調値及びピーク値またはボトム値に基づく画像強調特性情報を求め、ウィンドウ処理に適用している。また、特許文献2では、ヒストグラム解析によりピーク値を取得し、このピーク値を所定の基準値に一致させることでサブトラクション画像のベース画素値を補正する処理を行っている。
これらの手法は、サブトラクション画像を解析して階調処理の特徴量を求めるため、DSA像特有の画素値分布に適した階調処理を行うことができ、特に画像全体の階調を診断に適した一定範囲に自動で収める効果がある。
特開平01−017631号公報 特開昭61−58639号公報
DSA像は、画像の広範な領域が均一の画素値を持つ背景領域であり、この背景領域の画素値をどの画素値範囲内に収めるかにより画像全体の印象が変わってくる。また、DSA像の診断上の利用目的は造影された血管領域の観察にあるため、この造影領域の視認性を向上することが望まれる。
しかし、従来、一般に用いられているヒストグラム解析に基づく手法では、画像全体の階調を診断に適した一定の範囲に収めた安定な画像は得られるが、診断上特に重要な造影領域の視認性を高める思想はない。
そこで本発明の実施形態に係るX線画像処理装置は、造影剤が流入している血管領域を撮影して得られる第一のX線画像と、前記血管領域を造影剤が流入していないタイミングで撮影して得られる第二のX線画像との間で減算処理を行うことでサブトラクション画像を取得する減算手段と、前記サブトラクション画像のエッジを検出する検出手段と、前記サブトラクション画像の前記検出されたエッジの位置に対応する画素値に基づいて第1の特徴量を取得する第1の特徴量取得手段と、前記サブトラクション画像の背景領域に対応する画素値に基づいて第2の特徴量を取得する第2の特徴量取得手段と、前記第1の特徴量の近傍の画素値範囲に対するコントラストを前記第2の特徴量の近傍の画素値範囲に対するコントラストよりも強調するように前記サブトラクション画像の階調変換する処理を行う処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、DSA像に適した階調処理を自動的に行うことが可能となる。
第1実施形態にかかるX線画像処理装置の構成を説明する図である。 階調処理部の詳細な構成を説明する図である。 階調処理部の処理の流れを説明する図である。 第1の特徴量抽出部の詳細な構成を説明する図である。 第1の特徴量抽出処理部の処理の流れを説明する図である。 エッジ検出処理の流れを説明する図である。 本発明を実現可能なコンピュータシステムの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
本発明の実施例にかかるX線画像処理装置を図1の参照により説明する。X線画像処理装置100は、毎秒3〜30パルスのX線パルスを発生することが可能なX線発生部101と、被写体102を透過したX線103を受けてX線パルスに同期した動画像を撮像する2次元X線センサ104を有する。2次元X線センサ104は、X線照射された被写体102の動画像を撮像する撮像手段として機能する。
X線画像処理装置100は、前処理部105が出力する造影剤流入後のX線画像(以下、ライブ像)から、画像記憶部106が記憶するマスク像を減算し、サブトラクション画像として出力する画像間減算処理部107を有する。X線画像処理装置100は、画像間減算処理部107が出力するサブトラクション画像の各フレームに対し、階調処理を行う階調処理部108と、階調処理した画像をDSA像として表示する画像表示部109を有する。
階調処理部108の構成は、本実施の形態で最も特徴的な構成であり、図2に示すブロック図でさらに詳しく説明する。
階調処理部108は、サブトラクション画像の各フレームから第1の特徴量を抽出する第1の特徴量抽出部201と、第2の特徴量を抽出する第2の特徴量抽出部202を有する。また、階調処理部108は、第1の特徴量及び第2の特徴量から階調曲線を作成する階調曲線作成部203と、作成した階調曲線を用いてサブトラクション画像の各フレームに対して階調変換処理を施す階調変換処理部204を有する。
以上の構成を持つ階調処理部108の動作をさらに図3に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS301において、階調処理部108は、画像間減算処理部107が出力するサブトラクション画像を第1の特徴量抽出部201に入力し、第1の特徴量を出力する。
ステップS302において、階調処理部108は、画像間減算処理部107が出力するサブトラクション画像を第2の特徴量抽出部202に入力し、第2の特徴量を出力する。
ステップS303において、階調処理部108は、第1の特徴量抽出部201が出力する第1の特徴量及び第2の特徴量抽出部202が出力する第2の特徴量とを階調曲線作成部203に入力し、階調曲線を出力する。
