JP5608995B2 - 情報処理システム、情報復旧制御方法、履歴保存プログラム、履歴保存装置及び履歴保存方法 - Google Patents
情報処理システム、情報復旧制御方法、履歴保存プログラム、履歴保存装置及び履歴保存方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5608995B2 JP5608995B2 JP2009076850A JP2009076850A JP5608995B2 JP 5608995 B2 JP5608995 B2 JP 5608995B2 JP 2009076850 A JP2009076850 A JP 2009076850A JP 2009076850 A JP2009076850 A JP 2009076850A JP 5608995 B2 JP5608995 B2 JP 5608995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- information
- history
- storage device
- response
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
また、作成する文書の内容を採取して、この文書を関連する業務に登録することによって、効率よく文書を検索する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、特許文献1及び特許文献2に開示されている技術では、記憶装置が故障した場合に、データを復旧することができない。
そこで、費用や時間をかけずに、喪失したデータを暫定的に復旧することができるシステムに対する需要がある。
情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続され、情報を復旧する機能を備えた情報処理システムにおいて、
前記情報復旧装置は、
ファイルを前記情報保存装置へ送信するファイル送信手段と、
前記ファイル送信手段がファイルを送信する際に、該ファイルの履歴として送信元履歴を作成して、前記履歴保存装置へ送信する履歴作成送信手段と、
特定のファイルを検索する指示として検索指示を受け付け、前記履歴保存装置へ送信する検索指示手段と、
前記検索指示手段が送信した検索指示の応答を前記履歴保存装置と前記情報保存装置とから受信する応答受信手段と、
前記応答受信手段によって受信された検索指示の応答を出力する出力手段とを備え、
前記履歴保存装置は、
前記履歴作成送信手段によって送信された送信元履歴を受信する履歴受信手段と、
前記履歴受信手段によって受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として記憶する履歴記憶手段と、
前記検索指示手段によって送信された検索指示を受信する検索指示受信手段と、
前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、前記特定のファイルが送信された送信先の情報保存装置を検出する送信先検索手段と、
前記送信先検索手段により送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信手段に前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会手段とを備え、
前記情報保存装置は、
前記ファイル送信手段により送信されたファイルを受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段により受信されたファイルを記憶する情報記憶手段と、
前記ファイル照会手段からの照会を受信したことに応答して、前記特定のファイルが前記情報記憶手段に記憶されているか否かを検索し、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信手段に前記検索指示の応答として前記特定のファイルの有無を示す信号を送信するファイル有無応答手段とを備える、ことを特徴とする。
情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて、
前記情報復旧装置が、ファイルを前記情報保存装置へ送信するファイル送信ステップと、
前記情報復旧装置が、前記ファイル送信ステップによりファイルを送信する際に、該ファイルの履歴として送信元履歴を作成して、前記履歴保存装置へ送信する履歴作成送信ステップと、
前記情報保存装置が、前記ファイル送信ステップにより送信されたファイルを受信する情報受信ステップと、
前記情報保存装置が、前記情報受信ステップにより受信されたファイルを情報記憶手段に記憶させる情報記憶ステップと、
前記履歴保存装置が、前記履歴作成送信ステップにより送信された送信元履歴を受信する履歴受信ステップと、
前記履歴保存装置が、前記履歴受信ステップにより受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として履歴記憶手段に記憶させる履歴記憶ステップと、
前記情報復旧装置が、特定のファイルを検索する指示として検索指示を受け付け、前記履歴保存装置へ送信する検索指示ステップと、
前記履歴保存装置が、前記検索指示ステップによって送信された検索指示を受信する検索指示受信ステップと、
前記履歴保存装置が、前記検索指示受信ステップによって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、前記特定のファイルが送信された送信先の情報保存装置を検出する送信先検索ステップと、
前記履歴保存装置が、前記送信先検索ステップにより送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置へ前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会ステップと、
前記情報保存装置が、前記ファイル照会ステップからの照会を受信したことに応答して、前記特定のファイルが前記情報記憶ステップに記憶されているか否かを検索し、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信ステップへ前記検索指示の応答として前記特定のファイルの有無を示す信号を送信するファイル有無応答ステップと、
前記情報復旧装置が、前記検索指示ステップによって送信した検索指示の応答を前記履歴保存装置と前記情報保存装置とから受信する応答受信ステップと、
前記情報復旧装置が、前記応答受信ステップによって受信された検索指示の応答を出力する出力ステップとを含む、ことを特徴とする。
ネットワークを介して接続されたコンピュータを、
情報復旧用コンピュータにより送信された送信元履歴を受信する履歴受信手段、
前記履歴受信手段により受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として記憶する履歴記憶手段、
前記情報復旧用コンピュータによって送信された検索指示を受信する検索指示受信手段、
前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、特定識別情報に対応した送信先の装置識別情報を検出する送信先検索手段、
前記送信先検索手段により送信先の装置識別情報が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存用コンピュータに前記特定識別情報によって識別されるファイルの有無を照会し、送信先の装置識別情報が検出できないことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧用コンピュータへ前記検索指示の応答としてファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会手段、として機能させる。
