JP2003065812A - 計器表示の画像情報に基く数値データ化システム - Google Patents

計器表示の画像情報に基く数値データ化システム

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JP2003065812A
JP2003065812A JP2001250627A JP2001250627A JP2003065812A JP 2003065812 A JP2003065812 A JP 2003065812A JP 2001250627 A JP2001250627 A JP 2001250627A JP 2001250627 A JP2001250627 A JP 2001250627A JP 2003065812 A JP2003065812 A JP 2003065812A
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Yoshinori Okuno
善則 奥野
Machiko Sato
真知子 佐藤
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National Aerospace Laboratory of Japan
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アナログ形式を含む計測器の表示をカメラで
撮影して計算機に取り込んでから画像処理を行うことで
情報を数値データ化出来るシステムを提供することにあ
り、また、航空機のような複数の計測器が配列された計
器盤の表示を画像として記録した情報から、各計測器の
表示を分割処理して計測器毎の表示情報を数値データ化
出来るシステムを提供することにある。 【解決手段】 計器群の表示を撮影して画像情報とする
手段と、該画像情報を個々の計器の画像イメージに分割
する手段と、個々の計器の画像情報を閾値処理により二
値化して指針の領域を抽出する手段と、面積の比較によ
り目盛り等指針以外のノイズ部分を区別して除外し指針
画像を抽出する手段と、指針を直線で近似してその傾き
を計算する手段と、あらかじめ求めてある指針の回転角
と目盛りの読みの関係から計器の表示値を割り出す手段
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指針等のアナログ
計器の指示を画像に記録し、該画像情報から指示値をデ
ータ化する技術に関し、特に小型航空機においてフライ
トレコーダーに代わるものとしての使用に好適なシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】民間のヘリコプタ等小型航空機には、フ
ライトレコーダーが装備されていないものが多い。近年
は事故も多く発生し、その事故原因を究明しようとして
もフライトレコーダーが装備されていないため事故究明
を困難なものにしている現状がある。例えば航空機の場
合、図1に示すように速度、高度、機体の姿勢角等さま
ざまな情報が計器盤に表示される。これらの表示情報は
フライト時にパイロットが該計器盤を目視し航行状況を
把握しつつ操縦を行うためのもので、飛行記録としての
機能をもたない。これらの情報を数値データ化しようと
する場合、各計器に入力される信号を電気的に分岐して
計測・記録する方法が考えられるが、電気信号を用いな
い計器もあり、新たに記録システムを増設しようとする
と、技術的な面やスペース上の困難性だけで無く計器類
の改変は機体の耐空性に関わるため、これを勝手にいじ
ることが法規的に制限されていることなど極めて厄介で
難しい問題をも伴い、このような改造を行うには多大な
費用と時間を要することになる。
【0003】本発明者はビデオカメラ等を用いて計器盤
の撮影を行い画像として測定器の指示を記録することに
想到した。この方法は前述のような問題に抵触せず、簡
単に時々刻々の計器情報を記録することができる。そこ
で撮影された画像を計算機で処理することによって各計
器の表示を数値データに変換し記録する技術を開発する
ことを考えた。そうすれば、単にフライト時の計器群の
表示をビジュアルに再生できるだけでなく、データにつ
いての解析や加工データの取得などを行うことができる
からである。ところで、ビデオカメラを用いて測定器の
表示値を記録し、該記録画像情報から測定データをパソ
コンキーボードインターフェース情報に変換して、テキ
ストデータとして記録する技術としては、特開2001−12
976号公報「ビデオカメラとパソコンによるデータ測定
・記録システム」が公知となっている。これは従来、数
値を人の目で見て記録するしかなかった出力インターフ
