JP5610550B2 - 農産物の外部品質検査装置用の照明装置及び照明方法 - Google Patents

農産物の外部品質検査装置用の照明装置及び照明方法 Download PDF

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Description

本発明は、果実その他の農産物の外部品質を検査する装置に使用される、農産物に光を照射する照明装置及び照明方法に関する。
農産物の外部品質を検査する装置の一例として、特開2003−14650号公報に記載されたものがある。
図20は同公報に記載された検査装置の概略図である。
図20に記載された検査装置10は、被検査体である農産物(例えば、グレープフルーツやミカン)14を連続的に搬送するコンベア12と、農産物14が通過する毎に農産物14を検出し、検出信号を発する光電センサ16と、農産物14を5つの方向から撮像する5台のCCDカメラ18と、各CCDカメラ18に隣接して配置され、コンベア12上を通過する農産物14に光を照射する光照射手段20と、光電センサ16からの検出信号に応じて、各CCDカメラ18の電子シャッターを作動させる制御装置22と、から構成されている。
5台のCCDカメラ18のうちの1つは、搬送されてくる農産物14を上方から撮像するように配置されており、他の4つは、搬送されてくる農産物14を側方から撮像するように相互に90度の間隔をあけて一水平面内に配置されている。
検査装置10は、以下のように作動する。
農産物14はコンベア12上に一定の間隔で置かれ、連続的に搬送される。
光電センサ16は、農産物14が通過するたびに検出信号を制御装置22に送信する。
制御装置22は、検出信号を受信してから一定時間経過後に、すなわち、撮像対象の農産物14が光電センサ16から各CCDカメラ18の撮像地点に到達したときに、各CCDカメラ18の電子シャッターを作動させ、農産物14の画像を撮像する。
次いで、制御装置22は、このようにして得られた農産物14の静止画像の画像処理を行い、処理結果に応じて、各農産物14の外部品質を判定する。
特開2003−14650号公報
農産物14を撮像する場合、農産物14は球形の形をしていることが多いため、農産物14の上方のみから光を照射すると、農産物14の外郭が暗くなり、農産物14の画像における外郭が不鮮明になる。このような問題を解消するため、検査装置10は、上方のみならず、側方からも農産物14に光を照射するように構成されている。
しかしながら、上方から農産物14に照射される光量が側方から農産物14に照射される光量よりも多い場合、あるいは、その逆に、側方から農産物14に照射される光量が上方から農産物14に照射される光量よりも多い場合には、農産物14の中央部分と外郭部分との間に照度差が生じるため、農産物14の画像が必ずしも鮮明になるとは限らない。
このように、農産物14の上方及び側方から光を照射する場合であっても、上方から農産物14に照射される光量と側方から農産物14に照射される光量との間の調節を行わないと、農産物14の鮮明な画像を得ることができない。
本発明はこのような従来の検査装置10における問題点に鑑みてなされたものであり、農産物14の上方及び側方から光を照射して農産物14を撮像する場合に、上方から農産物14に照射される光量と側方から農産物14に照射される光量とを制御し、農産物14の鮮明な画像を得ることを可能にする照明装置及び照明方法を提供する。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明の照明装置は、一方向に搬送される農産物の各々に光を照射し、前記農産物からの反射光に基づいて前記農産物の外部品質を検査する農産物の外部品質検査装置において使用される、前記農産物に光を照射する照明装置であって、前記農産物の上方から前記農産物に光を照射する上方照明ユニットと、前記農産物の側方から前記農産物に光を照射する少なくとも4個の側方照明ユニットと、前記上方照明ユニットから照射される光量と前記側方照明ユニットから照射される光量とを制御する制御装置と、からなり、前記制御装置は、前記農産物が前記側方照明ユニットから照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、前記農産物が前記上方照明ユニットから照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、又は等しくなるように、前記側方照明ユニットの照射時間を3.6乃至6.1ミリ秒の範囲内に制御することを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の発明の照明装置において、前記上方照明ユニット及び前記側方照明ユニットの少なくとも何れか一方は、前記農産物から反射した光を受光する円形の受光装置と、リング状の照明器具と、を備えており、前記照明器具は前記受光装置の周りに前記受光装置と同心に配置されていることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の発明の照明装置において、前記受光装置の外径と前記照明器具の内径とは等しく設定されていることを特徴とする。
請求項4にかかる発明の照明方法は、一方向に搬送される農産物の各々に光を照射し、前記農産物からの反射光に基づいて前記農産物の外部品質を検査する方法における、前記農産物に光を照射する照明方法であって、前記農産物の上方から前記農産物に光を照射する第一の過程と、前記農産物の少なくとも4つの側方から前記農産物に光を照射する第二の過程と、を備え、前記第二の過程において、前記農産物が側方から照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、前記農産物が上方から照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、又は等しくなるように、前記農産物の側方から前記農産物に光が照射される時間が3.6乃至6.1ミリ秒の範囲内に制御されることを特徴とする。