情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続され、情報を復旧する機能を備えた情報処理システムにおいて、
前記情報復旧装置によって送信された送信元履歴を受信する履歴受信手段と、
前記履歴受信手段によって受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として記憶する履歴記憶手段と、
前記情報復旧装置によって送信された検索指示を受信する検索指示受信手段と、
前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、特定のファイルが送信された送信先の情報保存装置を検出する送信先検索手段と、
前記送信先検索手段により送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置に前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会手段とを備える、ことを特徴とする。
情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて、
前記履歴保存装置が、
前記情報復旧装置によって送信された送信元履歴を受信する履歴受信ステップと、
前記履歴受信ステップにより受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として履歴記憶手段に記憶させる履歴記憶ステップと、
前記情報復旧装置によって送信された検索指示を受信する検索指示受信ステップと、
前記検索指示受信ステップによって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、特定のファイルが送信された送信先の前記情報保存装置を検出する送信先検索ステップと、
前記送信先検索ステップにより送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置へ前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会ステップとを含む、ことを特徴とする。
本発明の第1の実施形態に係る情報を検出する機能を備えた情報処理システム100Aは、図1に示すように、ネットワークに接続された複数の情報復旧装置10Aと、複数の情報保存装置20Aと、履歴保存装置30Aとを備える。
記憶部11は、文書、画像、音、図形等を内容とするファイル111や制御部13Aに実行させるためのプログラム等を記憶する。
表示部16は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)等から構成される。表示部16は、ファイル111の内容、ファイル111を検索する際の情報、ファイル111を復旧する際に必要な履歴情報等を表示する。
制御部13Aは、送受信部14Aを介して、判別した特定識別情報によって識別されるファイルの有無を検索する指示を履歴保存装置30Aに送信する。制御部13Aは、履歴保存装置30Aや情報保存装置20Aから検索する指示に対する応答が送受信部14Aによって受信されたことに応答して、検索したファイル111がある情報保存装置20Aの名前等を表示部16に表示させる。
また、送受信部24Aは、履歴保存装置30Aからのファイル有無の問い合わせを受信する。
制御部23Aは、ファイル有無の問い合わせが送受信部24Aによって受信されたことに応答して、受信ファイル履歴221の中を検索して、問い合わせがあったファイルが記憶部21に記憶されているか否かを判別して、判別された結果を送受信部24Aに出力する。送受信部24Aは、判別された結果を情報復旧装置10Aに送信する。
記憶部31は、送受信部34Aによって受信された送信元履歴(図2の各行毎の情報)を、受信された順に、図2に示すようなテーブルを作成し、元ファイル履歴321Aとして保存する。
元ファイル履歴321Aには、ファイルID、文書名、ファイル名、ファイルを操作した者のID、ファイルを送信した元のマシン名(情報復旧装置10A)、ファイルを送信した先のマシン名(情報保存装置20A)等の情報が含まれている。
制御部33Aは、ファイルを検索する指示が送受信部34Aによって受信されたことに応答して、記憶部31に記憶されている元ファイル履歴321Aの中を検索して、検索する指示をした情報復旧装置10Aがそのファイルを何れかの情報保存装置20Aに送信した履歴が有るか否かを検索する。
送信した履歴があることを判別すると、制御部33Aは、送受信部34Aを介して、そのファイルが送信された情報保存装置20Aにそのファイルの有無の問い合わせを送信する。送信した履歴がないことを判別すると、制御部33Aは、送受信部34Aを介して、検索する指示をした情報復旧装置10Aに、そのファイルが送信された情報保存装置20Aは無い旨を送信する。
まず、図3に示す、情報復旧装置10Aのファイル送信処理、履歴保存装置30Aの履歴保存処理1、情報保存装置20Aのファイル受信処理について説明する。
制御部13Aは、記憶部11に記憶されている送信対象のファイル111のコピーを作成し、送信先の情報保存装置20Aのアドレス情報等を付して送受信部14Aに出力する(ステップS120)。送受信部14Aは、出力されたファイル111を送信先の情報保存装置20Aに送信する(ステップS121)。
ファイル履歴作成部12Aは、送信したファイル111の識別情報、送信先の情報保存装置20Aの識別情報等を含む送信元履歴(図2の各行毎の情報)を作成して、送受信部14Aに出力する。送受信部14Aは、出力された送信元履歴を履歴保存装置30Aに送信する(ステップS122)。
送受信部24Aは、情報復旧装置10Aの送受信部14Aによって送信されたファイル111を受信する(ステップS130)。制御部23Aは、受信されたファイル111をファイル211として記憶部21に記憶させる(ステップS131)。
ファイル履歴作成部22Aは、送受信部24Aによって受信されたファイル111が記憶部21に記憶された際に、ファイルID、送信元の情報復旧装置10Aの識別情報、受信時刻等の受信したファイルの情報等を含む受信ファイル履歴221を作成し、記憶部21に記憶させる(ステップS132)。
送受信部34Aは、情報復旧装置10Aの送受信部14Aによって送信されたファイル111の送信元履歴を受信する(ステップS140)。制御部33Aは、図2に示すように、送受信部34Aによって受信された送信元履歴を記憶部31に記憶されている元ファイル履歴321Aに追加して保存する(ステップS141)。
情報復旧装置10Aの操作部15を介して、利用者から検索する対象のファイル名、識別情報等が入力されると、制御部13Aは、入力された情報から特定のファイルを識別するための特定識別情報を判別する。
例えば、図2に示すように、文書名「会議資料」、ファイル名「予算.txt」等の情報が入力されると、制御部13Aは、ファイルのID「00002」を特定識別情報とする。
制御部13Aは、特定識別情報によって識別されるファイルを送信した情報保存装置20Aが有るか無いかの検索指示を送受信部14Aに出力する。送受信部14Aは、出力された検索指示を、履歴保存装置30Aに送信する(ステップS202)。
特定識別情報のファイルを送信した情報保存装置20Aが無いと判別した場合(ステップS302;NO)、制御部33Aは、送受信部34Aを介して、情報復旧装置10Aに特定識別情報によって識別されるファイルを送信した情報保存装置20Aが無い旨の応答を送信する(ステップS304)。