ステップS304において、階調処理部108は、画像間減算処理部107が出力するサブトラクション画像及び階調曲線作成部203が出力する階調曲線を階調変換処理部204に入力し、階調処理がなされた表示用DSA像を出力し、処理を終了する。
第1の特徴量抽出部201は第1の特徴量を算出するために領域を抽出する。この領域は、サブトラクション画像への階調処理にてコントラスト強調をかけるべき領域であり、造影剤流入領域に基づいて得られる。特に、サブトラクション画像の中でコントラスト変化の大きな領域を抽出することが有効となる。これは、造影剤流入領域中のコントラスト変化の大きな領域の視認性が向上すれば、診断に有効となるためである。また、コントラスト変化の大きな領域は、造影剤流入領域と背景領域との境界から造影剤流入領域の所定の範囲に属する可能性が高いのでこの領域を抽出する。そして、第1の特徴量抽出部201は、抽出した領域における画素群の代表画素値である第1の特徴量を算出する。
この第1の特徴量を抽出する手法には、様々な手法が適用できる。図4は、サブトラクション画像を入力として第1の特徴量を出力する、画像縮小処理部401、エッジ検出部402、代表画素値算出部403より構成される第1の特徴量抽出部201の一例を示すブロック図である。この構成における特徴量抽出部201の動作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS501において、第1の特徴量抽出部201は、画像間演算処理部107が出力するサブトラクション画像Iを画像縮小処理部401に入力し、縮小画像Iを出力する。縮小画像Iは、例えば入力であるサブトラクション画像Iを所定サイズのブロックに分割し、ブロック毎の平均値を1画素の値とした画像である。以降の処理では、この縮小画像Iを処理対象として用い、処理速度の向上及びサブトラクション画像Iに存在するノイズの影響の低減を図る。
ステップS502において、第1の特徴量抽出部201は、縮小画像Iをエッジ検出部402に入力し、エッジ画像Iを生成する。エッジ画像Iは、造影剤流入領域と背景領域との境界に属する画素を1、それ以外を0で表した2値画像であり、例えば後述するキャニーエッジ検出手法を用いて生成する。
ステップS503において、第1の特徴量抽出部201は、縮小画像I及びエッジ画像Iを代表画素値算出部403に入力し、代表画素値を出力する。代表画素値は、例えばエッジ画像Iの画素値が1である画素から所定範囲にある画素に対応する縮小画像I上の画素群に関して予め得られた画素値以上の画素群の平均値である。
この場合、造影剤流入領域と背景領域との境界から所定範囲内の領域を、造影剤流入領域から抽出し、その平均値を得ることができる。所定の画素値はサブトラクション画像の背景画像の値から定まる。撮影条件が同じであればサブトラクション画像の背景画像の値はほぼ0となる。所定範囲をコントラストの変化に応じて変更することで、コントラストの変化の度合に合わせた領域を抽出できる。
代表画素値は、例えばエッジ画像Iの画素値が1である画素に対応する縮小画像I上の画素群に関して画素値ヒストグラムを生成した場合の、ヒストグラムピークに相当する画素値である。あるいは、エッジ画像Iの画素値が1である画素に対応する縮小画像I上の画素群から平均画素値を用いても良い。第1の特徴量抽出部201は、この代表値を第1の特徴量として出力し、処理を終了する。この場合には、造影剤流入領域と背景領域との境界から代表値を算出できるので、コントラスト変化の大きな領域に対応できる。造影剤流入領域と背景領域との境界領域がコントラストの変化が大きくなる傾向にあるためである。
次に、エッジ検出部402が実行するエッジ検出処理の一例として、キャニーエッジ検出手法を図6に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS601において、エッジ検出部402は、入力される縮小画像Iにガウシアンフィルタによるノイズ低減処理を行い、ノイズ低減画像Iを生成する。
ステップS602において、エッジ検出部402は、ノイズ低減画像Iに例えばRoberts,Prewitt,Sobelオペレータ等のエッジ検出オペレータを用いた一次微分処理を水平方向と垂直方向それぞれに行い、水平方向微分画像Gxと垂直方向微分画像Gyを生成する。水平方向微分画像Gxと垂直方向微分画像Gyは、各画素の値がそれぞれ水平方向、垂直方向に関する勾配の強度と方向の情報を持つ画像である。