請求項5にかかる発明の農産物の外部品質検査装置は、被検査体である農産物を連続的に搬送する搬送手段と、前記農産物が通過する毎に前記農産物を検出し、検出信号を発する検出装置と、前記農産物を上方及び側方から撮像する撮像手段と、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明装置と、前記検出信号に応じて、前記撮像手段を作動させる制御手段と、からなること特徴とする。
請求項6にかかる発明のプログラムは、一方向に搬送される農産物の各々に光を照射し、前記農産物からの反射光に基づいて前記農産物の外部品質を検査する方法における、前記農産物に光を照射する照明方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記農産物の上方から前記農産物に光を照射する第一の処理と、前記農産物の少なくとも4つの側方から前記農産物に光を照射する第二の処理と、を備え、前記第二の処理において、前記農産物が側方から照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、前記農産物が上方から照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、又は等しくなるように、前記農産物の側方から前記農産物に光を照射する時間が、3.6乃至6.1ミリ秒の範囲内に制御されることを特徴とする。
本発明に係る照明装置においては、制御装置は、農産物が側方照明ユニットから照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、農産物が上方照明ユニットから照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、側方照明ユニットの照射時間を制御する。すなわち、制御装置は、側方照明ユニットによる光の照射時間が最適照射時間になるように、側方照明ユニットの作動を制御する。これにより、農産物の中央部(第二の点の周辺)及び外郭(第一の点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
本発明の第一の実施形態に係る照明装置の概略図である。 本発明の第一の実施形態に係る照明装置の一構成要素である制御装置のブロック図である。 農産物を上方から撮像した画像であり、A点及びB点を示す。 上方照明ユニットからの光量を100、側方照明ユニットからの各光量を40に設定した場合に、側方照明ユニットの作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物を上方から撮像した16個の画像である。 表1に示した数値をグラフ化したものである。 上方照明ユニットからの光量を100、側方照明ユニットからの各光量を50に設定した場合に、側方照明ユニットの作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物を上方から撮像した16個の画像である。 表3に示した数値をグラフ化したものである。 上方照明ユニットからの光量を100、側方照明ユニットからの各光量を60に設定した場合に、側方照明ユニットの作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物を上方から撮像した16個の画像である。 表5に示した数値をグラフ化したものである。 上方照明ユニットからの光量を100、側方照明ユニットからの各光量を70に設定した場合に、側方照明ユニットの作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物を上方から撮像した16個の画像である。 表7に示した数値をグラフ化したものである。 上方照明ユニットからの光量を100、側方照明ユニットからの各光量を80に設定した場合に、側方照明ユニットの作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物を上方から撮像した16個の画像である。 表9に示した数値をグラフ化したものである。 上方照明ユニットからの光量を100、側方照明ユニットからの各光量を90に設定した場合に、側方照明ユニットの作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物を上方から撮像した16個の画像である。 表11に示した数値をグラフ化したものである。 上方照明ユニットからの光量を100、側方照明ユニットからの各光量を100に設定した場合に、側方照明ユニットの作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物を上方から撮像した16個の画像である。 表13に示した数値をグラフ化したものである。 本発明の第二の実施形態に係る照明装置の概略図である。 側方照明ユニットの作動制御の一例を示すタイミングチャートである。 農産物の外部品質を検査する従来の検査装置の概略図である。
(第一の実施形態)
図1は本発明の第一の実施形態に係る照明装置100の概略図である。
図1に示すように、農産物14はベルトコンベア12上を一方向に連続的に搬送されている。
本実施形態に係る照明装置100は、農産物14の上方から農産物14に光を照射する上方照明ユニット110と、農産物14の側方から農産物14に光を照射する4個の側方照明ユニット121、122、123、124と、上方照明ユニット110から農産物14に照射される光量と側方照明ユニット121、122、123、124から農産物14に照射される光量とを制御する制御装置130と、から構成されている。
本実施形態に係る照明装置100は、農産物14の外部品質を検査する検査装置10Aの一部をなしており、検査装置10Aは、被検査体である農産物(例えば、グレープフルーツやミカン)14を連続的に搬送するコンベア12と、農産物14が通過する毎に農産物14を検出し、検出信号を発する光電センサ16と、農産物14を5つの方向から撮像する5台のCCDカメラ18と、本実施形態に係る照明装置100と、光電センサ16からの検出信号に応じて、各CCDカメラ18の電子シャッターを作動させる制御装置22と、から構成されている。
