JP5605184B2 - 周波数シフト回路および通信装置 - Google Patents

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    • H04L27/3444Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power by applying a certain rotation to regular constellations

Description

本発明は、回転角度情報に基づいて回転子を求める周波数シフト回路に関する。
たとえば、下りの通信速度を高速化する技術の1つとして、規格標準化団体3GPP(Third Generation Partnership Project)により標準化されたDC−HSDPA(Dual Cell - High Speed Downlink Packet Access)がある。このDC−HSDPAは、HSPA(High Speed Packet Access)という通信方式を利用して高速通信を行う技術であり、隣り合う2つの周波数帯域(キャリア)を1台の端末で同時に受信することで伝送速度を2倍にしている。そのため、DC−HSDPAを採用する通信システムにおいて、端末は、受信したDC−HSDPAの信号を所定の方法で分離し、分離後の周波数帯域毎に復調処理を行う。
このようなDC−HSDPAの信号を端末で分離する所定の方法として、たとえば、DC−HSDPAの信号を1系統のアナログ回路にて受信し、A/D変換後のデジタル信号をデジタル信号処理にて分離する方法がある。具体的には、まず、アナログ回路において、たとえば、10MHzの周波数帯域で受信処理を行い、その後、受信したアナログ信号をデジタル信号に変換する。そして、デジタル回路において、2チャンネル分のデジタル信号をデジタル信号処理にて分離する。たとえば、2チャンネル分のデジタル信号(10MHz)の中心周波数をチャンネル毎に設けられた周波数シフト回路にて周波数シフト(±2.5MHz)して、さらに、チャンネル毎に設けられたデジタルフィルタにて所望の帯域(5MHz)だけを抽出する。このような処理により、2チャンネル分のデジタル信号をチャンネル単位の信号に分離することが可能となる。
ここで、上記のように2チャンネル分のデジタル信号を分離するために使用される従来の周波数シフト回路について説明する。たとえば、従来の周波数シフト回路では、位相回転量である回転子ωを、サンプル周期をtとした場合の複素指数信号exp(j2πft)と前回のサンプル周期における回転子とを入力とする複素乗算器によるループ演算により生成する。そして、回転子ωを、たとえば、上記2チャンネル分のデジタル信号に乗算することにより、周波数シフトを行う。したがって、上記のように2チャンネル分のデジタル信号を分離する場合には、チャンネル毎に、回転子ωを演算する周波数シフト回路を設け、それぞれの回路において周波数シフトを行うことになる。
しかしながら、上記に示す従来の周波数シフト回路は、回転子ωに高い精度が要求される。具体的には、上記従来の周波数シフト回路では、たとえば、2.5MHzの周波数シフトを0.1Hz程度の誤差で行うと、下記(1)式により、回転子には25ビット程度の精度が要求されることとなる。すなわち、従来の周波数シフト回路では、サンプル毎に25ビットの複素乗算が必要となり、処理量の増大が問題となる。
log2(2500000/0.1)=24.6 ・・・(1)
一方で、以前から、回転子ωをテーブル引きし、サンプル毎の25ビットの複素乗算を行わない構成とすることにより、上記の問題を解決可能な周波数シフト回路がある。この従来の周波数シフト回路は、角度のみを25ビットの精度で計算し、回転子ωを回転子テーブルに記憶する構成とする。回転子の精度は、たとえば、A/D変換器のビット数と同程度のビット数でよく、一例として10ビットとする。このとき、角分解能は12ビットとなる。すなわち、この周波数シフト回路は、25ビットの精度で計算した角度θの角分解能を12ビットに下げて、この12ビットの角度情報に基づいて所定の回転子テーブルからexp(2πjθ)をテーブル引きすることにより、10ビットの回転子ωを出力する。これにより、回転子ωを求めるために、サンプル毎に25ビットの複素乗算を行わなくてもよくなるため、処理量を大幅に低減することが可能となる。
特開2000−252866号公報 特開平7−221806号公報
