JP5411755B2 - レバーフロート式ドレントラップ - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気配管系や圧縮空気配管系やガス配管系に発生するドレンをフロートを用いて自動的に排出するレバーフロート式ドレントラップに関する。
従来のフロート式ドレントラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートが直接にあるいはレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない開口面積に形成され弁室と出口を連通するオリフィスを弁口とは別に弁室の下部に形成したものである。
特開平10−141593号公報
上記従来のフロート式ドレントラップにおいては、オリフィスの開口面積が比較的小さいために、オリフィスを流下するドレン中のゴミ、錆、スケール等の異物がオリフィスに付着し易く次第に堆積して比較的短期間にオリフィスが詰まってしまう問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、オリフィスに付着する異物を排除できるレバーフロート式ドレントラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のレバーフロート式ドレントラップは、ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートでレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない開口面積に形成され弁室と出口を連通するオリフィスを弁口とは別に弁室の下部の弁体に形成し、フロートの浮上によりレバーを介して弁体が弁座から離座したときにオリフィス内に進入してオリフィスに付着した異物を排除する異物排除部材をケーシングに設け、ケーシングの外部からレバー方向にねじ進退操作可能に操作部材を設け、操作部材とレバーは通常離間しており、操作部材をねじ込むと操作部材がレバーに当接して弁体を弁座から離座させて異物排除部材をオリフィス内に進入させることを特徴とするものである。
本発明によれば、配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない開口面積に形成され弁室と出口を連通するオリフィスを弁口とは別に弁室の下部の弁体に形成し、フロートの浮上によりレバーを介して弁体が弁座から離座したときにオリフィス内に進入してオリフィスに付着した異物を排除する異物排除部材をケーシングに設けたものであるので、フロートの浮上により異物排除部材がオリフィス内に進入してオリフィスに付着する異物を自動的に排除できるという効果を奏する。また、ケーシングの外部からレバー方向にねじ進退操作可能に操作部材を設け、操作部材とレバーは通常離間しており、操作部材をねじ込むと操作部材がレバーに当接して弁体を弁座から離座させて異物排除部材をオリフィス内に進入させるものであるので、操作部材をねじ込んで異物排除部材をオリフィス内に進入させることによりオリフィスに付着する異物を手動で排除できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるレバーフロート式ドレントラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。レバーフロート式ドレントラップは、入口1と出口2を有する本体3に蓋体4をボルト5で締結して内部に弁室6を有するケーシングを構成する。弁室6と出口2を連通する第1弁口7及び第2弁口8を有する弁座9を弁室6の下部の本体3に図示しないねじにより取り付ける。入口1は弁室6の下部に開口し、出口2は第1弁口7及び第2弁口8を介して弁室6の下部に開口する。
弁室6内の弁座9に揺動軸10を支持し、揺動軸10にレバー11を回転可能に連結する。レバー11の左端部に弁室6内の液位に応じて浮上降下する中空球形のフロート12を連結する。レバー11の揺動軸10の右側に揺動軸10と平行な連結軸13を支持し、連結軸13に連結棒14の上部を回転可能に連結する。連結棒14の下部は弁体15の弁棒16の上端部に支持された揺動軸10と平行な弁軸17に回転可能に連結する。弁体15は第1弁口7を下方の出口2側から開閉する第1弁体18と、第2弁口8を下方の弁室6側から開閉する第2弁体19と、第1弁体18と第2弁体19を連結する弁棒16とから構成する。第1弁体18及び第2弁体19が第1弁口7及び第2弁口8を閉じる位置からレバー11が更に閉弁方向に回転したときにレバー11が当接するストッパ部材20をレバー11の下方にボルト21で弁座9に取り付ける。ストッパ部材20は断面ほぼL字状でほぼ鉛直方向の面をボルト21で弁座9に取り付け、ほぼ水平方向の面をフロート12方向に伸ばす。