5台のCCDカメラ18のうちの1つは、搬送されてくる農産物14を上方から撮像するように農産物14の上方に配置されており、他の4つは、搬送されてくる農産物14を側方から撮像するように農産物14の側方において相互に90度の間隔をあけて一水平面内に配置されている。4つのCCDカメラ18は、例えば、農産物14のほぼ半分の高さにある水平面内に位置するように配置されている。
上方照明ユニット110及び4個の側方照明ユニット121、122、123、124は5個のCCDカメラ18の各々に隣接して配置され、コンベア12上を通過する農産物14にそれぞれ上方及び側方から光を照射する。
検査装置10Aは、本実施形態に係る照明装置100によって農産物14に照射される光量が制御装置130により制御される点を除いて、図20に示した検査装置10と同様に作動する。
具体的には、本実施形態に係る照明装置100においては、制御装置130は上方照明ユニット110の作動開始時刻と4個の側方照明ユニット121、122、123、124の作動開始時刻とが同一であるように制御し、さらに、農産物14が側方照明ユニット121、122、123、124から照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、農産物14が上方照明ユニット110から照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動終了時刻を制御する。
すなわち、制御装置130は、上方照明ユニット110を常時作動させるとともに、側方照明ユニット121、122、123、124の照射時間(作動時間)は上方照明ユニット110の照射時間よりも短くなるように制御を行う。
図2は制御装置130のブロック図である。
制御装置130は、中央処理装置(CPU)131と、第一のメモリ132と、第二のメモリ133と、各種命令及びデータを中央処理装置131に入力するための入力インターフェイス134と、中央処理装置131により実行された処理の結果を出力する出力インターフェイス135と、中央処理装置131と第一のメモリ132、第二のメモリ133、入力インターフェイス134及び出力インターフェイス135とを接続するバス136と、から構成されている。
第一のメモリ132及び第二のメモリ133の各々は、リード・オンリー・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)またはICメモリーカードなどの半導体記憶装置、フレキシブルディスクなどの記憶媒体、ハードディスク、あるいは、光学磁気ディスクなどからなる。例えば、第一のメモリ132はROMからなり、第二のメモリ133はRAMからなる。
第一のメモリ132は中央処理装置131が実行するための各種の制御用プログラムその他の固定的なデータを格納している。第二のメモリ133は様々なデータ及びパラメータを記憶しているとともに、中央処理装置131に対する作動領域を提供する、すなわち、中央処理装置131がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納している。中央処理装置131は第一のメモリ132からプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。すなわち、中央処理装置131は第一のメモリ132に格納されているプログラムに従って作動する。
以下、制御装置130による上方照明ユニット110及び側方照明ユニット121、122、123、124の光量制御について説明する。
本発明者は上方照明ユニット110及び側方照明ユニット121、122、123、124の最適な光量制御を決定するため、以下の実験を行った。
図3は、農産物14を上方から撮像した画像である。
図3に示すように、農産物14が側方照明ユニット121、122、123、124から照射される光の影響を最も強く受ける点をA点とし、農産物14が上方照明ユニット110から照射される光の影響を最も強く受ける点をB点とする。
例えば、A点としては、農産物14の全高に対して底部から半分の高さに位置する点が選定され、B点としては、農産物14の頂点が選定される。
上方照明ユニット110を常時作動させた状態において(すなわち、農産物14にはその上方から常に光が照射された状態において)側方照明ユニット121、122、123、124の照射時間を0ミリ秒(msec)から15ミリ秒(msec)の間において1ミリ秒毎に変化させ、各ミリ秒におけるA点及びB点の照度を測定した。
この測定は、上方照明ユニット110から照射される光の光量に対する側方照明ユニット121、122、123、124から照射される光の光量を7通り(実験1−7)に変化させて、行った。
(実験1)
図4は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を40に設定した場合に、側方照明ユニット121、122、123、124の作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物14を上方から撮像した16個の画像である。
0−15ミリ秒の各ミリ秒におけるA点及びB点の照度は表1に示す通りである。
図5は表1に示した数値をグラフ化したものである。
図5に示されるように、照射時間が5.57ミリ秒であるときにA点における照度とB点における照度とが等しくなる。
従って、制御装置130が、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が5.57ミリ秒になるように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動を制御することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
また、発明者の知見によれば、A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内であれば、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内となるのは、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が3.5乃至8.6ミリ秒の範囲である。
詳細は表2の通りである。