しかしながら、上記回転子テーブルを用いた従来の周波数シフト回路においては、たとえば、IチャネルおよびQチャネル用に212×10ビット(4096×10ビット)の回転子テーブルを使用することになる。すなわち、上記従来の周波数シフト回路においては、比較的大き目のテーブルを用意することになり、回路規模の低減という観点から、さらなる改善の余地がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、より小さい回路規模で周波数シフトを実現可能な周波数シフト回路を提供することを目的とする。
本願の開示する周波数シフト回路は、一つの態様において、ある位相回転量に対応する回転子を用いて入力信号の周波数シフトを行う周波数シフト回路であって、複素データが記憶された複数のテーブルを有し、アドレス情報に基づいてテーブル毎に複素データを出力するテーブル引き部と、前記テーブル引き部から出力されたテーブル毎の複素データを複素乗算する複素乗算部と、複素乗算結果に基づく位相回転量に対応した回転子を生成する生成部と、回転角度情報θに基づいて、前記複素乗算結果がexp(2πjθ)になるように、テーブル毎に前記アドレス情報を算出する算出部と、を有する。
本願の開示する周波数シフト回路の一つの態様によれば、従来よりも小さい回路規模で周波数シフトを実現できる、という効果を奏する。
図1は、周波数シフト回路を備えた通信装置の実施例1の構成例を示す図である。 図2は、実施例1の周波数シフト回路の構成例を示す図である。 図3は、複素乗算部の詳細構成を示す図である。 図4は、実施例2の周波数シフト回路の構成例を示す図である。 図5は、実施例3の周波数シフト回路の構成例を示す図である。 図6は、実施例4の周波数シフト回路の構成例を示す図である。 図7は、複素乗算部の詳細構成を示す図である。 図8は、実施例5の周波数シフト回路の構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する周波数シフト回路および通信装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、周波数シフト回路を備えた通信装置の実施例1の構成例を示す図である。この通信装置は、ダウンコンバータ(down converter)1とLPF(アナログフィルタ)2とADC(A/Dコンバータ)3と周波数シフト回路4−1,4−2とDTF(デジタルフィルタ)5−1,5−2を有する。本実施例においては、たとえば、W−CDMA方式の規格標準化団体3GPPにより標準化されたDC−HSDPAの信号を受信する。DC−HSDPAでは、隣り合う2つの周波数帯域(5MHz幅×2)を1台の端末(上記通信装置に相当)で同時に受信することで伝送速度を2倍にしている。そのため、上記通信装置では、受信したDC−HSDPAの信号を所定の方法で分離し、分離後の周波数帯域毎に復調処理を行う。
つづいて、本実施例の通信装置の動作を説明する。本実施例の通信装置では、たとえば、DC−HSDPAの信号を1系統のアナログ回路にて受信し、A/D変換後のデジタル信号をデジタル信号処理にて分離する。具体的には、まず、アナログ回路において、ダウンコンバータ1が受信信号を所望の周波数にダウンコンバートし、LPF2が、ダウンコンバートされた信号から所望の10MHzの周波数帯域を通過させ、ADC3に対して出力する。その後、ADC3が、受信したアナログ信号を、たとえば、10ビットの精度でデジタル信号に変換する。そして、デジタル回路において、2チャンネル分のデジタル信号をデジタル信号処理にて分離する。たとえば、チャンネル毎に設けられた周波数シフト回路4−1,4−2が、2チャンネル分のデジタル信号(10MHz)の中心周波数をそれぞれ所望の周波数(±2.5MHz)にシフトする。その後、チャンネル毎に設けられたDTF5−1,5−2が、それぞれ、所望の帯域(5MHz幅)を抽出する。
本実施例では、たとえば、上記のように2チャンネル分のデジタル信号を分離する場合は、チャンネル毎に、周波数シフト量に対応した位相回転量である回転子ωを演算する周波数シフト回路4−1,4−2を設け、それぞれの回路において個別に周波数シフトを行う。
つづいて、上記通信装置内の周波数シフト回路(4−1,4−2)について説明する。図2は、実施例1の周波数シフト回路の構成例を示す図である。図2において、実施例1の周波数シフト回路は、角度計算部11と分離テーブル番号算出部12とテーブル引き部13と複素乗算部15と下位ビット削除部16と複素乗算部17とを有する。また、テーブル引き部13は、expテーブル14−1,14−2を含む。なお、周波数シフト回路4−1と周波数シフト回路4−2は同一の構成を有するものとする。ここでは、説明の便宜上、周波数シフト回路4−1を用いて説明する。