一次微分値は、画素間の画素値の差から算出される。また造影剤流入領域のコントラストは造影剤の流入初期、中期、終期で変化する。これに対応するため、造影剤の注入時からの経過時間に応じて一次微分値を算出する画素間隔を変えるようにすることも好ましい。初期、終期ではコントラストが下がるので画素値間隔を広げる。
また、血管の太さや硬さにより造影剤流入領域のコントラストも変化する。従って被写体の属性に応じて一次微分値を算出する画素間隔を変えるようにすることも好ましい。
また、一次微分値を算出する画素間隔を自動的に変更するために、造影剤流入領域の画素の絶対値の加算値を求めるようにすることもできる。加算値の大きさと造影剤流入領域のコントラストは相関が高く、加算値が高いほどコントラストが高くなるので一次微分値を算出する画素間隔を短くする。
ステップS603において、エッジ検出部402は、水平方向微分画像Gxと垂直方向微分画像Gyから次式により勾配強度画像Gと勾配方向画像θを算出する。
Figure 0005610761
Figure 0005610761
勾配強度画像Gは、各画素の値が勾配の強度を表す画像である。また、勾配方向画像θは、各画素の値が、例えばノイズ低減画像Iにおいて水平方向に画素値が大きくなる画素を0、垂直方向に画素値が大きくなる画素をπ/2として−π/2以上π/2未満の値で勾配の方向を表す画像である。
ステップS604において、エッジ検出部402は、勾配強度画像Gと勾配方向画像θに基づく非極大点抑制処理を行い、エッジ候補画像Eを出力する。エッジ候補画像Eは、ノイズ低減画像の局所的な極大エッジ画素を1、それ以外の画素を0で表した2値画像である。非極大点抑制処理では、注目画素(x,y)に対する二つの隣接画素を勾配方向画像θ(x,y)に基づいて選択し、注目画素(x,y)の勾配強度画像G(x,y)が二つの隣接画素の値よりも大きければ注目画素(x,y)を局所的な極大エッジ画素とみなしてE(x,y)=1とする。具体的な例を以下に示す。
勾配方向画像θ(x,y)が−π/8以上π/8未満の時、水平方向の二つの画素を隣接画素として次の式によりE(x,y)を定める。
Figure 0005610761
勾配方向画像θ(x,y)がπ/8以上3π/8未満の時、斜め方向の二つの画素を隣接画素として次の式によりE(x,y)を定める。
Figure 0005610761
勾配方向画像θ(x,y)が3π/8以上π/2未満または−π/2以上−3π/8未満の時、垂直方向の二つの画素を隣接画素として次の式によりE(x,y)を定める。
Figure 0005610761
勾配方向画像θ(x,y)が−3π/8以上−π/8未満の時、斜め方向の二つの画素を隣接画素として次の式によりE(x,y)を定める。
Figure 0005610761
ステップS605において、エッジ検出部402は、エッジ候補画像Eに対し、勾配強度画像Gと二つの閾値Tlow,Thigh(Tlow<Thigh)基づく閾値処理を行い、弱エッジ画像Elowと強エッジ画像Ehighを出力する。弱エッジ画像Elowは、エッジ候補画像E(x,y)=1である全ての画素(x,y)について勾配強度画像G(x,y)とTlowの値を比較し、G(x,y)>Tlowの画素の値を1、それ以外を0とした2値画像である。強エッジ画像Ehighは、エッジ候補画像E(x,y)=1である全ての画素(x,y)について勾配強度画像G(x,y)とThighを比較し、G(x,y)>Thighである画素の値を1、それ以外を0とした2値画像である。
ステップS606において、エッジ検出部402は、弱エッジ画像Elowと強エッジ画像Ehighに基づくエッジ追跡処理を行い、エッジ画像Iを出力する。エッジ追跡処理は、弱エッジ画像Elow(x,y)=1である画素(x,y)の連結成分が、強エッジ画像Ehigh(x,y)=1の画素(x,y)を含むときその連結成分を構成する全ての画素(x,y)をエッジ画素と見なし、I(x,y)=1とする。それ以外の画素(x,y)は非エッジ画素であり、I(x,y)=0とする。以上の処理にて取得したエッジ画像Iをキャニーエッジ検出手法の結果として出力し、キャニーエッジ検出処理を終了する。
本実施の形態のエッジ検出対象である造影剤流入領域と背景領域との境界は、造影剤の流入状況によってそのエッジの特性が変動する。従って上述のエッジ検出処理において、例えば造影剤流入開始からの時間によって上述のノイズ低減処理や一次微分処理に用いるオペレータを適応的に切り替えても良い。また、撮影時のフレームレートが高い場合は、処理速度の向上のためノイズ低減処理や閾値処理、エッジ追跡処理の一部を省略、あるいは比較的簡易な処理への置き換えを行って処理を変更しても良い。例えばエッジ検出処理の他の例としては2次微分処理に基づくゼロ交差を検出する手法がある。
第2の特徴量抽出部111が抽出する第2の特徴量は、階調処理にてフレーム間および異なる撮影画像において所定の画素値範囲に収めるサブトラクション画像の広範な領域を占める背景領域の画素値である。
