JP5609183B2 - 算出装置、プログラム及び算出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出装置等に関する。
圧力計または温度計等には、針が回転するアナログメータが使用される。メータをカメラで撮影し、画像処理を行うことで針の角度を算出する技術が提案されている(例えば特許文献1乃至5参照)。
特開2006−120133号公報 特開2002−188939号公報 特開2001−357401号公報 特開平02−071699号公報 特開2004−348522号公報
しかしながら、メータの針の形状は様々であり従来の技術では適切な角度を算出することが出来ないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、針の形状に応じて、適切な角度を算出することが可能な算出装置等を提供することにある。
本願に開示する算出装置は、取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出装置において、取得した画像に含まれる前記針の画像のエッジを検出する検出部と、該検出部により検出した前記エッジに対しハフ変換を行い複数の線を抽出する抽出部と、該抽出部により抽出した前記複数の線に基づき、針の角度を算出する算出部とを備える。
当該装置の一観点によれば、針の形状に応じて、適切な角度を算出することが可能となる。
算出システムの概要を示す模式図である。 取り込み画像のイメージを示す説明図である。 算出装置のハードウェア群を示す説明図である。 他の形態に係る算出装置のハードウェア群を示すブロック図である。 ハフ変換後のイメージを示す説明図である。 角度算出処理の手順を示すフローチャートである。 角度算出処理の手順を示すフローチャートである。 線分を示す説明図である。 角度算出処理の手順を示すフローチャートである。 角度算出処理の手順を示すフローチャートである。 抽出した複数の直線を示す説明図である。 角度算出処理の手順を示すフローチャートである。 交点及び領域を示す説明図である。 角度算出処理の手順を示すフローチャートである。 角度の分類手順を示す説明図である。 角度選択処理の手順を示すフローチャートである。 角度の除去処理を示す説明図である。 角度除去処理の手順を示すフローチャートである。 角度除去処理の手順を示すフローチャートである。 角度除去の手順を示す説明図である。 削除処理の手順を示すフローチャートである。 削除処理の手順を示すフローチャートである。 針画像の外接矩形を示す説明図である。 第2ノイズ判定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態9に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は算出システムの概要を示す模式図である。算出システムは、撮像装置2、算出装置1及び情報処理装置3等を含む。撮像装置2は工場または発電所等の施設に設置される油圧または電圧等を表示するメータを撮像する。撮像した画像データは算出装置1へ出力される。算出装置1はインターネットまたは携帯電話網等の通信網Nを介して情報処理装置3と接続されている。算出装置1と情報処理装置3とはHTTP(HyperText Transfer Protocol)等により情報を送受信する。情報処理装置3は例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、または、携帯電話機等である。
算出装置1は撮像した画像を取り込みメータ内の針が指す角度を算出する。図2は取り込み画像のイメージを示す説明図である。ハッチングで示す5Aが針の画像(以下、針画像5Aという)であり、基準点(以下、中心点50という)を中心に時計方向、または、半時計方向に回転する。針の形状は例えば三角形、三角錘または先端が丸みを帯びた三角形等である。本実施形態では針の形状が三角形であるものとして説明する。
算出装置1はエッジ検出を行い、針画像5Aのエッジを検出する。算出装置1は検出したエッジに対しハフ変換を行い、複数の線51、52(以下場合により、線5、直線5、線分5で代表する)を抽出する。本実施形態では画面の左上を原点座標とし、右へ向う方向をX軸正方向、下へ向かう方向をY軸正方向であるものとして説明する。線51の角度はY軸正方向を0度とし、時計進行方向を正とした場合に、θ1となる。なお、角度の定義はあくまで一例でありこれに限るものではない。また、線52の角度はθ2となる。算出装置1は例えば線51及び線52がなす角度θ1とθ2との平均角度を針画像5Aが指す角度として算出すれば良い。
算出装置1は算出した角度を情報処理装置3へ、通信網Nを介して送信する。なお、算出装置1は角度に対応する計量値(油圧または電圧値)を情報処理装置3へ送信しても良い。また、算出装置1は角度または計量値が所定の閾値を超えた場合にのみ、角度、計量値または警告情報を情報処理装置3へ送信しても良い。本実施の形態においては算出装置1がメータの針の角度を算出する例を挙げて説明するがこれに限るものではない。例えば、撮像装置2は画像データを、通信網Nを介して情報処理装置3へ出力する。情報処理装置3は、算出装置1として針の角度を算出しても良い。以下に角度算出処理の詳細を説明する。
図3は算出装置1のハードウェア群を示す説明図である。算出装置1は例えば、パーソナルコンピュータ、制御端末装置、携帯電話機またはPDA等である。本実施形態では算出装置1をパーソナルコンピュータ(以下、コンピュータ1という)であるものとして説明する。コンピュータ1は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、入力部13、表示部14、記憶部15、及び、通信部16等を含む。
CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11はハードウェア各部を制御すると共に、記憶部15に格納された制御プログラム15Pに従って、種々のソフトウェア機能を実行する。コンピュータ1には、USB(Universal Serial Bus)等の接続部を介して撮像装置2が接続されている。撮像装置2はデジタルカメラまたはデジタルビデオカメラ等である。撮像装置2から取り込まれた針を含むメータの画像はデジタル化され、デジタル化された画像データはコンピュータ1へ出力される。CPU11は撮像装置2から出力された画像データをRAM12に記憶する。なお、本実施形態においては、撮像装置2をコンピュータ1へ接続する例を挙げたがこれに限るものではない。コンピュータ1に内蔵されたカメラを用いても良い。
入力部13は電源スイッチ、または、音量若しくは画質調整を行う操作ボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。RAM12は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
