JP5607316B2 - 露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、露光装置及びデバイスの製造方法に関する。
フォトリソグラフィー(焼き付け)技術を用いて半導体メモリや論理回路などの微細な半導体デバイスを製造する際に、投影露光装置が従来から使用されている。投影露光装置は、レチクル(マスク)に形成されたパターン(回路パターン)を投影光学系によってレジスト等の感光剤が塗布された基板(ウエハ等)に投影してパターンを転写する。
近年では、ステップ・アンド・リピート方式の露光装置(「ステッパー」と呼ばれる)に代わり、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」と呼ばれる)が主流となっている。ステップ・アンド・スキャン方式とは、レチクルとウエハを走査(スキャン)しながらレチクルのパターンをウエハ上の1つのショット領域に転写すると共に、ショット領域の露光終了後にウエハをステップ移動させて次のショット領域に移動する露光方式である。
一般的に、レジストには、レチクルのパターンを高精度に転写(形成)するための露光量(以下、「設定露光量」とする)D(J/m)が定められている。従って、スキャナーにおけるウエハ(を保持するステージ)の走査速度V(mm/sec)は、以下に示す式1を満たす必要がある。
V≦Imax/D×Ws ・・・(式1)
式1において、Imax(W/m)は、ウエハ上での露光光の最大照度であり、Ws(mm)は、ウエハ上での非走査方向の露光スリット幅である。
式1を参照するに、設定露光量Dから決定される最大走査速度Vdは、以下の式2で表される。
Vd=Imax/D×Ws ・・・(式2)
更に、スキャナーにおいては、構造的及び機構的な性能を含めたステージ制御系に基づいて最大走査速度Vmaxが実質的に決定されるため、走査速度Vは、以下の式3を満たす必要がある。
V≦Vmax ・・・(式3)
スキャナーでは、レチクルとウエハが所定の位置関係を維持するように同期制御すると共に、レチクルとウエハを走査させてレチクルのパターンをウエハに転写(形成)する。但し、レチクルとウエハが所定の位置関係からずれて偏差(以下、「同期誤差」とする)が発生すると、パターンの解像力の低下やパターンの結像位置のずれを招き、半導体デバイスの製造に支障をきたしてしまう。かかる同期誤差は走査速度にほぼ比例し、走査速度が速くなればなるほど同期誤差が大きくなる。従って、同期誤差を許容範囲に収めるために、最大走査速度Vmaxが決定されている。
また、KrFエキシマレーザーやArFエキシマレーザーなどのパルス光を露光光として用いる場合には、一定のパルス数(以下、「最小パルス数」とする)Pmin以上の複数のパルス光でウエハを露光することが必要となる。これにより、パルス光における1パルスごとのエネルギーばらつきの影響を抑えて、積算露光量を均一化させることができる。従って、最小パルス数Pminは、以下に示す式4を満たす必要がある。
Pmin≦Ws/V×f ・・・(式4)
式4において、f(Hz)は、露光光(パルス光)の発振周波数である。
式4を参照するに、露光光の最大発振周波数をfmaxとすると、最小パルス数Pminから決定される最大走査速度Vpは、以下の式5で表される。
Vp=Ws/Pmin×fmax ・・・(式5)
そこで、式1、3及び4を満たすように、設定露光量Dが大きいレジストの場合には露光光の発振周波数が最大発振周波数fmaxとなるように、設定露光量Dが小さいレジストの場合には最大走査速度Vmaxとなるように、走査速度が決定されている。
例えば、設定露光量Dから決定される最大走査速度Vd(式2)、ステージ制御系から決定される最大走査速度Vmax及び設定露光量Dにかかわらず積算露光量をPminとできる場合を考える。この場合、最小パルス数Pminから決定される最大走査速度Vp(式5)のうち、最小値を実際の露光時の走査速度として決定している。
一方、スキャナーでは、スループットを向上させるため、通常、レチクルを交互スキャン(往復スキャン)させて、レチクルのパターンをウエハ上の複数のショット領域に順次転写する。従って、1つのショット領域の露光終了後、次のショット領域の露光を開始する前のプリスキャン時の移動距離と同じ距離だけ更にレチクルを移動させて、レチクルを次のショット領域を露光するための走査開始位置まで戻す動作(オーバースキャン)が必要となる。また、ウエハを次のショット領域(1つのショット領域の非走査方向に隣接する別のショット領域)にステップ移動させる動作に加えて、ウエハを走査方向に移動させる動作も必要となる。なお、プリスキャン時の移動距離とは、目標速度(露光時の走査速度)までの加速時間、及び、加速終了後に速度が目標速度になる(許容範囲に収まる)まで(即ち、ステージの振動が収まるまで)の整定時間における移動距離である。
具体的には、ウエハのショット領域間の移動動作は、以下の(1)乃至(3)の手順で行われる。
(1)1つのショット領域の露光終了後に、ウエハ(を保持するステージ)を次のショット領域の走査開始位置と同一の走査方向の座標位置に移動させる。
(2)ウエハ(を保持するステージ)を次のショット領域の走査開始位置まで非走査方向にステップ移動させる。
(3)次のショット領域を露光するために、ウエハ(を保持するステージ)の走査を開始する。
このように、ウエハは、略コの字の経路に沿って移動する。この間、即ち、1つのショット領域の露光終了後から次のショット領域の露光を開始するまで(ステージの走査方向に関する減速が開始されるまで)の間に、次のショット領域を露光するために必要な制御パラメータなどの設定情報がステージ制御系に送信される。これにより、1つのショット領域の露光終了後から次のショット領域を露光するための整定時間までの間に、ステージを停止させないようなステージ制御(ステージ駆動)が可能となり、スループットを向上させることができる。但し、ステージを停止させないようなステージ制御を実現するためには、ウエハ(を保持するステージ)の走査方向の移動が終了するまでにウエハの非走査方向の移動を終了させる必要がある。このような技術に関しては、特許文献1に開示されている。
特開2004−072076号公報