ェースのないディジタル測定器の数値を、ディジタル測
定器、記録用パソコンの機種依存性をなくした汎用性の
あるディジタル測定器の数値データの形態で記録でき、
しかも測定時にかかる労力の省力化を図るためのデータ
測定・記録システムを提供することにある。しかし、こ
の技術は測定器の表示を一旦ビデオ信号として撮りこ
み、図9に示されるようなディジタル測定器の7セグメ
ント表示の数値を画像データの輝度情報から割り出して
判読させるものであり、あくまでもディジタル計測器を
対象としたものであるため、図1に示すようなアナログ
表示部が複数種纏まって配置されているコックピットの
計器盤の記録と測定値のデータ化には適用することが出
来ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、アナ
ログ形式を含む計測器の表示をカメラで撮影して画像情
報とし、該画像情報を計算機に取り込んでから画像処理
を行うことで計測器に表示された情報を数値データ化出
来るシステムを提供することにある。また、航空機のよ
うな複数の計測器が配列された計器盤の表示を画像とし
て記録した情報から、各計測器の表示を分割処理して計
測器毎の表示情報を数値データ化出来るシステムを提供
することにある。更には、飛行性能、特性等を数値デー
タ化することにより、機体の整備状態等を確認でき、万
一の事故の場合の原因究明に供することができる飛行状
態の履歴を機上で記録するシステムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像認識による
計器表示の数値データ化システムは、計器群の表示を撮
影して画像情報とする手段と、該画像情報を個々の計器
の画像イメージに分割する手段と、個々の計器の画像情
報を閾値処理により二値化して指針の領域を抽出する手
段と、面積の比較により目盛り等指針以外のノイズ部分
を区別して除外し指針画像を抽出する手段と、指針を直
線で近似してその傾きを計算する手段と、あらかじめ求
めてある指針の回転角と目盛りの読みの関係から計器の
表示値を割り出す手段とからなる。また、航空機におけ
る計器群の表示を撮影した画像情報から上記の手段によ
り個々の計器の画像情報として割り出した表示値を時系
列情報として記録することによりフライトレコーダーと
しての機能をもたせるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明者は前述したとおり、ビデ
オカメラ等を用いて計器盤の撮影を行い画像として測定
器の指示を記録することに想到したものである。ただ
し、記録した画像を単に再生表示するという記録再生方
法は、新たにフライトレコーダーを増設することに比べ
て簡便である反面、データ化は複数の計器を撮影した画
像から人の目で個々の計器の指示値を読み取るものとな
るため手間が掛かるという問題点があるし、そのままで
はデータを処理して扱うということも出来ない。また、
撮影画像を基礎データとするこの方法の場合、ヘリコプ
タのコックピット内のカメラによって撮影されるため、
フレーム毎に外光の加減など撮影条件が大幅に変化して
しまうといった問題、操縦席にパイロットが座っている
狭いコックピット内にカメラを設置しなければならない
という条件の中で計器盤を正面から撮影出来るとは限ら
ないといった新たな問題をともない、その対策が必要と
なる。
【0007】図1に示すようにヘリコプタ計器盤の計器
の多くは、計測対象となる物理量を指針の回転角によっ
て指示するアナログタイプの表示形態で、実際の物理量
との対応付けを円周上にふられた目盛によって行うとい
う一般的な方式によるものであるが、中には、後述する
姿勢指示器や方位指示器のように特殊な指示方式を持つ
ものも含まれている。また、目盛と指針による一般的な
指示方式のものであっても、複数の指針を持つものなど
もある。図1の面像は、ほぼ正面から撮影されたもので
あるが、実際の飛行中には、パイロットの存在によって
正面から計器盤を撮影するのは難しい。また、通常のビ
デオカメラで計器盤全体を撮影した場合、個々の計器の
枠半径の情報は100画素以下となってしまい、解像度の
点で精度的に問題がある。そこで、実験ではカメラを後
部座席に固定し、ズームレンズを使用して計器盤の一部
を撮影した画像を処理の対象とした。図2がその時の処
理対象画像である。なお、一連の撮影を終えるまでは、
レンズの焦点距離などの設定条件は固定とし変更は行わ
ない。
【0008】次に、以上の設定の中で計器盤の撮影を実
行し、そのビデオ情報から個々の計器の指示値をデータ
化する処理の概要について説明する。個々の計器は、似
たような指示方式を持つものであっても、目盛のふり
方、指針の形状などに微妙な差が見られるため、処理方