周波数シフト回路4−1において、角度計算部11は、たとえば、符号無し25ビットのクリップ無し加算を行う加算器を有する構成とし、回転角度情報θを25ビットの精度で計算する。この加算器は、フィードバックされる回転角度情報に対しシンボル毎に固定値(角度)Δθを加算するループ演算を行う。たとえば、回転角度情報が4ビットのデジタル信号の場合は、10000が360度に相当する。上記加算器では、1111を越えた時点で自動的に10000を引いた値(360度を引いた値)0000になるので、いわゆるmod演算をする必要がない。角度計算部11では、このような加算器によるループ演算の結果として、シンボル毎に更新された25ビットの回転角度情報θを出力する。
分離テーブル番号算出部12は、角度計算部11が出力する25ビットの回転角度情報θに基づいて、各expテーブルのアドレスに相当する分離テーブル番号θ1,θ2,…,θnを算出する。ここでは、各expテーブル出力の複素乗算値がexp(2πjθ)になるように、回転角度情報θから分離テーブル番号θ1,θ2,…,θnを算出する。そのため、分離テーブル番号θ1,θ2,…,θnは、下記(2)式を満たすものとする。なお、δは、回転角度の誤差を表し、設計する際に、回転子の精度として必要な値よりも小さい値を設定する。
θ=θ1+θ2+…+θn+δ …(2)
これにより、各expテーブル出力の複素乗算値を、exp(2πjθ)にほぼ等しい値にすることができる。以下、本実施例では、一例として、分離テーブル番号がθ1,θ2の場合について説明する。
テーブル引き部13は、テーブル引きにより、expテーブル14−1,14−2から分離テーブル番号に対応するデータ(複素データ)を抽出する。expテーブル14−1,14−2には、それぞれ、分離テーブル番号θ1,θ2に対応するデータであって、各テーブルの出力の複素乗算値がexp(2πjθ)となるようなデータ(たとえば、10ビットの情報)が記憶されている。
複素乗算部15は、各テーブルの出力(10ビット)の複素乗算を行い、複素乗算値exp(2πjθ)を出力する。図3は、複素乗算部15の詳細構成を示す図である。複素乗算部15では、expテーブル14−1出力の実部(I1)とexpテーブル14−2出力の実部(I2)とを乗算し、また、expテーブル14−1出力の虚部(Q1)とexpテーブル14−2出力の虚部(Q2)とを乗算し、それぞれの乗算結果を加算する。同時に、expテーブル14−1出力の実部(I1)とexpテーブル14−2出力の虚部(Q2)とを乗算し、また、expテーブル14−2出力の実部(I2)とexpテーブル14−1出力の虚部(Q1)とを乗算し、それぞれの乗算結果を加算する。これにより、複素乗算値exp(2πjθ)の実部(I)および虚部(Q)を得る。
下位ビット削除部16は、複素乗算値exp(2πjθ)の余剰ビットを削除して回転子ωを生成する。回転子の精度は、たとえば、ADC3のビット数と同程度のビット数でよく、ここでは、一例として10ビットとする。本実施例では、下位ビット削除部16は、たとえば、複素乗算値exp(2πjθ)の下位ビットを削除し、10ビットを残す処理を行う。
複素乗算部17は、下位ビット削除部16により生成された回転子ωを、たとえば、ADC3が出力する上記2チャンネル分のデジタル信号に乗算することにより、周波数シフトを行う。
ここで、分離テーブル番号算出部12による処理の一例を具体的に説明する。なお、本実施例では、説明の便宜上、一周の回転角度情報をθ=0,1,…255で表現し、さらにδ=0とする場合について説明するが、その限りではない。
この場合、たとえば、従来のように1つのテーブルからexp(2πjθ)を求めることとすると、このテーブルには、回転角度情報θの値に対応する256個の情報を保持することとなる。一方、本実施例では、たとえば、図2に示すように、テーブルを2つ(expテーブル14−1,14−2に相当)に分離する。具体的には、たとえば、5つおきのθ1(θ1=0,5,10,…,255)に対応するデータを取り出し可能なexpテーブル14−1と、θ2=0,1,2,…,10に対応するデータを取り出し可能なexpテーブル14−2、に分離する。すなわち、expテーブル14−1には粗い回転角度に対応するデータを記憶しておき、expテーブル14−2には、expテーブル14−1よりも細かい回転角度(微小回転角度)に対応するデータを記憶しておく。そして、分離テーブル番号算出部12は、各expテーブルの出力の複素乗算値がexp(2πjθ)となるように、任意のθについて、θ=θ1+θ2を満たすθ1とθ2を選択して出力する。たとえば、θ=22に対応するexp(2πjθ)をテーブル引きする場合には、分離テーブル番号算出部12は、θ1とθ2の組み合わせとして、「θ1=20,θ2=2」または「θ1=15,θ2=7」を選択して出力する。このようなテーブル構成とすることにより、本実施例では、テーブルに記憶しておく情報の総数を「52+11=63」個とすることができ、上記1つのテーブルの場合の情報総数(256個)と比較して、情報量を抑えることができる。