しかしながら、ウエハ(を保持するステージ)の非走査方向の移動距離(ステップ距離)や走査速度の条件などによって、ウエハの走査方向の移動が終了するまでにウエハの非走査方向の移動を終了させることができない場合がある。このような場合、ステージを停止させないようなステージ制御を実現することが不可能となるため、スループットが思うように向上せず、更には、スループットが低下する要因にもなる。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、ステージの駆動条件やショット領域の配置に関するショット情報などに応じてステージの駆動を制御し、スループットの低下を抑えることができる露光装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての露光装置は、レチクルと基板とを走査方向に同期移動させ、前記走査方向を折り返しながら前記レチクルのパターンを前記基板の上の複数のショット領域のそれぞれに順次転写する走査型の露光装置であって、前記基板を保持するステージの駆動条件と、前記複数のショット領域の配置に関するショット情報とを取得する取得部と、前記取得部によって取得された駆動条件及びショット情報に基づいて、前記複数のショット領域のうち1つのショット領域の露光の終了から次のショット領域の露光を開始するまでに要する前記走査方向に直交する非走査方向への前記ステージの駆動時間からなる第1の時間、及び、前記走査方向への前記ステージの駆動時間からなる第2の時間のそれぞれを算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記第1の時間が前記第2の時間よりも長い場合に、前記走査方向へ前記ステージ駆動する駆動モードとして、前記第2の時間が前記第1の時間よりも長くなるように前記走査方向の折り返し時における前記ステージの加速度が非線形に変化する時間を調整して前記ステージを駆動する第1のモード、又は、前記第2の時間が前記第1の時間よりも長くなるように前記ステージの加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整して前記ステージを駆動する第2のモードを選択する選択部と、を有し、前記選択部は、前記第1のモード及び前記第2モードのうち前記ステージを駆動したときの所要時間が短くなる方のモードを選択することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、ステージの駆動条件やショット領域の配置に関するショット情報などに応じてステージの駆動を制御し、スループットの低下を抑えることが可能な露光装置を提供することができる。
本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略図である。 第1の実施形態において、X方向に隣接する2つのショット領域間をステップ移動する際のウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第1の実施形態において、非走査方向へのウエハステージの移動距離(ショット領域間の距離)を長くした場合におけるウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第1の実施形態において、走査方向の折り返し時におけるウエハステージの加速度が変化する時間を調整した場合におけるウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第1の実施形態において、ウエハステージの駆動後に要する整定時間を調整した場合におけるウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第1の実施形態において、複数のショット領域のうち1つのショット領域から次のショット領域にウエハステージを駆動する際のモード(駆動モード)を決定(選択)する処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態において、X方向に隣接する2つのショット領域間をステップ移動する際のウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第2の実施形態において、非走査方向へのウエハステージの移動距離(ショット領域間の距離)を長くした場合におけるウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第2の実施形態において、走査方向の折り返し時におけるウエハステージの加速度が非線形に変化する時間を調整した場合におけるウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第2の実施形態において、ウエハステージの加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整した場合におけるウエハステージの速度制御マップの一例を示す図である。 第2の実施形態において、複数のショット領域のうち1つのショット領域から次のショット領域にウエハステージを駆動する際のモード(駆動モード)を決定(選択)する処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての露光装置1の構成を示す概略図である。露光装置1は、レチクル110とウエハ130とを走査方向に同期移動させ、かかる走査方向を折り返しながらレチクル110のパターンをウエハ上の複数のショットに順次転写する、所謂、ステップ・アンド・スキャン方式(走査型)の投影露光装置である。
露光装置1は、パルス光を射出するエキシマレーザーなどの光源101と、ビーム整形光学系102と、オプティカルインテグレータ103と、コンデンサーレンズ104と、ハーフミラー105と、可動スリット106とを有する。また、露光装置1は、結像レンズ107と、ミラー108と、レチクル110を保持するレチクルステージ115と、投影光学系120と、ウエハ130を保持するウエハステージ135とを有する。更に、露光装置1は、第1の検出部141と、第2の検出部142と、露光量算出部143と、レチクルステージ制御部151と、ウエハステージ制御部152と、光源制御部153と、主制御部154と、記憶部155とを有する。なお、光源101からレチクル110までの光学系(ビーム整形光学系102乃至ミラー108)は、一般には、照明光学系と呼ばれ、光源101と共に照明装置を構成する。
光源101から射出された光束は、ビーム整形光学系102によって所定の形状に整形され、オプティカルインテグレータ103に入射する。なお、光源101は、光源制御部153によって制御されている。具体的には、光源制御部153は、所望の設定露光量に応じて、トリガ信号や充電電圧信号などを出力して、光源101の出力エネルギー及び発振周波数などを制御する。また、光源制御部153は、図示しない減光機構を介して、光源101からの光束の光量を制御(調整)する。
オプティカルインテグレータ103は、例えば、複数の微小なレンズを含むハエの目レンズで構成され、射出面近傍に2次光源を形成する。
オプティカルインテグレータ103の射出面近傍に形成された2次光源からの光束は、コンデンサーレンズ104を介して、可動スリット106を照明する。オプティカルインテグレータ103と可動スリット106との間には、ハーフミラー105が配置されている。
可動スリット106を通過した光束は、結像レンズ107及びミラー108を介して、レチクルステージ115に保持されたレチクル110(詳細には、レチクル110に形成されたパターンの一部)を照明する。
レチクル110を通過した光束は、投影光学系120を介して、レジスト(感光剤)が塗布されたウエハ130に縮小投影される。レチクル110のパターンが転写(投影)される基板としてのウエハ130は、X方向、Y方向、Z方向及びチルト方向に駆動可能なウエハステージ135に保持されている。