この第2の特徴量は、画像の広範な領域を占めるという性質を利用し、例えば、サブトラクション画像のヒストグラムを作成してそのピーク画素値を求めることで取得する。ただし、造影剤流入前後で前処理部105の出力する画像が安定している場合は、ヒストグラム解析を行わずサブトラクション画像における背景領域の画素値をゼロとしても良い。また、所定の頻度数よりも大きな極大頻度数を持つ画素値が複数存在する場合、より好適な例では複数の画素値から最大の画素値を持つものを第2の特徴量として選択する。
上述のサブトラクション画像からのヒストグラム作成では、サブトラクション画像を所定のサイズに縮小したり、所定の画素値範囲を一つの画素値としてまとめてからヒストグラムを作成しても良い。
階調曲線作成部112は、上述の手法で抽出した第1、第2の特徴量を用いて階調曲線を作成する。ここで作成する階調曲線は、例えば、階調変換処理前後の画像の画素値をそれぞれx,yとした時、次式に示すシグモイド関数で表されるものとする。
Figure 0005610761
上式のa,bはこのシグモイド関数を階調曲線として用いた場合の階調変換処理のパラメータである。aがコントラスト強調の程度、bが階調変換処理にて最も強いコントラスト強調が行われる画素値を表しており、本実施の形態では、これらの値を第1、第2の特徴量に基づいて求めることで階調曲線を作成する。
第1の特徴量が示す画素値をx1、第二の特徴量が示す画素値をx2とし、第二の特徴量が示す画素値の階調変換後の画素値を予め定める所定画素値y2として数式1に代入すると、次の数式8,9よりパラメータa,bを求めることができる。
Figure 0005610761
Figure 0005610761
階調変換処理手段113は、数式8,9より求めたパラメータa,bを数式1に代入して得られたシグモイド関数(数式4)を階調曲線としてサブトラクション画像に適用し、階調変換処理を施す。このとき、サブトラクション画像の画素値をxとすると、階調変換後の表示用DSA像の画素値yは以下の式で求められる。
Figure 0005610761
数式10のyの値は0〜1の範囲を取るため、所定値(例えば255)を乗じて、表示階調に合わせる。数式8により画素値x1の階調変換処理後の値は0.5となる。一般に、第1の特徴量が示す画素値x1は、第二の特徴量が示す画素値x2よりも小さな値をとるため、y2を0.5よりも大きな値とすることで、背景領域が明るく、造影領域が暗い画像を取得することができる。逆に、背景領域を暗く、造影領域が明るい画像を取得したい場合はy2の値を0.5よりも小さな値に設定すれば良い。
本実施の形態に依れば、サブトラクション画像から造影剤流入領域と背景領域との境界及び背景領域からそれぞれ特徴量を抽出し、これらの特徴量に基づいた階調処理を行う。これにより、診断上重要な造影剤流入領域と背景領域との境界においてコントラストを強調して分離能を高め、かつ背景領域画素値を診断上適切な画素値範囲に収める、DSA像に適した階調処理を自動的に行うことが可能となる。
ここで、図1、図2に示した各部は専用のハードウエアにより構成しても良いが、ハードウエアの機能構成をソフトウエアにより実現することも可能である。この場合、図1、2に示す各部の機能は、情報処理装置にソフトウエアをインストールし、ソフトウエアの実行による画像処理方法を情報処理装置の演算機能を利用して実現することができる。ソフトウエアの実行により、例えば、2次元X線センサ104が出力する動画像の各フレームに対して前処理を行って造影剤流入前後のマスク像及びライブ像を取得し、画像間減算処理工程にてサブトラクション画像が取得される。そしてサブトラクション画像からの第1、第2の特徴量抽出、階調曲線の作成、階調変換処理適用を行う階調処理工程が実行される。
図7は、情報処理装置のハードウエア構成、及びその周辺機器の構成を示すブロック図である。情報処理装置1000は、撮像装置2000と接続しており、互いにデータ通信が可能な構成となっている。
(情報処理装置について)
CPU1010は、RAM1020やROM1030に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて情報処理装置1000全体的な制御を行うとともに、コンピュータプログラムの実行により予め定められたX線画像処理に関する演算処理を実行することが可能である。