法は計器毎に調整する必要がある。ここでは、図2の中
央付近に位置する3つの計器の処理について報告する。
計器は、中央左上が速度メータ、左下がトルクメータ、
右上が姿勢指示器である。処理に当たっては、まず、入
力画像から各計器が存在するおよその範囲を定める必要
がある。被写体に対してカメラの位置姿勢は固定という
撮影条件より、個々の計器は、すべてのフレームでほぼ
同じ位置にあると考えてよいので、予め、画像上で位置
を定めた長方形領域によって各計器の処理対象領域を特
定するものとする。各部分領域については、対象となる
計器に個別の状況があるため計器それぞれに即した処理
を行うものとする。今回対象とする3つの計器のうち、
速度メータとトルクメータは、最も一般的なアナログ指
示方式を持つものであるので、これらについての処理は
一括して以下に示す。速度メータの処理領域を図3のA
に示す。この方式の計器では、指針の回転角を求め、そ
の角度を目盛と対応付けることによって、計測値として
の数値が得られる。ただし、処理対象となる画像は、前
述のようにカメラの設置制約条件から正面から撮影され
たものではない。このため、画像から求めた角度は、実
際の回転角とは異なり、そのまま目盛の指示値と対応付
けることはできない。処理の方針として、歪みを補正し
て実際の回転角に変換する方法が考えられる。実際、こ
の程度の歪みに対しては、アフィン変換で対応可能と思
われるが、人手を使わずに画像から安定的にコントロー
ルポイントを抽出することは、それほど容易ではない。
また、これらアナログ計器は目盛間隔が必ずしもリニア
ではないこともあり、本発明では角度の歪みを補正する
のではなく、計器面円周上に配置された各目盛線の角度
を画像から読み取って、その指示値との対応関係を求
め、これを使って指針の回転角に対応する数値を求める
方法をとることとした。画像から目視によって読み取っ
た目盛位置の角度と指示値の関係例を図4に示す。この
場合対応関係はほぼ直線となっており、この直線の式を
求めて指針の回転角から指示値を求めるために使用す
る。ここで得られた目盛角と数値との関係は特性情報と
して記憶させておけば指針の角度が得られた時点でその
数値をコンピュータ上の演算により割り出すことができ
る。
【0009】指示値を数値データ化するための具体的処
理は以下のように行う。 指針領域の抽出 指針領域を抽出するために、画像全体を適当な閾値で二
値化し、図3のBに示すような二値化画像を得る。この
二値化画像において、明るい画素を連結成分に分割して
認識する。画像の中でこの明るい部分は指針と目盛、数
字などに該当するが、これらの内指針は最も大きい面積
を占め、面積の小さいものは、目盛、数字などに対応す
る領域とみなせる。目盛、数字は今回不必要情報なので
不用情報として除去し、大きな面積部分を指針領域とし
て抽出する。 指針の回転角の決定 で抽出した指針領域に対して最小二乗法を用いて直線
を当てはめ、その直線の傾きから指針の画面上における
回転角を求める。(図3のC参照) この際の最小二乗法の式は次式となる。
【数1】 指示値の割り出し 図4に示したような予め求めておいた画面上の回転角−
指示値の関係を示す式にで求めた指針の回転角を代入
し指示値を割り出して数値データに変換する。 の処理は通常、二値化した画像に対してラベリングを
行い、各連結成分の面積を調べてノイズを除去するとい
う方法で行われるが、このときの実験では、二値化後の
画像をスキャンして1−画素(明点)が見つかると、そ
の時点で、その画素の属する連結成分の探索を行い、面
積を調べてノイズ判定を行い、ノイズでないと判定され
た場合には、後の処理に必要な情報(Σx,Σy,Σx
y,Σx および画素数)を記録するという方法を採っ
た。この方法は、1回の画像走査で目的の領域の抽出が
完了するという利点がある。
【0010】次に、特殊な計器表示である姿勢指示器に
おける処理について説明する。姿勢指示器は、姿勢儀と
呼ばれるジャイロを利用して機体の姿勢を指示するため
の計器である(図5参照)。姿勢儀は2自由度ジャイロの
3枠を機体に固定し、そのスピン軸を垂直に保持するよ
うにしたもので、機体基準(計器中心)に対して、スピン
軸に固定された球が動き、ロール角とピッチ角を表示す
る。図5において球の上半球はグレー、下半球は黒に色
分けされており、その境界は水平面を表す。また、目盛
2はこれと直交し、機体基準位置を通る大円上にしるさ
れていて垂直面を表す。機体の姿勢はこの2つの大円と
機体基準との相対関係によって示される。ロール角の値
は固定された目盛1に対して、目盛2を含む大円上を計
器枠に接するように動く指針によって表示される。ま
た、ピッチ角の値は機体基準位置が目盛2のどの位置に