第1の検出部141は、ハーフミラー105によって分割された光束(照明光束)の一部の光量を検出して、露光量算出部143に出力する。また、第2の検出部142は、ウエハステージ135に配置され、投影光学系120を通過した光束の光量を検出して、露光量算出部143に出力する。露光量算出部143は、第1の検出部141及び/又は第2の検出部142から出力される光量に基づいて、露光量を算出する。
露光量の制御においては、まず、露光処理の前に、第1の検出部141で検出された光量から算出される露光量と第2の検出部142で検出された光量から算出される露光量との相関関係を求める。露光処理中には、第2の検出部142で光量を検出することができないため、第1の検出部141で検出される光量と上述した相関関係とに基づいて、ウエハ130における露光量を制御する。
レチクルステージ115の位置及びウエハステージ135の位置のそれぞれは、干渉計145及び146によって検出され、レチクルステージ制御部151及びウエハステージ制御部152に出力される。レチクルステージ制御部151及びウエハステージ制御部152は、主制御部154に制御され、レチクルステージ115の位置及びウエハステージ135の位置に基づいて、レチクルステージ115及びウエハステージ135の駆動を制御する。具体的には、レチクルステージ制御部151及びウエハステージ制御部152は、投影光学系120の倍率と同じ比率の一定速度で互いに逆方向に走査されるように、レチクルステージ115及びウエハステージ135の駆動を制御する。このようにして、レチクル110のパターンがウエハ上の1つのショット領域に転写される。なお、ウエハ上の複数のショット領域間の移動(即ち、隣接するショット領域間の移動)は、ウエハステージ135の駆動によって行われる。
ウエハ上の複数のショット領域の全てに対する露光処理(即ち、レチクル110のパターンの転写)が終了すると、ウエハ130は、図示しないウエハ回収搬送系を介して、ウエハステージ135から装置外に搬送される。また、図示しないウエハ供給搬送系を介して、新しいウエハ130が装置(ウエハステージ135)に供給され、かかるウエハ130のアライメント(位置合わせ)が図示しないアライメント系によって行われる。
ウエハ130のアライメントにおいては、選択された複数のショット領域の周辺に配置されたアライメントマークの位置を検出し、ウエハ130の回転、伸縮、及びシフトのオフセットなどを求め、全てのショット領域を位置決めする。また、ウエハ130の精密なアライメントを行う前に、アライメントマークの位置を検出するための粗いアライメントを行うこともある。このようにして、各ショット領域の位置決めが行われた後、上述した露光処理が繰り返し行われる。
主制御部154は、CPUやメモリなどを含み、露光装置1の全体(動作)を制御する。主制御部154は、本実施形態では、スループットが最適になるように、複数のショット領域のうち1つのショット領域から次のショット領域にステップ移動する際の動作(処理)を制御する。
記憶部155には、図示しない入力部を介して、レチクルステージ115やウエハステージ135の駆動条件や複数のショット領域の配置に関するショット情報が予め格納されている。ここで、駆動条件は、レチクルステージ115やウエハステージ135の速度、加速度及びジャークの少なくとも1つを含む。なお、ジャークとは、加速度の時間微分である。また、ショット情報は、ウエハ上の複数のショット領域のうち隣接するショット領域間の距離や複数のショット領域のそれぞれの長手方向の長さ(スキャン長)を含む。
以下、第1の実施形態及び第2の実施形態において、複数のショット領域のうち1つのショット領域から次のショット領域にステップ移動する際の動作(処理)を、主制御部154の機能と共に説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、主制御部154は、記憶部155からレチクルステージ115やウエハステージ135の駆動条件や複数のショット領域の配置に関するショット情報とを取得する(取得部として機能する)。
次に、主制御部154は、取得した駆動条件及びショット情報に基づいて、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向に直交する非走査方向へのウエハステージ135の駆動時間からなる第1の時間を算出する。また、主制御部154は、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向へのウエハステージ135の駆動時間からなる第2の時間を算出する(算出部として機能する)。なお、第1の実施形態では、第2の時間は、ウエハステージ135の振動が許容範囲に収まるまでに要する整定時間を含む。
次に、主制御部154は、算出した第1の時間が第2の時間よりも長い場合に、ウエハステージ135を駆動するモードとして、第1のモード、又は、かかる第1のモードとは異なる第2のモードを選択する(選択部として機能する)。第1のモードとは、走査方向へのウエハステージ135の駆動について、第2の時間が第1の時間よりも長くなるように走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が変化する時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードである。一方、第2のモードとは、走査方向へのウエハステージ135の駆動について、第2の時間が第1の時間よりも長くなるようにウエハステージ135の駆動後に要する整定時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードである。なお、主制御部154は、算出した第1の時間が第2の時間よりも短い場合には、第1のモード及び第2のモードとは異なる第3のモードを選択する。第3のモードとは、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が変化する時間とウエハステージ135の駆動後に要する整定時間とを調整せずにウエハステージ135を駆動するモードである。
そして、主制御部154は、第1のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間が第2のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間よりも長いかどうかを判定する(判定部として機能する)。第1のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間が第2のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間よりも長いと判定した場合、主制御部154は、第2のモードを選択する。一方、第1のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間が第2のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間よりも長くない判定した場合、主制御部154は、第1のモードを選択する。