以上のように、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を40に設定した場合には、上側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を3.5乃至8.6ミリ秒の範囲に、特に、5.57ミリ秒に等しく設定することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
(実験2)
図6は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を50に設定した場合に、側方照明ユニット121、122、123、124の作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物14を上方から撮像した16個の画像である。
0−15ミリ秒の各ミリ秒におけるA点及びB点の照度は表3に示す通りである。
図7は表3に示した数値をグラフ化したものである。
図7に示されるように、照射時間が5.59ミリ秒であるときにA点における照度とB点における照度とが等しくなる。
従って、制御装置130が、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が5.59ミリ秒になるように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動を制御することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
また、A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内となるのは、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が3.6乃至7.9ミリ秒の範囲である。
詳細は表4の通りである。
以上のように、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を50に設定した場合には、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を3.6乃至7.9ミリ秒の範囲に、特に、5.59ミリ秒に等しく設定することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
(実験3)
図8は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を60に設定した場合に、側方照明ユニット121、122、123、124の作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物14を上方から撮像した16個の画像である。
0−15ミリ秒の各ミリ秒におけるA点及びB点の照度は表5に示す通りである。
図9は表5に示した数値をグラフ化したものである。
図9に示されるように、照射時間が5.20ミリ秒であるときにA点における照度とB点における照度とが等しくなる。
従って、制御装置130が、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が5.20ミリ秒になるように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動を制御することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
また、A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内となるのは、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が3.2乃至7.3ミリ秒の範囲である。
詳細は表6の通りである。
以上のように、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を60に設定した場合には、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を3.2乃至7.3ミリ秒の範囲に、特に、5.20ミリ秒に等しく設定することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
(実験4)
図10は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を70に設定した場合に、側方照明ユニット121、122、123、124の作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物14を上方から撮像した16個の画像である。
0−15ミリ秒の各ミリ秒におけるA点及びB点の照度は表7に示す通りである。
図11は表7に示した数値をグラフ化したものである。
図11に示されるように、照射時間が4.65ミリ秒であるときにA点における照度とB点における照度とが等しくなる。
従って、制御装置130が、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が4.65ミリ秒になるように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動を制御することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
また、A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内となるのは、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が2.8乃至6.4ミリ秒の範囲である。
詳細は表8の通りである。
以上のように、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を70に設定した場合には、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を2.8乃至6.4ミリ秒の範囲に、特に、4.65ミリ秒に等しく設定することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