特定識別情報によって識別されるファイルを送信した情報保存装置20Aが有ると判別した場合(ステップS302;YES)、制御部33Aは、特定識別情報によって識別されるファイル有無の問い合わせをその情報保存装置20Aに送信する(ステップS305)。この問い合わせには、特定識別情報、検索指示をした情報復旧装置10Aの識別情報等が含まれる。
また、制御部33Aは、送受信部34Aを介して、問い合わせを送信した情報保存装置20Aの識別情報(問い合わせ)をファイルの検索指示を送信した情報復旧装置10Aに送信する(ステップS312)。
特定識別情報のファイルが記憶部31に無いと判別した場合(ステップS252;NO)、制御部23Aは、送受信部24Aを介して、特定識別情報によって識別されるファイルを送信した情報保存装置20Aが無い旨の応答を情報復旧装置10Aに送信する(ステップS253)。
特定識別情報のファイルが記憶部31に有ると判別した場合(ステップS252;YES)、制御部23Aは、送受信部24Aを介して、特定識別情報によって識別されるファイルが有る旨の応答を情報復旧装置10Aに送信する(ステップS254)。
所定の時間以内に応答を受信した場合には(ステップS214;YES、ステップS204、ステップS205)、受信した応答毎に処理をする。特定識別情報によって識別されるファイルが無い旨の応答を送受信部14Aによって受信した場合(ステップS204)、制御部13Aは、復元可能なファイルが無い旨を表示部16に表示させる(ステップS205)。特定識別情報によって識別されるファイルが有る旨の応答を送受信部14Aによって受信した場合(ステップS206)、制御部13Aは、特定識別情報によって識別されるファイルが有る情報保存装置20Aの識別情報を表示部16に表示させる(ステップS211)。
また、履歴保存装置30Aが問い合わせを送信した情報保存装置20Aから所定の時間以内に応答がない場合、問い合わせ先が表示部16に表示されるので、利用者は、表示された情報保存装置20Aに直接問い合わせて、ファイルの有無を確認することができる。
本発明の第2の実施形態にかかる情報処理システム100Bは、復元する対象のファイルを特定し、復元可能なファイルが他の装置に有る場合にそのファイルによって完全な復元が可能か不可能かを判別する。
図1と図5の同一の構成要素には同一の符号が付されている。図1と図5の同一の構成要素についての説明は省略する。
送受信部14Bは、制御部13Bによって出力された検索するファイルの手掛かりの情報と候補検出指示とを履歴保存装置30Bに送信し、履歴保存装置30Bから候補検出指示の応答を受信する。
送受信部14Bは、履歴保存装置30Bによって元ファイル履歴321Bの中から検索対象のファイル111の履歴を抽出して作成された喪失ファイル履歴を受信する。また、送受信部14Bは、ファイル111が受信された後に、検索対象のファイル211が更新された履歴を受信ファイル履歴221の中から抽出して作成された復元ファイル履歴を情報保存装置20Bから受信する。
更新履歴比較部17は、送信時刻が最も新しい場合、完全復旧が可能と判別して、判別内容を表示部16に表示させる。それ以外の場合、送信後に情報復旧装置10Bのファイル111と情報保存装置20Bのファイル211との一方又は双方が更新されているので、更新履歴比較部17は、完全な復旧は不可能と判別して、判別内容を表示部16に表示させる。
操作部15は、ユーザによって選択された検索する対象のファイルの情報を制御部13Bに出力する。以下第1の実施形態と同様に、制御部13Bは、選択されたファイルの特定識別情報に基づき、ファイルを検索する指示を送受信部14Bに出力する。送受信部14Bは、ファイルを検索する指示を履歴保存装置30Bに送信する。
ファイル履歴作成部22Bは、制御部23Bによって検索対象のファイルが有ると判別された際に、受信ファイル履歴221の中からそのファイルの履歴情報を抽出して、復元ファイル履歴を作成して、送受信部24Bに出力する。
操作部25は、情報復旧装置10Bの操作部15と同様に構成される。
表示部26は、情報復旧装置10Bの表示部16と同様に構成される。
例えば、手掛かりの情報がファイル名「**.xls」の場合、記憶部31に記憶されている元ファイル履歴321Bの中を検索して、図6に示した、ファイル名「得意先.xls」を検出する。
例えばまた、手掛かりの情報がファイル名「**.txt」の場合、記憶部31に記憶されている元ファイル履歴321Bの中を検索して、「帳簿.txt」、「予算.txt」、「住所録.txt」、「予定.txt」を検出する。
送受信部34Bは、情報復旧装置10Bによって送信された検索するファイルの手掛かりの情報と候補検出指示とを受信して、その候補検出指示の応答を送信する。
送受信部34Bは、検索するファイルの問い合わせを情報保存装置20Bに送信する際に、情報復旧装置10Bにそのファイルの喪失ファイル履歴を送信する。
まず、図7に示す、情報復旧装置10Bの送信元ファイル更新・削除処理、履歴保存装置30Bの履歴保存処理2、情報保存装置20Bの受信先ファイル更新・削除処理について説明する。なお、図3と図7の同一の処理には同一の符号が付されている。図3と図7の同一の処理の説明は省略する。
操作部15を介して、記憶部11に記憶されているファイル111が更新・削除される度に(ステップS100)、ファイル履歴作成部12Bは、操作内容と操作時刻とをファイルIDに対応させた元ファイル履歴を作成して送受信部14Bに出力する。
送受信部14Bは、出力された元ファイル履歴を履歴保存装置30Bに送信する(ステップS101)。
送受信部34Bは、情報復旧装置10Bの送受信部14Bによって送信された送信元履歴を受信すると(ステップS140)、送信元履歴を記憶部31に記憶している元ファイル履歴321Bに追加登録する(ステップS141)。
例えば、操作部25からファイル211が更新・削除する操作が入力されたり、ファイル211が情報保存装置20Bから別の装置に転送された場合に、記憶部21に記憶されているファイル211は更新・削除される。記憶部21に記憶されているファイル211が更新・削除される度に(ステップS110)、ファイル履歴作成部22Bは、操作内容と操作時刻とをファイルIDに対応させた履歴情報を記憶部21に記憶している受信ファイル履歴221に追加登録する(ステップS111)。
検索するファイルのファイルID等の特定識別情報が明確な場合(ステップS201;YES)は、第1の実施形態と同様に、制御部13Bは、特定識別情報を判別し、検索指示を送受信部14Bに出力する。送受信部14Bは、出力された検索指示を、履歴保存装置30Bに送信する(ステップS202)。
例えば、手掛かりの情報として、ファイルを送信した時間帯、ファイル名の特徴部分(「***.txt」)等がある。
例えば、手掛かりの情報が「***.txt」の場合、図6に示した元ファイル履歴321Bの中から、制御部33Bによって、ファイル名「帳簿.txt」「予算.txt」「住所録.txt」「予定.txt」が候補として抽出される。
情報復旧装置10Bの送受信部14Bは、履歴保存装置30Bの送受信部34Bによって送信された喪失ファイル履歴と、情報保存装置20Bの送受信部14Bによって送信されたファイルが有る旨の応答と(ステップS206)、そのファイルの復元ファイル履歴とを受信する(ステップS216)。送受信部14Bは、受信した喪失ファイル履歴と復元ファイル履歴とを記憶部11に記憶する。
制御部13Bは、記憶部11に記憶された喪失ファイル履歴と復元ファイル履歴との中を検索し、ファイル111を送信した時刻以降に、ファイル111又はファイル211を操作した履歴が有るか否かを判別する(ステップS208)。