第1の実施形態における主制御部154による1つのショット領域から次のショット領域にステップ移動する際の動作(処理)の制御を詳細に説明する。
図2は、X方向に隣接する2つのショット領域(ショット領域α及びβ)間をステップ移動する際のウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図2(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図2(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図2(a)及び図2(b)において、横軸は時間を示している。
図2(a)を参照するに、走査方向へのウエハステージ135の駆動は、以下の(a)乃至(d)の4つの時間に区分することができる。
(a)ショット領域αの露光終了後、ウエハステージ135の速度を維持したまま、ショット領域βの露光開始前のウエハステージ135の加速終了後の整定時間と等しい後整定時間T
(b)走査方向に対してウエハステージ135を減速させる減速時間T
(c)ウエハステージ135を停止させないで目標速度(目標走査速度)に達するまでウエハステージ135を加速させる加速時間T
(d)ウエハステージ135の加速終了後の整定時間T
また、図2(b)を参照するに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動は、以下の(e)及び(f)の2つの時間に区分することができる。
(e)ショット領域αの露光終了後、次のショット領域βへ移動するために、非走査方向に対してウエハステージ135を加速させる加速時間T
(f)非走査方向に対してウエハステージ135を減速させる減速時間T
ショット領域αの露光終了後、次のショット領域βへ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了する(整定時間Tの前)までに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了していればよい。換言すれば、上述した(a)乃至(f)に相当する処理時間が(a)+(b)+(c)>(e)+(f)の関係を満たせばよい。
非走査方向へのウエハステージ135の移動距離(即ち、ショット領域間の距離)をL、非走査方向へのウエハステージ135の速度をV、非走査方向へのウエハステージ135の加速/減速時間をT(T’)とする。また、走査方向へのウエハステージ135の加速度をa、走査方向へのウエハステージ135の移動距離(即ち、スキャン長)をL、走査方向へのウエハステージ135の加速/減速時間をT(T’)、走査方向へのウエハステージ135の速度をVとする。この場合、以下の式が規定される。
=V
=aT
=V
=aT
なお、説明を簡略化するために、ウエハステージ135の駆動を制御するためのデータの通信時間や演算時間などは省略し、各速度及び加速度は、ウエハステージ135の走査方向、加速時、減速時などを区別することなく表している。また、ウエハステージ135の加速時及び減速時には、実際には、加速度が変化する時間(ジャーク時間)が発生するが、ここでは無視している。
ここで、例えば、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを20mm、ウエハステージ135の加速度aを1G、整定時間T(後整定時間T’)を10ms、走査方向へのウエハステージ135の速度Vを450mm/sとする。
この場合、T=Vy/a=450/(1×9.8)=45.9ms、T=√Lx/a=√(0.02/(1×9.8))=45.2msとなる。また、(a)+(b)+(c)=10ms+45.9ms+45.9ms=101.8ms、(e)+(f)=45.2ms+45.2ms=90.4msとなる。従って、(a)+(b)+(c)>(e)+(f)の関係を満たし、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了する(整定時間の前)までに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することができる。
図3は、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離(ショット領域間の距離)を長くした場合におけるウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図3(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図3(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図3(a)及び図3(b)において、横軸は時間を示している。
例えば、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを26mm、ウエハステージ135の加速度aを1G、整定時間T(後整定時間T’)を10ms、走査方向へのウエハステージ135の速度Vを450mm/sとする。
この場合、T=Vy/a=450/(1×9.8)=45.9ms、T=√Lx/a=√(0.026/(1×9.8))=51.5msとなる。また、(a)+(b)+(c)=10ms+45.9ms+45.9ms=101.8ms、(e)+(f)=51.3ms+51.3ms=102.6msとなる。従って、(a)+(b)+(c)>(e)+(f)の関係を満たしていない。そのため、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了する(整定時間の前)までに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することができない。
このように、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離が長くなると(即ち、ウエハステージ135の駆動条件やショット情報が変わると)、ウエハステージ135の駆動を停止させないような制御ができなくなる。
そこで、第1の本実施形態では、以下の図4及び図5に示すように、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が変化する時間やウエハステージ135の駆動後に要する整定時間を調整する。これにより、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了する(整定時間の前)までに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することが可能となる。
図4は、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が変化する時間を調整した場合におけるウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図4(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図4(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図4(a)及び図4(b)において、横軸は時間を示している。