通信部16は無線LANカードまたは携帯電話用通信モジュール等であり、通信網Nを介して情報処理装置3との間で情報の送受信を行う。記憶部15は例えば、ハードディスクまたは大容量フラッシュメモリ等である。記憶部15は上述した制御プログラム15Pの他、画像処理に用いる各種閾値を記憶した閾値ファイル151を記憶している。なお閾値ファイル151に記憶した各種閾値は、入力部13から適宜の値を入力することができる。CPU11は入力部13から各項目に対する閾値が入力された場合、項目に対応付けて閾値ファイル151に記憶する。CPU11は記憶部15に記憶した制御プログラム15Pを実行することにより、後述する検出部、抽出部、または算出部として機能する。本実施形態においてはCPU11が制御プログラム15Pに従い、ソフトウェア処理を実行する例を挙げて説明するがこれに限るものではない。制御プログラム15Pに記述した機能を実行するLSI(Large-Scale Integration)等のハードウェアにより実行しても良い。
図4は他の形態に係る算出装置1のハードウェア群を示すブロック図である。算出装置1は制御部100、取得部101、検出部102、抽出部103及び算出部104等を含む。制御部100はマイクロコンピュータ等であり、LSI等の取得部101、検出部102、抽出部103及び算出部104等を制御する。取得部101は撮像装置2から画像データを取得する。取得部101は画像データを検出部102へ出力する。検出部102は画像からエッジを検出する。検出部102は検出したエッジを抽出部103へ出力する。抽出部103はハフ変換を行い複数の線5を抽出する。抽出部103は抽出した複数の線5を算出部104へ出力する。算出部104は抽出した複数の線5に基づき、針の角度を算出する。以下では再び図3を用いてソフトウェアによる処理を説明する。
CPU11はRAM12に記憶した画像データを読み出し、エッジ検出を行う。エッジ検出は例えばソーベル(Sobel)、ハイパス、プレウィットまたはラプラシアン等の微分フィルタを用いる。CPU11は検出したエッジに対しハフ変換を行い、複数の直線5を抽出する。なお、CPU11は、閾値の設定に応じて適宜の本数の直線5を抽出することができる。例えば20本程度を抽出するようにすればよい。
ハフ変換は、画像データから直線5または円弧の検出を行う技術である。例えば、点P1(x1,y1)を通る任意の直線5は、その直線5に対する原点からの垂線の長さρと、その垂線の成す角度θを用いて、以下の式(1)によって表すことができる。
ρ=x・cosθ+y・sinθ (1)
ここで、直線5上に、P2(x2,y2)で示す別の点がある場合、点P2に対するθとρは、点P1に対するものと同じになる。したがって、θとρが同じである点をカウントし、その個数が所定の閾値以上であれば、そこに直線5が存在する、と導出することができる。
なお、直線5に代えて複数の線分5を抽出しても良い。線分5の抽出はProbabilisticハフ変換を用いればよい。Probabilisticハフ変換は「Randomized or Probabilistic Hough Transform: United Performance Evaluation; Nahum Kiryati他, Pattern Recognition Letters, 2 May 2000」及び「A Probabilistic Hough Transform; N. Kiryati他, Pattern Recognition, Vol. 24, No.4, pp.303-316, 1991」に記載されている。
図5はハフ変換後のイメージを示す説明図である。図5の例ではハフ変換により直線51乃至56が抽出された例を示す。点線で示す三角が針画像5Aである。CPU11はハフ変換により得られた直線5から、各直線51乃至56に対応する、角度θ1乃至θ6を算出する。CPU11は角度算出前に第1ノイズ判定処理を行う。CPU11は第1ノイズ判定処理として複数の角度に対する分散を求める。CPU11は閾値ファイル151から閾値を読み出す。CPU11は角度の分散が閾値を超える場合、第1警告情報を出力する。第1警告情報は適切な角度を算出することが困難な場合に出力される情報である。例えば、「ノイズの影響により測定ができません。」等のテキストデータまたは音声データを、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する。
その他、抽出した線5が所定数よりも少ない場合、例えば1本以下の場合も、CPU11は第1警告情報を出力しても良い。また、CPU11は抽出した線5が所定数以上(例えば、30本以上)の場合、第1警告情報を出力しても良い。この場合例えば、「メータが曇っているため、または、汚れているため測定ができません」等のテキストデータまたは音声データを、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する。なお、第1ノイズ判定処理は必ずしも実行する必要はない。
第1ノイズ判定処理の後、CPU11は線5または角度の除去処理を行う。CPU11はノイズである可能性のある線5を除去する処理を行う。図5の例では、線51〜線54とは離れた位置にある線55及び線56がノイズである可能性が高い。CPU11は中心点50から線51〜56へ向かう法線の長さが所定距離以上の線5を除去する。以下では法線の長さを法線長Lという。針の回転中心となる中心点50の座標は予め記憶部15に記憶しておけばよい。ユーザは入力部13から中心点50の座標を入力することができる。CPU11は入力部13から入力された中心点50の座標を記憶部15に記憶する。なお、CPU11は画像処理により中心点50の座標を算出しても良い。メータの周囲には弧状の目盛りが存在する。CPU11はエッジ検出により目盛りの円弧線を抽出する。CPU11は円弧線から等距離にある画素を算出する。CPU11は算出した画素の座標を中心点50としても良い。CPU11は算出した中心点50をRAM12または記憶部15に記憶しておき、必要に応じて読み出す。
CPU11はハフ変換により得られた直線51〜56と中心点50との法線長Lを、それぞれ算出する。なお、直線5を(aX+bY+c)=0、中心点50の座標を(x1,y1)とした場合、法線長Lは、以下の式(2)で表すことができる。
Figure 0005609183
CPU11は閾値ファイル151に記憶された閾値を読み出す。CPU11は各直線51〜56に対する法線長Lの内、閾値以上の法線長Lを有する直線5を除去する。CPU11は法線長Lが閾値を超えない直線5を抽出し、以下の角度算出処理を行う。なお、本実施形態においては説明を容易にするために閾値以上の法線長Lを除去したがこれに限るものではない。例えば、法線長Lの平均長を求め、CPU11は法線長Lが平均長よりも所定長以上の法線長Lを除去しても良い。なお、以上述べた除去処理は必ずしも実行する必要はない。