あるかによって示される。画像が正面から撮影されたも
のである場合、幾何学的な関係を用いれば、ロール角、
ピッチ角の値は、垂直面の傾きと機体基準位置の座標値
から計算でき、かつ、これらを抽出するための処理は、
後述する方法より単純であるため、撮影角度に基く否み
を補正してから処理をすることを検討したが、前節で述
べたように、対象としている画像からコントロールポイ
ントを安定的に求めることは容易ではない。また、姿勢
指示器の指示方法が特殊であるため、画像の段階で補正
をかける必要があり、処理効率の面からも好ましくな
い。そこで、本発明では補正なしで処理を行う方法を採
用することとした。それには目盛1に対する指針の位置
と目盛2に対する機体基準の位置を読み取る必要があ
り、そのための画像情報処理の概要を以下に説明する。 機体基準(計器中心)の特定 機体基準線は計器面上で赤で表示されているので、R色
信号の閾値処理により赤の画素領域を抽出して該機体基
準線を割り出し、その中央部を計器中心と認識する。 目盛2と指針の抽出 画像情報を閾値で二値化し機体基準線を除いて二値化画
像を得て連結成分に分割する。これらの領域は、目盛1
と指針、目盛2に対応する。目盛1の領域は姿勢儀のグ
レイの半球外側に位置するので、位置情報と領域周辺の
輝度値によりこれを判別し除去する。位置情報としては
該当領域が計器稼動部の輪郭を表す楕円式(式4)の内
部にあるか否か、すなわち当該領域と基準線中心とを結
ぶ直線の傾きを楕円式に代入したときに求まるrと、当
該領域と基準線中心とを結ぶ直線の長さを比較すること
により判別する。 Asinθ+Bcosθ=r ‥‥‥‥(4) 残った領域情報は目盛2と指針ということになるので、
この内画面上方の最も外側に位置する領域を指針、他を
目盛2として抽出する。 ロール角の決定 で求めた計器中心とで求めた指針領域の重心を結ぶ
直線が画像の水平軸と成す角度を求め、これを、予め定
めておいた目盛1の各位置と計器中心を結ぶ直線が画像
の水平軸となす角度と対応させ、ロール角の値を割り出
し決定する。 ピッチ角の決定 で抽出した目盛2の領域中、計器中心をはさみその重
心座標がこれから最も近い2つの目盛を求め、それらが
どの目盛かを特定する。計器中心がこの2つの目盛の間
のどこに位置するかを調べ、2つの目盛の指示値から割
り出しピッチ角を決定する。
【0011】
【実施例1】実際のフライト中のヘリコプタの計器をビ
デオカメラで撮影した映像をもとにその計器の指示値を
本発明のシステムによって数値データ化した結果を示
す。画像情報は各フレーム640×480画素で取り込まれ、
24ビットでキャプチャした画像データに対して上記した
本発明の処理を実行した。手順としてはまず、静止画
像の切出し:撮影画像情報から秒間30フレームの静止
画像を切り出す。この正画像の形式は640×480×24のビ
ットマップファイルである。データ抽出:静止画像か
ら、必要な領域の情報と輝度値データを読み出して記憶
する。この情報に対して段落番号[0009]で述べた手
順に従い、画像処理:作成したプログラムにより、計
器中の必要な情報を検索して取得し、数値化:取得し
た計器の情報から、計器の指示している値を割り出すよ
うにした。結果として、速度メータについては、全ての
フレームから、速度を読み取ることができた。ところ
が、トルクメータに関しては光の加減などの影響によ
り、フレーム毎の明るさに差が見られたため、同一の閾
値で処理すると二値化の結果が思わしくないものが現れ
た。そこで、本発明ではこれに関して、フレーム毎の濃
度ヒストグラムを基に画像の明るさに対応した閥値を決
定することによって、この不都合を解消するようにし
た。
【0012】表1、表2に速度メータの記録画像情報を
基に本発明のシステムにより数値データ化した結果を示
す。データの作成に当たっては、できるだけ、条件の異
なるフレームを処理対象とするために1秒毎に取り出し
た100フレームを用いている。表中、NUMBERはフレーム
ナンバー、Xの増加量は手作業で読み取った針のX軸方
向の幅、Yの増加量は手作業で読み取った針のY軸方向
の幅、Tは針の傾き(Yの増加量/Xの増加量)、Rは
針の回転角(ラジアン)、Pはプログラムの導き出した
針の回転角(ラジアン)、Zは誤差で:R(手作業)−
P(本プログラム)である。
【表1】
【表2】 この指針の角度から速度を読み取った結果を表3、表4
に示す。表中、V1は実際の速度(目視)、V2は本プ
ログラムにより読み取った速度、V3は針の角度までを
本プログラムで読み取り残りは手作業で求めた速度、そ
してZ1は誤差:V1−V2、Z2(誤差):V2−V
3、Z3(誤差):V1−V3である。
【表3】