例えば、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを26mm、ウエハステージ135の加速度aを1G、整定時間T(後整定時間T’)を10ms、走査方向へのウエハステージ135の速度Vを450mm/sとする。また、ウエハステージ135の加速度が変化する時間J及びJ’を10msとする。
この場合、T=Vy/a−3/8J=450/(1×9.8)−3/8×10=42.2ms、T=√Lx/a=√(0.026/(1×9.8))=51.5msとなる。また、(a)+(b)+(c)=10ms+42.2ms+10ms+10ms+42.2ms=114.4ms、(e)+(f)=51.3ms+51.3ms=102.6msとなる。従って、(a)+(b)+(c)>(e)+(f)の関係を満たし、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了する(整定時間の前)までに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することができる。
図5は、ウエハステージ135の駆動後に要する整定時間を調整した場合におけるウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図5(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図5(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図5(a)及び図5(b)において、横軸は時間を示している。
上述したように、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを26mmとし、整定時間T(後整定時間T’)を10msとしたままでは、(a)+(b)+(c)>(e)+(f)の関係を満たさない。但し、(a)+(b)+(c)=101.8msを1.3ms長くして103.1msにすると、(a)+(b)+(c)>(e)+(f)の関係を満たすことになる。
そこで、整定時間T(後整定時間T’)を1.3ms長くして11.3msに調整する。これにより、図5に示すように、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了する(整定時間の前)までに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することが可能となる。
図4に示す駆動パターン(第1のモードに相当)でウエハステージ135を駆動したときの所要時間((a)+(b)+(c)+(d))と図5に示す駆動パターン(第2のモードに相当)でウエハステージ135を駆動したときの所要時間とを比較する。図4に示す駆動パターン(第1のモードに相当)でウエハステージ135を駆動したときの所要時間((a)+(b)+(c)+(d))は、10ms+42.2ms+10ms+10ms+42.2ms+10ms=124.4msとなる。一方、図5に示す駆動パターン(第1のモードに相当)でウエハステージ135を駆動したときの所要時間((a)+(b)+(c)+(d))は、11.3ms+45.9ms+45.9ms+11.3ms=114.4msとなる。
従って、整定時間T(後整定時間T’)を調整することで、1つのショット領域あたり10msの所要時間を短縮することができ、スループットを向上させることができる。例えば、ウエハ上のショット領域を110(改行ショット領域を10)とし、1時間あたり100枚(100wph)のウエハを処理する場合には、1つのウエハあたり100×10ms=1000msの処理時間を短縮することができる。スループットに換算すれば、100×0.01×100/(3600/100)=2.8wphとなり、図4に示す駆動パターン(第1のモードに相当)でウエハステージ135を駆動したときに比べて、1時間あたり2.8枚も多く処理することができる。
図6を参照して、複数のショット領域のうち1つのショット領域から次のショット領域にウエハステージ135を駆動する際のモード(駆動モード)を決定(選択)する処理を説明する。かかる処理は、上述したように、主制御部154が露光装置1の各部を統括的に制御することによって実行される。
ステップS602において、主制御部154は、記憶部155からウエハステージ135の駆動条件及びショット情報とを取得する。
ステップS604において、主制御部154は、ステップS602で取得した駆動条件及びショット情報に基づいて、上述した第1の時間及び第2の時間を算出する。上述したように、第1の時間とは、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向に直交する非走査方向へのウエハステージ135の駆動時間からなる時間である。また、第2の時間とは、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向へのウエハステージ135の駆動時間からなる時間である。
ステップS606において、主制御部154は、ステップS604で算出した第1の時間が第2の時間よりも長いかどうかを判定する。
第1の時間が第2の時間よりも長くない(即ち、第1の時間が第2の時間よりも短い)と判定された場合には、ステップS608に進む。ステップS608おいて、主制御部154は、ウエハステージ135を駆動するモードとして、第3のモードを選択する。上述したように、第3のモードは、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が変化する時間とウエハステージ135の駆動後に要する整定時間とを調整せずにウエハステージ135を駆動するモードである。第3のモードは、図2に示す駆動パターンに相当する。
一方、第1の時間が第2の時間よりも長いと判定された場合には、ステップS610に進む。ステップS610において、主制御部154は、第1のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間が第2のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間よりも長いかどうかを判定する。
第1のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間が第2のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間よりも長いと判定された場合には、ステップS612に進む。ステップS612において、主制御部154は、ウエハステージ135を駆動するモードとして、第2のモードを選択する。上述したように、第2のモードは、走査方向へのウエハステージ135の駆動について、第2の時間が第1の時間よりも長くなるようにウエハステージ135の駆動後に要する整定時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードである。第2のモードは、図5に示す駆動パターンに相当する。