CPU11は抽出した線5の角度に基づき、針の角度を算出する。CPU11は抽出した線5の平均角度を針の角度として算出する。その他、CPU11は複数の線5の角度を、小さいものから順にソートし、中央の角度を針の角度として決定しても良い。なお、線5の角度が偶数の場合、最小角度または最大角度のいずれか一つを削除する。CPU11は奇数とした上で中央の角度を針の角度とすればよい。以下本実施形態では、平均角度を用いる例を挙げて説明する。
図6及び図7は角度算出処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は撮像装置2から画像データを取得する(ステップS61)。CPU11は取得した画像データをRAM12に記憶する(ステップS62)。CPU11は画像データに対しエッジ検出を行う(ステップS63)。CPU11はハフ変換により複数の直線5を抽出する(ステップS64)。CPU11は各直線5のY軸に対する角度を算出する(ステップS65)。CPU11は直線5毎に算出した角度をRAM12に記憶する(ステップS66)。
CPU11はRAM12に記憶した角度の分散を算出する(ステップS67)。CPU11は閾値ファイル151から、閾値を読み出す(ステップS68)。CPU11は分散が閾値を超えるか否かを判断する(ステップS69)。CPU11は分散が閾値を超えると判断した場合(ステップS69でYES)、記憶部15から第1警告情報を読み出す(ステップS71)。CPU11は第1警告情報を、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する(ステップS72)。
CPU11は、分散が閾値を超えないと判断した場合(ステップS69でNO)、記憶部15から中心点50の座標を読み出す(ステップS73)。CPU11はステップS66で記憶した直線5の直線式を読み出す(ステップS74)。CPU11は式(2)を読み出し、中心点50の座標及び直線式に基づき、中心点50から直線5までの法線長Lを算出する(ステップS75)。CPU11は記憶部15から法線長L用の閾値を読み出す(ステップS76)。
CPU11は法線長Lが閾値以上であるか否かを判断する(ステップS77)。CPU11は法線長Lが閾値以上であると判断した場合(ステップS77でYES)、当該法線長Lに係る直線5及び角度をRAM12から削除する(ステップS78)。CPU11は法線長Lが閾値以上でないと判断した場合(ステップS77でNO)、ステップS78の処理をスキップする。ステップS66でRAM12に記憶した全ての直線5について以上の処理を終了したか否かを判断する(ステップS79)。
CPU11は全ての直線5について処理を終了していないと判断した場合(ステップS79でNO)、RAM12から未処理の他の直線5に係る直線式を読み出す(ステップS710)。その後CPU11は処理をステップS75へ戻す。以上の処理を繰り返すことにより、全ての直線5についての除去処理が行われる。CPU11は全ての直線5について処理を終了したと判断した場合(ステップS79でYES)、RAM12から角度を読み出す(ステップS711)。CPU11は平均角度を算出する(ステップS712)。CPU11は算出した平均角度を、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する(ステップS713)。これにより、針の形状が先端に向けてテーパ状となるものであっても、ノイズを除去しつつ適切な角度を求めることが可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は線分5の端点を用いる形態に関する。図8は線分5を示す説明図である。CPU11はProbabilisticハフ変換により複数の線分51〜54を抽出する。線分51の両側の端点は51A、51Bで示している。同様に、線分52の両端は52A、52B、線分53の両端は53A、53B、線分54の両端は54A、54Bで示す。CPU11は線分5の端点の座標を読み出す。CPU11は線分5の端点の座標の内、中心点50からの距離が長い方の端点の座標を読み出す。図8の例では、線分51の端点である51A、線分52の端点である52A、線分53の端点である53A、線分54の端点である54Aの座標が読み出される。
CPU11は各線分5の端点の座標と中心点50の座標との距離が、長いものから順に所定数の端点を抽出する。この所定数は例えば2とすれば良い。図8の例では中心点50から最も離れた位置にある線分51の端点である51Aと、線分52の端点である52Aとが抽出される。CPU11はこれら抽出した端点の座標の平均値を算出する。図8の例では、512Aが平均座標となる。CPU11はこの算出した平均座標と、中心点50の座標とを通る直線5の角度を、針の角度として算出する。図8の例では平均座標である512Aと、中心点50とを通る点線で示す直線5がなす角θを針の角度としている。
図9及び図10は角度算出処理の手順を示すフローチャートである。CPU11はProbabilisticハフ変換により複数の線分5を抽出する(ステップS91)。CPU11は抽出した各線分5の両端点の座標をRAM12に記憶する(ステップS92)。なお、実施の形態1で述べたステップS69の分散を用いた処理、または、ステップS77の法線長Lを用いた処理に対する説明は省略する。CPU11は中心点50の座標を記憶部15から読み出す(ステップS93)。
CPU11は線分5の両端の座標をRAM12から読み出す(ステップS94)。CPU11は中心点50の座標と、線分5の両端点との距離を算出する(ステップS95)。CPU11は距離が長い方の端点の座標、長い方の距離及び当該座標に係る線分5を対応付けてRAM12に記憶する(ステップS96)。CPU11は以上の処理を抽出した全ての線分5に対して終了したか否かを判断する(ステップS97)。CPU11は処理を終了していないと判断した場合(ステップS97でNO)、他の線分5の両端の座標を読み出す(ステップS98)。CPU11はその後処理をステップS95へ戻す。以上の処理により、中心点50と、各線分5の距離が長い方の端点との距離が算出される。
CPU11は全ての線分5について処理を終了したと判断した場合(ステップS97でYES)、距離が長い座標順にソートする(ステップS99)。CPU11は記憶部15に記憶した所定数を読み出す(ステップS101)。CPU11は距離が長い座標を所定数抽出する(ステップS102)。CPU11は抽出した座標の平均座標を算出する(ステップS103)。CPU11は平均座標と中心点50の座標とを結ぶ直線式を算出する(ステップS104)。