【表4】 この結果をグラフで示したのが図6である。図中、■で
プロットしたものが本発明のシステムにより数値データ
化した値であり、●でプロットしたものが目視によって
読み取った指示値である。
【0013】次に、トルクメータの処理結果について報
告する。表5、表6は針の回転角を求めた結果であり、
表中、NUMBERはフレームナンバー、Xの増加量は手作業
で読み取った針のX軸方向の幅、Yの増加量は手作業で
読み取った針のY軸方向の幅、Tは針の傾き(Yの増加
量/Xの増加量)、Rは針の回転角(ラジアン)、Pは
プログラムの導き出した針の回転角(ラジアン)、Zは
誤差で:R(手作業)−P(本プログラム)である。
【表5】
【表6】 この指針の角度からトルクを読み取った結果を表7、表
8に示す。表中、V1は実際のトルク(目視)、V2は
本プログラムにより読み取ったトルク、V3は針の角度
までを本プログラムで読み取り残りは手作業で求めたト
ルク、そしてZ1は誤差:V1−V2、Z2(誤差):
V2−V3、Z3(誤差):V1−V3である。
【表7】
【表8】 この結果をグラフで表したのが図7である。
【0014】更に、姿勢儀の処理結果について報告す
る。表9、表10は針の回転角を求めた結果であり、表
中、NUMBERはフレームナンバー、Xの増加量は手作業で
読み取った針のX軸方向の幅、Yの増加量は手作業で読
み取った針のY軸方向の幅、Tは針の傾き(Yの増加量
/Xの増加量)、Rは針の回転角(ラジアン)、Pはプ
ログラムの導き出した針の回転角(ラジアン)、Zは誤
差で:R(手作業)−P(本プログラム)である。
【表9】
【表10】 この指針の角度からトルクを読み取った結果を表11、表
12に示す。表中、V1は実際のロール(目視)、V2は
本プログラムにより読み取ったロール、V3は針の角度
までを本プログラムで読み取り残りは手作業で求めたロ
ール、そしてZ1は誤差:V1−V2、Z2(誤差):
V2−V3、Z3(誤差):V1−V3である。
【表11】
【表12】 この結果をグラフで表したのが図8である。
【0015】以上の速度メータ、トルクメータそして姿
勢儀における目視と本プログラムによる両値の差すなわ
ち平均誤差は速度メータでO.86knots、トルクメータで
0.70%そして姿勢儀では2.90度であり、最大誤差は速度
メータで2.74knots、トルクメータで1.96%、そして姿勢
儀では5.65度となっている。速度メータの目盛が0〜180
knots、トルクメータのそれは0〜170%であることを考え
ば、この読み取り誤差は十分実用に耐えるものであると
考えられる。なお、平均処理時間はPentiumIII800MHzの
コンピュータで実行したところ、スピードメータの方が
3.15ms、トルクメータが7.60msであった。この結果
から、実時間での利用に供し得ることが確認できた。今
回の実験はオフラインで行われたが、フライトレコーダ
ーへの利用を考えると画像データを記録するより実時間
処理を行って数値データとして記録した方がより少ない
メモリ消費となるため、レコーダーの小型軽量化等の面
で有利と思われる。また、画像処理の信頼性をソフトウ
ェアが自己評価し、高い信頼性で数値化されている場合
には数値データのみを、信頼性が十分でない場合(光線
の当たり具合等によって本手法による読み取りが困難な
場合)には画像データそのものの形で記憶しておく等の
方法を採用してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の計器表示の画像情報に基く数値
データ化システムは、アナログ表示形式の計器画像情報
を閾値処理により二値化することにより画像における指
針を含む領域を抽出する手段と、該抽出領域から面積の
比較により目盛り等指針以外のノイズ部分を除外し指針
画像を抽出する手段と、該指針画像を直線で近似してそ
の傾きを計算する手段と、あらかじめ求めてある指針の
回転角と目盛りの読みの関係から計器の表示値を割り出
す手段とからなるものであるから、データ記録手段を備
えていない測定器であっても、画像情報として記録して
おけば過去の測定値の情報を数値データ化することがで
きる。また、アナログ表示形式の計器画像情報が計器群
の表示を撮影して画像情報としたものであれば、該画像
情報を画像における領域から個々の計器の画像情報に分
割する手段を備えることにより、1つの画像情報に基い
て複数の計器表示を数値データ化することができる。
【0017】アナログ表示形式の計器画像情報が、航空
機における計器群の表示を撮影して画像情報としたもの
であれば、該画像情報から個々の計器の数値データとし
て割り出した値を時系列情報として記録する手段を備え
ることによりフライトレコーダーとしての機能をもたせ