第1弁口7及び第2弁口8とは別に弁室4と出口2を連通するオリフィス22を弁室6の下部の弁棒16に形成する。 オリフィス22の開口面積は配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない大きさに形成する。本体1の底壁に異物排除部材24をねじ結合して設ける。異物排除部材24はフロート12の浮上により弁体15が弁座9から離座したときにオリフィス22内に進入してオリフィス22に付着した異物を排除する。蓋体4の上壁を貫通して外部からレバー11方向にねじ進退操作可能に操作部材25を設ける。操作部材25は蓋体4のねじ孔26に対する蓋体4の外部からのねじ進退操作により上下に変位する。蓋体4のねじ孔26の後方部位に蓋体4の内周面と操作部材25の外周面との間に環状のシール部材27を配置し、蓋体4に押圧部材28を螺入してシール部材27を押圧することにより蓋体4と操作部材25の間を水密状態に保つ。操作部材25の上端に操作部材25を回転操作するハンドル29を固定する。操作部材25とレバー11は通常図1に示すように離間している。そして、操作部材25をねじ込むと操作部材25がレバー11に当接して弁体15を弁座9から離座させ、異物排除部材24をオリフィス22内に進入させてオリフィス22に付着した異物を排除する。
上記のレバーフロート式ドレントラップの動作は次の通りである。通常図1に示すように操作部材25とレバー11は離間させて使用する。弁室6内の液位が低い場合は、フロート12は降下し、第1弁体18及び第2弁体19が弁座9に着座して第1弁口7及び第2弁口8を閉じている。このとき、異物排除部材24はオリフィス22の下方に位置してオリフィス22内に侵入していない。入口1から流入するドレンによって弁室6内の液位が上昇すると、フロート12が上動してレバー11が揺動軸10を中心に時計回り方向に回転する。このレバー11の回転により、連結棒14を介して弁体15が下動して第1弁体18及び第2弁体19が弁座9から離座して第1弁口7及び第2弁口8を開く。これにより、弁室6のドレンを出口2から排出する。このとき、異物排除部材24はオリフィス22内に侵入してオリフィス22に付着した異物を排除する。
ドレンの排出により弁室6内の液位が低下すると、フロート12が下動してレバー11が揺動軸10を中心に反時計回り方向に回転する。このレバー11の回転により、連結棒14を介して弁体15が上動して第1弁体18及び第2弁体19が弁座9に着座して第1弁口7及び第2弁口8を閉じる。これにより、気体の漏出を防止する。このとき、異物排除部材24はオリフィス22から抜出してオリフィス22の下方に位置する。
オリフィス22に付着した異物を手動で排除する場合は、ハンドル29を回転させて操作部材25をねじ込み操作部材25をレバー11に当接させて弁体15を弁座9から離座させ、異物排除部材24をオリフィス22内に進入させる。
本発明は、蒸気配管系や圧縮空気配管系やガス配管系に発生するドレンをフロートを用いて自動的に排出するレバーフロート式ドレントラップに利用することができる。
1 入口
2 出口
3 本体
4 蓋体
6 弁室
7 第1弁口
8 第2弁口
9 弁座
10 揺動軸
11 レバー
12 フロート
15 弁体
16 弁棒
18 第1弁体
19 第2弁体
20 ストッパ部材
22 オリフィス
24 異物排除部材
25 操作部材

Claims (1)

  1. ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座を弁室の下部に形成し、弁室内にフロートを収容し、弁室内の液位に応じて浮上降下するフロートでレバーを介して弁体が弁座に離着座して弁口を開閉することによりドレンを自動的に排出するものにおいて、配管系の送気時に発生するドレンを排出しきれない開口面積に形成され弁室と出口を連通するオリフィスを弁口とは別に弁室の下部の弁体に形成し、フロートの浮上によりレバーを介して弁体が弁座から離座したときにオリフィス内に進入してオリフィスに付着した異物を排除する異物排除部材をケーシングに設け、ケーシングの外部からレバー方向にねじ進退操作可能に操作部材を設け、操作部材とレバーは通常離間しており、操作部材をねじ込むと操作部材がレバーに当接して弁体を弁座から離座させて異物排除部材をオリフィス内に進入させることを特徴とするレバーフロート式ドレントラップ。
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