CPU11は求めた直線式のY軸に対する角度を算出する(ステップS105)。CPU11は算出した角度を針の角度として、通信部16を介して、情報処理装置3へ出力する(ステップS106)。これにより、中心点50の座標と、平均座標とを結ぶ線5上に存在すると仮定される針先端がなす角度を算出することが可能となる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は抽出した直線5の交点座標と中心点50とを結ぶ直線5がなす角度を利用する形態に関する。図11は抽出した複数の直線5を示す説明図である。CPU11はハフ変換により抽出した複数の直線5の交点を抽出する。図11の例では複数の直線51乃至54の交点61乃至65(以下、場合により6で代表する。)が抽出されている。CPU11は抽出した複数の交点6の平均座標または重心座標を算出する。本実施形態では交点6の平均座標66を用いる例を説明する。CPU11は平均座標66と中心点50の座標とを通る直線5の角度θ1を算出する。
図12は角度算出処理の手順を示すフローチャートである。CPU11はハフ変換により複数の直線5を抽出する(ステップS121)。CPU11は複数の直線5がなす交点6の座標を抽出し、抽出した交点6の座標をRAM12に記憶する(ステップS122)。CPU11は交点6の座標の平均座標66を算出する(ステップS123)。なお、CPU11は交点6が1つしかない場合は、当該交点6の座標を平均座標66とすれば良い。CPU11は中心点50の座標を記憶部15から読み出す(ステップS124)。
CPU11は平均座標66と中心点50の座標とを結ぶ直線式を算出する(ステップS125)。CPU11は当該直線式のY軸に対する角度を算出する(ステップS126)。CPU11は算出した角度を、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する(ステップS127)。
図13は交点6及び領域を示す説明図である。CPU11は複数の交点6の中から、密度が高い領域に属する複数の交点6を抽出しても良い。CPU11は例えば、X軸方向100画素、Y軸方向100画素とする複数の領域71乃至78(以下、場合により7で代表する。)を生成する。CPU11は各領域7に属する交点6の数を計数する。図13の例では、領域71に交点61乃至64が4つ、領域72に交点65が1つ、領域74に交点68が1つ、領域75に交点67が1つ存在する。CPU11は領域7あたりの数が最も大きい領域71を選択する。CPU11は領域71に存在する交点61乃至64を抽出する。
なお、領域7の画素数は一例であり、100に限るものではない。複数の領域7間の密度を算出できない場合、領域を100よりも小さく、または、大きくしても良い。CPU11は抽出した交点61乃至64の平均座標66を算出する。その後、CPU11は中心点50の座標と平均座標66とを通る直線5がなす角度を算出する。
図14は角度算出処理の手順を示すフローチャートである。CPU11はハフ変換により複数の直線5を抽出する(ステップS141)。CPU11は複数の直線5がなす交点6の座標を抽出し、抽出した交点6の座標をRAM12に記憶する(ステップS142)。CPU11は記憶部15から領域7を形成するX軸、Y軸方向それぞれの画素数を読み出す。CPU11は読み出した画素数に基づき、領域7を設定する(ステップS143)。CPU11は各領域7内に属する交点6の数を計数する(ステップS144)。
CPU11は最も交点6の数が多い領域7を選択する(ステップS145)。CPU11は選択した領域7内の交点6を抽出する(ステップS146)。CPU11は抽出した交点6の座標の平均座標66を算出する(ステップS147)。なお、CPU11は平均座標66に代えて重心座標を算出しても良い。また、CPU11は交点6が1つしかない場合は、当該交点6の座標を平均座標66とすれば良い。CPU11は中心点50の座標を記憶部15から読み出す(ステップS148)。
CPU11は平均座標66と中心点50の座標とを結ぶ直線式を算出する(ステップS149)。CPU11は当該直線式のY軸に対する角度を算出する(ステップS1410)。CPU11は算出した角度を、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する(ステップS1411)。これにより、直線5の交点6を活用してより正確な針の角度を算出することが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4はクラスター分析を行い、角度を決定する形態に関する。CPU11は複数の線5の角度をクラスター分析により、複数の群に分類する。図15は角度の分類手順を示す説明図である。図15Aは複数の角度を複数の群に分類した説明図である。図15Bは両端の群を除去した後の群を示す説明図である。図15Aに示すように、複数の線5に対応する角度として、10°,21°,22°,24°,25°,29°,30°,32°,33°及び40°が算出されたとする。CPU11はクラスター分析を行い、複数の群に分類する。図15の例では6つの群に分類されている。なお、クラスター分析は階層的クラスター分析として、重心法、最短距離法、最長距離法、群間平均法またはWard’sクラスター法を用いればよい。また非階層的クラスター分析としてK平均法を用いればよい。本実施形態ではK平均法を用いる例を挙げて説明する。
CPU11は各群の平均値または中央値を算出する。本実施形態では平均値を、用いる例を挙げて説明する。CPU11は最も小さい平均値をもつ群、及び、最も大きい平均値をもつ群を選択する。図15Aの例では、10°の群と、40°の群とが選択される。CPU11は選択した一の群の平均値と、選択した他の群の平均値との平均を針の角度として決定する。なお、CPU11は最も小さい平均値をもつ群の最小の角度と、最も大きい平均値をもつ群の最大の角度との平均を針の角度としても良い。また、CPU11は所定の閾値を超える群を削除しても良い。CPU11は各群の平均値間の差の絶対値を算出する。CPU11は差の絶対値が記憶部15に記憶した閾値(例えば5°)を超える場合、超える群を削除する。
図15Bの例では、閾値を超える10°の群と、40°の群とが削除されている。この場合、CPU11は削除後の群の中から、最も小さい平均値をもつ群、及び、最も大きい平均値をもつ群を選択する。図15Bの例では、21°及び22°を含む群と、32°及び33°を含む群とが選択される。CPU11は選択した一の群の平均値と、選択した他の群の平均値との平均を針の角度として決定する。なお、当該除去処理は必ずしも実行する必要はない。