例えば上述した図6の例において、ファイルID「00033」、ファイル名「住所録.txt」を情報復旧装置10Bからserver2(情報保存装置20B)にコピーした以降に、このファイルを更新した履歴情報が無いことから、制御部13Bは、完全な復旧が可能と判別して、完全な復旧が可能である旨と保存場所がserver2であることを表示部16に表示させる。
例えば上述した図6の例において、ファイルID「00051」、ファイル名「予定.txt」を情報復旧装置10Bからserver3(情報保存装置20B)にコピーした以降に、このファイルを更新した履歴情報が有ることから、制御部13Bは、完全な復旧が不可能と判別して、完全な復旧が不可能である旨と保存場所がserver3であることを表示部16に表示させる。
また、情報復旧装置10Bは、検索したファイルが有るか無いかの応答のみならず、検索したファイル111の履歴情報が記載された喪失ファイル履歴と、復元することが可能なファイル211が情報復旧装置10Bから情報保存装置20Bに送信された以降の履歴情報が記載された復元ファイル履歴とを受信して、ファイルを送信した時刻以降の履歴を判別することによって、情報保存装置20Bに保存されているファイル211を使用して喪失したファイル111を完全に復旧することができるか、不完全な復旧しかできないかを判別することができる。さらに、情報保存装置20Bからファイル211を取り寄せるだけでは、完全な復旧をすることができない場合であっても、情報復旧装置10Bが受信した喪失ファイル履歴と復元ファイル履歴とを参照しながら、利用者はファイルを復元することができる。
第3の実施形態では、送信時刻が最も新しい送信先の情報保存装置20Cから送信時刻順にファイル211の有無を問い合わせ、情報復旧装置10Cがファイル211を使用して復元又は暫定的な復元をするシステムについて説明する。
図1と図5と図9の同一の構成要素には同一の符号が付されている。図1と図5と図9の同一の構成要素の説明は省略する。
送受信部14Cは、送受信部14Bの機能に加えて、情報保存装置20Cからファイルが有る旨の応答を受信する際に、併せてファイル211を受信して、記憶部11に記憶させる。
図10に示す、情報復旧装置10Cの候補抽出・ファイル復旧処理、履歴保存装置30Cの候補抽出・照会処理、情報保存装置20Cのファイル有無・送信処理について説明する。なお、図4と図8と図10の同一の処理には同一の符号が付されている。図4と図8と図10の同一の処理の説明は省略する。
情報復旧装置10Cと履歴保存装置30Cとによって、検索するファイルの候補を抽出するまでの処理及び、情報復旧装置10Cが履歴保存装置30Cにファイルの検索を指示する処理までは、第2の実施形態と同様である(ステップS201〜S203、S301)。
特定識別情報のファイルが送信された情報保存装置20Cが無いと判別した場合(ステップS302;NO)、制御部33Cは、第1及び第2の実施形態と同様に処理をする。
特定識別情報によって識別されるファイルが送信された情報保存装置20Cが有ると判別した場合(ステップS302;YES)、制御部33Cは、ファイルが送信された情報保存装置20Cの情報を送信時刻が新しい順に検出する(ステップS303)。
制御部33Cは、特定識別情報によって識別されるファイルの有無の問い合わせを送信時刻が最も新しい情報保存装置20Cに送信する(ステップS305)。
特定識別情報によって識別されるファイルが無いと判別した場合(ステップS252;NO)、制御部23Cは、送受信部24Cを介して、ファイルが無い旨の応答を履歴保存装置30Cへ送信する(ステップS253)。
特定識別情報のファイルが有る場合には(ステップS252;YES)、制御部23Cは、送受信部24Cを介して、情報復旧装置10Cと履歴保存装置30Cとにファイルが有る旨の応答を送信し(ステップS254)、特定識別情報の復元ファイル履歴を情報復旧装置10Cに送信する(ステップS255)。さらに、制御部23Cは、送受信部24Cを介して、記憶部21に記憶されているファイル211を情報復旧装置10Cに送信する(ステップS256)。
履歴保存装置30Cの送受信部34Cが問い合わせを送信した情報保存装置20Cからファイルが無い旨の応答を受信すると(ステップS308)、制御部33Cは、送信時刻の順が次に新しい送信先の情報保存装置20Cが有るか否かを検索する(ステップS309)。
送信時刻の順が次に新しい情報保存装置20Cが無い場合には(ステップS309;NO)、制御部33Cは、送受信部34Cを介して、無い旨の応答を情報復旧装置10Cに送信する(ステップS304)。
送信時刻の順が次に新しい情報保存装置20Cが有る場合には(ステップS309;YES)、制御部33Cは、送受信部34Cを介して、次の情報保存装置20Cにファイル有無の問い合わせを送信する(ステップS310)。
以後、送受信部34Cが問い合わせを送信した情報保存装置20Cからファイルが有る旨の応答を受けるか、又は、制御部33Cが送信時刻の順が次に新しい情報保存装置20Cを検出できなくなるまで、制御部33Cは、情報保存装置20Cにファイルの有無を問い合わせる照会処理を繰り返す(ステップS311)。
制御部33Cが送信時刻の順が次に新しい情報保存装置20Cを検出できなくなると(ステップS311;NO)、制御部33Cは、送受信部34Cを介して、無い旨の応答を情報復旧装置10Cに送信する(ステップS304)。
制御部13Cは、喪失ファイル履歴と復元ファイル履歴との中を検索して、ファイル111を情報保存装置20Cに送信した時刻以降に、ファイル111及びファイル211の内容を更新した履歴が有るか無いかを判別する(ステップS208)。
また、情報復旧装置10Cは、受信したファイル211によって、喪失したファイル111を完全な復旧又は、条件付きの復旧をすることができる。さらに、条件付きの復旧をする際に、制御部13Cは、送信時刻以降の更新履歴の情報を表示部16に表示させるので、利用者は、履歴情報を基に、暫定的に復旧されたファイル111の信頼性を確認できる。
図11のコンピュータシステムは、例えば、制御部201と、主記憶部202と、外部記憶部203と、入力部204と、表示部205と、送信部206と、内部バス207を備えている。制御部201はCPU(Central Processing Unit)を含み、主記憶部202はRAM(Randam Access Memory)等を含む。制御部201は、主記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、情報を復旧する機能を備えた情報処理システム100A、100B、100Cを実現する。また、情報を復旧する処理を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読みとり可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、このコンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、情報を復旧する処理を実行する情報処理システムを構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置にこのコンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで情報処理システム100A、100B、100Cを構成してもよい。
履歴保存装置30Dは、情報復旧及び情報保存装置40から受信した履歴を保存することにより、検索指示をした情報復旧及び情報保存装置40の履歴情報と送信先の情報復旧及び情報保存装置40の履歴情報とを検索することにより、特定識別情報によって識別されるファイルの有無を判別して、検索指示をした情報復旧及び情報保存装置40にその有無の応答をしてもよい。