上述してきたように、本実施例では、回転子ωを求めるためのexpテーブルを複数に分離し、各expテーブル出力の複素乗算値がexp(2πjθ)になるように、回転角度情報θから分離テーブル番号θ1,θ2,…,θnを算出することとした。そして、各expテーブル出力の複素乗算値exp(2πjθ)に基づいて回転子ωを生成することとした。これにより、expテーブルに記憶する情報量を低減させることができ、テーブル容量を小さくすることができるので、従来の周波数シフト回路よりも小さい回路規模で周波数シフトを実現できる。
図4は、実施例2の周波数シフト回路の構成例を示す図である。なお、図4において、前述した実施例1の図2と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施例の通信装置は、実施例1の図1と比較して、周波数シフト回路の内部構成のみが異なっており、それ以外の構成は図1と同様である。また、複素乗算部15の内部構成についても、前述した実施例1の図3と同様である。本実施例では、前述した実施例1と異なる構成および動作について説明する。
前述した実施例1では、分離テーブル番号θ1とθ2を選択する場合に、その組み合わせが複数通り存在する場合(たとえば、θ=22の場合は「θ1=20,θ2=2」または「θ1=15,θ2=7」等)があった。そこで、本実施例では、θ1とθ2の組み合わせが唯一となるように、効率的にexpテーブルを作成する。これにより、さらに小さい回路規模で周波数シフトを実現する。
本実施例の周波数シフト回路の分離テーブル番号算出部12aは、下記の式(3),式(4)により分離テーブル番号θ1,θ2を求める。なお、A,Bは自然数であり、「A>B」を満たすものとする。また、floorは、引数を超えない最大の整数を求める関数である(正の数では小数点以下切捨てと同等)。
θ1=floor(θ/A) …(3)
θ2=floor((θ mod A)/B) …(4)
すなわち、本実施例の分離テーブル番号算出部12aは、各expテーブルの出力の複素乗算値がexp(2πjθ)となるように、任意のθについて上記(3)式および(4)式を計算し、θ=Aθ1+Bθ2+δを満たすθ1とθ2を出力する。なお、δの最大値は「B−1」となる。
ここで、分離テーブル番号算出部12aによる処理の一例を具体的に説明する。たとえば、実施例1と同様の条件(θ=0,1,…255,δ=0)において、A=5,B=1とした場合に、分離テーブル番号算出部12aが上記(3)式および(4)式を実行すると、それぞれ、θ1は「0,1,2,…,51」、θ2は「1,2,3,4」となる。しがたって、たとえばθ=22に対応するexp(2πjθ)を算出する場合、分離テーブル番号算出部12aは、θ1=4(Aθ1=20),θ2=2(Bθ2=2)を出力する。すなわち、θ1とθ2の組み合わせは一通りとなる。
また、テーブル引き部13aは、テーブル引きにより、expテーブル14a−1,14a−2から分離テーブル番号に対応するデータ(複素データ)を抽出する。expテーブル14a−1,14a−2には、それぞれ、分離テーブル番号θ1,θ2に対応するデータであって、各テーブルの出力の複素乗算値がexp(2πjθ)となるようなデータ(たとえば、10ビットの情報)、が記憶されている。具体的には、expテーブル14a−1には、回転角度情報Aθ1に対応したデータであるexp(2πjθ1A/226)が記憶されている。また、expテーブル14a−2には、回転角度情報Bθ2に対応したデータであるexp(2πjθ2B/226)が記憶されている。すなわち、expテーブル14a−1には、粗い回転角度に対応するデータが記憶され、expテーブル14a−2には、expテーブル14a−1よりも細かい回転角度(微小回転角度)に対応する値が記憶される。
以上のように、本実施例では、分離テーブル番号算出部12aが上記(3)式および(4)式を実行する構成とした。これにより、θ1とθ2の組み合わせが唯一となり、効率的にexpテーブルを作成することができるので、実施例1よりもさらに小さい回路規模で周波数シフトを実現できる。
図5は、実施例3の周波数シフト回路の構成例を示す図である。なお、図5において、前述した実施例1の図2または実施例2の図4と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施例の通信装置は、図1と比較して、周波数シフト回路の内部構成のみが異なっており、それ以外の構成は図1と同様である。また、複素乗算部15の内部構成についても、前述した図3と同様である。本実施例では、前述した実施例1,2と異なる構成および動作について説明する。