図16は角度選択処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は複数の線5の角度を算出する(ステップS161)。CPU11は複数の角度をK平均法により複数の群に分類する(ステップS162)。CPU11は各群の平均角度を算出する(ステップS163)。CPU11は平均角度間の差の絶対値を算出する(ステップS164)。CPU11は記憶部15から閾値を読み出す(ステップS165)。CPU11は差の絶対値が閾値を超える平均角度を有する群を削除する(ステップS166)。
CPU11は残った群の中から、平均角度が最大の群と、平均角度が最小の群とを選択する(ステップS167)。CPU11は最大の平均角度と、最小の平均角度との平均角度を算出する(ステップS168)。CPU11は算出した角度を、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する(ステップS169)。これにより、より正確な針の角度を算出することが可能となる。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5はクラスター分析を用いた角度の除去処理に関する。CPU11はステップS73〜S710で述べた除去処理に代えて、以下の処理を実行しても良い。図17は角度の除去処理を示す説明図である。図17Aは算出した角度を示す説明図である。図17Aに示すように、複数の線5に対応する角度として、10°,21°,22°,24°,25°,29°,30°,32°,33°及び40°が算出されたとする。CPU11はK平均法により、角度を複数の群に分類する。図17Bは角度分類後の状態を示す説明図である。図17Bの例では6つの群に分類されている。CPU11は各群間の第1特徴値を算出する。
第1特徴値は、各群の平均角度の差の絶対値、または、群間で隣り合う角度の差の絶対値とすれば良い。例えば、10°の群と、21°及び22°の群との第1特徴値は、平均角度の差の絶対値の場合、15.75°となる。また群間で隣り合う角度の差の絶対値の場合、21°−10°で11°となる。また、例えば、21°及び22°の群と、24°及び25°の群との第1特徴値は、平均角度の差の絶対値の場合、23°となる。また群間で隣り合う角度の差の絶対値の場合、24°−22°で2°となる。本実施形態では、各群間で隣り合う角度の差の絶対値を、第1特徴値であるものとして説明する。
CPU11は記憶部15から第1閾値を読み出す。第1閾値は例えば3°である。CPU11は第1特徴値に基づき複数の群を組み合わせる。CPU11は第1特徴値が第1閾値以下の群同士を組み合わせる。図17Cは組み合わせ後の群を示す説明図である。図17Cの例では、第1特徴値が第1閾値以下の21°及び22°の群と、24°及び25°の群とが組み合わされ新たな群を形成する。また、第1特徴値が、第1閾値以下の29°及び30°の群と、32°及び33°の群とが組み合わされ新たな群を形成する。一方、第1特徴値が第1閾値以下でない10°の群、及び、40°の群は元の群のままとなる。これにより、群は4つの新たな群となる。
CPU11は新たな群間の第2特徴値を算出する。第2特徴値は第1特徴値と同じく、各群の平均角度の差の絶対値、または、群間で隣り合う角度の差の絶対値とすれば良い。本実施形態では群間で隣り合う角度の差の絶対値であるものとして説明する。10°の群と、21°、22°、24°及び25°の群との第2特徴値は、21°−10°で11°となる。21°、22°、24°及び25°の群と、29°、30°、32°及び33°の群との第2特徴値は、29°−25°で4°となる。29°、30°、32°及び33°の群と、40°の群との第2特徴値は、40°−33°で7°となる。
CPU11は記憶部15から第2閾値を読み出す。この第2閾値は例えば、6°である。CPU11は第2閾値以上の第2特徴値のみを有する群を選択する。図17の例では、第2閾値以上の第2特徴値のみを有する10°の群及び40°の群が選択される。一方、21°、22°、24°及び25°の群と、29°、30°、32°及び33°の群との群は、共に、第2閾値よりも小さい第2特徴値4°をも有するため、選択されない。CPU11は選択された群内の角度を削除する。図17Dは残った角度を示す説明図である。10°及び40°は削除されることになる。
図18は角度除去処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は複数の線5の角度を算出する(ステップS181)。CPU11は複数の角度をK平均法により複数の群に分類する(ステップS182)。CPU11は各群間の第1特徴値を算出する(ステップS183)。CPU11は記憶部15から第1閾値を読み出す(ステップS184)。CPU11は第1特徴値が第1閾値以下の群同士を組み合わせる(ステップS185)。
CPU11は組み合わせ後の群間の第2特徴値を算出する(ステップS186)。CPU11は記憶部15から第2閾値を読み出す(ステップS187)。CPU11は第2閾値以上の第2特徴値のみを有する群を選択する(ステップS188)。CPU11は選択した群の角度を削除する(ステップS189)。CPU11は残った群の角度をRAM12に記憶する(ステップS1810)。以降は他の実施形態で述べた針の角度算出処理を実行すればよい。これにより、角度の集中度を考慮して不要な角度を除去でき、精度を向上させることが可能となる。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
実施の形態6は平均角度または中央の角度を用いて角度を除去する形態に関する。CPU11は複数の線5の角度の平均角度を算出、または中央の角度を抽出する。本実施形態では平均角度を用いる例を挙げて説明する。CPU11は記憶部15から閾値を読み出す。CPU11は各角度と平均角度との差の絶対値が閾値を超えるものを除去する。
図19は角度除去処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は複数の線5の角度を算出する(ステップS191)。CPU11は複数の角度の平均角度を算出する(ステップS192)。CPU11はステップS191で算出した複数の角度から一の角度を読み出す(ステップS193)。CPU11は記憶部15に記憶した第1閾値を読み出す(ステップS194)。CPU11はステップS193で読み出した角度と、ステップS192で算出した平均角度との差の絶対値が第1閾値を超えるか否かを判断する(ステップS195)。
CPU11は第1閾値を超えると判断した場合(ステップS195でYES)、当該超える角度を削除する(ステップS196)。CPU11は第1閾値を超えないと判断した場合(ステップS195でNO)、ステップS196の処理をスキップする。CPU11はステップS191で算出した全ての角度について処理を終了したか否かを判断する(ステップS197)。CPU11は全ての角度について処理を終了していないと判断した場合(ステップS197でNO)、処理をステップS193へ戻す。CPU11は全ての角度について処理を終了したと判断した場合(ステップS197でYES)、削除されていない残った角度をRAM12に記憶する(ステップS198)。これによりノイズの可能性が高い確度を排除でき、精度を向上させることが可能となる。