11、21、31 記憶部
12A、12B、22A、22B ファイル履歴作成部
13A、13B、13C、23A、23B、23C、33A、33B、33C 制御部
14A、14B、14C、24A、24B、24C、34A、34B、34C 送受信部
15、25 操作部
16、26 表示部
17 更新履歴比較部
20A、20B、20C 情報保存装置
30A、30B、30C、30D 履歴保存装置
40 情報復旧及び情報保存装置
100A、100B、100C、100D 情報処理システム
111、211 ファイル
221 受信ファイル履歴
321A、321B 元ファイル履歴
Claims (13)
- 情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続され、情報を復旧する機能を備えた情報処理システムにおいて、
前記情報復旧装置は、
ファイルを前記情報保存装置へ送信するファイル送信手段と、
前記ファイル送信手段がファイルを送信する際に、該ファイルの履歴として送信元履歴を作成して、前記履歴保存装置へ送信する履歴作成送信手段と、
特定のファイルを検索する指示として検索指示を受け付け、前記履歴保存装置へ送信する検索指示手段と、
前記検索指示手段が送信した検索指示の応答を前記履歴保存装置と前記情報保存装置とから受信する応答受信手段と、
前記応答受信手段によって受信された検索指示の応答を出力する出力手段とを備え、
前記履歴保存装置は、
前記履歴作成送信手段によって送信された送信元履歴を受信する履歴受信手段と、
前記履歴受信手段によって受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として記憶する履歴記憶手段と、
前記検索指示手段によって送信された検索指示を受信する検索指示受信手段と、
前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、前記特定のファイルが送信された送信先の情報保存装置を検出する送信先検索手段と、
前記送信先検索手段により送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信手段に前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会手段とを備え、
前記情報保存装置は、
前記ファイル送信手段により送信されたファイルを受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段により受信されたファイルを記憶する情報記憶手段と、
前記ファイル照会手段からの照会を受信したことに応答して、前記特定のファイルが前記情報記憶手段に記憶されているか否かを検索し、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信手段に前記検索指示の応答として前記特定のファイルの有無を示す信号を送信するファイル有無応答手段とを備える、
ことを特徴とする情報処理システム。 - 前記情報復旧装置は、
前記履歴作成送信手段が、前記ファイル送信手段がファイルを送信する際に、該ファイルを識別するファイル識別情報と該ファイルを送信した送信先を示す情報保存装置を識別する装置識別情報とを対応させた送信元履歴を作成して、前記履歴保存装置へ送信し、
前記検索指示手段が、前記特定のファイルを識別するためのファイル識別情報を示す特定識別情報と該特定のファイルが前記情報保存装置に記憶されているか否かの検索を指示する検索指示を受け付け、前記履歴保存装置へ前記特定識別情報によって識別されるファイルの検索指示を送信し、
前記履歴保存装置は、
前記送信先検索手段が、前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中から前記特定識別情報に対応した装置識別情報を検出し、
前記ファイル照会手段が、前記送信先検索手段により送信先の装置識別情報が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に特定識別情報によって識別されるファイルの有無を照会し、送信先の装置識別情報が検出できないことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信手段へ前記検索指示の応答としてファイルが無い旨を示す信号を送信し、
前記情報保存装置は、
前記ファイル有無応答手段が、前記ファイル照会手段からの照会を受けたことに応答して、前記特定識別情報によって識別されるファイルが前記情報記憶手段に記憶されているか否かを検出し、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信手段へ前記検索指示の応答として該特定識別情報によって識別されるファイルの有無を示す信号を送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記情報復旧装置は、
前記履歴作成送信手段が、該情報復旧装置を示す装置識別情報を特定識別情報に対応させた前記送信元履歴を作成して、前記履歴保存装置へ送信し、
前記出力手段が、前記応答受信手段によってファイルが記憶されている旨を示す信号が受信されたことに応答して、前記ファイルが有る旨の信号と、前記ファイルが記憶されている情報保存装置を示す装置識別情報とを出力し、ファイルが無い旨を示す信号を受信したことに応答して、前記ファイルが無い旨の信号を出力し、
前記出力手段が出力した前記ファイルの有無と前記情報保存装置とを含む情報を表示する表示手段を備え、
前記履歴保存装置は、
前記送信先検索手段が、前記特定識別情報に基づいて、前記元ファイル履歴の中から前記ファイルが送信された情報保存装置を示す装置識別情報を検索し、
前記ファイル照会手段は、前記送信先検索手段によって送信先の情報保存装置を示す装置識別情報が検出されたことに応答して、前記ファイルが送信された情報保存装置へ、前記特定識別情報と前記情報復旧装置を示す装置識別情報とを含む照会をし、
前記情報保存装置は、
前記ファイル有無応答手段が、特定識別情報によって識別されるファイルが前記情報記憶手段に記憶されているか否かを検索し、受信した前記照会に含まれている装置識別情報によって識別される情報復旧装置の応答受信手段へ、前記検索指示の応答として前記特定識別情報によって識別されるファイルの有無を示す信号を送信する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記情報保存装置は、
前記情報記憶手段に記憶されたファイルを示すファイル識別情報を含む受信ファイル履歴を作成する受信ファイル履歴作成手段を備え、
前記情報記憶手段は、前記受信ファイル履歴作成手段によって作成された受信ファイル履歴をさらに記憶し、
前記ファイル有無応答手段は、前記特定識別情報が、前記情報記憶手段に記憶されている受信ファイル履歴中のファイルを示す何れかのファイル識別情報と一致するか否かを判別して、前記検索指示の応答としてファイルの有無を検出する信号を送信する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。 - 前記履歴保存装置は、
前記ファイル照会手段が、前記送信先検索手段によって送信先の装置識別情報が検出されたことに応答して、前記元ファイル履歴の中から特定識別情報に対応した履歴の情報を選び出して、喪失ファイル履歴を作成し、検索を指示した前記情報復旧装置の応答受信手段へ当該喪失ファイル履歴を送信し、
前記情報保存装置は、