一方、第1のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間が第2のモードでウエハステージ135を駆動したときの所要時間よりも長くないと判定された場合には、ステップS614に進む。ステップS614において、主制御部154は、ウエハステージ135を駆動するモードとして、第1のモードを選択する。第1のモードは、走査方向へのウエハステージ135の駆動について、第2の時間が第1の時間よりも長くなるように走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が変化する時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードである。第1のモードは、図4に示す駆動パターンに相当する。
このように、第1の実施形態の露光装置1によれば、ステージの駆動条件やショット領域の配置に関するショット情報などに応じてステージの駆動を制御する(ウエハステージ135を駆動するモードを選択する)ことで、スループットの低下を抑えることができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、主制御部154は、第1の実施形態と同様に、記憶部155から取得した駆動条件及びショット情報に基づいて、第1の時間及び第2の時間を算出する。上述したように、第1の時間は、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向に直交する非走査方向へのウエハステージ135の駆動時間からなる時間である。但し、第1の時間は、第2の実施形態では、ウエハステージ135の振動が許容範囲に収まるまでに要する整定時間を含む。また、第2の時間は、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向へのウエハステージ135の駆動時間からなる時間である。但し、第2の時間は、第2の実施形態では、1つのショット領域の露光終了後の整定時間と、次のショット領域の露光開始前の後整定時間とを含む。
次に、主制御部154は、算出した第1の時間が第2の時間よりも長い場合に、走査方向へのウエハステージ135の駆動を調整する(調整部として機能する)。具体的には、主制御部154は、第2の時間が第1の時間よりも長くなるように走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間を調整する。或いは、主制御部154は、第2の時間が第1の時間よりも長くなるようにウエハステージ135の加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整する。なお、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードを第1のモードとする。また、ウエハステージ135の加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードを第2のモードとする。
そして、主制御部154は、算出した第1の時間が第2の時間よりも長い場合に、ユーザによって予め設定されたウエハステージ135を駆動するモードに従って、第1のモード又は第2のモードを選択する。なお、算出した第1の時間が第2の時間よりも短い場合には、第3のモードを選択する。第3のモードとは、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間、及び、ウエハステージ135の加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整せずにウエハステージ135を駆動するモードである。
第2の実施形態における主制御部154による1つのショット領域から次のショット領域にステップ移動する際の動作(処理)の制御を詳細に説明する。
図7は、X方向に隣接する2つのショット領域(ショット領域α及びβ)間をステップ移動する際のウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図7(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図7(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図7(a)及び図7(b)において、横軸は時間を示している。
図7(a)を参照するに、走査方向へのウエハステージ135の駆動は、第1の実施形態と同様に、上述した(a)乃至(d)の4つの時間に区分することができる。
また、図7(b)を参照するに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動は、以下の(e)乃至(g)の3つの時間に区分することができる。
(e)ショット領域αの露光終了後、次のショット領域βへ移動するために、非走査方向に対してウエハステージ135を加速させる加速時間T
(f)非走査方向に対してウエハステージ135を減速させる加速時間T
(g)ウエハステージ135の減速終了後の整定時間T
ショット領域αの露光終了後、次のショット領域βへ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了する(整定時間Tの後)までに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了していればよい。換言すれば、上述した(a)乃至(g)に相当する処理時間が(a)+(b)+(c)+(d)≧(e)+(f)+(g)の関係を満たせばよい。
第1の実施形態と同様に、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離をL、非走査方向へのウエハステージ135の速度をV、非走査方向へのウエハステージ135の加速/減速時間をT(T’)とする。また、走査方向へのウエハステージ135の加速度をa、走査方向へのウエハステージ135の移動距離(即ち、スキャン長)をL、走査方向へのウエハステージ135の加速/減速時間をT(T’)、走査方向へのウエハステージ135の速度をVとする。この場合、上述したように、以下の式が規定される。
=V
=aT
=V
=aT
ここで、例えば、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを20mm、ウエハステージ135の加速度aを1G、整定時間T及び後整定時間T’を10msとする。また、走査方向へのウエハステージ135の速度Vを450mm/s、整定時間Tを5msとする。