本実施例では、回転角度情報θに対応するデジタル値を所望のビット数単位で区切ることにより、分離テーブル番号θ1,θ2を生成することとした。これにより、上記(3)式および(4)式の演算処理を削除することができ、回路構成をさらに簡略化することができる。
たとえば、それぞれ6ビットの分離テーブル番号θ1,θ2を生成する場合、分離テーブル番号算出部12bでは、ビット抽出部21bが、25ビットの回転角度情報θ(任意のθ)から上位6ビットを抽出し、それを分離テーブル番号θ1として出力する。この6ビットの分離テーブル番号θ1は「粗い回転角度」に対応した値である。また、分離テーブル番号算出部12bでは、ビット抽出部22bが、25ビットの回転角度情報θから、上記上位6ビットの次の6ビットを抽出し、それを分離テーブル番号θ2として出力する。この6ビットの分離テーブル番号θ2は、上記「粗い回転角度」よりも細かい回転角度(微小回転角度)に対応した値である。これらの処理は、前述した(3)式および(4)式のAを219とし、前述した(4)式のBを213とした場合と等化である。なお、本実施例では、一例として、分離テーブル番号θ1,θ2がそれぞれ6ビットの場合について説明したが、これに限らず、所望のビット数の分離テーブル番号を抽出可能である。
また、テーブル引き部13bは、テーブル引きにより、expテーブル14b−1,14b−2から分離テーブル番号に対応するデータ(複素データ)を抽出する。expテーブル14b−1,14b−2には、それぞれ、分離テーブル番号θ1,θ2に対応するデータであって、各テーブルの出力の複素乗算値がexp(2πjθ)となるようなデータ(たとえば、10ビットの情報)、が記憶されている。具体的には、expテーブル14b−1には、分離テーブル番号θ1に対応したデータであるexp(2πjθ1/26)が記憶されている。また、expテーブル14b−2には、分離テーブル番号θ2に対応したデータであるexp(2πjθ2/26/26)が記憶されている。すなわち、expテーブル14b−1には、粗い回転角度に対応する値が記憶され、expテーブル14b−2には、微小回転角度に対応する値が記憶される。
以上のように、本実施例では、分離テーブル番号算出部12bが、前述した(3)式および(4)式を実行することなく、任意のθから所望のビットを抽出して分離テーブル番号θ1,θ2を生成する構成とした。これにより、実施例2よりもさらに効率的にexpテーブルを作成することができるので、さらに小さい回路規模で周波数シフトを実現できる。また、(3)式および(4)式を実行しない構成としたので、実施例2よりも演算量を低減することができる。
なお、本実施例では、任意のθから所望のビットを抽出する手法として、上位ビットから順に所望のビット数を抽出したが、これに限らず、たとえば、奇数ビットと偶数ビットを抽出する方法でも同様の効果を得ることができる。
図6は、実施例4の周波数シフト回路の構成例を示す図である。なお、図6において、前述した実施例3の図5と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施例の通信装置は、図1と比較して、周波数シフト回路の内部構成のみが異なっており、それ以外の構成は図1と同様である。本実施例では、前述した実施例3と異なる構成および動作について説明する。
実施例3においては、expテーブル14b−2に、分離テーブル番号θ2に対応したexp(2πjθ2/26/26)が記憶されているが、上記「微小回転角度」が十分に小さい場合には、expテーブル14b−2のテーブルサイズを減らすことができる。具体的には、近似により、微小回転角度に対応した「exp(2πjθ2/26/26)」の値の実部を“1”とすることができる。そこで、本実施例の周波数シフト回路では、テーブル引き部13bの代わりにテーブル引き部13cを配置し、expテーブル14b−2の代わりにexpテーブル14c−2を配置する構成とした。expテーブル14c−2には、「1+2πjθ2/64/64」を記憶する。これにより、情報量が1/2(実部が不要)となるので、テーブルサイズを1/2にすることができる。