前記情報記憶手段に記憶されているファイルを操作する受信ファイル操作手段を備え、
前記受信ファイル履歴作成手段は、さらに前記受信ファイル操作手段によってファイルが操作された際に、特定識別情報によって識別されるファイルが操作された内容を示す受信ファイル操作内容と操作された時刻を示す操作時刻とを前記特定識別情報に対応させて前記受信ファイル履歴を更新し、
前記ファイル有無応答手段は、特定識別情報によって識別されるファイルが有る場合、前記受信ファイル履歴から特定識別情報によって識別されるファイルの履歴の情報を選び出し、復元ファイル履歴を作成して、前記情報復旧装置の応答受信手段に送信し、
前記情報復旧装置は、
ファイルが記憶される記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているファイルを操作する操作手段とを備え、
前記履歴作成送信手段は、前記ファイル送信手段がファイルを送信する際に、さらに前記ファイルが送信された時刻を示す送信時刻を特定識別情報に対応させた送信元履歴を作成し、さらに前記操作手段によってファイルが操作された際に、前記ファイルが操作された内容を示す送信元ファイル操作内容と、操作された時刻を示す送信元ファイル操作時刻とを前記特定識別情報に対応させた送信元履歴を作成して、前記履歴を前記履歴保存装置へ送信し、
前記応答受信手段は、前記履歴保存装置のファイル照会手段によって送信された喪失ファイル履歴と前記情報保存装置のファイル有無応答手段によって送信された復元ファイル履歴とをさらに受信し、
前記応答受信手段によって受信された前記喪失ファイル履歴中の前記特定識別情報に対応したファイルの送信時刻と、前記喪失ファイル履歴中の前記特定識別情報に対応した送信元ファイル操作時刻と、前記復元ファイル履歴中の前記特定識別情報に対応した受信ファイル操作時刻とを比較して、前記特定識別情報に対応したファイルの送信時刻が最も新しい時刻の場合、完全な復旧が可能と判別し、その他の場合、完全な復旧が不可能であると判別する復旧程度判定手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記復旧程度判定手段が完全復旧可能と判別したことに応答して、完全復旧可能である旨を出力し、完全復旧が不可能と判別したことに応答して、完全復旧が不可能である旨と前記喪失ファイル履歴と前記復元ファイル履歴とをさらに出力する、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記情報保存装置は、
前記ファイル有無応答手段によって特定識別情報によって識別されるファイルが有ると判別されたことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置へ前記特定識別情報によって識別されるファイルを送信する情報ファイル送信手段を備え、
前記情報復旧装置は、
前記特定識別情報によって識別されるファイルが有ることを示す信号と、前記情報ファイル送信手段から送信された前記特定識別情報によって識別されるファイルとを受信する復元ファイル受信手段と、
前記復元ファイル受信手段によって受信されたファイルを記憶手段に記憶させ、前記特定識別情報によって識別される特定ファイルとして復旧するファイル復旧手段とを備える、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理システム。 - 前記情報復旧装置は、
前記検索指示手段が、前記特定のファイルを検索する手掛かりとなる情報と検索する前記特定のファイルの候補を選び出す指示として候補選出指示とを受け付けたことに応答して、前記手掛かりとなる情報と前記候補選出指示を前記履歴保存装置へ送信し、選択する候補として前記手掛かりとなる情報に対応したファイルを示すファイル識別情報を前記履歴保存装置から受信し、受信した選択する候補の前記ファイル識別情報の中から特定識別情報を選択して、ファイルの検索指示を送信し、
前記検索指示手段によって受信された前記選択する候補のファイル識別情報を表示する表示手段を備え、
前記履歴保存装置は、
前記検索指示受信手段が、さらに前記検索指示手段から前記手掛かりとなる情報と前記候補選出指示をさらに受信し、
前記送信先検索手段が、前記検索指示受信手段によって候補選出指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶されている元ファイル履歴の中から前記手掛かりとなる情報を曖昧検索して、検索するファイルの候補を示すファイル識別情報を選出し、
前記ファイル照会手段は、前記送信先検索手段によって選出された前記選択する候補のファイル識別情報を前記情報復旧装置の検索指示手段に送信する、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理システム。 - 前記履歴保存装置は、
前記送信先検索手段が、前記元ファイル履歴に記録されている特定識別情報のファイルが送信された複数の前記情報保存装置の中から、送信時刻が最も新しい送信先の情報保存装置を最終送信先の情報保存装置として検出し、
前記ファイル照会手段が、前記送信先検索手段によって検出された前記最終送信先の情報保存装置に対して、前記特定識別情報のファイルの照会を送信する、
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理システム。 - 前記情報保存装置は、
前記ファイル有無応答手段が、前記履歴保存装置へ特定識別情報によって識別されるファイルの有無を示す信号をさらに送信し、
前記履歴保存装置は、
前記履歴受信手段が、前記情報保存装置によって送信されたファイルの有無を示す信号をさらに受信し、
前記送信先検索手段が、前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記元ファイル履歴の中から前記特定識別情報によって識別されるファイルが送信された複数の前記情報保存装置を送信時刻が新しい順に検索し、前記ファイル照会手段が、前記送信先検索手段によって検索された送信先の中から送信時刻が新しく且つ照会をしていない送信先の情報保存装置に前記ファイルの有無を照会し、前記履歴受信手段によって前記ファイルの有無を照会した情報保存装置からファイルが無い旨の応答を受信したことに応答して、照会した送信先の次に送信時刻が新しい送信先の情報保存装置に前記ファイルの有無を照会する、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。 - 情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて、
前記情報復旧装置が、ファイルを前記情報保存装置へ送信するファイル送信ステップと、
前記情報復旧装置が、前記ファイル送信ステップによりファイルを送信する際に、該ファイルの履歴として送信元履歴を作成して、前記履歴保存装置へ送信する履歴作成送信ステップと、
前記情報保存装置が、前記ファイル送信ステップにより送信されたファイルを受信する情報受信ステップと、
前記情報保存装置が、前記情報受信ステップにより受信されたファイルを情報記憶手段に記憶させる情報記憶ステップと、
前記履歴保存装置が、前記履歴作成送信ステップにより送信された送信元履歴を受信する履歴受信ステップと、
前記履歴保存装置が、前記履歴受信ステップにより受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として履歴記憶手段に記憶させる履歴記憶ステップと、
前記情報復旧装置が、特定のファイルを検索する指示として検索指示を受け付け、前記履歴保存装置へ送信する検索指示ステップと、
