JP5607506B2 - レバーフロート式ドレントラップ - Google Patents

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本発明は、蒸気配管系や圧縮空気配管系やガス配管系に発生するドレンをフロートを用いて自動的に排出するレバーフロート式ドレントラップに関する。
従来のフロート式ドレントラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートが直接にあるいはレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、弁座のシール面に複数の切欠きを設けることにより弁座とフロートあるいは弁体の間に常開開口を形成したものである。この常開開口の開口面積は蒸気の漏出を防止するために配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない大きさに形成される。
特開昭52−151933号公報
上記従来のフロート式ドレントラップにおいては、常開開口の開口面積が一定であるために、配管系の送気時に発生するドレン量が多い箇所で使用される場合には、常開開口から排出できるドレン量が少ない問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、常開開口の開口面積を変化させることのできるレバーフロート式ドレントラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のレバーフロート式ドレントラップは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートでレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、弁体が弁座に着座することを防止するストッパ部材を弁室内に配置して弁座と弁体の間に弁座のシール面の全面に渡る常開開口を設け、ストッパ部材を弁座に設けたねじ結合部にねじ進退操作可能にねじ結合して取り付けてストッパ部材のねじ進退操作によりストッパ部材に当接するレバーの部位を変化させると共に、ストッパ部材に当接するレバーの部位をフロートの中心と揺動軸の中心との中間よりもフロート側に形成したことを特徴とするものである。
本発明のレバーフロート式ドレントラップは、弁体が弁座に着座することを防止するストッパ部材を弁室内に配置して弁座と弁体の間に弁座のシール面の全面に渡る常開開口を設け、ストッパ部材を弁座に設けたねじ結合部にねじ進退操作可能にねじ結合して取り付けてストッパ部材のねじ進退操作によりストッパ部材に当接するレバーの部位を変化させると共に、ストッパ部材に当接するレバーの部位をフロートの中心と揺動軸の中心との中間よりもフロート側に形成したものである。そのため、ストッパ部材のねじ進退操作によりストッパ部材に当接するレバーの回転位置を変化させることにより常開開口の開口面積を変化させることができ、配管系の送気時に発生するドレン量が多い箇所で使用される場合には、常開開口から排出できるドレン量を多くすることができるという効果を奏する。また、揺動軸の中心からストッパ部材に当接するレバーの部位までの距離を大きくしてレバー比を小さくすることができ、レバーの損傷を防止することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるレバーフロート式ドレントラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。レバーフロート式ドレントラップは、入口1と出口2を有する本体3に蓋体4をボルト5で締結して内部に弁室6を有するケーシングを構成する。弁室6と出口2を連通する第1弁口7及び第2弁口8を有する弁座9を弁室6の下部の本体3に図示しないねじにより取り付ける。入口1は弁室6の下部に開口し、出口2は第1弁口7及び第2弁口8を介して弁室6の下部に開口する。
弁室6内の弁座9に揺動軸10を支持し、揺動軸10にレバー11を回転可能に連結する。レバー11の左端部に弁室6内の液位に応じて浮上降下する中空球形のフロート12を連結する。レバー11の揺動軸10の右側に揺動軸10と平行な連結軸13を支持し、連結軸13に連結板14の上部を回転可能に連結する。連結板14の下部は弁体15の弁棒16の上端部に支持された揺動軸10と平行な弁軸17に回転可能に連結する。
弁体15は第1弁口7を下方の出口2側から開閉する第1弁体18と、第2弁口8を下方の弁室6側から開閉する第2弁体19と、第1弁体18と第2弁体19を連結する弁棒16とから構成する。レバー11の左側部の下にレバー11の下面が当接して第1弁体18及び第2弁体19が弁座9に着座することを防止するボルト状のストッパ部材20を配置することにより、弁座9と第1弁体18及び第2弁体19の間に弁座9のシール面の全面に渡る常開開口22,23を設ける。レバー11がストッパ部材20に当接したときの常開開口22,23の開口面積は蒸気の漏出を防止するために配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない大きさに形成する。ストッパ部材20は弁座9に固着して設けたねじ結合部21にねじ進退操作可能にねじ結合して取り付ける。ストッパ部材20のねじ進退操作によりストッパ部材20に当接するレバー11の部位を変化させることにより、常開開口22,23の開口面積を変化させる。常開開口22,23から排出できるドレン量を少なくする場合は、図1に示す状態から操作部材24をねじ込み、常開開口22,23から排出できるドレン量を多くする場合は、図1に示す状態から操作部材24をねじ戻す。ストッパ部材20に当接するレバー11の部位11aをフロート12の中心12aと揺動軸10の中心10aとの中間11bよりもフロート12側に形成する。
上記のレバーフロート式ドレントラップの動作は次の通りである。弁室6内の液位が低い場合は、図1に示すようにフロート12は降下し、レバー11がストッパ部材20に当接して第1弁体18及び第2弁体19が弁座9に着座することを防止している。これにより、弁座9と第1弁体18及び第2弁体19の間に弁座9のシール面の全面に渡る常開開口22,23を形成して、弁室6のドレンを常開開口22,23から第1弁口7及び第2弁口8を通して出口2に排出する。弁室6内に流入するドレンが多くなり弁室6内の液位が上昇すると、図2に示すようにフロート12が上動してレバー11が揺動軸10を中心に時計回り方向に回転する。このレバー11の回転により、連結棒14を介して弁体15が下動して第1弁体18及び第2弁体19が弁座9から更に離間して、弁室6のドレンを第1弁口7及び第2弁口8を通して出口2に排出する。
ドレンの排出により弁室6内の液位が低下すると、フロート12が下動してレバー11が揺動軸10を中心に反時計回り方向に回転する。このレバー11の回転により、連結棒14を介して弁体15が上動して第1弁体18及び第2弁体19が第1弁口7及び第2弁口8に近づく。そして、レバー11がストッパ部材20に当接することにより、第1弁体18及び第2弁体19が弁座9に着座することを防止し、弁座9と第1弁体18及び第2弁体19の間に弁座9のシール面の全面に渡る常開開口22,23を形成して、弁室6のドレンを常開隙間22,23から第1弁口7及び第2弁口8を通して出口2に排出する。
本発明は、蒸気配管系や圧縮空気配管系やガス配管系に発生するドレンをフロートを用いて自動的に排出するレバーフロート式ドレントラップに利用することができる。
1 入口
2 出口
3 本体
4 蓋体
6 弁室
7 第1弁口
8 第2弁口
9 弁座
10 揺動軸
10a 揺動軸の中心
11 レバー
11a ストッパ部材に当接するレバーの部位
11b フロートの中心と揺動軸の中心との中間
12 フロート
12a フロートの中心
15 弁体
16 弁棒
18 第1弁体
19 第2弁体
20 ストッパ部材
21 ねじ結合部
22,23 常開開口

Claims (1)

  1. ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートでレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、弁体が弁座に着座することを防止するストッパ部材を弁室内に配置して弁座と弁体の間に弁座のシール面の全面に渡る常開開口を設け、ストッパ部材を弁座に設けたねじ結合部にねじ進退操作可能にねじ結合して取り付けてストッパ部材のねじ進退操作によりストッパ部材に当接するレバーの部位を変化させると共に、ストッパ部材に当接するレバーの部位をフロートの中心と揺動軸の中心との中間よりもフロート側に形成したことを特徴とするレバーフロート式ドレントラップ。
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