また、上記近似により、微小回転角度に対応した「exp(2πjθ2/26/26)」の値の実部を“1”としたので、本実施例では、複素乗算部の回路規模を削減することも可能となる。図7は、複素乗算部15cの詳細構成を示す図である。本実施例の複素乗算部15cでは、expテーブル14b−1出力の虚部(Q1)とexpテーブル14c−2出力の虚部(Q2)とを乗算し、この乗算結果とexpテーブル14b−1出力の実部(I1)とを加算する。同時に、expテーブル14b−1出力の実部(I1)とexpテーブル14c−2出力の虚部(Q2)とを乗算し、この乗算結果とexpテーブル14b−1出力の虚部(Q1)とを加算する。これにより、複素乗算値exp(2πjθ)の実部(I)および虚部(Q)を得る。このように、本実施例では、上記近似により、実施例3の複素乗算部15よりも乗算器の数を1/2に減らすことができる。
以上のように、本実施例では、近似により、微小回転角度に対応したexp(・)の値の実部を“1”にすることとした。これにより、大幅に情報量を削減することができるので、実施例3よりもさらに小さい回路規模で周波数シフトを実現できる。
また、本実施例においては、expテーブル14c−2に「1+2πjθ2/64/64」を記憶することとしたが、このデータの虚部は、小さな値がならぶことになるため、上位ビットは削除可能である(たとえば、10ビット→5ビット)。なお、この例では、図7のQ2は5ビットとなる。これにより、expテーブル14c−2のテーブルサイズをさらに小さくすることができる。また、expテーブル14c−2出力の上位ビットの削除により、さらに複素乗算部15cの回路規模も削減可能となる。
なお、本実施例においては、近似により、実施例3のexpテーブル14b−2に記憶されたexp(・)の実部を“1”にすることとしたが、これに限らず、この近似は、微小回転角度が十分に小さい場合には実施例1および2に対しても適用可能である。また、上記近似を適用した場合には、「1+2πjθ2/64/64」の虚部の上位ビットを削除する処理を、実施例1および2に対して適用することも可能である。
図8は、実施例5の周波数シフト回路の構成例を示す図である。なお、図8において、前述した実施例4の図6と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施例の通信装置は、図1と比較して、周波数シフト回路の内部構成のみが異なっており、それ以外の構成は図1と同様である。また、複素乗算部15cの内部構成についても、前述した図7と同様である。本実施例では、前述した実施例1〜4と異なる構成および動作について説明する。
たとえば、実施例4では、近似によりexp(・)の実部を“1”としたが、expテーブル14c−2には虚部のデータが残っている。一方で、expテーブル14c−2の情報は「1+角度」で近似した情報であるため、この角度の単位(ラジアン)と回転角度情報の内部表現の単位とが同じであれば、その回転角度情報をそのままexpテーブル14c−2の虚部の情報として使用できる。そこで、本実施例では、シンボル毎に算出する回転角度情報の内部表現の単位をラジアンとする。具体的には、角度計算部11dは、たとえば、巡回加算を行う第1の加算器と、第1の加算器の出力が2πを越えたかどうかを判断して所定の加算処理を行う第2の加算器とを有する。第1の加算器は、フィードバックされる回転角度情報に対しシンボル毎に固定値(角度)2πΔθを加算するループ演算を行う。第2の加算器は、第1の加算器の出力が2πを超えていない場合には第1の加算器の出力をそのまま出力し、2πを超えている場合には第1の加算器の出力に−2πを加算して出力する。これらの処理により、角度計算部11dは、回転角度情報2πθを25ビットの精度で計算する。これにより、回転角度情報2πθがそのまま上記expテーブル14c−2の虚部の情報として使用できるので、本実施例では、expテーブル14c−2自体を削除することができる。すなわち、本実施例のテーブル引き部13dは、expテーブル14b−1のみを有する構成とする。なお、本実施例において、図7のQ2は、6ビット(θ2の虚部に対応)となる。
以上のように、本実施例では、シンボル毎に算出する回転角度情報の内部表現の単位をラジアンとする。これにより、シンボル毎に算出する回転角度情報がそのまま上記expテーブル14c−2の虚部の情報として使用できるので、expテーブル14c−2自体を削除でき、さらに小さい回路規模で周波数シフトを実現できる。
1 ダウンコンバータ(down converter)
2 LPF(アナログフィルタ)
3 ADC(A/Dコンバータ)
4−1,4−2 周波数シフト回路
5−1,5−2 DTF(デジタルフィルタ)
11,11d 角度計算部
12,12a,12b 分離テーブル番号算出部
13,13a,13b,13c,13d テーブル引き部
14−1,14−2,14a−1,14a−2,14b−1,14b−2,14c−2 expテーブル
15,15c 複素乗算部
16 下位ビット削除部