(実験5)
図12は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を80に設定した場合に、側方照明ユニット121、122、123、124の作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物14を上方から撮像した16個の画像である。
0−15ミリ秒の各ミリ秒におけるA点及びB点の照度は表9に示す通りである。
図13は表9に示した数値をグラフ化したものである。
図13に示されるように、照射時間が4.56ミリ秒であるときにA点における照度とB点における照度とが等しくなる。
従って、制御装置130が、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が4.56ミリ秒になるように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動を制御することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
また、A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内となるのは、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が3.1乃至6.1ミリ秒の範囲である。
詳細は表10の通りである。
以上のように、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を80に設定した場合には、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を3.1乃至6.1ミリ秒の範囲に、特に、4.56ミリ秒に等しく設定することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
(実験6)
図14は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を90に設定した場合に、側方照明ユニット121、122、123、124の作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物14を上方から撮像した16個の画像である。
0−15ミリ秒の各ミリ秒におけるA点及びB点の照度は表10に示す通りである。
図15は表11に示した数値をグラフ化したものである。
図15に示されるように、照射時間が4.32ミリ秒であるときにA点における照度とB点における照度とが等しくなる。
従って、制御装置130が、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が4.32ミリ秒になるように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動を制御することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
また、A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内となるのは、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が2.7乃至6.2ミリ秒の範囲である。
詳細は表12の通りである。
以上のように、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を90に設定した場合には、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を2.7乃至6.2ミリ秒の範囲に、特に、4.32ミリ秒に等しく設定することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
(実験7)
図16は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を100に設定した場合に、側方照明ユニット121、122、123、124の作動時間である0−15ミリ秒の各ミリ秒において農産物14を上方から撮像した16個の画像である。
0−15ミリ秒の各ミリ秒におけるA点及びB点の照度は表13に示す通りである。
図17は表13に示した数値をグラフ化したものである。
図17に示されるように、照射時間が4.56ミリ秒であるときにA点における照度とB点における照度とが等しくなる。
従って、制御装置130が、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が4.56ミリ秒になるように、側方照明ユニット121、122、123、124の作動を制御することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が最適に鮮明に撮像された画像を得ることができる。
また、A点における照度がB点における照度の±10%の範囲内となるのは、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間が2.8乃至6.2ミリ秒の範囲である。
詳細は表14の通りである。
以上のように、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を100に設定した場合には、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を2.8乃至6.2ミリ秒の範囲に、特に、4.56ミリ秒に等しく設定することにより、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
表15は、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を40、50、60、70、80、90、100に設定した場合の側方照明ユニット121、122、123、124の最適な照射時間及びその±10%の範囲内の照射時間を示す一覧表である。