本実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態7
実施の形態7は最小角度または最大角度に着目して角度を除去する形態に関する。CPU11は複数の角度から最小角度を抽出する。また最小角度の次に大きい第2最小角度を抽出する。CPU11は第2最小角度と最小角度との差の絶対値が記憶部15に記憶した第1閾値を超える場合、当該最小角度を除去する。図20は角度除去の手順を示す説明図である。図20Aは除去前の角度を示す説明図である。複数の線5の角度として、10°,21°,22°,24°,25°,29°,30°,32°,33°及び40°が算出された。この場合、最小角度は10°である。また第2最小角度は21°である。差の絶対値は11°である。第1閾値は例えば6°である。この場合最小角度である10°は除去される。図20Bは除去後の角度を示す説明図である。
CPU11は複数の角度から最大角度を抽出する。また最大角度の次に小さい第2最大角度を抽出する。CPU11は最大角度と第2最大角度との差の絶対値が記憶部15に記憶した第1閾値を超える場合、当該最大角度を除去する。この場合、最大角度は40°である。また第2最大角度は33°である。差の絶対値は7°である。この場合最大角度である40°は除去される。なお、本実施形態では最大角度及び最小角度の双方に着目し削除する形態を示すが、これに限るものではない。いずれか一方のみに着目しても良い。
図21乃至22は削除処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は複数の線5の角度を算出する(ステップS211)。CPU11は複数の角度から最小角度を抽出する(ステップS212)。CPU11は最小角度の次に大きい第2最小角度を抽出する(ステップS213)。CPU11は第2最小角度と最小角度との差の絶対値を算出する(ステップS214)。CPU11は記憶部15から第1閾値を読み出す(ステップS215)。CPU11は差の絶対値が第1閾値を超えるか否かを判断する(ステップS216)。
CPU11は差の絶対値が第1閾値を超えると判断した場合(ステップS216でYES)、超える最小角度を削除する(ステップS217)。CPU11は差の絶対値が第1閾値を超えないと判断した場合(ステップS216でNO)、ステップS217の処理をスキップする。CPU11は削除対象の最小角度がこれ以上存在しないかを判断する(ステップS218)。CPU11は削除対象の最小角度が存在すると判断した場合(ステップS218でNO)、ステップS212へ移行する。CPU11は以上の処理を繰り返し行い、第2最小角度と最小角度との差が第1閾値を超える角度を削除していく。CPU11はこれ以上削除対象の最小角度が存在しないと判断した場合(ステップS218でYES)、ステップS219へ移行する。
CPU11は複数の角度から最大角度を抽出する(ステップS219)。CPU11は最大角度の次に小さい第2最大角度を抽出する(ステップS221)。CPU11は最大角度と第2最大角度との差の絶対値を算出する(ステップS222)。CPU11は差の絶対値が第1閾値を超えるか否かを判断する(ステップS223)。
CPU11は差の絶対値が第1閾値を超えると判断した場合(ステップS223でYES)、超える最大角度を削除する(ステップS224)。CPU11は差の絶対値が第1閾値を超えないと判断した場合(ステップS223でNO)、ステップS224の処理をスキップする。CPU11は削除対象の最大角度がこれ以上存在しないかを判断する(ステップS225)。CPU11は削除対象の最大角度が存在すると判断した場合(ステップS225でNO)、ステップS219へ移行する。CPU11は以上の処理を繰り返し行い、最大角度と第2最大角度との差が第1閾値を超える角度を削除していく。CPU11はこれ以上削除対象の最大角度が存在しないと判断した場合(ステップS225でYES)、残った角度をRAM12に記憶する(ステップS226)。なお、本実施形態では先に最小角度を削除する処理を行い、その後、最大角度を削除する例を挙げたがこれに限るものではない。反対に、先に最大角度を削除する処理を行い、その後、最小角度を削除する処理を実行しても良い。これによりノイズを含む可能性のある角度を除去でき、精度向上を図ることが可能となる。
本実施の形態7は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至6と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態8
実施の形態8は第2ノイズ判定処理に関する。図23は針画像5Aの外接矩形を示す説明図である。CPU11はエッジ検出後の針画像5Aの画素数を計数する。CPU11は画素数が記憶部15に記憶した閾値を超える場合、撮像装置2とメータとの間に遮蔽物等のノイズが存在すると判断し、第2警告情報を出力する。なお、CPU11は画素数が記憶部15に記憶した他の閾値以下の場合、第2警告情報を出力しても良い。その他、CPU11は外接矩形に基づきノイズの有無を判定しても良い。CPU11はエッジ検出後の針画像5AのX軸の最小値x1、及び、最大値x2を抽出する。同様に、CPU11はエッジ検出後の針画像5AのY軸の最小値y1、及び、最大値y2を抽出する。
CPU11は4つの座標(x1,y1)、(x2、y1)、(x1、y2)及び(x2、y2)により形成される外接矩形を決定する。図23の例では8で示す点線の領域が外接矩形となる。CPU11は外接矩形8の対角線、長辺または短辺が記憶部15に記憶した閾値を超える場合に、撮像装置2とメータとの間に遮蔽物等のノイズが存在すると判断し、第2警告情報を出力する。なお、CPU11は対角線、長辺または短辺が記憶部15に記憶した他の閾値以下の場合に、第2警告情報を出力しても良い。本実施形態では説明を容易にするために、外接矩形8を用い、外接矩形8の対角線が閾値を超える場合に、ノイズが存在する例を挙げて説明する。
図24は第2ノイズ判定処理の手順を示すフローチャートである。実施の形態1で述べたステップS63とS64との間に以下の処理を実行しても良い。CPU11はエッジ検出後の針画像5Aを読み出す(ステップS241)。CPU11は針画像5AのX軸の最大座標、及び、最小座標を読み出す(ステップS242)。CPU11は針画像5AのY軸の最大座標、及び、最小座標を読み出す(ステップS243)。CPU11はX軸及びY軸の最大座標及び最小座標に基づき、外接矩形8の4つの座標を決定する(ステップS244)。