この場合、T=Vy/a=450/(1×9.8)=45.9ms、T=√Lx/a=√(0.02/(1×9.8))=45.2msとなる。また、(a)+(b)+(c)+(d)=10ms+45.9ms+45.9ms+10=111.8ms、(e)+(f)+(g)=45.2ms+45.2ms+5ms=95.4msとなる。従って、(a)+(b)+(c)+(d)≧(e)+(f)+(g)の関係を満たし、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了するまでに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することができる。
図8は、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離(ショット領域間の距離)を長くした場合におけるウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図8(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図8(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図8(a)及び図8(b)において、横軸は時間を示している。
例えば、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを31mm、ウエハステージ135の加速度aを1G、整定時間T及び後整定時間T’を10msとする。また、走査方向へのウエハステージ135の速度Vを450mm/s、非走査方向へのウエハステージ135の減速終了後の整定時間Tを5msとする。
この場合、T=Vy/a=450/(1×9.8)=45.9ms、T=√Lx/a=√(0.031/(1×9.8))=56.2msとなる。また、(a)+(b)+(c)+(d)=10ms+45.9ms+45.9ms+10=111.8ms、(e)+(f)+(g)=56.2ms+56.2ms+5ms=117.4msとなる。従って、(a)+(b)+(c)+(d)≧(e)+(f)+(g)の関係を満たしていない。そのため、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了するまでに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することができない。
そこで、第2の実施形態では、以下の図9及び図10に示すように、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間やウエハステージ135の加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整する。これにより、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了するまでに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することが可能となる。
図9は、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が変化する時間を調整した場合におけるウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図9(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図9(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図9(a)及び図9(b)において、横軸は時間を示している。
例えば、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを31mm、ウエハステージ135の加速度aを1G、整定時間T及び後整定時間T’を10msとする。また、走査方向へのウエハステージ135の速度Vを450mm/s、非走査方向へのウエハステージ135の減速終了後の整定時間Tを5msとする。また、ウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間J及びJ’を10ms、ウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間の有無で等加速度になるまでの時間差Tを3.75msとする。
この場合、T=Vy/a−T=450/(1×9.8)−3.75=42.2ms、T=√Lx/a=√(0.031/(1×9.8))=56.2msとなる。また、(a)+(b)+(c)+(d)=10ms+42.2ms+10ms+10ms+42.2ms+10ms=124.4ms、(e)+(f)+(g)=56.2ms+56.2ms+5ms=117.4msとなる。従って、(a)+(b)+(c)+(d)≧(e)+(f)+(g)の関係を満たし、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了するまでに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することができる。
図10は、ウエハステージ135の加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整した場合におけるウエハステージ135の速度制御マップの一例を示す図である。なお、図10(a)は走査方向(Y方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vyを示し、図10(b)は非走査方向(X方向)へのウエハステージ135の速度(走査速度)Vxを示している。また、図10(a)及び図10(b)において、横軸は時間を示している。
上述したように、非走査方向へのウエハステージ135の移動距離Lを31mmとし、整定時間T及び後整定時間T’を10msとしたままでは、(a)+(b)+(c)+(d)≧(e)+(f)+(g)の関係を満たさない。そこで、整定時間T及び後整定時間T’を5.6ms/2=2.8ms長くして12.8msに調整すると、(a)+(b)+(c)+(d)≧(e)+(f)+(g)の関係を満たすことになる。これにより、図10に示すように、次のショット領域へ移動するための走査方向へのウエハステージ135の駆動が終了するまでに、非走査方向へのウエハステージ135の駆動を終了することが可能となる。
図11を参照して、複数のショット領域のうち1つのショット領域から次のショット領域にウエハステージ135を駆動する際のモード(駆動モード)を決定(選択)する処理を説明する。かかる処理は、上述したように、主制御部154が露光装置1の各部を統括的に制御することによって実行される。
ステップS1102において、主制御部154は、記憶部155からウエハステージ135の駆動条件及びショット情報とを取得する。
ステップS1104において、主制御部154は、ステップS602で取得した駆動条件及びショット情報に基づいて、第1の時間及び第2の時間を算出する。上述したように、第1の時間とは、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向に直交する非走査方向へのウエハステージ135の駆動時間からなる時間である。また、第2の時間とは、1つのショット領域の露光の終了から次のショットの露光を開始するまでに要する走査方向へのウエハステージ135の駆動時間とからなる時間である。