RAM1020は、光磁気ディスク1060やハードディスク1050からロードされたコンピュータプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを備える。更にRAM1020は、撮像装置2000から取得したマスク像及びライブ像、サブトラクション画像等の画像データを一時的に記憶するためのエリアを備える。また、RAM1020は、CPU1010が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアも備える。ROM1030は、情報処理装置1000の設定データや、ブートコンピュータプログラムなどを格納する。
ハードディスク1050は、OS(オペレーティングシステム)や、図1、2に示した各部が行う各処理をCPU1010に実行させるためのコンピュータプログラムやデータを保持している。そして、これらはCPU1010による制御に従って適宜、RAM1020にロードされ、CPU1010による処理対象となる。また、マスク像及びライブ像、サブトラクション画像のデータをこのハードディスク1050に保存することも可能である。
光磁気ディスク1060は、情報記憶媒体としての一例であり、ハードディスク1050に保存されているコンピュータプログラムやデータの一部若しくは全部をこの光磁気ディスク1060に格納することが可能である。
マウス1070、キーボード1080は、情報処理装置1000の操作者が操作することで、各種の指示をCPU1010に対して入力することができる。
プリンタ1090は、画像表示部109に表示された画像を記録媒体上に印刷出力することが可能である。
表示装置1100は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU1010による処理結果を画像や文字などでもって表示することが可能である。例えば、図1、2に示した各部により処理され、最終的に画像表示部109から出力された画像を表示することが可能である。この場合、画像表示部109は、表示装置1100に画像を表示するための表示制御手段として機能する。バス1040は、情報処理装置1000内の各部を繋ぎ、各部の間でデータの送受信を行うことを可能にする。
(撮像装置2000について)
次に、撮像装置2000について説明する。撮像装置2000は、例えば、X線透視装置のような、造影剤流入中の動画像を撮像することが可能であり、撮像された画像データは情報処理装置1000に送信される。なお、画像データは複数をまとめて情報処理装置1000に送信するようにしても良いし、撮像の都度、順次、画像データの送信を行うようにしてもよい。
107 画像間減算処理部
108 階調処理部
109 画像表示部
201 第1の特徴量抽出部
202 第2の特徴量抽出部
203 階調曲線作成部
204 階調変換処理部
401 画像縮小処理部
402 エッジ検出部
403 代表画素値算出部

Claims (20)

  1. 造影剤が流入している血管領域を撮影して得られる第一のX線画像と、前記血管領域を造影剤が流入していないタイミングで撮影して得られる第二のX線画像との間で減算処理を行うことでサブトラクション画像を取得する減算手段と、
    前記サブトラクション画像の各フレームからエッジを検出する検出手段と、
    前記サブトラクション画像の各フレームから検出されたエッジの位置に対応する画素値に基づいて第1の特徴量を取得する第1の特徴量取得手段と、
    前記サブトラクション画像の各フレームから背景領域に対応する画素値に基づいて第2の特徴量を取得する第2の特徴量取得手段と、
    前記第1の特徴量及び前記第2の特徴量で特定される階調曲線を用いて前記サブトラクション画像の各フレームに対して階調を変換する処理を行う処理手段と、を備えることを特徴とするX線画像処理装置。
  2. 前記第1の特徴量取得手段は、前記検出されたエッジに基づいて造影剤流入領域と背景領域との境界を表す領域から第1の特徴量を取得することを特徴とする請求項1に記載のX線画像処理装置。
  3. 前記第1の特徴量取得手段は、前記検出手段によるエッジの情報から前記サブトラクション画像において前記第一の特徴量の抽出対象領域を取得していることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線画像処理装置。
  4. 前記検出手段は、前記エッジの情報として、サブトラクション画像における画素間の画素値の差から一次微分値を算出し、
    前記特徴量取得手段は、該一次微分値に基づいて第1の特徴量を抽出する領域を取得していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のX線画像処理装置。
  5. 前記第1の特徴量取得手段は、前記検出されたエッジに基づき定められる造影剤流入領域の画素値の絶対値の値に基づき前記一次微分値を算出する画素間の間隔を変更することを特徴とする請求項4に記載のX線画像処理装置。