CPU11は4つの座標に基づいて対角線の長さを算出する(ステップS245)。CPU11は記憶部15から閾値を読み出す(ステップS246)。CPU11はステップS245で算出した対角線の長さが閾値を超えるか否かを判断する(ステップS247)。CPU11は閾値を超えないと判断した場合(ステップS247でNO)、ステップS64へ移行し、上述した実施の形態で述べた処理を行う。一方、CPU11は対角線の長さが閾値を超えると判断した場合(ステップS247でYES)、ステップS248へ移行する。
CPU11は記憶部15から第2警告情報を読み出す。この第2警告情報は例えば、「撮像装置の前に遮蔽物がある可能性があります」、または、「画像をご確認ください」等のテキスト文、または、音声であればよい。CPU11は第2警告情報を、通信部16を介して情報処理装置3へ出力する(ステップS248)。なお、CPU11は表示部14に第2警告情報を表示、または、図示しないスピーカから第2警告情報を出力しても良い。CPU11はステップS64へ移行することなく処理を終了する。これにより、ノイズを未然に除去でき、測定精度を向上させることが可能となる。
本実施の形態8は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至7と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態9
図25は実施の形態9に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。実施の形態1乃至8に係るコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、本実施の形態9のように、読み取り部(図示せず)にUSBメモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図25に示すコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aによりまたは通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したコンピュータ1として機能する。
本実施の形態9は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至8と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1乃至9を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出装置において、
取得した画像からエッジを検出する検出部と、
該検出部により検出したエッジに対しハフ変換を行い複数の線を抽出する抽出部と、
該抽出部により抽出した複数の線に基づき、針の角度を算出する算出部と
を備える算出装置。
(付記2)
前記算出部は、
前記抽出部により抽出された複数の線の角度を算出する角度算出部と、
該角度算出部により算出した角度の平均値または中央値を針の角度として決定する決定部と
を含む付記1に記載の算出装置。
(付記3)
前記抽出部は、ハフ変換により複数の線分を抽出し、
前記算出部は、
基準点を記憶部から読み出す読み出し部と、
線分上の両端点の内、前記基準点からの距離が長い方の端点を読み出す点読み出し部と、
点読み出し部により読み出した各線分の端点と前記基準点との距離が長いものから順に所定数の端点を抽出する端点抽出部と、
該端点抽出部により抽出した端点と前記基準点とに基づき針の角度を算出する角度算出部と
を含む付記1に記載の算出装置。
(付記4)
前記抽出部は、ハフ変換により複数の直線を抽出し、
前記算出部は、
基準点を読み出す読み出し部と、
抽出した複数の直線の交点を抽出する交点抽出部と、
該交点抽出部により抽出した交点と前記基準点とに基づき針の角度を算出する角度算出部と
を含む付記1に記載の算出装置。
(付記5)
前記算出部は、
前記抽出部により抽出された複数の線の角度を算出する角度算出部と、
該角度算出部により算出した複数の角度を、クラスター分析を行って複数の群に分類する分類部と、
該分類部により分類した複数の群から2つの群を選択する選択部と、
該選択部により選択した2つの群に分類された角度に基づき針の角度を決定する角度決定部と
を含む付記1に記載の算出装置。
(付記6)
前記抽出部は、ハフ変換により複数の直線を抽出し、
基準点を読み出す読み出し部と、
前記抽出した複数の直線と前記基準点との距離を算出する距離算出部と、
該距離算出部により算出した距離が所定距離以上の直線を除去する除去部と
を備える付記1乃至5のいずれか一つに記載の算出装置。
(付記7)
前記抽出部により抽出された複数の線に対する複数の角度を、クラスター分析を行って複数の群に分類する分類部と、
該分類部により分類した各群の角度に基づき、各群間の第1特徴値を算出する第1特徴値算出部と、
該第1特徴値算出部により算出した第1特徴値に基づき、複数の群を組み合わせる組み合わせ部と、
該組み合わせ部により組み合わせた各群の角度に基づき、各群間の第2特徴値を算出する第2特徴値算出部と、
該第2特徴値算出部により算出した第2特徴値に基づき、削除対象となる群を選択する選択部と、
該選択部により選択された群の角度を除去する除去部と
を備える付記1乃至5のいずれか一つに記載の算出装置。
(付記8)
前記抽出部により抽出された複数の線の角度に基づき平均角度または中央の角度を決定する角度決定部と、
該角度決定部により決定した角度から閾値を超える角度を除去する除去部と
を備える付記1乃至5のいずれか一つに記載の算出装置。
(付記9)
前記抽出部により抽出された複数の線の角度の内、最小の角度を抽出する第1抽出部と、
該第1抽出部により抽出された最小の角度の次に大きい第2最小角度を抽出する第2抽出部と、
最小角度と第2最小角度との差が所定値を超える場合に、前記最小角度を除去する除去部と
を備える付記1乃至5のいずれか一つに記載の算出装置。
(付記10)
前記抽出部により抽出された複数の線の角度の内、最大の角度を抽出する第1最大抽出部と、
該第1最大抽出部により抽出された最大の角度の次に小さい第2最大角度を抽出する第2最大抽出部と、
最大角度と第2最大角度との差が所定値を超える場合に、前記最大角度を除去する最大除去部と
を備える付記9に記載の算出装置。
(付記11)
前記抽出部により抽出された複数の線の角度の分散を算出する分散算出部と、
該分散算出部により算出した分散が閾値を超える場合に、第1警告情報を出力する第1警告出力部と
を備える付記1乃至10のいずれか一つに記載の算出装置。
(付記12)
取り込んだ画像から針の画像を抽出する針抽出部と、
該針抽出部により抽出した針の画像の外接矩形を決定する矩形決定部と、
該矩形決定部により決定した外接矩形の対角線の長さまたは辺の長さが所定長を超える場合に、第2警告情報を出力する第2警告出力部と
を備える付記1乃至11のいずれか一つに記載の算出装置。