前記履歴保存装置が、前記検索指示ステップによって送信された検索指示を受信する検索指示受信ステップと、
前記履歴保存装置が、前記検索指示受信ステップによって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、前記特定のファイルが送信された送信先の前記情報保存装置を検出する送信先検索ステップと、
前記履歴保存装置が、前記送信先検索ステップにより送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置へ前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会ステップと、
前記情報保存装置が、前記ファイル照会ステップからの照会を受信したことに応答して、前記特定のファイルが前記情報記憶ステップに記憶されているか否かを検索し、検索指示を送信した前記情報復旧装置の応答受信ステップへ前記検索指示の応答として前記特定のファイルの有無を示す信号を送信するファイル有無応答ステップと、
前記情報復旧装置が、前記検索指示ステップによって送信した検索指示の応答を前記履歴保存装置と前記情報保存装置とから受信する応答受信ステップと、
前記情報復旧装置が、前記応答受信ステップによって受信された検索指示の応答を出力する出力ステップとを含む、
ことを特徴とする情報システムの情報復旧制御方法。 - ネットワークを介して接続されたコンピュータを、
情報復旧用コンピュータにより送信された送信元履歴を受信する履歴受信手段、
前記履歴受信手段により受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として記憶する履歴記憶手段、
前記情報復旧用コンピュータによって送信された検索指示を受信する検索指示受信手段、
前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、特定識別情報に対応した送信先の装置識別情報を検出する送信先検索手段、
前記送信先検索手段により送信先の装置識別情報が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存用コンピュータに前記特定識別情報によって識別されるファイルの有無を照会し、送信先の装置識別情報が検出できないことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧用コンピュータへ前記検索指示の応答としてファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会手段、
として機能させるための、
履歴保存プログラム。 - 情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続され、情報を復旧する機能を備えた情報処理システムが備える前記履歴保存装置であって、
前記情報復旧装置によって送信された送信元履歴を受信する履歴受信手段と、
前記履歴受信手段によって受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として記憶する履歴記憶手段と、
前記情報復旧装置によって送信された検索指示を受信する検索指示受信手段と、
前記検索指示受信手段によって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、特定のファイルが送信された送信先の情報保存装置を検出する送信先検索手段と、
前記送信先検索手段により送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置に前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会手段とを備える、
ことを特徴とする履歴保存装置。 - 情報復旧装置と履歴保存装置と情報保存装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて、
前記履歴保存装置が実行する履歴保存方法であって、
前記情報復旧装置によって送信された送信元履歴を受信する履歴受信ステップと、
前記履歴受信ステップにより受信された送信元履歴をまとめて、元ファイル履歴として履歴記憶手段に記憶させる履歴記憶ステップと、
前記情報復旧装置によって送信された検索指示を受信する検索指示受信ステップと、
前記検索指示受信ステップによって検索指示が受信されたことに応答して、前記履歴記憶手段に記憶された元ファイル履歴の中を検索して、特定のファイルが送信された送信先の前記情報保存装置を検出する送信先検索ステップと、
前記送信先検索ステップにより送信先の情報保存装置が検出されたことに応答して、該送信先の情報保存装置に前記特定のファイルの有無を照会し、送信先の情報保存装置が検出されなかったことに応答して、検索指示を送信した前記情報復旧装置へ前記検索指示の応答として前記特定のファイルが無い旨を示す信号を送信するファイル照会ステップとを含む、
ことを特徴とする情報システムの履歴保存方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009076850A JP5608995B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 情報処理システム、情報復旧制御方法、履歴保存プログラム、履歴保存装置及び履歴保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009076850A JP5608995B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 情報処理システム、情報復旧制御方法、履歴保存プログラム、履歴保存装置及び履歴保存方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010231394A JP2010231394A (ja) | 2010-10-14 |
JP5608995B2 true JP5608995B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=43047160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009076850A Expired - Fee Related JP5608995B2 (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | 情報処理システム、情報復旧制御方法、履歴保存プログラム、履歴保存装置及び履歴保存方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5608995B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5717395B2 (ja) | 2010-10-14 | 2015-05-13 | 矢崎総業株式会社 | 防水型圧着端子の圧着方法 |
US20120254118A1 (en) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Microsoft Corporation | Recovery of tenant data across tenant moves |
JP2019212144A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 株式会社Pfu | ファイル管理装置、ファイル管理方法、及びプログラム |