17 複素乗算部
21b,22b ビット抽出部

Claims (8)

  1. ある位相回転量に対応する回転子を用いて入力信号の周波数シフトを行う周波数シフト回路において、
    互いに粗さが異なる回転角度に対応した複数の複素データを記憶する複数のテーブルを有し、アドレス情報に基づいてテーブル毎に複素データを出力するテーブル引き部と、
    前記テーブル引き部から出力されたテーブル毎の複素データを複素乗算する複素乗算部と、
    複素乗算結果に基づく位相回転量に対応した回転子を生成する生成部と、
    回転角度情報θに基づいて、前記複素乗算結果がexp(2πjθ)になるように、テーブル毎に前記アドレス情報を算出する算出部と、
    を有する、
    ことを特徴とする周波数シフト回路。
  2. 前記アドレス情報はテーブル番号であり、
    前記テーブル引き部は、
    所定の精度で算出された1周分の回転角度情報のうちの、第1の回転角度毎の回転角度情報に対応する複素データが記憶された第1のテーブルと、
    前記第1の回転角度よりも細かい第2の回転角度毎の回転角度情報に対応する複素データが記憶された第2のテーブルと、
    を有し、
    前記算出部は、前記テーブル番号として、前記回転角度情報θに応じて、前記第1の回転角度毎の回転角度情報のいずれか1つと、前記第2の回転角度毎の回転角度情報のいずれか1つを算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の周波数シフト回路。
  3. 前記算出部は、前記回転角度情報θの除算と剰余計算を利用して前記テーブル番号を算出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の周波数シフト回路。
  4. 前記算出部は、前記回転角度情報θに対応するデジタル値の上位ビットから順に所望のビット数のデジタル値を抽出することにより、前記テーブル番号を生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の周波数シフト回路。
  5. 近似により、前記第2の回転角度毎の回転角度情報に対応する複素データの実部を1とする、
    ことを特徴とする請求項2、3または4に記載の周波数シフト回路。
  6. さらに、前記第2の回転角度毎の回転角度情報に対応する複素データの虚部に対応するデジタル値について、0がならぶ上位ビットを削除する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の周波数シフト回路。
  7. さらに、
    前記回転角度情報θとして、弧度法による角度で表現された回転角度情報を所定の精度で算出することとし、当該弧度法による角度で表現された回転角度情報を前記第2のテーブル出力の虚部の値として用い、
    前記生成部は、前記回転角度情報θについて、前記第1のテーブルから出力された複素データと、前記弧度法による角度で表現された回転角度情報とを複素乗算し、複素乗算結果に基づいて回転子を生成する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の周波数シフト回路。
  8. 2つの周波数帯域の信号を、1系統のアナログ回路にて受信し、その後、デジタル回路にて分離する通信装置であって、
    前記アナログ回路が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    A/D変換後のデジタル信号に対して、分離すべき周波数帯域の信号毎に周波数シフトを行う、2つの周波数シフト回路と、
    前記周波数シフト回路毎に設けられ、周波数シフト後の信号から前記分離すべき周波数帯域の信号を抽出する、2つのデジタルフィルタと、
    を有し、
    前記周波数シフト回路が、
    互いに粗さが異なる回転角度に対応した複数の複素データを記憶する複数のテーブルを有し、アドレス情報に基づいてテーブル毎に複素データを出力するテーブル引き部と、
    前記テーブル引き部から出力されたテーブル毎の複素データを複素乗算する複素乗算部と、
    複素乗算結果に基づく位相回転量に対応した回転子を生成する生成部と、
    回転角度情報θに基づいて、前記複素乗算結果がexp(2πjθ)になるように、テーブル毎に前記アドレス情報を算出する算出部と、
    を有し、
    ある位相回転量に対応する回転子を用いて入力信号の周波数シフトを行う、
    ことを特徴とする通信装置。
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