表15から明らかであるように、各最適照射時間の10%の範囲に共通する範囲は3.6−6.1ミリ秒である。従って、上方照明ユニット110からの光量を100、側方照明ユニット121、122、123、124からの各光量を40−100の範囲内に設定する場合には、側方照明ユニット121、122、123、124の光量の設定値にかかわらず、側方照明ユニット121、122、123、124による光の照射時間を3.6乃至6.1ミリ秒の範囲に設定すれば、農産物14の中央部(B点の周辺)及び外郭(A点の周辺)が十分に鮮明に撮像された画像を得ることが可能である。
なお、本実施形態に係る照明装置100は上記の構成に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係る照明装置100は上方照明ユニット110及び側方照明ユニット121、122、123、124の光量制御を行う制御装置130を備えており、検査装置10Aは各CCDカメラ18の電子シャッターの作動制御を行う制御装置22を備えているが、例えば、制御装置130が各CCDカメラ18の電子シャッターの作動制御をも行うように構成することができ、この場合には、制御装置22は不要となる。
本実施形態に係る照明装置100は4個の側方照明ユニット121、122、123、124を有するものとして構成されているが、側方照明ユニットの個数は4には限定されない。側方照明ユニットの個数としては、4以上の任意の数を選択することが可能である。ただし、側方照明ユニットの好ましい個数は4である。また、側方照明ユニットの各々は上方照明ユニット110を中心として等円周角に配置されることが好ましい。
(第二の実施形態)
図18は本発明の第二の実施形態に係る照明装置200の概略図である。
第一の実施形態に係る照明装置100においては、4個の側方照明ユニット121、122、123、124の各々は農産物14を四方から撮像するように相互に90度の間隔をあけてCCDカメラ18に隣接して一水平面内に配置されている。
側方照明ユニット121、122、123、124がCCDカメラ18に隣接しているとは言え、側方照明ユニット121、122、123、124が照射する光が通過する軸線と、CCDカメラ18が受光する光が通過する軸線とは平行にはなり得ず、相互に多少傾斜した位置関係になる。このため、側方照明ユニット121、122、123、124から発光され、農産物14で反射した光は傾斜角を有してCCDカメラ18に受光される。すなわち、CCDカメラ18は農産物14を側方正面から撮像することはできず、多少斜めから農産物14を撮像することは避けられない。
本実施形態に係る照明装置200は、このような問題を解決し、CCDカメラ18が農産物14を側方正面から撮像できることを可能にするものである。
図2に示すように、本実施形態に係る照明装置200は、農産物14の上方から農産物14に光を照射する上方照明ユニット210と、農産物14の側方から農産物14に光を照射する4個の側方照明ユニット221、222、223、224と、上方照明ユニット210から農産物14に照射される光量と側方照明ユニット221、222、223、224から農産物14に照射される光量とを制御する制御装置130と、4個の反射鏡231、232、233、234と、から構成されている。
本実施形態に係る照明装置200は、上方照明ユニット210及び側方照明ユニット221、222、223、224の構造が異なる点並びに反射鏡231、232、233、234を追加的に備えている点を除いて、第一の実施形態に係る照明装置100と同様の構成を有している。
また、第一の実施形態に係る照明装置100と同様に、本実施形態に係る照明装置200は、農産物14の外部品質を検査する検査装置10Aの一部をなしている。
図18に示すように、本実施形態に係る照明装置200における上方照明ユニット210は、受光装置としてのレンズ211と、照明器具212と、から構成されている。
レンズ211は円形の断面を有しており、CCDカメラ18に光学的に接続して取り付けられている。
照明器具212はリング形状をなしている。リング形状をなしている照明器具212の内径はレンズ211の外径に等しく、照明器具212はレンズ211と同心に位置するように、レンズ211の周りに配置されている。
照明器具212は、例えば、LEDストロボから構成することができる。
側方照明ユニット221、222、223、224の各々は上方照明ユニット210と同様の構成を有している。
なお、第一の実施形態の場合と異なり、側方照明ユニット221、222、223、224は上方照明ユニット210と同一の高さの位置に配置されており、側方照明ユニット221、222、223、224の各々に対応して配置された反射鏡231、232、233、234を介して農産物14に光を照射するように構成されている。
本実施形態に係る照明装置200においては、上方照明ユニット210及び側方照明ユニット221、222、223、224の各照明器具212から発せられた光は直接に、または、反射鏡231、232、233、234を介して、農産物14に照射される。
上方照明ユニット210から発せられ、農産物14で反射した光は直接に上方照明ユニット210のレンズ211により受光され、CCDカメラ18に送られる。また、側方照明ユニット221、222、223、224から発せられ、農産物14で反射した光は反射鏡231、232、233、234を介して側方照明ユニット221、222、223、224の各レンズ211により受光され、各CCDカメラ18に送られる。
このように、本実施形態に係る照明装置200によれば、上方照明ユニット210及び側方照明ユニット221、222、223、224の各照明器具212から発せられた光が農産物14に達するまでに通過する光路と、農産物14に達した光が反射して各レンズ211まで戻る光路は一致するため、または、平行となるため、上方照明ユニット210及び側方照明ユニット221、222、223、224と一体に配置されている各CCDカメラ18は農産物14を正面から、すなわち、傾斜角度なしに、撮像することが可能になる。
なお、本実施形態に係る照明装置200は上記の構成に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係る照明装置200においては、照明器具212の内径はレンズ211の外径に等しく設定されているが、照明器具212がレンズ211と同心に位置するように配置されている限りにおいて、照明器具212の内径をレンズ211の外径よりも大きくなるように設定することも可能である。