(付記13)
取得した画像からメータの針が指す角度を算出するコンピュータに用いるプログラムおいて、
コンピュータを、
取得した画像からエッジを検出する検出部と、
該検出部により検出したエッジに対しハフ変換を行い複数の線を抽出する抽出部と、
該抽出部により抽出した複数の線に基づき、針の角度を算出する算出部と
して機能させるプログラム。
(付記14)
制御部を有する算出装置により、取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出方法において、
取得した画像から前記制御部によりエッジを検出し、
検出したエッジに対し前記制御部によりハフ変換を行い複数の線を抽出し、
抽出した複数の線に基づき、前記制御部により針の角度を算出する
算出方法。
1 算出装置、コンピュータ
1A 可搬型記録媒体
2 撮像装置
3 情報処理装置
5 線、直線、線分
5A 針画像
6 交点
7 領域
8 外接矩形
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
50 中心点
100 制御部
101 取得部
102 検出部
103 抽出部
104 算出部
151 閾値ファイル
N 通信網

Claims (12)

  1. 取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出装置において、
    取得した画像に含まれる前記針の画像のエッジを検出する検出部と、
    該検出部により検出した前記エッジに対しハフ変換を行い複数の線を抽出する抽出部と、
    該抽出部により抽出した前記複数の線に基づき、針の角度を算出する算出部と
    を備える算出装置。
  2. 前記算出部は、
    前記抽出部により抽出された複数の線の角度を算出する角度算出部と、
    該角度算出部により算出した角度の平均値または中央値を針の角度として決定する決定部と
    を含む請求項1に記載の算出装置。
  3. 前記抽出部は、ハフ変換により複数の線分を抽出し、
    前記算出部は、
    基準点を記憶部から読み出す読み出し部と、
    線分上の両端点の内、前記基準点からの距離が長い方の端点を読み出す点読み出し部と、
    点読み出し部により読み出した各線分の端点と前記基準点との距離が長いものから順に所定数の端点を抽出する端点抽出部と、
    該端点抽出部により抽出した端点と前記基準点とに基づき針の角度を算出する角度算出部と
    を含む請求項1に記載の算出装置。
  4. 前記抽出部は、ハフ変換により複数の直線を抽出し、
    前記算出部は、
    基準点を読み出す読み出し部と、
    抽出した複数の直線の交点を抽出する交点抽出部と、
    該交点抽出部により抽出した交点と前記基準点とに基づき針の角度を算出する角度算出部と
    を含む請求項1に記載の算出装置。
  5. 前記算出部は、
    前記抽出部により抽出された複数の線の角度を算出する角度算出部と、
    該角度算出部により算出した複数の角度を、クラスター分析を行って複数の群に分類する分類部と、
    該分類部により分類した複数の群から2つの群を選択する選択部と、
    該選択部により選択した2つの群に分類された角度に基づき針の角度を決定する角度決定部と
    を含む請求項1に記載の算出装置。
  6. 前記抽出部により抽出された複数の線の角度の分散を算出する分散算出部と、
    該分散算出部により算出した分散が閾値を超える場合に、第1警告情報を出力する第1警告出力部と
    を備える請求項1から5のいずれか一つに記載の算出装置。
  7. 取り込んだ画像から針の画像を抽出する針抽出部と、
    該針抽出部により抽出した針の画像の外接矩形を決定する矩形決定部と、
    該矩形決定部により決定した外接矩形の対角線の長さまたは辺の長さが所定長を超える場合に、第2警告情報を出力する第2警告出力部と
    を備える請求項1から6のいずれか一つに記載の算出装置。
  8. 取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出装置において、
    取得した画像からエッジを検出する検出部と、
    該検出部により検出したエッジに対応する複数の線を抽出する抽出部と、
    該抽出部により抽出した前記複数の線に基づき、前記針の角度を算出する算出部と、
    取得した画像における前記針の画像領域の外接矩形の対角線の長さまたは辺の長さが所定長を超える場合、警告情報を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする算出装置。
  9. 取得した画像からメータの針が指す角度を算出するコンピュータに用いるプログラムおいて、
    コンピュータを、
    取得した画像に含まれる前記針の画像のエッジを検出する検出部と、
    該検出部により検出した前記エッジに対しハフ変換を行い複数の線を抽出する抽出部と、
    該抽出部により抽出した前記複数の線に基づき、針の角度を算出する算出部と
    して機能させるプログラム。
  10. 取得した画像からメータの針が指す角度を算出するコンピュータに用いるプログラムにおいて、
    コンピュータを、
    取得した画像からエッジを検出する検出部と、
    該検出部により検出したエッジに対応する複数の線を抽出する抽出部と、
    該抽出部により抽出した前記複数の線に基づき、前記針の角度を算出する算出部と、
    取得した画像における前記針の画像領域の外接矩形の対角線の長さまたは辺の長さが所定長を超える場合、警告情報を出力する出力部と
    して機能させるプログラム。
  11. 制御部を有する算出装置により、取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出方法において、
    取得した画像に含まれる前記針の画像のエッジを前記制御部により検出し、
    検出した前記エッジに対し前記制御部によりハフ変換を行い複数の線を抽出し、
    抽出した前記複数の線に基づき、前記制御部により針の角度を算出する
    算出方法。
  12. 制御部を有する算出装置により、取得した画像からメータの針が指す角度を算出する算出方法において、
    取得した画像からエッジを前記制御部により検出し、
    検出したエッジに対応する複数の線を前記制御部により抽出し、
    抽出した前記複数の線に基づき、前記針の角度を前記制御部により算出し、
    取得した画像における前記針の画像領域の外接矩形の対角線の長さまたは辺の長さが所定長を超える場合、前記制御部により警告情報を出力する
    算出方法。
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