  6. 前記検出手段は、キャニーエッジ検出手法を用いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  7. 前記検出手段は、複数のエッジ検出オペレータを持ち、造影剤の流入状況に応じて1つを選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  8. 前記第1の特徴量取得手段は、前記被写体のX線画像の撮影時におけるフレームレートに応じて前記第一の特徴量の取得の方法を変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  9. 前記第1の特徴量取得手段は、前記サブトラクション画像において前記検出されたエッジに対応する領域の平均画素値を前記第1の画素値として算出することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  10. 前記第2の特徴量取得手段は、前記サブトラクション画像のヒストグラムを作成し、該ヒストグラムに基づいて前記第2の特徴量を算出することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  11. 前記第2の特徴量取得手段は、前記第一及び第二のX線画像における撮影条件が同じであれば前記第2の特徴量としてゼロを出力するものであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  12. 前記検出手段は、造影剤流入領域のコントラストに応じてエッジの検出方法を変更することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  13. 前記検出手段は、造影剤の注入時からの経過時間に応じてエッジの検出方法を変更することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  14. 前記検出手段は、造影剤の流入状況に応じてエッジの検出方法を変更することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  15. 血管領域の大きさに応じてエッジの検出方法を変更することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のX線画像処理装置。
  16. 造影剤が流入している血管領域を撮影して得られる第一のX線画像と、前記血管領域を造影剤が流入していないタイミングで撮影して得られる第二のX線画像との間で減算処理を行うことでサブトラクション画像を取得する減算手段と、
    前記サブトラクション画像の各フレームからエッジを検出する検出手段と、
    前記サブトラクション画像の各フレームから検出されたエッジの位置に対応する画素値に基づいて第1の特徴量を取得する第1の特徴量取得手段と、
    前記サブトラクション画像の各フレームから背景領域に対応する画素値に基づいて第2の特徴量を取得する第2の特徴量取得手段と、
    前記第1の特徴量及び前記第2の特徴量で特定される階調曲線を用いて前記サブトラクション画像の各フレームに対して階調を変換する処理を行う処理手段と、
    を備えることを特徴とするX線画像処理システム。
  17. X線を検出することにより、前記第一および第二のX線画像を含むX線動画像を得るX線センサをさらに有することを特徴とする請求項16に記載のX線画像処理システム。
  18. X線発生装置をさらに有することを特徴とする請求項16に記載のX線画像処理システム。
  19. 造影剤が流入している血管領域を撮影して得られる第一のX線画像と、前記血管領域を造影剤が流入していないタイミングで撮影して得られる第二のX線画像との間で減算処理を行うことでサブトラクション画像を取得するステップと、
    前記サブトラクション画像の各フレームからエッジを検出するステップと、
    前記サブトラクション画像の各フレームから検出されたエッジの位置に対応する画素値に基づいて第1の特徴量を取得するステップと、
    前記サブトラクション画像の各フレームから背景領域に対応する画素値に基づいて第2の特徴量を取得すステップと、
    前記第1の特徴量及び前記第2の特徴量で特定される階調曲線を用いて前記サブトラクション画像の各フレームに対して階調を変換する処理を行うステップと、を有することを特徴とするX線画像処理方法。
  20. 請求項19に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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