また、4個の側方照明ユニット221、222、223、224の全てを同時に作動させることは必ずしも必要ではなく、例えば、それらのうちの3個のみを作動させるようにすることも可能である。
図19は側方照明ユニット221、222、223、224の作動制御の一例を示すタイミングチャートである。
図19に示すように、上方照明ユニット210は常に作動させるのに対して、4個の側方照明ユニット221、222、223、224のうちの1個は作動させず、残りの3個を作動させる。例えば、1番目の農産物14を撮像する際には側方照明ユニット224を作動させず、側方照明ユニット221、222、223のみを作動させる。2番目の農産物14を撮像する際には側方照明ユニット223を作動させず、側方照明ユニット221、222、224のみを作動させる。3番目の農産物14を撮像する際には側方照明ユニット222を作動させず、側方照明ユニット221、223、224のみを作動させる。さらに、4番目の農産物14を撮像する際には側方照明ユニット221を作動させず、側方照明ユニット222、223、224のみを作動させる。このようなサイクルを繰り返すことにより、農産物14を撮像する際には、4個の側方照明ユニット221、222、223、224のうちの何れか3個の側方照明ユニットを作動させる。
このように、作動させる側方照明ユニットの数を制御することにより、側方照明ユニットから照射される光量の総量を制御することが可能である。
100 本発明の第一の実施形態に係る照明装置
110 上方照明ユニット
121、122、123、124 側方照明ユニット
130 制御装置
131 中央処理装置
132 第一のメモリ
133 第二のメモリ
134 入力インターフェイス
135 出力インターフェイス
136 バス
10A 農産物の外部品質検査装置
12 コンベア
14 農産物
16 光電センサ
18 CCDカメラ
22 制御装置
200 本発明の第二の実施形態に係る照明装置
210 上方照明ユニット
211 レンズ
212 照明器具
221、222、223、224 側方照明ユニット
231、232、233、234 反射鏡

Claims (6)

  1. 一方向に搬送される農産物の各々に光を照射し、前記農産物からの反射光に基づいて前記農産物の外部品質を検査する農産物の外部品質検査装置において使用される、前記農産物に光を照射する照明装置であって、
    前記農産物の上方から前記農産物に光を照射する上方照明ユニットと、前記農産物の側方から前記農産物に光を照射する少なくとも4個の側方照明ユニットと、前記上方照明ユニットから照射される光量と前記側方照明ユニットから照射される光量とを制御する制御装置と、からなり、
    前記制御装置は、前記農産物が前記側方照明ユニットから照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、前記農産物が前記上方照明ユニットから照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、又は等しくなるように、前記側方照明ユニットの照射時間を3.6乃至6.1ミリ秒の範囲内に制御することを特徴とする照明装置。
  2. 前記上方照明ユニット及び前記側方照明ユニットの少なくとも何れか一方は、前記農産物から反射した光を受光する円形の受光装置と、リング状の照明器具と、を備えており、前記照明器具は前記受光装置の周りに前記受光装置と同心に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記受光装置の外径と前記照明器具の内径とは等しく設定されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 一方向に搬送される農産物の各々に光を照射し、前記農産物からの反射光に基づいて前記農産物の外部品質を検査する方法における、前記農産物に光を照射する照明方法であって、
    前記農産物の上方から前記農産物に光を照射する第一の過程と、前記農産物の少なくとも4つの側方から前記農産物に光を照射する第二の過程と、を備え、
    前記第二の過程において、前記農産物が側方から照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、前記農産物が上方から照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、又は等しくなるように、前記農産物の側方から前記農産物に光が照射される時間が3.6乃至6.1ミリ秒の範囲内に制御されることを特徴とする照明方法。
  5. 被検査体である農産物を連続的に搬送する搬送手段と、前記農産物が通過する毎に前記農産物を検出し、検出信号を発する検出装置と、前記農産物を上方及び側方から撮像する撮像手段と、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明装置と、前記検出信号に応じて、前記撮像手段を作動させる制御手段と、からなること特徴とする農産物の外部品質検査装置
  6. 一方向に搬送される農産物の各々に光を照射し、前記農産物からの反射光に基づいて前記農産物の外部品質を検査する方法における、前記農産物に光を照射する照明方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記農産物の上方から前記農産物に光を照射する第一の処理と、前記農産物の少なくとも4つの側方から前記農産物に光を照射する第二の処理と、を備え、
    前記第二の処理において、前記農産物が側方から照射される光の影響を最も強く受ける第一の点における照度が、前記農産物が上方から照射される光の影響を最も強く受ける第二の点における照度の±10%の範囲内に入るように、又は等しくなるように、前記農産物の側方から前記農産物に光を照射する時間が、3.6乃至6.1ミリ秒の範囲内に制御されることを特徴とするプログラム。
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