ることができる。航空機の各計器に入力される信号を電
気的に分岐して計測・記録する方法も考えられるが、電
気信号を用いない計器もあり、新たに記録システムを増
設しようとすると、技術的な面やスペース上の困難性だ
けで無く計器類の改変は機体の耐空性に関わるため、こ
れを勝手にいじることが法規的に制限されていることな
ど極めて厄介で難しい問題を伴い、そのような改造を行
うには多大な費用と時間を要することになるのである
が、本発明は航空機には撮影手段だけを設置すれば足
り、上記のような厄介で難しい問題を回避することがで
きる。また、計器画像情報を閾値処理により二値化する
に際して、フレーム毎の濃度ヒストグラムを得る手段
と、該濃度ヒストグラムを基に画像の明るさに対応した
閥値を設定する手段を備えることにより、ランダムな外
光の変化による二値化情報のバラツキを解消し正確な数
値データ化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】航空機の計器盤の1例を示す図である。
【図2】本発明において航空機の計器盤の必要画像領域
として撮像する処理画像例を示す図である。
【図3】Aは1計器の画像として取りこむ領域を示す図
で、Bはその二値化画像、Cは指針の回転角割り出しを
説明する図である。
【図4】予め準備する指針角度と指示値の関係を示すグ
ラフである。
【図5】姿勢指示器の指示形態を説明する図である。
【図6】速度メータについて、本発明のシステムにより
得た結果を示す図である。
【図7】トルクメータについて、本発明のシステムによ
り得た結果を示す図である。
【図8】姿勢儀について、本発明のシステムにより得た
結果を示す図である。
【図9】ディジタル計器の表示を数値データ化する先行
技術を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 19/00 301 G08C 19/00 301G Fターム(参考) 2F065 AA39 BB12 BB16 CC00 FF04 FF41 JJ03 JJ19 JJ26 QQ05 QQ17 QQ18 QQ21 QQ24 QQ25 QQ26 QQ27 2F073 AA40 AB07 FG09 FG11 GG04 GG09 2F076 BD05 BE02 BE06 BE08 BE12 5B057 AA19 BA29 CA08 CA12 CA16 CB06 CB12 CB16 CE02 CE12 CF05 DA08 DA16 DB02 DB09 DC04 DC08 5L096 AA06 BA02 DA02 EA05 EA31 EA43 FA06 FA37 FA42 FA59 FA67

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ表示形式の計器画像情報を閾値
    処理して二値化することにより画像における指針を含む
    領域を抽出する手段と、該抽出領域から面積の比較によ
    り目盛り等指針以外のノイズ部分を除外し指針画像を抽
    出する手段と、該指針画像を直線で近似してその傾きを
    計算する手段と、あらかじめ求めてある指針の回転角と
    目盛りの読みの関係から計器の表示値を割り出す手段と
    からなる計器表示の画像情報に基く数値データ化システ
    ム。
  2. 【請求項2】 アナログ表示形式の計器画像情報は、計
    器群の表示を撮影して画像情報としたものであって、該
    画像情報を画像における領域から個々の計器の画像情報
    に分割する手段を備えている請求項1に記載の計器表示
    の画像情報に基く数値データ化システム。
  3. 【請求項3】 アナログ表示形式の計器画像情報は、航
    空機における計器群の表示を撮影して画像情報としたも
    のであって、該画像情報から個々の計器の数値データと
    して割り出した値を時系列情報として記録する手段を備
    えることによりフライトレコーダーとしての機能をもた
    せるようにした請求項2に記載の計器表示の画像情報に
    基く数値データ化システム。
  4. 【請求項4】 計器画像情報を閾値処理により二値化す
    るに際して、フレーム毎の濃度ヒストグラムを得る手段
    と、該濃度ヒストグラムを基に画像の明るさに対応した
    閥値を設定する手段を備えることにより、二値化情報の
    バラツキを解消するようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の計器表示の画像情報に基く
    数値データ化システム。
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