ステップS1106において、主制御部154は、ステップS604で算出した第1の時間が第2の時間よりも長いかどうかを判定する。
第1の時間が第2の時間よりも長くない(即ち、第1の時間が第2の時間よりも短い)と判定された場合には、ステップS1108に進む。ステップS1108おいて、主制御部154は、ウエハステージ135を駆動するモードとして、第3のモードを選択する。第3のモードは、走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間とウエハステージ135の駆動後に要する整定時間とを調整せずにウエハステージ135を駆動するモードである。第3のモードは、図7に示す駆動パターンに相当する。
一方、第1の時間が第2の時間よりも長いと判定された場合には、ステップS1110に進む。ステップS1110において、主制御部154は、ユーザによって予め設定されたウエハステージ135を駆動するモードが第1のモードであるかどうかを判定する。
ウエハステージ135を駆動するモードとして第1のモードが設定されていない(即ち、第2のモードが設定されている)場合には、ステップS1112に進む。ステップS1112において、主制御部154は、ウエハステージ135を駆動するモードとして、第2のモードを選択する。第2のモードは、走査方向へのウエハステージ135の駆動について、第2の時間が第1の時間よりも長くなるようにウエハステージ135の加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードである。第2のモードは、図10に示す駆動パターンに相当する。
一方、ウエハステージ135を駆動するモードとして第1のモードが設定されている場合には、ステップS1114に進む。ステップS1114において、主制御部154は、ウエハステージ135を駆動するモードとして、第1のモードを選択する。第1のモードは、走査方向へのウエハステージ135の駆動について、第2の時間が第1の時間よりも長くなるように走査方向の折り返し時におけるウエハステージ135の加速度が非線形に変化する時間を調整してウエハステージ135を駆動するモードである。第1のモードは、図9に示す駆動パターンに相当する。
このように、第2の実施形態の露光装置1によれば、ステージの駆動条件やショット領域の配置に関するショット情報などに応じてステージの駆動を制御する(ウエハステージ135を駆動するモードを選択する)ことで、スループットの低下を抑えることができる。
第1の実施形態及び第2の実施形態の露光装置1は、高いスループットで経済性よく高品位なデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。なお、デバイスは、上述の露光装置1を用いてフォトレジスト(感光剤)が塗布された基板(ウエハ、ガラスプレート等)を露光する工程と、露光された基板を現像する工程と、その他の周知の工程と、を経ることにより製造される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

Claims (6)

  1. レチクルと基板とを走査方向に同期移動させ、前記走査方向を折り返しながら前記レチクルのパターンを前記基板の上の複数のショット領域のそれぞれに順次転写する走査型の露光装置であって、
    前記基板を保持するステージの駆動条件と、前記複数のショット領域の配置に関するショット情報とを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された駆動条件及びショット情報に基づいて、前記複数のショット領域のうち1つのショット領域の露光の終了から次のショット領域の露光を開始するまでに要する前記走査方向に直交する非走査方向への前記ステージの駆動時間からなる第1の時間、及び、前記走査方向への前記ステージの駆動時間からなる第2の時間のそれぞれを算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記第1の時間が前記第2の時間よりも長い場合に、前記走査方向へ前記ステージを駆動する駆動モードとして、前記第2の時間が前記第1の時間よりも長くなるように前記走査方向の折り返し時における前記ステージの加速度が非線形に変化する時間を調整して前記ステージを駆動する第1のモード、又は、前記第2の時間が前記第1の時間よりも長くなるように前記ステージの加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整して前記ステージを駆動する第2のモードを選択する選択部と、
    を有し、
    前記選択部は、前記第1のモード及び前記第2モードのうち前記ステージを駆動したときの所要時間が短くなる方のモードを選択することを特徴とする露光装置。
  2. 前記第1のモードで前記ステージを駆動したときの所要時間が前記第2のモードで前記ステージを駆動したときの所要時間よりも長いかどうかを判定する判定部を更に有し、
    前記選択部は、前記判定部によって前記第1のモードで前記ステージを駆動したときの所要時間が前記第2のモードで前記ステージを駆動したときの所要時間よりも長いと判定された場合には、前記第2のモードを選択し、前記判定部によって前記第1のモードで前記ステージを駆動したときの所要時間が前記第2のモードで前記ステージを駆動したときの所要時間よりも長くないと判定された場合には、前記第1のモードを選択することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記駆動条件は、前記ステージの速度、加速度及びジャークの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記ショット情報は、前記複数のショット領域のうち隣接するショット領域間の距離、及び、前記複数のショット領域のそれぞれの長手方向の長さを含むことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の露光装置。
  5. 前記算出部によって算出された前記第1の時間が前記第2の時間よりも短い場合には、前記調整部は、前記走査方向の折り返し時における前記ステージの加速度が非線形に変化する時間、及び、前記ステージの加速を終えてから露光を開始するまでの整定時間を調整せずに前記ステージを駆動する第3モードを選択することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の露光装置を用いて基板を露光するステップと、
    露光された前記基板を現像するステップと、
    を有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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