JP7141908B2 (ja) * | 2018-10-22 | 2022-09-26 | 株式会社日立製作所 | データ管理システムおよびデータ管理方法 |
JP7287026B2 (ja) * | 2019-03-18 | 2023-06-06 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置、ファイル管理装置、ファイル管理システム及びプログラム |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1049988B1 (en) * | 1998-01-23 | 2002-09-04 | Emc Corporation | Content addressable information encapsulation, representation, and transfer |
JP2003244379A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-29 | Minolta Co Ltd | データ送信装置 |
JP2005018530A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Toshiba Corp | 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 |
JP2005063299A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Vistapoint Technology Inc | データバックアップシステム |
JP2005141555A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Fujitsu General Ltd | データベースのバックアップ方法、及びそれを用いたオンラインシステム |
JP2006146604A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Canon Inc | ファイル管理システム及びファイル管理方法 |
JP2006343901A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Hitachi Ltd | リストア支援システム |
JP2009032084A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Nec Personal Products Co Ltd | ファイル履歴表示装置およびファイル履歴表示方法 |
-
2009
- 2009-03-26 JP JP2009076850A patent/JP5608995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010231394A (ja) | 2010-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210350070A1 (en) | Distributed Document Co-Authoring and Processing | |
US10326792B2 (en) | Virus intrusion route identification device, virus intrusion route identification method, and program | |
US8219525B2 (en) | Copying and updating files | |
JP5608995B2 (ja) | 情報処理システム、情報復旧制御方法、履歴保存プログラム、履歴保存装置及び履歴保存方法 | |
US20120192064A1 (en) | Distributed document processing and management | |
US9864736B2 (en) | Information processing apparatus, control method, and recording medium | |
JP5265523B2 (ja) | 有意な変更検索アラート | |
US20140108901A1 (en) | Web Browser Bookmark Reconciliation | |
JP2009070143A (ja) | Nas装置の差分リモートバックアップにおけるデータ復旧方法及び計算機システム | |
CN103733187A (zh) | 基于令牌的文件操作 | |
US20080212111A1 (en) | Document discarding process system, discard document management device, document processing device, document discarding processing method and recording medium storing document discarding processing program | |
JP5464269B2 (ja) | ファイルストレージ装置、データ格納方法およびデータ格納プログラム | |
JP2011191862A (ja) | ファイル管理装置、ファイル管理システム、およびファイル管理プログラム | |
US20090204648A1 (en) | Tracking metadata for files to automate selective backup of applications and their associated data | |
AU2007202450B2 (en) | Information processing apparatus, information processing system, and program | |
JP2010282241A (ja) | ファイル管理装置、ファイル管理システム、ファイル管理方法、および、プログラム | |
US8438133B2 (en) | Information processing apparatus, file management system, information processing method and computer readable medium | |
CN108959548B (zh) | 业务请求的处理方法及装置 | |
JP3802977B2 (ja) | 蓄積交換型電子会議システムにおける情報矛盾判定、修正装置及び方法並びに情報矛盾判定、修正プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体 | |
JP4265431B2 (ja) | パッチ管理システムおよびパッチ管理プログラム | |
JP4765968B2 (ja) | ファイル管理システム及び方法並びにプログラム | |
JP5426888B2 (ja) | ファイル検索システム | |
JP2009265962A (ja) | 操作ログ情報管理システム | |
JP2009116616A (ja) | 電子メール監視システム | |
US11704014B1 (en) | Supporting micro swipes for generating custom user interface responses |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5608995 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |